JPH08251484A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

Info

Publication number
JPH08251484A
JPH08251484A JP7052850A JP5285095A JPH08251484A JP H08251484 A JPH08251484 A JP H08251484A JP 7052850 A JP7052850 A JP 7052850A JP 5285095 A JP5285095 A JP 5285095A JP H08251484 A JPH08251484 A JP H08251484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
image pickup
image
unit
dark
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7052850A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Hamada
徹也 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7052850A priority Critical patent/JPH08251484A/ja
Publication of JPH08251484A publication Critical patent/JPH08251484A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮像素子の傷による画像の欠落を補間すると
共に,暗電流によるノイズの影響を低減する。 【構成】 傷位置記憶用ROM612には固体撮像素子
601の傷位置情報が記憶されている。初めに固体撮像
素子601の入射光を遮光し、そのときに得られる信号
をノイズ成分としてダーク画像用メモリ102に記憶す
る。このメモリ102にはさらに上記ROM612の傷
位置情報を示すフラグが対応するエリアに記憶される。
通常撮影時には撮像信号と同期して上記メモリ102を
読み出し、識別信号が検出されるとディレイ部105、
106で遅延された撮像信号と読み出された信号とがセ
レクタ部107,108で選択されて加算器109に加
えられることにより、傷部分の画像の補間が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮像装置に関し、特に暗
電流によるノイズの削減と固体撮像素子に傷がある場合
にその傷位置における画像データを補間するように成さ
れた撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の撮像装置の信号処理に関す
るブロック図である。図において601は光学像を光電
変換して電気的な撮像信号として出力するCCD等の固
体撮像素子、602は撮像信号をサンプリングし、保持
するサンプルホールド部、603はAGCの制御を行う
AGC回路部、605はホワイトバランス、γ補正等を
行い輝度信号、色差信号を出力するプロセス回路部、6
06は入力信号をRGBの原色信号に変換して出力する
色復調分離回路部、607はホワイトバンランスの制御
を行うホワイトバランス制御部、608はγ補正の制御
を行うγ補正制御部、609は固体撮像素子601を駆
動するデバイス駆動回路部、610は同期信号の発生を
行う同期信号発生回路部、611は上記同期信号発生回
路部610からの同期信号により、デバイス駆動回路6
09を駆動するタイミングパルスを生成するタイミング
ジェネレータ、612は固体撮像素子の撮像面にある傷
の位置情報を記憶している傷位置記憶用ROM、613
は輝度信号、色差信号に基づいてNTSC方式等の所定
形式のビデオ信号を生成するエンコーダ回路部である。
【0003】次に上記構成による動作について説明す
る。入射した光は固体撮像素子601により光電変換さ
れる。この撮像信号はサンプルホールド部602におい
てサンプリングされ、その後、AGC回路部603によ
りゲインの制御を行なう。ゲイン制御された信号は色復
調分離回路部606とプロセス回路部605とに入る。
色復調分離回路606では入力信号に基づいてRGBの
原色信号を生成して出力する。プロセス回路部605
は、ホワイトバランス制御部607とγ補正制御部60
8との制御によりホワイトバランス、ガンマ補正を行
い、色差信号R−Y、B−Y輝度信号Yを出力する。出
力された信号はエンコーダ回路部613により、ビデオ
信号に変換されて出力される。同期信号発生回路部61
0は同期信号を生成し、タイミングジェネレータ611
は同期信号に従ってデバイス駆動回路部609を駆動す
るパルスを発生する。デバイス駆動回路609は固体撮
像素子601の制御を行う。また、サンプルホールド部
602、プロセス回路部605、エンコーダ回路部61
3の各部分も同様に同期信号に同調して動作を行う。
【0004】固体撮像素子に何等かの傷がある場合は、
傷の部分は画像情報が得られない。このため、タイミン
グジェネレータ611からの信号により、傷位置記憶用
ROM612から傷の位置情報を読みだし、サンプルホ
ールド部602において、画像データのラッチを行い、
前値補間等により傷により欠損した画像データを補間す
るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の撮像装置の信号
処理系は以上のように構成されているが、さらにS/N
比の高い画像を得ようとした場合、その一つの方法とし
て暗電流によるノイズの影響を減少させることが必要で
ある。そこで、予め入射光が零のときのダーク画像を取
り込み、暗電流による信号を採取してダーク画像用メモ
リに記憶しておき、通常の画像信号と暗電流による信号
との差分信号により、各種色処理を行わせることによ
り、最終的にS/N比の高い画像を得ることが考えられ
る。
【0006】そこで本発明は、上記のようにノイズ削減
のためのダーク画像用メモリを持つシステムにおいて、
固体撮像素子に傷がある場合、傷の位置にはダーク画像
用メモリにも不定な値しか書き込まれないことに着目
し、傷位置に対応する場所に特別なフラグ等の識別信号
を書き込んでおき、メモリからデータを読み出す際に上
記フラグを検出した場合、固体撮像素子に傷があると判
別し、何等かの補間処理を効率的に行わせることのでき
る撮像装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、入射光を電気的な撮像信号に変換する撮像装置と、
上記入射光のないときに上記撮像手段から得られる信号
を記憶する記憶手段と、入射光のあるときに上記撮像手
段から得られる撮像信号と上記記憶手段から読み出され
た信号との差分を求める演算手段とを設けている。
【0008】請求項2の発明においては、上記記憶手段
には、上記信号を記憶すると共に、上記撮像手段の撮像
面における傷の位置を示す識別信号を記憶エリア上の上
記傷の位置と対応するエリアに記憶するようにしてい
る。
【0009】請求項3の発明においては、上記撮像手段
への上記入射光を遮光する遮光手段と、上記遮光手段を
制御する制御手段とを設けている。
【0010】請求項4の発明においては、上記の各手段
を操作者が制御可能な外部制御手段を設けている。
【0011】請求項5の発明においては、上記撮像信号
と上記記憶手段から読み出された信号とを遅延させる遅
延手段と、上記撮像信号と同期して上記記憶手段を読み
出し、上記識別信号が読み出されたか否かを検出する検
出手段と、上記検出手段の検出に応じて上記遅延手段に
より遅延された撮像信号を用いて画像の補間を行う補間
手段とを設けている。
【0012】
【作用】請求項1の発明によれば、上記記憶手段には入
射光が零のときの暗電流によるノイズ成分を示す信号が
記憶される。従って、通常撮影時に得られる撮像信号か
ら上記記憶した信号を減算することにより、ノイズが相
殺された撮像信号が得られる。
【0013】請求項2の発明によれば、上記記憶手段に
は上記ノイズ成分を示す信号と共に、撮像手段の傷位置
情報が識別信号として記憶されるので、ノイズの除去と
共に傷位置情報に基づいて画像の補間を行う場合に効率
的に補間処理を行うことができる。
【0014】請求項3の発明によれば、遮光手段及びそ
の制御手段によって完全に入射光を遮光することができ
る。
【0015】請求項4の発明によれば、操作者が外部制
御手段を操作することにより、記憶手段へのノイズ成分
を示す信号及び識別信号を記憶させる動作やそのための
遮光状態を作り出す動作を任意のタイミングで容易に行
うことができる。
【0016】請求項5の発明によれば、通常撮影動作と
同期して記憶手段を読み出すと共に、この読み出した信
号によって撮像信号を遅延させる。記憶手段から読み出
された信号が識別信号であることが検出されると、補間
手段は、上記遅延された信号を用いて傷による画像の補
間を行う。このため従来のようにサンプルホールド部で
補間する必要がなく容易に補間を行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の第1、第
2、第3の実施例を説明する。図1は本発明の第1の実
施例による撮像装置の信号処理に関するブロック図であ
る。図1において、101はアナログ信号をデジタルに
変換するA/Dコンバータ、102は入射光が零のとき
の画像信号を記憶するための記憶手段としてのダーク画
像用メモリ、103は上記ダーク画像用メモリ102の
制御を行うメモリ制御部、104は上記メモリ制御部1
03等の制御を行うCPU、105、106は信号を遅
延させるためのディレイ部、107、108は上記メモ
リ制御部103からの制御信号により信号の切替を行う
セレクタ部、109は減算器である。なお、ディレイ部
105、106、セレクタ部107、108、減算器1
09により補間手段を構成する。また、図1において
は、図5と同一又は相当部分には同一符号を付して説明
を省略する。
【0018】次に上記構成による動作を説明する。固体
撮像素子601への入射光をなくすことにより、固体撮
像素子601から暗電流によるダーク画像の信号が出力
される。この信号はサンプルホールド部602、AGC
回路部603を経由してA/Dコンバータ101によ
り、アナログ信号からデジタル信号に変換される。CP
U104は、A/Dコンバータ101により変換された
ダーク画像の信号をメモリ制御部103によりダーク画
像用メモリ102に記憶する。
【0019】一方、固体撮像素子601に傷が存在する
場合、CPU104はメモリ制御部103を制御して傷
位置記憶用ROM612より傷位置情報を読み出す。続
いてCPU104はメモリ制御部103により、他の画
像データと識別が可能な特定のフラグを上記読み出され
た傷位置に対応するダーク画像用メモリ102のエリア
に書き込む。以上をすべての固体撮像素子601の傷に
対して行う。一度ダーク画像用メモリ102にデータを
記憶した後は、次のようにして通常の信号処理を行う。
【0020】入射した光は固体撮像素子601により光
電変換される。この撮像信号はサンプルホールド部60
2においてサンプリングされ、その後、AGC回路部6
03によりゲインの制御を行なう。ゲイン制御された信
号はA/Dコンバータ101によりデジタル信号に変換
される。CPU104はメモリ制御部103により同期
信号発生回路部610からの同期信号に同期してダーク
画像用メモリ102よりダーク画像データを順次読み出
す。読み出されたダーク画像データが特定のフラグでは
ない通常のダーク画像データであった場合は、セレクタ
部107、108は遅延を行わないデータを選択してそ
のまま通常画像データとダーク画像データとの差分を減
算器109で算出する。
【0021】メモリ制御部103がダーク画像用メモリ
102から読み出したダーク画像データが特定のフラグ
であることがCPU104の検出手段で検出された場
合、その部分は固体撮像素子601の傷部分であるた
め、通常画像データとダーク画像データとは共に存在し
ないことになる。この場合は、メモリ制御部103はセ
レクタ部107、108を切り替えて、ディレイ部10
5、106により遅延された画像信号を用いて0次補間
を行うことにより、補間された仮の画像データを得るこ
とができる。それぞれ補間された画像データから通常画
像データとダーク画像データとの差分が減算器109で
算出され、算出された信号は色復調分離回路部606と
プロセス回路部605に入る。以降の処理は図5と同様
に行われる。
【0022】なお、上記実施例ではデータ補間の方法と
して0次補間を行ったが、本発明の実施例はこれに限定
されるものではなく、一次補間など他の補間方法も適用
可能である。
【0023】図2は本発明の第2の実施例による撮像装
置の信号処理系に関するブロック図であり、図3はダー
ク画像を自動的に取り込む過程を表す概略フローチャー
トである。図2において、201はレンズユニット部、
202は完全な遮光が可能なアイリス部、203はアイ
リス部202を動作させるアイリス駆動回路部である。
【0024】図3において、S301はカメラユニット
電源を入れるカメラユニット電源ONステップ、S30
2はカメラユニットの各種機能の初期化を行うイニシャ
ライズステップ、S303はアイリス部202を完全に
閉じて遮光を行うアイリス全閉ステップ、S304はダ
ーク画像データをダーク画像用メモリ102に取り込む
ためのダークデータ記憶ステップ、S305は傷位置記
憶用ROM612から、固体撮像素子601の傷位置情
報を読み出す傷位置読み出しステップ、S306はステ
ップS304でメモリに記憶されたデータの傷位置に相
当する部分に特定のフラグを書き込む傷フラグ書き込み
ステップ、S307はステップS303で全閉されたア
イリス部202を通常状態に戻すアイリス復帰ステッ
プ、S308は通常の画像取込を行う通常画像取り込み
ステップである。なお、図2においては図1、図5と同
一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0025】次に上記構成による動作を図3のフローチ
ャートに従って説明する。本実施例の目的は、カメラユ
ニットの電源投入と同時に自動的にダーク画像信号をメ
モリに記憶させ、固体撮像素子601の傷位置における
補間をより効率的に行うことにある。まず、ステップS
301によりカメラユニットの電源が投入されると、C
PU104はステップS302で各種カメラ機能の初期
化を行う。初期化が終了したカメラユニットに対して、
ダーク画像を自動的に取り込むために、アイリス全閉ス
テップS303により、CPU104はアイリス駆動回
路部203によりアイリス部202を完全に遮光される
ように全閉する。この状態で固体撮像素子601から暗
電流による信号が出力されると、信号はサンプルホール
ド部602、AGC回路部603を経由してA/Dコン
バータ101により、アナログ信号からデジタル信号に
変換され、ダークデータ記憶ステップS304により、
A/Dコンバータ101により変換されたダーク画像の
信号をメモリ制御部103によりダーク画像用メモリ1
02に記憶する。
【0026】固体撮像素子601に傷が存在する場合、
傷位置読み出しステップS305によりメモリ制御部1
03を制御して傷位置記憶用ROM612より傷位置情
報を読み出す。次に傷フラグ書き込みステップS306
により、読み出された傷位置に対応するダーク画像用メ
モリ102のエリアに特定のフラグを書き込んだ後、ア
イリス復帰ステップS307によりアイリス部202を
通常状態に戻す。一度ダーク画像用メモリ102にデー
タを記憶した後は、通常画像取込ステップS308によ
り、図1と同様の通常の信号処理を行う。
【0027】即ち、レンズユニット201、アイリス部
202を経由して入射した光は固体撮像素子601によ
り光電変換され、その撮像信号はサンプリングされ、A
GC制御された後、デジタル信号に変換される。CPU
104はメモリ制御部103により同期信号に同期して
ダーク画像用メモリ103よりダーク画像データを順次
読み出す。読み出されたダーク画像データが通常のデー
タ画像データであった場合は、遅延を行わずにそのまま
減算器109で通常画像データとダーク画像データとの
差分を算出する。
【0028】上記読み出されたダーク画像データが特定
のフラグであった場合はその部分は傷部分であるため、
通常画像データとダーク画像データとは共に存在しない
ことになり、その場合は、セレクタ部107、108を
切り替えて、ディレイ部105、106により遅延され
た画像信号を用いて0次補間を行う。それぞれ補間され
た画像データから減算器109により通常画像データと
ダーク画像データとの差分が算出され、算出された信号
は色復調分離回路部606とプロセス回路部605に入
り、以降は図1、図5と同様に処理される。
【0029】なお、本実施例ではアイリスを全閉にする
ことでダーク画像を得たが、完全に遮光できる方法であ
れば、他の方法で遮光してもよい。また、補間方法とし
ては、0次補間にとらわれることなく、一次補間などで
もかまわない。
【0030】図4は本発明の第3の実施例による撮像装
置の信号処理に関するブロック図である。図4におい
て、401は操作者がカメラユニットの制御をコンピュ
ータによって行うための制御用コンピュータである。他
の部分は図2と同一に構成されているので同一符号を付
して説明を省略する。
【0031】次に上記構成による動作について説明す
る。操作者は、制御用コンピュータ401を用いてCP
U104に制御コマンドを送信することにより、カメラ
ユニットの制御を行うことができる。CPU104は制
御コマンドを受信するとコマンドを解釈してカメラ機能
の制御を行う。操作者は、カメラユニットの電源立ち上
げ後、任意の時間に制御用コンピュータ401からCP
U104にダーク画像取り込コマンドの送信を行う。コ
マンドを受けたCPU104はアイリス駆動回路部20
3によりアイリス部202を完全に遮光されるように全
閉する。固体撮像素子601から暗電流による信号が出
力されると、信号はサンプルホールド部602、AGC
回路部603を経由してA/Dコンバータ101によ
り、アナログ信号からデジタル信号に変換され、変換さ
れたダーク画像信号をメモリ制御部103によりダーク
画像用メモリ102に記憶する。以降の動作は図2及び
図3のステップS305〜S308について説明したの
と同様の処理が行われることにより、通常の撮影及び傷
部分の補間等が行われる。
【0032】なお、電源立ち上げ後から、ダーク画像取
り込コマンドの送信が行われるまでの固体撮像素子60
1の傷による画像データ補間方法はタイミングジェネレ
ータ611からの信号により、傷位置記憶用ROM61
2から傷位置情報を読み出し、サンプルホールド部60
2により画像データのラッチを行い、0次補間を用いて
傷により欠落した画像データを補う。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明による
撮像装置によれば、予めダーク画像を取り込んで記憶し
ておき、通常画像を取り込んだ時に通常画像信号とダー
ク画像信号との差を求めることにより、暗電流によるノ
イズの影響を押さえることができ、S/N比の高い画像
が得られる効果がある。
【0034】請求項2の発明による撮像装置によれば、
ダーク画像の記憶手段に、撮像手段の傷位置を示す識別
信号をメモリの対応エリアに記憶することにより、暗電
流によるノイズ対策と同時に、撮像手段の傷位置の画像
情報を効率的に補間することができる。特に、補間方法
についても従来例のようにタイミングジェネレータの信
号によりサンプルホールド部において補間する場合、0
次補間に限られるが、本発明によれば1次補間等も可能
となる。また、サンプルホールド部における補間のため
のゲートアレイを省略できるので、コストダウンも可能
であるという効果がある。
【0035】請求項3の発明による撮像装置によれば、
入射光を完全に遮光する遮光手段を設け、これを制御す
ることにより、ダーク画像信号を記憶するための遮光状
態を容易に作り出すことができ、ノイズの低減及び補間
方法にとらわれないで撮像手段の傷による画像情報の補
間を容易に行うことができるという効果がある。
【0036】請求項4の発明による撮像装置によれば、
操作者が外部制御装置から制御信号を送信し、この制御
信号に基づいてシステム制御回路等を介して各手段の制
御を行うことが可能になる。このため任意のタイミング
でダーク画像の取り込みを行うことができる効果があ
る。また、暗電流は温度等に左右されやすいが、撮像装
置周辺の環境が変化して暗電流によるノイズが増加した
場合にも迅速に対応することができるという効果もあ
る。
【0037】請求項5の発明による撮像装置によれば、
記憶手段から識別信号が読み出されたとき、遅延された
撮像信号を用いて撮像手段の傷部分の画像の補間を行う
ことにより、簡単な回路により容易に画像の補間を行う
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による撮像装置の信号処
理に関するブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例による撮像装置の信号処
理に関するブロック図である。
【図3】第2の実施例におけるダーク画像取り込に関す
る概略フローチャートである。
【図4】本発明の第3の実施例による撮像装置の信号処
理に関するブロック図である。
【図5】従来の撮像装置の信号処理に関するブロック図
である。
【符号の説明】
102 ダーク画像用メモリ 103 メモリ制御部 104 CPU 105、106 ディレイ部 107、108 セレクタ 109 減算器 202 アイリス部 203 アイリス駆動回路部 401 制御用コンピュータ 601 固体撮像素子 610 同期信号発生回路部 611 タイミツグジェネレータ部 612 傷位置記憶用ROM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射光を電気的な撮像信号に変換する撮
    像手段と、 上記入射光のないときに上記撮像手段から得られる信号
    を記憶する記憶手段と、 入射光のあるときに上記撮像手段から得られる撮像信号
    と上記記憶手段から読み出された信号との差分を求める
    演算手段とを備えた撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶手段は上記信号を記憶すると共
    に、上記撮像手段の撮像面における傷の位置を示す識別
    信号を記憶エリア上の上記傷の位置と対応するエリアに
    記憶するように成された請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記撮像手段への上記入射光を遮光する
    遮光手段と、 上記遮光手段を制御する制御手段とを備えた請求項1記
    載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記各手段を操作者が制御可能に成され
    た外部制御手段を備えた請求項1又は3記載の撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 上記撮像信号及び上記記憶手段から読み
    出された信号を遅延させる遅延手段と、 上記撮像信号と同期して上記記憶手段を読み出し、上記
    識別信号が読み出されたか否かを検出する検出手段と、 上記検出手段の検出に応じて上記遅延手段により遅延さ
    れた信号を用いて画像の補間を行う補間手段とを備えた
    請求項2記載の撮像装置。
JP7052850A 1995-03-13 1995-03-13 撮像装置 Pending JPH08251484A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7052850A JPH08251484A (ja) 1995-03-13 1995-03-13 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7052850A JPH08251484A (ja) 1995-03-13 1995-03-13 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08251484A true JPH08251484A (ja) 1996-09-27

Family

ID=12926334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7052850A Pending JPH08251484A (ja) 1995-03-13 1995-03-13 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08251484A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6181830B1 (en) 1997-04-09 2001-01-30 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Image signal correction device
US6747696B1 (en) 1999-03-26 2004-06-08 Casio Computer Co., Ltd. Camera capable of canceling noise in image data and signal processing method thereof
JP2007189297A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Megachips Lsi Solutions Inc 画像センサーデータ処理装置
US7872679B2 (en) 2006-08-14 2011-01-18 Sony Corporation Image pickup apparatus, defect compensation device, and defect-compensating method
US20150197098A1 (en) * 2014-01-13 2015-07-16 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Thermal printer and method for checking disconnection

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6181830B1 (en) 1997-04-09 2001-01-30 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Image signal correction device
US6747696B1 (en) 1999-03-26 2004-06-08 Casio Computer Co., Ltd. Camera capable of canceling noise in image data and signal processing method thereof
US7589769B2 (en) 1999-03-26 2009-09-15 Casio Computer Co., Ltd. Camera capable of canceling noise in image data and signal processing method thereof
JP2007189297A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Megachips Lsi Solutions Inc 画像センサーデータ処理装置
US7872679B2 (en) 2006-08-14 2011-01-18 Sony Corporation Image pickup apparatus, defect compensation device, and defect-compensating method
US20150197098A1 (en) * 2014-01-13 2015-07-16 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Thermal printer and method for checking disconnection
US9096072B1 (en) * 2014-01-13 2015-08-04 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Thermal printer and method for checking disconnection

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7479993B2 (en) Image device and method for removing noise
JP4008778B2 (ja) 撮像装置
US7760241B2 (en) Image capturing apparatus
US8115822B2 (en) Image capturing apparatus, for determining a subject scene included in a captured image, method for controlling the same, and program therefor
US8804011B2 (en) Imaging device
JPH06350926A (ja) ビデオカメラ
JP2725933B2 (ja) オートフォーカス装置
US6999116B1 (en) Image processing apparatus, method and computer-readable storage medium having a color suppression mechanism
JPH08251484A (ja) 撮像装置
US7436451B2 (en) Image sensing apparatus and its control method
KR19990007233A (ko) 화상처리장치 및 화상처리방법, 및 카메라장치
JPH0974516A (ja) 画像入力装置
JPH07123421A (ja) 撮像装置
JP4586431B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2006121165A (ja) 撮像装置、画像形成方法
JP4501926B2 (ja) 撮像装置およびノイズ除去方法
JP2000358195A (ja) 映像信号処理装置
JP3092431B2 (ja) ビデオカメラ
JP2000350079A (ja) テレビジョンカメラ
JP3238474B2 (ja) スチルビデオカメラのリモコン装置
JP2894210B2 (ja) カラー撮像装置及びその制御方法
JP2006157535A (ja) 撮像装置
JP2006121326A (ja) 電子カメラ
JP2002247445A (ja) 映像信号処理装置及び映像信号処理方法
JPH0951478A (ja) 撮像装置