JPH0825134B2 - レンズ形状表示装置 - Google Patents

レンズ形状表示装置

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JPH0825134B2
JPH0825134B2 JP2268116A JP26811690A JPH0825134B2 JP H0825134 B2 JPH0825134 B2 JP H0825134B2 JP 2268116 A JP2268116 A JP 2268116A JP 26811690 A JP26811690 A JP 26811690A JP H0825134 B2 JPH0825134 B2 JP H0825134B2
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、眼鏡フレームのレンズ枠にレンズを枠入れ
するために、眼鏡レンズの周縁形状を表示して立体的に
レンズ枠の形状を把握し、その形状に応じた形に玉摺機
で研削できるようにするためのレンズ形状表示装置に関
する。
(従来の技術) 一般に、眼鏡フレーム(眼鏡枠)には、レンズを取り
付けるV字状のヤゲン溝が内周面全体にわたって形成さ
れている。このため、この眼鏡フレームに取り付けられ
るレンズの周面にはヤゲン(V字状突部)が形成されて
いる必要がある。
ところで、このヤゲンが形成される位置によっては、
レンズを眼鏡フレームに装着したとき、レンズ側面の眼
鏡フレームの前側に突出する量が多くなって、見栄えが
損なわれる虞がある。
従って、従来の玉摺機においては、眼鏡フレームのレ
ンズ枠形状と被加工レンズの形状により、レンズの厚さ
方向の適切なヤゲン位置を選ぶ必要がある。そのため、
レンズ研削前にヤゲン形状を表示し、このヤゲン形状を
見ながらヤゲンの位置条件を設定するようにしたものが
ある。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この玉摺機において両眼のレンズを研削する
場合には、左右眼レンズのバランスを取ることも必要で
あり、すでに右眼レンズを研削したヤゲン状態を基に、
次に研削する左眼レンズのヤゲンの設定条件を決める必
要がある。
そのため、従来は、既に研削した右眼レンズのレンズ
形状を見て、これに基づいて左眼レンズのヤゲン位置条
件等を設定したり、あるいは右眼レンズで設定した設定
条件を操作者が記憶し、この記憶に基づいて左眼レンズ
のヤゲン位置条件等を設定していたものであった。この
ため、ヤゲン位置条件等の設定操作が煩雑となったり、
左眼レンズのヤゲン位置を間違って研削する虞があっ
た。
そこで、この発明は、同一表示手段上で既に研削した
レンズのヤゲン状態を観察しながら、次に研削するレン
ズのヤゲン状態を観察でき、この左右両眼のレンズのヤ
ゲン状態を比較して新たに研削するレンズのヤゲン条件
を設定することができるレンズ形状表示装置を提供する
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、被加工レンズの形状データ
に基づきヤゲン形状を画像として表示するためのレンズ
形状測定装置において、両眼レンズの内すでに研削した
一方のヤゲン形状を記憶する記憶部を有し、前記記憶部
により記憶された第1ヤゲン形状情報と、研削前の他方
のレンズの第2ヤゲン研削情報とを前記表示手段に並設
表示し得るように構成したことを特徴とするものであ
る。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明に係る玉摺機の特にヤゲン形状表示
システムを示すブロック図である。
第1図に於て、1はフレーム形状測定装置、2はメモ
リ、3はレンズの屈折面位置を計測するための計測装置
である。
フレーム形状測定装置1は、眼鏡フレームのレンズ枠
LFの形状、より正確にはそのヤゲン溝軌跡を第6図に示
すように動径情報 [i=1,2,3,……N]として計測するためのものであ
る。このフレーム形状測定装置1の詳細な構成・作用
は、前述の特願昭60−115079号及び特願昭60−287491号
に開示したものと同じである。このフレーム形状測定装
置1で測定された動径情報 はメモリ2に記憶される。
計測装置3は、パルスモータ32と、このパルスモータ
32の駆動によりレンズLに接近離反する支持台31と、支
持台31上に配置されてレンズLの前側屈折面及び後側屈
折面に当接させられるフィラー33,34と、フィラー33,34
の移動量を検知可能に支持台31上に装着されたエンコー
ダ35,36を有する。
一方、レンズLは図示しないキャリッジのレンズ回転
軸4,4間に挟持され、レンズ回転軸4,4はパルスモータ37
により回転駆動可能に設けられている。従って、レンズ
Lは、パルスモータ37によりレンズ回転軸4,4と一体に
回転駆動させられるようになっている。このパルスモー
タ37にはメモリ2からの動径角度 が入力される。そして、パルスモータ37は、この入力を
基にレンズ回転軸4,4を回転制御して、動径角度 だけレンズ回転軸4,4及びレンズLを回転させる。
他方、計測装置3のパルスモータ32にはメモリ2から
動径長 が入力される。そして、パルスモータ32は、この入力を
基に支持台31を駆動して、フィラー33,34を動径長 の位置に位置づけするようになっている。
エンコーダ35,36の検出量fZi,bZiは演算装置5に入
力されて後述する演算処理が施される。
演算装置5には、入力装置6と表示装置7とが接続さ
れている。入力装置6と表示装置7は第4図に示すよう
に操作パネル8に一体に取り付けられており、表示装置
7は例えば液晶からなるグラフィクディスプレイ装置で
ある。
この演算装置5により求められたレンズ形状データは
メモリm1又はメモリm2に入力されて記憶される様になっ
ている。
次に、第2図(イ),(ロ),(ハ),(ニ)のフロ
ーチャートに沿って上記装置の動作を説明する。
この第2図(イ),(ロ)は右眼レンズデータ処理を
示し、第2図(ハ),(ニ)は左眼レンズデータ処理を
示す。
[I]右眼レンズヤゲンデータ処理 ステップ10 (フレーム形状測定) 眼鏡フレームの右レンズ枠LF(第7図参照)の形状を
フレーム形状測定装置1で測定し、その後、図示せぬ入
力手段により入力されたフレーム幾何学中心間距離“FP
D"装用者の瞳孔間距離“PD"、フレームの幾何学中心と
瞳孔中心との上下方向ズレ量“UP"の各値にて支持され
た位置を中心としたヤゲン軌跡の動径情報 をメモリ2に記憶させる。この眼鏡フレームの左右のレ
ンズ枠は同一形状・同一大きさであるので、右レンズ枠
LFのヤゲン軌跡の動径情 は左レンズ形状のデータ処理に利用する。
ステップ11 (右眼未加工レンズ測定,コバ厚演算) 第1図に示すように未加工レンズLの前側屈折面及び
後側屈折面にフィラー33,34をそれぞれ当接させた状態
で、第4図の入力装置6の右眼選択ボタンRを押した後
にスタートボタンSTを押すと、右眼レンズの前側屈折面
Lfおよび後側屈折面Lbの動径長 に対応する位置測定が開始される。
これにより、メモリ2から動径長 に対応するパルスをパルスモータ32へ入力して、このパ
ルスモータ32を所定パルス数駆動させることにより、支
持台31を駆動してフィラー33,34を動径長 の位置へ移動させる。
一方、パルスモータ37にはメモリ2から動径角度 に対応するパルスを入力して、このパルスモータ37を所
定パルス数駆動することにより、レンズ回転軸4,4及び
レンズLを 回転させる。
このときのフィラー33,34のZ方向への移動量をエン
コーダ35,36で検出して、エンコーダ35,36による検出値
fZi,bZiを演算装置5に入力する。
この演算装置5は、コバ厚Δi=fZi−bZiを求める。
ステップ12 (最大コバ厚、最小コバ厚選択) 演算装置5は、コバ厚Δiの内、その最小コバ厚Δmax
(=fZa−bZa)を持つ動径 と最小コバ厚Δmin(=fZb−bZb)を持つ動径 を選ぶ。
尚、ここで、fZaは動径 における後側屈折面LfのZ方向位置、bZaは動径 における後側屈折面LbのZ方向位置、fZbは動径 における前側屈折面LfのZ方向位置、bZbは動径 における後側屈折面LbのZ方向位置である。
ステップ13 (ヤゲン頂点位置,カーブ値演算) このレンズ周縁部にヤゲン砥石のヤゲン溝(V字状
溝)でヤゲンV字状突部を形成するに際しては、ヤゲン
溝の大きさ・形状は予め分かっている。
この様なヤゲン砥石でコバ厚Δiを有するレンズ周縁
部にヤゲンを形成する場合において、前側コバ端からヤ
ゲン頂点までの距離とヤゲン頂点距離から後側コバ端ま
での距離との比をm:nに設定する。
ここで、最大コバ厚Δmaxにおけるヤゲン頂点位置をe
Zaとし、最小コバ厚Δminにおけるヤゲン頂点位置をeZb
とすると、ヤゲン頂点位置eZa,eZbは、 から求める。次に、 を解いて、ヤゲン曲面ycの曲率半径eZ0,eRを求める。
ここで、(3),(4)式の左辺は同じであるので、
(3)=(4)式より、 となり、これをeZ0について解くと、eZ0は、 から求められる。
また、ヤゲン曲面ycのカーブ値Ceは、 (ここでnはレンズLの屈折率) より求められる。これら(1)〜(6)式の計算は演算
装置5で実行される。
ステップ14 演算装置5は、 式よりレンズLの前側屈折面Lfの曲率半径fRを求める玉
摺機のヤゲン研削砥石のV溝の角度γ及び深さVは既知
であるため、前側屈折面Lfの曲率半径fRとヤゲン曲面の
曲率半径eR及び深さVから前側屈折面Lfのコバ端kaの位
置kZa,コバ端kbの位置kZbを求める。そして、最大コバ
のヤゲン頂点距離s,最小コバのヤゲン頂点距離tを s=eZa−kZa ……(9) t=eZb−kZb ……(10) を求める。
また、同様に任意の動径 における前側屈折面Lfのコバ端をkiとし、コバ端kiにお
ける位置をkZiとし、任意の動径 におけるヤゲン頂点位置をeZi、このコバ端kiからヤゲ
ン頂点位置eZiまでのヤゲン頂点距離をUとすると、ヤ
ゲン頂点位置eZiは、 より (12)式から得られる。
尚、上述したようにヤゲン曲面ycのカーブ値Ceが求め
られた後は、このCeを基にして任意の動径 位置におけるヤゲン頂点位置を算出してもよい。
ステップ15 (表示) 表示装置7は、上記ステップで求められたヤゲンカー
ブ値Ce,ヤゲン頂点距離s,tをデジタル表示すると共に、
ヤゲンの断面形状71,72,76を模式的に第4図に示すよう
に表示する。
ヤゲン距離s,tの変更 ステップ16 このステップでは、表示装置7に表示された表示を第
8図,第9図の如く切り換えるための表示モード切換ボ
タン67(第4図参照)、動径 を示す指針線Hを移動させるための ボタン82、ヤゲン頂点距離を変更するための「t」ボタ
ン62,「s」ボタン61,「I」ボタン64,「D」65等を押
して、画面表示の変更又はデータの変更を行う。
ここで、操作者は表示装置7にデジタル表示されたヤ
ゲン頂点距離sが眼鏡フレームのレンズ枠の最大のフレ
ーム厚さW1(第7図参照)を測定し、その半分の値をレ
ンズ枠前面からレンズ枠のヤゲン溝のV溝底までの最大
の距離(フレームの最大ヤゲン距離)とするが、実際に
はフレームの最大ヤゲン距離D1を予め測定しておく。同
様に最小のフレーム厚さW2を測定し、その半分の値をフ
レームの最小ヤゲン距離とするが、実際には最小ヤゲン
距離D2を測定しておく。
このフレームの最大ヤゲン距離D1とレンズの最大ヤゲ
ン距離sとを比較し、もし両方が相違する場合は第4図
に示す入力装置6の「S」ボタン61をONした後、表示値
sを増加させたい場合は「I」ボタン64を押し、表示値
sを減少させたい場合は「D」ボタン65を押す。
同様にフレームの最大ヤゲン距離D2とレンズの最小ヤ
ゲン距離tとを比較し、変更する場合は「t」ボタン62
をONした後、同様の操作をする。
この様な表示値s,tの増減量(シフト量)は、表示装
置7の表示部に表示された「位置」の後に、「±0.…」
の様な数値として表示される。
すなわち、この数値で示されるシフト量は、m:nのコ
バ分割比を用いて演算により求められたヤゲン頂点位
置、すなわち前側屈折面からヤゲン距離s,tのところに
ヤゲン頂点を位置させたときのヤゲン位置を「0」とし
たときに、この位置からどれだけ移動した位置に実際の
加工のヤゲン頂点を位置させるかを示す。
また、任意の動径 の位置を変更して、変更位置のヤゲン断面形状を変更す
る場合は、表示モード切換ボタン67を押して第9図に示
した表示をさせ、次に ボタン82を押した後に「I」ボタン61または「D」ボタ
ン64を押す。
この ボタン82を押した後に「I」ボタン61を押すと、動径 を示す指針線Hが時計方向に回転して位置を変える。一
方、 ボタン82を押した後に「D」ボタン64を押すと、動径 を示す指針線Hが反時計方向に回転して位置を変える。
これに伴い、表示装置7に表示された のヤゲン断面形状76の表示も動径 に位置する形状に変更される。
ステップ16−1 このステップでは、ステップ16で変更された表示値s,
t,指針線Hの位置,ヤゲン形状76等が表示されてステッ
プ16−2に移行する。
すなわち、ステップ16において表示モード切換ボタン
67を押すと、このステップ16−1で第8図に示した様に
レンズ周縁形状,レンズ湾曲形状,カーブ値(図ではカ
ーブ5.0)および、m:nで設定したヤゲン頂点位置からの
シフト量(図では位置+0.3)等が表示される。
また、更にステップ16で表示モード切換ボタン67を押
すと、第9図に示した様にレンズ周縁形状,レンズヤゲ
ン断面形状,カーブ値(図ではカーブ5.0)および、m:n
で設定したヤゲン頂点位置からのシフト量(図では位置
+0.3)最大コバ厚の位置,最小コバ厚の位置等が表示
される。
尚、ステップ14で求められたヤゲン頂点位置、すなわ
ち、「m:nで設定し且つ計算で求められたヤゲン頂点位
置」は、ステップ14からステップ15に移行した直後では
変化させられていない。従って、ステップ14からステッ
プ15に移行した直後では、ヤゲン頂点位置のシフト量は
「0」となり、第8図,第9図の「位置+0.3」は「位
置0」の表示となる。
ステップ16−2 このステップ16−2では、「SET」ボタン66が押され
たか否かが判断され、押されていなければNOでステップ
16に戻り「表示値s,t,指針線H,ヤゲン形状76の変更操
作」を続行可能な状態とする。
また、「SET」ボタン66が押されてYESであれば、ステ
ップ17に移行する。
ステップ17 演算装置5は、変更されたヤゲン頂点位置eZa′,e
Zb′から(2)式と同様に を計算し、新たなヤゲン曲面の曲率半径eR′を求め、
(3)式と同様に より新たなヤゲンカーブ値Ce′を計算し、ステップ18に
移行する。
ステップ18 このステップでは、ステップ17で計算されたカーブ値
を表示装置7に表示させて、ステップ19に移行する。
ステップ19 このステップ19では、メモリボタン70が押されてONし
たたか否かを判断し、ONしていなければステップ16に戻
り、「表示値s,t、指針線H,ヤゲン形状76の変更操作」
を続行可能な状態とする。
また、ONしていればステップ20に移行する。
ステップ20 このステップでは、ステップ10ないし19で得られたレ
ンズデータおよびレンズ形状データ等の情報がメモリm1
に記憶させられ、右眼レンズヤゲン情報表示処理が終了
する。
[ヤゲン距離s,tのカーブ値による変更] 上述したようにヤゲン距離s,tを直接変更する代わり
に、カーブ値Ceを変更してもよい。このステップが21〜
23である。
ステップ21 入力装置6の「C」ボタン63をONして「I」ボタン64
または「D」ボタン65を操作し、カーブ値Ceを変更す
る。
ステップ21−1 このステップでは、ステップ21で入力された変更値が
表示装置7に表示され、ステップ21−2に移行する。
ステップ21−2 このステップでは、「SET」ボタン66が押されたか否
かが判断される。そして、「SET」ボタン66が押されて
いなければNOで、ステップ21に戻ってループし、数値の
入力変更が続行される。また、「SET」ボタン66が押さ
れていればステップ22に移行する。
ステップ22 演算装置5は、変更後のカーブ値Ce′からヤゲン曲率
半径eR′を として求め、新たなヤゲン頂点位置eZa′,eZb′を
(2)の関係に を解いて求め、新たなヤゲン距離s′,t′を(5)式と
同様に、 s′=eZa′−kZa ……(9)′ t′=eZb′−kZb ……(10)′ から求める。
ステップ23 この新たなs′,t′を表示装置7に表示し、ステップ
24に移行する。
この様にして変更されたレンズのヤゲン距離s′,t′
がフレームのヤゲン距離D1,D2を満足するか、ごく近似
した値となるまでカーブ値Ceを変更する。
尚、レンズのヤゲン距離s′,t′をデジタル表示する
代わりに、第5図に示すようにスケール73,74,77とイン
デックス75,76,78を画像表示するようにしてもよい。ま
た、ここではコバ厚Δmax,Δminに限って表示している
が、任意の経線に於けるコバ厚Δも表示できる。
ステップ24 このステップでは、メモリボタン70が押されたか否か
が判断し、押されていなければNOでステップ21に戻って
ループし、データ変更入力が続行される。
押されていればステップ25に移行する。
ステップ25 このステップでは上述したようにして変更されたレン
ズのヤゲン距離s′,t′がメモリm1に記憶される。
[II]左眼レンズヤゲンデータ処理 ステップ100 このステップでは、眼鏡フレームの左右のレンズ枠は
同一形状であるので、[I]のステップ1で求めメモリ
m1に記憶させたヤゲン軌跡の動径情 を利用する。従って、この左眼レンズデータ処理では、
ヤゲン軌跡の動径情 を測定する作業は省略し、このヤゲン動径情報 を左眼用に変換処理し、ステップ110に移行する。
ステップ110 (左眼未加工レンズ測定,コバ厚演算) 第1図に示すように未加工レンズの前側屈折面及び後
側屈折面にフィラー33,34をそれぞれ当接させた状態
で、左眼選択ボタンLを押した後にスタートボタンSTを
押す。これにより、左眼レンズの前側屈折面Lfおよび後
側屈折面Lbの動径長 に対応する位置測定が開始される。そして、右眼レンズ
のコバ厚演算(ステップ11)と同様にして、ヤゲン動径
情報 におけるコバ厚Δiを求める共に、最大コバ厚Δ
max(=fZa−bZa)を持つ動径 と最小コバ厚Δmin(=fZb−bZb)を持つ動径 を選び、ステップ120に移行する。
ステップ120 このステップでも、ステップ13において右眼レンズの
「ヤゲン頂点位置,カーブ値演算」を算出したのと同様
にして、左眼レンズのヤゲン頂点位置,カーブ値演算さ
せ、ステップ120−1に移行する。
ステップ120−1 このステップでは、前に測定演算した右レンズデータ
を利用するための「P」ボタン81(選択手段)が押され
たか否かが判断される。
そして、「P」ボタン81が押されていれば、ステップ
120−3に移行し、「P」ボタンが押されていなければ
ステップ120−2に移行する。
ステップ120−2 このステップでは、ヤゲンカーブ演算処理を行わせる
ためにスタートボタンSTが押されたか否かが判断され
る。スタートボタンSTが押されていれば、ステップ130,
140の処理をステップ13,14と同様に行って、左レンズの
ヤゲンカーブCe及びヤゲン頂点距離s,tが求められ、ス
テップ150に移行する。
ステップ120−3 このステップでは、[I]で求められて記憶された右
レンズデータがメモリm1から呼び出されて、この右レン
ズデータが左レンズデータに変換処理され、ステップ15
0に移行する。
この際、左眼レンズのヤゲン頂点位置は、前回演算に
より求められた「ヤゲン頂点距離s,t」及び「位置±0.
…」で示されるシフト量等を基に求められる。
ここで、このヤゲン頂点距離s,tは、レンズの最大コ
バ厚,最小コバ厚をm:nで分割したときのレンズ前側屈
折面Lfからの距離である。また、シフト量は、m:nのコ
バ分割比を用いて演算により求められたヤゲン頂点位
置、すなわち前側屈折面からヤゲン距離s,tのところに
ヤゲン頂点を位置させたときのヤゲン位置を「0」とし
たときに、この位置からどれだけ移動した位置に実際の
加工のヤゲン頂点を位置させるかを示す。
従って、ヤゲン頂点位置のレンズ前後へのシフト量を
Δa(前側はマイナス量,後側はプラス量)とすると、
左眼レンズの最大コバ厚における前側屈折面からのヤゲ
ン頂点距離をsL,最小コバ厚における前側屈折面からの
ヤゲン頂点距離をtLすると、実際の左眼レンズの加工に
用いられるヤゲン頂点距離sL,tLは、 sL=s+Δa=eZa−kZa+Δa …(13) tL=t+Δa=eZb−kZb+Δa …(14) として演算により求められる。
このヤゲン頂点距離sL,tLにおける左眼レンズのヤゲ
ン頂点位置eZa,eZbは、 eZa=sL+kZa−Δa ……(15) eZb=tL+kZb−Δa ……(16) として求められる。
ステップ150 このステップ150では、上記ステップ140で求められた
ヤゲンカーブを含むレンズデータ、又は、ステップ120
−3で前のデータから求められたレンズデータが表示装
置7に表示される。
このデータとしては、ステップ15におけるものと同様
に、左レンズのヤゲンカーブ値Ce,ヤゲン頂点距離s,t、
ヤゲンの断面形状71,72,76等がある。
ステップ160 このステップでは、表示装置7に表示された表示を第
10図,第11図の如く切り換えるための表示モード切換ボ
タン67、動径 を示す指針線Hを移動させるための ボタン82、ヤゲン頂点距離を変更するための「t」ボタ
ン62,「s」ボタン61,「I」ボタン64,「D」65等を押
して、画面表示の変更又はデータの変更を行う。この操
作は前回のステップ16における操作と同じである。
ステップ160−1 このステップでは、ステップ160で変更された左眼レ
ンズの表示値s,t,指針線Hの位置,ヤゲン形状76等が、
前回の右眼データと同時に表示装置7に表示されてステ
ップ16−2に移行する。
すなわち、ステップ160において表示モード切換ボタ
ン67を押すと、第10図に示したように、前回求められた
右眼レンズデータ(図形データは一部が破線)が表示装
置7の表示画面の左半分に表示される。一方、左眼レン
ズのレンズ周縁形状,レンズ湾曲形状,カーブ値(図で
はカーブ5.0)および、m:nで設定したヤゲン頂点位置か
らのシフト量(図では位置+0.3)等のデータが表示装
置7の表示部の右半分に表示される。
また、更にステップ160で表示モード切換ボタン67を
押すと、第11図に示した様に、前回求められた右眼レン
ズのレンズ周縁形状,レンズヤゲン断面形状,カーブ値
等のデータ(図形データは一部が破線)が表示装置7の
表示画面の左半分に表示される。一方、左眼レンズのレ
ンズ周縁形状,レンズヤゲン断面形状,カーブ値(図で
はカーブ5.0)および、m:nで設定したヤゲン頂点位置か
らのシフト量(図では位置+0.3)等のデータが表示装
置7の表示部の右半分に表示される。
尚、左眼レンズのヤゲン位置のシフト量の「位置」表
示は、前回と同様であり、ステップ160におけるボタン
操作による変更では左眼レンズのデータのみが変更され
る。
ステップ160−2〜250 このステップ160−2〜250の処理の内、変更されたデ
ータはステップ200又は250でメモリm2に記憶される。ま
た、他の処理は、ステップ16−2〜25の処理と同じであ
るので、その説明は省略する。
これらのステップが終了後、メモリm2に記憶されたレ
ンズデータを基に左眼レンズのヤゲン加工を行う。
以上説明した実施例では、左右眼のレンズデータを表
示装置7の表示部に同時に表示させるようにした例を示
したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、左右
眼のレンズデータを別々に表示してもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、同一表示手段上で既に研削したレン
ズのヤゲン状態を観察しながら、次に研削するレンズの
ヤゲン状態を観察できるようにしたので、この左右両眼
のレンズのヤゲン状態を比較して新たに研削するレンズ
のヤゲン条件を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る玉摺機の構成を示すブロック図
である。 第2図(イ),(ロ),(ハ),(ニ)は、本発明に係
る玉摺機の作用を示すフローチャートである。 第3図は、本発明の原理を説明するための模式図であ
る。 第4図は、入力装置と表示装置の一例を示す平面図であ
る。 第5図は、表示装置の表示例の他の例を示す説明図であ
る。 第6図は、レンズ枠とその動径情報の関係を示す説明図
である。 第7図は、レンズ枠に枠入れされたレンズのヤゲン距離
とフレームのヤゲン頂点距離との関係を示す模式図であ
る。 第8図〜第11図は、第4図の表示装置に表示されるデー
タ,図形の一例を示す説明図である。 1…フレーム形状測定装置 3…レンズの屈折面位置計測装置 5…演算装置 6…入力装置 7…表示装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工レンズの形状データに基づきヤゲン
    形状を画像として表示するためのレンズ形状表示装置に
    おいて、 両眼レンズの内すでに研削した一方のヤゲン形状を記憶
    する記憶部を有し、 前記記憶部により記憶された第1ヤゲン形状情報と、研
    削前の他方のレンズの第2ヤゲン形状情報とを前記表示
    手段に並設表示し得るように構成したことを特徴とする
    レンズ形状表示装置。
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