JPH08254514A - ガスセンサーのクリーニング装置およびその方法 - Google Patents
ガスセンサーのクリーニング装置およびその方法Info
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- JPH08254514A JPH08254514A JP8011838A JP1183896A JPH08254514A JP H08254514 A JPH08254514 A JP H08254514A JP 8011838 A JP8011838 A JP 8011838A JP 1183896 A JP1183896 A JP 1183896A JP H08254514 A JPH08254514 A JP H08254514A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/28—Electrolytic cell components
- G01N27/30—Electrodes, e.g. test electrodes; Half-cells
- G01N27/38—Cleaning of electrodes
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
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- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/0004—Gaseous mixtures, e.g. polluted air
- G01N33/0009—General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment
- G01N33/0027—General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment concerning the detector
- G01N33/0029—Cleaning of the detector
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガスセンサーの発熱体に過電圧を所定の時間
印加して短い時間内に多量の熱を発生させガスセンサー
の表面に吸着の水分や雑ガスを除去することにある。 【解決手段】 商用交流電源から交流電圧の印加を得所
定の定格電圧とその定格電圧を超過する超過電圧と変換
する電源供給部と、上記電源供給部から出力の超過電圧
をガスセンサーの発熱体に所定時間の間通電させた後、
上記定格電圧を上記ガスセンサーに通電させるスイッチ
ング部を備え、そのクリーニング方法はガスセンサーの
発熱体に所定時間の間通電圧を印加し、その通電圧の印
加状態を所定時間の間保ちその発熱体から生ずる高熱に
よりガスセンサーの表面に吸着のガスを取除き、定格電
流を取り戻しガスセンサーをクリーニングする。
印加して短い時間内に多量の熱を発生させガスセンサー
の表面に吸着の水分や雑ガスを除去することにある。 【解決手段】 商用交流電源から交流電圧の印加を得所
定の定格電圧とその定格電圧を超過する超過電圧と変換
する電源供給部と、上記電源供給部から出力の超過電圧
をガスセンサーの発熱体に所定時間の間通電させた後、
上記定格電圧を上記ガスセンサーに通電させるスイッチ
ング部を備え、そのクリーニング方法はガスセンサーの
発熱体に所定時間の間通電圧を印加し、その通電圧の印
加状態を所定時間の間保ちその発熱体から生ずる高熱に
よりガスセンサーの表面に吸着のガスを取除き、定格電
流を取り戻しガスセンサーをクリーニングする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスセンサーのクリ
ーニング装置およびその方法に関するものであって、殊
に、化合物半導体のガスセンサーの特性を短時間内に安
定化して製品の信頼性を向上させ得るガスセンサーのク
リーニング装置および方法に係わるものである。
ーニング装置およびその方法に関するものであって、殊
に、化合物半導体のガスセンサーの特性を短時間内に安
定化して製品の信頼性を向上させ得るガスセンサーのク
リーニング装置および方法に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】一般的にガスセンサーは、ガスの漏出濃
度を感知して外部の表示装置または警報装置等によりガ
スの漏出を知らせることからガス漏出に伴う事故を未然
に防ぐために用いられる。
度を感知して外部の表示装置または警報装置等によりガ
スの漏出を知らせることからガス漏出に伴う事故を未然
に防ぐために用いられる。
【0003】上記ガスセンサーは金属酸化物半導体を塑
結体とし、その内部または外部において一定温度で加熱
しその金属酸化物半導体からなる感知素子を感知しよう
とするガスに接触させ変化する感知素子の電気の伝導度
を測定してガス濃度を感知する。
結体とし、その内部または外部において一定温度で加熱
しその金属酸化物半導体からなる感知素子を感知しよう
とするガスに接触させ変化する感知素子の電気の伝導度
を測定してガス濃度を感知する。
【0004】ガスセンサーの感知作用は次の理由から推
定される。 1)ガスの解離、酸化反応を伴う吸着により吸着分子と
ガスセンサーとの間に電子の移行が生じて電子密度が変
化する。 2)ゲート(Gate)作用、即ちガスの吸着により薄
膜表面や塑結体の表面に空乏層の変調が生ずる。 3)酸化、還元によりガスセンサーの化学的組成が変化
する。 4)磁気発熱による温度上昇の結果電気抵抗が変化す
る。
定される。 1)ガスの解離、酸化反応を伴う吸着により吸着分子と
ガスセンサーとの間に電子の移行が生じて電子密度が変
化する。 2)ゲート(Gate)作用、即ちガスの吸着により薄
膜表面や塑結体の表面に空乏層の変調が生ずる。 3)酸化、還元によりガスセンサーの化学的組成が変化
する。 4)磁気発熱による温度上昇の結果電気抵抗が変化す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなガスセンサ
ーは、その材料的な特性上設置環境の要因に伴う水分お
よび雑ガス等により容易に汚染するために使用初期には
数日間誤動作が多く発生している。したがって、上記ガ
スセンサーはその特性を安定化するために製造後数日間
または、数日間内部的に通電を行って熱を加えるエージ
ング(Aging)工程段階を必ず行うようにしてい
る。
ーは、その材料的な特性上設置環境の要因に伴う水分お
よび雑ガス等により容易に汚染するために使用初期には
数日間誤動作が多く発生している。したがって、上記ガ
スセンサーはその特性を安定化するために製造後数日間
または、数日間内部的に通電を行って熱を加えるエージ
ング(Aging)工程段階を必ず行うようにしてい
る。
【0006】このようなセンサーの例が特開平5−20
9855号公報に開示されているものの、それは結露状
態の解消と急激な湿度変化を感知するためにセンサー本
体の裏面に発熱体を設けて熱を加える。
9855号公報に開示されているものの、それは結露状
態の解消と急激な湿度変化を感知するためにセンサー本
体の裏面に発熱体を設けて熱を加える。
【0007】更に、従来のガスセンサーはその製造段階
において、安定な抵抗値を測定するため通電状態におい
て数日間待たなければならないため生産性が低下する問
題点とガス感知装置等に用いられガスを感知した後に更
にガスを感知するための元来の状態に取戻す時間が長い
という問題点があった。
において、安定な抵抗値を測定するため通電状態におい
て数日間待たなければならないため生産性が低下する問
題点とガス感知装置等に用いられガスを感知した後に更
にガスを感知するための元来の状態に取戻す時間が長い
という問題点があった。
【0008】本発明は上記のような問題点を解決するた
めのものであって、本発明の目的は、ガスセンサーの発
熱体に通電圧を所定の時間印加し短い時間内に多量の熱
を発生させガスセンサーの表面に吸着した水分や雑ガス
を取除くことによって、ガスセンサーの特性を安定化さ
せるガスセンサーのクリーニング装置およびその方法を
提供するにある。
めのものであって、本発明の目的は、ガスセンサーの発
熱体に通電圧を所定の時間印加し短い時間内に多量の熱
を発生させガスセンサーの表面に吸着した水分や雑ガス
を取除くことによって、ガスセンサーの特性を安定化さ
せるガスセンサーのクリーニング装置およびその方法を
提供するにある。
【0009】本発明の他の目的は、ガスセンサーの誤動
作を最少化するため水分やその他雑ガスを迅速に取除く
ことのできるガスセンサーのクリーニング装置および方
法を提供することである。
作を最少化するため水分やその他雑ガスを迅速に取除く
ことのできるガスセンサーのクリーニング装置および方
法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め請求項1記載の第1の発明による装置は超過電圧をガ
スセンサーの発熱体に所定時間の間通電させた後、ガス
センサーの定格電圧を上記ガスセンサーの発熱体に通電
させるスイッチング部を備えたことを要旨とする。従っ
て、ガスセンサーの発熱体に通電圧を所定の時間印加し
短い時間内に多量の熱を発生させガスセンサーの表面に
吸着した水分や雑ガスを取除くことによって、ガスセン
サーの特性を安定化させる。
め請求項1記載の第1の発明による装置は超過電圧をガ
スセンサーの発熱体に所定時間の間通電させた後、ガス
センサーの定格電圧を上記ガスセンサーの発熱体に通電
させるスイッチング部を備えたことを要旨とする。従っ
て、ガスセンサーの発熱体に通電圧を所定の時間印加し
短い時間内に多量の熱を発生させガスセンサーの表面に
吸着した水分や雑ガスを取除くことによって、ガスセン
サーの特性を安定化させる。
【0011】請求項2記載の第2の発明は、上記スイッ
チング部は上記超過電圧により充電されるキャパシター
と、上記キャパシターとそのバイアス抵抗により決定さ
れる時定数時間の間上記キャパシターからスイッチング
電圧の印加を得て導通状態となる第1電子スイッチと、
導通状態となった上記第1電子スイッチにより導通状態
となって上記超過電圧を上記ガスセンサーの発熱体に印
加する第2電子スイッチと、上記第2電子スイッチの超
過電圧出力端子にそのカソードが繋がれそのエノードに
定格電圧が印加されるように接続されたバイパス用ダイ
オードとを備えることを要旨とする。従って、超過電圧
がガスセンサーの発熱体に印加され過電圧により過量の
熱により感知部に吸着の水分や雑ガス等を脱離除去でき
る。
チング部は上記超過電圧により充電されるキャパシター
と、上記キャパシターとそのバイアス抵抗により決定さ
れる時定数時間の間上記キャパシターからスイッチング
電圧の印加を得て導通状態となる第1電子スイッチと、
導通状態となった上記第1電子スイッチにより導通状態
となって上記超過電圧を上記ガスセンサーの発熱体に印
加する第2電子スイッチと、上記第2電子スイッチの超
過電圧出力端子にそのカソードが繋がれそのエノードに
定格電圧が印加されるように接続されたバイパス用ダイ
オードとを備えることを要旨とする。従って、超過電圧
がガスセンサーの発熱体に印加され過電圧により過量の
熱により感知部に吸着の水分や雑ガス等を脱離除去でき
る。
【0012】請求項3記載の第3の発明は、上記スイッ
チング部は上記超過電圧を上記ガスセンサーの発熱体に
印加する電子スイッチと、上記電子スイッチをトリガー
するトリガー部と、電源の印加を得て所定の時間をカウ
ントしたとき、上記トリガー部が上記電子スイッチをト
リガーしないように制御する制御部と、上記電子スイッ
チの超過電圧出力端子にそのカソードが繋がれそのエノ
ードに定格電圧が印加されるよう接続されたバイパス用
ダイオードとを備えたことを要旨とする。従って、超過
電圧がガスセンサーの発熱体に印加され過電圧により過
量の熱により感知部に吸着の水分や雑ガス等を脱離除去
できる。
チング部は上記超過電圧を上記ガスセンサーの発熱体に
印加する電子スイッチと、上記電子スイッチをトリガー
するトリガー部と、電源の印加を得て所定の時間をカウ
ントしたとき、上記トリガー部が上記電子スイッチをト
リガーしないように制御する制御部と、上記電子スイッ
チの超過電圧出力端子にそのカソードが繋がれそのエノ
ードに定格電圧が印加されるよう接続されたバイパス用
ダイオードとを備えたことを要旨とする。従って、超過
電圧がガスセンサーの発熱体に印加され過電圧により過
量の熱により感知部に吸着の水分や雑ガス等を脱離除去
できる。
【0013】請求項4記載の第4の発明による方法は、
ガスセンサーの発熱体に所定時間の間過電圧を印加し、
当該過電圧の印加状態を所定時間の間保ち、当該発熱体
から生ずる高熱によりガスセンサーの表面に吸着された
ガスを取除き、定格電圧を印加しガスセンサーをクリー
ニングする。従って、ガスセンサーの発熱体に通電圧を
所定の時間印加し短い時間内に多量の熱を発生させガス
センサーの表面に吸着した水分や雑ガスを取除くことに
よって、ガスセンサーの特性を安定化させる。
ガスセンサーの発熱体に所定時間の間過電圧を印加し、
当該過電圧の印加状態を所定時間の間保ち、当該発熱体
から生ずる高熱によりガスセンサーの表面に吸着された
ガスを取除き、定格電圧を印加しガスセンサーをクリー
ニングする。従って、ガスセンサーの発熱体に通電圧を
所定の時間印加し短い時間内に多量の熱を発生させガス
センサーの表面に吸着した水分や雑ガスを取除くことに
よって、ガスセンサーの特性を安定化させる。
【0014】請求項5記載の第5の発明は、上記ガスセ
ンサーの発熱体に過電圧を印加する時間は高熱により上
記発熱体が溶融点に到達する時間より短い時間になるこ
とを要旨とする。従って、継続的に熱を発生させ感知部
を加熱しその熱により感知部に吸着の水分や雑ガスを除
去できる。
ンサーの発熱体に過電圧を印加する時間は高熱により上
記発熱体が溶融点に到達する時間より短い時間になるこ
とを要旨とする。従って、継続的に熱を発生させ感知部
を加熱しその熱により感知部に吸着の水分や雑ガスを除
去できる。
【0015】請求項6記載の第6の発明は、上記ガスセ
ンサーの発熱体に印加する過電圧は上記ガスセンサーに
吸着したガスを取除く温度に到達して上記発熱体が溶融
点に到達するまで数十秒の時間が経過する電圧になるこ
とを要旨とする。従って、継続的に熱を発生させ感知部
を加熱しその熱により感知部に吸着の水分や雑ガスを除
去できる。
ンサーの発熱体に印加する過電圧は上記ガスセンサーに
吸着したガスを取除く温度に到達して上記発熱体が溶融
点に到達するまで数十秒の時間が経過する電圧になるこ
とを要旨とする。従って、継続的に熱を発生させ感知部
を加熱しその熱により感知部に吸着の水分や雑ガスを除
去できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照しなが
ら詳しく説明する。
ら詳しく説明する。
【0017】図1に本発明によるガスセンサーのクリー
ニング装置の構成を示すブロック図が図示されている。
ニング装置の構成を示すブロック図が図示されている。
【0018】本発明による装置は、商用交流電源1から
交流電圧の印加を得、所定の定格電圧とその定格電圧を
超過する超過電圧とを変換する電源供給部2と、上記電
源供給部2から出力される超過電圧をガスセンサー4の
発熱体41に所定時間の間通電させた後、上記定格電圧
を上記ガスセンサー4に通電させるスイッチング部3か
ら構成されている。
交流電圧の印加を得、所定の定格電圧とその定格電圧を
超過する超過電圧とを変換する電源供給部2と、上記電
源供給部2から出力される超過電圧をガスセンサー4の
発熱体41に所定時間の間通電させた後、上記定格電圧
を上記ガスセンサー4に通電させるスイッチング部3か
ら構成されている。
【0019】図2に本発明によるガスセンサーのクリー
ニング装置の一実施形態を示す詳細な回路図が図示され
ている。
ニング装置の一実施形態を示す詳細な回路図が図示され
ている。
【0020】電源供給部2は交流電圧を直流に変換する
トランスフォーマーT1と、上記トランスフォーマーT
1から出力の交流電圧を直流に変換する整流器21と、
上記整流器21から出力する整流電圧からリフル成分を
取除く平滑用コンデンサーC8と、上記平滑用コンデン
サーC8から出力の電圧を所定の電圧に変換するレグレ
ーター22とから構成されている。
トランスフォーマーT1と、上記トランスフォーマーT
1から出力の交流電圧を直流に変換する整流器21と、
上記整流器21から出力する整流電圧からリフル成分を
取除く平滑用コンデンサーC8と、上記平滑用コンデン
サーC8から出力の電圧を所定の電圧に変換するレグレ
ーター22とから構成されている。
【0021】商用交流電源1から出力される110Vま
たは220Vの交流電圧は、ヒューズF1を通じてトラ
ンスフォーマーT1の1次コイルに印加され、2次コイ
ルにおいて9V交流電圧と降下し整流器21に出力され
る。整流器21は上記降下の交流電圧を直流電圧に変換
出力し、その出力の直流電圧にリフル成分が存在するが
そのリフル成分は平滑用コンデンサーC8から取除かれ
ガスセンサー4の発熱体41に9V超過直流電圧と印加
される。この9V直流電圧は低電圧レグレーター(Re
gulator)22から6V低電圧として変換出力さ
れる。
たは220Vの交流電圧は、ヒューズF1を通じてトラ
ンスフォーマーT1の1次コイルに印加され、2次コイ
ルにおいて9V交流電圧と降下し整流器21に出力され
る。整流器21は上記降下の交流電圧を直流電圧に変換
出力し、その出力の直流電圧にリフル成分が存在するが
そのリフル成分は平滑用コンデンサーC8から取除かれ
ガスセンサー4の発熱体41に9V超過直流電圧と印加
される。この9V直流電圧は低電圧レグレーター(Re
gulator)22から6V低電圧として変換出力さ
れる。
【0022】スイッチング部3はガスセンサー4を数秒
以内にクリーニングするためスイッチング用トランジス
ター(Q5,Q6)と、上記トランジスター(Q5,Q
6)をバイアスするための抵抗(R25,R26,R2
7,R28)と、上記電源供給部2から出力される9V
超過直流電圧により充電さるキャパシターC9と、上記
スイッチング用トランジスターQ6のエミッタ端子と上
記定電圧レグレーター22の6V電圧出力端子の間に接
続のバイパス用ダイオードD10と、上記ガスセンサー
4の感知部42と上記定電圧レグレーター22の6V電
圧出力端子の間に接続の抵抗R1から構成されている。
以内にクリーニングするためスイッチング用トランジス
ター(Q5,Q6)と、上記トランジスター(Q5,Q
6)をバイアスするための抵抗(R25,R26,R2
7,R28)と、上記電源供給部2から出力される9V
超過直流電圧により充電さるキャパシターC9と、上記
スイッチング用トランジスターQ6のエミッタ端子と上
記定電圧レグレーター22の6V電圧出力端子の間に接
続のバイパス用ダイオードD10と、上記ガスセンサー
4の感知部42と上記定電圧レグレーター22の6V電
圧出力端子の間に接続の抵抗R1から構成されている。
【0023】このような構成からなるスイッチング部3
は電源供給部2から電源が印加されれば、キャパシター
C9が完全に充電されるまでスイッチングトランジスタ
ーQ5のベース端子で一定電圧が印加されるためスイッ
チングトランジスターQ5はON状態となる。ON状態
となったトランジスターQ5のコレクタ端子とエミッタ
端子とは導通状態であるから、トランジスターQ5のコ
レクタ端子に抵抗R28を通じてそのベース端子が繋が
ったトランジスターQ6はエミッタ端子とベース端子間
に電流が流れるようになって導通状態となる。導通状態
となったトランジスターQ6を通じて電源供給部2から
出力の9V超過電圧がガスセンサー4の発熱体41に印
加され過電圧により過量の熱が生じ、ガスセンサー4の
感知部42にその熱が伝達される。上記過量の熱により
感知部42に吸着の水分や雑ガス等が脱離除去される。
は電源供給部2から電源が印加されれば、キャパシター
C9が完全に充電されるまでスイッチングトランジスタ
ーQ5のベース端子で一定電圧が印加されるためスイッ
チングトランジスターQ5はON状態となる。ON状態
となったトランジスターQ5のコレクタ端子とエミッタ
端子とは導通状態であるから、トランジスターQ5のコ
レクタ端子に抵抗R28を通じてそのベース端子が繋が
ったトランジスターQ6はエミッタ端子とベース端子間
に電流が流れるようになって導通状態となる。導通状態
となったトランジスターQ6を通じて電源供給部2から
出力の9V超過電圧がガスセンサー4の発熱体41に印
加され過電圧により過量の熱が生じ、ガスセンサー4の
感知部42にその熱が伝達される。上記過量の熱により
感知部42に吸着の水分や雑ガス等が脱離除去される。
【0024】発熱体41は鉄ニクロム線からなり、その
抵抗が30Ω程度であり、ガスセンサー4の材質、種類
等により変化する。この抵抗値により生ずる熱量Qは Q=0.24I2 Rt (但し、I:電流、R:抵抗、t:時間)から求めるこ
とができ、ガスセンサー4の比熱と質量を考慮して加熱
時間を設定する。加熱時間が決定されればキャパシター
C9と抵抗R25の値により決定される時定数が加熱時
間と同一にキャパシターC9と抵抗R25の値を決定す
る。
抵抗が30Ω程度であり、ガスセンサー4の材質、種類
等により変化する。この抵抗値により生ずる熱量Qは Q=0.24I2 Rt (但し、I:電流、R:抵抗、t:時間)から求めるこ
とができ、ガスセンサー4の比熱と質量を考慮して加熱
時間を設定する。加熱時間が決定されればキャパシター
C9と抵抗R25の値により決定される時定数が加熱時
間と同一にキャパシターC9と抵抗R25の値を決定す
る。
【0025】上記時定数時間の間発熱体に過電圧が印加
されればその過電圧により過量の熱が生じ、ガスセンサ
ー4の感知部42にその熱が伝達される。上記過量の熱
により感知部42に吸着の水分や雑ガス等が脱離除去さ
れる。
されればその過電圧により過量の熱が生じ、ガスセンサ
ー4の感知部42にその熱が伝達される。上記過量の熱
により感知部42に吸着の水分や雑ガス等が脱離除去さ
れる。
【0026】上記時定数時間が経過すればキャパシター
C9は充電が終りトランジスターQ5のベース端子には
電圧が印加されないようになり、トランジスターQ5は
OFF状態となってトランジスターQ6のベース端子に
抵抗R27を通じて電圧が印加されトランジスターQ6
はOFF状態となる。したがって、トランジスターQ6
を通じて9V直流電圧が発熱体41に印加されず、ダイ
オードD10を通じた6V直流電圧が発熱体41に印加
される。
C9は充電が終りトランジスターQ5のベース端子には
電圧が印加されないようになり、トランジスターQ5は
OFF状態となってトランジスターQ6のベース端子に
抵抗R27を通じて電圧が印加されトランジスターQ6
はOFF状態となる。したがって、トランジスターQ6
を通じて9V直流電圧が発熱体41に印加されず、ダイ
オードD10を通じた6V直流電圧が発熱体41に印加
される。
【0027】上記構成のスイッチング部3は一つの実施
形態であり、キャパシターC9の代わりに電源印加後、
所定時間の後に動作するタイマー等を用い、トランジス
ターの代わりに電子スイッチング素子(例:SCR,T
RIAC等)を用いて構成することも可能である。
形態であり、キャパシターC9の代わりに電源印加後、
所定時間の後に動作するタイマー等を用い、トランジス
ターの代わりに電子スイッチング素子(例:SCR,T
RIAC等)を用いて構成することも可能である。
【0028】図3に本発明によるガスセンサーのクリー
ニング装置の他の実施形態が図示されている。
ニング装置の他の実施形態が図示されている。
【0029】本実施形態はスイッチング部2にトライア
ック(TRIAC)のトリガー部31を用い、制御部5
を付加した構成からなっている。電源が印加された後、
制御部5はトリガー部31を制御しトライアック(TR
IAC)のゲートにトリガー信号を印加してトライアッ
ク(TRIAC)が導通状態となるようにする。導通状
態となったトライアック(TRIAC)を通じて整流器
21から出力する9V直流電圧は、ガスセンサー4の発
熱体41に印加される。このように9V直流電圧がガス
センサー4の発熱体41に印加された状態において制御
部5は、ソフトウェアプログラムにより所定時間をカウ
ントする。制御部5が所定時間をカウントする間ガスセ
ンサー4の発熱体41は、継続的に熱を発生させ感知部
42を加熱しその熱により感知部42に吸着の水分や雑
ガスが除去される。
ック(TRIAC)のトリガー部31を用い、制御部5
を付加した構成からなっている。電源が印加された後、
制御部5はトリガー部31を制御しトライアック(TR
IAC)のゲートにトリガー信号を印加してトライアッ
ク(TRIAC)が導通状態となるようにする。導通状
態となったトライアック(TRIAC)を通じて整流器
21から出力する9V直流電圧は、ガスセンサー4の発
熱体41に印加される。このように9V直流電圧がガス
センサー4の発熱体41に印加された状態において制御
部5は、ソフトウェアプログラムにより所定時間をカウ
ントする。制御部5が所定時間をカウントする間ガスセ
ンサー4の発熱体41は、継続的に熱を発生させ感知部
42を加熱しその熱により感知部42に吸着の水分や雑
ガスが除去される。
【0030】上記他の実施形態において、制御部5の代
わりにタイマーを用いることができ、トライアックの代
わりに交流スイッチング素子のサイリイスター(Thy
ristor)を用いることができる。この場合トラン
スフォーマー(T1)の2次コイルから出力の9V交流
電圧がサイリスターを通じて印加されるように構成す
る。
わりにタイマーを用いることができ、トライアックの代
わりに交流スイッチング素子のサイリイスター(Thy
ristor)を用いることができる。この場合トラン
スフォーマー(T1)の2次コイルから出力の9V交流
電圧がサイリスターを通じて印加されるように構成す
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、所
定時間の間印加される過電圧により発熱体から多量の熱
が発生して迅速にガスセンサーの表面に吸着の水分や雑
ガスを除去することによりガスセンサーの特性を早めに
安定化させることができ、エージング工程に所要の時間
を短縮させることによって生産性を向上させ、ガスを感
知した後に更にガスを感知するための元来の状態に取戻
す時間を短縮することができる。
定時間の間印加される過電圧により発熱体から多量の熱
が発生して迅速にガスセンサーの表面に吸着の水分や雑
ガスを除去することによりガスセンサーの特性を早めに
安定化させることができ、エージング工程に所要の時間
を短縮させることによって生産性を向上させ、ガスを感
知した後に更にガスを感知するための元来の状態に取戻
す時間を短縮することができる。
【図1】本発明によるガスセンサーのクリーニング装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明によるガスセンサーのクリーニング装置
の一実施形態を示す詳細回路図である。
の一実施形態を示す詳細回路図である。
【図3】本発明によるガスセンサーのクリーニング装置
の他の実施形態を示す詳細回路図である。
の他の実施形態を示す詳細回路図である。
1 商用交流電源 2 電源供給部 3 スイッチング部 4 ガスセンサー 5 制御部 21 整流器 22 レグレーター 31 トリガー部 41 発熱体 42 感知部
Claims (6)
- 【請求項1】 感知部と熱を発生する発熱体を備えたガ
スセンサーにおいて、 上記ガスセンサーの定格電圧を
超過する超過電圧を上記発熱体に所定時間の間通電させ
た後、定格電圧を上記発熱体に通電させるスイッチング
部を備えたことを特徴とするガスセンサーのクリーニン
グ装置。 - 【請求項2】 上記スイッチング部は上記超過電圧によ
り充電されるキャパシターと、 上記キャパシターとそのバイアス抵抗により決定される
時定数時間の間上記キャパシターからスイッチング電圧
の印加を得て導通状態となる第1電子スイッチと、 導通状態となった上記第1電子スイッチにより導通状態
となって上記超過電圧を上記ガスセンサーの発熱体に印
加する第2電子スイッチと、 上記第2電子スイッチの超過電圧出力端子にそのカソー
ドが繋がれそのエノードに定格電圧が印加されるように
接続されたバイパス用ダイオードとを備えることを特徴
とする請求項1記載のガスセンサーのクリーニング装
置。 - 【請求項3】 上記スイッチング部は上記超過電圧を上
記ガスセンサーの発熱体に印加する電子スイッチと、 上記電子スイッチをトリガーするトリガー部と、 電源の印加を得て所定の時間をカウントしたとき、上記
トリガー部が上記電子スイッチをトリガーしないように
制御する制御部と、 上記電子スイッチの超過電圧出力端子にそのカソードが
繋がれそのアノードに定格電圧が印加されるよう接続さ
れたバイパス用ダイオードとを備えたことを特徴とする
請求項1記載のガスセンサーのクリーニング装置。 - 【請求項4】 感知部と熱を発生する発熱体を備えたガ
スセンサーのクリーニング方法において、 上記ガスセンサーの発熱体に所定時間の間過電圧を印加
し、当該過電圧の印加状態を所定時間の間保ち当該発熱
体から発生する高熱によりガスセンサーの表面に吸着し
たガスを取除き、定格電圧が印加するように成すことを
特徴とするガスセンサーのクリーニング方法。 - 【請求項5】 上記ガスセンサーの発熱体に過電圧を印
加する時間は高熱により上記発熱体が溶融点に到達する
時間より短い時間になることを特徴とする請求項4記載
のガスセンサーのクリーニング方法。 - 【請求項6】 上記ガスセンサーの発熱体に印加する過
電圧は、上記ガスセンサーに吸着したガスを取除く温度
に到達して上記発熱体が溶融点に到達するまで数十秒の
時間が経過する電圧になることを特徴とする請求項4記
載のガスセンサーのクリーニング方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019950001342A KR0158977B1 (ko) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 가스센서의 크리닝 방법 및 그에 따른 회로 |
KR1995-1342 | 1995-01-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08254514A true JPH08254514A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=19407258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8011838A Pending JPH08254514A (ja) | 1995-01-26 | 1996-01-26 | ガスセンサーのクリーニング装置およびその方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5855752A (ja) |
JP (1) | JPH08254514A (ja) |
KR (1) | KR0158977B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4401009B2 (ja) | 1999-07-21 | 2010-01-20 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | 液晶表示装置及びこれを有する情報処理装置 |
AU2002322284A1 (en) * | 2001-06-25 | 2003-01-08 | Lipid Sciences, Inc. | Systems and methods using multiple solvents for the removal of lipids from fluids |
DE10357664A1 (de) * | 2003-12-04 | 2005-07-07 | E.G.O. Elektro-Gerätebau GmbH | Messeinrichtung mit Feuchtigkeitssensor |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4740878A (en) * | 1987-06-08 | 1988-04-26 | International Conservation Systems, Inc. | Dual voltage power supply having equally split voltage levels |
US5247156A (en) * | 1990-11-13 | 1993-09-21 | Cableries Et Trefileries De Cossonay S.A. | Apparatus for measuring physical properties of fluids |
JPH05209855A (ja) * | 1991-06-25 | 1993-08-20 | Matsushita Electric Works Ltd | 湿度センサー |
-
1995
- 1995-01-26 KR KR1019950001342A patent/KR0158977B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1996
- 1996-01-23 US US08/589,940 patent/US5855752A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-01-26 JP JP8011838A patent/JPH08254514A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5855752A (en) | 1999-01-05 |
KR0158977B1 (ko) | 1999-03-30 |
KR960029786A (ko) | 1996-08-17 |
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