JPH08254473A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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Publication number
JPH08254473A
JPH08254473A JP7058858A JP5885895A JPH08254473A JP H08254473 A JPH08254473 A JP H08254473A JP 7058858 A JP7058858 A JP 7058858A JP 5885895 A JP5885895 A JP 5885895A JP H08254473 A JPH08254473 A JP H08254473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor chip
relay plate
partition wall
sensor
thin tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP7058858A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Hashimoto
匡史 橋本
Akio Kato
明夫 加藤
Yasuhiro Goto
泰宏 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP7058858A priority Critical patent/JPH08254473A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立時にセンサチップのダイヤフラムを確実
に受圧口に合わせて配置することができるようにする。 【構成】 多孔形カテーテル11は、仕切壁11aで2
つのルーメン12a,12bに仕切られている。カテー
テル11の開口部11bにセンサアセンブリ13が実装
される。センサアセンブリ13は中継板14,シリコン
台座15,センサチップ16から構成される。中継板1
4には、先端部に凸状部14aが形成され、実装時にル
ーメン12a内に挿入することで全体の位置決めをでき
る。中継板14には開口部が設けられセンサチップ16
のダイヤフラムが対向するように配置される。このと
き、中継板14には位置決め用のマークが付されてい
る。センサチップ16の電極は中継板14のパターン1
8に接続され、リード線19によりルーメン12a内を
介してカテーテル11の基端部側に導出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、細管内に配設されたセ
ンサチップにより圧力を検出するようにした圧力センサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の圧力センサとしては、例えば、
図5(a),(b)に示すようなものがある。このもの
は、例えば、循環機能疾患などの検査時に血圧などの圧
力を検出するために構成されたもので、多孔形のカテー
テル1は、内部に仕切壁1aが設けらて例えば2つのル
ーメン(孔部)2a,2bを有するもので、この先端部
は一方のルーメン2aの外周部が開口されており、仕切
壁1aが露出される状態とされている。この部分の仕切
壁1aの所定位置に受圧口3が形成されている。シリコ
ン製のセンサチップ4は、薄肉に形成されたダイヤフラ
ム4aに受ける圧力を電気信号に変換して出力するもの
で、シリコン台座5の凹部に固定された状態でルーメン
2aの開口部の仕切壁1a部分に配設され、ダイヤフラ
ム4a部分が仕切壁1aの受圧口3に臨むように配置さ
れている。
【0003】センサチップ4の電極端子はシリコン台座
5に接着された中継板6に形成されたリードパターンに
接続され、この中継板6の他端側には細管1の基端部側
に導出されるリード線7が電気的に接続されている。こ
れにより、ルーメン2b内の圧力を仕切壁1aの受圧口
3を介してセンサチップ4のダイヤフラム4aで受ける
と、その圧力に応じた電気信号が出力されるようになる
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来構成のものでは、図にも示しているように、
例えば、センサチップ4を細管1内に実装する際に、そ
のダイヤフラム4a部分を仕切壁1aに形成した受圧口
3の部分に臨むように配置する必要があるが、実装作業
の際にはセンサチップ4にシリコン台座5および中継板
6が取着されているので、径方向の位置決め作業が難し
く、位置ずれを起こす場合がある。
【0005】また、中継板6に対してセンサチップ4の
位置がずれると、中継板6の開口部とセンサチップ4の
ダイヤフラム4aとがずれてしまったり、また、センサ
チップ4の電極端子と中継板6のリードパターンとが位
置ずれを起こして接続が困難になる場合がある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、組立て時にセンサチップのダイヤフラ
ムを確実に受圧口に合わせて配置することができるよう
にした圧力センサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の圧力センサは、
仕切壁で複数の孔部に仕切られた細管と、この細管の先
端部に前記仕切壁を露出するように形成された実装用開
口部と、この実装用開口部により露出された前記仕切壁
部分に形成された受圧口と、ダイヤフラムに受ける圧力
を電気信号に変換して出力するセンサチップと、このセ
ンサチップが固定される台座と、前記細管の外径寸法と
略同じ幅寸法に形成され前記センサチップが対向するよ
うにして前記台座が固定された状態で前記細管の実装用
開口部を介して前記仕切壁部に配設される中継板と、こ
の中継板の先端部に形成され前記細管の内径に略等しい
幅寸法の凸状部と、前記中継板の前記センサチップのダ
イヤフラムが対向する部分に形成された受圧口と、前記
中継板の前記センサチップの電極と対向する位置に開口
部を設けると共にその電極と電気的に接続可能なリード
線パターンとを設けて構成したところに特徴を有する
(請求項1の発明)。
【0008】また、前記中継板を、前記台座に固定され
た状態の前記センサチップの取り付け位置を示す位置決
めマークを付した構成とすることが好ましい(請求項2
の発明)。
【0009】
【作用および発明の効果】請求項1記載の圧力センサに
よれば、組み立ての際に、センサチップを台座に固定し
てから中継板に配置固定した状態としておくと、その中
継板を細管に装着する際に凸状部を細管の内径に略等し
く幅寸法を設定しているので、挿入することにより径方
向の位置決めが簡単に行えるようになる。これにより、
センサチップのダイヤフラムを細管の仕切壁に形成した
受圧口に臨ませるように配置する作業が簡単かつ迅速に
行えるようになる。
【0010】請求項2記載の圧力センサによれば、セン
サチップを中継板に実装する際に、位置を確実に設定す
ることができ、センサチップのダイヤフラムを中継板の
受圧口に対応するように配置する作業が簡単になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1ないし
図4を参照して説明する。この圧力センサは、例えば、
循環機能疾患などの検査時に血圧などの圧力を検出する
ために患部にカテーテルを挿入してその先端部に配設さ
れたセンサチップによ受圧口を介して受ける血液や体液
などの圧力を検出するもので、次のように構成されてい
る。
【0012】すなわち、細管としての多孔形カテーテル
11は、人体の患部に挿入可能な程度の管径(例えば1
〜2mmφ程度)を有するもので、内部に仕切壁11a
が形成されており、例えば2本のルーメン(孔部)12
a,12bが形成されている。このカテーテル11の先
端部を示す図1において、センサアセンブリ13が配設
される部分にはカテーテル11の外周部が一部カットさ
れて実装用開口部としての開口部11bが形成され、ル
ーメン12a側の仕切壁11aが露出するようになって
いる。
【0013】センサアセンブリ13は、図2にも示すよ
うに、中継板14にシリコン台座15およびセンサチッ
プ16を搭載してなるものである。センサチップ16
は、一部のシリコンをエッチングなどにより除去して薄
肉に形成したダイヤフラム16aが受ける圧力で変形す
ると、これをダイヤフラム16a部分に形成した抵抗の
ピエゾ抵抗効果による抵抗値の変化に変換して電気信号
として出力するものである。シリコン台座15は、凹部
15aが形成されており、この凹部15aにはセンサチ
ップ16が接着剤により固定されるようになっている。
【0014】さて、中継板14は、図3にも示すよう
に、センサチップ16を接着したシリコン台座15を固
定するもので、カテーテル11の外径寸法と略同じ幅寸
法に形成されている。そして、その中継板14の先端部
は、カテーテル11の内径寸法と略同じ幅寸法となるよ
うに凸状に形成した凸状部14aを有した形状とされて
いる。また、中継板14(図2参照)にはセンサチップ
16の固定位置を示すための位置決めマーク17a,1
7b,17c,17dが付されており、シリコン台座1
5を固定する際に、センサチップ16を配置する位置を
合わせる目安としている。
【0015】中継板14には、センサチップ16を位置
決めマーク17a〜17dに一致するようにして配置し
たときに、そのダイヤフラム16aが位置する部分に受
圧口14bが形成されている。また、センサチップ16
の信号出力電極と対応する位置には配線パターン18が
形成されており、この部分にはその配線パターン18部
分を残して中継板14に開口部14cが形成されてい
る。この開口部14cは、センサチップ16の信号出力
電極と中継板14の配線パターン18とを電気的に接続
する際にその対応配置を簡単に行えるようにするために
設けられているものである。
【0016】そして、中継板14の配線パターン18に
は、フレキシブルプリント基板に形成されたリードパタ
ーンあるいはリード線を束ねた状態に形成されているリ
ード線19が電気的に接続されるようになっており、こ
のリード線19は、カテーテル11内に挿通されてその
基端部側に導出されるようになっている。
【0017】さて、センサチップ16およびシリコン台
座15が接着固定された中継板14は、その凸状部14
aがカテーテル11の開口部11bから先端部に挿入さ
れ、仕切壁11a上に装着されるようになる。この状態
で、中継板14は、凸状部14aをカテーテル11のル
ーメン12a内に当接するまで挿入することにより、位
置決めがなされて適切な位置に配置されるようになって
おり、開口部14bつまりセンサチップ16のダイヤフ
ラム16a部分が仕切壁11aの開口部11bに臨むよ
うになっている。
【0018】この後、リード線19がカテーテル11の
ルーメン12a内に挿通されて基端部側に導出される
と、センサアセンブリ13部分は、図示しない樹脂ある
いは金属によりカテーテル11の開口部11b全体を覆
うように密封状態に形成されるようになっている。
【0019】上記構成によれば、中継板14の位置決め
マーク17a〜17dによりセンサチップ16のダイヤ
フラム16aが中継板14の開口部14bに位置ずれを
おこすことなく配置することができると共に、中継板1
4を、凸状部14bをカテーテル11の開口部11bか
らルーメン12aの先端部側に当接するように挿入する
ことにより確実に位置決めを行うことができるので、セ
ンサチップ16のダイヤフラム16aをカテーテル11
の仕切壁11aに形成した受圧口14bに簡単かつ確実
に位置決めすることができるようになる。
【0020】この結果、カテーテル11のルーメン12
b内に流通する血液等の体液や気体により受ける圧力で
センサチップ16のダイヤフラム16aを応答性良く変
形させることができるようになり、その変位に応じた抵
抗値の変化をリード線19を介して外部に電気信号とし
て出力することができ、圧力測定を確実に行うことがで
きるようになる。
【0021】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。3以上
のルーメンを有する多孔形のカテーテルでも良い。セン
サチップ16は、ピエゾ抵抗タイプのもの以外のもので
も良い。また、位置決めマーク17a〜17dは、枠状
または面状に形成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の外観斜視図
【図2】センサアセンブリの外観斜視図
【図3】中継板の裏面側を示す外観斜視図
【図4】要部の横断平面図および縦断側面図
【図5】従来例を示す上面図および縦断側面図
【符号の説明】
11は多孔形カテーテル(細管)、11aは仕切壁、1
1bは開口部(実装用開口部)、12a,12bはルー
メン(孔部)、13はセンサアセンブリ、14は中継
板、14aは凸状部、14bは受圧口、15はシリコン
台座、16はセンサチップ、16aはダイヤフラム、1
7a〜17dは位置決めマーク、18は配線パターン、
19はリード線である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕切壁で複数の孔部に仕切られた細管
    と、 この細管の先端部に前記仕切壁を露出するように形成さ
    れた実装用開口部と、 この実装用開口部により露出された前記仕切壁部分に形
    成された受圧口と、 ダイヤフラムに受ける圧力を電気信号に変換して出力す
    るセンサチップと、 このセンサチップが固定される台座と、 前記細管の外径寸法と略同じ幅寸法に形成され前記セン
    サチップが対向するようにして前記台座が固定された状
    態で前記細管の実装用開口部を介して前記仕切壁部に配
    設される中継板と、 この中継板の先端部に形成され前記細管の内径に略等し
    い幅寸法の凸状部と、 前記中継板の前記センサチップのダイヤフラムが対向す
    る部分に形成された受圧口と、 前記中継板の前記センサチップの電極と対向する位置に
    開口部を設けると共にその電極と電気的に接続可能なリ
    ード線パターンとを設けて構成したことを特徴とする圧
    力センサ。
  2. 【請求項2】 前記中継板は、前記台座に固定された状
    態の前記センサチップの取り付け位置を示す位置決めマ
    ークが付されていることを特徴とする請求項1記載の圧
    力センサ。
JP7058858A 1995-03-17 1995-03-17 圧力センサ Pending JPH08254473A (ja)

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JP7058858A JPH08254473A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 圧力センサ

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JP7058858A JPH08254473A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 圧力センサ

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JPH08254473A true JPH08254473A (ja) 1996-10-01

Family

ID=13096412

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JP7058858A Pending JPH08254473A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 圧力センサ

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JP (1) JPH08254473A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008535553A (ja) * 2005-03-31 2008-09-04 メドトロニック・インコーポレーテッド ペーシングリードにおけるモノリシックな集積回路/圧力センサ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008535553A (ja) * 2005-03-31 2008-09-04 メドトロニック・インコーポレーテッド ペーシングリードにおけるモノリシックな集積回路/圧力センサ

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