JPH08253656A - ポリマーブレンド組成物 - Google Patents

ポリマーブレンド組成物

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JPH08253656A
JPH08253656A JP8003412A JP341296A JPH08253656A JP H08253656 A JPH08253656 A JP H08253656A JP 8003412 A JP8003412 A JP 8003412A JP 341296 A JP341296 A JP 341296A JP H08253656 A JPH08253656 A JP H08253656A
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L53/00Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L53/02Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers of vinyl-aromatic monomers and conjugated dienes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
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    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な透明性、剛さ、靭性を合わせ持つポリ
マーブレンド、及びその製法、そしてこのポリマーブレ
ンドから作られる物品を提供する。 【解決手段】 (A)モノビニルアレン/共役ジエンブ
ロックコポリマー、(B)変性ポリ(エチレンテレフタ
レート)、及び(C)ポリ(エチレンテレフタレート)
を含有するポリマーブレンド組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モノビニルアレン
/共役ジエンブロックコポリマー、変性ポリ(エチレン
テレフタレート)、およびポリ(エチレンテレフタレー
ト)を含有する混合物に関する。
【0002】
【従来の技術】モノビニルアレン/共役ジエンコポリマ
ーは良く知られており、そして種々の目的に有用であ
る。良好な物理特性を有する無色の透明物品に成形する
ことができるポリマーが、特に深い興味を持たれてい
る。このような物品はブリスター包装のような包装材
料、および玩具の製造、窓の部分、飲料容器や類似の品
目に有用である。それ故に、良好な透明性、剛性、そし
て靭性を合わせ持つ有用なポリマーブレンドを開発する
ことが望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は良好な透明
性、剛性、そして靭性を合わせ持つポリマーブレンドを
提供するものである。
【0004】本発明はまた、良好な透明性、および良好
な機械特性を有するポリマーの製造方法を提供するもの
である。
【0005】本発明に従って、(A)モノビニルアレン
/共役ジエンブロックコポリマー、(B)変性ポリ(エ
チレンテレフタレート)、および(C)ポリ(エチレン
テレフタレート)、およびこれらの混合物から成る組成
物が提供される。
【0006】本発明の他の態様に従って、組成物の製造
方法、およびこれらから作られた物品が同様に提供され
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に用いられるポリ
マーを作るために、当業界に知られている任意の方法が
用いられる。多くの適当なポリマーが市販され入手する
ことができる。
【0008】本発明に有用である(A)モノビニルアレ
ン/共役ジエンブロックコポリマー成分は、ASTM
D−1238、条件Gに従って測定された0.1g/1
0分以上、好ましくは約0.1g/10分〜約100g
/10分の範囲のメルトフローを有するブロックコポリ
マーである。好ましくはモノビニルアレン/共役ジエン
ブロックコポリマーは、ASTM D−256に従って
測定された0.3フィートポンド/インチ以上のノッチ
付きアイゾット衝撃強度を有するコポリマーである。
【0009】モノビニルアレン/共役ジエンブロックコ
ポリマーは一般に、モノビニルアレンモノマーと共役ジ
エンモノマーの連続的な重合を含む溶液方法によって作
られる。随意に、モノビニルアレンモノマー/共役ジエ
ンモノマーの混合物を重合することができ、モノビニル
アレン/共役ジエンブロックを形成する。ある状況にお
いて、ポリマー鎖は結合されることができ、広い分子量
分布を有するマルチモダル(multimodal)ブロックコポ
リマーを形成する。
【0010】モノビニルアレン/共役ジエンブロックコ
ポリマーを作るための基本的な出発材料、および重合条
件は、米国特許第4,091,053 号、同第4,584,346 号、同
第4,704,434 号、同第4,704,435 号、および同第5,227,
419 号に開示されている。
【0011】これら刊行物の代表的な製造方法におい
て、共役ジエンモノマーとモノビニルアレンモノマーは
開始剤の存在下で連続的に共重合される。随意的に、モ
ノビニルアレンモノマー/共役ジエンモノマーの混合物
を重合して、モノビニルアレン/共役ジエンブロックを
形成することができる。開始剤はこのような目的に対し
て知られている任意の有機モノアルカリ金属化合物を用
いることができる。好ましくは、開始剤は少なくとも3
回の充填によって供給される。エーテル、チオエーテ
ル、及び第3級アミンのような少量の極性有機化合物を
炭化水素希釈剤中に用いることができ、開始剤の効果を
改善し、そして混合モノマー充填中の少なくともモノビ
ニルアレンモノマーの部分をランダム化する。重合工程
は炭化水素希釈剤中において、約−100℃〜約150
℃の範囲の任意の適当な温度で、反応混合物を実質的に
液相に保つに十分な圧力の下で行われる。各々のモノマ
ーチャージ或いはモノマー混合物は、その後のチャージ
を行う前に、各々のモノマーチャージまたはモノマー混
合物の重合が実質的に完結するような溶液重合条件下で
重合される。重合が完結した後カップリング剤を添加す
ることができる。
【0012】分子当たり4〜12の炭素原子を有する共
役ジエンが適当であり、そして本発明のコポリマー中に
用いることができる。4〜8の炭素原子を有するものが
好ましい。このような適当な化合物の例としては、1,3-
ブタジエン;2-メチル-1,3-ブタジエン;2-エチル1,3-
ブタジエン;2,3-ジメチル-1,3- ブタジエン;1,3-ペン
タジエン;3-ブチル-1,3- オクタジエン;及びこれらの
混合物が含まれる。1,3-ブタジエン、及びイソプレンが
好ましいジエンであり、そして1,3-ブタジエンが最も好
ましい。
【0013】コポリマーに用いられる適当なモノビニル
アレン化合物は分子当たり8〜18の炭素原子、好まし
くは8〜12の炭素原子を有するものが含まれる。この
ような適当な化合物の例としては、スチレン;アルファ
- メチルスチレン;2-メチルスチレン;3-メチルスチレ
ン;4-メチルスチレン;2-エチルスチレン;3-エチルス
チレン;4-エチルスチレン;4-n-プロピルスチレン;4-
t-ブチルスチレン;2,4-ジメチルスチレン;4-シクロヘ
キシルスチレン;4-デシルスチレン;2-エチル-4- ベン
ジルスチレン;4-(4- フェニル-n- ブチル)スチレン;
1-ビニルナフタレン;2-ビニルナフタレン;及びこれら
の混合物が含まれる。スチレンが好ましいモノビニルア
レン化合物である。
【0014】一般に、モノビニルアレン/共役ジエンブ
ロックコポリマーは、最終のブロックコポリマーの合計
重量を基礎にして約55重量パーセント〜約95重量パ
ーセントの範囲の量のモノビニルアレンモノマーを含ん
でおり、好ましくは約60重量パーセント〜約95重量
パーセントの範囲にあり、そして更に好ましくは70重
量パーセント〜90重量パーセントの範囲である。一般
に、共役ジエンモノマーは、最終のブロックコポリマー
中に、最終ブロックコポリマーの合計重量を基礎にし
て、約45重量パーセント〜約5重量パーセントの範囲
の量で、好ましくは約40重量パーセント〜約5重量パ
ーセント、更に好ましくは30重量パーセント〜10重
量パーセントの範囲で存在している。
【0015】成分(B)のポリマー、変性ポリ(エチレ
ンテレフタレート)は、エチレングリコールをテレフタ
ル酸或いはジメチルテレフタル酸及びコモノマーまたは
変性剤と、どのように作られるか構わずに縮合する事に
よって作られた高分子量ポリマーである。ポリ(エチレ
ンテレフタレート)は、コモノマーまたはジオール、ジ
酸、ヒドロキシ酸及びこれらの混合物からなるグループ
から選ばれる変性剤を包含させることによって変性され
る。一般にコモノマー又は変性剤は、変性ポリ(エチレ
ンテレフタレート)の合計重量を基礎にして、約5重量
パーセント〜約20重量パーセントの範囲の量で存在す
る。このようなコモノマー又は変性剤は、1,4-ジオー
ル;1,4-シクロヘキサンジメタノール;ジエチレングリ
コール;加水分解ポリアルキレンオキサイド;ネオペン
チルグリコール;ブチレングリコール;1,3-プロパンジ
オール;及びこれらの混合物のような各種のジオールを
含む。同様に、このようなコモノマー又は変性剤は、イ
ソフタル酸、アジピン酸、セバチン酸、2,6-ナフタレン
ジカルボン酸のような各種のジ酸、p-ヒドロキシ安息香
酸のようなヒドロキシ酸及びこれらの混合物を含む。変
性ポリ(エチレンテレフタレート)の混合物を用いるこ
とができる。適当な変性ポリ(エチレンテレフタレー
ト)は、市販で入手できる。適当な変性剤として、ジオ
ールが好ましい。少なくとも50モルパーセントのエチ
レングリコールと20〜50モルパーセントの1,4-シク
ロヘキサンジメタノールの変性剤を含む変性ポリ(エチ
レンテレフタレート)が特に好ましい。
【0016】ここに用いられる変性ポリ(エチレンテレ
フタレート)は一般に、ASTMD−2857によって
測定された少なくとも約0.2の、好ましくは約0.2
〜約10.0の範囲の固有粘度を持っている。固有粘度
は、30℃で、3:1容積比のメチレンクロライドとト
リフルオロ酢酸中で測定される。変性ポリ(エチレンテ
レフタレート)の屈折率は、用いられるモノビニルアレ
ン/共役ジエンと類似、即ちASTM 542に従って
測定された約1.56〜約1.58の範囲にあることが
好ましい。
【0017】成分(C)のポリマー、ポリ(エチレンテ
レフタレート)は、含まれる製造工程に構わずにエチレ
ングリコールをテレフタル酸又はジメチルテレフタル酸
で縮合する事によって作られた高分子量のポリマーであ
る。ポリマーは上に記載した変性剤又はこれらの同等物
で更に変性されていることはない。
【0018】ここに用いられるポリ(エチレンテレフタ
レート)は一般に、変性ポリ(エチレンテレフタレー
ト)に用いられた上記同一の手順を用いて測定した少な
くとも約0.2の、好ましくは約0.5〜約5.0の範
囲の固有粘度を持っている。好ましくはポリ(エチレン
テレフタレート)は、ASTM 542に従って測定さ
れた約1.57の屈折率を示す。
【0019】ポリマーブレンドの組成は広く変化させる
ことができる。一般に、成分(A)、モノビニルアレン
/共役ジエンブロックコポリマーは、ポリマーブレンド
の合計重量を基礎にして約10重量パーセント〜約90
重量パーセントの範囲の量、好ましくは約10重量パー
セント〜約80重量パーセント、更に好ましくは15重
量パーセント〜60重量パーセントの範囲の量で存在す
る。
【0020】成分(B)、変性ポリ(エチレンテレフタ
レート)は、一般にポリマーブレンドの合計重量を基礎
にして約5重量パーセント〜約85重量パーセントの範
囲の量、好ましくは約10重量パーセント〜約50重量
パーセント、更に好ましくは20重量パーセント〜40
重量パーセントの範囲で存在する。
【0021】一般に成分(C)は、ポリマーブレンドの
合計重量を基礎にして約5重量パーセント〜85重量パ
ーセントの範囲の量で、好ましくは約10重量パーセン
ト〜約50重量パーセント、更に好ましくは20重量パ
ーセント〜40重量パーセントの範囲で存在する。
【0022】上記の如き、本発明のポリマーブレンドは
組み合わされた望ましい特性を示す。ポリマーブレンド
は、50ミルの試験試料片を用い、ASTM 1003
に従ってガードナーのヘイズメーター(Gardner Hazemet
er) で測定すると、約10パーセント以下のヘイズを、
約6パーセント以下の、好ましくは約6パーセント以
下、そして更に好ましくは5.75パーセント以下のヘ
イズを示す。ポリマーブレンドは、ASTM D−22
40に従う測定で、約70又はそれ以上のショアーD硬
度(Shore D Hardness)を示す。一般に、ASTM D−
648 に従って測定すると、ポリマーブレンドの曲げ
弾性率は平方インチ当たり約225キロポンド(ksi) 又
はそれ以上の値である。ポリマーブレンドは、ASTM
- 256に従う測定で、インチ当たり1.20フィート
・ポンド又はそれ以上のノッチ付きアイゾット衝撃強度
(Notched Izod Impact Strength)を示す。
【0023】ブレンディングは当業界に知られている任
意の方法で成し遂げられる。好ましくはポリマーは、バ
ンバリーミキサー(Banbury mixer) 、熱ロール、又は押
し出し機のような任意の望みの方法を用いて溶融混合さ
れる。更に好ましくは、ポリマーは押し出し機の混合手
法を用いて溶融混合される。シングル又はツインスクリ
ュー押し出し機が用いられる。ポリマーは、乾燥混合さ
れた後溶融混合される。
【0024】混合条件は、混合技術及び用いられるポリ
マーに依存する。もし最初にポリマーのドライ混合を採
用するなら、混合条件は室温からポリマーの溶融温度丁
度以下までの温度で、数秒〜数時間の範囲、例えば2秒
〜30分の範囲の混合時間を含むことができる。
【0025】溶融混合の間、ポリマーが混合機中で結合
される温度は、一般に用いられるポリマーの最高の融点
とこの融点以上約100℃迄の間の範囲にある。
【0026】溶融混合に要する時間は広く変化させるこ
とができ、そして用いる混合の方法に依存する。必要時
間は各成分が完全に混合するに十分な時間が要求され
る。一般に、個々のポリマーは約5秒〜約15分の間混
合される。
【0027】ポリマーブレンドは、添加剤、例えば安定
剤、酸化防止剤、ブロッキング防止剤、金型剥離剤、染
料及び顔料、火炎防止剤、充填剤は勿論ガラス繊維のよ
うな強化剤を、本発明の目的を妨害しない限りその量と
種類を含むことができる。
【0028】発明に従って作られたポリマーブレンド
は、ミリング(milling) 、押し出し、射出成形、又はブ
ローモールディング(blow molding)によって作られる物
品の製造に有用である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下の実施例は本発明を更に説明
するため提供するものであって、これにより本発明の範
囲を限定するものではない。本実施例は各種ポリマーブ
レンドの透明性及び機械的特性の組み合わせを詳しく説
明するものである。
【0030】
【実施例】スチレン/ブタジエンブロックコポリマー
(SB)、変性ポリ(エチレンテレフタレート)(PE
TG)、及び変性されていないポリ(エチレンテレフタ
レート)(PET)をワールナー&プフライドラーZS
K- 30(Warener & Pfleiderer ZSK-30) のツインスク
リュー押し出し機を用いて混合した。スチレン/ブタジ
エンブロックコポリマー(SB)は、米国特許第4,584,
346 号に記載の方法に従って、連続的な溶液重合そして
3回の開始剤の充填を用いて調製した。重合は各々のモ
ノマーチャージを行った後完結するまで継続した。スチ
レン(S),ブタジエン(B),開始剤(i)、及びカ
ップリング剤(CA)充填の順序は、S,i,i,S,
B,i,S,B,CAの通りである。重合温度は約38
℃〜約110℃の範囲であり、圧力は約2 sig 〜約6
0 psig の範囲であった。スチレンとブタジエンの、ス
チレン/ブタジエンブロックコポリマー(表1において
はKRO3と表示される)中の重量比は75/25であ
った。連続的な重合の完結に続いて、ビコフレックス7
1710(Vikoflex 71710)、(バイキング化学社(Vikin
g Chemical Co.) によって販売されているエポキシ化大
豆油を含有するカップリング剤)を反応基に充填した。
スチレン/ブタジエンブロックコポリマー(KR03)
は、イルガノックス1076(Irganox 1076)、及びトリ
ス(ノニルフェニル)フォスファイトで安定化される。
KR03は、ASTM D- 1238、条件Gに従う測
定で、5g/10分〜15g/10分の範囲のメルトフ
ローを示した。KR03は、ASTM D- 256に従
う測定で、0.3 ft・lbs /in より大きいノッチ付
きアイゾット衝撃強度を示した。
【0031】変性ポリ(エチレンテレフタレート)(P
ETG)は、エチレン-1,4- シクロヘキシレンジメチレ
ンテレフタレートコポリマーであって、イーストマン化
学(Eastman chemical)からのコダール6763(Kodar 6
763)を用いた。PETGは、1.567の屈折率、AS
TM D- 256に従う測定で、0.82 ft ・lbs/in
のノッチ付きアイゾット衝撃強度、及びASTM10
03に従う測定で、0.5%のヘイズを示した。
【0032】ポリ(エチレンテレフタレート)(PE
T)は、イーストマン化学からのエクター9921(Ek
tar 9921) を用いた。PET(非晶質状態)はASTM
542に従う測定で、1.575の屈折率を、0.37
ft ・lbs/in のノッチ付きアイゾット衝撃強度、及び
ASTM1003に従う測定で、2.8%のヘイズを示
した。
【0033】PET及びPETGは乾燥オーブン中で4
時間乾燥した。実験の各成分は乾燥混合され、そして各
サンプルが押し出された。
【0034】結果を表1に要約する。
【表1】
【0035】KRO3: K- 樹脂、75:25 スチレン-フ
゛タシ゛エンコホ゜リマー 、フィリッフ゜スヘ゜トロリウム PETG: ホ゜リ(エチレンテレフタレート)コホ゜リマー、コタ゛ール(Kodar)
6763、イーストマンケミカル PET : ホ゜リ(エチレンテレフタレート) 、エクター(Ektar)9921
、イーストマンケミカル ヘイズ(%)は ASTM 1003 に従い測定 硬度(ショアーD )は ASTM D-2240 に従って測定 曲げ弾性率(ksi) は ASTM D-648 に従って測定 ノッチ付きアイゾット衝撃強度(ft ・lb/in )は ASTM
D-256 に従って測定
【0036】
【発明の効果】表1は、KRO3とPETG、またはK
RO3とPET(実験106〜109)のポリマーブレ
ンドはいずれも、受け入れられない不十分なヘイズ特
性、そして非常に乏しい〜受け入れられない剛度(ノッ
チ付きアイゾット)の範囲であることを示している。P
ETをPETGに混合すると、良好なヘイズ特性が観察
されるけれども、非常に乏しい剛度が存在する。それに
も関わらず、3成分(KRO3/PETG/PET)が
共に混合されると、混合物は改良されたヘイズ特性は勿
論、著しく改良された剛度を示す。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)モノビニルアレン/共役ジエンブ
    ロックコポリマー、(B)変性ポリ(エチレンテレフタ
    レート)、および(C)ポリ(エチレンテレフタレー
    ト)から成るポリマーブレンドであって、 モノビニルアレンが、前記モノビニルアレン/共役ジエ
    ンコポリマー中に、モノビニルアレン/共役ジエンブロ
    ックコポリマーの重量を基礎にして60重量パーセント
    〜95重量パーセントの範囲の量で存在し、そして共役
    ジエンが、前記のモノビニルアレン/共役ジエンコポリ
    マー中に、モノビニルアレン/共役ジエンブロックコポ
    リマーの重量を基礎にして40重量パーセント〜5重量
    パーセントの範囲の量で存在する、ポリマーブレンド。
  2. 【請求項2】 前記のモノビニルアレン/共役ジエンブ
    ロックコポリマー中のモノビニルアレンが、モノビニル
    アレン/共役ジエンブロックコポリマーの重量を基礎に
    して70重量パーセント〜90重量パーセントの範囲の
    量で存在し、そして前記の共役ジエンがモノビニルアレ
    ン/共役ジエンブロックコポリマーの重量を基礎にして
    30重量パーセント〜10重量パーセントの範囲の量で
    存在する、請求項1に記載のブレンド。
  3. 【請求項3】 前記の(A)モノビニルアレン/共役ジ
    エンブロックコポリマーが、前記ブレンド中に約10重
    量パーセント〜約90重量パーセントの範囲の量で存在
    し;前記の(B)変性ポリ(エチレンテレフタレート)
    が、前記のブレンド中に約5重量パーセント〜約85重
    量パーセントの範囲の量で存在し;前記の変性ポリ(エ
    チレンテレフタレート)はジオール、ジ酸、ヒドロキシ
    酸の変性剤、または前記変性剤の任意の二種またはそれ
    以上のブレンドで変性され;そして前記の(C)ポリエ
    チレンテレフタレートが、前記のブレンド中に約5重量
    パーセント〜約85重量パーセントの範囲の量で存在
    し;ブロックコポリマー、変性ポリ(エチレンテレフタ
    レート)およびポリ(エチレンテレフタレート)の重量
    がポリマーブレンドの合計重量に基礎をおいている、請
    求項1または2に記載のブレンド。
  4. 【請求項4】 前記変性ポリ(エチレンテレフタレー
    ト)に対する前記の変性剤がジオールである、請求項3
    に記載のブレンド。
  5. 【請求項5】 前記モノビニルアレン/共役ジエンブロ
    ックコポリマーが、前記のブレンド中に約10重量パー
    セント〜約80重量パーセントの範囲の量で存在し;前
    記の変性ポリ(エチレンテレフタレート)が、前記ブレ
    ンド中に約10重量パーセント〜約50重量パーセント
    の範囲の量で存在し;ブロックコポリマー、変性ポリ
    (エチレンテレフタレート)、およびポリ(エチレンテ
    レフタレート)の重量が、ポリマーブレンドの合計重量
    に基礎を置き;そして前記のポリ(エチレンテレフタレ
    ート)が、前記のブレンド中に約10重量パーセント〜
    約50重量パーセントの範囲の量で存在し;ブロックコ
    ポリマー、変性ポリ(エチレンテレフタレート)、およ
    びポリ(エチレンテレフタレート)の重量がポリマーブ
    レンドの合計重量に基礎を置いている、請求項3または
    4に記載のブレンド。
  6. 【請求項6】 前記のモノビニルアレン/共役ジエンブ
    ロックコポリマーが、前記のブレンド中に約15重量パ
    ーセント〜約60重量パーセントの範囲の量で存在し;
    前記変性ポリ(エチレンテレフタレート)が前記ブレン
    ド中に約20重量パーセント〜約40重量パーセントの
    範囲の量で存在し;そして前記ポリ(エチレンテレフタ
    レート)が約20重量パーセント〜約40重量パーセン
    トの範囲の量で存在し;ブロックコポリマー、変性ポリ
    (エチレンテレフタレート)、およびポリ(エチレンテ
    レフタレート)の重量が、ポリマーブレンドの合計重量
    に基礎を置いている、請求項5に記載のブレンド。
  7. 【請求項7】 モノビニルアレン/共役ジエンブロック
    コポリマー中の前記モノビニルアレンがスチレンであ
    る、請求項1〜6の任意の1項に記載のブレンド。
  8. 【請求項8】 前記モノビニルアレン/共役ジエンブロ
    ックコポリマー中の前記共役ジエンがブタジエンであ
    る、請求項1〜7の任意の1項に記載のブレンド。
  9. 【請求項9】 前記モノビニルアレン/共役ジエンブロ
    ックコポリマーが、ASTM 542に従う測定で約
    1.56〜約1.58の屈折率を示す、請求項1〜8の
    任意の1項に記載のブレンド。
  10. 【請求項10】 前記変性ポリ(エチレンテレフタレー
    ト)がASTM 542に従う測定で、約1.56〜約
    1.58の屈折率を示す、請求項1〜9の任意の1項に
    記載のブレンド。
  11. 【請求項11】 前記ポリ(エチレンテレフタレート)
    がASTM 542に従う測定で、約1.57の屈折率
    を示す、請求項1〜10の任意の1項に記載のブレン
    ド。
  12. 【請求項12】 50ミル厚さの試験片を用いて、AS
    TM 1003に従いガードナーヘイズメーターで測定
    したヘイズが、約6パーセントまたはそれ以下を示す、
    請求項1〜11の任意の1項に記載のブレンド。
  13. 【請求項13】 5.75パーセントまたはそれ以下の
    ヘイズを示す、請求項12に記載のブレンド。
  14. 【請求項14】 ASTM D−2240に従う測定
    で、70またはそれ以上のショアー D 硬度を示す、
    請求項1〜13の任意の1項に記載のブレンド。
  15. 【請求項15】 ASTM D−648に従う測定で、
    平方インチ当たり約225キロポンドまたはそれ以上の
    曲げ弾性率を示す、請求項1〜14の任意の1項に記載
    のブレンド。
  16. 【請求項16】 ASTM D−256に従う測定で、
    約1.20フィート・ポンド/インチまたはそれ以上の
    ノッチ付きアイゾット衝撃強度を示す、請求項1〜15
    の任意の1項に記載のブレンド。
  17. 【請求項17】 (A),(B),(C)成分から本質
    的に成る、請求項1〜16の任意の1項に記載のブレン
    ド。
  18. 【請求項18】 溶融混合成分(A),(B),(C)
    から成る、請求項1〜17の任意の1項に記載のブレン
    ドの製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項1〜17の任意の1項に記載
    の、または請求項18に記載の方法によって作られた場
    合のブレンドであって、物品に形成されるブレンド。
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