JPH08254539A - 分注装置 - Google Patents

分注装置

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JPH08254539A
JPH08254539A JP8320895A JP8320895A JPH08254539A JP H08254539 A JPH08254539 A JP H08254539A JP 8320895 A JP8320895 A JP 8320895A JP 8320895 A JP8320895 A JP 8320895A JP H08254539 A JPH08254539 A JP H08254539A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッド駆動機構1の出力部に、複数本のノズ
ル片64を下向きに突設した分注ヘッド2が取り付けら
れ、各ノズル片64の基端部にはプランジャー機構が連繋
すると共に、各ノズル片64の先端部には、試薬を吸入、
吐出すべきチップ31が着脱可能に嵌められる分注装置に
おいて、複数のノズル片をチップへ嵌入させる際の動力
や衝撃力を軽減して、装置全体の小形化、軽量化を図
る。 【構成】 各ノズル片64は、ヘッド本体21に対して垂直
方向へ摺動可能に取り付けられると共に、各ノズル片64
をヘッド本体21より下方へ最も突出させたときの各ノズ
ル片64の先端面の高さ位置に段差Aが与えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試薬、検体等の分注や
希釈を行なう分注装置に関し、特に、試薬等を吸入、吐
出すべきチップを嵌めるためのノズル片が複数本装備さ
れた分注装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に分注装置は、図5に示す様に、X
軸駆動機構(11)、Y軸駆動機構(12)及びZ軸駆動機構(1
3)からなるヘッド駆動機構(1)の出力部に分注ヘッド
(2)を取り付けたものであって、ヘッド駆動機構(1)の
動作により分注ヘッド(2)を移動させて、先ずチップホ
ルダー(3)上のチップ(31)を分注ヘッド(2)に装着し、
次に、試薬容器ホルダー(4)上の試薬容器(41)から各チ
ップ(31)に試薬を吸入し、その後、プレート(5)表面の
凹部(51)へ向けてチップ(31)内の試薬を吐出し、分注や
希釈を行なうものである。ここで、試薬の吸入及び吐出
は、分注ヘッド(2)に連繋するプランジャー機構(図示
省略)によって行なわれる。
【0003】図示の如く分注ヘッド(2)に複数本のチッ
プ(31)の装着を可能とした分注装置によれば、分注、希
釈等の作業を能率的に行なうことが出来る。尚、分注ヘ
ッド(2)には、複数本のチップ(31)を装着するためのノ
ズル片が下向きに突設されており、各ノズル片の先端部
を、チップホルダー(3)上のチップ(31)の開口部へ嵌入
させることによって、各ノズル片の先端部にチップ(31)
を着脱可能に嵌めるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数本
のチップの装着を可能とした従来の分注装置において
は、複数本のノズル片の先端部をチップホルダー上の複
数本のチップへ同時に嵌入させる際、ノズル片とチップ
の間の摩擦に抗して、各ノズル片をチップ内へ押し込む
必要があるため、ノズル片の本数に比例した大きな動力
が必要となる。又、複数本のノズル片がヘッド本体に固
定されているため、これらをチップへ同時に嵌入させる
際、大きな衝撃力が発生する。従来は、この衝撃力に耐
えるべく、ヘッド本体及びヘッド駆動機構は充分な剛性
を有する構造に設計されており、この結果、装置全体が
大形化、重量化する問題があった。
【0005】本発明の目的は、複数のノズル片をチップ
へ嵌入させる際の動力や衝撃力を軽減することの出来る
分注装置を提供し、これによって装置全体の小形化、軽
量化を図ることである。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る分注装置は、
ヘッド駆動機構(1)の出力部に、複数本のノズル片(64)
を下向きに突設した分注ヘッド(2)が取り付けられてお
り、各ノズル片(64)の基端部にはプランジャー機構が連
繋している。又、各ノズル片(64)の先端部には、液体を
吸入、吐出すべきチップ(31)が着脱可能に嵌められる。
ここで、各ノズル片(64)は、ヘッド本体(21)に対して垂
直方向へ摺動可能に取り付けると共に、各ノズル片(64)
をヘッド本体(21)より下方へ最も突出させたときのノズ
ル片(64)の先端面の高さ位置に段差を与える。
【0007】具体的構成において、分注ヘッド(2)に
は、各ノズル片(64)を夫々の最大突出位置にて軟係止す
るための係止構造が設けられている。
【0008】更に、上記係止構造には、軟係止力を調整
するための調整機構が設けられている。
【0009】又、具体的構成において、各ノズル片(64)
は、夫々の最大突出量に応じた長さに形成されている。
【0010】
【作用】ヘッド駆動機構(1)の動作により、分注ヘッド
(2)をチップホルダーへ向けて下降させ、各ノズル片(6
4)をチップホルダー上のチップ(31)へ嵌入させる。この
際、各ノズル片(64)は、ヘッド本体(21)より下方へ最も
突出した位置にあって、ノズル片(64)の先端面の高さ位
置には段差が与えれている。具体的には、各ノズル片(6
4)を夫々の最大突出量に応じた長さに形成することによ
って、ノズル先端面の高さ位置に段差を与えることが出
来る。
【0011】分注ヘッド(2)がチップホルダーへ向けて
下降する過程で、先ず、ノズル先端面の高さ位置が最も
低い1本或いは複数本のノズル片(64)が、チップホルダ
ー上のチップ(31)への嵌入を開始し、これらのノズル片
(64)の嵌入が完全に、或いは殆ど完了した後、その次に
ノズル先端面の高さ位置が低い1本或いは複数本のノズ
ル片(64)がチップ(31)への嵌入を開始する。以下、同様
にノズル先端面の高さ位置が最も高い1本或いは複数本
のノズル片(64)に至るまで、順次、1本或いは複数本ず
つ、チップ(31)への嵌入が行なわれる。
【0012】最後のノズル片(64)の嵌入が完了するまで
の期間、チップに対する嵌入が既に完了している他のノ
ズル片は、一定の高さ位置を保持したまま、下降するヘ
ッド本体に対して相対的に摺動する。そして、最後のノ
ズル片(64)の嵌入が完了した状態では、全てのノズル片
(64)がチップホルダー上のチップ(31)に一定の深さで嵌
入し、ノズル先端面は一定の高さ位置に揃うことにな
る。
【0013】その後、ヘッド駆動機構(1)の動作によっ
て分注ヘッド(2)が移動し、チップ(31)の移送を行な
う。そして、プランジャー機構の吸込み動作によって、
試薬容器から各チップ(31)内へ試薬の吸入が行なわれ
る。次に、プランジャー機構の排出動作によって、各チ
ップ(31)からプレート上へ試薬の吐出が行なわれる。
【0014】分注ヘッド(2)に係止構造を設けた具体的
構成においては、該係止構造によって各ノズル片(64)が
夫々の最大突出位置にて軟係止された状態で、分注ヘッ
ド(2)が下降する。そして、ノズル先端面の低いノズル
片(64)から順次、試薬容器ホルダー上のチップ(31)へ嵌
入する。嵌入が完了したノズル片(64)は、その後の分注
ヘッド(2)の下降に伴って、係止構造による軟係止が外
れ、ヘッド本体(21)に対して相対的な摺動を開始する。
【0015】更に係止構造に調整機構を設けた具体的構
成においては、チップ(31)の種類毎に、軟係止力を調整
することが可能であり、これによって、各ノズル片(64)
のチップ(31)に対する嵌入力を適切な大きさに設定する
ことが出来る。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る分注装置においては、複数
本のノズル片(64)をチップ(31)へ嵌入させる際、全ての
ノズル片(64)が同時に嵌入するのではなく、1本或いは
複数本ずづに分割されて、チップ(31)への嵌入が段階的
に行なわれるので、必要な動力が時間的に分散されるこ
とになる。従って、ヘッド駆動機構が発揮すべき動力は
従来に比べて軽減される。又、嵌入の際に受ける衝撃力
も緩和されるため、ヘッド本体及びヘッド駆動機構の構
造を低剛性化することが可能となり、これによって、装
置全体の小形化、軽量化を図ることが出来る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図面に沿っ
て詳述する。分注装置の外観は図5に示す通りであっ
て、X軸駆動機構(11)、Y軸駆動機構(12)及びZ軸駆動
機構(13)からなるヘッド駆動機構(1)の出力部に分注ヘ
ッド(2)が取り付けられている。
【0018】又、分注台(14)上には、複数本のチップ(3
1)が配列されたチップホルダー(3)、複数の試薬容器(4
1)が配列された試薬容器ホルダー(4)、及び複数の凹部
(51)をマトリクス状に形成したプレート(5)が配置され
ている。
【0019】上記分注装置においては、ヘッド駆動機構
(1)の動作により分注ヘッド(2)を移動させて、先ずチ
ップホルダー(3)上のチップ(31)を分注ヘッド(2)に装
着し、次に、試薬容器ホルダー(4)上の試薬容器(41)か
ら各チップ(31)に試薬を吸入し、その後、プレート(5)
表面の凹部(51)へ向けてチップ(31)内の試薬を吐出し、
分注や希釈を行なう。
【0020】本発明に係る分注ヘッド(2)は、図1に示
す如く、ヘッド駆動機構(1)の出力部に取り付けられた
ヘッド本体(21)の内部に、12本のノズルユニット(6)
を装備している。各ノズルユニット(6)は、ヘッド本体
(21)に外筒(61)を固定し、該外筒(61)の内部には、上半
部にシリンダー(62)を固定すると共に、下半部にノズル
片(64)を摺動可能に配置している。シリンダー(62)の内
部にはプランジャー(63)が貫通し、プランジャー機構を
構成している。
【0021】各ノズルユニット(6)のプランジャー(63)
の上端部は連結板(24)によって互いに連結されており、
該連結板(24)と各ノズルユニット(6)の間には、連結板
(24)を上方へ向けて付勢するバネ(65)が介在している。
又、連結板(24)は、ヘッド本体(21)の両端部に固定され
たガイドシャフト(25)に摺動可能に嵌まって、上下動を
案内されている。該ガイドシャフト(25)には、連結板(2
4)を上方へ向けて付勢するバネ(26)が嵌まっている。
【0022】ヘッド本体(21)の上部には、モータ(22)が
配置されており、該モータ(22)の出力軸には、ネジ機構
(図示省略)を介して押圧片(23)が連結されている。モー
タ(22)の回転は、前記ネジ機構によって押圧片(23)の上
下動に変換され、該押圧片(23)の下降によって、連結板
(24)をバネ(65)(26)に抗して押し下げる構成となってい
る。従って、押圧片(23)を下降させて、連結板(24)を押
し下げ、各プランジャー(63)をシリンダー(62)内へ押し
込むことによって、プランジャー機構の排気動作が行な
われる。又、押圧片(23)を上昇させることによって、連
結板(24)はバネ(65)(26)の付勢によって上昇し、これに
伴って各プランジャー(63)がシリンダー(62)から抜き出
されることによって、プランジャー機構の吸込み動作が
行なわれることになる。
【0023】図3に示す如く、外筒(61)の上端部には、
プランジャー(63)との気密を保つためのOリング(73)が
装着されると共に、ノズル片(64)の上端部には、外筒(6
1)との気密を保つためのOリング(69)が装着されてい
る。又、ノズル片(64)の上部には周溝(67)が凹設されて
おり、一方、外筒(61)の下端部には、前記周溝(67)に係
合可能なボール(68)と、該ボール(68)をノズル片(64)の
外周面へ向けて付勢するバネ(70)と、該バネ(70)による
付勢力を調整するための調整ネジ(71)とからなる調整機
構が装備されている。
【0024】更に、各ノズル片(64)に装着されたチップ
(31)を自動的に取り外すために、12本のノズルユニッ
ト(6)に跨がって水平方向に伸びる断面L字状のエジェ
クトプレート(66)が、各外筒(61)に突設した一対のガイ
ド片(72)(72)によって垂直方向へ摺動可能に取り付けら
れており、該エジェクトプレート(66)の先端屈曲部に開
設した12個の孔(60)が夫々、ノズル片(64)の外周面に
遊びをもって嵌まっている。該エジェクトプレート(66)
の動作については後述する。
【0025】ノズル片(64)は、後述の如くノズルユニッ
ト(6)毎に異なる長さLに形成されると共に、外筒(61)
に対する摺動距離Sが、長さLに応じて適切な大きさに
設定されている。
【0026】図4(a)に示す如く、ノズル片(64)が外筒
(61)から下方へ最も突出した状態で、上記調整機構のボ
ール(68)はノズル片(64)の周溝(67)に嵌まり、ノズル片
(64)を軟係止している。この状態から、ノズルユニット
(6)をチップホルダー上のチップ(31)へ向けて下降させ
ることによって、図4(b)の如くノズル片(64)をチップ
(31)へ嵌入させる。そして、更にノズルユニット(6)を
下降させることによって、ノズル片(64)はチップ(31)か
ら上向きの反力を受ける。この反力が上記軟係止力より
も大きくなることによって、ボール(68)はノズル片(64)
の周溝(67)から外周面へ乗り上げ、ボール(68)による軟
係止が外れる。この結果、ノズル片(64)は、下降する外
筒(61)に対して相対的に摺動することになる。
【0027】ここで、調整ネジ(71)を回転させて、バネ
(70)の圧縮量を変えることによって、ボール(68)による
軟係止力、即ち、ノズル片(64)のチップ(31)に対する嵌
入力を調整することが出来る。
【0028】図1に示す如く、12本のノズルユニット
(6)のノズル片(64)は、中央部の4本(64a)が最も長く
形成されており、その両側の4本(64b)がその次に長く
形成され、更にその両側の4本(64c)が最も短く形成さ
れている。この結果、各ノズル片(64)は、図示の如く下
方へ最も突出した状態で、ノズル先端面の高さ位置に段
差Aが設けられることになる。従って、この状態から、
ヘッド駆動機構(1)の動作によって分注ヘッド(2)をチ
ップホルダー(3)へ向けて下降させると、先ず、中央部
の4本のノズル片(64a)が最初にチップ(31)へ嵌入し、
その次に、両側の4本のノズル片(64b)がチップ(31)へ
嵌入し、最後に、更に両側の4本のノズル片(64c)がチ
ップ(31)へ嵌入する。
【0029】最終的に全てのノズル片(64)の嵌入が完了
した状態では、図2に示す如く全てのノズル片(64)のチ
ップ(31)に対する嵌入深さは同一となる。これに応じ
て、各ノズル片(64)の上端面の高さは、中央部の4本(6
4a)が最も高く、その次に両側の4本(64b)が高く、更
に両側の4本(64c)が最も低くなり、上端面に段差Aが
生じることになる。
【0030】この状態で、分注ヘッド(2)を上昇させる
ことによって、各ノズル片(64)に装着されたチップ(31)
は、チップホルダー(3)から引き上げられ、図5に示す
試薬容器ホルダー(4)の上方位置まで移送される。この
際、各ノズルユニット(6)のノズル片(64)は、外筒(61)
との適度な摩擦によって、外筒(61)内の一定位置に保持
され、全てのノズル片(64)の先端面が同じ高さに揃った
まま、チップ(31)の移送が行なわれる。
【0031】次に、分注ヘッド(2)を下降させて、各チ
ップ(31)の先端を試薬容器(41)内へ浸け、上記プランジ
ャー機構の吸込み動作によって、試薬の吸入を行なう。
続いて、分注ヘッド(2)をプレート(5)の上方位置まで
移動させ、更にチップ(31)の先端がプレート(5)の凹部
(51)へ侵入する位置まで分注ヘッド(2)を下降させる。
そして、上記プランジャー機構の排気動作によって、試
薬の吐出を行なう。
【0032】その後、分注ヘッド(2)は分注台(14)上に
設けられたチップエジェクター(15)の近傍まで移動し、
チップ(31)の取り外しが行なわれる。即ち、図3に示す
如く、ノズルユニット(6)のエジェクトプレート(66)の
上端面にチップエジェクター(15)の先端部を引っ掛け、
この状態でノズルユニット(6)を上昇させる。これによ
って、エジェクトプレート(66)が押し下げられ、ノズル
片(64)からチップ(31)を離脱させる。
【0033】この過程で、先ずノズル片(64)がエジェク
トプレート(66)からの力を受けて、外筒(61)内の上方移
動端から下方移動端へ外筒(61)内を摺動する。そして、
ノズル片(64)が下方移動端に達した後、更にノズルユニ
ット(6)を上昇させることによって、エジェクトプレー
ト(66)がチップ(31)を下圧して、ノズル片(64)からチッ
プ(31)を離脱させるのである。この結果、各ノズル片(6
4)は図1に示す如く、夫々の先端面が段差を生じたチッ
プ装着前の状態に戻ることになる。
【0034】上記分注装置によれば、12本のノズル片
(64)をチップホルダー(3)上のチップ(31)へ嵌入させる
過程で、4本ずつに分けて、段階的に嵌入動作が行なわ
れるため、装置は、4本のノズル片(64)を同時にチップ
(31)へ嵌入させるための動力と、その嵌入時に受ける衝
撃力に耐え得る剛性を具備すれば可く、装置の小形化、
軽量化が図られる。
【0035】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分注ヘッドの一部破断正面図であ
る。
【図2】全てのチップの装着が完了した状態の分注ヘッ
ドの正面図である。
【図3】ノズルユニットの断面図である。
【図4】チップ装着前と装着後の状態を示すノズルユニ
ットの要部の断面図である。
【図5】分注装置の概略構成を表わす斜視図である。
【符号の説明】
(1) ヘッド駆動機構 (2) 分注ヘッド (21) ヘッド本体 (3) チップホルダー (31) チップ (6) ノズルユニット (61) 外筒 (62) シリンダー (63) プランジャー (64) ノズル片 A 段差

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド駆動機構(1)の出力部に、複数本
    のノズル片(64)を下向きに突設した分注ヘッド(2)が取
    り付けられ、各ノズル片(64)の基端部にはプランジャー
    機構が連繋すると共に、各ノズル片(64)の先端部には、
    液体を吸入、吐出すべきチップ(31)が着脱可能に嵌めら
    れる分注装置において、各ノズル片(64)はヘッド本体(2
    1)に対して垂直方向へ摺動可能に取り付けると共に、各
    ノズル片(64)をヘッド本体(21)より下方へ最も突出させ
    たときのノズル片(64)の先端面の高さ位置に段差を与え
    たことを特徴とする分注装置。
  2. 【請求項2】 分注ヘッド(2)には、各ノズル片(64)を
    夫々の最大突出位置にて軟係止するための係止構造が設
    けられている請求項1に記載の分注装置。
  3. 【請求項3】 係止構造には、軟係止力を調整するため
    の調整機構が設けられている請求項2に記載の分注装
    置。
  4. 【請求項4】 各ノズル片(64)は、夫々の最大突出量に
    応じた長さに形成されている請求項1乃至請求項3の何
    れかに記載の分注装置。
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