JPH08251361A - 画像処理システム - Google Patents

画像処理システム

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JPH08251361A
JPH08251361A JP7054749A JP5474995A JPH08251361A JP H08251361 A JPH08251361 A JP H08251361A JP 7054749 A JP7054749 A JP 7054749A JP 5474995 A JP5474995 A JP 5474995A JP H08251361 A JPH08251361 A JP H08251361A
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JP
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image data
image
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image processing
area
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Application number
JP7054749A
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English (en)
Inventor
Katayuki Osugi
方之 大杉
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の画像処理装置がそれぞれ自装置で扱う
画像データの画像領域が異なっても、同じ画像データを
その画質を変化させずに共有して利用できるようにす
る。 【構成】 各画像処理装置1,2によってアクセス可能
な外部記憶装置9をLANで接続し、画像処理装置1,
2は画像データを作成したとき、その画像データを外部
記憶装置9に記憶させて、その画像データの実画像領域
を定型サイズ領域に対して定量化した相対位置関係情報
を求め、その画像データの実画像領域の外領域に対する
補正画像情報を指定し、外部記憶装置9に記憶した画像
データのファイル名と上記相対位置関係情報と上記補正
画像情報とを属性情報として外部記憶装置9に記憶させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の画像処理装置
をローカルエリアネットワーク等の通信網を介して接続
した画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理システムの各画像処理装
置は、他の装置又はシステムから画像データを入力又は
受信する場合、A3サイズやA4サイズ等の定型サイズ
の画像データを扱う画像領域は装置又はシステムによっ
てそれぞれ決まっており、入力又は受信側の装置は出力
又は送信側の装置を特定し、送信側の装置の扱う画像デ
ータの定型サイズに対する画像領域を予め認識し、自装
置の扱う画像領域に合わせて入力又は受信する画像デー
タの領域を補正していた。
【0003】つまり、定型サイズの画像領域と出力又は
送信される原画像データの領域との相対位置関係を予め
認識し、自装置にとって必要な領域と必要でない領域を
判断して、入力又は受信する画像データの領域を自装置
の扱う画像領域の大きさに補正していた。
【0004】また、自装置の扱う画像データの画像領域
に合わない画像データを入力又は受信したときには、そ
の画像データを拡大又は縮小して一律に解像度を変更
し、自装置の画像領域に合わせる装置(例えば、特開平
3−247164号公報,特開平5−46508号公報
参照)があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の画像処理システムでは、送信元の装置が特定で
きない画像データを入力又は受信したとき、その画像デ
ータの定型サイズに対する画像領域を認識できないの
で、入力又は受信した画像データの画像領域を適正に補
正できなかった。
【0006】また、自装置で扱う画像データの画像領域
と異なる大きさの画像領域の画像データを入力又は受信
したとき、その画像データを自装置で扱う画像データの
画像領域に合わせて適正に補正できなかった。
【0007】したがって、上述した装置のように自装置
の扱う画像データの画像領域に合わない画像データを入
力又は受信したとき、その画像データを拡大又は縮小し
て一律に解像度を変更してしまうと、入力又は受信した
画像データのドット数が変化してしまい、原画像データ
の画質が変化してしまうという問題があった。
【0008】さらに、画像処理システムの各画像処理装
置では同じ画像データでも自装置で扱う画像データの画
像領域と異なるときには、その画像領域を自装置で扱う
画像領域に補正して利用するので、それぞれの画像処理
装置に同じ内容の画像データが存在することになる。し
たがって、画像処理システム内で同じ画像データを複数
持つことになり、画像データの管理が不十分になるとい
う問題があった。
【0009】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、複数の画像処理装置がそれぞれ自装置で扱う画
像データの画像領域が異なっても、同じ画像データをそ
の画質を変化させずに共有して利用できるようにするこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、複数の画像処理装置をローカルエリアネ
ットワーク等の通信網を介して接続した画像処理システ
ムにおいて、上記画像処理装置によってアクセス可能な
外部記憶装置を接続し、上記画像処理装置に、外部から
入力又は自ら作成した画像データを他の装置又はシステ
ムへ出力又は送信する手段と、画像データを作成したと
き、その画像データを上記外部記憶装置に記憶させる手
段と、その作成した画像データの実画像領域を定型サイ
ズ領域に対して定量化した相対位置関係情報を求める手
段と、その画像データの実画像領域の外領域に対する補
正画像情報を指定する手段と、上記外部記憶装置に記憶
した画像データのファイル名と上記相対位置関係情報と
上記補正画像情報とを属性情報として上記外部記憶装置
に記憶させる手段を設けたものである。
【0011】また、複数の画像処理装置をローカルエリ
アネットワーク等の通信網を介して接続した画像処理シ
ステムにおいて、上記画像処理装置がアクセス可能な外
部記憶装置を接続し、上記画像処理装置に、外部から入
力又は自ら作成した画像データを他の装置又はシステム
へ出力又は送信する手段と、画像データを作成したと
き、その画像データを上記外部記憶装置に記憶させる手
段と、その手段によって記憶した画像データのファイル
名と該ファイル名から変換した登録IDとを対応させて
管理する原画像管理処理手段と、上記作成した画像デー
タの実画像領域を定型サイズ領域に対して定量化した相
対位置関係情報を求める手段と、その画像データの実画
像領域の外領域に対する補正画像情報を指定する手段
と、上記外部記憶装置に記憶した画像データのファイル
名に対応する登録IDと上記相対位置関係情報と上記補
正画像情報とを属性情報として上記外部記憶装置に記憶
させる手段を設けるとよい。
【0012】さらに、上記原画像管理処理手段が、上記
作成された画像データを用いて他の新しい画像データが
作成されたこととその新しい画像データが削除されたこ
とを示す原画像使用履歴情報を登録する手段を有するよ
うにするとよい。
【0013】
【作用】この発明による画像処理装置は、ローカルエリ
アネットワーク等の通信網によってアクセス可能な外部
記憶装置を接続し、画像処理装置が画像データを作成し
たとき、その画像データを外部記憶装置に記憶させて、
その作成した画像データの実画像領域を定型サイズ領域
に対して定量化した相対位置関係情報を求めて、その画
像データの実画像領域の外領域に対する補正画像情報を
指定し、外部記憶装置に記憶した画像データのファイル
名とその相対位置関係情報とその補正画像情報とを属性
情報として外部記憶装置に記憶させる。
【0014】したがって、各画像処理装置では画像デー
タを受信したとき、その位置属性に基づいて画像データ
の画質を変化させずに自装置で扱う画像領域に適正に補
正することができる。さらに、画像データを外部記憶装
置に記憶させて共有することができ、その格納場所をそ
れぞれの画像処理装置で所有するようにすれば、同じ画
像データを一元管理することができ、各画像処理装置は
同じ画像データを共有して利用することができる。
【0015】また、画像処理装置が画像データを作成し
たとき、その画像データをローカルエリアネットワーク
等の通信網によってアクセス可能な外部記憶装置に記憶
させて、その記憶した画像データのファイル名とそのフ
ァイル名から変換した登録IDとを対応させて管理し
て、作成した画像データの実画像領域を定型サイズ領域
に対して定量化した相対位置関係情報を求め、その画像
データの実画像領域の外領域に対する補正画像情報を指
定し、外部記憶装置に記憶した画像データのファイル名
に対応する登録IDとその相対位置関係情報とその補正
画像情報とを属性情報として外部記憶装置に記憶させる
ようにする。
【0016】このようにすれば、各画像処理装置は画像
データを作成したとき、登録IDで属性情報を保存する
ことができ、その画像データを使用するときには属性情
報の登録IDをファイル名に変換してアクセスすること
ができ、外部記憶装置に記憶した画像データの格納場所
を移動したりファイル名を変更したりしたとき、登録I
Dのファイル名だけを変更するのみで済む。
【0017】さらに、上記作成された画像データを用い
て他の新しい画像データが作成されたことと、その新し
い画像データが削除されたことを示す原画像使用履歴情
報を登録するようにすれば、画像データを用いての新規
作成や削除等の使用状況を把握することができ、画像デ
ータの保存管理を充分に行なえる。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例である画像
処理システムの構成を示す図である。この画像処理シス
テムは、画像処理装置1と画像処理装置2とを接続した
ローカルエリアネットワーク(LAN)X5によるシス
テムと、画像処理装置3と画像処理装置4とを接続した
ローカルエリアネットワーク(LAN)Y6とからな
り、画像処理装置1と画像処理装置3とが公衆回線網7
を介して接続され、LANX5とLANY6とを接続し
ている。また、LANX5には外部記憶装置9が接続さ
れ、LANY6には外部記憶装置10が接続されてい
る。さらに、その公衆回線網7にはファクシミリ装置8
が接続されている。
【0019】画像処理装置1は、中央処理装置11,入
力装置12,表示装置13,画像入力装置14,出力装
置15からなり、画像処理装置2は、中央処理装置2
1,入力装置22,表示装置23,画像入力装置24か
らなる。画像処理装置3は、中央処理装置31,入力装
置32,表示装置33からなり、画像処理装置4は、中
央処理装置41,入力装置42,表示装置43,出力装
置45からなる。
【0020】中央処理装置11,21,31,41は、
CPU,ROM,及びRAM等からなるマイクロコンピ
ュータを内蔵し、装置全体の制御処理を司る。入力装置
12,22,32,42は、各種操作情報を入力するキ
ーボードやマウス等の入力装置である。表示装置13,
23,33,43は、画像データや各種の作業画面やメ
ッセージ等を表示するCRTやLCD等のディスプレイ
装置である。
【0021】画像入力装置14,24は、原稿等に記載
された文書等の画像を読み取ってその画像データを入力
するスキャナ等の画像読取装置である。出力装置15,
45は、画像データ等を紙に印刷するドットプリンタ,
インクジェットプリンタ,レーザプリンタ等の印刷装置
である。また、ファクシミリ装置8は公衆回線網7を介
して受信した画像データを紙に印刷する。
【0022】外部記憶装置9と10は、それぞれハード
ディスク装置(HDD)と光磁気ディスク装置(MD)
とファイルサーバとからなる。外部記憶装置9のファイ
ルサーバは各画像処理装置1,2からのアクセスによっ
てHDD又はMDに対する画像データや属性情報などの
書き込み及び読み出しの制御を司る。外部記憶装置10
のファイルサーバは各画像処理装置3,4からのアクセ
スによってHDD又はMDに対する画像データや属性情
報などの書き込み及び読み出しの制御を司る。
【0023】この画像処理システムは、画像処理装置1
と画像処理装置2とがLANX5を介して画像データを
遣り取りすることができ、画像処理装置3と画像処理装
置4とがLANY6を介して画像データを遣り取りする
ことができ、画像処理装置1と画像処理装置3とが公衆
回線網7を介して画像データを遣り取りすることができ
る。
【0024】また、画像処理装置1は画像処理装置3と
LANY6と公衆回線網7を介して画像処理装置4と画
像データを遣り取りすることができ、画像処理装置3は
画像処理装置1とLANX5と公衆回線網7を介して画
像処理装置2と画像データを遣り取りすることができ
る。
【0025】さらに、画像処理装置2は画像処理装置1
と画像処理装置3とLANX5とLANY6と公衆回線
網7を介して画像処理装置4と画像データを遣り取りす
ることができ、画像処理装置4は画像処理装置1と画像
処理装置3とLANX5とLANY6と公衆回線網7を
介して画像処理装置2と画像データを遣り取りすること
ができる。
【0026】また、画像処理装置1と画像処理装置3は
公衆回線網7を介してファクシミリ装置8と画像データ
を遣り取りすることができ、画像処理装置2は画像処理
装置1とLANX5と公衆回線網7を介してファクシミ
リ装置8と画像データを遣り取りすることができ、画像
処理装置4は画像処理装置3とLANY6と公衆回線網
7を介してファクシミリ装置8と画像データを遣り取り
することができる。
【0027】さらにまた、画像処理装置1と2は、外部
記憶装置9にアクセスして画像データやその属性情報を
記憶したり、そこに記憶されている画像データを読み出
して利用することができる。画像処理装置3と4は、外
部記憶装置10にアクセスして画像データやその属性情
報を記憶したり、そこに記憶されている画像データを読
み出して利用することができる。
【0028】図2は、画像処理装置1の中央処理装置1
1の内部構成を示すブロック図である。中央処理装置1
1はCPU50,ROM51,RAM52,リアルタイ
ムクロック(RTC)53,ダイレクトメモリアクセス
コントローラ(DMAC)54,インタラプトコントロ
ーラ(INTC)55,タイマ(TIMER)56,フ
ロッピディスクコントローラ(FDC)57,及びフロ
ッピディスク装置(FDD)58を備えている。
【0029】さらに、画像入力装置インタフェース(I
/F)59,ハードディスクコントローラ(HDC)6
0,ハードディスク装置(HDD)61,出力装置I/
F62,ファクシミリインタフェース(FAXI/F)
63,ローカルエリアネットワークインタフェース(L
ANI/F)64,表示装置インタフェース(I/F)
65,入力装置インタフェース(I/F)66,及び内
部バス67をも備えている。
【0030】図3は、画像処理装置2の中央処理装置2
1の内部構成を示すブロック図であり、図2と共通する
部分には同一符号を付している。中央処理装置21はC
PU50,ROM51,RAM52,RTC53,DM
AC54,INTC55,TIMER56,FDC5
7,FDD58,画像入力装置I/F59,HDC6
0,HDD61,LANI/F64,表示装置I/F6
5,入力装置I/F66,及び内部バス67からなる。
【0031】図4は、画像処理装置3の中央処理装置3
1の内部構成を示すブロック図であり、図2及び図3と
共通する部分には同一符号を付している。中央処理装置
31はCPU50,ROM51,RAM52,RTC5
3,DMAC54,INTC55,TIMER56,F
DC57,FDD58,HDC60,HDD61,FA
XI/F63,LANI/F64,表示装置I/F6
5,入力装置I/F66,及び内部バス67からなる。
【0032】図5は、画像処理装置4の中央処理装置4
1の内部構成を示すブロック図であり、図2乃至図4と
共通する部分には同一符号を付している。中央処理装置
41はCPU50,ROM51,RAM52,RTC5
3,DMAC54,INTC55,TIMER56,F
DC57,FDD58,HDC60,HDD61,出力
装置I/F62,LANI/F64,表示装置I/F6
5,入力装置I/F66,及び内部バス67からなる。
【0033】CPU50は、この装置全体の制御とこの
発明に係る画像データに対する各種の処理を司る。RO
M51は、CPU50が参照するこの装置の制御プログ
ラムや各種処理プログラムを格納する読み出し専用メモ
リである。RAM52は、CPU50の作業エリアであ
る読み出し及び書き込み可能なメモリである。
【0034】RTC53は、リアルタイム処理用のクロ
ック信号を発生する。DMAC54は、画像入力装置I
/F59,FAXI/F63,LANI/F64から入
力される画像データをRAM52へ転送したり、RAM
52に格納された画像データを出力装置I/F62,F
AXI/F63,LANI/F64,FDC57,HD
C60へ転送したりする。
【0035】INTC55は、TIMER56からのC
PU50への割り込み命令の出力制御を司る。TEME
R56は、CPU50への割り込み命令の出力を司る。
FDC57は、FDD58に対する画像データと属性情
報からなる画情報を書き込み又は読み出す制御を司る。
FDD58は、画像データと属性情報からなる画情報を
記憶するフロッピディスク装置である。
【0036】画像入力装置I/F59は、画像入力装置
から出力される画像データの入力制御を司るシリアルイ
ンタフェースである。HDC60は、HDD61に対す
る画像データとその属性情報からなる画情報を書き込み
又は読み出す制御を司る。HDD61は、画像データと
その属性情報からなる画情報を記憶するハードディスク
装置である。
【0037】出力装置I/F62は、出力装置へ画情報
を出力する制御を司るパラレルインタフェースである。
FAXI/F63は、公衆回線網7を介して他の画像処
理装置やファクシミリ装置8へ画像情報を送信し、他の
画像処理装置や外部記憶装置のファイルサーバやファク
シミリ装置8から画情報を受信する制御を司る。
【0038】LANI/F64は、LANを介して他の
画像処理装置又は外部記憶装置のファイルサーバへ画像
情報を送信し、他の画像処理装置又は外部記憶装置のフ
ァイルサーバから画情報を受信する制御を司る。表示装
置I/F65は、画情報を表示装置へ出力する制御を司
る。入力装置I/F66は入力装置からの操作情報の入
力を制御する。内部バス67は上記各モジュールを接続
し、各モジュール間でデータの遣り取りを行なうための
通信線である。
【0039】すなわち、上記FAXI/F63とLAN
I/F64は、外部から入力又は自ら作成した画像デー
タを他の装置又はシステムへ出力又は送信する手段に相
当する。
【0040】また、上記CPU50は、画像データを作
成したとき、その画像データを外部記憶装置に記憶させ
る手段と、その作成した画像データの実画像領域を定型
サイズ領域に対して定量化した相対位置関係情報を求め
る手段と、その画像データの実画像領域の外領域に対す
る補正画像情報を指定する手段と、外部記憶装置に記憶
した画像データのファイル名と相対位置関係情報と補正
画像情報とを属性情報として外部記憶装置に記憶させる
手段に相当する。
【0041】次に、この実施例の画像処理システムの画
像処理装置における画像データの作成時の処理について
説明する。図6は、その処理を示すフローチャートであ
る。この処理は、ステップ(図中「S」で示す)1で画
像データを作成すると、ステップ2へ進んでその画像デ
ータの定型サイズ領域を認識し、ステップ3へ進んでそ
の画像データの水平ドット数と垂直ライン数を認識す
る。
【0042】その後、ステップ4へ進んでその画像デー
タの実画像領域を定型サイズ領域に対して定量化した相
対位置関係情報を求め、ステップ5へ進んで実画像領域
の外領域に対する補正画像情報が指定されると、ステッ
プ6へ進んで原画像データファイル有無を判断して、画
像データを内部に持つ指定があったら原画像データファ
イル無と判断し、画像データを一元管理するために画像
データとその属性情報を別ファイルとして持つ指定があ
ったら原画像データファイル有と判断する。
【0043】ステップ6で原画像データファイル有と判
断したら、ステップ7へ進んで画像データを原画像デー
タとして外部記憶装置のファイルサーバを介してそのH
DD又はMOのファイルに格納して、ステップ8へ進ん
でその画像データの属性情報ファイルに相対位置関係情
報と補正画像情報を格納し、その属性情報の原画像デー
タファイル有無領域に有を設定する。
【0044】そして、ステップ9へ進んで属性情報ファ
イルに原画像データファイル名を付加して、自装置のF
DD又はHDDに、又は外部記憶装置のファイルサーバ
を介してHDD又はMOにセーブして、この処理を終了
する。
【0045】一方、ステップ6で原画像データファイル
無と判断したら、ステップ10へ進んで相対位置関係情
報と補正画像情報の属性情報の原画像データファイル有
無領域に無を設定し、ステップ11へ進んで属性情報に
原画像データを付加して自装置のFDD又はHDDにセ
ーブして、この処理を終了する。
【0046】この画像データ作成時の処理において、原
画像データファイルを同じネットワーク内で一元管理す
るときには、画像処理装置はRAM52に展開されてい
る画像データの原画像データファイルをネットワークO
Sを使用して、LANI/F64を経由して外部記憶装
置のファイルサーバへ送り、そのファイルサーバのHD
D又はMOにセーブする。
【0047】そして、その原画像データの相対位置関係
情報と補正画像情報と原画像データファイル有などの属
性情報に原画像データファイル名を付加し、それを属性
情報ファイルとして自装置のFDD58又はHDD61
にセーブし、あるいはLANI/F64を経由して外部
記憶装置のファイルサーバへ送り、そのファイルサーバ
のHDD又はMOにセーブする。
【0048】また、画像処理装置は作成した画像データ
を原画像データファイル管理外のネットワークに接続さ
れている画像処理装置に転送する場合、原画像データの
相対位置関係情報と補正画像情報と原画像データファイ
ル無などの属性情報に原画像データファイル名を付加
し、それに画像データを付加し、それらを原画像データ
ファイルとして自装置のFDD58又はHDD61のフ
ァイルにセーブする。
【0049】そして、各画像処理装置は外部記憶装置に
アクセスして、その外部記憶装置に格納されている原画
像データファイル名を指定し、その原画像データファイ
ル名の原画像データファイルを読み出して使用すること
ができる。
【0050】次に、具体的な相対位置関係情報を求める
例について説明する。図7は、受信した画像データのフ
ォーマットの一例を示す図である。この画像データは、
定型サイズA4,8ドット/mm,7.7本/mmであ
り、水平ドット数が1728ドット,垂直ライン数が2
300ラインである。
【0051】図8は、図7の画像データの実画像領域と
定型サイズ領域を示すフォーマット図である。定型サイ
ズ領域70の水平ドット数は1680ドットであり、垂
直ライン数は2286ラインであり、この領域の位置は
P1(0,0)及びP2(1680,2286)の2点
の座標値で表せる。
【0052】この定型サイズ領域70の座標値に基づい
て、定型サイズ領域70に対して定量化した図8の画像
データの実画像領域71の相対位置関係情報は、P3
(X1,Y1)及びP4(X2,Y2)であり、この相対位
置関係情報を位置属性として図7の画像データに付加す
る。
【0053】次に、具体的な補正画像情報について説明
する。図9は、作成した画像データのフォーマットの一
例を示す図である。この画像データは、黒べたの画像デ
ータ中に白抜き文字の「A4」が入っており、この画像
データの外領域を黒画像として指定すると、外処理属性
として補正画像情報の「黒画像」が画像データに付加さ
れる。
【0054】例えば、図9の画像データの定型サイズ領
域の水平ドット数と垂直ライン数とからその領域の位置
を示す座標値がP1(0,0)及びP2(X0,Y0)の
2点であり、その定型サイズ領域の座標値に基づいて、
定型サイズ領域に対して定量化した図9の画像データの
実画像領域の相対位置関係情報をP3(X1,Y1)及び
P4(X2,Y2)とする。この相対位置関係情報を位置
属性として、また補正画像情報を外処理属性として画像
データに付加する。
【0055】次に、属性情報と原画像データのファイル
フォーマットの一例について説明する。図10は属性情
報ファイルのフォーマットの一例を示す図である。属性
情報ファイルは、相対位置関係情報と補正画像情報を含
む属性情報に原画像データファイル名を付加している。
図11は原画像データファイルのフォーマットの一例を
示す図である。原画像データファイルは、相対位置関係
情報と補正画像情報を含む属性情報に画像データを原画
像データとして付加している。
【0056】図12は属性情報のフォーマットの一例を
示す図である。図12の(a)に示すように、この属性
情報のエリアには、定型サイズ,画像データ型式,解像
度,定型サイズ領域座標,実画像領域座標,外処理属性
(補正画像情報),原画像データファイル有無等の情報
を格納する。
【0057】例えば、原画像データファイル有の場合、
図12の(b)に示すように、定型サイズ「A4」,画
像データ型式「MMR」,解像度「200dpi」,定
型サイズ領域座標「P1(0,0),P2(X0
0)」,実画像領域座標「P3(X1,Y1),P4
(X2,Y2)」,外処理属性「黒」,原画像データファ
イル有無「有」が格納され、その後に原画像データファ
イル名「fsl:gazou/kihon.zu1」が
付加される。
【0058】また、原画像データファイル無の場合、図
12の(c)に示すように、定型サイズ「A4」,画像
データ型式「MMR」,解像度「200dpi」,定型
サイズ領域座標「P1(0,0),P2(X0
0)」,実画像領域座標「P3(X1,Y1),P4
(X2,Y2)」,外処理属性「黒」,原画像データファ
イル有無「無」,原画像データが格納される。
【0059】このようにして、各画像処理装置では画像
データを受信したとき、その属性情報に基づいて画像デ
ータの画質を変化させずに自装置で扱う画像領域に適正
に補正することができる。さらに、画像データを外部記
憶装置に記憶させて共有することができ、その格納場所
をそれぞれの画像処理装置で所有して同じ画像データを
一元管理することができ、各画像処理装置は同じ画像デ
ータを共有して利用することができる。
【0060】次に、この実施例の画像処理システムにお
いて原画像データファイルを移動したり原画像データフ
ァイル名を変更したとき、複数の属性情報ファイルを変
更しなくてもよいようにする場合の実施例について説明
する。この場合の画像処理システムの各画像処理装置の
機能が上述の実施例のときとは若干異なる。
【0061】すなわち、この場合の各画像処理装置のC
PU50は、画像データを作成したとき、その画像デー
タを外部記憶装置に記憶させる手段と、その記憶させた
画像データのファイル名とそのファイル名から変換した
登録IDとを対応させて管理する原画像管理処理手段の
機能を果たす。
【0062】さらに、作成した画像データの実画像領域
を定型サイズ領域に対して定量化した相対位置関係情報
を求める手段と、その画像データの実画像領域の外領域
に対する補正画像情報を指定する手段と、外部記憶装置
に記憶した画像データのファイル名に対応する登録ID
と相対位置関係情報と補正画像情報とを属性情報として
外部記憶装置に記憶させる手段の機能も果たす。
【0063】次に、この場合の画像処理装置における画
像データの作成時の処理について説明する。図13は、
その処理を示すフローチャートである。この処理は、ス
テップ(図中「S」で示す)21で画像データを作成す
ると、ステップ22へ進んでその画像データの定型サイ
ズ領域を認識し、ステップ23へ進んでその画像データ
の水平ドット数と垂直ライン数を認識する。
【0064】その後、ステップ24へ進んでその画像デ
ータの実画像領域を定型サイズ領域に対して定量化した
相対位置関係情報を求め、ステップ25へ進んで実画像
領域の外領域に対する補正画像情報が指定されると、ス
テップ26へ進んで原画像データファイル有無を判断す
る。
【0065】そして、画像データを内部に持つ指定があ
ったら原画像データファイル無と判断し、画像データを
一元管理するために画像データとその属性情報を別ファ
イルとして持ち、登録IDで登録する指定があったら原
画像データファイル有の登録ID指定と判断する。
【0066】ステップ26で原画像データファイル有の
登録ID指定と判断したら、ステップ27へ進んで画像
データを原画像データとして外部記憶装置のファイルサ
ーバを介してそのHDD又はMOのファイルに格納し
て、原画像管理処理によって画像データのファイル名か
ら登録IDに変換する。
【0067】そして、ステップ28へ進んでその画像デ
ータの属性情報ファイルに相対位置関係情報と補正画像
情報を格納し、その属性情報の原画像データファイル有
無領域にID指定を設定し、ステップ29へ進んで属性
情報ファイルに登録IDを付加して、自装置のFDD又
はHDDに、又は外部記憶装置のファイルサーバを介し
てHDD又はMOにセーブして、この処理を終了する。
【0068】一方、ステップ26で原画像データファイ
ル無と判断したら、ステップ30へ進んで相対位置関係
情報と補正画像情報の属性情報の原画像データファイル
有無領域に無を設定し、ステップ31へ進んで属性情報
に原画像データを付加して自装置のFDD又はHDDに
セーブして、この処理を終了する。
【0069】この処理は、作成した画像データの相対位
置関係情報と補正画像情報の属性情報を作成し、原画像
データファイル有りと判定するとID指定の処理を行な
う。このID指定の処理は、原画像管理処理機能によっ
て外部記憶装置に保存する原画像ファイルのファイル名
をその原画像管理処理で管理できる登録IDに変換し、
例えばRAM52にその登録IDと対応するファイル名
とを原画像管理テーブルとして登録し、その登録IDと
属性情報とからなる属性情報ファイルを作成して、それ
を原画像ファイルとは別ファイルとしてセーブする。
【0070】図14は、画像データのファイル名をそれ
に対応する登録IDに変換する処理を示すフローチャー
トである。この処理は、ファイル名が指定されると、ス
テップ(図中「S」で示す)41で原画像管理処理機能
によって割り当てていない登録IDを設定し、ステップ
42へ進んで原画像管理処理機能によって管理される原
画像管理テーブルに指定されたファイル名とその設定し
た登録IDとを対応させて登録し、ステップ43へ進ん
でその登録IDを属性情報ファイル作成のために渡し
て、この処理を終了する。
【0071】図15は、原画像データファイルの移動と
原画像データファイル名の変更時の処理を示すフローチ
ャートである。この処理は、原画像データファイルの移
動と原画像データファイル名の変更が生じたとき、原画
像管理処理機能によってステップ(図中「S」で示す)
51でその登録IDと変更ファイル名の指定により、指
定された登録IDの原画像データファイルの移動を行な
う。
【0072】そして、ステップ52へ進んで原画像管理
テーブルの該当する登録IDのファイル名を変更して、
この処理を終了する。したがって、各画像処理装置が持
っている属性情報ファイルを登録IDで保持しているの
で、それぞれの装置では変更しなくても済む。
【0073】図16は、登録IDによって原画像データ
ファイルにアクセスするときの処理を示すフローチャー
トである。この処理は、ステップ(図中「S」で示す)
61で属性情報ファイルより原画像データファイルの登
録IDを取り出し、ステップ62へ進んで原画像管理処
理機能によって原画像管理テーブルでその登録IDに対
応するファイル名に変換する。
【0074】そして、ステップ63へ進んでその取得し
たファイル名で外部記憶装置のファイルサーバから原画
像データファイルを読み込み、ステップ64へ進んで属
性情報の相対位置関係と補正画像情報によってその原画
像データファイルの画像データを領域補正する加工を行
なって、この処理を終了する。
【0075】この処理は、属性情報ファイルより原画像
データファイルの登録IDを取り出し、原画像管理処理
機能によってその登録IDから原画像管理テーブルに登
録されている原画像データファイル名に変換し、そのフ
ァイル名によって外部記憶装置のファイルサーバのHD
D又はMOにアクセスし、そのファイル名に対応する原
画像データファイルを読み出して読み込み、その原画像
データファイルに対応する属性情報により原画像データ
を目的の画像データに、つまり、自装置で扱う画像領域
にあった画像データに加工する。
【0076】次に、この実施例の場合の属性情報と原画
像データのファイルフォーマットの一例について説明す
る。図17は属性情報ファイルのフォーマットのその他
の例を示す図である。この属性情報ファイルは、相対位
置関係情報と補正画像情報を含む属性情報に原画像デー
タファイル名から変換した原画像の登録IDを付加して
いる。
【0077】図18はその属性情報のフォーマットの一
例を示す図である。図18の(a)に示すように、この
属性情報のエリアには、定型サイズ,画像データ型式,
解像度,定型サイズ領域座標,実画像領域座標,外処理
属性(補正画像情報),原画像データファイル有無&I
D指定等の情報を格納する。
【0078】例えば、原画像データファイル有の場合、
図18の(b)に示すように、定型サイズ「A4」,画
像データ型式「MMR」,解像度「200dpi」,定
型サイズ領域座標「P1(0,0),P2(X0
0)」,実画像領域座標「P3(X1,Y1),P4
(X2,Y2)」,外処理属性「黒」,原画像データファ
イル有無&ID指定「ID指定」が格納され、その後に
原画像データファイル名「AB−12」が付加される。
【0079】このようにして、各画像処理装置では画像
データを作成したとき、登録IDで属性情報を保存し、
その画像データを使用するときには属性情報の登録ID
をファイル名に変換してアクセスするので、外部記憶装
置に記憶した画像データの格納場所を移動したりファイ
ル名を変更したりしたときには、登録IDのファイル名
だけを変更するのみで済む。
【0080】次に、この実施例の画像処理システムにお
いて原画像データファイルの画像データの使用履歴を管
理できるようにする場合の実施例について説明する。こ
の場合の画像処理システムの各画像処理装置には、上述
の実施例の画像処理装置の機能に新たな機能を設けてい
る。
【0081】すなわち、この場合の各画像処理装置のC
PU50は、作成された画像データを用いて他の新しい
画像データが作成されたことと、その新しい画像データ
が削除されたことを示す原画像使用履歴情報を登録する
手段の機能を果たす。その原画像使用履歴情報は、例え
ばRAM52,FDD58,又はHDD61に登録する
とよい。
【0082】図19は、原画像データファイルの画像デ
ータを用いて新たな画像データを作成するとき、又はそ
の作成した画像データを削除するときの処理を示すフロ
ーチャートである。この処理は、ステップ(図中「S」
で示す)71で作成か削除かを判断して、削除ならステ
ップ76へ進んで削除対象の画像データを削除し、その
画像データの属性情報ファイルを削除してこの処理を終
了する。
【0083】また、ステップ71の判断で作成なら、ス
テップ72へ進んで既存の原画像データを使用して新画
像データを作成し、ステップ73へ進んでその新画像デ
ータの相対位置関係情報と補正画像情報の属性情報を作
成し、ステップ74へ進んでその相対位置関係情報と補
正画像情報の属性情報と登録IDとによって属性情報フ
ァイルを作成してセーブし、ステップ75へ進んで登録
IDを指定して原画像管理処理機能によってその登録I
Dに対応する原画像使用履歴情報を更新して、この処理
を終了する。
【0084】この処理は、既に作成されている原画像デ
ータを使用して別の新しい画像データを作成した場合、
その新しい画像データの相対位置関係情報と補正画像情
報の属性情報を作成し、その属性情報に画像データのフ
ァイル名に対応する登録IDとして原画像データファイ
ルの属性情報ファイルの登録IDと同じIDを付加し、
それを属性情報ファイルとしてセーブする。
【0085】その後、原画像管理処理機能によってその
登録IDに対応する画像データのファイルの使用履歴と
して、新規作成したことを示す情報の使用履歴情報を更
新する。また、新規作成した画像データファイルを削除
する場合、その属性情報ファイルを削除し、その登録I
Dに対応する画像データのファイルの使用履歴として、
削除したことを示す情報の使用履歴情報を更新する。
【0086】図20は、原画像管理処理機能による指定
された登録IDの使用履歴処理を示すフローチャートで
ある。この処理は、ステップ(図中「S」で示す)81
で指定された登録IDに対応する原画像管理テーブルを
アクセスし、ステップ82へ進んで作成か削除かを判断
して、作成ならステップ83へ進んで作成カウンタを1
つカウントアップし、ステップ84へ進んで使用カウン
タを1つカウントアップし、ステップ85へ進む。
【0087】また、ステップ82の判断で削除ならステ
ップ87へ進んで削除カウンタを1つカウントアップ
し、ステップ88へ進んで使用カウンタを1つカウント
ダウンし、ステップ85へ進む。そして、ステップ85
ではその登録IDに対応する原画像管理テーブルをセー
ブし、ステップ86へ進んで原画像使用履歴情報ファイ
ルにアクセスして記録を追加する。
【0088】この処理は、原画像データファイルの画像
データによって画像データを新規作成又はその新規作成
した画像データを削除したとき、原画像管理処理機能に
よってその新規作成又は削除対象の登録IDに対応する
原画像管理テーブルにアクセスする。
【0089】この原画像管理テーブルは、現在使用され
ている属性情報ファイルの個数を示す使用カウンタと、
属性情報が作成されたのべ回数を示す作成カウンタと、
属性情報が削除されたのべ回数を示す削除カウンタとが
あり、作成のときは作成カウンタと使用カウンタをそれ
ぞれ1つづつアップさせ、削除のときは削除カウンタを
1つアップさせ使用カウンタを1つダウンさせる。
【0090】そして、これらのカウンタ情報を更新した
原画像管理テーブルをセーブする。その後、ファイルに
原画像使用履歴情報ファイルに処理した時間,登録I
D,処理情報の使用履歴を追加する。
【0091】このようにして、既に作成された画像デー
タを用いて他の新しい画像データを作成したときそれを
示す原画像使用履歴情報を登録し、その新規作成の画像
データを削除したときにそれを示す原画像使用履歴情報
を登録することにより、原画像データファイルの画像デ
ータを用いた画像データの新規作成や削除等の使用状況
を把握することができ、画像データの保存管理を充分に
行なえる。
【0092】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る画像処理システムによれば、複数の画像処理装置がそ
れぞれ自装置で扱う画像データの画像領域が異なる場合
でもそれぞれが同じ画像データをその画質を変化させず
に共有して利用することができ、画像データをシステム
内で一元管理することができる。また、同じような画像
データを複数保存しなくてもよくなり、メモリを節約す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である画像処理システムの
構成を示す図である。
【図2】図1に示す画像処理装置1の中央処理装置11
の内部構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示す画像処理装置2の中央処理装置21
の内部構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示す画像処理装置3の中央処理装置31
の内部構成を示すブロック図である。
【図5】図1に示す画像処理装置4の中央処理装置41
の内部構成を示すブロック図である。
【図6】図1に示す画像処理システムの画像処理装置に
おける画像データの作成時の処理を示すフローチャート
である。
【図7】図1に示す画像処理システムの画像処理装置が
受信した画像データのフォーマットの一例を示す図であ
る。
【図8】図7に示す画像データの実画像領域と定型サイ
ズ領域を示すフォーマット図である。
【図9】図1に示す画像処理システムの画像処理装置に
よって作成した画像データのフォーマットの一例を示す
図である。
【図10】属性情報ファイルのフォーマットの一例を示
す図である。
【図11】同じく属性情報ファイルのフォーマットの一
例を示す図である。
【図12】属性情報のデータフォーマットの一例を示す
図である。
【図13】図1に示す画像処理システムの画像処理装置
における画像データの作成時の他の処理例を示すフロー
チャートである。
【図14】画像データのファイル名をそれに対応する登
録IDに変換する処理を示すフローチャートである。
【図15】原画像データファイルの移動と原画像データ
ファイル名の変更時の処理を示すフローチャートであ
る。
【図16】登録IDによって原画像データファイルにア
クセスするときの処理を示すフローチャートである。
【図17】属性情報ファイルのその他のフォーマット例
を示す図である。
【図18】図17に示す属性情報のフォーマットの一例
を示す図である。
【図19】原画像データファイルの画像データを用いて
新たな画像データの作成又はその作成した画像データを
削除するときの処理を示すフローチャートである。
【図20】原画像管理処理機能による指定された登録I
Dの使用履歴処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1〜4:画像処理装置 5:LANX 6:LANY 7:公衆回線網 8:ファクシミリ装置 9,10:外部記憶装置 11,21,31,41:中央処理装置 12,22,32,42:入力装置 13,23,33,43:表示装置 14,24:画像入力装置 15,45:出力装置 50:CPU 51:ROM 52:RAM 53:リアルタイムクロック(RT
C) 54:ダイレクトメモリアクセスコントローラ(DMA
C) 55:インタラプトコントローラ(INTC) 56:タイマ(TIMER) 57:フロッピディスクコントローラ(FDC) 58:フロッピディスク装置(FDD) 59:画像入力装置インタフェース(I/F) 60:ハードディスクコントローラ(HDC) 61:ハードディスク装置(HDD) 62:出力装置I/F 63:ファクシミリインタフェース(FAXI/F) 64:ローカルエリアネットワークインタフェース(L
ANI/F) 65:表示装置インタフェース(I/F) 66:入力装置インタフェース(I/F) 67:内部バス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像処理装置をローカルエリアネ
    ットワーク等の通信網を介して接続した画像処理システ
    ムにおいて、 前記画像処理装置によってアクセス可能な外部記憶装置
    を接続し、前記画像処理装置に、外部から入力又は自ら
    作成した画像データを他の装置又はシステムへ出力又は
    送信する手段と、画像データを作成したとき、該画像デ
    ータを前記外部記憶装置に記憶させる手段と、その作成
    した画像データの実画像領域を定型サイズ領域に対して
    定量化した相対位置関係情報を求める手段と、該画像デ
    ータの実画像領域の外領域に対する補正画像情報を指定
    する手段と、前記外部記憶装置に記憶した画像データの
    ファイル名と前記相対位置関係情報と前記補正画像情報
    とを属性情報として前記外部記憶装置に記憶させる手段
    とを設けたことを特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 複数の画像処理装置をローカルエリアネ
    ットワーク等の通信網を介して接続した画像処理システ
    ムにおいて、 前記画像処理装置がアクセス可能な外部記憶装置を接続
    し、前記画像処理装置に、外部から入力又は自ら作成し
    た画像データを他の装置又はシステムへ出力又は送信す
    る手段と、画像データを作成したとき、該画像データを
    前記外部記憶装置に記憶させる手段と、該手段によって
    記憶した画像データのファイル名と該ファイル名から変
    換した登録IDとを対応させて管理する原画像管理処理
    手段と、前記作成した画像データの実画像領域を定型サ
    イズ領域に対して定量化した相対位置関係情報を求める
    手段と、該画像データの実画像領域の外領域に対する補
    正画像情報を指定する手段と、前記外部記憶装置に記憶
    した画像データのファイル名に対応する登録IDと前記
    相対位置関係情報と前記補正画像情報とを属性情報とし
    て前記外部記憶装置に記憶させる手段とを設けたことを
    特徴とする画像処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像処理システムにおい
    て、 前記原画像管理処理手段が、前記作成された画像データ
    を用いて他の新しい画像データが作成されたことと該新
    しい画像データが削除されたことを示す原画像使用履歴
    情報を登録する手段を有することを特徴とする画像処理
    システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006166322A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Canon Inc ネットワークカメラ及びネットワークカメラの音声再生方法
US8149436B2 (en) 1998-12-28 2012-04-03 Panasonic System Networks Co., Ltd. Network facsimile apparatus

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