JPH07162336A - 商品管理装置 - Google Patents

商品管理装置

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Publication number
JPH07162336A
JPH07162336A JP5340116A JP34011693A JPH07162336A JP H07162336 A JPH07162336 A JP H07162336A JP 5340116 A JP5340116 A JP 5340116A JP 34011693 A JP34011693 A JP 34011693A JP H07162336 A JPH07162336 A JP H07162336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detector
detection
magnetic
conductor circuit
magnetic flux
Prior art date
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Pending
Application number
JP5340116A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ko
博 高
Takeshi Yokota
健 横田
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Yokota Takeshi
Original Assignee
Yokota Takeshi
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokota Takeshi filed Critical Yokota Takeshi
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Publication of JPH07162336A publication Critical patent/JPH07162336A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 商品の万引き防止や単品管理を同一の装置で
行い、検出漏れや誤動作を極力無くすとともに、商品へ
の取り付けや取り外しの手間を少なくする。 【構成】 磁性体と導電体回路からなる検知体A、並び
に発振部、検出部、受信部及び判別部で構成した識別装
置Bからなり、識別装置Bの発振部からの電磁波を前記
導電体回路に送信し、該導電体回路より放射される電磁
波の反射波を受信部で受信するとともに、前記磁性体が
発する磁束を検出部で検出し、反射波の受信信号及び磁
束の検出信号の特徴を、判別部で判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書店やス−パ−マ−ケ
ット等での万引き防止や商品の単品管理をするための商
品管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、万引きを防止する方法としては防
犯カメラが最も普及しているが、最近では万引きの手口
も巧妙になり、カメラの死角を狙ったり、手荷物で隠す
などするほか、店員がモニタ−を常時監視する必要があ
るため、防犯カメラでの万引き防止効果も極めて低いの
が現状である。そのため商品に特殊タグをつけて商品の
万引きをブザ−や警報で監視するシステムもあるが、こ
の方式の特殊タグは電磁波を発振するための発振器や電
池を内蔵していた。更に、この特殊タグを商品に一つ一
つ取り付けたり、取り外したりしなければならなかっ
た。
【0003】また、商品の単品管理をするには光学式の
バ−コ−ドなどのように、万引き防止のための特殊タグ
とは別の装置を用いる必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】以上述べたような商
品管理装置のうち、万引き防止装置では特殊タグの厚み
や大きさが小さくならず、価格も比較的高かった。ま
た、性能面でも電磁波のみを検出するため検出漏れが生
じ易く、検出漏れを避けるために装置の感度を高くする
と誤動作が生じるという問題があった。更に商品一つ一
つにタグを取り付けたり、取り外したりする必要がある
ので手間がかかった。
【0005】また、商品の単品管理装置は、万引き防止
装置とは全く別の検出原理を用いているため、装置の兼
用はできなかった。
【0006】
【問題点を解決するための手段】上記問題点を解決する
ための商品管理装置は、磁性体と導電体回路からなる検
知体と、発振部、検出部、受信部、判別部で構成した識
別装置からなり、該識別装置と前記検知体とを直接接触
させることなく、前記発振部からの電磁波を前記導電体
回路に送信し、該導電体回路より放射される前記電磁波
の反射波を前記受信部で受信するとともに、前記磁性体
が発する磁束を前記検出部で検出し、前記反射波の受信
信号および前記磁束の検出信号の特徴を、前記判別部で
判別するようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明による商品管理装置は、検出体に磁性体
と導電体回路を配し、別に設けた識別装置の発振部より
送信されたパルス状電磁波を、検出体に配した導電体回
路が受けることにより反射波を放射するようにし、かつ
検出体に配した磁性体から発せられる磁束を、識別装置
の検出部で検出するようにしているので、商品の検出漏
れや誤動作が起きにくく、また検出体にはICや電子部
品、電池等を搭載する必要がなく検出体の厚さを極めて
薄く安価にすることができる。この検出体をスタンプイ
ンクにした時は、紙等に押印するだけでよいので商品へ
の取り付け手間も少なくて済む。さらに、検出体に配し
た導電体回路の形状や大きさを変えることにより、情報
内容が変わるので、商品の万引き防止や単品管理を容易
に行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。図1はこの発明の商品管理装置の構成を
示す図である。
【0009】Aは検知体で、例えばスタンプインクまた
はシ−ルまたは薄板カ−ド状のもので、この検知体Aに
は導電体回路1と磁性体2が配してある。また、この商
品管理装置は検知体Aと、発振部3、検出部4、受信部
5および判別部6により構成された識別装置Bでなり、
この識別装置Bの発振部3よりパルス状の電磁波を導電
体回路1に送信する。ここで、パルス波を用いた理由
は、このパルス波には、フ−リエ級数展開すれば明らか
なように、基本波となる周波数成分以外に第n次高調波
成分(nは整数)が含まれるため、容易に導電体回路1
に第n次の共振周波数電流を流すことができる。発振部
3より送信された電磁波が、導電体回路1と鎖交すると
電磁誘導によってこの回路に電流が流れる。この時の周
波数は、導電体回路1の形状や大きさを変えることで回
路の抵抗と自己インダクタンスの値が変わるが、これら
の値によって定まる共振周波数となる。
【0010】ここで、導電体回路1の自己インダクタン
スについて、図2と図3を基に説明する。
【0011】いま、導電体回路1が図2で示すような方
形の偏平コイル状に配されていたとすると、このコイル
の自己インダクタンスLは次式で表せる。 L=10-7×aR22 (H) ただし、 R1 :内側周辺長を等しくする円の内半径 R2 :外側周辺長を等しくする円の外半径 N :総巻数 a :コイルの半径比(R1 /R2 )の関数(図3に示
す) また、導電体回路1の抵抗Rは次式で表せる。 R=ρl/a(Ω) ただし、 ρ:コイルの抵抗率 l:コイルの長さ a:コイルの断面積 これら抵抗Rや自己インダクタンスL、更に導電体回路
1の配線の僅かな浮遊容量(記述を省略)によって定ま
る共振周波数の高周波電流によって、電磁波が導電体回
路1より放射される。この放射された反射波を識別装置
Bの受信部5で受信し、この受信された信号の大きさや
周波数を判別部6で識別する。
【0012】一方、検知体Aに配された磁性体2より生
ずる磁束を、識別装置Bの検出部4(ホ−ル素子等の磁
気検知素子)で検出し、この検出磁束の大きさを判別部
6で識別する。この検出磁束または上述した反射波の受
信信号のいずれか、もしくは両方が判別部6で識別され
ると出力7を出力し、警報もしくは表示等を行う。
【0013】次に、検知体Aの磁性や導電性の特性の消
去について、その一例を図4で説明する。
【0014】Cは特性消去装置で、検知体Aの磁性を消
去する脱磁部8と導電性を消去する加熱部9とで構成さ
れている。脱磁部8の動作は、具体的には例えば交番磁
界を発生させ、その磁界の大きさを徐々に小さくするよ
うにしておく。このような動作により検知体Aの磁性を
消去することができる。また別の方法としては、図1の
磁性体2に使用している磁性材料のキュリ−点以上の温
度に、検知体Aを加熱することによっても検知体Aの磁
性を消去することができる。
【0015】次に加熱部9は、図1に示した導体体回路
1の一部を熱的に溶断し、導電体回路1に電流が流れな
いようにする。具体的にはレ−ザ光による加熱や電磁誘
導加熱等の方法により瞬間的に導電体回路1を高温にす
ることにより、その特性を消去することができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば電磁
波と磁束を検出するようにしているので、商品の検出漏
れや誤動作が起きにくく、また検出体の厚さを極めて薄
く安価なものにすることができる。さらに商品への取り
付け手間も少なくて済むほか、検知体の情報内容が変え
られるので、商品の万引き防止以外に商品の単品管理を
も容易に行うことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる商品管理装置の構成を
示す図である。
【図2】偏平コイルの説明図である。
【図3】コイルの半径比の関数を示す図である。
【図4】特性消去装置の構成を示すブロック図である。
【符合の説明】
1 導電体回路 2 磁性体 3 発振部 4 検出部 5 受信部 6 判別部 7 出力 8 脱磁部 9 加熱部 A 検知体 B 識別装置 C 特性消去装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体と導電体回路からなる検知体と、
    発振部、検出部、受信部、判別部で構成した識別装置か
    らなり、該識別装置と前記検知体とを直接接触させるこ
    となく、前記発振部からの電磁波を前記導電体回路に送
    信し、該導電体回路より放射される前記電磁波の反射波
    を前記受信部で受信するとともに、前記磁性体が発する
    磁束を前記検出部で検出し、前記反射波の受信信号およ
    び前記磁束の検出信号の特徴を、前記判別部で判別する
    ことを特徴とする商品管理装置。
  2. 【請求項2】 検知体がスタンプインク、またはシ−
    ル、または薄板カ−ドであり、前記検知体の磁性や導電
    性の特性を消去可能にしたことを特徴とする請求項1の
    商品管理装置。
JP5340116A 1993-12-06 1993-12-06 商品管理装置 Pending JPH07162336A (ja)

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JP5340116A JPH07162336A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 商品管理装置

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JP5340116A JPH07162336A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 商品管理装置

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JPH07162336A true JPH07162336A (ja) 1995-06-23

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ID=18333878

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JP5340116A Pending JPH07162336A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 商品管理装置

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