JPH08256114A - 赤外線送信装置 - Google Patents
赤外線送信装置Info
- Publication number
- JPH08256114A JPH08256114A JP7058483A JP5848395A JPH08256114A JP H08256114 A JPH08256114 A JP H08256114A JP 7058483 A JP7058483 A JP 7058483A JP 5848395 A JP5848395 A JP 5848395A JP H08256114 A JPH08256114 A JP H08256114A
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- JP
- Japan
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- channels
- channel
- exhibition
- zones
- infrared
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- Pending
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 同時通訳会議システムに用いる複数の送信チ
ャンネルを具備した赤外線送信装置に僅かな変更を加え
てマルチゾーン、マルチチャンネルのガイドシステムを
構築する。 【構成】 赤外線送信装置100の複数の送信チャンネ
ルを複数の配信ゾーンとそれぞれの配信ゾーンに複数の
チャンネルを割り当てる構成にして、例えば複数の展示
ブロック1ないし4に1台の赤外線送信装置100でガ
イド信号を配信する。各展示ブロックの同一のチャンネ
ルには同一の言語を流し、展示見学者は受信機5を自分
が理解できる言語のチャンネルに合わせたまま、展示ブ
ロックを見てまわるものであり、受信機5は従来のもの
がそのまま使用できる。また、装置の調整をする上での
利便性の為、各展示ブロックの同一のチャンネルには同
一のテスト発振周波数が割り当てられるようにゾーン数
とチャンネル数を決定する。
ャンネルを具備した赤外線送信装置に僅かな変更を加え
てマルチゾーン、マルチチャンネルのガイドシステムを
構築する。 【構成】 赤外線送信装置100の複数の送信チャンネ
ルを複数の配信ゾーンとそれぞれの配信ゾーンに複数の
チャンネルを割り当てる構成にして、例えば複数の展示
ブロック1ないし4に1台の赤外線送信装置100でガ
イド信号を配信する。各展示ブロックの同一のチャンネ
ルには同一の言語を流し、展示見学者は受信機5を自分
が理解できる言語のチャンネルに合わせたまま、展示ブ
ロックを見てまわるものであり、受信機5は従来のもの
がそのまま使用できる。また、装置の調整をする上での
利便性の為、各展示ブロックの同一のチャンネルには同
一のテスト発振周波数が割り当てられるようにゾーン数
とチャンネル数を決定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパルス位置変調方式によ
る赤外線送信装置に関し、更に詳しくは1つの赤外線送
信装置で複数のゾーンに複数のチャンネルで配信し、更
に現行の受信機がそのまま利用できるシステムに関する
ものである。
る赤外線送信装置に関し、更に詳しくは1つの赤外線送
信装置で複数のゾーンに複数のチャンネルで配信し、更
に現行の受信機がそのまま利用できるシステムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より国際的な会議、或いは講演会に
おいては赤外線を用いた同時通訳のシステムが利用され
てきた。図3はこの同時通訳のシステムに用いられてい
る赤外線送信装置100の一例を示すブロック図であ
り、また、図4は前記赤外線送信装置100を用いて構
成された同時通訳会議システムを示すブロック図であ
る。また、前記赤外線を変調する方式はパルス位置変調
方式(Pulse Position Modulat
ion 以下、単に「PPM」と記す)が一般的に用い
られており、以下の説明においても前記赤外線送信装置
100はPPM方式を採用しているものとする。
おいては赤外線を用いた同時通訳のシステムが利用され
てきた。図3はこの同時通訳のシステムに用いられてい
る赤外線送信装置100の一例を示すブロック図であ
り、また、図4は前記赤外線送信装置100を用いて構
成された同時通訳会議システムを示すブロック図であ
る。また、前記赤外線を変調する方式はパルス位置変調
方式(Pulse Position Modulat
ion 以下、単に「PPM」と記す)が一般的に用い
られており、以下の説明においても前記赤外線送信装置
100はPPM方式を採用しているものとする。
【0003】まず、前記赤外線送信装置100の構成に
ついて図3を参照して説明する。入力信号を受けるバッ
ファ30、信号を切り換えるスイッチ31、32、3つ
の周波数で発振するテスト発振器33、入力信号を整形
するリミッター34とローパスフィルター35があり、
これらを通った前記入力信号はオリジナルCH(以下、
単に「ORG CH」と記す)として、EVEN CH
S/H回路38とODD CH S/H回路39の双
方に入力される。
ついて図3を参照して説明する。入力信号を受けるバッ
ファ30、信号を切り換えるスイッチ31、32、3つ
の周波数で発振するテスト発振器33、入力信号を整形
するリミッター34とローパスフィルター35があり、
これらを通った前記入力信号はオリジナルCH(以下、
単に「ORG CH」と記す)として、EVEN CH
S/H回路38とODD CH S/H回路39の双
方に入力される。
【0004】また、前記EVEN CH S/H回路3
8にはCH2、CH4、CH6、CH8、CH10、C
H12の送信情報がEVEN CH 入力処理部36を
経由して入力され、更に、前記ODD CH S/H回
路39にはCH1、CH3、CH5、CH7、CH9、
CH11の送信情報がODD CH 入力処理部37を
経由して入力されている。
8にはCH2、CH4、CH6、CH8、CH10、C
H12の送信情報がEVEN CH 入力処理部36を
経由して入力され、更に、前記ODD CH S/H回
路39にはCH1、CH3、CH5、CH7、CH9、
CH11の送信情報がODD CH 入力処理部37を
経由して入力されている。
【0005】前記EVEN CH S/H回路38の出
力はEVEN CH PPM変換部40に、また、前記
ODD CH S/H回路39の出力はODD CH
PPM変換部41に入力される。前記EVEN CH
PPM変換部40とODDCH PPM変換部41の出
力は、水晶発振器43の発振パルスを分周回路44で分
周したパルスで制御されたPULSE 16BLOCK
変換部42に入力されて送信情報は送信フォーマットに
変換され、駆動部20により前記送信フォーマットで発
光素子10を駆動し、赤外線を放射するものである。
力はEVEN CH PPM変換部40に、また、前記
ODD CH S/H回路39の出力はODD CH
PPM変換部41に入力される。前記EVEN CH
PPM変換部40とODDCH PPM変換部41の出
力は、水晶発振器43の発振パルスを分周回路44で分
周したパルスで制御されたPULSE 16BLOCK
変換部42に入力されて送信情報は送信フォーマットに
変換され、駆動部20により前記送信フォーマットで発
光素子10を駆動し、赤外線を放射するものである。
【0006】つぎに、前記赤外線送信装置100を用い
て構成した赤外線同時通訳会議システム110について
図4を参照して説明する。
て構成した赤外線同時通訳会議システム110について
図4を参照して説明する。
【0007】まず、話者15のマイクで拾われた音声は
入力調整部16に収集され、同時に通訳17が前記入力
調整部16を介して言語を変換し、前記赤外線送信装置
100のPPM変換部8に入力する。前記PPM変換部
8の出力は駆動部20に入力され、発光素子10を送信
信号に応じて発光させ、会場内101にいる聞き手は受
信機5のチャンネルを自分が希望するチャンネルに合わ
せて聞き取るものである。
入力調整部16に収集され、同時に通訳17が前記入力
調整部16を介して言語を変換し、前記赤外線送信装置
100のPPM変換部8に入力する。前記PPM変換部
8の出力は駆動部20に入力され、発光素子10を送信
信号に応じて発光させ、会場内101にいる聞き手は受
信機5のチャンネルを自分が希望するチャンネルに合わ
せて聞き取るものである。
【0008】尚、入力調整部16からPPM変換部8へ
の入力はORG CHと1から12CHの13のチャン
ネルであり、各チャンネルは通訳17の操作により送信
信号を切り換えることができる。また、前記PPM変換
部8とは前述した赤外線送信装置100に入力される送
信情報を送信フォーマットに変換する回路ブロックを総
称したものである。
の入力はORG CHと1から12CHの13のチャン
ネルであり、各チャンネルは通訳17の操作により送信
信号を切り換えることができる。また、前記PPM変換
部8とは前述した赤外線送信装置100に入力される送
信情報を送信フォーマットに変換する回路ブロックを総
称したものである。
【0009】前記赤外線同時通訳会議システム110の
動作は、例えば日本語、英語、ドイツ語、フランス語に
よる会議である場合、1CHを日本語に、2CHを英語
に、3CHをドイツ語に、4CHをフランス語に割り当
てるとする。各チャンネルには通訳17により話者15
の使用する言語にかかわらず、各チャンネルに割り当て
られた言語に翻訳し、聞き手は自分の受信機5を自分が
理解できる言語のチャンネルに合わせて聞くことによ
り、すべての話者の話を理解することができるものであ
る。また、話者が割り当てられたチャンネルの言語で話
す場合は、通訳17の操作により話者の話をそのまま、
そのチャンネルに流し聞き手は話者の肉声を聞くことが
できるものである。従って、上述したように同時通訳の
システムでは、言語が12種類以内であれば送信装置は
1台で構成することができた。
動作は、例えば日本語、英語、ドイツ語、フランス語に
よる会議である場合、1CHを日本語に、2CHを英語
に、3CHをドイツ語に、4CHをフランス語に割り当
てるとする。各チャンネルには通訳17により話者15
の使用する言語にかかわらず、各チャンネルに割り当て
られた言語に翻訳し、聞き手は自分の受信機5を自分が
理解できる言語のチャンネルに合わせて聞くことによ
り、すべての話者の話を理解することができるものであ
る。また、話者が割り当てられたチャンネルの言語で話
す場合は、通訳17の操作により話者の話をそのまま、
そのチャンネルに流し聞き手は話者の肉声を聞くことが
できるものである。従って、上述したように同時通訳の
システムでは、言語が12種類以内であれば送信装置は
1台で構成することができた。
【0010】また、近時、国際的な展示会の開催や、資
料展示館の建設が盛んになり、その展示内容の説明を多
数の言語で行う必要性が生じてきている。このガイドシ
ステムを赤外線を用いて実施することは従来より行われ
てきた。そして、前記赤外線送信装置100を利用して
前記ガイドシステムを構築することは利点が多いもので
あるが、展示会の特質上、例えば展示会場の展示ブロッ
ク毎に複数の言語で案内をするガイドシステムとする場
合等は、次のような問題点があった。
料展示館の建設が盛んになり、その展示内容の説明を多
数の言語で行う必要性が生じてきている。このガイドシ
ステムを赤外線を用いて実施することは従来より行われ
てきた。そして、前記赤外線送信装置100を利用して
前記ガイドシステムを構築することは利点が多いもので
あるが、展示会の特質上、例えば展示会場の展示ブロッ
ク毎に複数の言語で案内をするガイドシステムとする場
合等は、次のような問題点があった。
【0011】まず、各展示ブロックはそれぞれ異なった
内容の説明を、幾つかの言語で説明している。展示見学
者は渡された受信機を自分が理解できる言語のチャンネ
ルに合わせたまま展示会場を巡り、各展示ブロックで説
明を聞くことになるから、各展示ブロックを通して言語
の種類とチャンネルとを一致させておく必要があり、従
って、従来では各展示ブロックにそれぞれ1台の送信装
置を装備することが必要となり、コスト上昇をまねいて
いた。
内容の説明を、幾つかの言語で説明している。展示見学
者は渡された受信機を自分が理解できる言語のチャンネ
ルに合わせたまま展示会場を巡り、各展示ブロックで説
明を聞くことになるから、各展示ブロックを通して言語
の種類とチャンネルとを一致させておく必要があり、従
って、従来では各展示ブロックにそれぞれ1台の送信装
置を装備することが必要となり、コスト上昇をまねいて
いた。
【0012】また、展示ブロック毎での送信装置の設置
作業と保守作業は煩雑であり、更に設置スペースが必要
である為、展示内容と方法とを制限する虞れがあった。
作業と保守作業は煩雑であり、更に設置スペースが必要
である為、展示内容と方法とを制限する虞れがあった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、従来からある赤外線送信装置を用いて展示会場等の
ガイドシステムを簡便に構成し、設置作業と保守作業を
容易にし、更に展示スペースおよび展示内容と展示方法
との自由度を確保すると共に、コストの上昇を防止しよ
うとするものである。
は、従来からある赤外線送信装置を用いて展示会場等の
ガイドシステムを簡便に構成し、設置作業と保守作業を
容易にし、更に展示スペースおよび展示内容と展示方法
との自由度を確保すると共に、コストの上昇を防止しよ
うとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの問題点
を解決するために案出されたものであって、赤外線送信
装置が有する複数のチャンネルを、複数の配信ゾーン
と、それぞれの配信ゾーンを構成する複数のチャンネル
系統に分割して送信システムを構成すると共に、赤外線
送信装置の表示パネルに切り換え手段を設け、前記配信
ゾーンの数とそれぞれの配信ゾーンに含まれるチャンネ
ル数の切り換を可能にする。
を解決するために案出されたものであって、赤外線送信
装置が有する複数のチャンネルを、複数の配信ゾーン
と、それぞれの配信ゾーンを構成する複数のチャンネル
系統に分割して送信システムを構成すると共に、赤外線
送信装置の表示パネルに切り換え手段を設け、前記配信
ゾーンの数とそれぞれの配信ゾーンに含まれるチャンネ
ル数の切り換を可能にする。
【0015】また、送信チャンネル数の総数が少ないシ
ステム構成の場合は、赤外線送信装置が有する2つのチ
ャンネル系統のうちの1つのチャンネル系統を選択して
使用する構成にする。
ステム構成の場合は、赤外線送信装置が有する2つのチ
ャンネル系統のうちの1つのチャンネル系統を選択して
使用する構成にする。
【0016】更に、配信ゾーン数とチャンネル数との組
み合わせを変更するに際して、作動状態を調べるテスト
発振器の接続の変更を要しない配信ゾーン数とチャンネ
ル数との組み合わせに構成にして上記課題を解決する。
み合わせを変更するに際して、作動状態を調べるテスト
発振器の接続の変更を要しない配信ゾーン数とチャンネ
ル数との組み合わせに構成にして上記課題を解決する。
【0017】
【作用】展示会場の展示ブロックの構成に応じてガイド
システムの配信ゾーン数とチャンネル数との組み合わを
容易に設定することができ、設置作業と保守作業を効率
的に行うことができる。
システムの配信ゾーン数とチャンネル数との組み合わを
容易に設定することができ、設置作業と保守作業を効率
的に行うことができる。
【0018】
【実施例】本発明は上述したように、従来から用いられ
ている赤外線送信装置に僅かな変更を加えて、展示会場
の展示ブロック構成に適したガイドシステムの構築をす
るものであり、図1および図2を参照して本実施例を説
明する。尚、本発明の実施例として用いる赤外線送信装
置100はソニー株式会社製の品番SX−1130であ
り、13CH、1ゾーン構成のものである。
ている赤外線送信装置に僅かな変更を加えて、展示会場
の展示ブロック構成に適したガイドシステムの構築をす
るものであり、図1および図2を参照して本実施例を説
明する。尚、本発明の実施例として用いる赤外線送信装
置100はソニー株式会社製の品番SX−1130であ
り、13CH、1ゾーン構成のものである。
【0019】まず、図1は前記赤外線送信装置100を
用いた4ゾーン3チャンネルのガイドシステムである。
展示ブロック1ないし4は4つのゾーンと対応しており
各ゾーンにはCH1、CH2、CH3があり、合計12
CHが作動状態にある。展示ブロック1ないし4にはそ
れぞれ発光素子11ないし14があり、それぞれの発光
素子はCH1ないしCH3の送信信号に対応して強度変
調を受けた赤外線を放射する。ここで各展示ブロックの
同一CHには同一の言語で配信されている。
用いた4ゾーン3チャンネルのガイドシステムである。
展示ブロック1ないし4は4つのゾーンと対応しており
各ゾーンにはCH1、CH2、CH3があり、合計12
CHが作動状態にある。展示ブロック1ないし4にはそ
れぞれ発光素子11ないし14があり、それぞれの発光
素子はCH1ないしCH3の送信信号に対応して強度変
調を受けた赤外線を放射する。ここで各展示ブロックの
同一CHには同一の言語で配信されている。
【0020】従って、展示見学者は受信機5を自分が理
解できる言語のCHに合わせたまま、展示会場を巡り、
各展示ブロックの説明を聴いて理解するものである。
解できる言語のCHに合わせたまま、展示会場を巡り、
各展示ブロックの説明を聴いて理解するものである。
【0021】上述したように、1台の赤外線送信装置1
00で4つの展示ブロックをカバーすることができ、従
来の方法では4台必要であった送信装置を1台にするこ
とができる。更に展示ブロックがふえた場合でも、4展
示ブロック毎に赤外線送信装置100を1台増設すれば
よく、展示ブロックが多くなるほど作業性、保守性、経
済性において効力を発することになる。
00で4つの展示ブロックをカバーすることができ、従
来の方法では4台必要であった送信装置を1台にするこ
とができる。更に展示ブロックがふえた場合でも、4展
示ブロック毎に赤外線送信装置100を1台増設すれば
よく、展示ブロックが多くなるほど作業性、保守性、経
済性において効力を発することになる。
【0022】つぎに、ゾーン数とチャンネル数の決定方
法について表1ないし表3を参照して説明する。
法について表1ないし表3を参照して説明する。
【表1】
【表2】
【表3】 これを決定するに当たって次の3条件を考えなければな
らない。第一はチャンネル総数であり、ゾーン数とチャ
ンネル数を掛けたものである。前記赤外線送信装置10
0のチャンネル総数は13であるが、そのうち12チャ
ンネルを使うこととする。第二はテスト発振周波数の数
であり、本例においては440Hz、880Hz176
0Hzの三種類があり、それぞれを説明の便宜上、A、
B、Cと称する。第三はガイドシステム構築の作業性か
ら各ゾーンの同一のチャンネルは同一のテスト発振周波
数でテストできることとする。
らない。第一はチャンネル総数であり、ゾーン数とチャ
ンネル数を掛けたものである。前記赤外線送信装置10
0のチャンネル総数は13であるが、そのうち12チャ
ンネルを使うこととする。第二はテスト発振周波数の数
であり、本例においては440Hz、880Hz176
0Hzの三種類があり、それぞれを説明の便宜上、A、
B、Cと称する。第三はガイドシステム構築の作業性か
ら各ゾーンの同一のチャンネルは同一のテスト発振周波
数でテストできることとする。
【0023】従って、表1に示すシステムS1ではゾー
ン数、即ち展示ブロック数は4で、各々の展示ブロック
のチャンネルは3個である。これでチャンネル総数は1
2であり、表からも分かるように3つのテスト発振周波
数は各展示ブロックの各々のチャンネルと一致してい
る。
ン数、即ち展示ブロック数は4で、各々の展示ブロック
のチャンネルは3個である。これでチャンネル総数は1
2であり、表からも分かるように3つのテスト発振周波
数は各展示ブロックの各々のチャンネルと一致してい
る。
【0024】また、表2に示すシステムS2においては
ゾーン数は2で、各々の展示ブロックのチャンネルは6
個である。これでチャンネル総数は12であり、表から
も分かるようにこの場合も3個のテスト発振周波数は各
展示ブロックの各々のチャンネルと一致している。
ゾーン数は2で、各々の展示ブロックのチャンネルは6
個である。これでチャンネル総数は12であり、表から
も分かるようにこの場合も3個のテスト発振周波数は各
展示ブロックの各々のチャンネルと一致している。
【0025】つぎに、表3はシステムS3を示してい
て、ゾーン数は3で、各々の展示ブロックのチャンネル
は4個であり、これでチャンネル総数は12となるが、
3個のテスト発振周波数は各展示ブロックの各々のチャ
ンネルと一致していない。例えば展示ブロック1のチャ
ンネル1のテスト発振周波数はAであり、展示ブロック
2のチャンネル1のそれはBであり、展示ブロック3の
チャンネル1のそれはCであって、従ってシステムS3
は好ましい構成とはならない。
て、ゾーン数は3で、各々の展示ブロックのチャンネル
は4個であり、これでチャンネル総数は12となるが、
3個のテスト発振周波数は各展示ブロックの各々のチャ
ンネルと一致していない。例えば展示ブロック1のチャ
ンネル1のテスト発振周波数はAであり、展示ブロック
2のチャンネル1のそれはBであり、展示ブロック3の
チャンネル1のそれはCであって、従ってシステムS3
は好ましい構成とはならない。
【0026】つぎにゾーン数とチャンネル数の切り換え
について図2を参照して説明する。これは幾つかのゾー
ン数とチャンネル数の組み合わせを切り換える手段に関
するものであり、ここでは上述したシステムS1とシス
テムS2との切り換えを例にして説明する。
について図2を参照して説明する。これは幾つかのゾー
ン数とチャンネル数の組み合わせを切り換える手段に関
するものであり、ここでは上述したシステムS1とシス
テムS2との切り換えを例にして説明する。
【0027】システムS1とシステムS2に対応した入
力チャンネルとPPM変換部8との間にスイッチ7Aと
スイッチ7Bとを設け、前記スイッチ7A、7Bをガイ
ドシステムの表示パネル6上に設定する。図2に示すシ
ステムではシステムS1の展示ブロック1と展示ブロッ
ク3とのそれぞれ3個のチャンネルは、そのままPPM
変換部8に接続されている。
力チャンネルとPPM変換部8との間にスイッチ7Aと
スイッチ7Bとを設け、前記スイッチ7A、7Bをガイ
ドシステムの表示パネル6上に設定する。図2に示すシ
ステムではシステムS1の展示ブロック1と展示ブロッ
ク3とのそれぞれ3個のチャンネルは、そのままPPM
変換部8に接続されている。
【0028】また、システムS1の展示ブロック1と展
示ブロック3の第1チャンネルから第3チャンネルはシ
ステムS2の展示ブロック1と展示ブロック2の第1チ
ャンネルから第3チャンネルと一致している。更に、シ
ステムS1の展示ブロック2と展示ブロック4の第1チ
ャンネルから第3チャンネルは、システムS2の展示ブ
ロック1と展示ブロック2の第4チャンネルから第6チ
ャンネルと一致していて、前記スイッチ7Aとスイッチ
7Bに接続され、更にPPM変換部8のそれぞれ対応す
るチャンネル入力部に前記スイッチ7A、7Bを介して
接続されている。
示ブロック3の第1チャンネルから第3チャンネルはシ
ステムS2の展示ブロック1と展示ブロック2の第1チ
ャンネルから第3チャンネルと一致している。更に、シ
ステムS1の展示ブロック2と展示ブロック4の第1チ
ャンネルから第3チャンネルは、システムS2の展示ブ
ロック1と展示ブロック2の第4チャンネルから第6チ
ャンネルと一致していて、前記スイッチ7Aとスイッチ
7Bに接続され、更にPPM変換部8のそれぞれ対応す
るチャンネル入力部に前記スイッチ7A、7Bを介して
接続されている。
【0029】従って、システムS1で装置を運用する場
合は、スイッチ7A、7Bを3チャンネル構成になる側
に接続し、また、システムS2で運用する場合は、スイ
ッチ7A、7Bを6チャンネル構成になる側に接続する
ものである。また、システムS2で運用する場合は駆動
部22および24と、発光素子12および14は休止状
態となる。
合は、スイッチ7A、7Bを3チャンネル構成になる側
に接続し、また、システムS2で運用する場合は、スイ
ッチ7A、7Bを6チャンネル構成になる側に接続する
ものである。また、システムS2で運用する場合は駆動
部22および24と、発光素子12および14は休止状
態となる。
【0030】また、チャンネル総数が少なくて良いガイ
ドシステムの場合は、図3に示すEVENとODDのチ
ャンネル系統の一方を用いるようにする。例えばEVE
Nチャンネルのみを用いるとすると、ODDチャンネル
を構成するODD CH入力処理部37、ODD CH
S/H回路39およびODD CH PPM変換部4
1を除去することができるのでシステム構成が小さくな
り、コストを低減することができる。また、ODDチャ
ンネルのみを用いる場合も同様であることは当然であ
る。
ドシステムの場合は、図3に示すEVENとODDのチ
ャンネル系統の一方を用いるようにする。例えばEVE
Nチャンネルのみを用いるとすると、ODDチャンネル
を構成するODD CH入力処理部37、ODD CH
S/H回路39およびODD CH PPM変換部4
1を除去することができるのでシステム構成が小さくな
り、コストを低減することができる。また、ODDチャ
ンネルのみを用いる場合も同様であることは当然であ
る。
【0031】尚、赤外線送信装置は上述した機種に限る
ことなく、同様のゾーンとチャンネル構成の他の装置を
用いても良いことは論を待たない。
ことなく、同様のゾーンとチャンネル構成の他の装置を
用いても良いことは論を待たない。
【0032】
【発明の効果】展示会場等のガイドシステムを簡便に構
成することができ、ガイドシステムの設置作業と保守作
業を容易にすると共に、展示スペースの確保、展示内容
と展示方法の自由度の増大、およびガイドシステムのコ
ストの上昇を抑制する。
成することができ、ガイドシステムの設置作業と保守作
業を容易にすると共に、展示スペースの確保、展示内容
と展示方法の自由度の増大、およびガイドシステムのコ
ストの上昇を抑制する。
【0033】現行の受信機がそのまま使用することがで
きる。
きる。
【0034】上述したガイドシステムの各ゾーンを会議
場に割り当て、そのゾーンが有する各チャンネルを各種
言語に割り当てることにより、複数の国際会議場の同時
通訳装置として用いることができる。
場に割り当て、そのゾーンが有する各チャンネルを各種
言語に割り当てることにより、複数の国際会議場の同時
通訳装置として用いることができる。
【図1】 赤外線送信装置を用いた本発明によるガイド
システムの構成を示すブロック図である。
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 赤外線送信装置を用いた本発明によるガイド
システムの入力チャンネルの切り換え方法を示す為の図
である。
システムの入力チャンネルの切り換え方法を示す為の図
である。
【図3】 従来の赤外線送信装置のブロック構成図であ
る。
る。
【図4】 従来の赤外線送信装置による同時通訳会議シ
ステムの構成を示すブロック図である。
ステムの構成を示すブロック図である。
1、2、3、4 展示ブロック 5 受信機 6 表示パネル 7A、7B、31、32 スイッチ 8 PPM変換部 15 話者 16 入力調整部 17 通訳 10、11、12、13、14 発光素子 20、21、22、23、24 駆動部 33 テスト発振器 36 EVEN CH 入力処理部 37 ODD CH 入力処理部 38 EVEN CH S/H回路 39 ODD CH S/H回路 40 EVEN CH PPM 変換部 41 ODD CH PPM 変換部 42 PULSE 16BLOCK 変換部 43 水晶発振器 44 分周回路 100 赤外線送信装置 110 赤外線同時通訳システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04J 14/00 14/04 14/06 H04B 10/105 10/10 10/22
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも赤外帯域の光を発する発光素
子と、 送信情報に応じて前記発光素子の発光強度を制御する回
路部と、 送信装置の作動状態を確認する為の送信情報となるテス
ト発振器と、 送信情報を入力する2つの系統からなり、各々の系統に
複数のチャンネルを有し、更に、前記複数のチャンネル
から入力された送信情報に応じて、前記発光素子の発光
強度を変調して送信を行う手段とを具備した赤外線送信
装置において、 前記複数のチャンネルを、複数の配信ゾーンと前記配信
ゾーンを構成する複数のチャンネルに分配して送信シス
テムを構成したことを特徴とする赤外線送信装置。 - 【請求項2】 前記配信ゾーンの数と、配信ゾーンに含
まれるチャンネル数との組み合わせを、送信装置の表示
パネルに設けられた切り換え手段により選択する構成に
したことを特徴とする、請求項1に記載の赤外線送信装
置。 - 【請求項3】 前記配信ゾーン数とチャンネル数とに応
じて、前記2つのチャンネル系統のうちの1つのチャン
ネル系統を選択して使用する構成にしたことを特徴とす
る、請求項1に記載の赤外線送信装置。 - 【請求項4】 前記配信ゾーン数とチャンネル数との組
み合わせを変更するに際して、前記テスト発振器の接続
の変更を要しない複数の配信ゾーン数とチャンネル数の
組み合わせで構成したことを特徴とする、請求項1に記
載の赤外線送信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7058483A JPH08256114A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 赤外線送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7058483A JPH08256114A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 赤外線送信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08256114A true JPH08256114A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13085686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7058483A Pending JPH08256114A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 赤外線送信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08256114A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002217915A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-08-02 | Kyocera Ddi Mirai Tsushin Kenkyusho:Kk | 音楽配信装置 |
JP2009141400A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-25 | Audio Technica Corp | 音声会議装置および音声会議方法 |
JP2012170059A (ja) * | 2002-08-15 | 2012-09-06 | Iml Ltd | 参加者応答システム及び方法 |
US10235364B2 (en) | 2015-04-14 | 2019-03-19 | Shin Trading Co., Ltd. | Interpretation distributing device, control device, terminal device, interpretation distributing method, control method, information processing method, and program |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP7058483A patent/JPH08256114A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002217915A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-08-02 | Kyocera Ddi Mirai Tsushin Kenkyusho:Kk | 音楽配信装置 |
JP4703858B2 (ja) * | 2001-01-19 | 2011-06-15 | 株式会社Kddi研究所 | 音楽配信システム |
JP2012170059A (ja) * | 2002-08-15 | 2012-09-06 | Iml Ltd | 参加者応答システム及び方法 |
JP2009141400A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-25 | Audio Technica Corp | 音声会議装置および音声会議方法 |
US10235364B2 (en) | 2015-04-14 | 2019-03-19 | Shin Trading Co., Ltd. | Interpretation distributing device, control device, terminal device, interpretation distributing method, control method, information processing method, and program |
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