JPH08256147A - 遠隔障害監視システム - Google Patents
遠隔障害監視システムInfo
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- JPH08256147A JPH08256147A JP7059542A JP5954295A JPH08256147A JP H08256147 A JPH08256147 A JP H08256147A JP 7059542 A JP7059542 A JP 7059542A JP 5954295 A JP5954295 A JP 5954295A JP H08256147 A JPH08256147 A JP H08256147A
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- alarm
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- alarm generation
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明はタンデム接続された各局で発生した障
害がどの局で発生したものであるかを正確に検出するこ
とができる遠隔障害監視システムを提供することを目的
とする。 【構成】親局1の局状態収集手段13が、自局及び下位
局で検出された警報検出情報を収集し、この警報検出情
報より、障害発生判定手段14がどの局でどの時刻に警
報が発生し、どれだけの時間継続したかを所定の単位時
間毎に求め、この求められた警報発生パターンを履歴管
理手段15に単位時間毎にテーブル化して記憶すると共
に、警報発生パターンにおいて最小及びこの次に小の単
位時間の警報発生パターンの中から最下位局を障害発生
局として判定するように構成する。
害がどの局で発生したものであるかを正確に検出するこ
とができる遠隔障害監視システムを提供することを目的
とする。 【構成】親局1の局状態収集手段13が、自局及び下位
局で検出された警報検出情報を収集し、この警報検出情
報より、障害発生判定手段14がどの局でどの時刻に警
報が発生し、どれだけの時間継続したかを所定の単位時
間毎に求め、この求められた警報発生パターンを履歴管
理手段15に単位時間毎にテーブル化して記憶すると共
に、警報発生パターンにおいて最小及びこの次に小の単
位時間の警報発生パターンの中から最下位局を障害発生
局として判定するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遠隔障害監視システムに
関する。この遠隔障害監視システムは、タンデム接続さ
れた複数の局における送受信系装置の故障又は伝送路の
障害による警報を各局を介して上位局方向に伝達し、最
上位局の親局でどの局で障害が発生したかを検知し、保
守者が監視を行う監視装置へ伝送するものであり、多重
無線伝送システム等の障害監視に用いられる。
関する。この遠隔障害監視システムは、タンデム接続さ
れた複数の局における送受信系装置の故障又は伝送路の
障害による警報を各局を介して上位局方向に伝達し、最
上位局の親局でどの局で障害が発生したかを検知し、保
守者が監視を行う監視装置へ伝送するものであり、多重
無線伝送システム等の障害監視に用いられる。
【0002】
【従来の技術】図12は遠隔障害監視システムの一構成
例を示す図である。この図に示す遠隔障害監視システム
は、第1局1〜第7局7がタンデム接続された複数の伝
送経路101 ,102 ,…,10N が、保守者が障害監
視を行う監視装置11に接続され構成されている。監視
装置11に直接接続される各伝送経路101 〜10N の
◎で示す第1局が最上位局の親局である。
例を示す図である。この図に示す遠隔障害監視システム
は、第1局1〜第7局7がタンデム接続された複数の伝
送経路101 ,102 ,…,10N が、保守者が障害監
視を行う監視装置11に接続され構成されている。監視
装置11に直接接続される各伝送経路101 〜10N の
◎で示す第1局が最上位局の親局である。
【0003】各局或いは伝送路で障害が発生すると、こ
の障害に応じた警報が各局を介して上位局方向に伝達さ
れると共に各局毎に検出され、この検出時間を付加した
警報検出情報が親局へ伝送される。そして、親局で警報
検出情報よりその障害がどの局で発生したかが判定さ
れ、この判定結果が監視装置11へ送出されるようにな
っている。
の障害に応じた警報が各局を介して上位局方向に伝達さ
れると共に各局毎に検出され、この検出時間を付加した
警報検出情報が親局へ伝送される。そして、親局で警報
検出情報よりその障害がどの局で発生したかが判定さ
れ、この判定結果が監視装置11へ送出されるようにな
っている。
【0004】例えば、伝送経路101 の第4局4の送受
信系装置又は第4局4〜第5局5間の伝送路で障害が発
生したとする。その障害による警報は直ちに、第3局
3、第2局2及び第1局1に伝達されると共に、各局
4,3,2,1で例えば1秒毎に検出され、この検出時
間が付加された警報検出情報が親局である第1局1へ伝
送される。
信系装置又は第4局4〜第5局5間の伝送路で障害が発
生したとする。その障害による警報は直ちに、第3局
3、第2局2及び第1局1に伝達されると共に、各局
4,3,2,1で例えば1秒毎に検出され、この検出時
間が付加された警報検出情報が親局である第1局1へ伝
送される。
【0005】そして、親局1で、最も早い検出時間で障
害が発生している局が障害発生局であると判定される
か、或いは同一検出時間で障害が発生している局のうち
最下位局が障害発生局であると判定され、この判定結果
が監視装置11へ送出される。また、障害情報は、障害
が復旧するまでの間、1秒毎に検出され親局1へ伝送さ
れ続ける。
害が発生している局が障害発生局であると判定される
か、或いは同一検出時間で障害が発生している局のうち
最下位局が障害発生局であると判定され、この判定結果
が監視装置11へ送出される。また、障害情報は、障害
が復旧するまでの間、1秒毎に検出され親局1へ伝送さ
れ続ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来例のように親局1で障害発生局の判定を行った際に、
各局1〜7が各々所有する時計に誤差があった場合、警
報検出時間に誤差が生じ、障害発生/復旧局を正確に求
めることができない問題があった。
来例のように親局1で障害発生局の判定を行った際に、
各局1〜7が各々所有する時計に誤差があった場合、警
報検出時間に誤差が生じ、障害発生/復旧局を正確に求
めることができない問題があった。
【0007】例えば、上述したように第4局4で障害が
発生したにも係わらず、第3局3の時計が第4局4の時
計よりも進んでおり、その障害による警報の検出時間が
第3局3の方が第4局4よりも早い場合、親局1では第
3局3で障害が発生したと判定してしまう。
発生したにも係わらず、第3局3の時計が第4局4の時
計よりも進んでおり、その障害による警報の検出時間が
第3局3の方が第4局4よりも早い場合、親局1では第
3局3で障害が発生したと判定してしまう。
【0008】一方、障害が復旧した場合も、第3局3の
方が復旧を早く検出するので親局1における判定が誤る
ことになる。このような判定の誤りは、時計の誤差だけ
でなく、各局間の警報の伝達速度の差、各局が警報を検
出する際のタイミングの違いによっても生じる。
方が復旧を早く検出するので親局1における判定が誤る
ことになる。このような判定の誤りは、時計の誤差だけ
でなく、各局間の警報の伝達速度の差、各局が警報を検
出する際のタイミングの違いによっても生じる。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、タンデム接続された各局で発生した障害が
どの局で発生したものであるかを正確に検出することが
できる遠隔障害監視システムを提供することを目的とし
ている。
ものであり、タンデム接続された各局で発生した障害が
どの局で発生したものであるかを正確に検出することが
できる遠隔障害監視システムを提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の遠隔障害
監視システムの原理図を示す。この遠隔障害監視システ
ムは、タンデム接続された複数の局における送受信系装
置の障害又は伝送路の障害による警報を各局を介して上
位局方向に伝達し、最上位局の親局でどの局で障害が発
生したかを判定するものである。
監視システムの原理図を示す。この遠隔障害監視システ
ムは、タンデム接続された複数の局における送受信系装
置の障害又は伝送路の障害による警報を各局を介して上
位局方向に伝達し、最上位局の親局でどの局で障害が発
生したかを判定するものである。
【0011】本発明の特徴は、前記した親局1に、自局
での検出及び下位局で検出され送信されてきた、警報検
出時間及び検出局固有番号より成る警報検出情報を収集
する局状態収集手段13と、この局状態収集手段13で
収集された警報検出情報より、どの局でどの時刻に警報
が検出され、この検出された警報がどれだけの時間継続
したかを所定の単位時間毎に求め、この求められた警報
発生パターンにおいて最小及びこの次に小の単位時間の
警報発生パターンの中から最下位局を障害発生局として
判定する障害発生判定手段14と、障害発生判定手段1
4で求められた警報発生パターンを、単位時間毎にテー
ブル化して記憶管理する履歴管理手段15とを具備して
構成したことにある。
での検出及び下位局で検出され送信されてきた、警報検
出時間及び検出局固有番号より成る警報検出情報を収集
する局状態収集手段13と、この局状態収集手段13で
収集された警報検出情報より、どの局でどの時刻に警報
が検出され、この検出された警報がどれだけの時間継続
したかを所定の単位時間毎に求め、この求められた警報
発生パターンにおいて最小及びこの次に小の単位時間の
警報発生パターンの中から最下位局を障害発生局として
判定する障害発生判定手段14と、障害発生判定手段1
4で求められた警報発生パターンを、単位時間毎にテー
ブル化して記憶管理する履歴管理手段15とを具備して
構成したことにある。
【0012】
【作用】上述した本発明によれば、親局1の局状態収集
手段13が、自局及び下位局で検出された警報検出情報
を収集し、この警報検出情報より、障害発生判定手段1
4がどの局でどの時刻に警報が発生し、どれだけの時間
継続したかを所定の単位時間毎に求め、この求められた
警報発生パターンを履歴管理手段15に単位時間毎にテ
ーブル化して記憶すると共に、警報発生パターンにおい
て最小及びこの次に小の単位時間の警報発生パターンの
中から最下位局を障害発生局として判定する。
手段13が、自局及び下位局で検出された警報検出情報
を収集し、この警報検出情報より、障害発生判定手段1
4がどの局でどの時刻に警報が発生し、どれだけの時間
継続したかを所定の単位時間毎に求め、この求められた
警報発生パターンを履歴管理手段15に単位時間毎にテ
ーブル化して記憶すると共に、警報発生パターンにおい
て最小及びこの次に小の単位時間の警報発生パターンの
中から最下位局を障害発生局として判定する。
【0013】従って、各局の自時計の時間ずれによって
障害発生局よりも上位局でその障害による警報が早く検
出され、その早く検出した局で障害が発生したように情
報が親局1に送られてきても、真の障害発生局を判定す
ることができる。
障害発生局よりも上位局でその障害による警報が早く検
出され、その早く検出した局で障害が発生したように情
報が親局1に送られてきても、真の障害発生局を判定す
ることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図2は本発明の一実施例による遠隔障害
監視システムにおける親局のブロック構成図である。
いて説明する。図2は本発明の一実施例による遠隔障害
監視システムにおける親局のブロック構成図である。
【0015】図2に符号1で示す親局は、従来例の説明
で引用した図12に示す遠隔障害監視システムにおける
第1局1に該当するものであり、本発明の特徴は、図2
に示すように、親局1に、局状態収集部13と、障害発
生判定部14と、履歴管理部15とを設けて構成した点
にある。また、符号16は親局1の時計(自局時計)で
ある。
で引用した図12に示す遠隔障害監視システムにおける
第1局1に該当するものであり、本発明の特徴は、図2
に示すように、親局1に、局状態収集部13と、障害発
生判定部14と、履歴管理部15とを設けて構成した点
にある。また、符号16は親局1の時計(自局時計)で
ある。
【0016】局状態収集部13は、自局の警報検出情報
を収集すると共に、下位局2〜7(図12参照)から送
信されてきた警報検出情報を収集し、これら収集した警
報検出情報を障害発生判定部14へ通知するものであ
る。また、自局時計16に下位局2〜7の時計を合わせ
る時刻補正を行うため、自局時計16の時刻を下位局2
〜7へ一定周期毎に通知する。但し、警報検出情報は、
局が警報を検出した時間を示す時刻情報と局の固有番号
である局番号とを含んでいる。
を収集すると共に、下位局2〜7(図12参照)から送
信されてきた警報検出情報を収集し、これら収集した警
報検出情報を障害発生判定部14へ通知するものであ
る。また、自局時計16に下位局2〜7の時計を合わせ
る時刻補正を行うため、自局時計16の時刻を下位局2
〜7へ一定周期毎に通知する。但し、警報検出情報は、
局が警報を検出した時間を示す時刻情報と局の固有番号
である局番号とを含んでいる。
【0017】障害発生判定部14は、局状態収集部13
から通知された警報検出情報より、所定の単位時間毎
に、どの局で何時何分何秒に警報が発生し、この発生し
た警報がどれだけの時間継続したかを求め、この求めら
れた警報発生パターンより障害発生局を判定するもので
ある。
から通知された警報検出情報より、所定の単位時間毎
に、どの局で何時何分何秒に警報が発生し、この発生し
た警報がどれだけの時間継続したかを求め、この求めら
れた警報発生パターンより障害発生局を判定するもので
ある。
【0018】履歴管理部15は、障害発生判定部14で
求められた警報発生パターンを、図3に示す警報発生パ
ターンテーブル18に記憶するものである。警報発生パ
ターンテーブル18は、単位時間TT、警報発生局番n
n、警報発生時間HH(時):MM(分):SS(秒)
及び警報継続時間hh(時):mm(分):ss(秒)
から構成される。
求められた警報発生パターンを、図3に示す警報発生パ
ターンテーブル18に記憶するものである。警報発生パ
ターンテーブル18は、単位時間TT、警報発生局番n
n、警報発生時間HH(時):MM(分):SS(秒)
及び警報継続時間hh(時):mm(分):ss(秒)
から構成される。
【0019】但し、単位時間TTは、10秒単位毎の時
間を示すものであり、「0〜9」秒の00秒台、「10
〜19」秒の10秒台、「20〜29」秒の20秒台、
…であることを示す。
間を示すものであり、「0〜9」秒の00秒台、「10
〜19」秒の10秒台、「20〜29」秒の20秒台、
…であることを示す。
【0020】即ち、警報発生パターンテーブル18は、
10秒単位毎に警報発生局番nn、警報発生時間HH:
MM:SS及び警報継続時間hh:mm:ssを示すも
のが多数存在する。
10秒単位毎に警報発生局番nn、警報発生時間HH:
MM:SS及び警報継続時間hh:mm:ssを示すも
のが多数存在する。
【0021】次に、局状態収集部13が収集した警報検
出情報から障害発生判定部14が警報発生パターンを求
め、警報発生パターンテーブル18に記憶する場合の動
作を図4に示すフローチャートを参照して説明する。
出情報から障害発生判定部14が警報発生パターンを求
め、警報発生パターンテーブル18に記憶する場合の動
作を図4に示すフローチャートを参照して説明する。
【0022】但し、局番は、上位局に行く程小さくなっ
ているものとし、ここでは図12に示す符号1〜7と同
様であるとする。また、初期状態では警報発生パターン
テーブル18の警報発生局番nnは「0」となってお
り、警報発生時間HH:MM:SS及び警報継続時間h
h:mm:ssは全て「0」となっている。
ているものとし、ここでは図12に示す符号1〜7と同
様であるとする。また、初期状態では警報発生パターン
テーブル18の警報発生局番nnは「0」となってお
り、警報発生時間HH:MM:SS及び警報継続時間h
h:mm:ssは全て「0」となっている。
【0023】図4に示すステップS1において、まず、
親局1の局状態収集部13が下位局2〜7の警報検出情
報を受信して収集すると共に自局の警報検出情報を収集
し、障害発生判定部14へ通知する。
親局1の局状態収集部13が下位局2〜7の警報検出情
報を受信して収集すると共に自局の警報検出情報を収集
し、障害発生判定部14へ通知する。
【0024】例えば、図12に示す第4局4の送受信系
装置又は第4局4〜第5局5間の伝送路で障害が発生し
たとすると、その障害による警報が直ちに、第3局3、
第2局2及び親局1に伝達されると共に、各局4,3,
2で警報が検出され、この検出された警報検出情報が親
局1の局状態収集部13で収集され、更に親局1の警報
検出情報も局状態収集部13で収集される。
装置又は第4局4〜第5局5間の伝送路で障害が発生し
たとすると、その障害による警報が直ちに、第3局3、
第2局2及び親局1に伝達されると共に、各局4,3,
2で警報が検出され、この検出された警報検出情報が親
局1の局状態収集部13で収集され、更に親局1の警報
検出情報も局状態収集部13で収集される。
【0025】そして、局状態収集部13で収集された警
報検出情報が障害発生判定部14へ通知される。この通
知される警報検出情報の一例を図5に表で示す。図5に
示すHH(時):MM(分):02(秒)〜HH:M
M:33は時刻情報であり、親局1及び各局2〜7にお
ける警報の検出時刻を示す。
報検出情報が障害発生判定部14へ通知される。この通
知される警報検出情報の一例を図5に表で示す。図5に
示すHH(時):MM(分):02(秒)〜HH:M
M:33は時刻情報であり、親局1及び各局2〜7にお
ける警報の検出時刻を示す。
【0026】●は警報データを示す記号であり、例えば
最上位位置の●は時刻HH:MM:08に局2が警報を
検出したことを示し、その下の2つの●は、時刻HH:
MM:09に局2と3が警報を検出したことを示す。
最上位位置の●は時刻HH:MM:08に局2が警報を
検出したことを示し、その下の2つの●は、時刻HH:
MM:09に局2と3が警報を検出したことを示す。
【0027】即ち、ステップS1では、最初に局2が時
刻HH:MM:08に警報を検出したことを示す警報検
出情報が局状態収集部13で収集され、障害発生判定部
14へ通知される。
刻HH:MM:08に警報を検出したことを示す警報検
出情報が局状態収集部13で収集され、障害発生判定部
14へ通知される。
【0028】次に、ステップS2において、障害発生判
定部14が、履歴管理部15の、局状態収集部13より
通知された時刻情報に対応する単位時間TTの警報発生
パターンテーブル18から、警報発生局番nnを読み出
す。
定部14が、履歴管理部15の、局状態収集部13より
通知された時刻情報に対応する単位時間TTの警報発生
パターンテーブル18から、警報発生局番nnを読み出
す。
【0029】先のステップS1で通知された時刻情報は
HH:MM:08なので、この時刻に対応する「00」
秒台の警報発生局番nnが読み出される。この場合、警
報発生局番nnは初期値のものなので、局番0が読み出
される。
HH:MM:08なので、この時刻に対応する「00」
秒台の警報発生局番nnが読み出される。この場合、警
報発生局番nnは初期値のものなので、局番0が読み出
される。
【0030】次に、ステップS3において、ステップS
1で収集された今回の局番(今回局番)とステップS2
で読み出された局番(読出局番)とが比較される。この
比較結果において、今回局番が読出局番よりも大きけれ
ば、ステップS4において、ステップS1で今回収集さ
れた警報検出情報の局番及び時刻情報が、ステップS2
で局番が読み出された警報発生パターンテーブル18の
警報発生局番nn及び警報発生時間HH:MM:SSの
欄に書き込まれ、この後、ステップS6において警報検
出情報の受信待ち状態となる。
1で収集された今回の局番(今回局番)とステップS2
で読み出された局番(読出局番)とが比較される。この
比較結果において、今回局番が読出局番よりも大きけれ
ば、ステップS4において、ステップS1で今回収集さ
れた警報検出情報の局番及び時刻情報が、ステップS2
で局番が読み出された警報発生パターンテーブル18の
警報発生局番nn及び警報発生時間HH:MM:SSの
欄に書き込まれ、この後、ステップS6において警報検
出情報の受信待ち状態となる。
【0031】今回局番が読出局番と同じであれば、ステ
ップS5において、ステップS2で局番が読み出された
警報発生パターンテーブル18の警報継続時間hh:m
m:ssが更新され、この後、ステップS6において警
報検出情報の受信待ち状態となる。
ップS5において、ステップS2で局番が読み出された
警報発生パターンテーブル18の警報継続時間hh:m
m:ssが更新され、この後、ステップS6において警
報検出情報の受信待ち状態となる。
【0032】今回局番が読出局番よりも小さければ、ス
テップS6において警報検出情報の受信待ち状態とな
る。即ち、現時点でのステップS3においては、ステッ
プS1で収集された今回局番2と、ステップS2で読み
出された読出局番0とが比較される。この比較結果は今
回局番2の方が大きいので、ステップS4において、今
回収集された警報検出情報の局番2及び時刻情報HH:
MM:08が、ステップS2で局番が読み出された単位
時間「00」秒台の警報発生パターンテーブルの警報発
生局番nn及び警報発生時間HH:MM:SSの欄に、
図6に符号L1の欄に示すように書き込まれる。
テップS6において警報検出情報の受信待ち状態とな
る。即ち、現時点でのステップS3においては、ステッ
プS1で収集された今回局番2と、ステップS2で読み
出された読出局番0とが比較される。この比較結果は今
回局番2の方が大きいので、ステップS4において、今
回収集された警報検出情報の局番2及び時刻情報HH:
MM:08が、ステップS2で局番が読み出された単位
時間「00」秒台の警報発生パターンテーブルの警報発
生局番nn及び警報発生時間HH:MM:SSの欄に、
図6に符号L1の欄に示すように書き込まれる。
【0033】但し、今回は初期値の局番0との比較に応
じたテーブルへの書き込み動作なので、警報継続時間が
「00」から「01」に更新される。この後、ステップ
S6において警報検出情報の受信待ち状態となる。
じたテーブルへの書き込み動作なので、警報継続時間が
「00」から「01」に更新される。この後、ステップ
S6において警報検出情報の受信待ち状態となる。
【0034】以下、親局1において下位局2〜7からの
警報検出情報が受信されるか、親局1で警報が検出され
る毎に、ステップS1〜S6の動作が繰り返されること
になる。
警報検出情報が受信されるか、親局1で警報が検出され
る毎に、ステップS1〜S6の動作が繰り返されること
になる。
【0035】即ち、ステップS1において、親局1の局
状態収集部13で、図5に示す時刻HH:MM:09で
局2及び3が警報を検出したことを示す警報検出情報が
収集され、障害発生判定部14へ通知されたとする。
状態収集部13で、図5に示す時刻HH:MM:09で
局2及び3が警報を検出したことを示す警報検出情報が
収集され、障害発生判定部14へ通知されたとする。
【0036】この場合、ステップS2において、障害発
生判定部14が、通知時刻情報HH:MM:09に対応
する単位時間「00」秒台の警報発生パターンテーブル
18から警報発生局番2を読み出す。
生判定部14が、通知時刻情報HH:MM:09に対応
する単位時間「00」秒台の警報発生パターンテーブル
18から警報発生局番2を読み出す。
【0037】次に、ステップS3において、今回局番2
及び3と読出局番2とが比較されるが、今回局番が複数
の場合、障害発生判定部14は最下位局の局番3を比較
対象番号として用いると共に、この番号の警報検出情報
を警報発生パターンテーブル18への書き込み情報とし
て用いる。
及び3と読出局番2とが比較されるが、今回局番が複数
の場合、障害発生判定部14は最下位局の局番3を比較
対象番号として用いると共に、この番号の警報検出情報
を警報発生パターンテーブル18への書き込み情報とし
て用いる。
【0038】即ち、今回局番3と読出局番2とが障害発
生判定部14において比較されることになる。この比較
結果は今回局番3が読出局番2よりも大きいので、今回
局番3及びこの局番3に対応する時刻情報HH:MM:
09が、図6にL1で示す欄の単位時間「00」秒台の
警報発生パターンテーブル18の警報発生局番2及び警
報発生時間HH:MM:08にL2で示すように上書き
されることによって更新され、この後、ステップS6に
おいて警報検出情報の受信待ち状態となる。
生判定部14において比較されることになる。この比較
結果は今回局番3が読出局番2よりも大きいので、今回
局番3及びこの局番3に対応する時刻情報HH:MM:
09が、図6にL1で示す欄の単位時間「00」秒台の
警報発生パターンテーブル18の警報発生局番2及び警
報発生時間HH:MM:08にL2で示すように上書き
されることによって更新され、この後、ステップS6に
おいて警報検出情報の受信待ち状態となる。
【0039】次に、ステップS1において、親局1の局
状態収集部13で、図5に示す時刻HH:MM:10で
親局1,局2,3及び4が警報を検出したことを示す警
報検出情報が収集され、障害発生判定部14へ通知され
たとする。
状態収集部13で、図5に示す時刻HH:MM:10で
親局1,局2,3及び4が警報を検出したことを示す警
報検出情報が収集され、障害発生判定部14へ通知され
たとする。
【0040】この場合、ステップS2において、障害発
生判定部14が、通知時刻情報HH:MM:10に対応
する単位時間「10」秒台の警報発生パターンテーブル
18から警報発生局番0(初期値)を読み出す。
生判定部14が、通知時刻情報HH:MM:10に対応
する単位時間「10」秒台の警報発生パターンテーブル
18から警報発生局番0(初期値)を読み出す。
【0041】次に、ステップS3において、今回局番1
〜4のうち最下位局番4と読出局番0とが比較される。
この比較結果は今回局番4が読出局番0よりも大きいの
で、今回局番4及びこの局番4に対応する時刻情報H
H:MM:10が、図6にL3で示すように、単位時間
「10」秒台の警報発生パターンテーブル18に書き込
まれる。
〜4のうち最下位局番4と読出局番0とが比較される。
この比較結果は今回局番4が読出局番0よりも大きいの
で、今回局番4及びこの局番4に対応する時刻情報H
H:MM:10が、図6にL3で示すように、単位時間
「10」秒台の警報発生パターンテーブル18に書き込
まれる。
【0042】この場合、初期値の局番0との比較に応じ
た「10」秒台のテーブルへの書き込み動作なので、警
報継続時間が「00」から「01」に更新される。この
後、ステップS6において警報検出情報の受信待ち状態
となる。
た「10」秒台のテーブルへの書き込み動作なので、警
報継続時間が「00」から「01」に更新される。この
後、ステップS6において警報検出情報の受信待ち状態
となる。
【0043】次に、ステップS1において、親局1の局
状態収集部13で、図5に示す時刻HH:MM:11で
親局1,局2,3及び4が警報を検出したことを示す警
報検出情報が収集され、障害発生判定部14へ通知され
たとする。
状態収集部13で、図5に示す時刻HH:MM:11で
親局1,局2,3及び4が警報を検出したことを示す警
報検出情報が収集され、障害発生判定部14へ通知され
たとする。
【0044】この場合、ステップS2において、障害発
生判定部14が、通知時刻情報HH:MM:11に対応
する単位時間「10」秒台の警報発生パターンテーブル
18から警報発生局番4を読み出す。
生判定部14が、通知時刻情報HH:MM:11に対応
する単位時間「10」秒台の警報発生パターンテーブル
18から警報発生局番4を読み出す。
【0045】次に、ステップS3において、今回局番1
〜4のうち最下位局番4と読出局番4とが比較される。
この比較結果は双方の番号供同じなので、ステップS5
において、ステップS2で局番4が読み出された「1
0」秒台の警報発生パターンテーブル18の警報継続時
間が図6のL4の欄に示すように「02」に更新され、
この後、ステップS6において警報検出情報の受信待ち
状態となる。
〜4のうち最下位局番4と読出局番4とが比較される。
この比較結果は双方の番号供同じなので、ステップS5
において、ステップS2で局番4が読み出された「1
0」秒台の警報発生パターンテーブル18の警報継続時
間が図6のL4の欄に示すように「02」に更新され、
この後、ステップS6において警報検出情報の受信待ち
状態となる。
【0046】以下、図5に示す時刻HH:MM:12〜
HH:MM:19で親局1,局2,3及び4が警報を検
出したことを示す警報検出情報が収集された場合、前記
同様、今回局番4と読出局番4とが同じとなるので、図
6に符号L5〜L6で示す間の欄のように、「10」秒
台の警報発生パターンテーブル18の警報継続時間が
「03」,「04」,…,「10」と更新され、この
後、警報検出情報の受信待ち状態となる。
HH:MM:19で親局1,局2,3及び4が警報を検
出したことを示す警報検出情報が収集された場合、前記
同様、今回局番4と読出局番4とが同じとなるので、図
6に符号L5〜L6で示す間の欄のように、「10」秒
台の警報発生パターンテーブル18の警報継続時間が
「03」,「04」,…,「10」と更新され、この
後、警報検出情報の受信待ち状態となる。
【0047】次に、図5に示す時刻HH:MM:20〜
HH:MM:28で親局1,局2,3及び4が警報を検
出したことを示す警報検出情報が収集された場合、前述
した「10」秒台の警報発生パターンテーブル18への
書き込み更新動作と同様に、図6に符号L7〜L8で示
す間の欄のように、「20」秒台の警報発生パターンテ
ーブル18に局番4、発生時刻HH:MM:20が書き
込まれると共に、警報継続時間が「01」,「02」,
…,「09」と更新され、この後、警報検出情報の受信
待ち状態となる。
HH:MM:28で親局1,局2,3及び4が警報を検
出したことを示す警報検出情報が収集された場合、前述
した「10」秒台の警報発生パターンテーブル18への
書き込み更新動作と同様に、図6に符号L7〜L8で示
す間の欄のように、「20」秒台の警報発生パターンテ
ーブル18に局番4、発生時刻HH:MM:20が書き
込まれると共に、警報継続時間が「01」,「02」,
…,「09」と更新され、この後、警報検出情報の受信
待ち状態となる。
【0048】次に、ステップS1において、図5に示す
時刻HH:MM:29で親局1及び局2が警報を検出し
たことを示す警報検出情報が収集されたとする。この場
合、ステップS2において、障害発生判定部14が、通
知時刻情報HH:MM:29に対応する単位時間「2
0」秒台の警報発生パターンテーブル18から警報発生
局番4を読み出す。これは、図6にL8で示す警報発生
局番4が読み出されるものである。
時刻HH:MM:29で親局1及び局2が警報を検出し
たことを示す警報検出情報が収集されたとする。この場
合、ステップS2において、障害発生判定部14が、通
知時刻情報HH:MM:29に対応する単位時間「2
0」秒台の警報発生パターンテーブル18から警報発生
局番4を読み出す。これは、図6にL8で示す警報発生
局番4が読み出されるものである。
【0049】次に、ステップS3において、今回局番1
及び2のうち最下位局番2と読出局番4とが比較され
る。この比較結果は、今回局番2が読出局番4よりも小
さいので、警報発生パターンテーブル18は図6にL8
で示すそのままの状態とされ、ステップS6において警
報検出情報の受信待ち状態となる。
及び2のうち最下位局番2と読出局番4とが比較され
る。この比較結果は、今回局番2が読出局番4よりも小
さいので、警報発生パターンテーブル18は図6にL8
で示すそのままの状態とされ、ステップS6において警
報検出情報の受信待ち状態となる。
【0050】そして、最後にステップS1において、図
5に示す時刻HH:MM:30で親局1が警報を検出し
たことを示す警報検出情報が収集されたとすると、ステ
ップS2において、障害発生判定部14が、通知時刻情
報HH:MM:30に対応する単位時間「30」秒台の
警報発生パターンテーブル18から警報発生局番4を読
み出す。
5に示す時刻HH:MM:30で親局1が警報を検出し
たことを示す警報検出情報が収集されたとすると、ステ
ップS2において、障害発生判定部14が、通知時刻情
報HH:MM:30に対応する単位時間「30」秒台の
警報発生パターンテーブル18から警報発生局番4を読
み出す。
【0051】そして、ステップS3において、今回局番
1と読出局番0とが比較される。この比較結果は今回局
番4が読出局番0よりも大きいので、今回局番4及びこ
の局番4に対応する時刻情報HH:MM:30が、図6
にL9で示すように、単位時間「30」秒台の警報発生
パターンテーブル18に書き込まれる。
1と読出局番0とが比較される。この比較結果は今回局
番4が読出局番0よりも大きいので、今回局番4及びこ
の局番4に対応する時刻情報HH:MM:30が、図6
にL9で示すように、単位時間「30」秒台の警報発生
パターンテーブル18に書き込まれる。
【0052】この場合、初期値の局番0との比較に応じ
た「30」秒台のテーブルへの書き込み動作なので、警
報継続時間が「00」から「01」に更新される。この
後、ステップS6において警報検出情報の受信待ち状態
となる。
た「30」秒台のテーブルへの書き込み動作なので、警
報継続時間が「00」から「01」に更新される。この
後、ステップS6において警報検出情報の受信待ち状態
となる。
【0053】この例では、図5に示すように、時刻H
H:MM:30で親局1が警報を検出したことを示す警
報検出情報が収集された時点で、図12に示す第4局4
の送受信系装置又は第4局4〜第5局5間の伝送路で発
生した障害検出情報の収集が完了する。
H:MM:30で親局1が警報を検出したことを示す警
報検出情報が収集された時点で、図12に示す第4局4
の送受信系装置又は第4局4〜第5局5間の伝送路で発
生した障害検出情報の収集が完了する。
【0054】この完了した時点で得られる警報発生パタ
ーンテーブル18は、図6に符号L2,L6,L8及び
L9で示すように、各単位時間「00」、「10」、
「20」及び「30」秒台におけるテーブル更新動作に
おいて最後に残ったものである。
ーンテーブル18は、図6に符号L2,L6,L8及び
L9で示すように、各単位時間「00」、「10」、
「20」及び「30」秒台におけるテーブル更新動作に
おいて最後に残ったものである。
【0055】この最後に残った各単位時間の警報発生パ
ターンテーブル18を図7に、図6と同符号L2,L
6,L8及びL9を付して示す。次に、障害発生判定部
14が、図7に示す警報発生パターンテーブル18より
障害復旧局を判定する場合の動作を図8及び図9に示す
フローチャートを参照して説明する。
ターンテーブル18を図7に、図6と同符号L2,L
6,L8及びL9を付して示す。次に、障害発生判定部
14が、図7に示す警報発生パターンテーブル18より
障害復旧局を判定する場合の動作を図8及び図9に示す
フローチャートを参照して説明する。
【0056】図8に示すステップS1において、まず、
障害発生判定部14が履歴管理部15の警報発生パター
ンテーブル18の中から単位時間TTが最小のテーブル
の情報である警報発生局番nn、警報発生時間HH:M
M:SS及び警報継続時間hh:mm:ssを読み出
す。この例の場合、図7に示す単位時間「00」秒台の
テーブル情報である警報発生局番3、警報発生時間H
H:MM:09及び警報継続時間「01」が読み出され
る。
障害発生判定部14が履歴管理部15の警報発生パター
ンテーブル18の中から単位時間TTが最小のテーブル
の情報である警報発生局番nn、警報発生時間HH:M
M:SS及び警報継続時間hh:mm:ssを読み出
す。この例の場合、図7に示す単位時間「00」秒台の
テーブル情報である警報発生局番3、警報発生時間H
H:MM:09及び警報継続時間「01」が読み出され
る。
【0057】次に、ステップS2において、障害発生判
定部14が履歴管理部15の警報発生パターンテーブル
18の中からステップS1で読み出された最小単位時間
TTの次に小さい(次最小)のテーブルの情報を読み出
す。この例の場合、図7に示す単位時間「10」秒台の
テーブル情報である警報発生局番4、警報発生時間H
H:MM:10及び警報継続時間「10」が読み出され
る。
定部14が履歴管理部15の警報発生パターンテーブル
18の中からステップS1で読み出された最小単位時間
TTの次に小さい(次最小)のテーブルの情報を読み出
す。この例の場合、図7に示す単位時間「10」秒台の
テーブル情報である警報発生局番4、警報発生時間H
H:MM:10及び警報継続時間「10」が読み出され
る。
【0058】次に、ステップS3において、局番の大小
を比較する。これはステップS1で読み出された最小単
位時間テーブルの局番(Anとする)と、ステップS2
で読み出された次最小単位時間テーブルの局番(Bnと
する)との大小を比較するものである。
を比較する。これはステップS1で読み出された最小単
位時間テーブルの局番(Anとする)と、ステップS2
で読み出された次最小単位時間テーブルの局番(Bnと
する)との大小を比較するものである。
【0059】この比較結果がAn<Bnであれば、ステ
ップS4において、障害発生判定部14が次最小単位時
間テーブルの局番Bnの局を障害復旧局と判定し、履歴
管理部15の最小単位時間の警報発生パターンテーブル
18の情報を削除する。
ップS4において、障害発生判定部14が次最小単位時
間テーブルの局番Bnの局を障害復旧局と判定し、履歴
管理部15の最小単位時間の警報発生パターンテーブル
18の情報を削除する。
【0060】An=Bnであれば、ステップS5におい
て、障害発生判定部14が最小単位時間テーブルの局番
Anの局を障害復旧局と判定する。An>Bnであれ
ば、ステップS6において、障害発生判定部14が最小
単位時間テーブルの局番Anの局を障害復旧局と判定す
る。
て、障害発生判定部14が最小単位時間テーブルの局番
Anの局を障害復旧局と判定する。An>Bnであれ
ば、ステップS6において、障害発生判定部14が最小
単位時間テーブルの局番Anの局を障害復旧局と判定す
る。
【0061】即ち、ステップS3においては、局番An
=3と局番Bn=4とが比較され、この比較結果として
局番Bn=4が大きいので、ステップS4において、局
番4の局が障害復旧局と判定され、最小単位時間「0
0」の警報発生パターンテーブル18の情報が履歴管理
部15から削除される。
=3と局番Bn=4とが比較され、この比較結果として
局番Bn=4が大きいので、ステップS4において、局
番4の局が障害復旧局と判定され、最小単位時間「0
0」の警報発生パターンテーブル18の情報が履歴管理
部15から削除される。
【0062】次に、図9に示すステップS1において、
まず、障害発生判定部14が履歴管理部15の警報発生
パターンテーブル18の中から単位時間TTが最大のテ
ーブルの情報である警報発生局番nn、警報発生時間H
H:MM:SS及び警報継続時間hh:mm:ssを読
み出す。この例の場合、図7に示す単位時間「30」秒
台のテーブル情報である警報発生局番1、警報発生時間
HH:MM:30及び警報継続時間「01」が読み出さ
れる。
まず、障害発生判定部14が履歴管理部15の警報発生
パターンテーブル18の中から単位時間TTが最大のテ
ーブルの情報である警報発生局番nn、警報発生時間H
H:MM:SS及び警報継続時間hh:mm:ssを読
み出す。この例の場合、図7に示す単位時間「30」秒
台のテーブル情報である警報発生局番1、警報発生時間
HH:MM:30及び警報継続時間「01」が読み出さ
れる。
【0063】次に、ステップS2において、障害発生判
定部14が履歴管理部15の警報発生パターンテーブル
18の中からステップS1で読み出された最大単位時間
TTの次に大きい(次最大)のテーブルの情報を読み出
す。この例の場合、図7に示す単位時間「20」秒台の
テーブル情報である警報発生局番4、警報発生時間H
H:MM:20及び警報継続時間「09」が読み出され
る。
定部14が履歴管理部15の警報発生パターンテーブル
18の中からステップS1で読み出された最大単位時間
TTの次に大きい(次最大)のテーブルの情報を読み出
す。この例の場合、図7に示す単位時間「20」秒台の
テーブル情報である警報発生局番4、警報発生時間H
H:MM:20及び警報継続時間「09」が読み出され
る。
【0064】次に、ステップS3において、局番の大小
を比較する。これはステップS1で読み出された最大単
位時間テーブルの局番(Znとする)と、ステップS2
で読み出された次最大単位時間テーブルの局番(Ynと
する)との大小を比較するものである。
を比較する。これはステップS1で読み出された最大単
位時間テーブルの局番(Znとする)と、ステップS2
で読み出された次最大単位時間テーブルの局番(Ynと
する)との大小を比較するものである。
【0065】この比較結果がZn<Ynであれば、ステ
ップS4において、障害発生判定部14が次最大単位時
間テーブルの局番Ynの局を障害復旧局と判定し、履歴
管理部15の最大単位時間の警報発生パターンテーブル
18の情報を削除する。
ップS4において、障害発生判定部14が次最大単位時
間テーブルの局番Ynの局を障害復旧局と判定し、履歴
管理部15の最大単位時間の警報発生パターンテーブル
18の情報を削除する。
【0066】Zn=Ynであれば、ステップS5におい
て、障害発生判定部14が最大単位時間テーブルの局番
Znの局を障害復旧局と判定する。Zn>Ynであれ
ば、ステップS6において、障害発生判定部14が最大
単位時間テーブルの局番Znの局を障害復旧局と判定す
る。
て、障害発生判定部14が最大単位時間テーブルの局番
Znの局を障害復旧局と判定する。Zn>Ynであれ
ば、ステップS6において、障害発生判定部14が最大
単位時間テーブルの局番Znの局を障害復旧局と判定す
る。
【0067】即ち、ステップS3においては、局番Zn
=3と局番Yn=4とが比較され、この比較結果として
局番Yn=4が大きいので、ステップS4において、局
番4の局が障害復旧局と判定され、最大単位時間「3
0」の警報発生パターンテーブル18の情報が履歴管理
部15から削除される。
=3と局番Yn=4とが比較され、この比較結果として
局番Yn=4が大きいので、ステップS4において、局
番4の局が障害復旧局と判定され、最大単位時間「3
0」の警報発生パターンテーブル18の情報が履歴管理
部15から削除される。
【0068】以上の動作により障害発生判定部14にお
いて、局4で時刻HH:MM:10に障害が発生し、そ
れが19秒間継続したことが判定され、この判定結果が
監視装置11へ送出される。
いて、局4で時刻HH:MM:10に障害が発生し、そ
れが19秒間継続したことが判定され、この判定結果が
監視装置11へ送出される。
【0069】この判定結果の送出を行う場合、障害発生
判定部14で図7に符号L6及びL8で示すテーブル情
報が得られるので、このテーブル情報に対応する図5に
示す時刻HH:MM:10〜HH:MM:28間の警報
検出情報を送出するようにし、監視装置11で時刻H
H:MM:10〜HH:MM:28間の警報検出情報が
表示されるようにしてもよい。
判定部14で図7に符号L6及びL8で示すテーブル情
報が得られるので、このテーブル情報に対応する図5に
示す時刻HH:MM:10〜HH:MM:28間の警報
検出情報を送出するようにし、監視装置11で時刻H
H:MM:10〜HH:MM:28間の警報検出情報が
表示されるようにしてもよい。
【0070】以上説明した実施例の遠隔障害監視システ
ムによれば、親局1で障害発生局の判定を行う際に、各
局1〜7が各々所有する時計に誤差があり、この誤差に
よって警報検出時間に誤差が生じた場合、例えば、第4
局4で障害が発生したにも係わらず、第3局3の時計が
第4局4の時計よりも進んでおり、その障害による警報
の検出時間が第3局3の方が第4局4よりも早い場合、
従来は親局1において第3局3で障害が発生したと判定
してしまっていたが、本実施例ではその警報の検出誤差
を認識することによって、障害が発生した局4を正確に
判定することが可能となる。
ムによれば、親局1で障害発生局の判定を行う際に、各
局1〜7が各々所有する時計に誤差があり、この誤差に
よって警報検出時間に誤差が生じた場合、例えば、第4
局4で障害が発生したにも係わらず、第3局3の時計が
第4局4の時計よりも進んでおり、その障害による警報
の検出時間が第3局3の方が第4局4よりも早い場合、
従来は親局1において第3局3で障害が発生したと判定
してしまっていたが、本実施例ではその警報の検出誤差
を認識することによって、障害が発生した局4を正確に
判定することが可能となる。
【0071】一方、障害が復旧した場合も、検出誤差を
認識できるので、障害発生局の復旧を正確に判定するこ
とができる。更に、従来のように警報検出時間毎に警報
状態を保持せず、一定の単位時間毎に保持管理するの
で、メモリ手段を効率よく使用することが可能となる。
認識できるので、障害発生局の復旧を正確に判定するこ
とができる。更に、従来のように警報検出時間毎に警報
状態を保持せず、一定の単位時間毎に保持管理するの
で、メモリ手段を効率よく使用することが可能となる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
タンデム接続された各局で発生した障害がどの局で発生
したものであるか、及びその障害の復旧を正確に検出す
ることができる効果がある。
タンデム接続された各局で発生した障害がどの局で発生
したものであるか、及びその障害の復旧を正確に検出す
ることができる効果がある。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例による遠隔障害監視システム
のブロック構成図である。
のブロック構成図である。
【図3】警報発生パターンテーブルの構成を示す図であ
る。
る。
【図4】警報発生パターンテーブル作成の説明フローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】局状態収集部で収集される警報検出情報の一例
図である。
図である。
【図6】警報発生パターンテーブルの更新動作説明図で
ある。
ある。
【図7】警報発生から復旧間の警報検出情報により作成
された警報発生パターンテーブルを示す図である。
された警報発生パターンテーブルを示す図である。
【図8】障害発生局判定の動作説明フローチャートであ
る。
る。
【図9】障害復旧局判定の動作説明フローチャートであ
る。
る。
【図10】遠隔障害監視システムの一例図である。
1 親局 13 局状態収集手段 14 障害発生判定手段 15 履歴管理手段
Claims (5)
- 【請求項1】 タンデム接続された複数の局における送
受信系装置の障害又は伝送路の障害による警報を各局を
介して上位局方向に伝達し、最上位局の親局でどの局で
障害が発生したかを判定する遠隔障害監視システムにお
いて、 前記親局に、 自局での検出及び下位局で検出され送信されてきた、警
報検出時間及び検出局固有番号より成る警報検出情報を
収集する局状態収集手段と、 該局状態収集手段で収集された警報検出情報より、どの
局でどの時刻に警報が検出され、この検出された警報が
どれだけの時間継続したかを所定の単位時間毎に求め、
この求められた警報発生パターンにおいて最小及びこの
次に小の単位時間の警報発生パターンの中から最下位局
を障害発生局として判定する障害発生判定手段と、 該障害発生判定手段で求められた警報発生パターンを、
該単位時間毎にテーブル化して記憶管理する履歴管理手
段とを具備したことを特徴とする遠隔障害監視システ
ム。 - 【請求項2】 前記履歴管理手段に前記単位時間毎にテ
ーブル化されて記憶された警報発生パターンのテーブル
が、前記検出局固有番号に対応する警報発生局番と、前
記警報検出時間に対応する警報発生時間と、この警報発
生時間に発生した警報がどれだけ継続したかを示す警報
継続時間とから構成されることを特徴とする請求項1記
載の遠隔障害監視システム。 - 【請求項3】 前記障害発生判定手段によって、前記局
状態収集手段が収集した今回の警報検出情報の最下位局
の検出局固有番号と、この検出局固有番号と対の警報検
出時間が該当する前記単位時間のテーブルにおける警報
発生局番とを比較し、この比較結果において、該検出局
固有番号が該警報発生局番よりも大きい場合、該今回の
警報検出情報の検出局固有番号及び警報検出時間を、該
当テーブルに前記警報発生局番及び前記警報発生時間と
して上書きして更新し、該検出局固有番号と該警報発生
局番とが同じ場合、該当テーブルの前記警報継続時間を
警報検出時間間隔だけ更新することを特徴とする請求項
2記載の遠隔障害監視システム。 - 【請求項4】 前記障害発生判定手段によって、前記履
歴管理手段に前記単位時間毎に記憶されたテーブル中
の、最小単位時間のテーブルの第1の警報発生局番と最
小単位時間の次に小さい単位時間のテーブルの第2の警
報発生局番とを比較し、この比較結果において、該第1
の警報発生局番が該第2の警報発生局番よりも小さい場
合、該第2の警報発生局番の局を障害発生局と判定する
と共に該最小単位時間のテーブルの情報を削除し、該第
1の警報発生局番と該第2の警報発生局番とが同じ場合
もしくは該第1の警報発生局番が該第2の警報発生局番
よりも大きい場合、該第1の警報発生局番の局を障害発
生局と判定することを特徴とする請求項3記載の遠隔障
害監視システム。 - 【請求項5】 前記障害発生判定手段によって、前記履
歴管理手段に前記単位時間毎に記憶されたテーブル中
の、最大単位時間のテーブルの第3の警報発生局番と最
大単位時間の次に大きい単位時間のテーブルの第4の警
報発生局番とを比較し、この比較結果において、該第3
の警報発生局番が該第4の警報発生局番よりも小さい場
合、該第4の警報発生局番の局を障害復旧局と判定する
と共に該最大単位時間のテーブルの情報を削除し、該第
3の警報発生局番と該第4の警報発生局番とが同じ場合
もしくは該第3の警報発生局番が該第4の警報発生局番
よりも大きい場合、該第3の警報発生局番の局を障害復
旧局と判定することを特徴とする請求項3記載の遠隔障
害監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7059542A JPH08256147A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 遠隔障害監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7059542A JPH08256147A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 遠隔障害監視システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08256147A true JPH08256147A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13116261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7059542A Withdrawn JPH08256147A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 遠隔障害監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08256147A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100380263B1 (ko) * | 1999-09-07 | 2003-04-16 | 루센트 테크놀러지스 인크 | 동기 계층 네트워크 시스템 및 그의 데이터 전송 방법 |
US7564778B2 (en) | 2003-12-09 | 2009-07-21 | Fujitsu Limited | Method of and control node for detecting failure |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP7059542A patent/JPH08256147A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100380263B1 (ko) * | 1999-09-07 | 2003-04-16 | 루센트 테크놀러지스 인크 | 동기 계층 네트워크 시스템 및 그의 데이터 전송 방법 |
US7564778B2 (en) | 2003-12-09 | 2009-07-21 | Fujitsu Limited | Method of and control node for detecting failure |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |