JPH08256000A - 修正支援方法および装置 - Google Patents

修正支援方法および装置

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JPH08256000A
JPH08256000A JP7109169A JP10916995A JPH08256000A JP H08256000 A JPH08256000 A JP H08256000A JP 7109169 A JP7109169 A JP 7109169A JP 10916995 A JP10916995 A JP 10916995A JP H08256000 A JPH08256000 A JP H08256000A
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光一 田中
Norihito Yamamoto
則仁 山本
Atsushi Kuno
敦司 久野
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    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率的に修正作業を行うことができる修正支
援方法および装置を提供すること。 【構成】 制御部23によって、不良情報ファイルを被
修正基板14の含む検査結果をフロッピーディスク装置
12またはネットワーク入出力部18より読み出してメ
モリ15に記憶し、この不良情報ファイルを同種の不良
コードを有する部品ごとにソートし、当該ソート順に、
不良部品をX軸テーブル部3およびYテーブル部4を動
作させて撮像部1によって撮像し、このカラー画像およ
び不良コードをモニター10に表示するとともに、この
不良部品の位置を、モニター10に表示した基板レイア
ウト図に示すことにより指示することによって、同種の
不良コードを有する不良部品ごとに修正作業を行うこと
ができる構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】プリント基板等に実装された複数
個の部品の実装部位の良否を検査することによって得ら
れた良否判定データに基づいて、不良部位の修正を支援
する修正支援方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図40は本発明が実施される部品実装基
板の製造工程を示すものである。図40において、実装
工程Aでプリント基板に部品を実装し、はんだ付け工程
Bで実装した部品をプリント基板にはんだ付けし、検査
工程Cに送られる。
【0003】検査工程Cでは各部品のプリント基板上の
位置データに基づいて、各部品の実装状態を目視判定に
よる外観検査装置あるいは自動外観検査装置を用いて検
査する。この際外観検査装置は検査結果を示す不良情報
ファイルを各実装基板ごとに作成する。そして実装不良
のある実装基板は不良情報ファイルとともに修正工程D
に送られる。
【0004】修正工程Dでは修正支援装置によって上記
の不良情報ファイルに基づいて修正部位が順次指示さ
れ、当該指示に従って手作業により不良部位が修正され
る。
【0005】目視判定による外観検査装置はX軸テーブ
ル部、Y軸テーブル部、撮像部、投光部、制御処理部に
よって構成される。制御処理部は表示部、入力部、メモ
リ部、フロッピーディスク装置および制御部を有してい
る。
【0006】X軸テーブル部およびY軸テーブル部は被
検査部品を順次撮像部によって撮像するために、制御処
理部からの命令に従って被検査基板をX方向およびY方
向に移動する。
【0007】撮像部は被検査部品を順次撮像し、投光部
は制御処理部からの命令に従って撮像される被検査部品
周辺の照度を調節する。撮像部より出力された撮像信号
は制御部を介して表示部に送られ、表示部は被検査部品
の画像を表示する。
【0008】入力部からは被検査基板の種類、IDナン
バーおよび各被検査部品の良否判定結果が入力される。
またメモリ部は各被検査部品を走査する順番を示す被検
査部品走査用データファイルを格納している。
【0009】制御部は入力された被検査基板の種類に対
応する被検査部品走査用データファイルをメモリ部から
読み出し、この被検査部品走査用データファイルに従っ
てX軸テーブル部、Y軸テーブル部、撮像部および投光
部の動作を制御するとともに、入力部より入力された各
被検査部品の良否判定結果を示す不良情報ファイルおよ
び各被検査部品のレイアウト図中に不良部品を表示した
イメージデータファイルを被検査基板ごとに作成し、こ
の不良情報ファイルおよびイメージデータファイルをフ
ロッピーディスク装置に書き込み、両ファイルの内容を
表示部に表示する。
【0010】図41は目視判定による外観検査のフロー
チャートである。
【0011】ステップST501で被検査基板の基板名
(基板の種類)がオペレーターによって入力されると、
ステップST502で制御部は入力された基板名に対応
する被検査部品走査用データファイルをメモリ部より読
み出す。
【0012】ステップST503でオペレータが被検査
基板をセットし、ステップST503aで基板のIDナ
ンバーを入力すると、ステップST504で制御部はX
軸テーブル部およびY軸テーブル部を動作させて、1番
目の被検査部品を撮像し、表示部にこの画像を表示す
る。
【0013】ステップST505でオペレーターは表示
部の被検査部品画像を目視して、はんだ不良があれば、
ステップST506で不良コードを入力する。
【0014】ステップST507で全部品の検査が終了
していなければ、ステップST508で次の被検査部品
を画像表示してステップST505に戻り上記の目視検
査を繰り返す。またステップST507で全部品の検査
が終了していれば、ステップST509でこの被検査基
板の不良情報ファイルを作成するとともに、この不良情
報ファイルの内容を表示部に表示し、また同時にイメー
ジデータファイルを作成する。
【0015】最後にステップST510で被検査基板を
取り出して検査を完了する。
【0016】図42は外観検査装置で作成される不良情
報ファイルのデータ構成を示す説明図である。同図にお
いて、部品番号101は外観検査装置での検査順に付さ
れる番号であり、部品名称102は外観検査装置におけ
る部品登録名称を示す。また部品種103は部品の大き
さ、定格などを示す記号であり、実装座標104は基板
上の実装座標を示す。最後に不良コード105は外観検
査における不良内容を示すものである。
【0017】次に図43は従来の修正支援装置の構成の
一例を示すブロック図である。図43において、フロッ
ピーディスク装置107には修正される基板の不良情報
ファイルを格納したフロッピーディスクがセットされて
いる。
【0018】オペレータによって入力部106から修正
される基板のIDナンバーが入力されると、制御部10
8は入力されたIDナンバーの不良情報ファイルをフロ
ッピーディスク装置107から読み出し、表示部109
に1番目の不良部品の部品名称、部品種、XおよびY実
装座標および不良コードを表示させる。
【0019】オペレータは表示された不良部品を探して
修正を行い、修正が完了したことを入力部106より入
力する。制御部はこの修正完了入力を受信すると、不良
情報ファイルの2番目の不良部品の不良内容を表示し、
オペレータはこの不良部品に対して、上記1番目の不良
部品と同様の修正作業を行う。
【0020】このように従来の修正支援装置は外観検査
装置での検査結果を画面表示することによって、オペレ
ータに修正箇所および修正方法を指示していくというも
のである。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の修正支援方法および装置においては、外観検査装置に
よる検査順序に従って不良部品の表示を行う方式である
ため、種々の不良現象(不良コード)がランダムに表示
されることになり、このためオペレーターは最初の部品
の修理でははんだごてを持ち、次の部品でははんだ吸取
器に持ち換え、さらに次の部品でまたはんだごてに持ち
換えるというような作業を行うことになり、不良部位の
修正作業が効率的でないという問題点があった。
【0022】加えて修正作業に慣れていないオペレータ
ーにおいては、不良内容の修正作業に適した修正工具の
選択を誤ったり、選択に時間を要するという問題点があ
った。
【0023】また修正作業ごとに基板を撮像位置から修
正作業位置に移動させ、表示部に表示された不良部品を
基板上で探すのに手間がかかるという問題点があった。
【0024】さらに基板修正に多大な作業時間を有して
しまい、その基板は修正作業を行わず処分した方が経費
面で効率的であったというような問題も起こった。
【0025】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、修正作業を効率的に行うことができる修正支援
方法および装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の修正支援方法は、検査工程で作成された不良
部位データを記憶手段に記憶させるデータ記憶工程と、
前記不良部位データをデータ整列手段によって同種の不
良内容を有する不良部位データごと、あるいは同種の修
正作業内容を有する不良部位ごとに整列させるデータ整
列工程と、前記データ整列工程による不良部位データ整
列順に、不良部位の基板上の位置を指示手段によって指
示する指示工程とを有するものであり、また本発明の修
正支援装置は、検査装置で作成された不良部位データを
記憶する記憶手段と、前記不良部位データを同種の不良
内容を有する不良部位ごと、あるいは同種の修正作業内
容を有する不良部位ごとに整列させるデータ整列手段
と、前記データ整列手段による不良部位データ整列順に
不良部位の基板上の位置を指示する指示手段とを具備す
るものである。
【0027】本発明の請求項4の修正支援方法は、前記
指示工程を、前記データ整列工程による不良部位データ
整列順に、不良部位の基板上の位置を指示する指示位置
に不良部位を位置決めし、この不良部位へのスポット光
照射によって不良部位の基板上の位置を指示する指示工
程としたものであり、請求項15の修正支援装置は、前
記データ整列手段による不良部位データ整列順に、不良
部位の基板上の位置を指示する指示位置に、不良部位を
位置決めする位置決め手段を加え、前記指示手段を、前
記指示位置に位置決めされた不良部位をスポット光によ
って指示する指示手段としたものである。
【0028】また本発明の請求項5の修正支援方法は、
前記指示工程を、前記データ整列工程による不良部位デ
ータ整列順に、不良部位の基板上の位置を指示するとと
もに、修正作業内容および使用工具を指示する指示工程
としたものであり、請求項16の修正支援装置は、前記
指示手段を、前記データ整列手段による不良部位データ
整列順に、不良部位の基板上の位置を指示するととも
に、修正作業内容および使用工具を指示する指示手段と
したものである。
【0029】さらに本発明の請求項11の修正支援方法
は、複数の基板の不良部位データから各基板ごとに総修
正時間を算出し、この総修正時間が少ない順に基板名を
表示するとともに、この総修正時間が予め設定された上
限値を越える基板については警告を発する判定工程を、
前記記憶工程の次に加えたものであり、請求項23の修
正支援装置は、複数の基板の不良部位データから各基板
ごとに総修正時間を算出し、この総修正時間が少ない順
に基板名を表示するとともに、この総修正時間が予め設
定された上限値を越える基板については警告を発する判
定手段を加えたものである。
【0030】
【作用】従って本発明の修正支援方法および装置によれ
ば、不良部位データを記憶し、記憶した不良部位データ
を同種の不良内容を有する不良部位ごと、あるいは同種
の修正作業内容を有する不良部位ごとに整列させ、この
データ不良部位データ整列順に不良部位の基板上の位置
を指示することによって、修正作業を効率的に行うこと
ができる。
【0031】上記に加え、本発明の請求項4の修正支援
方法および請求項15の修正支援装置によれば、基板上
の修正作業を行う不良部位をスポット光で指示すること
によって、修正作業を効率的に行うことができる。
【0032】また上記に加え、本発明の請求項5の修正
支援方法および請求項16の修正支援装置によれば、修
正作業内容および使用工具を指示することによって、修
正作業を効率的に行うことができる。
【0033】さらに上記に加え、本発明の請求項11の
修正支援方法および請求項23の修正支援装置によれ
ば、複数の基板の不良部位データから各基板ごとに総修
正時間を算出し、この総修正時間が少ない順に基板名を
表示するとともに、この総修正時間が予め設定された上
限値を越える基板については警告を発して、修正に時間
のかかる基板を修正作業から除外することによって、経
費面で効率的な修正作業を行うことができる。
【0034】
【実施例】図1は本発明の第一実施例の外観図である。
図1において、1は撮像部、2は撮像部1による撮像時
に撮像部位に光を照射する投光部、3はX軸テーブル
部、4はY軸テーブル部、5は基板ステージ、6はバー
コードリーダ、7はキーボード、8はマウス、9は操作
キーボード、10はモニター、11はコントローラ、1
2はフロッピーディスク装置、13はLANケーブルで
ある。
【0035】撮像部1はカラーテレビカメラであり、投
光部2と一体化されて、X軸テーブル部3に取り付けら
れている。
【0036】X軸テーブル部3は、長手状の固定フレー
ム内に、モータ(図示せず)と、移動フレーム(図示せ
ず)とが収容された構成のものであり、この移動フレー
ムには、一体化された撮像部1および投光部2が取り付
けており、前記モータを正逆駆動させることにより、撮
像部1および投光部2は移動フレームと一体にX方向へ
往復直線移動する。
【0037】基板ステージ5は前後に対向する基板支持
壁5aおよび5bを備え、被修正基板14を図示の如く
支持する構成となっており、Y軸テーブル部4に取り付
けられている。
【0038】Y軸テーブル部4は、X軸テーブル部3と
直交させて長手状の固定フレームを配備し、この固定フ
レーム内にモータ(図示せず)と、移動フレーム(図示
せず)とが収容された構成のものであり、この移動フレ
ームには、基板ステージ5がが取り付けており、前記モ
ータを正逆駆動させることにより、基板ステージ5は移
動フレームと一体にY方向へ往復直線移動する。
【0039】図2は本発明の第一実施例の全体構成図で
ある。図2によれば本発明は、撮像部1、投光部2、X
軸テーブル部3、Y軸テーブル部4、基板ステージ5お
よび制御処理部27によって構成される。
【0040】投光部2は、赤色、緑色、青色の各色彩光
をそれぞれ発する3個の円環状光源24、25、26か
ら成る三色光源によって構成される。
【0041】図3は投光部2の三色光源の構成および原
理を示す説明図である。図3において上記の円環状光源
24、25、26はその中心が撮像部1の撮像中心軸e
と一致するように同心円上に設置され、かつ円環半径を
違え、高さを違えることによって、撮像中心軸eに対す
る光入射角が、異なる角度θ1 、θ2 、θ3 となるよう
に設置されている。
【0042】上記の構成を有する投光部2によって基板
14に実装された部品Eのはんだ部Fを照射する。はん
だ部Fを反射平面であるとすると、はんだ部Fのある傾
斜角を持つ部分によって反射された入射角θ1 で入射し
た光が撮像中心軸e方向に反射する反射平面の傾斜角λ
1 と、入射角θ2 で入射した光が撮像中心軸e方向に反
射する反射平面の傾斜角λ2 とは異なる。同様に入射角
θ3 で入射した光が撮像中心軸e方向に反射する反射平
面の傾斜角λ3 もλ1 およびλ2 と異なる。はんだ部F
は通常曲面形状を有するので、はんだ部Fの近似的に傾
斜角がλ1 であると考えられる部分では入射角θ1 で入
射した光が撮像中心軸e方向に反射され、傾斜角がλ2
であると考えられる部分では入射角θ2 で入射した光が
撮像中心軸e方向に反射される。
【0043】従って撮像部1によって撮像され、モニタ
ー10に表示されたはんだ部Fは、ある部分では赤色に
彩色され、傾斜角が異なる他の部分では緑色に彩色さ
れ、また他の部分では青色に彩色されることとなり、オ
ペレータはこの彩色された画面によってはんだ部Fの形
状を判別することができる。
【0044】例えば、円環状光源24を赤色光、円環状
光源25を緑色光、円環状光源26を青色光とすると、
カラー画像においてははんだ部Fの傾斜がなだらかな部
分は赤色に彩色され、傾斜が急な部分は青色に彩色さ
れ、これらの中間の傾斜を持つ部分は緑色に彩色され
る。
【0045】図2に戻って、制御処理部27は、撮像・
投光コントローラ16、XYテーブルコントローラ1
7、モニター10、メモリ15、フロッピーディスク装
置12、入力部22、バーコードリーダ6、ネットワー
ク入出力部18、および制御部23によって構成されて
いる。このうち撮像・投光コントローラ16、XYテー
ブルコントローラ17、メモリ15、フロッピーディス
ク装置12、ネットワーク入出力部18、および制御部
23は図1に示すコントローラ11の内部に格納されて
いる。また入力部22は、キーボード7、マウス8およ
び操作キーボード9を有している。
【0046】撮像・投光コントローラ16は、制御部2
3からの命令に従って、撮像部1の撮像動作、および投
光部2の光源24、25、26の発光動作を制御し、撮
像部1より出力される被修正部品の撮像信号をカラー画
像信号に変換して制御部23に送る。
【0047】XYテーブルコントローラ17は制御部2
3からの命令に従って、X軸テーブル部3およびY軸テ
ーブル部4の動作を制御する。
【0048】モニター10は制御部23より与えられ
た、撮像部1による被修正部品のカラー画像、被修正基
板のレイアウト図、各種データなどを表示する。
【0049】メモリ15は、本発明を動作させるための
修正支援プログラムを格納しており、制御部23より送
られる不良情報ファイルおよびイメージデータファイ
ル、各種のデータなどを記憶するものである。
【0050】入力部22のキーボード7、マウス8およ
び操作キーボード9はオペレータが必要に応じて使い分
けて、各種のデータを入力するためのものである。操作
キーボード9は特に必要なキー(例えば不良コードを入
力するキーなど)をキーボード7と独立して設けたもの
である。またバーコードリーダ6は被修正基板のIDナ
ンバーを、基板に付されたバーコードによって入力する
ためのものであり、このIDナンバーはキーボード7を
用いて入力してもよい。
【0051】フロッピーディスク装置12は制御部23
からの命令に応じて、外観検査装置によって作成された
不良情報ファイルやイメージデータファイルなどをフロ
ッピーディスクから読み出し、また制御部23で作成さ
れた不良情報ファイルなどをフロッピーディスクに書き
込むものである。
【0052】ネットワーク入出力部18はLANケーブ
ル13に接続されており、制御部23からの命令に応じ
て、外観検査装置によって作成された不良情報ファイル
やイメージデータファイルなどをLANケーブル13を
介してネットワークから取得し、また制御部23で作成
された不良情報ファイルなどをLANケーブル13を介
してネットワークへ送出するものである。
【0053】上記のフロッピーディスク装置12とネッ
トワーク入出力部18は、外観検査装置とのシステム構
成形態によって使い分けられる。図4、図5は外観検査
装置とのシステム構成を示す説明図である。図4はフロ
ッピディスクを媒介としたシステムであり、図5はLA
Nを媒介としたシステムである。
【0054】図4において、外観検査装置30によって
作成された不良情報ファイルおよびイメージデータファ
イルは、RS−232Cのような伝送路32を経てデー
タ収集端末機33へ送信される。データ収集端末機33
は、収集した不良情報ファイルおよびイメージデータフ
ァイルをフロッピーディスク34に格納し、このフロッ
ピーディスク34を介して不良情報ファイルおよびイメ
ージデータファイルは修正支援装置31へ供給される。
【0055】図5においては、LANケーブル36を介
してデータ収集端末機33で収集された不良情報ファイ
ルおよびイメージデータファイルは、さらにデータ収集
端末機33からLANケーブル36を介してハードディ
スクのようなサーバ35に伝送され、貯えられるもの
で、修正支援装置31は、このサーバ35から必要な不
良情報ファイルおよびイメージデータファイルを読み出
すことができる。
【0056】再び図2に戻り、制御部23はマイクロプ
ロセッサを有し、メモリ15より読み出した修正支援プ
ログラムに従って、制御処理部27を構成する各部の統
括制御、不良部品情報の作成、各種の演算、不良情報フ
ァイルおよびイメージデータファイルの編集作成などを
行うものである。
【0057】次に図6は本発明の第一実施例による修正
支援手順を示すフローチャートである。図7は図6のス
テップST2およびステップST7のサブルーチンであ
り、ソート条件設定手順を示すフローチャートである。
図8は図6のステップST3のサブルーチンであり、検
査結果の読み出し手順を示すフローチャートである。図
9は図6のステップST10のサブルーチンであり、修
正作業手順を示すフローチャートである。
【0058】図6のステップST1で不良情報ファイル
の不良部品データを不良コードによってソートするか否
かを入力する。図10に示すソート設定画面がモニター
10に表示されるので、オペレーターは図1に示すマウ
ス8で入力欄29をクリックしてソートするか否かを設
定する。図10において、入力欄29の「する」をクリ
ックすると「しない」に切り替わる。設定が終わったら
「確認」をクリックする。
【0059】ステップST1でソートをしないと入力さ
れた場合はステップST3に進み、ソートをすると入力
された場合は、ステップST2に進む。
【0060】ステップST2ではソート条件の設定を行
う。すなわち図7のステップST16で、外観検査装置
において付される不良コード(以下外観検査不良コード
と称する)は多種にわたるため、この外観検査不良コー
ドを分類して新たに修正支援装置独自の不良コードの設
定を行う。図11は不良コード設定におけるモニター表
示画面である。
【0061】図7のステップST17で外観検査不良コ
ードを、ステップST16で設定した不良コードに変換
するための設定を行う。図12は不良コード変換設定に
おけるモニター表示画面である。同図において、37は
外観検査不良コードを示し、38は修正支援装置におけ
る不良コードを示す。例えば外観検査不良コード「01
フィレット少」は修正支援装置においては不良コード
「2.ハンダナシ」に変換されることを示している。
【0062】図7のステップST18で不良コードのソ
ート順序を設定して、図6のステップST3に進む。図
13は不良コードのソート順序設定におけるモニター表
示画面である。同図において、不良部品データはその不
良コードが「2.ハンダナシ」のものが最初にソートさ
れ、続いて「3.ブリッジ」のものがソートされること
を示している。また同一不良コードの不良部品データに
ついてはその部品番号が小さい順、すなわち外観検査装
置における検査順にソートされる。
【0063】次に図6のステップST3で外観検査装置
における検査結果を示す不良情報ファイルおよびイメー
ジデータファイルを読み出す。すなわち図8のステップ
ST19で被修正基板のIDナンバーを、図1に示すバ
ーコードリーダ6またはキーボード7を用いてオペレー
タが入力すると、ステップST20で制御部23は、入
力されたIDナンバーを有する基板の不良情報ファイル
およびイメージデータファイルをフロッピーディスクあ
るいはLANのサーバから読み出す。
【0064】次に図6に戻り、ステップST4で制御部
23はステップST2におけるソート条件設定に従っ
て、不良情報ファイルの不良部品データのソートを実行
し、ステップST5に進む。ただし、ステップST1に
おいて、ソートを行わないと入力され、ステップST2
のソート条件の設定が行われなかった場合は、不良部品
データのソートを実行しない。
【0065】ステップST5でオペレータは被修正基板
を基板ステージ5にセットする。
【0066】次にステップST6でソート条件の変更を
行わない場合は、オペレータは「NO」を入力し、ステ
ップST9に進む。尚ここでソート条件の変更を行うた
めに、オペレータが「YES」を入力した場合のステッ
プST7、ST8の処理については後述する。
【0067】ステップST9で制御部23は、X軸テー
ブル部3およびY軸テーブル部4を動作させて、撮像部
1の直下の撮像位置にソートした不良情報ファイルの一
番目の不良部品を移動させ、撮像部1で撮像したこの不
良部品のカラー画像、この不良部品の不良コード、およ
びイメージデータファイルから作成した基板上の部品レ
イアウト図からなる不良部品情報をモニター10に表示
させる。
【0068】図14はイメージデータファイルより作成
した部品レイアウト図である。同図において、破線およ
び実線で示される領域は実装された部品を示し、そのう
ち実線で示される領域が外観検査装置において不良と判
定された部品を示す。またIC部品については、検査時
にいくつかの領域に分けて検査されるため、この分割さ
れた領域が破線および実線で示されている。
【0069】図15は不良部品情報のモニター表示画面
である。同図において、39は撮像部1によって撮像さ
れた不良部品のカラー画像が表示されるカメラ画面であ
り、40はカメラ画面に表示されている不良部品が基板
上のどのあたりに位置するのかを、図14に示す部品レ
イアウト図を用いて表示するレイアウト画面であり、カ
メラ画面に表示されている部品は他の不良部品と区別し
て(例えば色を付けたり、矢印で示したりする)表示さ
れる。また41はカメラ画面に表示されている不良部品
の部品名称を示し、42はこの不良部品の不良コードに
対応する不良名称を示すものである。最後に43はコマ
ンドメニューであり、図6のステップST10の修正作
業において、マウス8でクリックすることにより起動さ
せることができる。
【0070】図6に戻り、ステップ10でオペレータ
は、不良部品情報表示画面を見ながら修正作業を行う。
すなわち図9のステップST21でオペレータは、モニ
ター10のカメラ画面を見て不良状態を確認し、ステッ
プST22でモニター10に表示されている不良コード
が正しいと判断すればステップST24に進み、不良コ
ードが間違っていたり、不良部位が存在しないと判断す
ればステップST23で不良コードの変更または取り消
しを行い、ステップST24に進む。
【0071】次にステップST24でオペレータはこの
部品を修正するか否かを入力し、修正しない場合はステ
ップST34に進み、修正する場合はステップST25
に進む。
【0072】ステップST25でオペレータは修正位置
(搬入出位置)への基板の移動命令を入力すると、ステ
ップST26で制御部23はモニター10のカメラ画面
をフリーズ表示にして、ステップST27で基板を修正
位置に移動させる。
【0073】ステップST28でオペレータはモニター
10に表示されたレイアウト図を参照して、この不良部
品を探して修正した後、ステップST29で撮像位置へ
の移動命令を入力すると、ステップST30で制御部2
3は基板を撮像位置に移動させて再びこの部品を撮像
し、ステップST31でカメラ画面をスルー表示にして
この部品のカラー画像を表示させる。
【0074】ステップST32でオペレータはカメラ画
面で修正部位を目視確認し、ステップST33で再修正
が必要か否かを入力する。「YES」の場合はステップ
ST25〜ST32を再度繰り返し、「NO」の場合は
ステップST34に進む。
【0075】ステップST34でオペレータはこの部品
すなわち不良情報ファイルの一番目の不良部品の修正作
業が完了したことを入力して、図6のステップST11
に進む。
【0076】ステップST11で他に不良部品がある場
合には、ステップST6に戻り、もしもソート条件すな
わち不良コードの設定やソート順序を変更したい場合に
は「YES」を入力し、ステップST7で新たにソート
条件を設定し、ステップST8で新たなソート条件に従
って不良部品データのソートを行った後、ステップST
9に進む。またソート条件を変更する必要がないときは
ステップST9に進む。尚、ステップST7の内容はス
テップST2と、またステップST8の内容はステップ
ST3とそれぞれ同じである。ただしステップST8に
おけるソート実行時は既に修正作業が完了した部品は除
かれる。
【0077】そしてステップST9、ST10で次の不
良部品すなわちステップST2でソートした不良情報フ
ァイルの二番目の不良部品、あるいはステップST8で
ソートした不良情報ファイルの一番目の不良部品に、最
初の不良部品と同様の処理を行う。
【0078】ステップST6〜ST10の処理を繰り返
し、ステップST11で全ての不良部品の修正が完了し
たら、ステップST12で制御部23はフロッピーディ
スクあるいはLANのサーバに編集作成した不良情報フ
ァイルおよびイメージデータファイルを外観検査装置に
おけるものと別に書き込む。ここで編集作成したファイ
ルとは、不良部品データがソートされ、修正支援装置に
おける不良コードおよび修正作業済みであるかどうかの
フラグが付加され、さらに外観検査装置で誤判定された
不良コードが修正された不良情報ファイル、およびこの
不良情報ファイルの内容に従って修正されたイメージデ
ータファイルを示す。
【0079】図16は不良情報ファイルのデータ構成を
示す説明図であり、(a)は不良コードによるソート実
行前の不良情報ファイルすなわち外観検査装置における
不良情報ファイルのデータ構成を示す説明図、(b)は
不良コードによるソート実行後の不良情報ファイルのデ
ータ構成を示す説明図、(c)は修正作業実行中の不良
情報ファイルのデータ構成を示す説明図である。同図
(c)の修正作業欄に示す「*」は修正作業済みである
ことを示し、「−」は未修正であることを示す。
【0080】次に図6のステップST13でオペレータ
は基板を搬入出位置に移動させる命令を入力して搬入出
位置に移動させ、この基板を基板ステージ5から取り外
し、ステップST14で次の基板の修正を行うか否かを
入力する。「YES」が入力された場合はステップST
3に戻り前の基板と同様の処理を行う。
【0081】このように上記の第一実施例によれば、不
良部品データを不良コードによってソートし、このソー
ト順に従って、不良部品の修正指示をオペレーターに与
えることによって、同種の不良部品が連続して指示され
るため、オペレーターは修正工具をいちいち持ち変える
必要がなく、修正作業を効率的に行うことができる。
【0082】次に図17は本発明の第二実施例の外観図
である。図17において、光指示器28以外のものにつ
いては第一実施例と同様であるので、同一符号を付すと
ともにその説明を省略する。
【0083】また本発明の第二実施例の全体構成図は図
2に示す第一実施例の全体構成図に光指示器28を付加
し、撮像・投光コントローラ16を撮像・投光コントロ
ーラ47とし、メモリ15をメモリ48とし、また制御
部23を制御部49とし、従って制御処理部27を制御
処理部50としたものである。
【0084】撮像・投光コントローラ47は、制御部4
9からの命令に従って、撮像部1の撮像動作、投光部2
の発光動作、および光指示器28の点灯、消灯動作を制
御し、撮像部1より出力される被修正部品の撮像信号を
カラー画像信号に変換して制御部49に送る。
【0085】メモリ48は、本発明を動作させるための
修正支援プログラムを格納しており、制御部49から送
られる不良情報ファイルおよびイメージデータファイ
ル、各種のデータなどを記憶するものである。
【0086】制御部49はマイクロプロセッサを有し、
メモリ48より読み出した修正支援プログラムに従っ
て、制御処理部50を構成する各部の統括制御、不良部
品情報の作成、各種の演算、不良情報ファイルおよびイ
メージデータファイルの編集作成などを行うものであ
る。
【0087】図18は本発明の第二実施例のX軸ステー
ジ部3およびY軸ステージ部4の動作を示す上面図であ
り、基板ステージ5に被修正基板がセットされた状態の
ものである。(a)は基板14の搬入出、および部品E
の不良部位(図中×印で示す)の修正を行う搬入出位置
(修正位置)、(b)は不良部位を撮像する撮像位置、
(c)は不良部位をスポット光によって指示する光指示
位置をそれぞれ示している。また図19は本発明の第二
実施例の側面図であり、図20は光指示器28の構成を
示す断面図である。
【0088】光指示器28は図20に示すように、LE
Dのような光源44、および集光レンズ45を有し、光
源より放射された光束を集光レンズによって集光するこ
とによって、基板面46にスポット光を照射する構造で
あり、基板を図18(c)に示す光指示位置に移動した
ときに、撮像・投光コントローラ47によって光源をO
Nさせることにより、スポット光で不良部位を指示する
ものである。
【0089】尚、本第二実施例においては、光指示器2
8は図17および図19に示すように投光部2の側面に
取り付けられ、スポット光を基板に対して垂直に入射さ
せているが、光指示器28の取り付け位置および図18
(c)に示す光指示位置は、スポット光で基板上の不良
部位を指示しているときに、オペレータが指示された不
良部位の修正を行える位置であればよく、オペレータが
指示された不良部位の修正を行いやすい位置が望まし
い。
【0090】次に図21は本発明の第二実施例による修
正支援手順を示すフローチャートである。図22は図2
1のステップST37およびステップST42のサブル
ーチンであり、ソート条件設定手順を示すフローチャー
トである。図23は図21のステップST38のサブル
ーチンであり、検査結果の読み出し手順を示すフローチ
ャートである。図24は図21のステップST45のサ
ブルーチンであり、修正作業手順を示すフローチャート
である。また図25は図24のステップST59のサブ
ルーチンであり、不良部位の修正処理手順を示すフロー
チャートである。
【0091】図21のステップST36で不良情報ファ
イルの不良部品データを不良コードによってソートする
か否かを入力する(図10参照)。
【0092】ステップST36でソートを行わないと入
力された場合はステップST38に進み、ソートを行う
と入力された場合は、ステップST37に進む。
【0093】ステップST37ではソート条件の設定を
行う。すなわち図22のステップST50で、外観検査
不良コードは多種にわたるため、これを分類して修正支
援装置独自の不良コードの設定を行う(図11参照)。
【0094】次にステップST51で、外観検査装置に
おける不良コードを、ステップST50で設定した修正
支援装置の不良コードに変換するための設定を行う(図
12参照)。
【0095】次にステップST52で不良コードのソー
ト順序を設定して(図13参照)、図21のステップS
T38に進む。
【0096】図21のステップST38で外観検査装置
における検査結果を示す、不良情報ファイルおよびイメ
ージデータファイルを読み出す。すなわち図23のステ
ップST53で被修正基板のIDナンバーをバーコード
リーダ6またはキーボード7を用いてオペレータが入力
すると、ステップST54で制御部49は入力されたI
Dナンバーを有する基板の不良情報ファイルおよびイメ
ージデータファイルをフロッピーディスクあるいはLA
Nのサーバから読み出す。
【0097】次に図21に戻り、ステップST39で制
御部49は、ステップST37におけるソート条件設定
に従って、不良情報ファイルの不良部品データのソート
を実行し、ステップST40に進む。ただし、ステップ
ST36において、ソートを行わないと入力され、ステ
ップST37のソート条件の設定が行われなかった場合
は、不良部品データのソートを実行しない。
【0098】ステップST40でオペレータは被修正基
板を基板ステージ5にセットする。
【0099】次にステップST41でソート条件の変更
を行わない場合は、オペレータは「NO」を入力し、ス
テップST44に進む。
【0100】また、もしもステップST41でソート条
件すなわち不良コードの設定やソート順序を変更したい
場合には、オペレータは「YES」を入力し、ステップ
ST42で新たにソート条件を設定し、ステップST4
3で新たなソート条件に従って不良部品データのソート
を行った後、ステップST44に進む。尚、ステップS
T42の内容はステップST37と、またステップST
43の内容はステップST38とそれぞれ同じである。
ただし、後述するステップST46から分岐して、ステ
ップST41、ST42を介してステップST43の処
理を行う場合は、既に修正作業が完了した部品を除いて
ソートを実行する。
【0101】ステップST44で制御部49は、X軸テ
ーブル部3およびY軸テーブル部4を動作させて、撮像
位置(撮像部1の直下)にソートした不良情報ファイル
の一番目の不良部品を移動させ、撮像部1で撮像した、
この不良部品のカラー画像、、この不良部品の不良コー
ド、およびイメージデータファイルから作成した基板上
の部品レイアウト図からなる不良部品情報(図15参
照)をモニター10に表示させる。
【0102】ステップST45でオペレータは不良部品
情報の表示画面を見ながら、修正作業を行う。すなわち
図24に示すサブルーチンにおいて、ステップST55
でオペレータはモニター10のカメラ画面を見て不良状
態を確認し、ステップST56でモニター10に表示さ
れている不良コードが正しいと判断すればステップST
58に進み、不良コードが間違っていたり、不良部位が
存在しないと判断すればステップST57で不良コード
の変更または取り消しを行い、ステップST58に進
む。
【0103】次にステップST58でオペレータはこの
部品を修正するか否かを入力し、修正しない場合はステ
ップST60に進み、修正する場合はステップST59
に進む。
【0104】ステップST59でオペレータは不良部位
の修正作業を行う。すなわち図25のステップST62
で制御部49はモニター10のカメラ画面をフリーズ表
示にする。
【0105】次にステップST63で制御部49は、X
Yテーブルコントローラ17を制御して、X軸テーブル
部3およびYテーブル部4によって、カメラ画面に表示
された、これから修正を行う不良部品の不良部位を光指
示位置に移動させ、ステップST64で撮像・投光コン
トローラ47を制御して光指示器28をONさせること
により、この不良部位をスポット光で指示する。
【0106】ステップST65でオペレータは光指示さ
れた不良部位を確認し、この場で修正できるようであれ
ば修正作業を行う。撮像位置においては、図19に示す
ように、投光部2が基板面に接近しているため、修正作
業を行うことができないが、光指示位置においては投光
部2に邪魔されずに修正作業を行うことが可能である。
【0107】ステップST65の光指示位置における修
正作業を行った場合は、ステップST66でオペレータ
は撮像位置への移動命令を入力し、ステップST67で
制御部49は光指示器28をOFFし、ステップST7
1に進む。
【0108】またステップST65の光指示位置におけ
る修正作業を行わなかった場合は、ステップST66で
オペレータは、修正位置(基板搬入出位置)への移動命
令を入力し、ステップST68で制御部49は光指示器
28をOFFし、ステップST69で修正位置に基板を
移動させる。
【0109】ステップST70でオペレータは、不良部
位の修正作業を行い、ステップST70aで撮像位置へ
の移動命令を入力して、ステップST71に進む。
【0110】ステップST71で制御部49は、基板を
撮像位置に移動させて再びこの部品を撮像し、ステップ
ST72でカメラ画面をスルー表示にしてこの部品のカ
ラー画像を表示させて、図24のステップST60に進
む。
【0111】ステップST60でオペレータはカメラ画
面で修正部位を目視確認し、再修正が必要か否かを入力
する。「YES」の場合はステップST59を再度繰り
返し、「NO」の場合はステップST61に進む。
【0112】ステップST61でオペレータはこの部品
すなわち不良情報ファイルの一番目の不良部品の修正作
業が完了したことを入力して、図21のステップST4
6に進む。
【0113】ステップST46で他に不良部品がある場
合には、ステップST41に戻り、最初の不良部品と同
様にして、ステップST41〜ST45の処理によって
不良部位の修正を行う。このようにして、全ての不良部
品についてステップST41〜ST45の処理を繰り返
す。
【0114】そしてステップST46で、全ての不良部
品の修正が完了したら、ステップST47で制御部49
はフロッピーディスクあるいはLANのサーバに、編集
作成した不良情報ファイルおよびイメージデータファイ
ルを外観検査装置におけるものと別に書き込む。ここで
編集作成したファイルとは、不良部品データがソートさ
れ、修正支援装置における不良コードおよび修正作業済
みであるかどうかのフラグが付加され、さらに外観検査
装置で誤判定された不良コードが修正された不良情報フ
ァイル、およびこの不良情報ファイルの内容に従って修
正されたイメージデータファイルを示す。
【0115】次にステップST48でオペレータは基板
を搬入出位置に移動させる命令を入力して搬入出位置に
移動させ、この基板を基板ステージ5から取り外し、ス
テップST49で次の基板の修正を行うか否かを入力す
る。「YES」が入力された場合はステップST38に
戻り前の基板と同様の処理を行う。
【0116】このように上記の第二実施例によれば、不
良部品データを不良コードによってソートし、このソー
ト順に従って、不良部品の修正指示をオペレーターに与
えることによって、同種の不良部品が連続して指示され
るため、オペレーターは修正工具をいちいち持ち変える
必要がなく、さらに実装基板上の修正作業を行う不良部
位を光指示器28によってスポット光で指示することに
よって、オペレーターは実装基板上で不良部位を探す必
要がないため、修正作業を効率的に行うことができる。
【0117】次に本発明の第三実施例について説明す
る。本発明の第三実施例の外観図は図1に示す第一実施
例のものと同じであるので、その説明を略す。
【0118】図26は本発明の第三実施例の全体構成図
である。図26によれば本発明は、撮像部1、投光部
2、X軸テーブル部3、Y軸テーブル部4、基板ステー
ジ5および制御処理部53によって構成される。
【0119】投光部2は、赤色、緑色、青色の各色彩光
をそれぞれ発する3個の円環状光源24、25、26か
ら成る三色光源によって構成される。
【0120】制御処理部53は、撮像・投光コントロー
ラ16、XYテーブルコントローラ17、モニター1
0、メモリ52、フロッピーディスク装置12、入力部
22、バーコードリーダ6、ネットワーク入出力部1
8、および制御部51によって構成されている。
【0121】撮像・投光コントローラ16は、制御部5
1からの命令に従って、撮像部1の撮像動作および投光
部2の光源24、25、26の発光動作を制御し、撮像
部1の撮像素子より出力される被修正部品の撮像信号を
カラー画像信号に変換して制御部51に送る。
【0122】XYテーブルコントローラ17は制御部5
1からの命令に従って、X軸テーブル部3およびY軸テ
ーブル部4の動作を制御する。
【0123】モニター10は制御部51より与えられ
た、撮像部1による被修正部品のカラー画像、被修正基
板のレイアウト図、各種データなどを表示する。
【0124】メモリ52は、本発明を動作させるための
プログラムを格納しており、制御部51より送られる不
良情報ファイルなどの各種のデータを記憶するものであ
る。
【0125】入力部22は、図1に示すキーボード7、
マウス8および操作キーボード9を有しており、オペレ
ータはこれらを必要に応じて使い分けて、各種のデータ
を入力する。
【0126】フロッピーディスク装置12は制御部51
からの命令に応じて、外観検査装置によって作成された
不良情報ファイルやイメージデータファイルなどをフロ
ッピーディスクから読み出し、また制御部51で作成さ
れた不良情報ファイルなどをフロッピーディスクに書き
込むものである。
【0127】ネットワーク入出力部18は、図1に示す
LANケーブル13に接続されており、制御部51から
の命令に応じて、外観検査装置によって作成された不良
情報ファイルやイメージデータファイルなどをLANケ
ーブル13を介してネットワークから取得し、また制御
部51で作成された不良情報ファイルなどをLANケー
ブル13を介してネットワークへ送出するものである。
【0128】上記のフロッピーディスク装置12とネッ
トワーク入出力部18は、外観検査装置とのシステム構
成形態によって使い分けられる。
【0129】制御部51はマイクロプロセッサを有し、
メモリ52より読み出したプログラムに従って、制御処
理部53を構成する各部の統括制御、不良部品情報の作
成、各種の演算、不良情報ファイルの読み出しおよび編
集作成などを行うものである。
【0130】次に図27は本発明の第三実施例による修
正支援手順を示すフローチャートである。図28は図2
7のステップST81およびステップST86のサブル
ーチンであり、条件設定手順を示すフローチャートであ
る。図29は図27のステップST82のサブルーチン
であり、検査結果の読み出し手順を示すフローチャート
である。図30は図27のステップST89のサブルー
チンであり、修正作業手順を示すフローチャートであ
る。
【0131】図27のステップST81で各種条件の設
定を行う。すなわち図28に示すサブルーチンにおい
て、ステップST100で外観検査装置において付され
る不良コード(以下外観検査不良コードと称する)に対
して、修正作業内容および修正作業に使用する工具を登
録する。図31は作業内容および使用工具の登録画面を
示すものである。図31において、まず部品種選択画面
55が表示されるので、オペレータ−は図1に示すキー
ボード7で矢印56を移動させ、マウス8で「確認」を
クリックして部品種を選択する。部品種として「R16
08」が選択されたとすると、次に「R1608」の作
業・工具設定画面57が表示されるので、オペレータ−
は各外観検査不良コードに対して、作業内容および使用
工具を登録する。尚、作業・工具設定画面57におい
て、作業内容および使用工具欄に「−−−」と表示され
ている外観検査不良コードは、その部品種では設定され
ていないものである。また、使用工具は複数登録でき
る。
【0132】図27に戻り、ステップST101で外観
検査不良コードは多種にわたるため、これを分類して修
正支援装置独自の不良コードの設定を行い(図11参
照)、各外観検査不良コードに対して、設定した不良コ
ードを登録する(図12参照)。
【0133】ステップST102で不良情報ファイルの
不良部品データのソート方法を設定する。すなわち不良
コードによってソートするか、あるいは修正作業内容に
よってソートするかを入力する。図32に示す画面が、
図1に示すモニター10に表示されるので、オペレータ
ーは図1に示すマウス8で入力欄58をクリックして、
ソート方法を設定をする。図32において、入力欄58
の「する」をクリックすると「しない」に切り替わる。
また不良コードソートの項目と作業内容ソートの項目の
設定入力は連動しており、例えば作業内容ソートの項目
の「する」をクリックすると、作業内容ソート項目は
「しない」に替わり、不良コードソートの項目は「す
る」に替わる。全ての設定が終わったら「確認」をクリ
ックする。
【0134】ステップST102で作業内容によるソー
トが選択された場合は、ステップST103で作業内容
によるソート順序を登録して、図27に戻り、ステップ
ST82に進む。図33は作業内容によるソート順序設
定画面である。同図において、不良部品データはその作
業内容が「ハンダヅケ」のものが最初にソートされ、続
いて「ブリッジカット」のものがソートされることを示
している。また同一作業内容の不良部品データについて
はその部品番号が小さい順、すなわち外観検査装置にお
ける検査順にソートされる。
【0135】ステップST102で不良コードによるソ
ートが選択された場合は、ステップST104でによる
不良コードによるソート順序を登録して(図13参
照)、図27に戻り、ステップST82に進む。
【0136】ステップST82で外観検査装置における
検査結果を示す、不良情報ファイルおよびイメージデー
タファイルを読み出す。すなわち図29に示すサブルー
チンにおいて、ステップST105で被修正基板のID
ナンバーを、図1に示すバーコードリーダ6またはキー
ボード7を用いてオペレータが入力すると、ステップS
T106で制御部51は入力されたIDナンバーを有す
る基板の不良情報ファイルおよびイメージデータファイ
ルをフロッピーディスクあるいはLANのサーバから読
み出して図27に戻り、ステップST83に進む。
【0137】ステップST83で制御部51はステップ
ST81における条件設定に従って、不良情報ファイル
の不良部品データのソートを実行し、ステップST84
でオペレータは被修正基板を、図1に示す基板ステージ
5にセットする。
【0138】次にステップST85で、ステップST8
1において設定した条件の変更を行わない場合は、オペ
レータは「NO」を入力し、ステップST88に進む。
またもしも条件の変更を行う場合は、オペレータは「Y
ES」を入力し、ステップST86で新たに条件を設定
し、ステップST87で新たな条件に従って不良部品デ
ータのソートを行った後、ステップST88に進む。
尚、ステップST86の内容はステップST81と、ま
たステップST87の内容はステップST83とそれぞ
れ同じである。ただしステップ後述するステップST9
0から分岐して、ステップST85、ステップST86
を介してステップST87の処理を行う場合は、既に修
正作業が完了した部品を除いてソートを実行する。
【0139】ステップST88で制御部51は、X軸テ
ーブル部3およびY軸テーブル部4を動作させて、図1
8(b)に示す撮像位置(撮像部1の直下)にソートし
た不良情報ファイルの一番目の不良部品を移動させ、撮
像部1で撮像したこの不良部品のカラー画像、不良コー
ド、修正作業内容、使用工具、およびイメージデータフ
ァイルから作成した基板上の部品レイアウト図(図14
参照)からなる不良部品情報をモニター10に表示させ
る。
【0140】図34は図27のステップST88におけ
る不良部品情報表示画面である。同図において、39は
撮像部1によって撮像された不良部品のカラー画像が表
示されるカメラ画面であり、40はカメラ画面に表示さ
れている不良部品が基板上のどのあたりに位置するのか
を、部品レイアウト図を用いて表示するレイアウト画面
であり、カメラ画面に表示されている部品は他の不良部
品と区別して(例えば色を付けたり、矢印で示したりす
る)表示される。また41はカメラ画面に表示されてい
る不良部品の部品名称を示し、42はこの不良部品の不
良コードに対応する不良名称を示すものである。さらに
59はこの不良部品の作業内容を示すものであり、60
はこの不良部品の修正作業に使用する工具を示す。最後
に43はコマンドメニューであり、図27のステップS
T89における修正作業時に、必要に応じて起動させる
ことができる。
【0141】図27に戻り、ステップST89でオペレ
ータは不良部品情報表示画面を見ながら、修正作業を行
う。すなわち図29に示すサブルーチンにおいて、ステ
ップST110でオペレータはモニター10のカメラ画
面を見て不良状態を確認し、ステップST111でモニ
ター10に表示されている不良部品情報が正しいと判断
すればステップST112に進み、不良部品情報が間違
っていたり、不良部位が存在しないと判断すればステッ
プST113で外観検査不良コード、不良コード、作業
内容、および使用工具の変更または取り消しを行い、ス
テップST113に進む。
【0142】次にステップST113でオペレータはこ
の部品を修正するか否かを入力し、修正しない場合はス
テップST123に進み、修正する場合はステップST
114に進む。
【0143】ステップST114でオペレータは図18
(a)に示す修正位置(搬入出位置)への基板の移動命
令を入力すると、ステップST115で制御部51はモ
ニター10のカメラ画面をフリーズ表示にして、ステッ
プST116で基板を修正位置に移動させる。
【0144】ステップST117でオペレータはモニタ
ー10に表示されたレイアウト図を参照して、この不良
部品を探して修正した後、ステップST118で、図1
8(b)に示す撮像位置への移動命令を入力すると、ス
テップST30で制御部51は基板を撮像位置に移動さ
せて再びこの部品を撮像し、ステップST119でカメ
ラ画面をスルー表示にしてこの部品のカラー画像を表示
させる。
【0145】ステップST121でオペレータはカメラ
画面で修正部位を目視確認し、ステップST122で再
修正が必要か否かを入力する。「YES」の場合はステ
ップST114〜ST121を再度繰り返し、「NO」
の場合はステップST123に進む。
【0146】ステップST123でオペレータはこの部
品すなわち不良情報ファイルの一番目の不良部品の修正
作業が完了したことを入力して、図27のステップST
90に進む。
【0147】ステップST90で他に不良部品がある場
合には、ステップST85に戻り、最初の不良部品と同
様にして、ステップST85〜ST89の処理を繰り返
し、ステップST90で全ての不良部品の修正が完了し
たら、ステップST91で制御部51は編集作成した不
良情報ファイルおよびイメージデータファイルを外観検
査装置におけるものと別に、フロッピーディスクあるい
はLANのサーバに書き込む。ここで編集作成したファ
イルとは、不良部品データがソートされ、修正支援装置
における不良コード、作業内容、使用工具、および修正
作業済みであるかどうかのフラグが付加され、外観検査
において誤判定された不良部品のデータが修正された不
良情報ファイル、およびこの不良情報ファイルの内容に
従って修正されたイメージデータファイルを示す。
【0148】次にステップST92でオペレータは基板
を搬入出位置に移動させる命令を入力して移動させ、こ
の基板を基板ステージ5から取り外し、ステップST9
3で次の基板の修正を行うか否かを入力する。「YE
S」が入力された場合はステップST82に戻り前の基
板と同様の処理を行う。
【0149】このように上記の第三実施例によれば、不
良部品データを作業内容によってソートし、このソート
順に従って不良部品の修正指示をオペレーターに与える
ことによって、同種の作業内容の不良部品が連続して指
示されるため、オペレータは修正工具をいちいち持ち変
える必要がなく、また修正作業時に作業内容および使用
工具をオペレーターに指示することによって、修正作業
に不慣れなオペレータでも間違った工具を使用したり、
工具の選択に迷うことがなく、修正作業を効率的に行う
ことができる。
【0150】次に本発明の第四実施例について説明す
る。本発明の第四実施例の外観図は図1に示す第一実施
例のものと同じであるので、その説明を略す。
【0151】また本発明の第四実施例の全体構成図は図
2に示す本発明の第一実施例の全体構成図において、制
御部23を制御部71とし、メモリ15をメモリ72と
し、従って制御処理部27を制御処理部73としたもの
である。すなわち制御部とメモリー以外の構成は本発明
の第一実施例と同様である。
【0152】メモリ72は、本発明を動作させるための
プログラムを格納しており、制御部71より送られる複
数の基板の不良情報ファイルなどの各種のデータを記憶
するものである。
【0153】制御部71はマイクロプロセッサを有し、
メモリ72より読み出したプログラムに従って、制御処
理部73を構成する各部の統括制御、修正時間情報の作
成、不良部品情報の作成、各種の演算、複数の基板の不
良情報ファイルの読み出しおよび編集作成などを行うも
のである。
【0154】次に図35は本発明の第四実施例による修
正時間情報提供手順を示すフローチャートである。図3
6は図35のステップST134のサブルーチンであ
り、検査結果一括読み出し手順を示すフローチャートで
ある。図37は図35のステップST140のサブルー
チンであり、修正作業手順を示すフローチャートであ
る。
【0155】図35のステップST131で外観検査不
良コードを分類して修正支援装置独自の不良コードの設
定を行い(図11参照)、各外観検査不良コードに対し
て、設定した不良コードを登録する(図12参照)。
【0156】次にステップST132で、ステップST
131において設定した不良コード別に、修正作業時間
を登録する。この不良コード別修正作業時間とは、その
不良コードを付された不良部品の修正作業に要する時間
である。
【0157】さらにステップST133で1枚の基板の
全ての不良部品の修正に要する時間を総修正時間とし
て、総修正時間の上限値を設定する。この上限値は経済
面を考慮して決められる。例えば、総修正時間がこの値
を超えると基板を廃棄した方が低コストとなるような値
を設定する。
【0158】図38はステップST132における不良
コード別修正作業時間の設定、およびST133におけ
る総修正時間の上限値の設定画面である。
【0159】図35に戻り、ステップST134でこれ
から修正作業を行おうとする全基板の、外観検査におけ
る不良情報ファイルおよびイメージデータファイルを読
み出す。すなわち図36に示すサブルーチンにおいて、
ステップST151で全被修正基板のIDナンバーを、
図1に示すバーコードリーダ6またはキーボード7を用
いてオペレータが入力すると、ステップST152で制
御部71は入力された全IDナンバーに対応する、不良
情報ファイルおよびイメージデータファイルをフロッピ
ーディスクあるいはLANのサーバから一括して読み出
し、メモリー72に格納する。
【0160】図35に戻り、ステップST135で制御
部71は各基板の総修正時間を算出する。
【0161】次にステップST136で基板を総修正時
間の短い順、あるいは長い順にソートし、ST137で
総修正時間が上限値を超える基板を抽出する。
【0162】ST138で総修正時間情報をモニター1
0に表示する。この総修正時間情報は、基板名またはI
Dナンバーを、総修正時間とともにソート順に表示し、
総修正時間が上限値を超える基板については上限値超過
警告記号を付したものである。図39は総修正時間情報
の表示画面である。同図において基板は総修正時間の短
い順にソートされている。また75の「▽」は上限値超
過警告記号である。76は修正作業済か否かを示すもの
であり、「*」は後述するステップST141から分岐
してステップST138の処理を行った場合に、既に修
正作業の済んだ基板に付される作業済記号であり、
「−」は未修正であることを示す記号である。
【0163】ステップST139で、オペレータは上記
の修正時間情報の表示画面を見て、これから修正作業を
行う基板を選択する。
【0164】ステップST140で、オペレータは選択
した基板の修正作業を行う。すなわち、図37のステッ
プST153でオペレータは選択した被修正基板のID
ナンバーを入力する。
【0165】ステップST154で制御部71はこの基
板の総修正時間が上限値以下かどうかをチェックし、も
しもオペレータの誤選択等によって、この基板が上限値
を超えるものだった場合は、ステップST155で上限
値超過のメッセージを表示し、この基板の修正作業を行
わない。
【0166】またステップST154で総修正時間が上
限値以下であることが確認された場合は、ステップST
155でオペレータは選択した基板を、図1に示す基板
ステージ5にセットする。
【0167】次にステップST156で不良情報ファイ
ルの不良部品データのソート条件を設定する。最初の基
板の修正作業を行う時は、ソート順序の登録をしなけれ
ばならないので、オペレータは「YES」を入力し、ス
テップST157で、ST131と同様にして不良コー
ドを登録し(図12参照)、ステップST158で不良
コードによるソート順序を登録する(図13参照)。ス
テップST159で制御部71はステップST157お
よびST158における条件設定に従って、不良情報フ
ァイルの不良部品データのソートを実行して、ステップ
ST160に進む。尚、ST131における設定に変更
が無ければ、ステップST157では不良コードの登録
を行う必要はない。
【0168】また既に何枚かの基板の修正作業を終了し
ており、あるいは後述するステップST162から分岐
してきて、ソート条件を変更する必要のないときは、ス
テップST156でオペレータは「NO」を入力し、ス
テップST160に進む。
【0169】ステップST160で制御部71はモニタ
ー10に不良部品情報(図15参照)を表示させる。
【0170】ステップST161で、図9に示す第一実
施例の修正作業手順と同様の手順で修正作業を行う。
【0171】そしてステップST162で、他に不良部
品がある場合には、ステップST156に戻り、最初の
不良部品と同様にして、ステップST157〜ST16
1の処理を繰り返し、ステップST162で、全ての不
良部品の修正が完了したら、ステップST163で、制
御部71は編集作成した不良情報ファイルおよびイメー
ジデータファイルを外観検査装置におけるものと別に、
フロッピーディスクあるいはLANのサーバに書き込
む。ここで編集作成したファイルとは、不良部品データ
がソートされ、修正支援装置における不良コードと修正
作業済みであるかどうかのフラグが付加され、外観検査
において誤判定された不良部品のデータが修正された不
良情報ファイル(図16(c)参照)、およびこの不良
情報ファイルの内容に従って修正されたイメージデータ
ファイルを示す。
【0172】次にステップST164でオペレータは基
板を搬入出位置に移動させる命令を入力して移動させ、
この基板を基板ステージ5から取り外して、図35のス
テップST141に進む。
【0173】ST141で他の基板の修正を行うか否か
を入力する。「YES」が入力された場合はステップS
T138に戻り、オペレータはモニター10に表示され
た総修正時間情報を見て、総修正時間が上限値以内であ
る未作業の基板の中から1枚を選択し、ステップST1
41でこの基板の修正作業を行う。
【0174】尚、不良部品データのソートは不良コード
によって行ったが、第三実施例のように作業内容によっ
て行うようにしてもよい。
【0175】また図37のステップST161における
修正作業は、第二実施例のように光指示器を用いて行っ
てもよい。
【0176】このように上記の第四実施例によれば、複
数の基板の不良情報ファイルを一括して読み出し、不良
コード別に修正作業時間を設定して、各基板の総修正作
業時間を算出し、この総修正作業時間が短い順、あるい
は長い順に、総修正作業時間とともに基板名を表示し、
この総修正作業時間が予め設定された上限値を超える基
板については、警告を発して修正作業から除外すること
によって、コスト面において効率的な修正作業を行うこ
とができる。
【0177】
【発明の効果】上記実施例より明らかなように本発明の
修正支援方法および装置によれば、不良部位データを不
良コード、あるいは修正作業内容によってソートし、こ
のソート順に従って、不良部品の修正指示をオペレータ
ーに与えることによって、同種の不良部品が連続して指
示されるため、オペレーターは修正工具をいちいち持ち
変える必要がなく、修正作業を効率的に行うことができ
るという優れた効果を有する。
【0178】上記に加え、請求項4の修正支援方法およ
び請求項15の修正支援装置によれば、実装基板上の修
正作業を行う不良部位をスポット光で指示することによ
って、オペレーターは実装基板上において、修正作業を
行う不良部位を探す必要がないため、修正作業を効率的
に行うことができるという効果を有する。
【0179】また上記に加え、請求項5の修正支援方法
および請求項16の修正支援装置によれば、修正作業を
行う不良部位の修正作業内容および使用工具をオペレー
タに指示することによって、修正作業に不慣れなオペレ
ータでも間違った工具を使用したり、工具の選択に迷う
ことがなく、修正作業を効率的に行うことができるとい
う効果を有する。
【0180】さらに上記に加え、請求項11の修正支援
方法および請求項23の修正支援装置によれば、複数の
基板の不良部位データを一括して読み出し、不良コード
別に修正作業時間を設定して、各基板の総修正作業時間
を算出し、この総修正作業時間順に基板名を表示し、こ
の総修正作業時間が予め設定された上限値を超える基板
については、警告を発して修正作業から除外することに
よって、コスト面において効率的な修正作業を行うこと
ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の外観図である。
【図2】本発明の第一実施例の修正支援装置の全体構成
図である。
【図3】投光部の三色光源の構成および原理を示す説明
図である。
【図4】本発明と外観検査装置とのシステム構成を示す
説明図である(フロッピーディスクによって検査結果を
供給する場合)。
【図5】本発明と外観検査装置とのシステム構成を示す
説明図である(LANによって検査結果を伝送する場
合)。
【図6】本発明の第一実施例による修正支援手順を示す
フローチャートである。
【図7】図6に示すフローチャートのサブルーチンであ
り、ソート条件設定手順を示すフローチャートである。
【図8】図6に示すフローチャートのサブルーチンであ
り、検査結果の読み出し手順を示すフローチャートであ
る。
【図9】図6に示すフローチャートのサブルーチンであ
り、修正作業手順を示すフローチャートである。
【図10】ソート設定におけるモニター表示画面であ
る。
【図11】不良コード設定におけるモニター表示画面で
ある。
【図12】不良コード変換設定におけるモニター表示画
面である。
【図13】不良コードのソート順序設定におけるモニタ
ー表示画面である。
【図14】イメージデータファイルより作成した部品レ
イアウト図である。
【図15】不良部品情報のモニター表示画面である。
【図16】不良情報ファイルのデータ構成を示す説明図
である。 (a)不良コードによるソート実行前の不良情報ファイ
ルのデータ構成を示す説明図である。 (b)不良コードによるソート実行後の不良情報ファイ
ルのデータ構成を示す説明図である。 (c)修正作業実行中の不良情報ファイルのデータ構成
を示す説明図である。
【図17】本発明の第二実施例の外観図である。
【図18】本発明の第二実施例の上面図であり、X軸テ
ーブル部およびYテーブル部の動作位置を示す説明図で
ある。 (a)基板の搬入出および不良部位の修正作業を行う搬
入出位置(修正位置)を示す説明図である。 (b)不良部位を撮像する撮像位置を示す説明図であ
る。 (c)不良部位をスポット光によって指示する光指示位
置を示す説明図である。
【図19】本発明の第二実施例の側面図である。
【図20】光指示器の構造を示す断面図である。
【図21】本発明の第二実施例による修正支援手順を示
すフローチャートである。
【図22】図21に示すフローチャートのサブルーチン
であり、ソート条件設定手順を示すフローチャートであ
る。
【図23】図21に示すフローチャートのサブルーチン
であり、検査結果の読み出し手順を示すフローチャート
である。
【図24】図21に示すフローチャートのサブルーチン
であり、修正作業手順を示すフローチャートである。
【図25】図24に示すフローチャートのサブルーチン
であり、不良部位の修正処理手順を示すフローチャート
である。
【図26】本発明の第三実施例の修正支援装置の全体構
成図である。
【図27】本発明の第三実施例による修正支援手順を示
すフローチャートである。
【図28】図27に示すフローチャートのサブルーチン
であり、条件設定手順を示すフローチャートである。
【図29】図27に示すフローチャートのサブルーチン
であり、検査結果の読み出し手順を示すフローチャート
である。
【図30】図27に示すフローチャートのサブルーチン
であり、修正作業手順を示すフローチャートである。
【図31】作業内容および使用工具の設定におけるモニ
ター表示画面である。
【図32】ソート方法の設定におけるモニター表示画面
である。
【図33】作業内容によるソート設定におけるモニター
表示画面である。
【図34】本発明の第三実施例における不良部品情報の
モニター表示画面である。
【図35】本発明の第四実施例による修正時間情報提供
手順を示すフローチャートである。
【図36】図35に示すフローチャートのサブルーチン
であり、検査結果一括読み出し手順を示すフローチャー
トである。
【図37】図35に示すフローチャートのサブルーチン
であり、修正支援手順を示すフローチャートである。
【図38】不良コード別修正時間の設定におけるモニタ
ー表示画面である。
【図39】修正時間情報のモニター表示画面である。
【図40】部品実装基板の製造工程を示すブロック図で
ある。
【図41】外観検査装置における検査手順を示すフロー
チャートである。
【図42】外観検査装置において作成された不良情報フ
ァイルのデータ構成を示す説明図である。
【図43】従来の修正支援装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 撮像部 2 投光部 3 X軸テーブル部 4 Y軸テーブル部 5 基板ステージ 6 バーコードリーダ 7 キーボード 8 マウス 9 操作キーボード 10 モニター 11 コントローラ 12 フロッピーディスク装置 13 ネットワークケーブル 14 実装基板 15、48、52、72 メモリ 16、47 撮像・投光コントローラ 17 XYテーブルコントローラ 18 ネットワーク入出力部 22 入力部 23、49、51、71 制御部 27、50、53、73 制御処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久野 敦司 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査工程で発見された部品実装基板の不
    良部位の修正作業を支援する修正支援方法であって、 前記検査工程で作成された不良部位データを記憶手段に
    記憶させるデータ記憶工程と、 前記不良部位データをデータ整列手段によって同種の不
    良内容を有する不良部位データごとに整列させるデータ
    整列工程と、 前記データ整列工程による不良部位データ整列順に、不
    良部位の基板上の位置を指示手段によって指示する指示
    工程とを有することを特徴とする修正支援方法。
  2. 【請求項2】 検査工程で発見された部品実装基板の不
    良部位の修正作業を支援する修正支援方法であって、 前記検査工程で作成された不良部位データを記憶手段に
    記憶させるデータ記憶工程と、 前記不良部位データをデータ整列手段によって同種の修
    正作業内容を有する不良部位データごとに整列させるデ
    ータ整列工程と、 前記データ整列工程による不良部位データ整列順に、不
    良部位の基板上の位置を指示手段によって指示する指示
    工程とを有することを特徴とする修正支援方法。
  3. 【請求項3】 前記指示工程は、前記データ整列工程に
    よる不良部位データ整列順に、指示手段による画像表示
    によって不良部位の基板上の位置を指示する指示工程で
    ある請求項1または請求項2記載の修正支援方法。
  4. 【請求項4】 前記指示工程は、前記データ整列工程に
    よる不良部位データ整列順に、不良部位の基板上の位置
    を指示する指示位置に不良部位を位置決め手段によって
    位置決めし、この不良部位への指示手段によるスポット
    光照射によって不良部位の基板上の位置を指示する指示
    工程である請求項1または請求項2記載の修正支援方
    法。
  5. 【請求項5】 前記指示工程は、前記データ整列工程に
    よる不良部位データ整列順に、指示手段によって、不良
    部位の基板上の位置を指示するとともに、修正作業内容
    および使用工具を指示する指示工程である請求項1また
    は請求項2記載の修正支援方法。
  6. 【請求項6】 前記指示工程は、前記データ整列工程に
    よる不良部位データ整列順に、指示手段による画像表示
    によって不良部位の基板上の位置を指示するとともに、
    修正作業内容および使用工具を指示手段によって指示す
    る指示工程である請求項1または請求項2記載の修正支
    援方法。
  7. 【請求項7】 前記指示工程は、前記データ整列工程に
    よる不良部位データ整列順に、不良部位の基板上の位置
    を指示する指示位置に不良部位を位置決め手段によって
    位置決めし、この不良部位への指示手段によるスポット
    光照射によって不良部位の基板上の位置を指示するとと
    もに、修正作業内容および使用工具を指示手段によって
    指示する指示工程である請求項1または請求項2記載の
    修正支援方法。
  8. 【請求項8】 前記データ整列工程による不良部位デー
    タ整列順に、不良部位を撮像位置に位置決め手段によっ
    て位置決めし、この不良部位を撮像手段によって撮像し
    て画像表示する撮像工程を、前記データ整列工程の次に
    加えた請求項1ないし請求項7記載の修正支援方法。
  9. 【請求項9】 判定手段によって、前記記憶工程におい
    て記憶手段に記憶された不良部位データから基板の総修
    正時間を算出し、この総修正時間が予め設定された上限
    値を越える場合に警告を発する判定工程を、前記記憶工
    程の次に加えた請求項1ないし請求項8記載の修正支援
    方法。
  10. 【請求項10】 前記記憶工程は、複数の基板の不良部
    位データを記憶手段に記憶させる記憶工程であり、 判定手段によって、前記複数の基板の不良部位データか
    ら各基板ごとに総修正時間を算出し、この総修正時間が
    少ない順に基板名を表示する判定工程を、前記記憶工程
    の次に加えた請求項1ないし請求項8記載の修正支援方
    法。
  11. 【請求項11】 前記記憶工程は、複数の基板の不良部
    位データを記憶手段に記憶させる記憶工程であり、 判定手段によって、前記複数の基板の不良部位データか
    ら各基板ごとに総修正時間を算出し、この総修正時間が
    少ない順に基板名を表示するとともに、この総修正時間
    が予め設定された上限値を越える基板については警告を
    発する判定工程を、前記記憶工程の次に加えた請求項1
    ないし請求項8記載の修正支援方法。
  12. 【請求項12】 検査装置による検査で発見された部品
    実装基板の不良部位の修正作業を支援する修正支援方法
    であって、 前記検査装置で作成された不良部位データを記憶する記
    憶手段と、 前記不良部位データを同種の不良内容を有する不良部位
    データごとに整列させるデータ整列手段と、 前記データ整列手段による不良部位データ整列順に不良
    部位の基板上の位置を指示する指示手段とを具備するこ
    とを特徴とする修正支援装置。
  13. 【請求項13】 検査装置による検査で発見された部品
    実装基板の不良部位の修正作業を支援する修正支援方法
    であって、 前記検査装置で作成された不良部位データを記憶する記
    憶手段と、 前記不良部位データを同種の修正作業内容を有する不良
    部位データごとに整列させるデータ整列手段と、 前記データ整列手段による不良部位データ整列順に不良
    部位の基板上の位置を指示する指示手段とを具備するこ
    とを特徴とする修正支援装置。
  14. 【請求項14】 前記指示手段は、前記データ整列手段
    による不良部位データ整列順に画像表示によって不良部
    位の基板上の位置を指示する指示手段である請求項1
    2、または請求項13記載の修正支援装置。
  15. 【請求項15】 前記データ整列手段による不良部位デ
    ータ整列順に、不良部位の基板上の位置を指示する指示
    位置に、不良部位を位置決めする位置決め手段を加え、 前記指示手段は、前記指示位置に位置決めされた不良部
    位をスポット光によって指示する指示手段である請求項
    12または請求項13記載の修正支援装置。
  16. 【請求項16】 前記指示手段は、前記データ整列手段
    による不良部位データ整列順に、不良部位の基板上の位
    置を指示するとともに、修正作業内容および使用工具を
    指示する指示手段である請求項12または請求項13記
    載の修正支援装置。
  17. 【請求項17】 前記指示手段は、前記データ整列手段
    による不良部位データ整列順に、画像表示によって不良
    部位の基板上の位置を指示するとともに、修正作業内容
    および使用工具を指示する指示手段である請求項12ま
    たは請求項13記載の修正支援装置。
  18. 【請求項18】 前記データ整列手段による不良部位デ
    ータ整列順に、不良部位の基板上の位置を指示する指示
    位置に、不良部位を位置決めする位置決め手段を加え、 前記指示手段は、前記指示位置に位置決めされた不良部
    位をスポット光によって指示するとともに、修正作業内
    容および使用工具を指示する指示手段である請求項12
    または請求項13記載の修正支援装置。
  19. 【請求項19】 前記データ整列手段による不良部位デ
    ータ整列順に不良部位を撮像して画像表示する撮像手段
    と、 前記データ整列手段による不良部位データ整列順に不良
    部位を前記撮像手段の撮像位置に位置決めする位置決め
    手段とを加えた請求項12ないし14、または請求項1
    6ないし請求項17記載の修正支援装置。
  20. 【請求項20】 前記データ整列手段による不良部位デ
    ータ整列順に不良部位を撮像して画像表示する撮像手段
    を加え、 前記位置決め手段は、前記データ整列手段による不良部
    位データ整列順に、不良部位を前記撮像手段の撮像位置
    に位置決めするとともに、不良部位の基板上の位置を指
    示する指示位置に、不良部位を位置決めする位置決め手
    段である請求項15または請求項18記載の修正支援装
    置。
  21. 【請求項21】 前記記憶手段に格納された不良部位デ
    ータから基板の総修正時間を算出し、この総修正時間が
    予め設定された上限値を越える場合に警告を発する判定
    手段を加えた請求項12ないし請求項20記載の修正支
    援装置。
  22. 【請求項22】 前記記憶手段は、検査装置で作成され
    た複数の基板の不良部位データを記憶する記憶手段であ
    り、 前記複数の基板の不良部位データから各基板ごとに総修
    正時間を算出し、この総修正時間が少ない順に基板名を
    表示する判定手段を加えた請求項12ないし請求項20
    記載の修正支援装置。
  23. 【請求項23】 前記記憶手段は、検査装置で作成され
    た複数の基板の不良部位データを記憶する記憶手段であ
    り、 前記複数の基板の不良部位データから各基板ごとに総修
    正時間を算出し、この総修正時間が少ない順に基板名を
    表示するとともに、この総修正時間が予め設定された上
    限値を越える基板については警告を発する判定手段を加
    えた請求項12ないし請求項20記載の修正支援装置。
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