JPH054142B2 - - Google Patents
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- JPH054142B2 JPH054142B2 JP59058891A JP5889184A JPH054142B2 JP H054142 B2 JPH054142 B2 JP H054142B2 JP 59058891 A JP59058891 A JP 59058891A JP 5889184 A JP5889184 A JP 5889184A JP H054142 B2 JPH054142 B2 JP H054142B2
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 8
- 239000003153 chemical reaction reagent Substances 0.000 description 7
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/02—Burettes; Pipettes
- B01L3/021—Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids
- B01L3/0217—Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids of the plunger pump type
- B01L3/0234—Repeating pipettes, i.e. for dispensing multiple doses from a single charge
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Clinical Laboratory Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は液体定量注装置のうち、特に反復分注
器と名付けられる形式の分注装置に関する。
器と名付けられる形式の分注装置に関する。
反復分注器は１回の吸引動作によつて比較的大
量の液体を吸引し、各回の排出動作において比較
的小量の且つ予め定めた一定量の液体を反復的に
排出するもので、分析、試験など各種の用途に広
く使用されている。
量の液体を吸引し、各回の排出動作において比較
的小量の且つ予め定めた一定量の液体を反復的に
排出するもので、分析、試験など各種の用途に広
く使用されている。
上記反復分注器は、例えば特公昭57−35060号
「精密な量の液体を反復放出する手で持つピペツ
ト」に開示されているが、これによれば、ピスト
ン及びシリンダは一組しか設けられておらず、し
かもピストン及びシリンダを個別に組みつけなけ
ればならない。
「精密な量の液体を反復放出する手で持つピペツ
ト」に開示されているが、これによれば、ピスト
ン及びシリンダは一組しか設けられておらず、し
かもピストン及びシリンダを個別に組みつけなけ
ればならない。
従つて、ピストン及びシリンダまとめてでなく
個別に着脱しなければならないゆえ、シリンダピ
ストン装置の洗浄、消毒又は交換等の作業の効率
が悪いと共に、それゆえデイスポーザブル（使い
捨て）タイプには応用出し離しという欠点があ
り、またピストン及びシリンダは一組のみゆえ、
複数対象に同時に所定同一量の試薬を一度に分注
する等の作業を行えないという欠点がある。
個別に着脱しなければならないゆえ、シリンダピ
ストン装置の洗浄、消毒又は交換等の作業の効率
が悪いと共に、それゆえデイスポーザブル（使い
捨て）タイプには応用出し離しという欠点があ
り、またピストン及びシリンダは一組のみゆえ、
複数対象に同時に所定同一量の試薬を一度に分注
する等の作業を行えないという欠点がある。
本発明は上記従来例の欠点を解決したものであ
り、その構成は、 管状の本体１０と、 前記本体の上端から突出する操作ボタン２２
と、 操作ボタンにねじ連結されて前記本体内で非回
転的に上下方向に摺動可能な操作シリンダ２０
と、 操作シリンダを上方に押付けるばね２５と、 該ばねのばね力を操作シリンダに伝達するため
前記本体内に摺動可能に設けられたばね受け２６
と、 ばね受けにヒンジに連結された爪２８と、 爪を前記本体の半径方向外方一方方向に押付け
る爪ばね２９と、 前記本体一方側面に沿つて上下方向に摺動可能
に設けられその内面に前記爪と係合可能な歯３２
を有するラツクシヤフト３１と、 ばね受け２６がその最上方位置にあるとき爪２
８とラツクシヤフト３１の歯３２との係合を解放
し該最上方位置から所定距離だけばね受け２６が
下方に動いたとき爪とラツクシヤフトの歯との係
合を可能とするストツパ３０と、 本体の側面に設けた縦溝１５内に摺動可能に設
けられてラツクシヤフトに連結された吸入ボタン
３３と、 前記ラツクシヤフト３１の下部に連結されたピ
ストンロツド４３と本体１２に一体的に設けられ
該ピストンロツド４３が挿入されるシリンダ４１
とよりなるシリンダピストン装置４０とからなる
反復分注器において、 前記ピストンロツド及びシリンダを複数組設け
て構成した複数のシリンダピストン装置４０が、
予じめ所定の保持体４５に設けられており、 該保持体４５が前記本体１２の下方部分に側方
から取外可能に嵌着され、その際に複数のシリン
ダピストン装置４０の各ピストンロツド４３の上
部が前記ラツクシヤフトの下部に対して所定のピ
ストンロツド連結部３５お介して連結されること
を特徴とする反復分注器に係る。
り、その構成は、 管状の本体１０と、 前記本体の上端から突出する操作ボタン２２
と、 操作ボタンにねじ連結されて前記本体内で非回
転的に上下方向に摺動可能な操作シリンダ２０
と、 操作シリンダを上方に押付けるばね２５と、 該ばねのばね力を操作シリンダに伝達するため
前記本体内に摺動可能に設けられたばね受け２６
と、 ばね受けにヒンジに連結された爪２８と、 爪を前記本体の半径方向外方一方方向に押付け
る爪ばね２９と、 前記本体一方側面に沿つて上下方向に摺動可能
に設けられその内面に前記爪と係合可能な歯３２
を有するラツクシヤフト３１と、 ばね受け２６がその最上方位置にあるとき爪２
８とラツクシヤフト３１の歯３２との係合を解放
し該最上方位置から所定距離だけばね受け２６が
下方に動いたとき爪とラツクシヤフトの歯との係
合を可能とするストツパ３０と、 本体の側面に設けた縦溝１５内に摺動可能に設
けられてラツクシヤフトに連結された吸入ボタン
３３と、 前記ラツクシヤフト３１の下部に連結されたピ
ストンロツド４３と本体１２に一体的に設けられ
該ピストンロツド４３が挿入されるシリンダ４１
とよりなるシリンダピストン装置４０とからなる
反復分注器において、 前記ピストンロツド及びシリンダを複数組設け
て構成した複数のシリンダピストン装置４０が、
予じめ所定の保持体４５に設けられており、 該保持体４５が前記本体１２の下方部分に側方
から取外可能に嵌着され、その際に複数のシリン
ダピストン装置４０の各ピストンロツド４３の上
部が前記ラツクシヤフトの下部に対して所定のピ
ストンロツド連結部３５お介して連結されること
を特徴とする反復分注器に係る。
従つて、本発明の上記構成によれば、次に示す
利点を有する。
利点を有する。
複数のシリンダピストン装置を保持体にユニ
ツト的に設け、この保持体を本体に対して該本
体の側方から取外し可能にワンタツチ的に嵌着
し得るので、複数のシリンダ及びピストンをま
とめて一度に着脱できて着脱作業が極めて容易
となり、複数のシリンダピストン装置をシリン
ダ及びピストンの個別に一つずつ着脱するもの
に比して、例えばシリンダピストン装置全体の
洗浄、消毒又は交換等の作業を迅速かつ簡単に
行えるという利点がある。
ツト的に設け、この保持体を本体に対して該本
体の側方から取外し可能にワンタツチ的に嵌着
し得るので、複数のシリンダ及びピストンをま
とめて一度に着脱できて着脱作業が極めて容易
となり、複数のシリンダピストン装置をシリン
ダ及びピストンの個別に一つずつ着脱するもの
に比して、例えばシリンダピストン装置全体の
洗浄、消毒又は交換等の作業を迅速かつ簡単に
行えるという利点がある。
また、複数のシリンダピストン装置は本体に
取外し可能に嵌着される構造ゆえ、該装置は容
易にデイスポーザブル（使い捨て可能）タイプ
にできるので、異なる試薬の混合に基づくコン
タミネーシヨンを防止できる。２ 複数のシリンダピストン装置があるため、例
えば複数対象に同時に所定同一量の試薬を分注
する作業を一度に行うことが出来、作業性を向
上し得る。
取外し可能に嵌着される構造ゆえ、該装置は容
易にデイスポーザブル（使い捨て可能）タイプ
にできるので、異なる試薬の混合に基づくコン
タミネーシヨンを防止できる。２ 複数のシリンダピストン装置があるため、例
えば複数対象に同時に所定同一量の試薬を分注
する作業を一度に行うことが出来、作業性を向
上し得る。
本発明の実施例を添付図面について説明する。
図において１０は管状の本体であつて、上部本
体１１、下部本体１２、上蓋１３、蓋押え１４か
ら成つている。上部本体１１には縦溝１５が設け
られている。上部本体１１内には上下方向に摺動
可能であるが回転しない操作シリンダ２０が設け
られ、操作シリンダ２０の上端２１は操作ボタン
２２とねじ係合し、操作ボタン２２は本体１０の
上端から突出している。操作ボタン２２の外周に
は円周方向に間隔をおかれた複数の縦溝２２ｂが
設けられ、上蓋１３内に設けられてばね２３によ
つて押圧されるボール２４が縦溝２２ｂのいずれ
か１つと係合して操作ボタン２２の回転位置を規
制しかつ不時の回転を防止する。なお、操作ボタ
ン２２の操作時のストロークすなわち押下げ量は
操作ボタン２２の下端フランジ２２ａと上部本体
１１の上向きの肩１１ａとの間隔によつて決定さ
れる。
体１１、下部本体１２、上蓋１３、蓋押え１４か
ら成つている。上部本体１１には縦溝１５が設け
られている。上部本体１１内には上下方向に摺動
可能であるが回転しない操作シリンダ２０が設け
られ、操作シリンダ２０の上端２１は操作ボタン
２２とねじ係合し、操作ボタン２２は本体１０の
上端から突出している。操作ボタン２２の外周に
は円周方向に間隔をおかれた複数の縦溝２２ｂが
設けられ、上蓋１３内に設けられてばね２３によ
つて押圧されるボール２４が縦溝２２ｂのいずれ
か１つと係合して操作ボタン２２の回転位置を規
制しかつ不時の回転を防止する。なお、操作ボタ
ン２２の操作時のストロークすなわち押下げ量は
操作ボタン２２の下端フランジ２２ａと上部本体
１１の上向きの肩１１ａとの間隔によつて決定さ
れる。
操作シリンダ２０はばね２５によつて上方に押
圧されており、ばね２５と操作シリンダ２０との
間にはばね受け２６が介在している。ばね２５は
座板２７を介して上部本体１１の下端の内向きフ
ランジ１１ｂに支持されている。ばね受け２６に
爪２８がヒンジ連結され、爪２８は第１図反時計
方向、すなわち爪の先端部が半径方向外方に押付
けられるようばね２９の力を受けている。爪２８
のこの反時計方向運転は座板２７に設けた肩３０
と爪２８の傾斜面２８ａとが当接することによつ
て規制されている。
圧されており、ばね２５と操作シリンダ２０との
間にはばね受け２６が介在している。ばね２５は
座板２７を介して上部本体１１の下端の内向きフ
ランジ１１ｂに支持されている。ばね受け２６に
爪２８がヒンジ連結され、爪２８は第１図反時計
方向、すなわち爪の先端部が半径方向外方に押付
けられるようばね２９の力を受けている。爪２８
のこの反時計方向運転は座板２７に設けた肩３０
と爪２８の傾斜面２８ａとが当接することによつ
て規制されている。
下部本体１２内に上下方向に摺動可能にラツク
シヤフト３１が設けられている。ラツクシヤフト
３１は第３図に示す如く多数のラツク歯３２を有
しており、操作シリンダ２１を押下げると爪２８
がラツク歯３２の１つと噛み合い、その後の操作
シリンダの下降運動に伴つてラツクシヤフトが押
下げられる。ラツクシヤフト３１の上端に吸入ボ
タン３３が取付けられ、吸入ボタン３３は操作シ
リンダ２１の側面切欠部および上部本体１１の切
欠溝１５を貫通して上部本体１１の側面に突出し
ている。
シヤフト３１が設けられている。ラツクシヤフト
３１は第３図に示す如く多数のラツク歯３２を有
しており、操作シリンダ２１を押下げると爪２８
がラツク歯３２の１つと噛み合い、その後の操作
シリンダの下降運動に伴つてラツクシヤフトが押
下げられる。ラツクシヤフト３１の上端に吸入ボ
タン３３が取付けられ、吸入ボタン３３は操作シ
リンダ２１の側面切欠部および上部本体１１の切
欠溝１５を貫通して上部本体１１の側面に突出し
ている。
ラツクシヤフト３１の下端には、ブロツク状ス
ライド３４と該スライド３４に一体でかつその下
方のピストンロツド連結部３５とが固定されてい
る。また、下部本体１２には、第１，２及び第４
図に示す如く、一対の隔壁１２ａ，１２ｂが設け
られている。そして、ピストンロツド連結部３
５、隔壁１２ａ，１２ｂには夫々互に垂直方向に
整合する４組のＵ字形の切欠溝３５ａ，１２a1，
１２b1が設けられている。
ライド３４と該スライド３４に一体でかつその下
方のピストンロツド連結部３５とが固定されてい
る。また、下部本体１２には、第１，２及び第４
図に示す如く、一対の隔壁１２ａ，１２ｂが設け
られている。そして、ピストンロツド連結部３
５、隔壁１２ａ，１２ｂには夫々互に垂直方向に
整合する４組のＵ字形の切欠溝３５ａ，１２a1，
１２b1が設けられている。
また、第４図中、下部本体１２とは別体の保持
４５には一対の隔壁４５ａ，４５ｂが設けられ、
これに４組のシリンダピストン装置４０が組付け
られている。各シリンダピストン装置４０は、シ
リンダ４１と、シリンダ内で上下動するピストン
４２と、ピストン４２に連結され上端にフランジ
部４３ａを有するピストンロツド４３と、シリン
ダ４１の下部に取付けられたノズル４４とからな
る。シリンダピストン装置４０を保持体４５へ組
付けるには、各装置４０において、シリンダ４１
を隔壁４５ａ，４５ｂの垂直方向に整合した各孔
に挿入し、シリンダ４１の上端拡径部４１ａを隔
壁４５ｂ上面に当接させる。
４５には一対の隔壁４５ａ，４５ｂが設けられ、
これに４組のシリンダピストン装置４０が組付け
られている。各シリンダピストン装置４０は、シ
リンダ４１と、シリンダ内で上下動するピストン
４２と、ピストン４２に連結され上端にフランジ
部４３ａを有するピストンロツド４３と、シリン
ダ４１の下部に取付けられたノズル４４とからな
る。シリンダピストン装置４０を保持体４５へ組
付けるには、各装置４０において、シリンダ４１
を隔壁４５ａ，４５ｂの垂直方向に整合した各孔
に挿入し、シリンダ４１の上端拡径部４１ａを隔
壁４５ｂ上面に当接させる。
次に、保持体４５を下部本体１２に対してその
側方から組付けるには、各シリンダピストン装置
４０のピストンロツド４３、シリンダ４１の２箇
所の部分を夫々、ピストンロツド連結部３５、隔
壁１２ａ及び１２ｂの各Ｕ字形切欠溝３５ａ，１
２a1，１２b1に嵌入させる。しかもピストンロツ
ド４３のフランジ部４３ａを、スライド３４及び
ピストンロツド連結部３５間の空間に挿入させて
保持させ、これによりピストロツド４３はスライ
ド３４と一体に上下動可能となる。また、シリン
ダ４１の拡な径部４１ａも下部本体の隔壁１２ｂ
と保持体４５の隔壁４５ｂとの間に保持させる。
側方から組付けるには、各シリンダピストン装置
４０のピストンロツド４３、シリンダ４１の２箇
所の部分を夫々、ピストンロツド連結部３５、隔
壁１２ａ及び１２ｂの各Ｕ字形切欠溝３５ａ，１
２a1，１２b1に嵌入させる。しかもピストンロツ
ド４３のフランジ部４３ａを、スライド３４及び
ピストンロツド連結部３５間の空間に挿入させて
保持させ、これによりピストロツド４３はスライ
ド３４と一体に上下動可能となる。また、シリン
ダ４１の拡な径部４１ａも下部本体の隔壁１２ｂ
と保持体４５の隔壁４５ｂとの間に保持させる。
この組付け状態で、保持体４５は下部本体１２
に対して、取付けネジ構造又は一体に設けた係止
爪及び係止凹部の係止構造（共に図示せず）等に
よりワンタツチ的にかつ着脱可能に固定される。
なお、各隔壁１２ａ，１２ｂ，４５ａ，４５ｂの
変形を防止するため適宜の補強リブを第１図中一
点鎖線で示す如く設けても良い。
に対して、取付けネジ構造又は一体に設けた係止
爪及び係止凹部の係止構造（共に図示せず）等に
よりワンタツチ的にかつ着脱可能に固定される。
なお、各隔壁１２ａ，１２ｂ，４５ａ，４５ｂの
変形を防止するため適宜の補強リブを第１図中一
点鎖線で示す如く設けても良い。
使用時には各ノズル４４の先端を例えば試薬瓶
中に入れて吸入ボタン３３を縦溝１５に沿つて押
し上げる。ラツクシヤフト３１に対してピストン
ロツド連結部３５を介して連結された各ピストン
４２はシリンダ内を上昇し試薬は各ノズル内に吸
入される。勿論試薬がノズル内のみでなくシリン
ダ内にも吸引されるものであつてもよい。このと
き爪２８はラツクシヤフト３１のラツク歯３２か
ら離れているから吸入ボタン３３は自由に押上
げ、押下げることができ、連結部３５に連結され
たピストン４２がシリンダ４１内を上下し、シリ
ンダ内に空気が吸入されたことがあつてもそれも
完全に排出することができる。
中に入れて吸入ボタン３３を縦溝１５に沿つて押
し上げる。ラツクシヤフト３１に対してピストン
ロツド連結部３５を介して連結された各ピストン
４２はシリンダ内を上昇し試薬は各ノズル内に吸
入される。勿論試薬がノズル内のみでなくシリン
ダ内にも吸引されるものであつてもよい。このと
き爪２８はラツクシヤフト３１のラツク歯３２か
ら離れているから吸入ボタン３３は自由に押上
げ、押下げることができ、連結部３５に連結され
たピストン４２がシリンダ４１内を上下し、シリ
ンダ内に空気が吸入されたことがあつてもそれも
完全に排出することができる。
所望量の薬液がシリンダ内に吸入されたならば
（通常は吸入ボタンが溝１５内の最上方位置まで
くるようにする）、分注器を試薬瓶から分注すべ
き例えば試験管に移動して操作ボタン２２を指で
押し下げる。操作シリンダ２０、ばね受２６はば
ね２５の力に抗して下降し、その下降運動は操作
ボタン２２のフランジ２２ａと上部本体１１の肩
１１ａとの当接によつて制限される。この下降運
動間にばね受２６に支持された爪２８も下降し、
爪２８の傾斜面２８ａが肩３０から離れて、爪は
ばね２９の力によつて第１図反時計方向に回動し
てラツク歯３２のいずれか１つと係合する。その
後は操作ボタン２２の押下げ量に応じてラツクシ
ヤフト３１が下降し、各シリンダ４１内でピスト
ン４２が下降し分注が行われる。
（通常は吸入ボタンが溝１５内の最上方位置まで
くるようにする）、分注器を試薬瓶から分注すべ
き例えば試験管に移動して操作ボタン２２を指で
押し下げる。操作シリンダ２０、ばね受２６はば
ね２５の力に抗して下降し、その下降運動は操作
ボタン２２のフランジ２２ａと上部本体１１の肩
１１ａとの当接によつて制限される。この下降運
動間にばね受２６に支持された爪２８も下降し、
爪２８の傾斜面２８ａが肩３０から離れて、爪は
ばね２９の力によつて第１図反時計方向に回動し
てラツク歯３２のいずれか１つと係合する。その
後は操作ボタン２２の押下げ量に応じてラツクシ
ヤフト３１が下降し、各シリンダ４１内でピスト
ン４２が下降し分注が行われる。
次に操作ボタン２２を解放すれば、操作ボタン
２２、操作シリンダ２０、ばね受２６はばね２５
の力によつて上昇するがラツクシヤフト３１はそ
の位置に止つている。押下げ、解放をくりかえす
ことによつて所定量の液体が反覆的に分注され
る。
２２、操作シリンダ２０、ばね受２６はばね２５
の力によつて上昇するがラツクシヤフト３１はそ
の位置に止つている。押下げ、解放をくりかえす
ことによつて所定量の液体が反覆的に分注され
る。
ラツクシヤフト３１は次第に下降して図示位置
に近づく。
に近づく。
反復分注作業の途中でシリンダ内に吸入した薬
液を排出することは、操作ボタンを離した状態で
単に吸入ボタン３３を押下げればよい。
液を排出することは、操作ボタンを離した状態で
単に吸入ボタン３３を押下げればよい。
各回の分注量を変えるためには操作ボタン２２
を回転せしめればよい。操作ボタン２２を回転さ
せると操作シリンダ２０、ばね受２６が第１図に
示す位置から上昇または下降する。これに伴つて
肩３０に係合する爪の位置が変化し、操作ボタン
２２の押し下げに伴つて爪２８とラツク歯３２と
の係合する時期が遅くなり、または早くなる。従
つて操作ボタン２２の下降運動ストロークのうち
ラツクシヤフト３１の押下げに役立つストローク
が小となり又は大となり、その結果、各回の分注
量が小となり又は大となる。
を回転せしめればよい。操作ボタン２２を回転さ
せると操作シリンダ２０、ばね受２６が第１図に
示す位置から上昇または下降する。これに伴つて
肩３０に係合する爪の位置が変化し、操作ボタン
２２の押し下げに伴つて爪２８とラツク歯３２と
の係合する時期が遅くなり、または早くなる。従
つて操作ボタン２２の下降運動ストロークのうち
ラツクシヤフト３１の押下げに役立つストローク
が小となり又は大となり、その結果、各回の分注
量が小となり又は大となる。
シリンダ４１、ピストン４２は保持体４５に保
持され、保持体４５は下部本体１２の下端部に嵌
着されているからシリンダの直径、従つて容量を
変えることができ、シリンダ、ピストンの洗滌が
容易であり、使い棄て形式のものとすることもで
きる。
持され、保持体４５は下部本体１２の下端部に嵌
着されているからシリンダの直径、従つて容量を
変えることができ、シリンダ、ピストンの洗滌が
容易であり、使い棄て形式のものとすることもで
きる。
望ましい１実施例においてシリンダ容量は吸入
ボタン３３の正常最大ストロークに対して0.52
ml、1.3ml（各シリンダにつき）の２種に変更装
着可能であり、操作ボタン２２の操作によつて各
回の分注量をそれぞれ0.01、0.02、0.03、0.04、
0.05ml；0.025、0.05、0.075、0.1、0.125ml；に調
節可能となされる。この場合、分注量は各シリン
ダについて同一となり、分注作業能率を著しく高
めることができた。なお、シリンダ、ピストン装
置４０の数、大きさは適宜に設定できる。
ボタン３３の正常最大ストロークに対して0.52
ml、1.3ml（各シリンダにつき）の２種に変更装
着可能であり、操作ボタン２２の操作によつて各
回の分注量をそれぞれ0.01、0.02、0.03、0.04、
0.05ml；0.025、0.05、0.075、0.1、0.125ml；に調
節可能となされる。この場合、分注量は各シリン
ダについて同一となり、分注作業能率を著しく高
めることができた。なお、シリンダ、ピストン装
置４０の数、大きさは適宜に設定できる。
第１図は本発明による液体分注器の縦断面図、
第２図は第１図の液体分注器の矢方向に見た一
部を切除した正面図、第３図はラツクシヤフトの
部分拡大図、第４図は液体分注器の下部本体とシ
リンダピストン装置の保持体との組付け状況を示
す分解斜視図。 １０：本体、２２：操作ボタン、２０：操作シ
リンダ、２５：ばね、２６：ばね受け、２８：
爪、２９：爪ばね、３１：ラツクシヤフト、３
２：ラツク歯、３０：ストツパ、３３：吸入ボタ
ン、４０：シリンダピストン装置、４５：保持
体、３５：コネクタ、４１：シリンダ、４３：ピ
ストンロツド、２２ｂ：縦溝、２４：ボール、２
３：ボール押えばね、２８ａ：傾斜面、１２ａ，
１２ｂ，４５ａ，４５ｂ：隔壁、３５ａ，１２
a1，１２b1：切欠溝、４３ａ：フランジ部。
第２図は第１図の液体分注器の矢方向に見た一
部を切除した正面図、第３図はラツクシヤフトの
部分拡大図、第４図は液体分注器の下部本体とシ
リンダピストン装置の保持体との組付け状況を示
す分解斜視図。 １０：本体、２２：操作ボタン、２０：操作シ
リンダ、２５：ばね、２６：ばね受け、２８：
爪、２９：爪ばね、３１：ラツクシヤフト、３
２：ラツク歯、３０：ストツパ、３３：吸入ボタ
ン、４０：シリンダピストン装置、４５：保持
体、３５：コネクタ、４１：シリンダ、４３：ピ
ストンロツド、２２ｂ：縦溝、２４：ボール、２
３：ボール押えばね、２８ａ：傾斜面、１２ａ，
１２ｂ，４５ａ，４５ｂ：隔壁、３５ａ，１２
a1，１２b1：切欠溝、４３ａ：フランジ部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 管状の本体１０と、 前記本体の上端から突出する操作ボタン２２
と、 操作ボタンにねじ連結されて前記本体内で非回
転的に上下方向に摺動可能な操作シリンダ２０
と、 操作シリンダを上方に押付けるばね２５と、 該ばねのばね力を操作シリンダに伝達するため
前記本体内に摺動可能に設けられたばね受け２６
と、 ばね受けにヒンジに連結された爪２８と、 爪を前記本体の半径方向外方一方方向に押付け
る爪ばね２９と、 前記本体の一方側面に沿つて上下方向に摺動可
能に設けられたその内面に前記爪と係合可能な歯
３２を有するラツクシヤフト３１と、 ばね受け２６がその最上方位置にあるとき爪２
８とラツクシヤフト３１の歯３２との係合を解放
し該最上方位置から所定距離だけばね受け２６が
下方に動いたとき爪とラツクシヤフトの歯との係
合を可能とするストツパ３０と、 本体の側面に設けた縦溝１５内に摺動可能に設
けられてラツクシヤフトに連結された吸入ボタン
３３と、 前記ラツクシヤフト３１の下部に連結されたピ
ストンロツド４３と本体１２に一体的に設けられ
該ピストンロツド４３が挿入されるシリンダ４１
とよりなるシリンダピストン装置４０とからなる
反復分注器において、 前記ピストンロツド及びシリンダを複数組設け
て構成した複数のシリンダピストン装置４０が、
予じめ所定の保持体４５に設けられており、 該保持体４５が前記本体１２の下方部分に側方
から取外可能に嵌着され、その際に複数のシリン
ダピストン装置４０の各ピストンロツド４３の上
部が前記ラツクシヤフトの下部に対して所定のピ
ストンロツド連結部３５を介して連結されること
を特徴とする反復分注器。 ２ 前記操作ボタン２２の外周に複数の縦溝２２
ｂが設けられ、該縦溝の嵌合するボール２４とボ
ール押ばね２３とが前記本体に設けられているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の反復
分注器。 ３ 前記ストツパ３０が本体内に設けられた固定
の肩３０として構成され、爪２８には該ストツパ
と共働する傾斜面２８ａが設けられ、操作シリン
ダ２０が押下げられて爪２８がばね受け２６と共
に下降すると前記斜面２８ａが肩３０から離れて
爪が半径方向外方に運動してラツクシヤフト３１
と係合してラツクシヤフトを押下げることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の反復分注器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59058891A JPS60202746A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | 反復分注器 |
| US06/716,038 US4591072A (en) | 1984-03-27 | 1985-03-26 | Repeating dispenser |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59058891A JPS60202746A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | 反復分注器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60202746A JPS60202746A (ja) | 1985-10-14 |
| JPH054142B2 true JPH054142B2 (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=13097403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59058891A Granted JPS60202746A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | 反復分注器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4591072A (ja) |
| JP (1) | JPS60202746A (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH671526A5 (ja) * | 1985-12-17 | 1989-09-15 | Hamilton Bonaduz Ag | |
| US4750373A (en) * | 1987-01-22 | 1988-06-14 | Shapiro Justin J | Adjustable volume, pressure-generating pipette sampler |
| US4779467A (en) * | 1987-01-28 | 1988-10-25 | Rainin Instrument Co., Inc. | Liquid-end assembly for multichannel air-displacement pipette |
| JP2838070B2 (ja) * | 1996-03-07 | 1998-12-16 | 株式会社ニチリョー | 反復式ピペット |
| AU8026000A (en) * | 1999-10-12 | 2001-05-30 | Glaxo Group Limited | Non-contact droplet dispensing system and methods |
| US7748980B2 (en) * | 2006-09-14 | 2010-07-06 | Bisco, Inc. | Dispenser for dental compositions |
| JP5657861B2 (ja) * | 2008-12-30 | 2015-01-21 | 光陽化成有限会社 | マイクロピペット装置 |
| US20160144356A1 (en) * | 2013-06-17 | 2016-05-26 | Waters Technologies Corporation | Micropipet for aliquoting small volumes of fluid |
| WO2017119097A1 (ja) * | 2016-01-07 | 2017-07-13 | 株式会社 エー・アンド・デイ | マルチチャンネルピペット |
| PL3260822T3 (pl) | 2016-06-21 | 2021-02-08 | Eppendorf Ag | Wielokanałowa strzykawka do stosowania z urządzeniem dozującym |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5735060A (en) * | 1980-08-02 | 1982-02-25 | Aisin Seiki | Embroidering frame |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3161323A (en) * | 1963-05-20 | 1964-12-15 | Hamilton Co | Repeating dispenser |
| DE2926691C2 (de) * | 1979-07-02 | 1983-05-26 | Eppendorf Gerätebau Netheler + Hinz GmbH, 2000 Hamburg | Repetierpipette |
| DE2541642C3 (de) * | 1975-09-18 | 1979-07-26 | Labora Mannheim Gmbh Fuer Labortechnik, 6800 Mannheim | Pipertier-Handpipette |
| US4022207A (en) * | 1976-03-25 | 1977-05-10 | Indicon Inc. | Actuator for a syringe |
| US4099548A (en) * | 1976-08-25 | 1978-07-11 | Oxford Laboratories Inc. | Hand-held pipette for repetitively dispensing precise volumes of liquid |
| FI58875C (fi) * | 1979-08-31 | 1981-05-11 | Suovaniemi Finnpipette | Pipett |
| US4316558A (en) * | 1980-01-21 | 1982-02-23 | Kubiak Robert J | Apparatus for pipetting diluent into a sealed medical container |
| US4415101A (en) * | 1982-01-22 | 1983-11-15 | Shapiro Justin J | Incremental liquid dispensing device |
| US4467942A (en) * | 1982-04-29 | 1984-08-28 | Yuuji Oshikubo | Repeating dispenser |
-
1984
- 1984-03-27 JP JP59058891A patent/JPS60202746A/ja active Granted
-
1985
- 1985-03-26 US US06/716,038 patent/US4591072A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5735060A (en) * | 1980-08-02 | 1982-02-25 | Aisin Seiki | Embroidering frame |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4591072A (en) | 1986-05-27 |
| JPS60202746A (ja) | 1985-10-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |