JPH08252083A - 花き球根類の乾燥装置 - Google Patents

花き球根類の乾燥装置

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JPH08252083A
JPH08252083A JP7057497A JP5749795A JPH08252083A JP H08252083 A JPH08252083 A JP H08252083A JP 7057497 A JP7057497 A JP 7057497A JP 5749795 A JP5749795 A JP 5749795A JP H08252083 A JPH08252083 A JP H08252083A
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JP
Japan
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bulbs
drying
fan
container
section
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Pending
Application number
JP7057497A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Itatsu
義博 井龍
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、比較的短時間で、しかも乾燥ムラ
のない状態で球根を乾燥する乾燥装置を提供せんとする
ものである。 【構成】縦方向の通気ダクトの上部にヒ−タと正逆転可
能なファンを設け、通気ダクトには球根を収容している
複数個のコンテナを臨ませ、ファンにて送風あるいは吸
引される乾燥風をコンテナに導くよう構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、花き球根類の乾燥装
置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、花き類の球根を商品化して出荷する
ため選別乾燥処理する設備があり、生産者から荷受けさ
れた球根を洗浄後除湿空気での乾燥及び調質を繰り返し
所定の水分値にまで乾燥処理すると共に除根、選別等の
処理を行い、適宜貯蔵ののち大きさ別に段ボ−ル箱等に
詰めて出荷している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、球根を除湿
乾燥する場合には、時間を長く掛けずに乾燥を完了させ
るとともに、乾燥ムラをなくすことが重要である。しか
しながら、従来装置の場合には単にファンを回転させて
通風のみを行うものであり、時間が掛る欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための技術手段】この発明は前記した
問題点に鑑みて提案するものであって、縦方向の通気ダ
クト35の上部にヒ−タ37と正逆転可能なファン33
とを設け、前記通気ダクト35に球根を収容している複
数個のコンテナ1を臨ませ、ファン33にて送風あるい
は吸引される乾燥風をコンテナ1に導くよう構成したこ
とを特徴とする花き球根類の乾燥装置の構成とする。
【0005】
【実施例】以下、図面に基づきこの発明の実施例を説明
する。図6は花き球根類の乾燥選別施設の概要であり、
該施設は生産者から出荷された花き球根を商品化する自
動化行程であって、荷受部A、洗浄部B、一次乾燥部
C、前処理部D、選別仕分部E、本乾燥部F、出荷選別
部G、及び付帯設備Hからなる。
【0006】このうち、荷受部Aは球根を収容したコン
テナ1を積み重ねておく載置部2を有した通気ダクト3
によって構成され、トラック等から適宜リフト装置(図
示省略)を介してこの載置部2に順次積み重ね、載置期
間中任意にコンテナ1に通気可能に構成している。洗浄
部Bは荷受部Aから順次移送される球根収容コンテナ1
をコンテナダンパ−等によって反転しながら供給される
花き球根の全部を水槽6に浸漬して移送しつつ付着泥土
を除去しうる構成である。泥土が除去された球根はベル
トコンベア7を介して水切りコンベア8側へ送られ、更
にバッファリングタンク9を経由して一次乾燥部Cに送
られる。
【0007】この一時乾燥部Cは後行程の除根作用を円
滑に行わせることを主眼に実施されるもので、水分を5
0%程度までに乾燥すべく構成するものである。即ち、
この一時乾燥部Cは先のバッファリングタンク9、9
と、装置内部にジグザグ状に傾斜案内面を形成したメッ
シュコンベア(図示省略)、除湿機等からなり、装置に
適宜供給される除湿風によってゆっくりと乾燥できる構
成である。
【0008】上記一時乾燥部Cから排出される球根は、
テンパリング兼用中継タンク11へ移送され収容され
る。次に前処理部Dは、株分離機12、粗選別機13、
除根機14をこの順に配設してなり、選別、本乾燥・貯
蔵のための前処理を行う。粗選別機13は所定の外径よ
りも小さい球根(以下、小球)は商品化の対象となり難
いので、前処理の一部を省略すべく予め分離除去しよう
とするものであり、選別機の構成は例えば回転ドラムに
所定の幅の選別孔を形成するとよい。この選別孔を漏下
した小球は生産者に還元する還元球として扱われ、回転
ドラムの排出側端からの球根は出荷球として以後処理さ
れる構成である。これらのうち、出荷球のみが除根機1
4に移送供給される。
【0009】選別仕分け部Eは、選別機20と選別階級
毎に対応して設ける引き出しコンベア21、21…とを
有し、選別機20は選別孔を形成したベルト搬送型選別
部を採用し、階級を5ランク(2S、S、M、L、2
L)に仕分ける構成である。各階級毎に配設される引き
出しコンベア21には夫々球数カウンタ−22を設け、
コンベア21端から排出される階級別球根を、コンテナ
内に一定量毎に収容できる構成としている。球根収容コ
ンテナはコンテナ積込コンベア24とパレタイズロボッ
ト25とによってフォ−クリフト26に移され本乾燥部
Fに収容される。
【0010】上記本乾燥部Fは、いまだ高水分のため流
通段階での腐敗防止等を主眼に行うためのものであり、
本実施例では3室(a、b、c)に仕切られ、出荷時期
や品種等に応じて任意に選択収容できる構成であるが、
いずれも除湿機による除湿空気を導入可能であり、且つ
冷却空気を制御することにより乾燥に引き続いて冷却貯
蔵が可能に構成している。
【0011】なお、本乾燥部F内には除根された球根を
短期間だけ乾燥させる目的で貯蔵する2室(d、e)が
設けられている。前述の前処理部Dで処理した球根類を
一度この室d、eに1日だけ保管させ、この2室d、e
で水分値を50%から30%まで落す。そして、ここで
乾燥を終えた球根を先の選別機20に送って本乾燥部F
の室b、cに移す。
【0012】また、出荷選別部Gは、フォ−クリフト2
6で逆に移送コンベア24に戻された収容コンテナを小
球と出荷球とに区別して受け入れる製品搬送コンベア、
又は中継コンベアを配設している。前記の洗浄部Bから
選別仕分部Eに至る間に設ける機材は夫々2系列に設け
られ、処理の拡大を図っている。
【0013】付帯設備Hのうち、主なものは管理用コン
ピュ−タがあり、生産者コ−ドと荷受量、選別結果等の
情報が関連づけて記憶されるほか、洗浄部B〜選別仕分
部Eに至る運転各部の運転制御及び生産者への支払金額
算出等の機能を備え、必要情報は印字出力される。以上
が乾燥施設の概要であるが、次に図1及び図2の構成を
簡単に説明する。
【0014】図1に示すようにコンテナ1単体は周囲が
板体で囲われており、底部には通気可能な網状体30が
張設されている。この網状体30の上部に球根が載置さ
れる。また、32、32はフォ−クリフト26のフォ−
ク先端部が挿入できる開口部である。球根を乾燥室c、
d内の乾燥装置で乾燥させるときには図2に示すように
複数個のコンテナ1…をそれらの開口部32が互いに連
通して隙間がない状態で並べ、ファン33による乾燥風
がこの開口部32を通過できるようにする。
【0015】35は通気ダクトでこの通気ダクト35の
上方に正逆転可能なファン33を設けている。そして、
ファン33の上方には温水ヒ−タ37を設けている。な
お、図2において、S1、S2、S3、S4は開口部3
2を開閉操作するシャッタ−である。これらのシャッタ
−S1、S2、S3、S4は前記ファン33が正転する
ときには、S1とS4が開、S2とS3が閉となり、逆
にファン33が逆転するときにはS1とS4が閉、S2
とS3が開となるように操作する。これらのシャッタ−
の開閉操作は手動で切り替えてもよいが、ファン33の
正逆切替に連動して切り替わるようにしても良い。
【0016】このとき、上段のコンテナ1の網状体30
の部分には乾燥風が抜けないように塞板38を載置して
おくものとする。この実施例ではファン33が正転する
と通気ダクト35の下方に設けられているシャッタ−S
1を通って下段のコンテナ1の下方から温風が入り込
み、球根の間を通過した熱風はシャッタ−S4を通って
コンテナ1外へ抜ける。即ち、熱風は下段のコンテナ1
に対して下方から上方へ向かって抜けながら球根を乾燥
させるものである。
【0017】逆に、ファン33を逆転させると、図示外
のダクトによって導かれた熱風が一番外側のコンテナ1
の下側のシャッタ−S3から入り込み、シャッタ−S2
を通過しながら球根を乾燥させる。次に図3、図4につ
いて説明する。図3に示すコンテナ1は上面の対向する
部分を矩形状にカットしたものである。前記実施例の場
合と同様にファンを正逆転させて球根を乾燥させる形態
としている。コンテナ1の上部2面カットした部分が通
風路1aとされ、その上にはコンテナ1が蓋代わりにし
て横向きに載置される。
【0018】図5はコンテナ1に収容されている球根の
水切り装置と搬送ベルト等との関係について説明したも
のである。同図において、符号40は洗浄機側からのコ
ンテナ1を次工程に搬送するための張込コンベア、41
は張込コンベア40上のコンテナ1を水切装置43に移
送する押出装置、42はそのコンテナ1の位置を検出す
るセンサ、44は水切装置43で水切りされたコンテナ
1を次工程に搬送する排出コンベアである。
【0019】図6で説明した前記実施例の装置において
は、バッファリングタンク9を経由した球根は一次乾燥
室Cで乾燥されるが、このようなバッファリングタンク
9を設ける形態では建屋の高さが高くなる欠点が生じ
る。図5で説明した装置の場合には、洗浄された球根類
をコンテナ1に詰めてこれらを張込コンベア40にて水
切装置43側へ移送し、押出装置41にて水切装置43
側へ送るように構成している。そして、一定時間後にこ
れを排出コンベア44側へ送り、次の工程、例えば、除
根作業工程へ移送するようにしている。
【0020】このように構成すると、バッファリングタ
ンク等が不要となるので建屋の高さが低くなり、平屋に
も設置できる利点があると共に、洗浄機の能力に合わせ
た水切装置を複数台セットすることによりラインの自動
化が可能となり、人件費の節約につながる。
【0021】
【発明の効果】この発明は前記の如く、縦方向の通気ダ
クト35の上部にヒ−タ37と正逆転可能なファン33
とを設け、前記通気ダクト35に球根を収容している複
数個のコンテナ1を臨ませ、ファン33にて送風あるい
は吸引される乾燥風をコンテナ1に導くよう構成したも
のであるから温風を利用して短時間のうちに乾燥ムラの
少ない状態で球根類を乾燥させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンテナ単体の斜視図である。
【図2】通気ダクトを有する乾燥装置の側断面図であ
る。
【図3】改良したコンテナの斜視図である。
【図4】通気ダクトを有する乾燥装置の側断面図であ
る。
【図5】水切装置の平面図である。
【図6】乾燥施設の平面図である。
【符号の説明】
1 コンテナ 3 通気ダクト 6 水槽 8 水切コンベア 9 バッファリングタンク 12 株分離機 14 除根機 20 選別機 33 ファン 35 通気ダクト 37 温水ヒ−タ 40 張込コンベア 41 押出装置 43 水切装置 44 排出コンベア A 荷受部 B 洗浄部 C 一次乾燥部 D 前処理部 E 選別仕分部 F 本乾燥部 G 出荷部 H 付帯設備

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦方向の通気ダクト35の上部にヒ−タ3
    7と正逆転可能なファン33とを設け、前記通気ダクト
    35に球根を収容している複数個のコンテナ1を臨ま
    せ、ファン33にて送風あるいは吸引される乾燥風をコ
    ンテナ1に導くよう構成したことを特徴とする花き球根
    類の乾燥装置。
JP7057497A 1995-03-16 1995-03-16 花き球根類の乾燥装置 Pending JPH08252083A (ja)

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JP7057497A JPH08252083A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 花き球根類の乾燥装置

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JPH08252083A true JPH08252083A (ja) 1996-10-01

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001053763A1 (fr) * 2000-01-19 2001-07-26 Nippon Yusen Kabushiki Kaisha Dispositif de controle d'atmosphere pour conteneur sec
US9140492B1 (en) * 2008-06-23 2015-09-22 Scott E. Gunsaullus Paint disposal or recovery system
CN112450464A (zh) * 2020-11-02 2021-03-09 安徽独秀山蓝莓科技开发有限公司 一种蓝莓干生产用晾晒烘干装置
JP7114141B1 (ja) * 2022-03-15 2022-08-08 株式会社Tomten 農作物倉庫設備

Cited By (5)

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