JPH08251831A - 車両用電源装置の故障報知装置 - Google Patents

車両用電源装置の故障報知装置

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JPH08251831A
JPH08251831A JP7049898A JP4989895A JPH08251831A JP H08251831 A JPH08251831 A JP H08251831A JP 7049898 A JP7049898 A JP 7049898A JP 4989895 A JP4989895 A JP 4989895A JP H08251831 A JPH08251831 A JP H08251831A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常電圧系及び高電圧系の両回路に電力を切
換え供給する車両用電源装置の故障報知手段において、
安価で取付スペースの小さい故障報知手段を得る。 【構成】 高電圧負荷用コントローラ12から界磁電流
制御回路103へ送信するデューティ信号DCNのデュ
ーティ率の範囲をいくつかに区分して、例えば通常電圧
制御区域、高電圧制御区域、発電停止及び故障信号区域
等に割当て、各区域内のデューティ率のデューティ信号
を界磁電流制御回路103へ送信して、発電機2の発電
状態の制御を行うとともに、高電圧系回路16の故障が
検出されたとき上記発電停止及び故障信号区域内のデュ
ーティ率のデューティ信号により、発電機の発電を停止
するとともにパイロットランプ10を点灯して警報す
る。なお、パイロットランプ10は発電機2の発電異常
の報知も行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用電源装置の故
障報知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の車両用電源装置の故障報
知装置を示す回路図、図5はデューティ信号のデューテ
ィ率と発電機の制御電圧の関係を示す制御特性図であ
る。これらの図において、発電装置(ACT)1は、固
定子巻線2aと界磁巻線2bとを有する発電機2と、界
磁電流制御回路3と、固定子巻線2aに発生した交流電
圧を直流電圧に整流する整流回路4とを有する。整流回
路4の出力用の端子A側にはラジオ等への雑音を防止す
る雑音防止用コンデンサ5が接続されている。
【0003】界磁電流制御回路3は、次のように構成さ
れている。トランジスタ3aは、エミッタが接地線Eを
介して接地され、コレクタが接続線F1を介して界磁巻
線2bに接続され、界磁巻線2bに流れる界磁電流を断
続制御する。フリーホイールダイオード3bが、接続線
F1、F2を介して界磁巻線2bに並列に接続され、ト
ランジスタ3aによる界磁電流の断続によるサージ電圧
を抑制する。
【0004】電圧検出部3cは整流回路4の出力電圧を
検出し、電圧制御部3dにその検出結果が入力される。
また、発電機の出力巻線2aの一相分の電圧を接続線P
1を介して電圧制御部3dに入力し、発電機の発電電圧
を検出している。デューティ検出部3eには後述の高電
圧負荷用コントローラ11から端子C、接続線C1を介
してデューティ信号DCが入力され、このデューティ信
号を検出して電圧制御部3dへ発電電圧を指示する信号
を出力する。
【0005】診断部3fは、発電機2の健全性、例えば
無発電、過電圧等の異常の有無等を診断する。また、電
源3gと電源駆動部3hと電源開閉用トランジスタ3j
と、診断部3fの診断結果が異常のときに導通されて端
子Lを介して後述の警報ランプ10を点灯するトランジ
スタ3kとを有する。なお、界磁電流制御回路3の動作
用電力はS端子、接続線S1を介して後述のバッテリ7
から供給される。
【0006】切換開閉器6は、共通接点6c、常開接点
6a、常閉接点6b、励磁コイル6dを有する。共通接
点6cは端子A、接続線A1を介して整流器4の出力用
の端子Aに接続され、常開接点6aは端子Hを介して接
続線H1により後述の触媒ヒータ14に接続されてい
る。常閉接点6bは端子B、接続線B1を介して後述の
バッテリ7の正極側に接続されている。また、励磁コイ
ル6dは端子Bと端子D間に接続され、端子Dは後述の
高電圧負荷用コントローラ11に接続線D1を介して接
続されている。
【0007】蓄電池7及びヘッドライト等の一般負荷8
は切換開閉器6の端子B、常閉接点6b、接続線A1を
介して整流器4の出力用の端子Aに接続され、通常電圧
である車両用系電圧(この例では12〔V〕)が発電機
2から供給される。キースイッチ9はパイロットランプ
10と直列に接続されてバッテリ7の正極と接続線Ig
1を介して発電装置1の端子Lとに接続されている。高
電圧負荷用コントローラ11は、エンジンコントローラ
12から接続線EN1を介してエンジンの回転数等の情
報を受けたり、エンジンコントローラ12へ接続線EN
2を介してエンジン回転の指示を与えたりするととも
に、接続線Ig2を介してキースイッチ9の投入状態を
検出する。
【0008】また、端子D、接続線D1を介して切換開
閉器6の端子Dに接続され切換開閉器6の励磁コイル6
dを制御する。さらに、後述の触媒ヒータ(EHC)1
4のヒータ14aの端子電圧を端子H、接続線H2を介
して検出する。さらに、触媒ヒータ14のヒータ14a
の温度を温度センサ14bにより端子T、接続線T1を
介して検出している。また、端子Wには表示ランプ13
が接続されている。
【0009】高電圧負荷用コントローラ11は、端子
C、接続線C1を介して、周期的なパルスによる制御信
号であるデューティ信号DCを界磁電流制御回路3へ送
信する。詳細は後で説明するが、デューティ信号DCの
デューティ率DUに応じて発電機2は次のように制御さ
れる。なお、デューティ信号のデューティ率DUはパル
ス周期に対するパルス幅を百分率で表したものである。 0≦DU< 15〔%〕 通常電圧制御区域 15≦DU< 30〔%〕 発電停止区域 30≦DU≦100〔%〕 高電圧制御区域
【0010】触媒ヒータ14(EHC:Electrically H
eated Catalyst Carrier)は、触媒の担体を兼ねる金属
製のヒータ14aが接続線H1を介して切換開閉器6の
常開接点6aとアース間に接続され、高電圧(この例で
は約30〔V〕)が印加される。触媒ヒータ14には温
度センサ14bが設けられていて、ヒータ14aの触媒
の活性温度(約400〔℃〕)への到達時点及び過熱等
を検出する。なお、通常電圧系回路15はバッテリ7、
一般負荷8を含む回路で、通常電圧が印加され、高電圧
系回路16は触媒ヒータ14を含む回路で、高電圧が印
加される。
【0011】以上のように構成された発電装置1におい
て、バッテリ7、一般負荷8、接続線D1、B1、S
1、Ig1等には通常電圧である車両用系電圧の12〜
14〔V〕程度が印加される。触媒ヒータ14のヒータ
14a、接続線H1、切換スイッチ6の接点6a等には
30〜40V程度の高電圧が印加される。また、発電機
の固定子巻線2a、界磁巻線2b、整流回路4、雑音防
止用コンデンサ5、切換スイッチ6の共通接点6c、接
続線A1、P1、F1、F2、端子A等には、発電機2
が通常電圧で運転しているときには通常電圧が印加さ
れ、高電圧で運転しているときは高電圧が印加される。
【0012】次に動作について説明する。まず、イグニ
ッションスイッチ9が投入され、さらに図示しないスタ
ータスイッチが投入されると、図示しないエンジンが回
転を始め、同時に発電機2も回転を始める。このとき、
切換開閉器6の常閉接点6bは共通接点6cに接続され
ているおり、発電機2の界磁巻線2bへバッテリ7より
初期励磁電流が供給される。
【0013】このとき、高電圧負荷用コントローラ11
から例えばデューティ率10〔%〕のデューティ信号D
Cが界磁電流制御回路3に送られ、発電機2は、通常電
圧の車両用系電圧の12.8〔V〕で発電すべく発電を
開始する。その後、すぐ高電圧負荷用コントローラ11
の端子Cより発電停止区域のデューティ率、例えばデュ
ーティ率20〔%〕のデューティ信号DCが送られ、発
電機2は発電停止(ノーチャージ)モードへ移る。
【0014】さらに、一定の時間遅れ(およそ1秒)で
高電圧負荷用コントローラ11によりD端子を介して切
換開閉器6の励磁コイル6dが励磁され、常開接点6a
と共通接点6cが接続され、発電機2の出力用の端子A
を触媒ヒータ14側へ切り換える。その後、一定の時間
遅れ(およそ1秒)で、高電圧負荷用コントローラ11
は、C端子を通じ界磁電流制御回路3へあらかじめ設定
された高電圧制御区域内の、例えば75〔%〕のデュー
ティ率のデューティ信号DCを送ることでノーチャージ
モードから高電圧発電モードへ変更し、デューティ検出
部3e、電圧制御部3dを介して発電機の電圧をデュー
ティ率75〔%〕に対応して約30〔V〕に制御する。
【0015】触媒ヒータ14に設けられた温度センサ1
4bは、ヒータ14aが触媒の活性温度に到達して、電
力の供給が不要となるタイミングを検出する。触媒ヒー
タ14への電力供給が不要となった場合は、高電圧負荷
用コントローラ11は、切換開閉器6の接点寿命や、発
電機2の負荷遮断によって発生する高いサージ電圧によ
る半導体装置の破壊等を防ぐため、例えばデューティ率
20〔%〕のデューティ信号DCを送信して発電機2を
ノーチャージモードとして触媒ヒータ14への出力電流
を減少、又はほぼ零とする。
【0016】その後、切換開閉器6の共通接点6cを常
閉接点6a側に切り換えて、発電装置1の出力用の端子
Aをバッテリ7を含む通常電圧系回路15側へ接続す
る。さらに、一定の時間遅れ(およそ1秒)の後、高電
圧負荷用コントローラ11は、例えばデューティ率0
〔%〕のデューティ信号を送って界磁電流制御回路3を
介して通常電圧発電モードにし、14.4〔V〕で発電
するようにする。
【0017】また、高電圧負荷用コントローラ11に
は、触媒ヒータ14に印加される電圧を検出するための
H端子及びヒータ14aの温度を検出する温度センサ用
の端子Tが設けられ、接続線H2、Tを介して高電圧系
回路16の異常、例えば触媒ヒータ14のヒータ14b
の断線や短絡等、過熱等の異常を検出する。異常が検出
されると、高電圧負荷用コントローラ11の端子Wに接
続された表示ランプ13を点灯又は、点滅させ、異常を
ドライバー等に警報する。さらに、診断部3fにて発電
機2の発電の異常、例えば接続線P1を介して検出する
発電機2の無発電、高電圧等の異常を検出して、発電装
置1の界磁電流制御回路3の端子Lに接続されているパ
イロットランプ10を点灯又は点滅させ、異常をドライ
バー等に警報する。
【0018】なお、高電圧負荷用コントローラ11はデ
ューティ信号のデューティ率を変化させて、そのデュー
ティ率に応じて発電機の電圧を制御する場合もある。例
えば、デューティ信号DCのデューティ率を0〜15
〔%〕の範囲で変えることにより、そのデューティ率に
応じて通常電圧系回路15へ供給する通常電圧を制御す
る。図4においては、0〜5〔%〕で14.4〔V〕、
5〜15〔%〕で12.8〔V〕に制御するように界磁
電流制御回路3へ指令するようにすることもある。ま
た、同様にデューティ率30〜100〔%〕のデューテ
ィ信号DCを送信して、そのデューティ率に応じて、高
電圧系回路に供給する電圧を12.8〜40〔V〕に制
御することができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用電源装置
の警報報知装置は以上のように構成されているので、車
両用電源装置の故障警報をパイロットランプ10と表示
ランプ13との二つを設けなければならず、また各々に
配線が必要となり、価格が高くなることや取付スペース
が大きくなること等の問題点があった。
【0020】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、故障を一つの故障報知手段で
報知でき、安価で取付スペースを小さくできる車両用電
源装置の故障報知装置を得ることを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる車両用
電源装置の故障報知装置は、発電機の界磁電流を制御す
る界磁電流制御手段へ送信される周期的なパルスによる
信号であってそのデューティ率により発電機の出力の供
給を通常電圧系回路と高電圧系回路とに切り換える切換
制御信号を発するとともに、切換制御信号に対応させて
界磁電流制御手段を介して発電機を通常電圧又は高電圧
の発電状態にしかつ高電圧系回路の故障が検出されたと
き検出結果を所定のデューティ率にて送信する制御信号
を発する高電圧負荷制御手段と、界磁電流制御手段に設
けられ発電機の発電異常を検出する発電機発電異常検出
手段と、界磁電流制御手段に設けられ制御信号のデュー
ティ率に基づき高電圧系回路の故障の検出結果を受信す
る受信手段と、発電機発電異常検出手段の検出結果及び
受信手段が受信した高電圧系回路の故障の検出結果を報
知する故障報知手段とを設けたものである。
【0022】請求項2にかかる車両用電源装置の故障報
知装置は、制御信号を、デューティ率の第1の所定範囲
を第1の制御区域として割当てこの第1の制御区域内の
デューティ率の制御信号により発電機を通常電圧の発電
状態にし、デューティ率の第1の範囲と別の第2の所定
範囲を第2の制御区域として割当てこの第2の制御区域
内のデューティ率の制御信号により発電機を高電圧の発
電状態にし、第1及び第2の制御区域と重ならないデュ
ーティ率の制御信号により発電機の発電を停止するよう
にしたものである。
【0023】請求項3にかかる車両用電源装置の故障報
知装置は、制御信号のデューティ率を第1又は第2の制
御区域内において変化させ、この制御信号のデューティ
率に応じて発電機の発電電圧を界磁電流制御手段を介し
てそれぞれ所定の通常電圧又は高電圧に制御するように
したものである。
【0024】請求項4にかかる車両用電源装置の故障報
知装置は、第1及び第2の制御区域と重ならないデュー
ティ率の制御信号により発電機の発電を停止するととも
に高電圧系回路の故障の検出結果を送信するようにした
ものである。
【0025】請求項5にかかる車両用電源装置の故障報
知装置は、第1の制御区域と第2の制御区域との間のデ
ューティ率の制御信号により発電機の発電を停止し、第
1及び第2の制御区域のいずれよりも小さいか又は大き
いデューティ率の制御信号により発電機の発電を停止す
るとともに高電圧系回路の故障の検出結果を送信するよ
うにしたものである。
【0026】請求項6にかかる車両用電源装置の故障報
知装置は、デューティ率が0の制御信号及び100
〔%〕の制御信号の少なくとも一方の制御信号により発
電機を通常電圧に近い発電状態にするとともにデューテ
ィ率の異常を送信し、受信手段により制御信号のデュー
ティ率に基づきデューティ率の異常を受信し、故障報知
手段によりデューティ率の異常を報知するするようにし
たものである。
【0027】
【作用】請求項1にかかる車両用電源装置の故障報知装
置においては、制御信号のデューティ率を変えることに
より発電機の発電状態を通常電圧の発電状態と高電圧の
発電状態とに切換える。また、高電圧系回路の故障を検
出したとき検出結果を所定のデューティ率の制御信号と
して界磁電流制御手段に設けられた受信手段に送信す
る。すなわち、制御信号のデューティ率により発電機の
発電状態を切換えるとともに高電圧系回路の故障検出結
果を界磁電流制限手段に設けられた受信手段に送信する
ので、高電圧系回路の故障検出結果を別途送信しなくと
もよく、送信が容易となる。また、受信手段がこれを受
信して故障報知手段により高電圧系回路の故障を報知す
る。従って、故障報知手段により発電機の発電異常及び
高電圧系回路何れの故障も報知でき、高電圧系回路専用
の報知手段が不要となる。
【0028】請求項2にかかる車両用電源装置の故障報
知装置においては、第1及び第2の制御区域内のデュー
ティ率の制御信号により発電機の発電状態を制御し、第
1及び第2の制御区域と重ならないデューティ率の制御
信号により発電機の発電を停止する。また、必要に応じ
て所定のデューティ率の制御信号を界磁電流制御手段に
送信して発電機の発電を停止することができる。従っ
て、発電機の制御の自由度が高くなる。
【0029】請求項3にかかる車両用電源装置の故障報
知装置においては、第1の制御区域内又は第2の制御区
域内において制御信号のデューティ率を変化させること
により、発電機の電圧をそのデューティ率に応じて所定
の通常電圧又は高電圧に制御する。従って、制御信号の
デューティ率により発電機の電圧を任意に制御できる。
【0030】請求項4にかかる車両用電源装置の故障報
知装置においては、第1及び第2の制御区域と重ならな
いデューティ率の制御信号により高電圧系回路の故障を
報知させるとともに発電機の発電を停止させる。すなわ
ち、高電圧系回路の故障の報知と発電停止との二つの動
作を行わせることができる。
【0031】請求項5にかかる車両用電源装置の故障報
知装置においては、第1の制御区域と第2の制御区域と
の間のデューティ率の制御信号で発電を停止するように
されているので、制御信号のデューティ率を連続的に変
化させて発電機を高電圧又は通常電圧の発電状態に切り
換えるときに、この間で発電機が一度発電を停止する。
また、第1及び第2の制御区域のいずれよりも小さいか
又は大きいデューティ率の制御信号により高電圧系回路
の故障の検出結果を送信するので、第1と第2の制御区
域の間のデューティ率の制御信号で高電圧系回路の故障
の検出結果を送信する必要がない。従って、制御信号の
デューティ率を連続的に変化させて発電機の発電状態を
高電圧から低電圧に変えるときに、この間に一度発電機
は発電を停止するので発電機が発電を停止した状態で切
換手段を操作する場合に制御が容易になり、またこの間
で故障の報知をしないようにできる。
【0032】請求項6にかかる車両用電源装置の故障報
知装置においては、制御信号の送信回路が開放又は短絡
状態となると制御信号のデューティ率が零又は100
〔%〕となり、異常となるが、このときのデューティ率
(0又は100〔%〕)の制御信号により発電機を通常
電圧に近い発電状態にするので、制御信号のデューティ
率が異常となっても制御不能になることはなく、フェイ
ルセーフ機能を有する。また、この制御信号により制御
信号のデューティ率の異常を送信するので、合わせてデ
ューティ率の異常を報知できる。
【0033】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例を示す回路図、図2は
デューティ信号のデューティ率と発電機の制御電圧との
関係を示す制御特性図である。図1においては、図4の
従来のものに比べ高電圧負荷用コントローラ11側の表
示ランプ13、W端子及び表示ランプ用13の配線がな
く、界磁電流制御側のパイロットランプ10のみとなっ
ている。
【0034】これらの図において、発電装置(ACT)
101は、固定子巻線2aと界磁巻線2bとを有する発
電機2と、界磁電流制御手段である界磁電流制御回路1
03と、固定子巻線2aに発生した交流電圧を直流電圧
に整流する整流回路4とを有する。整流回路4の出力用
の端子A側にはラジオ等への雑音を防止する雑音防止用
コンデンサ5が接続されている。
【0035】界磁電流制御手段である界磁電流制御回路
103は、次のように構成されている。トランジスタ3
aは、エミッタが接地線Eを介して接地され、コレクタ
が接続線F1を介して界磁巻線2bに接続され、界磁巻
線2bに流れる界磁電流を断続制御する。フリーホイー
ルダイオード3bが、接続線F1、F2を介して界磁巻
線2bに並列に接続され、トランジスタ3aによる界磁
電流の断続によるサージ電圧を抑制する。
【0036】電圧検出部3cは整流回路4の出力電圧を
検出し、電圧制御部103dにその検出結果が入力され
る。また、発電機の出力巻線2aの一相分の電圧を接続
線P1を介して電圧制御部3dに入力し、発電機の発電
電圧を検出している。受信手段であるデューティ検出部
103eには後述の高電圧負荷用コントローラ111か
ら端子C、接続線C1を介してデューティ信号DCNが
入力され、このデューティ信号を検出して電圧制御部1
03dへ発電電圧を指示する信号を出力する。
【0037】発電機発電異常検出手段である診断部10
3fは、発電機2の健全性、例えば無発電、過電圧との
異常の有無等を診断する。また、電源3gと電源駆動部
3hと電源開閉用トランジスタ3jと、診断部103f
の診断結果が異常のときに導通されて端子Lを介して後
述の警報ランプ10を点灯するトランジスタ3kとを有
する。なお、界磁電流制御回路103の動作用電力はS
端子、接続線S1を介して後述のバッテリ7から供給さ
れる。
【0038】切換手段である切換開閉器6は、共通接点
6c、常開接点6a、常閉接点6b、励磁コイル6dを
有する。共通接点6cは端子A、接続線A1を介して整
流器4の出力用の端子Aに接続され、常開接点6aは端
子Hを介して接続線H1により後述の触媒ヒータ14に
接続されている。常閉接点6bは端子B、接続線B1を
介してバッテリ7の正極側に接続されている。また、励
磁コイル6dは端子Bと端子D間に接続され、端子Dは
後述の高電圧負荷用コントローラ111に接続線D1を
介して接続されている。
【0039】蓄電池7及びヘッドライト等の一般負荷8
は切換開閉器6の端子B、常閉接点6b、接続線A1を
介して整流器4の出力用の端子Aに接続され、通常電圧
である車両用系電圧(この例では12〔V〕)が発電機
2から供給される。キースイッチ9は故障報知手段であ
るパイロットランプ10と直列に接続されてバッテリ7
の正極と接続線Ig1を介して発電装置101の端子L
とに接続されている。高電圧負荷用コントローラ11
は、エンジンコントローラ12から接続線EN1、EN
2を介してエンジンの回転数等の情報を受けるとるとと
もに、接続線Ig2を介してキースイッチ9の投入状態
を検出する。
【0040】また、端子D、接続線D1を介して切換開
閉器6の端子Dに接続され切換開閉器6の励磁コイル6
dを制御する。さらに、触媒ヒータ(EHC)14のヒ
ータ14aの端子電圧を端子H、接続線H2を介して検
出する。さらに、触媒ヒータ14のヒータ14aの温度
を温度センサ14bにより端子T、接続線T1を介して
検出している。高電圧負荷用コントローラ111は、端
子C、接続線C1を介して、周期的なパルスによる制御
信号であるデューティ信号DCNを界磁電流制御回路1
03へ送信する。
【0041】触媒ヒータ14は、触媒の担体を兼ねる金
属製のヒータ14aが接続線H1を介して切換開閉器6
の常開接点6aとアース間に接続され、高電圧(この例
では約30〔V〕)が印加される。触媒ヒータ14には
温度センサ14bが設けられていて、ヒータ14aの触
媒の活性温度(約400〔℃〕)への到達時点及び過熱
等を検出する。なお、通常電圧系回路15はバッテリ
7、一般負荷8を含む回路で、通常電圧が印加され、高
電圧系回路16は触媒ヒータ14を含む回路で、高電圧
が印加される。
【0042】以上のように構成されたものにおいて、バ
ッテリ7、一般負荷8、接続線D1、B1、S1、Ig
1等には通常電圧である車両用系電圧の12〜14
〔V〕程度が印加される。触媒ヒータ14のヒータ14
a、接続線H1、切換スイッチ6の接点6a等には30
〜40V程度の高電圧が印加される。また、発電機の固
定子巻線2a、界磁巻線2b、整流回路4、雑音防止用
コンデンサ5、切換スイッチ6の接点6c、接続線A
1、P1、F1、F2、端子A等回路には、発電機2が
通常電圧の発電状態ではで通常電圧が印加され、高電圧
の発電状態ではで高電圧が印加される。
【0043】また、高電圧負荷制御手段である高電圧負
荷用コントローラ111においては、界磁電流制御手段
としての界磁電流制御回路103へ送信する制御信号と
してのデューティ信号DCNの内容が異なる。デューテ
ィ信号DCNは、図2に示されるように高電圧負荷制御
手段である高電圧負荷用コントローラ111が界磁電流
制御手段である界磁電流制御回路103へ発信する制御
信号であるデューティ信号のデューティ率DUは次のよ
うに割り当てられている。
【0044】0≦DU< 5〔%〕 デューティ率異
常時電圧制御及びデューティ率異常信号区域 5≦DU< 20〔%〕 通常電圧制御区域 20≦DU< 25〔%〕 発電停止区域 25≦DU< 30〔%〕 発電停止及び故障信号区域 30≦DU< 95〔%〕 高電圧制御区域 95≦DU≦100〔%〕 デューティ率異常時電圧制
御及びデューティ率異常信号区域
【0045】すなわち、デューティ信号DCNのデュー
ティ率5≦DU<20〔%〕の範囲を第1の制御区域で
ある通常電圧制御区域に割り当て、発電機2を通常電圧
の発電状態とし、そのデューティ率に応じて通常電圧系
回路15へ供給する電圧を制御する。また、30≦DU
<95〔%〕の範囲を第2の制御区域である高電圧制御
区域に割り当て、発電機2を高電圧の発電状態とし、そ
のデューティ率に応じて高電圧系回路16へ供給する電
圧を制御する。
【0046】さらに、デューティ率20≦DU<25
〔%〕の範囲を発電機2の発電を停止してノーチャージ
モードとする発電停止区域に割り当て、発電停止区域と
重なる25≦DU<30〔%〕の範囲を高電圧負荷用コ
ントローラ111が高電圧系回路16の故障を検出した
ときに検出結果を送信するとともに発電機の発電を停止
する発電停止及び故障信号区域に設定している。また、
0≦DU<5〔%〕及び95≦DU≦100〔%〕の区
域を通常電圧に近い電圧として14.5〔V〕に制御す
るデューティ率異常時電圧制御及びデューティ率異常信
号区域に割り当てている。
【0047】以下、図2を参照しながら動作を説明す
る。まず、イグニッションスイッチ9が投入され、さら
に図示しないスタータスイッチが投入されると、図示し
ないエンジンが回転を始め、同時に発電機2も回転を始
める。このとき、切換開閉器6の常閉接点6bは共通接
点6cに接続されているおり、発電機2の界磁巻線2b
へバッテリ7より初期励磁電流が供給される。
【0048】一方、高電圧負荷用コントローラ11から
通常電圧制御区域内の任意のデューティ率の、例えばデ
ューティ率15〔%〕のデューティ信号DCNが界磁電
流制御回路3に送られ、、発電機2は、通常電圧の車両
用系電圧の12.8〔V〕で発電すべく発電を開始す
る。その後、すぐ高電圧負荷用コントローラ111の端
子Cより発電停止区域内の任意のデューティ率の、例え
ばデューティ率22〔%〕のデューティ信号DCNが送
られ、界磁電流制御回路103がこの信号に基づいて発
電機2の界磁電流を零に絞り、ノーチャージモードへ移
る。
【0049】さらに、一定の時間(およそ1秒)後、発
電機2の電圧が零近くに低下した状態で、高電圧負荷用
コントローラ111によりD端子を介して切換開閉器6
の励磁コイル6dが励磁され、常開接点6aと共通接点
6cが接続され、発電機2の出力用の端子Aを触媒ヒー
タ14側へ切り換える。なお、高電圧負荷用コントロー
ラ111による励磁コイル6の励磁がこの発明における
切換手段への切換制御信号に相当する。
【0050】その後、一定の時間遅れ(およそ1秒)
で、高電圧負荷用コントローラ111は、C端子を通じ
界磁電流制御回路103へあらかじめ設定された高電圧
制御区域内の任意のデューティ率の、例えばデューティ
率70〔%〕のデューティ信号DCNを送ることでノー
チャージモードより、発電機の発電状態を高電圧の発電
状態である高電圧発電モードへ変更し、デューティ検出
部103e、電圧制御部103dを介して発電機の電圧
をデューティ率70〔%〕に対応する約30〔V〕に制
御する。
【0051】並行して、触媒ヒータ14に設けられた温
度センサ14bにより、ヒータ14aが触媒の活性温度
に到達して、電力の供給が不要となるタイミングを検出
する。触媒ヒータ14への電力供給が不要となったと
き、高電圧負荷用コントローラ111は、切換開閉器6
の接点寿命や、発電機2の負荷遮断によって発生する高
いサージ電圧による半導体装置の破壊等を防ぐため、発
電停止区域の例えば、デューティ率22〔%〕の制御信
号を送信して発電機の発電状態を発電停止(ノーチャー
ジ)モードにして触媒ヒータ14への出力電流をほぼ零
とする。
【0052】その後、切換開閉器6の共通接点6cを常
閉接点6a側に切り換えて、発電装置101の出力用の
端子Aをバッテリ7を含む通常電圧系回路15側へ接続
する。さらに、一定の時間(およそ1秒)後、高電圧負
荷用コントローラ111は例えば通常電圧制御区域内の
任意の、例えばデューティ率8〔%〕あるいはデューテ
ィ率15〔%〕のデューティ信号を送って界磁電流制御
回路103を介して発電機を通常電圧発電モードにして
14.4〔V〕又は12.8〔V〕に制御する。
【0053】高電圧負荷用コントローラ111が、触媒
ヒータのヒータ14bの断線や短絡等の高電圧系回路1
6の故障を検出すると発電停止及び故障信号区域である
デューティ率25≦DU<30〔%〕の範囲の任意のデ
ューティ率のデューティ信号、例えばデューティ率27
〔%〕のデューティ信号DCNを発信する。デューティ
検出部103eが、このデューティ信号を受信して故障
信号として扱い、診断部103fへ報知信号を送る。診
断部103fはこの報知信号を受けてトランジスタ3k
を導通させてパイロットランプ10を点灯して高電圧系
回路16の故障を表示する。
【0054】なお、診断部103fは従来のものにおけ
る診断部3fと同様に発電機の発電異常、例えば発電機
2の無発電、異常電圧等の異常を検出してパイロットラ
ンプ10を点灯する。パイロットランプ10は高電圧系
回路16の警報信号と通常電圧系回路15の故障信号と
のOR論理回路にて駆動されて点灯する。
【0055】ところで、例えば高電圧負荷用コントロー
ラ111の端子Cが地絡した場合、又は接続線C1が断
線した場合は制御不能となる。この対策として、このと
きのデューティ信号DCNのデューティ率であるDU1
00〔%〕とその近傍又は0〔%〕とその近傍、この実
施例においては95≦DU≦100〔%〕及び0≦DU
<5〔%〕の範囲をデューティ率異常時電圧制御及びデ
ューティ率異常信号の区域に割り当て、発電機の発電電
圧を通常電圧より少し高い14.5〔V〕に制御すると
ともにこのデューティ率100〔%〕の制御信号をデュ
ーティ検出部103eが制御信号のデューティ率の異常
を知らせるデューティ率異常信号として受信する。
【0056】また、デューティ検出部103eが制御信
号DCNをデューティ率異常信号として受信すると、パ
イロットランプ10を点灯する。例えば、高電圧負荷用
コントローラ111の端子Cが地絡したときデューティ
率が100〔%〕となるので、デューティ率100
〔%〕の制御信号により、発電機の電圧を通常電圧に近
い故障時制御電圧である14.5〔V〕に制御する。併
せて、パイロットランプ10を点灯してデューティ信号
のデューティ率異常を警報する。なお、接続線C1が断
線した場合は制御信号のデューティ率は零となるので、
デューティ率0〔%〕の制御信号により同様に発電機の
電圧を14.5〔V〕に制御し、あわせてパイロットラ
ンプ10を点灯して警報する。
【0057】実施例2.図3は、この発明の他の実施例
を示すデューティ信号のデューティ率と発電機の制御電
圧の関係を示す制御特性図である。この実施例において
は、高電圧負荷制御手段である高電圧負荷用コントロー
ラ111が界磁電流制御手段である界磁電流制御回路1
03へ発信する制御信号であるデューティ信号のデュー
ティ率DUは次のように割り当てられている。
【0058】0≦DU< 5〔%〕 デューティ率異
常時電圧制御及びデューティ率異常信号区域 5≦DU< 20〔%〕 通常電圧制御区域 20≦DU< 30〔%〕 第1の発電停止区域 30≦DU< 90〔%〕 高電圧制御区域 90≦DU< 95〔%〕 第2の発電停止及び故障信
号区域 95≦DU<100〔%〕 デューティ率異常時電圧制
御及びデューティ率異常信号区域
【0059】このようにデューティ信号DCNのデュー
ティ率DUを各種信号に割り当てるとともに、デューテ
ィ率DUに応じて図3に示されるように、発電機の電圧
を制御する。すなわち、通常電圧制御区域においては、
デューティ率が20〔%〕から15〔%〕に減少するの
に応じて発電機2の発電電圧は0〔V〕から12.8
〔V〕に増加するようにされ、高電圧制御区域において
は、デューティ率が30〔%〕から90〔%〕に増加す
るのに応じて発電機2の発電電圧は0〔V〕から40
〔V〕に増加するようにされている。また、高電圧系回
路16の故障を検出したときは、第2の発電停止及び故
障信号区域内の任意のデューティ率の、例えばデューテ
ィ率93〔%〕のデューティ信号DCNを界磁電流制御
回路3へ発信してパイロットランプ10を点灯させて警
報する。
【0060】また、0≦DU<5〔%〕及び95≦DU
≦100〔%〕の区域を通常電圧に近い電圧として1
4.5〔V〕に制御するデューティ率異常時電圧制御及
びデューティ率異常信号区域に割り当てている。
【0061】このように構成することにより、高電圧系
回路16から通常電圧系回路15へ発電機2の出力を切
り換える場合、デューティ率70〔%〕から次第に下げ
て行くと発電機の電圧も次第に低下し、デューティ率3
0〔%〕に至って発電停止する。発電停止後、切換開閉
器6により発電機2の出力を通常電圧系回路15から高
電圧系回路16へほぼ無電圧状態で切換える。さらにデ
ューティ率が20〔%〕に低下すると発電機の電圧が立
ち上り始め、デューティ率15〔%〕になると所定の1
2.8〔V〕に制御される。
【0062】高電圧系回路16の故障信号のデューティ
率を第2の発電停止区域内に割当てて、デューティ率2
0≦DU<30の第1の発電停止区域を通過するとき
に、故障信号を出さないようにしている。また、電圧を
連続的に変化させることによって、発電機の負荷の急変
を防止してエンジンへの衝撃を緩和している。逆に、発
電機2の出力を通常電圧系回路15から高電圧系回路1
6へ切り換える場合も同様であり、例えばデューティ率
を15〔%〕から次第に増加させていき、第1の発電停
止区域を通過して発電を停止させ、この間に切換開閉器
6により発電機2の出力を通常電圧系回路15から高電
圧系回路16へ切換える。
【0063】エンジンを始動するときも同様の考え方
で、例えばデューティ率25〔%〕の第1の発電停止区
域から出発して制御信号DCNのデューティ率を下げて
行きながら、発電機の初期励磁を行って急激な電圧の立
上りを防止する。そして、電圧がある程度立上ってから
(12.8〔V〕まで立上る必要はない)、今度はデュ
ーティ率を上げて行き、再び第1の発電停止区域である
20〜30〔%〕の区域を通過させて発電機の発電を停
止し、この間に切換開閉器6を切り換える。その後、デ
ューティ率を70〔%〕まで上げて行き、発電機の電圧
を約30〔V〕とする。
【0064】以上に説明したように、故障報知手段とし
て従来から慣用されているパイロットランプを使用し、
1個のパイロットランプにて通常電圧系及び高電圧系回
路双方の故障を報知する。もちろん、故障報知手段をブ
ザーや、液晶による文字表示としたり、これらのものを
併用してもよい。
【0065】また、以上において説明した実施例1又は
2においては、デューティ信号の通常電圧制御区域、発
電停止区域、高電圧制御区域、発電停止及び故障信号区
域、デューティ率異常時電圧制御及びデューティ率異常
信号区域について、その区域の幅をある程度広くとった
ものを示した。しかし、この幅を広くとる必要は必ずし
もなく、制御に応じて選定すればよく、制御の内容によ
っては幅が極めて狭く実質的に点であるものとしてもよ
い。
【0066】例えば、実施例1において説明したよう
に、デューティ率が0又は100〔%〕のデューティ信
号によりデューティ率の異常を知らせる場合、デューテ
ィ率異常時電圧制御及びデューティ率異常信号区域は実
質的にはデューティ率0、100〔%〕の点である。な
お、一般的には制御信号のドリフト等を考慮して、ある
程度の幅をもたせる。さらに、実施例1及び2において
は、デューティ率が0及び100〔%〕のデューティ信
号によりデューティ率の異常を知らせ、発電機の電圧を
14.5〔V〕にするものを示したが、0又は100
〔%〕の一方で行うものであってもよい。
【0067】なお、上記各実施例において、発電機の発
電異常時にはパイロットランプ10を連続点灯し、高電
圧系回路の故障時にはパイロットランプ10を短い周期
で点滅し、デューティ信号のデューティ率異常時にはパ
イロットランプ10を短い周期で点滅する等により、お
のおのを区別して知らせるようにすることもできる。ブ
ザーによって報知する場合も同様に、断続音の周期で識
別できるようにすることができる。
【0068】また、図1の実施例においてはデューティ
信号のデューティ率に応じて発電機の電圧が14.4〜
12.8〔V〕又は12.8〜40〔V〕に制御される
ものであるが、例えば制御信号のデューティ率を5≦D
U<20〔%〕の範囲で変化させて図2に示されるよう
14.4〜12.8〔V〕の電圧制御を行い、デューテ
ィ率30≦DU<95〔%〕の区域における任意のデュ
ーティ率の制御信号、例えばデューティ率50〔%〕の
制御信号を送信して発電機を電圧が無制御で高電圧の状
態とし、そのときの発電機や負荷等の状態によって決る
発生電圧(30〜40〔V〕程度)を高電圧負荷に供給
するものとしてもよい。
【0069】なお、切換開閉器6により発電機2の出力
を通常電圧系回路15と高電圧系回路16との間で切換
えるときに、発電機2を一度発電停止状態にするものを
示したが、所定の負荷開閉が可能な切換開閉器を使用す
れば、発電停止状態で切換える必要はない。
【0070】以上のように構成された車両用電源装置の
故障報知装置においては、高電圧系回路の故障の報知と
発電機の発電異常の報知をともに故障報知手段により報
知するようにしたので、高電圧系回路用の故障を報知す
るための表示ランプ13や関連する配線が不要となり、
取り付けスペースを縮少できる。
【0071】
【発明の効果】請求項1にかかる車両用電源装置の故障
報知装置によれば、発電機の界磁電流を制御する界磁電
流制御手段へ送信される周期的なパルスによる信号であ
ってそのデューティ率により発電機の出力の供給を通常
電圧系回路と高電圧系回路とに切り換える切換制御信号
を発するとともに、切換制御信号に対応させて界磁電流
制御手段を介して発電機を通常電圧又は高電圧の発電状
態にしかつ高電圧系回路の故障が検出されたとき検出結
果を所定のデューティ率にて送信する制御信号を発する
高電圧負荷制御手段と、界磁電流制御手段に設けられ発
電機の発電異常を検出する発電機発電異常検出手段と、
界磁電流制御手段に設けられ制御信号のデューティ率に
基づき高電圧系回路の故障の検出結果を受信する受信手
段と、発電機発電異常検出手段の検出結果及び受信手段
が受信した高電圧系回路の故障の検出結果を報知する故
障報知手段とを設けたので、制御信号のデューティ率に
より発電機の発電状態の変更及び高電圧系回路の故障の
検出結果の送信を行うことができ、高電圧負荷制御手段
から界磁電流制御手段への送信が容易になる。また、故
障報知手段により通常電圧系回路及び高電圧系回路何れ
の故障も報知するので、高電圧系回路専用の報知手段が
不要となり、装置が安価になる。
【0072】請求項2にかかる車両用電源装置の故障報
知装置によれば、制御信号を、デューティ率の第1の所
定範囲を第1の制御区域として割当てこの第1の制御区
域内のデューティ率の制御信号により発電機を通常電圧
の発電状態にし、デューティ率の第1の範囲と別の第2
の所定範囲を第2の制御区域として割当てこの第2の制
御区域内のデューティ率の制御信号により発電機を高電
圧の発電状態にし、第1及び第2の制御区域と重ならな
いデューティ率の制御信号により発電機の発電を停止す
るようにしたので、請求項1記載の効果に加え、必要に
応じ発電を停止させることができ、制御の自由度が高く
なる。
【0073】請求項3にかかる車両用電源装置の故障報
知装置によれば、制御信号のデューティ率を第1又は第
2の制御区域内において変化させ、この制御信号のデュ
ーティ率に応じて発電機の発電電圧を界磁電流制御手段
を介してそれぞれ所定の通常電圧又は高電圧に制御する
ようにしたので、制御信号のデューティ率を変化させ
て、発電機の電圧を任意に制御できる。
【0074】請求項4にかかる車両用電源装置の故障報
知装置によれば、第1及び第2の制御区域と重ならない
デューティ率の制御信号により発電機の発電を停止する
とともに高電圧系回路の故障の検出結果を送信するよう
にしたので、制御信号により高電圧系回路の故障の報知
と発電停止との二つの動作を行わせることができ、送信
が容易になり、また安全性を高めることができる。
【0075】請求項5にかかる車両用電源装置の故障報
知装置によれば、第1の制御区域と第2の制御区域との
間のデューティ率の制御信号により発電機の発電を停止
し、第1及び第2の制御区域のいずれよりも小さいか又
は大きいデューティ率の制御信号により発電機の発電を
停止するとともに高電圧系回路の故障の検出結果を送信
するようにしたので、連続的にデューティ率を変化させ
て高電圧と通常電圧とに発電機の発電状態を切り換える
ときにこの間で発電機の発電を一度停止することがで
き、またこのとき高電圧系回路の故障の検出結果が送信
されないようにできるので、切換手段を無電圧で切り換
える場合に制御が容易である。
【0076】請求項6にかかる車両用電源装置の故障報
知装置によれば、デューティ率が0の制御信号及び10
0〔%〕の制御信号の少なくとも一方の制御信号により
発電機を通常電圧に近い発電状態にするとともにデュー
ティ率の異常を送信し、受信手段により制御信号のデュ
ーティ率に基づきデューティ率の異常を受信し、故障報
知手段によりデューティ率の異常を報知するするように
したので、制御信号の送信回路が短絡又は開放状態にな
った場合に発電機が通常電圧に近い発電状態にされフェ
イルセーフ機能を有し、安全性が向上する。また、デュ
ーティ率の異常を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】 図1の実施例におけるデューティ信号のデュ
ーティ率と発電機の制御電圧との関係を示す制御特性図
である。
【図3】 この発明の他の実施例におけるデューティ信
号のデューティ率と発電機の制御電圧との関係を示す制
御特性図である。
【図4】 従来のものを示す回路図である。
【図5】 図4の従来のものにおけるデューティ信号の
デューティ率と発電機の制御電圧との関係を示す制御特
性図である。
【符号の説明】
2 発電機 2b 界磁巻線 6 切換開閉器 7 バッテリ 10 パイロットランプ 14 触媒ヒータ(EHC) 15 通常電圧系回路 16 高電圧系回路 103 界磁電流制御回路 103e デューティ検出部 103f 診断部 111 高電圧負荷用コントローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電機の出力の供給を蓄電池を含む通常
    電圧の通常電圧系回路と上記通常電圧よりも高い高電圧
    の高電圧負荷を含む高電圧系回路とに切り換える切換手
    段へ切換制御信号を発するとともに、発電機の界磁電流
    を制御する界磁電流制御手段へ送信される周期的なパル
    スによる信号であってそのデューティ率により上記切換
    制御信号に対応させて上記界磁電流制御手段を介して上
    記発電機を上記通常電圧又は上記高電圧の発電状態にし
    かつ上記高電圧系回路の故障が検出されたとき検出結果
    を所定のデューティ率にて送信する制御信号を発する高
    電圧負荷制御手段と、 上記界磁電流制御手段に設けられ上記発電機の発電異常
    を検出する発電機発電異常検出手段と、 上記界磁電流制御手段に設けられ上記制御信号のデュー
    ティ率に基づき上記高電圧系回路の故障の検出結果を受
    信する受信手段と、 上記発電機発電異常検出手段の検出結果及び上記受信手
    段が受信した上記高電圧系回路の故障の検出結果を報知
    する故障報知手段と、 を備えた車両用電源装置の故障報知装置。
  2. 【請求項2】 制御信号は、デューティ率の第1の所定
    範囲を第1の制御区域として割当てこの第1の制御区域
    内のデューティ率の制御信号により発電機を通常電圧の
    発電状態にし、デューティ率の上記第1の範囲と別の第
    2の所定範囲を第2の制御区域として割当てこの第2の
    制御区域内のデューティ率の制御信号により発電機を高
    電圧の発電状態にし、上記第1及び上記第2の制御区域
    と重ならないデューティ率の制御信号により発電機の発
    電を停止するようにしたものである、 ことを特徴とする請求項1記載の車両用電源装置の故障
    報知装置。
  3. 【請求項3】 制御信号のデューティ率を第1又は第2
    の制御区域内において変化させ、この制御信号のデュー
    ティ率に応じて発電機の発電電圧を界磁電流制御手段を
    介してそれぞれ所定の通常電圧又は高電圧に制御するよ
    うにした制御信号のデューティ率を第1又は第2の制御
    区域内において変化させ、この制御信号のデューティ率
    に応じて発電機の発電電圧を界磁電流制御手段を介して
    それぞれ所定の通常電圧又は高電圧に制御するようにし
    たものである、 ことを特徴とする請求項2記載の車両用電源装置の故障
    報知装置。
  4. 【請求項4】 第1及び第2の制御区域と重ならないデ
    ューティ率の制御信号により発電機の発電を停止すると
    ともに高電圧系回路の故障の検出結果を送信するように
    した、 ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の車両用
    電源装置の故障報知装置。
  5. 【請求項5】 第1の制御区域と第2の制御区域との間
    のデューティ率の制御信号により発電機の発電を停止
    し、第1及び第2の制御区域のいずれよりも小さいか又
    は大きいデューティ率の制御信号により発電機の発電を
    停止するとともに高電圧系回路の故障の検出結果を送信
    するようにした、 ことを特徴とする請求項4記載の車両用電源装置の故障
    報知装置。
  6. 【請求項6】 デューティ率が0の制御信号及び100
    〔%〕の制御信号の少なくとも一方の制御信号により発
    電機を通常電圧に近い発電状態にするとともにデューテ
    ィ率の異常を送信し、受信手段により上記制御信号のデ
    ューティ率に基づきデューティ率の異常を受信し、故障
    報知手段によりデューティ率の異常を報知するするよう
    にした、 ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に
    記載の車両用電源装置の故障報知装置。
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