JPH08251536A - 画像処理システム - Google Patents

画像処理システム

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Publication number
JPH08251536A
JPH08251536A JP5412895A JP5412895A JPH08251536A JP H08251536 A JPH08251536 A JP H08251536A JP 5412895 A JP5412895 A JP 5412895A JP 5412895 A JP5412895 A JP 5412895A JP H08251536 A JPH08251536 A JP H08251536A
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JP
Japan
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image
image data
data
index
compressed digital
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Application number
JP5412895A
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English (en)
Inventor
Yukio Tsuge
幸雄 柘植
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Kodak Digital Product Center Japan Ltd
Original Assignee
Kodak Digital Product Center Japan Ltd
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレーム画又はフィールド画に対応するイン
デックス画像のデータを簡易且つ迅速に形成する画像処
理システムを提供する。 【構成】 DCT変換を含む信号処理によりデータ圧縮
された圧縮デジタル画像データの内、直流成分に該当す
るDCT係数データを抽出して副メモリ44に一旦格納
し、インデックス画像形成部48がこれを読出してフレ
ーム画等よりも縮小したサイズのインデックス画像デー
タを作成して表示用メモリ50に格納する。そして、表
示用メモリ50のインデックス画像データに基づいてモ
ニター等のインデックス画像を表示等させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレーム画又はフィー
ルド画に対応する見出し画像(インデックス画像)を形
成し、そのインデックス画像に基づいてフレーム画又は
フィールド画を検索する等の利用に供する画像処理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】映像機器の分野においては、撮影等によ
り得られた画像信号をデジタル画像データに変換して記
憶媒体に記録し再生するデジタル技術が用いられるよう
になった。
【0003】一例として、静止画撮影を行う電子スチル
カメラシステムにあっては、被写体画像信号をデジタル
画像データに変換して、半導体メモリ、メモリカード、
フロッピーディスク等の記憶媒体に記憶し、利用者が画
像再生や様々なデータ処理を行うときは、その記憶媒体
に記憶されているデジタル画像データを読み出して、ホ
ストコンピュータ等に転送してモニターに表示させた
り、種々のデジタル信号処理に供する機能を有してい
る。尚、記憶媒体には、所定のメモリマップに基づい
て、デジタル画像データをフレーム画単位又はフィール
ド画単位にして、複数画像分をいわゆるファイル管理し
て記憶・読出しするようになっている。
【0004】ここで、利用者が複数画像の中から所望画
像のデジタル画像データを選択して、画像再生やデータ
処理を行おうとする場合、それぞれの画像をファイル指
定してモニター等に再生表示し、その表示画像を確認す
るという検索作業を繰り返すことで所望の画像を入手す
るというのでは時間もかかり、また極めて作業が煩雑で
あるので、検索情報を利用者に提供する目的で、各デジ
タル画像データよりも小さなサイズのインデックス画像
のデータを形成し、利用者がこれらのインデックス画像
データに基づいてモニター等に表示すれば高速且つ容易
に検索することができるという技術が知られている。
【0005】かかるインデックス画像の作成技術を図7
に示すメモリマップに基づいて具体的に述べると、記憶
媒体の記憶領域は、複数枚Nのフレーム画又はフィール
ド画(以下、原画像という)の圧縮デジタル画像データ
を記憶するためにN分割されており、更に各分割記憶領
域は、インデックス画像データを格納するための領域M
1と原画像の圧縮デジタル画像データを格納するための
領域M2に分けられ、通常、領域M1は領域M2に比べ
て小記憶容量となっている。
【0006】そして、図8(a)のフローチャートに示
すように、撮影時には、電子スチルカメラの撮像デバイ
スから出力される被写体像の画像信号をデジタル化し、
所定のデジタル信号処理を行うことによりインデックス
画像データを形成すると共に(ステップS100)、こ
のインデックス画像データを図7に示す所定のインデッ
クス画像領域M1に格納する(ステップS102)。こ
こで、インデックス画像は、見出しとして使用されるも
のであるので、比較的低画質でも許容される。そこで、
ステップS100では、通常は、原画像を縦横数画素ず
つのブロックに分割して、各ブロックに含まれる分割画
像データの平均値を求め、その平均値データをインデッ
クス画像の1ドット(ピクセル)に対応付けて配列する
ことにより、縦横のサイズを原画像のそれよりも数分の
1程度に縮小したインデックス画像のデータを形成して
いる。
【0007】続いて、被写体像の画像信号をデジタル化
し、所定の画像圧縮技術を適用することにより、データ
圧縮したデジタル画像データを形成し(ステップS10
4)、この圧縮デジタル画像データを図7に示す画像デ
ータ領域M2に格納する(ステップS106)。
【0008】一方、インデックス画像を再生表示する場
合には、図8(b)のフローチャートに示す如く、接続
された外部装置(所謂ホストコンピュータ等)から利用
者等により指定された原画像に対応する特定のインデッ
クス画像データをインデックス画像領域M1から読み出
して外部装置へ転送し(ステップS108)、外部装置
がそのインデックス画像データに基づいてインデックス
画像をモニター等に再生表示する(ステップS11
0)。続いて、指定された原画像の圧縮デジタル画像デ
ータをその画像データ領域M2から読出して外部装置へ
転送し(ステップS112)、外部装置がその圧縮デジ
タル画像データを伸長処理することにより元の原画像の
デジタル画像データに復元して、モニター等に再生表示
する(ステップS114)。
【0009】また、他のインデックス画像処理技術にあ
っては、図9のメモリマップに示すように、記憶媒体の
記憶領域は、複数枚Nの原画像の圧縮デジタル画像デー
タを記憶するためにN分割されており、分割された各画
像データ領域M3には各圧縮デジタル画像データが格納
されて所謂ファイル管理がなされるようになっている。
よって、図7に示すようなインデックス画像領域は設定
されていない。
【0010】そして、図10(a)のフローチャートに
示すように、撮影時には、電子スチルカメラの撮像デバ
イスから出力される被写体像の画像信号をデジタル化
し、所定の画像圧縮技術を適用することにより、データ
圧縮したデジタル画像データを形成し(ステップS11
6)、この圧縮デジタル画像データを図9に示す特定の
画像データ領域M3に格納する(ステップS118)。
【0011】一方、インデックス画像を再生表示する場
合には、図10(b)のフローチャートに示す如く、接
続された外部装置(所謂ホストコンピュータ等)から利
用者等により指示されると、指定された又は全ての原画
像の圧縮デジタル画像データを記憶媒体から読出して外
部装置へ転送し(ステップS120)、外部装置がその
圧縮デジタル画像データを伸長処理することにより、指
定された又は全原画像のデジタル画像データに復元した
後、その復元されたデジタル画像データの内、利用者か
ら指定された原画像のデジタル画像データについて(又
は全ての原画像のデジタル画像データについて)図8
(b)中のステップS100と同様の処理を行うことに
より、サイズを縮小したインデックス画像のデータを作
成し(ステップS122)、続いて、得られたインデッ
クス画像データに基づいてインデックス画像をモニター
等に再生表示する(ステップS124)。
【0012】したがって、利用者は、再生表示されたイ
ンデックス画像を見ながら所望の原画像を検索等するこ
とができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7及び図8
と共に述べた前者のインデックス画像処理技術にあって
は、フレーム画像またはフィールド画像(即ち、原画
像)毎にインデックス画像専用の処理プログラムと記憶
領域M1を必要とするので、記憶容量の増大を招く。特
に、原画像の画像データの圧縮率が上がることにより、
記憶媒体に格納できる画像の数(枚数)が多くなるのに
伴って、記憶媒体全体に占めるインデックス画像領域の
占有率が大きくなり、本来記憶すべきデジタル画像デー
タの記憶領域に対するインデックス画像データの記憶領
域占有率が無視できないほど大きくなるという問題が生
じてきた。
【0014】一方、図9及び図10と共に述べた後者の
インデックス画像処理技術にあっては、再生表示すべき
インデックス画像の数と等しい数の圧縮デジタル画像デ
ータをホストコンピュータに一旦転送し、且つその圧縮
デジタル画像データを伸長処理により復元した後に、イ
ンデックス画像データを作成しなければ、インデックス
画像を表示等することができない。よって、利用者が指
示してからインデックス画像の再生表示が成されるまで
の応答時間が長くなるという問題がある。
【0015】更に詳述すれば、後者の技術の場合には、
圧縮デジタル画像データを伸長(復元)処理した後にイ
ンデックス画像データを作成するので、圧縮デジタル画
像データの転送時間及び処理時間とも前者の技術よりも
長くなり、応答遅延が問題となる。
【0016】本発明は、このような従来技術の課題に鑑
みてなされたものであり、インデックス画像表示等を、
専用のデータ処理やデータ格納処理を行わず且つ専用の
インデックス画像領域を必要とせず、しかも、簡単な処
理により高速にインデックス画像処理を行うことができ
る画像処理システムを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、撮影により得られる被写体像の映像
信号をデジタル化して出力する撮像手段と、前記撮像手
段から出力されるデジタルデータをDCT変換すること
により、フレーム画相当の圧縮デジタル画像データを形
成するデータ圧縮手段と、前記データ圧縮手段より出力
される圧縮デジタル画像データを、予め決められたメモ
リマップに従って記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
記憶された圧縮デジタル画像データの内、直流成分に該
当するDCT係数のデータを抽出してインデックス画像
データを形成するインデックス画像形成手段とを備える
構成とした。
【0018】
【作用】インデックス画像を表示等する際には、フレー
ム画相当の圧縮デジタル画像データの中から、直流成分
に該当するDCT係数のデータを抽出し、かかる抽出さ
れたデータに基づいて被写体像を縮小したのに相当する
インデックス画像データを形成し、表示等に供する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。尚、カラー静止画像を撮影する電子スチルカメラシ
ステムに適用する場合を説明する。先ず、図1に基づい
て電子スチルカメラシステムの全体構成を概説する。
【0020】電子スチルカメラ本体には、レンズ系2と
シャッタ機構4及びCCD固体撮像デバイス6を有する
撮像光学系と、露光量検出用の受光素子8及びレリーズ
スイッチ10が設けられている。
【0021】カメラ全体を制御するマイクロプロセッサ
(MPU)12は、受光素子8からの検出出力に基づい
て露光量を検出し、更にレリーズスイッチ10のオン操
作を検出すると、同期信号発生回路14に対して撮影開
始信号Stを出力して、シャッター機構4に対してシャ
ッター開閉動作を行わせる。
【0022】同期信号発生回路14は、撮影開始信号S
tに同期して、駆動タイミング信号Sdを発生し、電力
増幅用のドライブ回路16を介してCCD固体撮像デバ
イス6に供給することにより撮像動作を行わせる。更
に、同期信号発生回路14は、駆動タイミング信号Sd
に同期した同期サンプルホールド信号Shを前処理回路
18に供給することにより、CCD固体撮像デバイス6
から所謂点順次に出力されるピクセル信号P’をサンプ
ルホールド等させることにより、3原色(R,G,B)
のピクセル信号Pを出力させる。
【0023】このように、レリーズスイッチ10のオン
動作に同期してシャッター機構4が開閉することによ
り、CCD固体撮像デバイス6の撮像面に結像した被写
体像が撮像され、駆動タイミング信号Sdと同期サンプ
ルホールド信号Shに同期してピクセル信号Pが出力さ
れる。そして、ピクセル信号Pは、赤(R),緑
(G),青(B)毎にA/D変換器20により階調を表
すピクセルデータPR ,PG ,PB にデジタル変換され
てフレームメモリ22に格納され、1フレーム画分のピ
クセルデータが格納されることによって被写体像のデジ
タル画像データが格納される。
【0024】更に、マイクロプロセッサ12は、フレー
ムメモリ22に格納された1フレーム画像分のデジタル
画像データについて、後述する所定のデータ圧縮処理を
行い、その圧縮デジタル画像データを不揮発性のフラッ
シュメモリ24に格納する。
【0025】ここで、フラッシュメモリ24は、図2の
メモリマップに示す如く、N枚分の静止画情報(即ち、
N枚分の圧縮デジタル画像データ)を格納するために、
N分割の画像データ領域に分けられており、圧縮デジタ
ル画像データを撮影順に各画像データ領域に格納する。
また、フラッシュメモリ24は電子スチルカメラ内に固
定化、又は着脱可能となっている。
【0026】一方、電子スチルカメラ中のマイクロプロ
セッサ12と外部装置(ホストコンピュータ等)28が
インタフェース26を介して接続され、外部装置28か
らの圧縮デジタル画像データの要求指令を受信すると、
マイプロプロセッサ12が、要求された圧縮デジタル画
像データをフラッシュメモリ24から読み出し、インタ
フェース26を介して外部装置28へ転送する。
【0027】そして、外部装置28がその圧縮デジタル
画像データを伸張処理することにより元のフレーム画の
デジタル画像データに復元して、モニター(図示せず)
に再生表示したり、後述する所定の処理により、検索等
に利用されるインデックス画像データを作成して、モニ
ターに再生表示する等の処理を行う。
【0028】次に、上記画像圧縮の動作を図3(a)の
フローチャートに基づいて詳述する。尚、この画像圧縮
処理はマイクロプロセッサ12に予め記憶された所定ア
プリケーションプログラムを、中央制御部であるMPU
コア30が実行することにより実現され、図4中の点線
内の機能ブロックと等価な機能が発揮される。尚、同図
中の信号S1〜S4はMPUコア30から出力されるタ
イミング制御信号である。
【0029】前述したように、静止画撮影が行われる
と、A/D変換器20からの3原色ピクセルデータPR
,PG ,PB を書込み/読出し制御部32による書込
み及びアドレス制御に従ってフレームメモリ22に格納
し、1フレーム画分のピクセルデータ、即ち1フレーム
画分のデジタル画像データを一旦格納する。
【0030】次に、ステップS200において、書込み
/読出し制御部32による読出し及びアドレス制御に従
って、フレームメモリ22からデジタル画像データを読
出して輝度・色差信号形成部34に供給する。輝度・色
差信号形成部34は、3原色ピクセルデータPR ,PG
,PB から輝度データPG と色差データPR-G ,PB-G
を形成し、それぞれをDCT変換部36,38,40
へ供給する。
【0031】DCT変換部36は輝度データPG につい
て、DCT変換部38は色差データPR-G について、D
CT変換部40は色差データPR-G について夫々データ
圧縮処理を行う。
【0032】ここで、いずれのDCT変換部36,3
8,40も同一の原理に基づいてデータ圧縮するので、
輝度データPG のデータ圧縮処理を代表して説明する。
1フレーム画分の輝度データPG の配列を図5に示すよ
うに、PG m,n とすると、これをM×Mの正方ブロック
に分け、各ブロックの行列データをXi,j とすると共
に、各行列データXi,j についてi×jの2次元DCT
変換(Discrete Cosine Transfer)を行うことにより、
各ブロックについての圧縮データFi,j を形成する。
【0033】より具体的に説明すると、DCT変換後の
圧縮データFi,j はDCT係数と呼ばれ、数1に示すよ
うに、DCT変換行列Ai,j とその転置行列AT i,j
行列データXi,j にマトリックス演算することにより求
められる。
【0034】
【数1】
【0035】ここで、DCT変換行列Ai,j は、
【0036】
【数2】
【0037】と表され、更に、転置行列AT i,j は、
【0038】
【数3】
【0039】と表される。このようにデータ圧縮する
と、DCT係数F0,0 は、i×j個の行列データXi,j
の加算平均値、即ち全行列データXi,j の直流成分を表
し、i,jの次数が大きくなるほど高周波成分の係数を
表すことになる。
【0040】この実施例では、8×8個ずつの行列デー
タXi,j についてDCT変換するので(すなわちM=8
の場合)、DCT変換行列Ai,j とその転置行列AT
i,j は、
【0041】
【数4】
【0042】となり、DCT係数F0,0 は、
【0043】
【数5】
【0044】となる。
【0045】このようにして各ブロック毎に求められた
DCT係数Fi,j は、量子化及び符号化され、次に、ス
テップS202において、書込み/読出し制御部42に
よる書込み及びアドレス制御に従って、ブロック配列を
崩すことなく、圧縮デジタル画像データとしてフラッシ
ュメモリ22の所定画像データ領域に記憶される。尚、
図2に示す如く、輝度データPG に対応するDCT係数
i,j (以下、圧縮デジタル画像データDG と呼ぶ)
と、色差データPR-G に対応するDCT係数Fi,j (以
下、圧縮デジタル画像データDR-G と呼ぶ)と、色差デ
ータPB-G に対応するDCT係数Fi,j (以下、圧縮デ
ジタル画像データDB-G と呼ぶ)は、各画像データ領域
内に分割して記憶される。
【0046】次に、上記インデックス画像の形成処理、
及び画像データを復元するための伸長処理を図3(b)
のフローチャートに基づいて詳述する。尚、この画像圧
縮処理は外部装置28内のマイクロプロセッサ(図示せ
ず)に予め記憶された所定アプリケーションプログラム
を実行することにより実現され、図6中の点線内の機能
ブロックと等価な機能が発揮される。尚、同図中の信号
C1〜C4は、外部装置28内のマイクロプロセッサか
ら出力されるタイミング制御信号である。
【0047】まず、ステップ300では、電子スチルカ
メラ側のMPUコア30が、外部装置28からのインデ
ックス画像要求の指令信号CMDを受信すると、それに
対応する圧縮デジタル画像データの格納されている画像
データ領域を書込み/読出し制御部42に対して指示す
ると共に、フラッシュメモリ24から、圧縮デジタル画
像データDG の内の前記各ブロックの直流成分のDCT
係数データF0,0 と、圧縮デジタル画像データDR-G の
内の各ブロックの直流成分のDCT係数データF
0,0 と、圧縮デジタル画像データDB-G の内の各ブロッ
クの直流成分のDCT係数データF0,0 だけを選択して
読み出させ、ドット配列順にインタフェース26を介し
て、外部装置28内の副メモリ44に一旦格納させる。
尚、副メモリ44へのデータ書込みは、書込み/読出し
制御部46の書込み及びアドレス制御に従って行われ
る。
【0048】次に、ステップ302において、副メモリ
44に一旦格納された輝度及び色差のDCT係数データ
0,0 を副メモリ44から読出し、インデックス画像形
成部48へ供給する。インデックス画像形成部48は、
輝度及び色差のDCT係数データF0,0 の夫々につい
て、復号化及び逆量子化して元のDCT係数に戻した
後、夫々を8で除算することにより、インデックス画像
の各ドットのデータにして表示用メモリ50に格納す
る。尚、インデックス画像の各ドットのデータの格納は
表示用メモリ制御部52の制御に従って行われる。
【0049】そして、表示用メモリ制御部52から、か
かるインデックス画像データを読出してモニタ−(図示
せず)に供給することで、インデックス画像が再生表示
され、所望の静止画像を検索する等に供される。
【0050】次に、利用者がインデックス画像による検
索等を行い、外部装置28から電子スチルカメラのMP
Uコア30に対して所望の静止画像の要求すると、ステ
ップS304において、MPUコア30がこの要求指令
信号CMDを受信し、要求された圧縮デジタル画像デー
タの格納されている画像データ領域を書込み/読出し制
御部42に対して指示すると共に、フラッシュメモリ2
4から、その圧縮デジタル画像データDG ,DR-G ,D
B-G を読み出させて、ドット配列順にインタフェース2
6を介して、外部装置28内の主メモリ54に記憶させ
る。尚、圧縮デジタル画像データDG ,DR-G ,DB-G
のデータ書込みは、書込み/読出し制御部56の書込み
及びアドレス制御に従って行われると共に、図2に示し
たメモリマップと同様に、予め決められた各画像データ
領域に記憶される。
【0051】次に、ステップS306では、要求された
圧縮デジタル画像データDG ,DR-G ,DB-G を主メモ
リ54から読出し、輝度信号に関するデータDG を逆D
CT変換部58、色差信号に関するデータDR-G を逆D
CT変換部60、色差信号に関するデータDB-G を逆D
CT変換部62に供給することにより、逆DCT変換
(伸長)し、更に復号化及び逆量子化により元の輝度及
び色差データPR ,PR-G ,PB-G に復元し、表示用メ
モリ50に記憶させる。
【0052】そして、表示用メモリ制御部52から、か
かる画像データPR ,PR-G ,PB-G を読出してモニタ
−(図示せず)に供給することで、要求された静止画像
が再生表示される。
【0053】このように、この実施例によれば、DCT
圧縮によって得られる直流成分のDCT係数F0,0 を選
択してインデックス画像を形成するので、インデックス
画像形成用の専用プログラムが不要になると共に、フレ
ーム画又はフィールド画毎のインデックス画像データを
記憶する必要がないので、記憶媒体(この実施例では、
特にフラッシュメモリ24)の有効利用を図ることがで
きる。
【0054】更に、従来技術のようなインデックス画像
データを作成するための処理が不要であるので、利用者
からの要求に対してインデックス画像を表示等するまで
の応答遅延を大幅に短縮化することができ、ひいては検
索等の高速化及び操作性の向上を図ることができる。
【0055】尚、この実施例では、電子スチルカメラ本
体側では、圧縮デジタル画像データを記憶し、外部装置
28でインデックス画像の表示や静止画像の表示等を行
うようにしているが、このようにシステムを分離するこ
となく、図4及び図5のブロック図に示した圧縮・伸長
処理機能の全てを電子スチルカメラ本体に内蔵するよう
にしてもよい。このように全ての機能を内蔵すると、電
子スチルカメラ本体に設けられている液晶表示ファイン
ダ(図示せず)にインデックス画像や静止画像を再生表
示したり、ホストコンピュータによらずに一般的なモニ
ターに直接インデックス画像データや静止画像のデータ
を供給して、これらの再生画像を表示させることがで
き、汎用性の向上等を図ることができる。
【0056】また、この実施例では、フレーム画像に対
応する圧縮デジタル画像データ内の直流DCT係数を抽
出してインデックス画像データを形成する場合を述べた
が、フィールド画像に対応して直流DCT係数を抽出し
てインデックス画像データを形成するようにしても良
い。
【0057】また、この実施例では電子スチルカメラシ
ステムについて述べたが、本発明は他の電子機器に適用
することができるものである。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンデックス画像データは、DCT変換によって圧縮処理
された圧縮デジタル画像データの内の直流成分のDCT
係数データに基づいて形成されるので、インデックス画
像形成用の専用プログラムが不要になると共に、画像デ
ータを記憶するための記憶手段にインデックス画像デー
タを記憶するための領域が不要となり、記憶領域の有効
利用を図ることができる。
【0059】また、上記の簡易な処理によってインデッ
クス画像データを形成することができるので、利用者等
によるインデックス画像の表示要求等に対して迅速に応
答することができ、操作性の向上を図ることができる等
極めて優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係わる電子スチルカメラシステムの
全体構成を示すブロック図である。
【図2】フラッシュメモリのメモリマップを説明する説
明図である。
【図3】データ圧縮処理とインデックス画像形成処理等
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】データ圧縮処理等の動作を説明するための機能
ブロック図である。
【図5】DCT圧縮の原理を説明するための説明図であ
る。
【図6】インデックス画像形成処理等の動作を説明する
ための機能ブロック図である。
【図7】従来のフレーム画毎の圧縮デジタル画像データ
の格納方法を説明するためのメモリマップである。
【図8】従来のインデックス画像データ形成処理の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図9】従来のフレーム画毎の圧縮デジタル画像データ
の格納方法を更に説明するためのメモリマップである。
【図10】従来のインデックス画像データ形成処理の動
作を更に説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
6…CCD固体撮像デバイス、12…マイクロプロセッ
サ、22…フレームメモリ、24…フラッシュメモリ、
26…インタフェース、28…外部装置、30…MPU
コア、34…輝度・色差信号形成部、36,38,40
…DCT変換部、44…副メモリ、48…インデックス
画像形成部、50…表示用メモリ、54…主メモリ、5
8,60,62…逆DCT変換部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影により得られる被写体像の映像信号
    をデジタル化して出力する撮像手段と、 前記撮像手段から出力されるデジタルデータをDCT変
    換を含む信号処理により、フレーム画相当の圧縮デジタ
    ル画像データを形成するデータ圧縮手段と、 前記データ圧縮手段より出力される圧縮デジタル画像デ
    ータを、予め決められたメモリマップに従って記憶する
    記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された圧縮デジタル画像データの
    内、直流成分に該当するDCT係数のデータに基づいて
    インデックス画像データを形成するインデックス画像形
    成手段と、を備えたことを特徴とする画像処理システ
    ム。
JP5412895A 1995-03-14 1995-03-14 画像処理システム Pending JPH08251536A (ja)

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