JP2637596B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2637596B2
JP2637596B2 JP2030647A JP3064790A JP2637596B2 JP 2637596 B2 JP2637596 B2 JP 2637596B2 JP 2030647 A JP2030647 A JP 2030647A JP 3064790 A JP3064790 A JP 3064790A JP 2637596 B2 JP2637596 B2 JP 2637596B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
fixing
recording material
outside
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2030647A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03233573A (ja
Inventor
正睦 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2030647A priority Critical patent/JP2637596B2/ja
Priority to US07/547,246 priority patent/US5307133A/en
Priority to DE69014446T priority patent/DE69014446T2/de
Priority to EP90112948A priority patent/EP0406892B1/en
Priority to ES90112948T priority patent/ES2064545T3/es
Priority to KR1019900010296A priority patent/KR950014878B1/ko
Publication of JPH03233573A publication Critical patent/JPH03233573A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2637596B2 publication Critical patent/JP2637596B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はトナー像を記録材に加熱定着する定着手段を
有する画像形成装置に関するものである。
〔背景技術〕
近年、トナー像を定着する定着装置としては熱ローラ
定着方法が普及している。
しかし、熱ローラ定着方式では熱ローラ表面が所定温
度に達する迄のウオームアツプ時間が長いという問題が
ある。
そこで本件出願人は特開昭63−313182号公報で低熱容
量の固定加熱体と、この加熱体と摺動する薄膜フイルム
と、記録材を押圧する加圧部材とを用い、ウオームアツ
プ時間を大幅に減縮乃至無くした定着装置を提案した。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら、上記定着装置はウオームアツプ時間の
短縮により立ち上がり速いため、加圧部材が加熱体の温
調温度より冷たい状態のまま、記録材にトナー画像を定
着することになる為、定着後の記録材からの水蒸気が温
度の低い加圧部材に水滴となって付着してしまうことが
あった。また、熱伝導性の高い薄膜フイルムを使用して
いる為、加熱部を過ぎたフイルムも温度が低くなり、定
着後の記録材からの水蒸気が水滴となってフイルムに付
着してしまうということがあった。
このように、加圧部材やフイルムに結露することで、
記録材にシワを発生させたり、記録材との間に滑りを生
じて定着画像を乱すという問題があった。
本発明は上述の問題点に鑑み成されたもので、その目
的とするところは上記定着装置における加圧部材への結
露を防止した画像形成装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は更に上記定着装置における
薄膜フイルムへの結露を防止した画像形成装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、本発明の画像形成装置は、記録材にトナー像を
形成する像形成手段と、記録材上のトナー像を加熱定着
する定着手段であって、加熱体と、この加熱体に摺動す
る薄膜フイルムと、この薄膜フイルムを介して記録材を
加熱体に押圧する加圧部材とを有する定着手段と、画像
形成装置外から上記定着手段の加圧部材の周囲を経由し
て画像形成装置外へと通じる風路を形成するための手段
とを有することを特徴とするもので、更に好ましくは、
薄膜フイルム近傍から画像形成装置外へと通じる第2の
風路を形成したものである。
これにより、本発明は所期の目的を達成するものであ
る。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。
先ず、本実施例装置の画像形成装置の概略構造を第4
図に基づいて説明すると、1はガラス等の透明部材より
なる原稿載置台で、矢印a方向に往復動して原稿を走査
する。原稿載置台1の直下には短焦点小径結像素子アレ
イ2が配されていて、原稿載置台1に置かれた原稿は照
明ランプ3によって照射され、その反射光像は上記アレ
イ2によって感光ドラム4上にスリツト露光される。な
お、この感光ドラム4は矢印b方向に回転する。また5
は帯電器であり、例えば酸化亜鉛感光層あるいは有機半
導体感光層等を被覆された感光ドラム4上に一様に帯電
を行う。この帯電器5により一様に帯電されたドラム4
は、素子アレイ2によって画像露光が行われた静電潜像
が形成される。この静電潜像は、現像器6により加熱で
軟化溶融する樹脂等より成るトナーを用いて顕像化され
る。一方、カセツトS内に収納されているシートPは、
給送ローラ7と感光ドラム4上の画像と同期するようタ
イミングをとって上下方向で圧接して回転される一対の
搬送ローラ8によって、ドラム4に送り込まれる。そし
て、転写放電器9によって、感光ドラム4上に形成され
ているトナー像は、記録材としてのシートP上に転写さ
れる。その後、公知の分離手段によってドラム4から分
離されたシートPは、搬送ガイド10によって定着装置11
に導かれ加熱定着処理された後にトレイ12上に排出され
る。なお、トナー像を転写後、ドラム4上の残留トナー
はクリーナ13によって除去される。
第5図に本実施例の定着装置11の拡大図を示す。
14は装置に少なくとも定着時には固定支持された低熱
容量線状加熱体であって、一例として厚み1.0mm、幅10m
m、長手長240mmのアルミナ基板15に抵抗材料16を幅1.0m
mに塗工したもので長手方向両端より通電される。通電
はDC100Vの周期20m.secのパルス状波形で、検温素子17
によりコントロールされた所望の温度エネルギー放出量
に応じたパルスをそのパルス幅を変化させて与える略パ
ルス幅は0.5m.sec〜5m.secとなる。
この様にエネルギー、温度制御された加熱体14に当接
して図中矢印方向に薄膜の定着フイルム18が摺動して移
動する。この定着フイルムの一例としては、厚み20μm
の耐熱フイルム、例えばポリイミド、ポリエーテルイミ
ド、PES、PFAに少なくとも画像当接面側にPTFE、PAF等
のフツ素樹脂に導電材を添加した離型層を10μmコート
したエンドレスフイルムである。一般的には総厚100μ
m、より好ましくは40μm未満である。フイルム駆動は
駆動ローラ19と、従動ローラ20による駆動とテンシヨン
により定着フイルム18は矢印方向にシワなく移動する。
尚、温調はフイルム18から記録材が分離する分離点で
のトナー温度がガラス転移点より大きくなるように、好
ましくはこのトナー温度がトナーの軟化温度(環球式)
より大きくなるように設定される。
21はシリコンゴム等の離型性の良いゴム弾性層を有す
る加圧部材としての加圧ローラで、総圧4〜7Kgでフイ
ルムを介して加熱体を押圧し、フイルムと圧接して回転
する。記録材P上の未定着トナーTは入口ガイド22によ
り定着部に導かれ、上述の加熱により定着トナー像を得
るものである。
第1図は本実施例の定着装置近傍を示す図である。図
中、定着後の記録材を案内する分離ガイド部材24に開口
部としての風穴24aを設ける事により、フアン23の吸い
込みの力で加圧ローラ21周辺に実線矢印Aのような、風
路が形成される。即ち、ガイド部材24の開口部を介して
画像形成装置外から加圧ローラの周囲を経由して画像形
成装置外へと通じる風路が形成される。
これにより、加圧ローラ21が低温状態である時に、定
着後の記録材から発せられた水蒸気が加圧ローラ21近傍
に送られて来ても、フアン23の吸い込みによる実線矢印
Aに沿って流れる空気流が加圧ローラ21近傍の水蒸気を
外装カバー25のルーバーから外へ出す。したがって、記
録材から発せられた水蒸気が、低温状態の加圧ローラ21
周辺に送られても加圧ローラ21周辺に溜ることがなく、
水蒸気が水滴となって加圧ローラに付着することが防止
される。
尚、第2図(a)、(b)には風穴24aを形成した分
離ガイド部材を示した。
また、フアン23からは点線矢印Bのような風路も形成
されている為、記録材から発する水蒸気はエンドレスフ
イルム18近傍に送られることなく装置外へ吐き出され、
エンドレスフイルム18上への水滴の付着も防止される。
ところで、本実施例によれば、矢印Bのような風路は
一方のB1が画像形成装置外へ抜けるものであり、他方の
B2が加圧ローラ21の周囲を経由して矢印Aのような風路
と合流するものである。特に、本実施例では実線矢印C
のような風路を形成して、不図示の原稿照明ランプ等に
よって加熱された乾いた空気流をも取り込むようにして
いるため、矢印Bの他方の風路B2のように、加圧ローラ
21の周囲を経由して矢印Aのような風路と合流させて画
像形成装置外へ排出させることは加圧ローラの結露防止
に対してより効果的である。
尚、上記フアンの駆動方式は公知の駆動方式を適宜使
用すればよい。
〔他の実施例〕
第3図は本発明の他の実施例を示す。
第3図中、画像形成装置の底板27及び定着装置の下ス
テー26には加圧ローラ21の下方位置にあたる所に開口部
としての風穴b、cをそれぞれ設けている。これによ
り、フアン23の吸い込みの力で加圧ローラ21付近に実線
矢印Dのような風路が形成される。これにより、加圧ロ
ーラ21が低温状態である時に、定着後の記録材から発せ
られた水蒸気が加圧ローラ21近傍に送られて来ても、第
3図中実線矢印Dに沿って風が流れる為、水蒸気は装置
外へ吐き出され、水蒸気が加圧ローラに水滴となって付
着することが防止できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、画像形成装置
外から加圧部材の周囲を経由して画像形成装置外へと通
じる風路を形成して、定着後の記録材より発生する水蒸
気を装置外へ吐き出すようにしたので、その水蒸気が水
滴となって加圧部材に付着する結露を防止することがで
きる。
また、好ましくは薄膜フイルム近傍から画像形成装置
外へと通じる風路も形成するようにしているので、フイ
ルムへの結露も防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した定着装置近傍の一実施例を示
す要部断面図、 第2図(a)、(b)は分離ガイド部材を示す正面図及
び断面図、 第3図は本発明を実施した定着装置近傍の他の実施例を
示す要部断面図、 第4図は本発明を実施した定着装置を用いた画像形成装
置の概略構造を示す概略断面図、 第5図は本発明を実施した定着装置の断面図である。 11は定着装置、 14は加熱体、 18はフイルム、 21は加圧部材、 23はフアン、 24は分離ガイド部材である。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録材にトナー像を形成する像形成手段
    と、 加熱体と、この加熱体に摺動する薄膜フイルムと、この
    薄膜フイルムを介して記録材を加熱体に押圧する加圧部
    材とを有し、上記記録材上のトナー像を加熱定着する定
    着手段と、 画像形成装置外から上記定着手段の加圧部材の周囲を経
    由して画像形成装置外へと通じる風路を形成するための
    手段と、 を有する画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記定着手段は定着後の記録材を案内する
    ガイド部材を有し、このガイド部材に形成された開口部
    が上記風路の一部を形成している請求項1に記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】上記画像形成装置は上記加圧部材の下方位
    置に開口部を有し、この開口部が上記風路の一部を形成
    している請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】上記画像形成装置は上記定着手段の薄膜フ
    イルム近傍から画像形成装置外へと通じる第2の風路を
    有する請求項1、請求項2又は請求項3に記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】上記第2の風路は上記定着手段の加圧部材
    の周囲を経由して画像形成装置外へと通じている請求項
    4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】上記画像形成装置は上記風路に沿った空気
    流を発生させるフアンを有する請求項1乃至請求項5に
    記載の画像形成装置。
JP2030647A 1989-07-07 1990-02-09 画像形成装置 Expired - Fee Related JP2637596B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2030647A JP2637596B2 (ja) 1990-02-09 1990-02-09 画像形成装置
US07/547,246 US5307133A (en) 1989-07-07 1990-07-03 Image fixing apparatus with means for preventing moisture dew on film
DE69014446T DE69014446T2 (de) 1989-07-07 1990-07-06 Bildfixiergerät und Bilderzeugungsgerät.
EP90112948A EP0406892B1 (en) 1989-07-07 1990-07-06 Image fixing apparatus and image forming apparatus
ES90112948T ES2064545T3 (es) 1989-07-07 1990-07-06 Aparato para la fijacion de imagenes y aparato formador de imagenes.
KR1019900010296A KR950014878B1 (ko) 1989-07-07 1990-07-07 상 정착장치 및 상 형성장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2030647A JP2637596B2 (ja) 1990-02-09 1990-02-09 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03233573A JPH03233573A (ja) 1991-10-17
JP2637596B2 true JP2637596B2 (ja) 1997-08-06

Family

ID=12309604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2030647A Expired - Fee Related JP2637596B2 (ja) 1989-07-07 1990-02-09 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2637596B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4944575B2 (ja) * 2006-11-08 2012-06-06 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03233573A (ja) 1991-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2708867B2 (ja) 加熱定着装置
JPH03233586A (ja) 定着装置
US5307133A (en) Image fixing apparatus with means for preventing moisture dew on film
JP3193477B2 (ja) 定着装置
US7551883B2 (en) Paper separation claw having cavity and through-hole
US7783220B2 (en) Roller drive control method of fixing apparatus and fixing apparatus
JP2637596B2 (ja) 画像形成装置
JP2833088B2 (ja) 定着装置
JPH06314041A (ja) 加熱装置、画像形成装置、及び加熱体
JP3066097B2 (ja) 定着装置
JPH02157880A (ja) 画像加熱定着装置
JP2906511B2 (ja) 定着装置
JPH08272240A (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JP3005011B2 (ja) 定着装置
JPH08314317A (ja) 画像形成装置
JPH08254918A (ja) 加熱装置
JP2714204B2 (ja) 定着装置
JP2545135B2 (ja) 定着装置
JPH06274068A (ja) 加熱装置
JP2650446B2 (ja) 定着装置
JPH10333459A (ja) 定着装置、及び画像形成装置
JPH0325471A (ja) 定着装置
JPH0854795A (ja) 定着装置
JPH03233584A (ja) 定着装置
JPH03181980A (ja) 定着装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees