JPH08254918A - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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Publication number
JPH08254918A
JPH08254918A JP5717295A JP5717295A JPH08254918A JP H08254918 A JPH08254918 A JP H08254918A JP 5717295 A JP5717295 A JP 5717295A JP 5717295 A JP5717295 A JP 5717295A JP H08254918 A JPH08254918 A JP H08254918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
film
fixing
cleaner
driven
Prior art date
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Pending
Application number
JP5717295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Maruta
丸田秀和
Shigeaki Takada
高田成明
Tsuneji Masuda
桝田恒司
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH08254918A publication Critical patent/JPH08254918A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着装置において、フィルムやローラーの位
置が変化しても、その変化に応じてそれぞれのクリーナ
ーの位置も変化させて、常に良好なクリーニング条件を
保つことを目的とする。 【構成】 定着装置11において、加熱体12、アルミ
ナ基板13、抵抗材料14、温度検知素子15が一体で
断熱体53に取り付けられ、更にステー52に取り付け
られている。定着フィルム16は駆動ローラー17と従
動ローラー18により駆動され、加圧ローラー19に該
加熱体12に押し当てられ、該加圧ローラー19との間
で未定着トナー20の乗った記録材Pを加熱挟持し定着
像を得る。駆動ローラー17に付着した摩耗粉は、駆動
ローラー清掃クリーナー32でクリーニングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被定着像を記録材に加熱
定着する定着装置、特には固定ヒーターと、摺動フィル
ムを有する定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置では、記録材上
のトナー像の定着方式としては熱ロール定着方式が広く
用いられている。
【0003】しかし、この熱ロール定着方式は、熱ロー
ルが所定の定着温度に達する迄のウォームアップ時間が
長くかかるという問題がある。
【0004】そこで出願人は瞬時に昇温するサーマルヘ
ッドと、このサーマルヘッドと摺動する薄膜のフィルム
を用いウォームアップ時間を短縮したフィルム定着方式
を特開昭63−313182号公報、特開平2−157
878号公報等で提案した。薄膜フィルムを用いるフィ
ルム定着方式では、主にエンドレスフィルムが用いられ
ている。
【0005】しかし、この方式では、フィルムの駆動は
主として摩擦力による駆動ローラーの回転によるため、
耐久により発生した摩耗粉による摩擦力低下が生じる
と、フィルムが駆動されなくなることがあった。そのた
めに、フィルム内面等にクリーニング手段を設けること
が、特開平4−336577等で提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、以下のような問題点があった。
【0007】すなわち、フィルムの回転に伴うフィルム
蛇行を防止するために、一般に駆動ローラーや従動ロー
ラーなどの位置や角度をかえることが特開平2−081
551で提案されている。この方法では、フィルムやロ
ーラーの位置がかわるため、もしクリーナーを取付けて
いる場合に、クリーナーとフィルムあるいはローラーと
の位置関係も変化する。そのため、位置によっては、ク
リーニング不良や、逆に強い押圧によるけずれ等が発生
することがあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本出願に係る発明の加熱装置は、固定ヒーターと、
該固定ヒーターと摺動するエンドレスフィルムと、該エ
ンドレスフィルムが巻き付けられている駆動ローラーお
よび従動ローラーと、該駆動ローラーまたは該従動ロー
ラーのいずれかの位置を可変ならしめる手段と、該エン
ドレスフィルムとニップを形成する加圧部材とを有し、
該エンドレスフィルムと該加圧部材間で被定着画像を支
持した支持体を挟持搬送することで被定着画像の定着を
行なう定着装置において、該駆動ローラーまたは該従動
ローラーのいずれかの位置を可変ならしめる手段により
共に位置を変え、該エンドレスフィルム、該駆動ローラ
ーまたは該従動ローラーのいずれかに当接するクリーニ
ング部材を有することを特徴とする。
【0009】本発明によれば、フィルムやローラーの位
置が変化しても、その変化に応じてそれぞれのクリーナ
ーの位置も変化し、常に良好なクリーニング条件を保つ
ことができるようにしたものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0011】図1は本発明の実施例の定着装置を用いた
画像形成装置の断面図である。
【0012】1はガラス等の透明部材からなる原稿載置
台で、矢印aの方向に往復動して原稿を走査する。この
原稿載置台1の直下には短焦点小径結像素子アレイ2が
配置されていて原稿載置台1上に置かれた原稿像は照明
ランプ3によって照射され、その反射光像は前記アレイ
2によって感光ドラム4上にスリット露光される。なお
この感光ドラム4は矢印bの方向に回転する。また5は
帯電器であり、たとえば、酸化亜鉛感光層あるいは有機
半導体感光層等を被覆した感光ドラム4上に一様に帯電
を行う。この帯電器5により一様に帯電された感光ドラ
ム4は、前記アレイ2によって画像露光が行われて静電
画像が形成される。この静電画像(静電潜像)は、現像
器6により加熱で軟化溶融する樹脂等からなる粉体トナ
ーを用いて顕像化される。一方、カセットS内に収納さ
れている記録紙等の記録材Pは、給送ローラー7と感光
ドラム4上の画像と同期するようにタイミングをとって
上下方向で圧接して回転される対の搬送ローラー8によ
って、感光ドラム4上に送り込まれる。そして、転写放
電器9によって、感光ドラム4上に形成されているトナ
ー像は、記録材P上に転写される。その後、公知の分離
手段によって感光ドラム4から分離された記録材Pは、
搬送ガイド10によって定着装置11に導かれ、加熱定
着処理された後にトレイ22上に排出される。なおトナ
ー像を転写後、感光ドラム4上の残留トナーはクリーナ
23によって除去される。
【0013】図2は定着装置11の拡大断面図である。
【0014】同図において、12は装置に固定された低
熱容量の線状の加熱体(ヒーター)であって、たとえ
ば、厚み1.0mm、幅10mm、長手長240mmの
アルミナ基板13に抵抗材料14を幅1.0mmに塗工
したもので、長手方向両端から通電される。通電は直流
100Vの周期20msecのパルス状波型で、検温素
子15によりコントロールされた所望の温度とエネルギ
ー放出量に応じたパルスを、そのパルス幅を変化させて
与える。ほぼパルス幅は0.5〜5msecとなる。
【0015】アルミナ基板13、抵抗材料14、保護層
51が一体で、断熱体53に耐熱性の両面テープまたは
耐熱性接着剤によって取り付けられている。この断熱体
53は、加熱体部をささえるステー52に取り付けられ
ている。このステー52は、加圧ローラー19によって
加圧されても中央部で大きなたわみが生じないような材
質および構造が必要である。また、温度検知素子15も
アルミナ基板13に、抵抗層とは逆側の面にとりつけら
れている。
【0016】このように、温度とエネルギーの制御され
た加熱体12に当接して、図中、矢印方向に定着フィル
ム16は移動する。この定着フィルム16の一例とし
て、厚み20μmの耐熱フィルム、たとえば、ポリイミ
ド、ポリエーテルイミド、PES、PFAに、少なくと
も画像当接面側にPTFE、PFA等のふっ素樹脂に導
電材を添加した離型層を10μmコートしたエンドレス
フィルムである。一般的には転写材と当接する面は、総
厚100μm未満、より好ましくは70μm未満にす
る。この定着フィルム16の駆動は、駆動ローラー17
と従動ローラー18による駆動とテンションにより、矢
印方向に皺なく移動する。
【0017】19はシリコンゴム等の離型性のよいゴム
弾性層を有する加圧ローラーで、総圧4〜15kgで定
着フィルム16を介して加熱体12を加圧し、該フィル
ム16と圧接回転する。
【0018】記録材P上の未定着トナー20は、入口ガ
イド21により定着部に導かれ、上述の加熱により定着
像を得るものである。
【0019】本実施例では、エンドレスフィルム16
は、厚み20μmの耐熱フィルムで、ポリイミドで形成
され、その上にプライマーを介して、カーボンを分散し
たテトラフルオロエチレンを約10μmコートした。
【0020】フィルム16の蛇行を制御するために、本
実施例では駆動ローラー17の片側端部を上下させて、
他のローラーやヒーターユニットとの位置関係をかえら
れるようになっている。フィルム16は図3に示すよう
に片側端部が、斜めに切断されている。そして、図3に
示されるように、フォトセンサー31が配置されてお
り、フィルムが一周する間にフィルムの斜め切断部分が
フォトセンサーをon−offし、その時間からフィル
ム位置が検知できるようになっている。
【0021】フィルムの位置を検知したのちに、その位
置によって駆動ローラー17の片側端部を図2の矢印の
方向に上下させることによって、フィルムの蛇行を制御
している。この上下機構は、不図示のモーター、ソレノ
イドのon−off等で行なわれる。
【0022】本実施例では、駆動ローラー17に付着し
た摩耗粉の清掃に、駆動ローラー清掃クリーナー32が
設置されている。この駆動ローラー清掃クリーナー32
は、駆動ローラー軸に支持されているために、駆動ロー
ラー17が上下しても、駆動ローラー清掃クリーナー3
2の駆動ローラー17への当接は変化せず、一定のクリ
ーニング清掃が得られた。
【0023】なお、駆動ローラー清掃クリーナー32
は、支持基板、アームおよびクリーニング材としてポリ
アミドイミドの3つからなるものを用いた。
【0024】[他の実施例]図4〜図6に他の実施例を
示す。
【0025】すなわち図4は、固定クリーナーのかわり
に、駆動ローラー清掃ローラー34および支持体33か
らなる場合である。
【0026】図5は、従動ローラー18が可変であり、
従動ローラー側に従動ローラー清掃クリーナー35があ
る場合である。
【0027】図6は、クリーナーがフィルム16を直接
清掃する場合であり、フィルム清掃ローラー37と支持
体36からなる場合である。
【0028】いずれの場合も、駆動ローラー、従動ロー
ラー、フィルム等の位置が変化しても、それぞれのクリ
ーナーと常に一定の当接が保たれ、安定したクリーニン
グ性能が得られた。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、フィルムやローラ
ーの位置が、変化しても、その変化に応じてそれぞれの
クリーナーの位置も変化し、常に良好なクリーニング条
件を保つことができる効果があった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の定着装置を用いた画像形成装
置の断面図。
【図2】本実施例の定着装置の拡大断面図。
【図3】フィルム断面図とフォトセンサーの配置。
【図4】他の実施例1の定着装置の拡大断面図。
【図5】他の実施例2の定着装置の拡大断面図。
【図6】他の実施例3の定着装置の拡大断面図。
【符号の説明】
1…原稿載置台 2…短焦点小径結
像素子アレイ 3…照明ランプ 4…感光ドラム 5…帯電器 6…現像器 7…給送ローラー 8…搬送ローラー 9…転写放電器 10…搬送ガイド 11…定着装置 12…加熱体 13…アルミナ基板 14…抵抗材料 15…温度検知素子 16…定着フィル
ム 17…駆動ローラー 18…従動ローラ
ー 19…加圧ローラー 20…未定着トナ
ー 21…入口ガイド 22…トレイ 23…クリーナ 31…フォトセン
サー 32…駆動ローラー清掃クリーナー 33…支持体 34…駆動ローラー清掃ローラー 35…従動ローラ
ー清掃クリーナー 36…支持体 37…フィルム清
掃ローラー 52…ステー 53…断熱体 P…記録材 S…カセット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ヒーターと、該固定ヒーターと摺動
    するエンドレスフィルムと、該エンドレスフィルムが巻
    き付けられている駆動ローラーおよび従動ローラーと、
    該駆動ローラーまたは該従動ローラーのいずれかの位置
    を可変ならしめる手段と、該エンドレスフィルムとニッ
    プを形成する加圧部材とを有し、該エンドレスフィルム
    と該加圧部材間で被定着画像を支持した支持体を挟持搬
    送することで被定着画像の定着を行なう定着装置におい
    て、 該駆動ローラーまたは該従動ローラーのいずれかの位置
    を可変ならしめる手段により共に位置を変え、該エンド
    レスフィルム、該駆動ローラーまたは該従動ローラーの
    いずれかに当接するクリーニング部材を有することを特
    徴とする加熱装置。
JP5717295A 1995-03-16 1995-03-16 加熱装置 Pending JPH08254918A (ja)

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JP5717295A JPH08254918A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 加熱装置

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JP5717295A JPH08254918A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 加熱装置

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Family

ID=13048133

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JP5717295A Pending JPH08254918A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 加熱装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007079067A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Canon Inc 画像加熱装置、及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007079067A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Canon Inc 画像加熱装置、及び画像形成装置

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