JPH08255290A - 盗難監視装置 - Google Patents

盗難監視装置

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JPH08255290A
JPH08255290A JP7057554A JP5755495A JPH08255290A JP H08255290 A JPH08255290 A JP H08255290A JP 7057554 A JP7057554 A JP 7057554A JP 5755495 A JP5755495 A JP 5755495A JP H08255290 A JPH08255290 A JP H08255290A
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receiving coil
transmitting antennas
radiated
transmitting
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Shinichi Sasagawa
新一 笹川
Masashi Namioka
正史 涛岡
Nobuyuki Ichinomiya
伸行 一宮
Shin Kiuchi
慎 木内
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Alps Electric Co Ltd
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    • G08B13/22Electrical actuation
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    • G08B13/2402Electronic Article Surveillance [EAS], i.e. systems using tags for detecting removal of a tagged item from a secure area, e.g. tags for detecting shoplifting
    • G08B13/2465Aspects related to the EAS system, e.g. system components other than tags
    • G08B13/2468Antenna in system and the related signal processing
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    • G08B13/22Electrical actuation
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品に取り付けられているタグ内の受信コイ
ルの向きに係わらず、確実に送信アンテナから放射され
る磁束を検出する。 【構成】 顧客の通路に磁束を放射する送信アンテナと
して、送信アンテナ1、3の少なくとも2つを備える。
これらの送信アンテナ1、3のそれぞれは、時分割的に
駆動され同時には磁束を放射しないようにされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、盗難監視装置に係り、
特に、商店等の出入口に磁束を放射し、商品に取り付け
られたタグがこの磁束を検出して、その商品がレジを通
らずに外部に不正に持ち出されようとしていることを監
視する盗難監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術によるこの種の盗難監視装置
は、一般に、出入口に平面状のコイルからなる磁束放射
用のアンテナを設けて、出入口の通路内に磁束を放射し
ておき、一方、店内の各商品には受信アンテナとしての
コイルが内蔵されたタグが取り付けられ、タグが取り付
けられたままの商品、すなわち、レジで料金の支払を行
っていない商品が外部に持ち出されようとした場合、タ
グ内のコイルが出入口の通路内に放射されている磁束を
検出して警報を発するように構成されている。
【0003】以下、図面により、従来技術による盗難監
視装置の送信用アンテナと受信コイルとの関係について
を説明する。
【0004】図9は送信用アンテナから放射される磁束
の様子と送信用アンテナの形状を示す図、図10〜図1
2は受信コイルの向きと受信感度とを説明する図、図1
3は商品にタグを取り付けた状態を説明する図である。
図9〜図13において、1は送信アンテナ、2は受信コ
イルである。
【0005】通常、店内の各商品には、図13に示すよ
うに、受信コイル2と警報回路とが設けられて構成され
たタグが、顧客が切断、取外し不可能な紐等により取り
付けられている。タグ内の受信コイル2は、顧客により
商品が店外に持ち出されようとしたとき、後述する送信
コイルからの磁束を検出して警報回路を起動する。これ
により警報回路は、警報音等を発して店員に警報を行
う。また、警報回路は、顧客により紐が切断された場
合、あるいは、不正に取り外された場合にも警報を発す
ることができる。
【0006】送信用アンテナ1は、図9(b)に示すよ
うに、平面上に構成されたループアンテナであり、商店
の出入口等の床面に配置される。そして、送信アンテナ
1は、入力される信号を図9(a)にGとして示すよう
な磁束として放射する。この磁束の放射範囲は、商店に
出入りする顧客が通行する部分である。商品に取り付け
られるタグ内に設けられる受信アンテナとしての受信コ
イル2は、図10〜図12に示すように、リング状に導
線を巻いて構成されたものであり、顧客により商品が店
外に持ち出されようとしたとき、前述した送信コイル1
からの磁束Gを受信し、図示しない警報回路から警告を
発生させるものである。
【0007】ところで、前述したような床面に配置され
た送信アンテナ1と、タグ内に設けられた受信コイル2
とによる盗難の監視は、商品が持ち出されるときの受信
コイル2の向きによっては、受信コイル2が送信アンテ
ナ1からの磁束Gを検出することができない場合があ
る。
【0008】次に、前述したような床面に配置される送
信アンテナ1から放射される磁束Gの受信コイル2の向
きによる検出感度について説明する。
【0009】図10において、いま、床面上の送信アン
テナ1の中心を通る1つの軸であるX軸が出入口方向で
あり、顧客がこのX軸に沿って歩いて、タグを付けたま
まの商品を持ち出そうとしたものとする。また、このと
き、タグ内の受信コイル2は、図示のように受信コイル
2のリングに直交する軸が、床面に垂直なZ軸に一致し
ているものとする。
【0010】なお、図10に示す受信コイル2は、受信
コイル2を形成するリングをXZ面で切断して、手前の
半分を引き離して描かれており、実際の形状は、図1
1、図12に示すように円形である。そして、図10に
示すように、受信コイル2の軸がZ軸方向を向いている
場合、太線で示すように多数の磁束Gが受信コイル2と
交叉することができ、受信コイル2は、高感度に磁束G
を検出することができる。
【0011】図11に示す例は、受信コイル2の軸がX
軸方向、すなわち、出入口方向となった場合の例であ
り、この場合、受信コイル2が送信アンテナ1の真上に
きたとき、受信コイル2と交叉する磁束Gが零となる。
そして、送信アンテナ1から少し外れた位置に受信コイ
ル2がきたときに、受信コイル2に僅かな磁束Gが交叉
する。このため、図8に示す例では、受信コイル2は、
中程度の感度で磁束Gを検出することができる。
【0012】図12に示す例は、受信コイル2の軸がY
軸方向、すなわち、出入口方向と直角の方向となった場
合の例であり、この場合、受信コイル2が、XZ面内を
どのように移動しても、送信アンテナ1からの磁束G
は、受信コイル2と交叉することがない。このため、図
12に示す例では、受信コイル2は、極めて低感度でし
か磁束Gを検出することができず、あるいは、全く検出
不可能となる。
【0013】なお、図10〜図12では、受信コイル2
がX軸の真上を通るとして説明したが、受信コイル2が
X軸からずれてX軸に平行に移動した場合、図12に示
すような場合にも、受信コイル2は、低感度ではあるが
磁束Gを検出することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
技術による盗難監視装置のアンテナシステムは、商品に
取り付けられているタグ内の受信アンテナとしての受信
コイルの指向性により、商品が持ち出されるときの状況
によっては、盗難を見逃してしまうという問題点を有し
ている。
【0015】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、商品に取り付けられているタグ内の受信アンテ
ナとしての受信コイルの向きがどのような方向にあって
も、確実に送信アンテナから放射される磁束を検出可能
として、商品の盗難の防止効果の向上を図ることができ
る盗難監視装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、送信アンテナから放射された磁束を、商品に取り付
けたタグ内の受信コイルが検出し、その商品がレジを通
らずに外部に持ち出されようとしていることを監視する
盗難監視装置において、顧客の通路に磁束を放射する送
信アンテナを少なくとも2つ備えることにより、また、
前記送信アンテナのそれぞれが、時分割的に駆動され同
時には磁束を放射しないようにされることにより達成さ
れる。
【0017】
【作用】複数の送信アンテナから磁束が放射されている
ので、広い範囲に渡って磁束を放射することができ、ま
た、磁束放射範囲の全範囲で受信コイルの向きによる受
信感度が低下することが少ないため、受信コイルは、放
射されている磁束を確実に検出して確実な盗難の監視を
行うことができる。
【0018】すなわち、あるアンテナからの磁束に対し
て、最も感度が低い向きでタグ内の受信コイルが通過し
ても、他のアンテナの位置が異なっているため、そのア
ンテナからの磁束と受信コイルの向きとの関係が前述と
は異なったものとなり、受信コイルは、このアンテナか
らの磁束を確実に受信することができ、これにより警報
を発することができる。
【0019】また、複数の送信アンテナが時分割的に駆
動され、同時には磁束を放射しないようにされているの
で、お互いの磁束が打消あうことがなく、より広い範囲
に渡って磁束を放射することができ、かつ、磁束放射用
の送信電力が1つのアンテナ分でよく、送信機の消費電
力を低減することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明による盗難監視装置の一実施例
を図面により詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の一実施例による盗難監視装
置の2つの送信アンテナを時分割的に駆動した場合の放
射磁束の様子を示す図、図2は送信アンテナの導体パタ
ーン例を示す図、図3は送信アンテナの構成例を示す
図、図4は2つのアンテナを交互に駆動する送信機の回
路例を示す図である。図1〜図3において、1は第1の
送信アンテナ、3は第2の送信アンテナ、4はプリント
基板、5は導体パターン、6は保護材である。
【0022】本発明により時分割的に交互に駆動される
第1及び第2の送信アンテナ1、3は、図1に示すよう
に、相互に同時には磁束Gを放射しないように駆動され
る。このため、第1、第2の送信アンテナ1、3が隣合
う部分で、放射される磁束Gがお互いに打ち消し合うこ
となく、広い範囲に渡って磁束Gを放射することができ
る。
【0023】従って、この2つの送信アンテナ1、3の
近くを、図13により説明したような受信コイル2を有
するタグが付いたままの商品を持って近づくと、タグ内
の受信コイルは、受信コイルの向きがどのような状態で
あっても、送信アンテナ1、3の少なくとも一方からの
磁束を検出して、警報回路から警報を発することができ
る。
【0024】第1、第2の送信アンテナ1、3のそれぞ
れは、第1のアンテナ1の構成を例として図2に示すよ
うに、全面に銅、アルミニウム等の金属箔が設けられた
プリント基板4にエッチング等の処理を行って、導体パ
ターン5を形成して得られた平面コイルにより構成され
る。この平面コイルによる送信アンテナは、紙面に垂直
な方向に磁束を放射する。
【0025】この送信アンテナ1を形成するプリント基
板4は、ベークライト材、紙エポキシ材等一般的な材料
によるものでよいが、送信アンテナを床面に配置する場
合には、踏み付けに耐えることが必要であり、ガラスエ
ポキシ材等を用いるのが最適である。
【0026】前述したような送信アンテナ1、3は、実
際の使用に際しては、図3に示すように、保護材6によ
りサンドイッチ状に挟んだ状態に構成して使用される。
保護材6は、ゴム等が最適であるが、送信アンテナを床
面に配置する場合には、踏み付けに耐えることができる
材料であることが必要であり、ゴム以外にも床材として
使用されるプラスチック等であってもよい。また、送信
アンテナ1、3が床面に垂直な状態で使用される場合、
保護材6は、磁束を透過するものであればどのようなも
のであってもよく、装飾性の高いプラスチックフィルム
等を使用することができる。
【0027】次に、前述したように構成される2つの送
信アンテナの駆動を行う送信回路の一例を図4により説
明するが、まず、2つの送信アンテナから交互に磁束を
放射させる周期に関する条件について説明する。
【0028】いま、2つの送信アンテナが放射する磁束
の到達範囲内を、商品を持ち出そうとするものが通過す
るものとする。このとき、一方の送信アンテナは休止し
ており、商品に取り付けられているタグ内の受信コイル
は、他方の送信アンテナから放射されている磁束を検出
しなければならない。従って、前記周期は、受信コイル
が、一方の送信アンテナから放射される磁束を検出して
動作し得る周期より長ければよい。すなわち、タグ内の
受信コイルが磁束を受ける時間は、前記周期が短くなる
と減少する。タグ内に設けられる受信コイルを含む回路
は、一般に、ノイズによる誤動作を防止する工夫が施さ
れており、極端な短時間、例えば、20kHz:50μ
secの周期では、ノイズとの区別を行うことができな
い。従って、1つの送信アンテナは、一定時間以上磁束
を連続して放射いなければならず、ノイズとの区別が可
能な時間以上の時間として、この時間は、20msec
(50Hz)以上であることが望ましい。
【0029】一方、2つの送信アンテナが放射する磁束
の到達範囲内を、商品を持ち出そうとするものが通過す
る時間内に、1回以上の磁束の放射の交代が行われなけ
れば、本発明による効果を得ることができない。このた
め、前記周期が極端に長い場合、例えば、2Hz:50
0msecでは、一方の送信アンテナからの放射磁束に
対して、感度が低い状態にタグ内の受信コイルがある状
態で、商品を持った人が放射磁界内を通過する可能性が
あり、盗難を見逃してしまう恐れが生じる。従って、前
記周期は、ある一定の周期以下の速さが必要であり、人
間が走る速度を考慮すると、67msec(15Hz)
以下の周期に設定することが望ましい。
【0030】前述したように、2つの送信アンテナの時
分割的な交互駆動の切り替え周期は、20msec(5
0Hz)以上、67msec(15Hz)以下に設定す
ることが望ましい。
【0031】図4に示す送信回路の例は、前述の切り替
えを16Hzで行わせるようにしたものであり、以下、
この回路について簡単に説明する。
【0032】図示回路は、32.768kHzの水晶発
振子X1により、基本周波数の発振を行い、この周波数
を分周器U3、U4により2048分の1にした16H
zを第1、第2の送信アンテナの切り替え周期とし、基
本周波数である32.768kHzの信号による磁束
を、第1、第2の送信アンテナから交互に放射させるも
のである。
【0033】すなわち、図示回路において、分周器U
3、U4により分周された16Hzの信号は、インバー
タ回路U1により論理反転された信号と、論理反転され
ていない信号とに生成される。そして、論理反転されて
いない16Hzの信号と基本周波数の信号とは、トラン
ジスタQ1、Q2からなる第1の送信出力手段を介して
第1の送信アンテナ1を駆動し、論理反転された16H
zの信号と基本周波数の信号とは、トランジスタQ3、
Q4からなる第2の送信出力手段を介して第2の送信ア
ンテナ3を駆動する。
【0034】前述した本発明の一実施例による盗難監視
装置によれば、2つの送信アンテナを使用し、これらを
時分割的に交互に駆動しているので、広い範囲に渡って
磁束を放射することができ、また、受信コイルの向きに
よる受信感度が、磁束放射範囲の全てで低い状態のまま
となることがないため、受信コイルに、放射されている
磁束を確実に検出させることができ、確実な盗難の監視
を行うことができる。
【0035】また、2つの送信アンテナが時分割的に駆
動され同時には磁束を放射しないようにされているの
で、お互いの磁束が打消あうことがなく、より広い範囲
に渡って磁束を放射することができ、かつ、磁束放射用
の送信電力が1つのアンテナ分でよく、送信機の消費電
力を低減することができる。
【0036】次に、2つの送信アンテナの配置例につい
て説明する。図5は2つの送信アンテナを店の出入口通
路の床面に配置した例を示す図、図6は2つの送信アン
テナを出入口通路の左右に床面に垂直に配置した例を示
す図、図7は送信アンテナを床面に垂直に配置するため
のゲートの構成を示す図、図8は2つの送信アンテナを
出入口通路の片側に床面に垂直に配置した例を示す図で
ある。
【0037】図5に示す送信アンテナを店の出入口通路
の床面に配置する方法は、最も一般的な方法であり、店
を利用する顧客に監視装置の存在を意識させることがな
いように送信アンテナを配置することができる。図示例
は、出入口通路の方向に対して直角に左右に2つの送信
アンテナを配置しているが、出入口通路が狭い場合、2
つの送信アンテナを出入口通路に沿わないように、ずら
して配置するようにすることが好ましい。
【0038】出入口通路の床材が鉄板等で磁束を吸収し
てしまい、送信アンテナを床面に配置することができな
い場合、図6、図7に示すように、ポケットを有する衝
立状のゲートのポケット内に送信アンテナを設置して、
出入口通路の左右にゲートと共に送信アンテナを配置す
るようにしてもよい。
【0039】また、図8に示すように、2つの送信アン
テナを垂直方向に並べて衝立状のゲートに取り付けて、
出入口通路の片側に配置することも可能である。
【0040】前述した2つの送信アンテナを使用する本
発明の一実施例による盗難監視装置は、2つの送信アン
テナを前述したように出入口通路の空間に様々な形で配
置することができ、いずれの送信アンテナの配置によっ
ても、充分な監視効果を得ることができる。なお、受信
コイルを有する商品に取り付けられるタグは、図13に
より説明した従来技術の場合と同様に構成されればよ
い。
【0041】前述した本発明の一実施例は、2つの送信
アンテナを時分割的に交互に駆動するとして説明した
が、本発明は、2つ以上の送信アンテナを設けて、それ
らの送信アンテナを時分割的に駆動するようにしてもよ
い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の送信アンテナを使用し、これらを時分割的に駆動し
ているので、広い範囲に渡って磁束を放射することがで
き、また、受信コイルの向きによる受信感度が、磁束放
射範囲の全てで低い状態のままとなることがないため、
受信コイルに、放射されている磁束を確実に検出させる
ことができ、確実な盗難の監視を行うことができる。
【0043】また、複数の送信アンテナを時分割的に駆
動し同時には磁束を放射しないようにしたため、お互い
の磁束が打消あい死角ができることがなく、より広い範
囲に渡って磁束を放射することができ、かつ、磁束放射
用の送信電力が1つのアンテナ分でよく、送信機の消費
電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による盗難監視装置の2つの
送信アンテナを時分割的に駆動した場合の放射磁束の様
子を示す図である。
【図2】送信アンテナの導体パターン例を示す図であ
る。
【図3】アンテナの構成例を示す図である。
【図4】2つのアンテナを交互に駆動する送信機の回路
例を示す図である。
【図5】2つの送信アンテナを店の出入口通路の床面に
配置した例を示す図である。
【図6】2つの送信アンテナを出入口通路の左右に床面
に垂直に配置した例を示す図である。
【図7】送信アンテナを床面に垂直に配置するためのゲ
ートの構成を示す図である。
【図8】2つの送信アンテナを出入口通路の片側に床面
に垂直に配置した例を示す図である。
【図9】従来技術の送信用アンテナから放射される磁束
の様子と受信コイルの形状を示す図である。
【図10】受信コイルの向きと受信感度とを説明する図
である。
【図11】受信コイルの向きと受信感度とを説明する図
である。
【図12】受信コイルの向きと受信感度とを説明する図
である。
【図13】商品にタグを取り付けた状態を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1、3 送信アンテナ 2 受信コイル 4 プリント基板 5 導体パターン 6 保護材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木内 慎 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信アンテナと、該送信アンテナから放
    射された磁束を受信する受信コイルを有する商品に取り
    付けられたタグとを備え、前記送信アンテナは、顧客が
    通る通路上に磁束を放射する少なくとも2つの送信アン
    テナであり、これらの送信アンテナのそれぞれは、時分
    割的に駆動され同時には磁束を放射しないものであるこ
    とを特徴とする監視する盗難監視装置。
  2. 【請求項2】 前記送信アンテナが、出入口通路の床面
    上に配置されることを特徴とする請求項1記載の盗難監
    視装置。
  3. 【請求項3】 前記送信アンテナが、出入口通路の床面
    と垂直な面に出入口方向の両側に配置されることを特徴
    とする請求項1記載の盗難監視装置。
  4. 【請求項4】 前記送信アンテナが、出入口通路の床面
    と垂直な面に垂直な方向に、出入口通路の片側に配置さ
    れることを特徴とする請求項1記載の盗難監視装置。
JP7057554A 1995-03-16 1995-03-16 盗難監視装置 Pending JPH08255290A (ja)

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JP7057554A JPH08255290A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 盗難監視装置
US08/613,933 US5859586A (en) 1995-03-16 1996-03-11 Electronic article surveillance system
DE19609874A DE19609874A1 (de) 1995-03-16 1996-03-13 Elektronisches Artikelüberwachungssystem

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