JPH07269463A - 動力受動型補機における保護装置 - Google Patents

動力受動型補機における保護装置

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JPH07269463A
JPH07269463A JP11633093A JP11633093A JPH07269463A JP H07269463 A JPH07269463 A JP H07269463A JP 11633093 A JP11633093 A JP 11633093A JP 11633093 A JP11633093 A JP 11633093A JP H07269463 A JPH07269463 A JP H07269463A
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JP
Japan
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auxiliary machine
circuit
time
cycle
machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP11633093A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Mashio
栄 真塩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tama Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tama Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズの影響を受けにくく補機に直接設置す
ることが可能な補機の保護装置を提供すること。 【構成】 動力伝達を受けて駆動するタイプの補機にお
いて、前記補機に補機の回転運動又は往復運動の周期を
検出する高周波発振型の近接スイッチと、前記検知した
補機の周期とあらかじめ決められた基準周期との時間差
を比較することにより補機の作動が異常か否かを判断す
る判定手段と、異常の時に駆動中断信号を出して補機の
駆動を制御する手段とからなり、前記手段をワンチップ
化して補機近傍に装着した動力受動型補機における保護
装置。また補機の周期不安定となる初動時には、駆動中
断信号を一定時間だけ出力しないように遅延回路を組み
込んだ動力受動型補機における保護装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両の駆動
系等に装着されるクーラー等の動力受動型補機が過負荷
状態になった時に補機ばかりでなく他の駆動系に悪影響
がでないように駆動伝達を切り離すように構成された動
力受動型補機における保護装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来の動力受動型補機における保護装置と
しては、補機そのものに磁界の変化を検知する磁気セン
サーと、該センサーと二本の電線を介して接続された判
定装置とからなり、前記判定装置が補機をロック状態と
判断した時に補機への駆動伝達系を切り離すように指示
するように構成されたものが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
動力受動型補機における保護装置の場合、ノイズ対策の
ために二本の電線を介して判定装置と接続されている
が、判定装置まで電線で信号を送るようにしているため
にこれがアンテナとなって、他の車両等からの電磁波を
拾い誤動作するおそれがある。また、補機の駆動状況を
別途設けた判定回路にて判断するように構成しているた
めに、補機を異なる種類のものと交換した場合には判定
回路も別途交換しなければならないという不都合があ
る。そこで本発明は、かかる従来技術の欠点に鑑みなさ
れたもので、ノイズの影響を受けにくく、かつ補機に直
接高周波型センサーと共に接続することが可能な動力受
動型補機における保護装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、動力
伝達を受けて駆動するタイプの補機において、前記補機
に補機の回転運動又は往復運動の周期を検出する高周波
発振型の近接スイッチと、前記検知した補機の周期とあ
らかじめ決められた基準周期との時間差を比較すること
により補機の作動が異常か否かを判断する判定手段と、
異常の時に駆動中断信号を出して補機の駆動を制御する
手段とからなり、前記手段をワンチップ化して補機近傍
に装着した動力受動型補機における保護装置により本目
的を達成する。尚、始動当初において補機の回転数が所
定時間経過するまで上昇しない関係から、保護装置に遅
延回路を組み込んで一定時間だけ駆動中断信号を送信し
ないようにすると良い。
【0005】
【作用】補機が駆動されるとコンプレッサー等の補機は
回転運動等を始め、その状態を補機に装着された高周波
発振型の近接スイッチがその周期を検出し、、比較手段
が近接スイッチから送られる回転運動の周期と予め比較
手段に入力された基準周期との時間差を比較し、これが
基準周期よりも長い時(異常時)に駆動中断信号を補機
の制御手段に送り、該制御手段が車両用補機への動力伝
達系を切断する。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図示された実施例に従って詳
細に説明する。図において1は車両の駆動機であり、該
駆動機1は補機駆動系の伝達手段であるベルト2及び断
続クラッチ3を介して補機4に対して回転運動を伝達し
ている。補機4の回転体4aは凹凸面を有しており、該回
転体4aの近傍に保護回路と共に高周波発振型の近接スイ
ッチ5を設置し、回転体4aの回転状況(回転周期)を測
定している。該近接スイッチ5により検知した回転体4a
の回転周期tは、判定回路6に伝達され、そこで基準周
期発生回路7から送信される基準周期t0と比較される。
【0007】この判定回路6では、検知した回転周期t
が基準周期t0より短いか否かでいわゆる異常「1」(正
のパルス)又は正常「0」の判定結果をアンド回路8に
入力するように構成されている。尚、本実施例では回転
周期t≧t0の時に正のパルス「1」を入力するように構
成されている。アンド回路8へは、遅延回路9からも入
力するように構成されており、該遅延回路9は車両の駆
動当初又は補機4の駆動当初において回転数が安定しな
いことを考慮し、所定時間だけアンド回路8に対して正
常「0」を入力し、その後に正のパルス「1」を入力す
るように構成されている。
【0008】アンド回路8の演算結果は、出力回路10、
補機4の駆動を制御するリレー11、リレー接点12、自己
保持用接点13及びクラッチコイル14等からなる駆動中断
信号発生回路15に出力される。本実施例では近接スイッ
チ5、判定回路6、基準周波数発生回路7、アンド回路
8、遅延回路9及び駆動中断信号発生回路15は、ワンチ
ップ化されており、チップごと補機4に設置されてい
る。尚、16は制御装置の作動状況を運転者に表示するた
めの動作表示回路であり、図に示すように制御電源線の
中途に設けた電流検出リレーコイル18と、コイル18に電
流が流れない時にONする接点20及びランプ22とからな
る。また24は、運転者の付近に設置された補機4の動作
スイッチであり、26は電源である。
【0009】以上述べた構成において、本実施例にかか
る制御装置では、動作スイッチ24をONとして補機4を作
動開始させる。クラッチコイル14に電流が流れ、クラッ
チ3が入りベルト2を介して補機4に駆動機1からの動
力が伝達される。すると補機4の回転体4aは徐々に回転
数を上げ、その回転周期tは基準周期t0より短くなる。
高周波発振型の近接スイッチ5による検知周期tが基準
周期t0よりも長い間は、判定回路6から判定結果「1」
がアンド回路8に入力される。しかしながら、遅延回路
7からアンド回路8に対して所定時間の間「0」が入力
されている関係から出力回路10には「0」しか入力がな
されず、補機4は駆動を続けることができ、検知周期t
が基準周期t0よりも短くなる。その結果判定回路6から
「0」(正常)が出力される。
【0010】次にコンプレッサー等の補機4に回転異常
が生じた場合に、補機4の回転体4aの回転数が徐々に減
少しはじめていく。この状況を近接スイッチ5が常時監
視しており、補機4の回転体4aの回転周期tが基準周期
t0よりも長くなった時に、判定回路6から「1」がアン
ド回路8に入力され、一方遅延回路9からも「1」が入
力されているために出力回路10に対して正の電圧がかか
り、リレー11が励磁されてリレー接点12が OFFで接点13
がONとなり、クラッチコイル14が消磁されるために断続
クラッチ3が開放され、ベルト2の負荷がなくなる。ま
た、リレー18の励磁により接点20がONとなり表示ランプ
22が点灯し、運転者に補機4の異常を警告する。
【0011】以上述べたように本実施例にかかる補機の
制御装置では、補機に設けた近接スイッチと、基準周期
との比較判定回路と、駆動中断信号発生回路及び遅延回
路という比較的簡単な構成であるために、補機保護系の
回路を全て一体化して補機4の近傍に設置している。
尚、本実施例では車両用補機の場合について説明した
が、工作機械とか、コンプレッサー等のようにモーター
等からの動力伝達を受けて駆動するタイプのものに適用
することもできる。また本実施例では出力回路10、クラ
ッチコイル14、リレー11及びリレー接点12並びに自己保
持用接点13で駆動中断信号発生回路を構成する例を示し
たが、これに限定されるものではなく、単純にアンド回
路8からの出力が「1」の場合に断続クラッチ3を解除
するものであればどのような回路であっても良い。
【0012】
【効果】以上述べたように本発明にかかる補機の保護装
置は、ワンチップ化されて補機にチップごと装着されて
いるので、従来のように判定回路まで二本の電線を介し
て接続することなく接続されているのでご動作が起りに
くい。また車両等に予め装着された制御回路に関係なく
接続することができる。また電線を用いることなく、補
機の異常を検知できるのでノイズ信号に惑わされること
なく補機保護のために作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる保護装置の実施例を示す概略
ブロック図である。
【図2】 本発明にかかる保護装置のブロック図であ
る。
【図3】 本発明にかかる保護装置の回路図である。
【図4】 保護装置の作動と補機の回転との関係を示す
タイムチャートである。
【図5】 従来技術を示す保護装置の概略ブロックであ
る。
【符号の説明】
1 駆動機 2 ベルト 3 断続クラッチ 4 補機 4a 回転体 5 高周波型近接スイッチ 6 判定回路 7 基準周期発生回路 8 アンド回路 9 遅延回路 10 出力回路 11 リレー 12 リレー接点 13 自己保持用接点 14 クラッチコイル 15 駆動中断信号発生回路 16 動作表示回路 18 電流検出コイル 20 接点 22 ランプ 24 動作スイッチ 26 電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力伝達を受けて駆動するタイプの補機
    において、前記補機に補機の回転運動又は往復運動の周
    期を検出する高周波発振型の近接スイッチと、前記検知
    した補機の周期とあらかじめ決められた基準周期との時
    間差を比較することにより補機の作動が異常か否かを判
    断する判定手段と、異常の時に駆動中断信号を出して補
    機の駆動を制御する手段とからなり、前記手段をワンチ
    ップ化して補機近傍に装着したことを特徴とする動力受
    動型補機における保護装置。
  2. 【請求項2】 補機の周期不安定となる初動時には、駆
    動中断信号を一定時間だけ出力しないように遅延回路が
    組み込まれていることを特徴とする請求項1記載の動力
    受動型補機における保護装置。
  3. 【請求項3】 駆動中断信号を出力する時に、制御電源
    線を利用して運転者に警報する手段を有することを特徴
    とする請求項1記載の動力受動型補機における保護装
    置。
JP11633093A 1993-04-20 1993-04-20 動力受動型補機における保護装置 Pending JPH07269463A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020139537A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 日本電気株式会社 同期異常検出装置及び同期異常検出方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020139537A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 日本電気株式会社 同期異常検出装置及び同期異常検出方法
WO2020175139A1 (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 日本電気株式会社 同期異常検出装置及び同期異常検出方法

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Effective date: 20040406