JPH08249121A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JPH08249121A
JPH08249121A JP5563995A JP5563995A JPH08249121A JP H08249121 A JPH08249121 A JP H08249121A JP 5563995 A JP5563995 A JP 5563995A JP 5563995 A JP5563995 A JP 5563995A JP H08249121 A JPH08249121 A JP H08249121A
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JP
Japan
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conductive sheet
control unit
coordinate
electrodes
input device
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Application number
JP5563995A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Shiichi
一宏 私市
Toshihiko Nannichi
俊彦 南日
Toshiro Nose
敏郎 能勢
Nobuhiro Inoue
信浩 井上
Minoru Iwaki
実 岩城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to DE69629524T priority patent/DE69629524T2/de
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/045Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means using resistive elements, e.g. a single continuous surface or two parallel surfaces put in contact

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無駄な電力消費を抑え、携帯端末に適用する
のに好適とする。 【構成】 CPU405は、第1の導電性シートの一方
の電極x1と第2の導電性シートの一方の電極y2との
間に所定電圧が印加されているときに、論理回路410
を介して所定電位の変化を検出すると、座標値の取り込
みを行うべく、スタンバイ制御部407に対し第1の導
電性シートの両電極間または前記第2の導電性シートの
両電極間に所定電圧を印加するように指示を与えること
により、第1の導電性シートの一方の電極x1と第2の
導電性シートの一方の電極y2との間に所定電圧が印加
され、第1の導電性シート、第2の導電性シートのいず
れにおいても1対の電極間x1、x2(またはy1、y
2)に電流が流れることなく、低電力消費の状態に移行
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、LCD(またはCR
T)表示装置等の上に重ねて座標を入力する場合に好適
な座標入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の座標入力装置としては、座標入力
部に図26に示されるようなタッチパネル(入力板)の
構成を有する装置が知られている。即ち、一対の端縁に
電極x1、x2が設けられたx座標検出用の第1の導電
性シート151と、一対の端縁に電極y1、y2が設け
られたy座標検出用の第2の導電性シート152とがス
ペーサ153を介してそれぞれの電極x1、x2とy
1、y2が直交するようにして重ねられて構成されてい
る。第1の導電性シート151、第2の導電性シート1
52及び、スペーサ153はいずれも透明である。第1
の導電性シート151の下には、透明のガラス板または
強化プラスチックから構成される絶縁性板を介して、L
CD(またはCRT)表示装置等の画面が配置される。
なお、上記のスペーサ153には、透明の異方向性導電
ゴムシートや格子状部材や適当な穴が形成されたシート
等が適用される。
【0003】上記座標入力装置の電気的構成は、図28
に示されるようである。つまり、座標入力部であるタッ
チパネル201に、検出する座標軸を切り換えるスイッ
チ202を介してA/D変換器204が接続され、得ら
れるx軸またはy軸の座標値をディジタル化しCPU2
05に与える構成となっている。CPU205には、x
/y制御部203が接続されており、スイッチ部202
の各スイッチ201−1〜201−3の切り換えの指示
が可能に構成されている。スイッチ部202のスイッチ
201−1は電極y2、x2のいずれか一方に電圧VC
Cを与えるように切り換えを行うためのスイッチであ
り、スイッチ201−2は電極y1、x1のいずれか一
方にアース電位を与えるように切り換えを行うためのス
イッチであり、スイッチ201−3はA/D変換器20
4に対しx座標またはy座標のいずれか一方の座標値を
与えるように切り換えを行うためのスイッチである。x
/y制御部203は、CPU205の指示に基づき、信
号線208を介してスイッチ部202の各スイッチ20
1−1〜201−3の切り換えを行う。この図28は、
y座標の座標値を検出することが可能になるように、各
スイッチ201−1〜201−3の切り換えが行われた
状態を示している。
【0004】上記座標入力装置においては、図26に示
されるように、点pに入力ペン等による操作があると、
電圧VCCから電極y2へ流れる電流は、点pから第1
の導電性シート151の対応位置へ至り、更に電極x1
方向へ流れてA/D変換器204へ至る。このとき、第
2の導電性シート152における電極y1と点pとの間
の抵抗値をR1、第2の導電性シート152における電
極y2と点pとの間の抵抗値をR2とすると、点pのy
方向電圧Vyは Vy=(VCC×R1)/(R1+R2) となる。A/D変換器204に導かれる信号は上記点p
の電位Vyに対応したものであり、第1の導電性シート
151による電圧の低下を考慮して点pのy座標値を得
ることができる。例えば、CPU205にタッチパネル
201上の各点の操作時のA/D変換器204の出力値
とy座標値とを対応付けたテーブルを備えさせることに
より、容易にy座標を得ることができる。x座標につい
ても、同様のテーブルを持つことにより容易にx座標を
得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の座標入力装置によると、何等の入力操作がなされて
いないときにも、第2の導電性シート152においては
電極y2に電圧VCCが印加され、電極y1にアース電
位が与えられているため、図27の矢印にて示されるよ
うに、電極y1と電極y2との間に電流が流れ、電力が
消費されるという問題点があった。これは、銀行等にお
けるキャッシングディスペンサ(CD)のように、電源
から電力を得ることが保証されている場合には問題にな
らないが、携帯端末のように電池による駆動が行われて
いる装置では、重大問題である。
【0006】本発明はこのような従来の座標入力装置の
問題点を解決せんとしてなされたもので、その目的は、
無駄な電力消費を抑え、携帯端末に適用するのに好適な
座標入力装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
座標入力装置は、一対の端縁に電極が設けられたx座標
検出用の第1の導電性シートと、一対の端縁に電極が設
けられたy座標検出用の第2の導電性シートとがスペー
サを介してそれぞれの電極が直交するようにして重ねら
れて構成された座標入力部と、前記第1の導電性シート
の一方の電極と、前記第2の導電性シートの一方の電極
との間に所定電圧を印加し、前記電圧の変化を検出する
ことにより、座標入力を受け付けるモードに移行させる
モード制御手段を備えることを特徴とする。
【0008】本願の請求項2に記載の座標入力装置は、
一対の端縁に電極が設けられたx座標検出用の第1の導
電性シートと、一対の端縁に電極が設けられたy座標検
出用の第2の導電性シートとがスペーサを介してそれぞ
れの電極が直交するようにして重ねられて構成された座
標入力部と、前記第1の導電性シートと前記第2の導電
性シートのいずれか一方からの信号を選択するための選
択手段を介して座標値を取り込む中央制御部と、この中
央制御部の指示に基づき前記第1の導電性シートの両電
極間または前記第2の導電性シートの両電極間に所定電
圧を印加するか、前記第1の導電性シートの一方の電極
と前記第2の導電性シートの一方の電極との間に所定電
圧を印加するかの切り換えを行うスタンバイ制御部と、
このスタンバイ制御部により、前記第1の導電性シート
の一方の電極と前記第2の導電性シートの一方の電極と
の間に所定電圧が印加されているときに、この所定電圧
の変化を前記中央制御部に伝える論理回路とを備え、前
記中央制御部は、この論理回路により所定電位の変化を
検出すると、座標値の取り込みを行うモードへ移行する
ことを特徴とする。
【0009】本願の請求項3に記載の座標入力装置で
は、中央制御部が、座標値の入力が所定時間なされない
場合に、スタンバイ制御部に対し、第1の導電性シート
の一方の電極と第2の導電性シートの一方の電極との間
に所定電圧を印加するように指示することを特徴とす
る。
【0010】本願の請求項4に記載の座標入力装置で
は、中央制御部が、論理回路による所定電圧の変化の検
出を行っている場合に、所定電圧が変化したことを検出
すると、スタンバイ制御部に対し、第1の導電性シート
の両電極間または第2の導電性シートの両電極間に所定
電圧を印加するように指示することを特徴とする。
【0011】本願の請求項5に記載の座標入力装置で
は、中央制御部が、低電力消費モードと通常動作モード
をと備え、論理回路による所定電圧の変化の検出を行っ
ている場合には、低電力消費モードにて動作し、座標値
を取り込む場合には、通常動作モードにて動作すること
を特徴とする。
【0012】本願の請求項6に記載の座標入力装置で
は、第1の導電性シート、第2の導電性シート及び、ス
ペーサは、それぞれ透明であることを特徴とする。
【0013】
【作用】本願の請求項1に記載の座標入力装置は、以上
の通りに構成されるので、第1の導電性シートの一方の
電極と、第2の導電性シートの一方の電極との間に所定
電圧を印加し、前記電圧の変化を検出することで、第1
の導電性シート、第2の導電性シートのいずれにおいて
も1対の電極間に電流が流れることなく、低電力消費の
状態で入力の有無を検出可能である。
【0014】本願の請求項2に記載の座標入力装置は、
以上の通りに構成されるので、中央制御部は、第1の導
電性シートの一方の電極と前記第2の導電性シートの一
方の電極との間に所定電圧が印加されているときに、論
理回路を介して所定電位の変化を検出すると、座標値の
取り込みを行うべく、スタンバイ制御部に対し第1の導
電性シートの両電極間または前記第2の導電性シートの
両電極間に所定電圧を印加するように指示を与え、座標
値の取り込みを行うモードへ移行する。
【0015】本願の請求項3に記載の座標入力装置は、
以上の通りに構成されるので、座標値の入力が所定時間
なされない場合に、第1の導電性シートの一方の電極と
第2の導電性シートの一方の電極との間に所定電圧が印
加され、第1の導電性シート、第2の導電性シートのい
ずれにおいても1対の電極間に電流が流れることなく、
低電力消費の状態に移行する。
【0016】本願の請求項4に記載の座標入力装置は、
以上の通りに構成されるので、中央制御部が論理回路に
よる所定電圧の変化の検出を行っている待機状態の場合
に、座標入力を行うと上記所定電圧が変化し、これが検
出され、第1の導電性シートの両電極間または第2の導
電性シートの両電極間に所定電圧が印加され、座標値を
検出可能なモードに遷移する。
【0017】本願の請求項5に記載の座標入力装置は、
以上の通りに構成されるので、論理回路による所定電圧
の変化の検出を行っている場合には、低電力消費モード
にて動作し、座標値を取り込む場合には、通常動作モー
ドにて動作することにより、無駄な電力消費を抑える。
【0018】本願の請求項6に記載の座標入力装置は、
以上の通りに構成されるので、第1の導電性シート、第
2の導電性シート及び、スペーサは、それぞれ透明であ
り、表示装置の画面に貼着して画面上の位置を指示する
装置等として使用できることになる。
【0019】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の実施例に係
る座標入力装置を説明する。各図において、同一の構成
要素には同一の符号を付し重複する説明を省略する。図
1には、本発明の実施例に係る座標入力装置の構成図が
示されている。実施例に係る座標入力装置は、この装置
を統括制御すると共に座標値を得るCPU(中央制御
部)405と、座標入力部であるタッチパネル部401
と、このタッチパネル部401のy軸の座標検出モード
とx軸の座標検出モードとを切り換えるためのスイッチ
部402と、このスイッチ部402の切り換えを上記C
PU405の指示に基づき行うx/y制御部403と、
タッチパネル部401に対して与える電圧の切り換えを
行うスイッチ部406と、このスイッチ部406の切り
換えを上記CPU405の指示に基づき行うスタンバイ
制御部407と、タッチパネル部401のy座標に係る
座標値またはx座標に係る座標値を取り込みディジタル
データに変換するA/D変換器404と、タッチパネル
部402における入力操作による所定電圧の変化をCP
U405に伝える論理回路410を具備して構成されて
いる。
【0020】上記のタッチパネル部401は図3に示さ
れるように構成されている。即ち、一対の端縁に電極x
1、x2が設けられたx座標検出用の第1の導電性シー
ト151と、一対の端縁に電極y1、y2が設けられた
y座標検出用の第2の導電性シート152とがスペーサ
153を介してそれぞれの電極x1、x2とy1、y2
が直交するようにして重ねられて構成されている。第1
の導電性シート151、第2の導電性シート152及
び、スペーサ153はいずれも透明である。第1の導電
性シート151の下には、透明のガラス板または強化プ
ラスチックから構成される絶縁性板を介して、LCD
(またはCRT)表示装置等の画面が配置される。な
お、上記のスペーサ153には、透明の異方向性導電ゴ
ムシートや格子状部材や適当な穴が形成されたシート等
が適用される。
【0021】上記の座標入力部における第1の導電性シ
ート151の電極x2及び第2の導電性シート152の
電極y2はスイッチ部402のスイッチ402−1に接
続され、第1の導電性シート151の電極x1及び第2
の導電性シート152の電極y1はスイッチ部402の
スイッチ402−2及びスイッチ402−3に接続され
ている。一方、スイッチ部406には、電源VCCを直
接にスイッチ402−1に与えるか電源VCCをプルア
ップ抵抗を介してスイッチ402−1に与えるかを切り
換えるスイッチ406−1と、アース電位をスイッチ部
402のスイッチ402−2とスイッチ402−3との
いずれに与えるかを切り換えるスイッチ406−2とが
設けられている。
【0022】また、論理回路410は2つのシュミット
トリガタイプのインバータ410−1、410−2から
構成され、プルアップ抵抗を介して与えられる電圧VC
Cに基づく論理値の割込信号をCPU405に与えるよ
うに構成されている。ここに、インバータ410−1は
チャタリング防止用のインバータであり、インバータ4
10−2は負論理にてタッチパネル部401における入
力操作開始の割込信号を伝えるためのインバータであ
る。
【0023】以上のように構成された座標入力装置で
は、初期状態においてスイッチ部402とスイッチ部4
06との各スイッチは図2のように初期セットされてい
る。従って、CPU405は論理回路410を介してH
レベルを受けている。CPU405は図5に示されるフ
ローチャートに対応するプログラムにより座標値取込処
理を行うので、以下には、これに基づいて図5を参照し
て動作を説明する。
【0024】CPU405は論理回路410の出力によ
り、タッチパネル部401における入力操作開始の割込
があるかを検出している(S61)。この状態はスタン
バイモードであり、図2に示されるように、抵抗により
プルアップされた電圧VCCがスイッチ406−1によ
り選択され、スイッチ402−1を介して第2の導電性
シート152の電極y2に印加され、アース電位がスイ
ッチ406−2に選択されて第1の導電性シート151
の電極x1に印加されている。このスタンバイモードの
状態が図4に示されている。この図4から判るように、
第2の導電性シート152においても、また、第1の導
電性シート151においても、同一シートの対向する電
極間には電圧VCCとアース電位とが印加されておら
ず、入力操作のない限り電流が流れず、消費電力を節減
することができる。なお、図4においてはスペーサ15
3を省略してある。
【0025】上記のスタンバイモードのときに、タッチ
パネル部401において入力操作がなされると、図4に
明らかなように、電極y2に印加されているプルアップ
された電圧VCCにより電流が入力点に流れ、更に、電
流はスペーサ153を介して第1の導電性シート151
上の対応点からアースレベルの電極x1へと流れる。こ
のため、論理回路410の入力側の電位が低下し論理的
にLレベルになり、CPU405に対して負論理(Lレ
ベル)の割込信号が与えられる。そこで、CPU405
は図5のフローチャートのステップS61においてYE
Sに分岐し、通常処理モードに移行する(S62)。つ
まり、スタンバイ制御部407に対し、通常処理モード
への切換指示信号を与える。スタンバイ制御部407
は、スイッチ部406を図2の状態から図1の状態へ切
り換えるように信号線409を介して制御信号を出力す
る。これにより、図1に示す通常処理モードが現出され
る。この様に、CPU405は第1の導電性シート15
1の一方の電極x1と、第2の導電性シート152の一
方の電極y2との間に所定電圧VCCを印加し、電圧V
CCの変化を検出することにより、座標入力を受け付け
るモード(通常処理モード)に移行させるモード制御手
段として機能する。
【0026】上記の切り換えにより、第2の導電性シー
ト152の電極y2には電圧VCCが直接印加され、電
極y1にはアース電位が印加される。これによって、図
3に示される点pに入力ペン等による操作があると、電
圧VCCから電極y2へ流れる電流は、点pから第1の
導電性シート151の対応位置へ至り、更に電極x1方
向へ流れてA/D変換器404へ至る。このとき、第2
の導電性シート152における電極y1と点pとの間の
抵抗値をR1、第2の導電性シート152における電極
y2と点pとの間の抵抗値をR2とすると、点pのy方
向電圧Vyは Vy=(VCC×R1)/(R1+R2) となる。A/D変換器404に導かれる信号は上記点p
の電位Vyに対応したものであり、第1の導電性シート
151による電圧の低下を考慮して点pのy座標値を得
ることができる。例えば、CPU405にタッチパネル
部401上の各点の操作時のA/D変換器404の出力
値とy座標値とを対応付けたテーブルを備えさせること
により、容易にy座標を得ることができる。そして、C
PU405はy座標の座標値の取込を行い(S63)、
更に、x/y制御部403に対し制御信号を送出してス
イッチ部402の各スイッチの切り換えを行わせ(S6
4)、x座標の座標値を取り込む(S65)。ここで、
x座標の座標値についても、y座標の場合と同様の電位
と座標値との変換テーブルをCPU405が持つことに
より容易にx座標を得ることができる。
【0027】次に、CPU405は次の座標値が得られ
ているかをA/D変換器404の出力値に基づき検出を
行い(S66)、A/D変換器404の出力がタッチパ
ネル部401上の入力による電位に相当するものである
とき、逆に言えば、操作入力がないときの0ボルトに対
応するディジタル値以外のときには、x/y制御部40
3に対し制御信号を送出してスイッチ部402の各スイ
ッチの切り換えを行わせ(S70)、再びy座標の座標
値の取り込み(S63)からの処理を繰り返す。一方、
ステップS66において、A/D変換器404の出力が
タッチパネル部401上の入力無し時の電位に相当する
ものであるとき、逆に言えば、操作入力がないときの0
ボルトに対応するディジタル値のときには、NOに分岐
し、内蔵のタイマを起動する(S67)。更に、タイム
アップか否かを検出し(S68)、タイムアップでなけ
れば、ステップS66へ戻って処理を繰り返す。これに
対し、タッチパネル部401に対する入力が所定時間な
ければ、タイムアップとなりステップS68からステッ
プS69へ進み、スタンバイ制御部407に対し、スタ
ンバイモードへの切換指示信号を与える。スタンバイ制
御部407は、スイッチ部406の各スイッチを図1の
状態から図2の状態へ切り換えるように信号線409を
介して制御信号を出力する。これにより、図2に示すス
タンバイモードが現出される。
【0028】なお、上記実施例におけるCPU405と
して、近年開発された低電力消費モードと通常動作モー
ドをと備えて、いずれかのモードを選択して使用可能な
プロセッサを採用することにより、更に低消費電力化を
図ることができる。つまり、上記プロセッサを採用し、
論理回路410による所定電圧の変化の検出を行ってい
る場合(スタンバイモード)には、低電力消費モードに
て動作し、座標値を取り込む場合(通常処理モード)に
は、通常動作モードにて動作するように構成する。これ
により、スタンバイモードのときには座標入力部である
タッチパネル部401において消費電力を低減できるだ
けではなく、CPU405が低電力消費モードとなって
いることにより消費電力を低減できることになる。
【0029】以上の通りに構成された座標入力装置は、
次のような文字入力装置に適用することが可能である。
図6には本発明の実施例に係る座標入力装置を適用して
文字入力装置を構成することの可能な携帯無線電話機の
正面図が示されている。ハンドセット101は、やや偏
平な直方体状の筐体からなり、その表面中央から下部に
かけては、4行3列のキーからなるテンキー(ダイヤル
キー)103が設けられ、その上方には文字・記号等の
情報を表示するための表示部102が設けられている。
また、表示部102の上方には、送られてくる音声を聴
取するための受話部104Aが設けられ、また、テンキ
ー103の下方位置には音声を入力するための送話部1
05Aが設けられている。
【0030】図7には、上記の携帯無線電話機の内部構
成が示されている。携帯無線電話機は、各部を制御する
コントローラ1と、情報を入力するための入力部2と、
電波の送受信を行うアンテナ5と、このアンテナ5に接
続され信号の送受信を行う送受信部3と、この送受信部
3と受話器104、送話器105との間で音声信号の送
受を行う通話回路4とから構成されている。受話器10
4、送話器105は、それぞれ、図6の受話部104A
と送話部105Aとに対応する。コントローラ1は、通
話に関する制御を行うための通話制御部6と、入力部2
からの入力に基づく文字入出力処理を行う文字入出力部
7とから構成されている。通話制御部6は、入力部2か
らの入力に応じた発信制御、アンテナ5及び送受信部3
を介して到来する着信信号に応じた着信制御、通話回路
4に対する増幅度の調整等の制御を行う。また、通話制
御部6は、文字入出力部7から送られるデータを送受信
部3を介して送信させ、また、受信したデータを文字入
出力部7へ送出する機能を有している。入力部2には、
電話機としての動作モードと文字入力装置としての動作
を切り換えるモード切換スイッチが設けられている。こ
のモード切換スイッチは、フックスイッチでもよく、フ
ックスイッチを使用する場合には、例えば、オンフック
時に文字入力装置としての動作モードとなる。
【0031】図8には、図6の携帯無線電話機が文字入
力装置としての動作モードとなった場合の構成図が示さ
れている。この図8に示されている構成は、図7におい
ては、入力部2と文字入出力部7とからなる部分であ
る。文字入力装置は、文字等の入力を行うためのキーボ
ード11と、キーボード11におけるキー操作の情報を
取り込み中央制御部13に送出する入力制御部12と、
文字入力装置の各部を統括制御する中央制御部13と、
入力文字または入力文字列と変換結果の候補文字または
候補文字列とが対応付けられて記憶された辞書装置31
0である単語辞書14と、中央制御部13から与えられ
る入力文字または入力文字列について単語辞書14を参
照して対応する候補文字または候補文字列を得る辞書検
索部15と、文字等の情報が表示されるLCD等からな
る表示装置16と、中央制御部13の制御の下に候補文
字または候補文字列等を表示装置16に表示させるため
の制御を行う表示制御部17とを具備している。キーボ
ード11のテンキー103の各数字キーには、仮名文字
が複数個ずつ割り当てられている。つまり、通常のダイ
ヤルキーの配置の数字キーの、「1」キーには五十音の
「あ」行の5文字が割り当てられ、「2」キーには五十
音の「か」行の5文字が割り当てられ、以下同様に
「0」キーまでに仮名文字が割り当てられている。但
し、「8」キーには「や」「ゆ」「よ」が割り当てら
れ、「0」キーには「わ」「を」「ん」「ー」が割り当
てられている。また、「*」キーは変換/次候補キーと
され、「#」キーは確定キーとされている。上記におい
て、キーボード11は、複数の仮名文字が割り当てられ
た複数のキーと、文字変換を指示するための変換/次候
補キーと、変換結果を確定させるための確定キーとを含
み、文字または文字列を入力するための入力手段300
であり、表示装置16は、変換結果の候補文字または候
補文字列を少なくとも表示し出力するための出力手段3
30であり、中央制御部13及び辞書検索部15は、入
力手段300から入力されたキー対応の文字または入力
された複数のキー対応の文字列について、上記辞書装置
310を検索して候補文字または候補文字列を求め、こ
の候補文字または候補文字列を上記出力手段330へ送
出する文字変換手段320を構成している。
【0032】図9には上記キーボード11の構成が示さ
れている。テンキー103の各キーに対応してキーマト
リックス10が設けられ、キーマトリックス10の各ス
イッチの一方の接点にはプルアップ抵抗及びロウ(row
)方向ラインOut0〜Out3を介して5Vの電圧が常時与
えられており、ロウ方向ラインOut0〜Out3の端点は入力
制御部12へ至っている。また、キーマトリックス10
の各スイッチの他方の接点にはカラム(column)方向ラ
インM0〜M2が接続され、カラム方向ラインM0〜M2の端点
は入力制御部12へ至っている。
【0033】一方、入力制御部12は図10に示される
ように構成されている。入力制御部12は、全体の制御
を行う制御部20、タイマ21、メモリテーブル22、
メモリ(MEM2) 23、メモリ(MEM1) 24、ラッチ2
5、26とを備えて構成される。ラッチ25は制御部2
0から送出されるカラム方向ラインM0〜M2に対するドラ
イブ信号をラッチする回路であり、ラッチ26はロウ方
向ラインOut0〜Out3の信号を取り込みラッチする回路で
ある。タイマ21は、キー操作時に発生するチャタリン
グを除去すべく、2重にキー操作の読み込みを行うため
に、所定時間間隔(1mS)を制御部20に通知するため
のタイマである。メモリ23にはラッチ25に出力した
ドライブ信号がセットされ、メモリ24にはその時にラ
ッチ26に保持された検出信号がセットされる。メモリ
テーブル22は操作されたキーを特定するためのデータ
が格納されているもので、その内容は図11に示される
ようである。即ち、メモリ23にセットされるデータ
が、図11のMEM2のセット値「0」、「1」、「2」の
それぞれのときに、MEM2の下3欄に横方向に並ぶ3パタ
ーンがそれぞれ下欄側から対応し、ラッチ25にセット
されていることを示す。従って、ラッチ25にMEM2の下
3欄に横方向に並ぶ3パターンのいずれかがセットされ
ると、これに対応して、メモリ23に図11のMEM2にお
けるセット値「0」、「1」、「2」の数字いずれかが
セットされ、これに対してラッチ26には、図11のME
M1の下方横方向に並ぶ4パターンのいずれかがセットさ
れ、この値がメモリ24にセットされる。このため、図
11のMEM1の横方向の4パターンのいずれかとMEM2のセ
ット値「0」、「1」、「2」のずれかとの交点の位置
の数字が操作されたキーの数字を示すことになる。例え
ば、メモリ23に「1」がセットされ、メモリ24に
「1011」がセットされると、メモリテーブル22か
らは「5」キーを示すコードが出力される。このとき、
ラッチ25には「101」がセットされたことを示す。
【0034】制御部20は図12に示されるフローチャ
ートのプログラムによりキー読み込みを行うので、この
フローチャートに従って、制御部20の動作を説明す
る。まず、カラム方向ラインM0〜M2の全てに「0」を出
力すべくラッチ25に信号をラッチさせ(S1)、ロウ
方向ラインOut0〜Out3のいずれかに「0」が現れるのを
ラッチ26にラッチされる信号に基づき監視する(S
2)。「0」が現れると、タイマ21を参照して1mS待
ち(S3)、ロウ方向ラインOut0〜Out3の信号をラッチ
26から取り込みメモリ24にセットする(S4)。さ
らに、タイマ21を参照して1mS待ち(S5)、ロウ方
向ラインOut0〜Out3の信号をラッチ26から取り込み、
既にメモリ24にセットされている内容と等しいかを検
出する(S6)。ここで、等しくないときには、再びス
テップS2へ戻って動作を継続し、一方、1度目と2度
目との読み込み結果が等しいときには、カラム方向ライ
ンM0のみへ「0」を出力すべくラッチ25に信号「11
0(=M2M1M0)」をラッチさせると共に、メモリ
23には「0」をセットし(S7)、ラッチ26にラッ
チされるロウ方向ラインOut0〜Out3の信号のいずれかに
「0」があるかを検出する(S8)。つまり、カラム方
向ラインM0のみへ「0」を出力したとき、図9のカラム
方向ラインM0に接続されている4個のキーのいずれかが
操作されていると、ロウ方向ラインOut0〜Out3の信号の
いずれかに「0」が出現する。ここで、ロウ方向ライン
Out0〜Out3の信号のいずれにも「0」がなければ、カラ
ム方向ラインM1のみへ「0」を出力すべくラッチ25に
信号「101」をラッチさせると共に、メモリ23には
「1」をセットし(S9)、ラッチ26にラッチされる
ロウ方向ラインOut0〜Out3の信号のいずれかに「0」が
あるかを検出する(S10)。つまり、カラム方向ライ
ンM1のみへ「0」を出力したとき、図9のカラム方向ラ
インM1に接続されている4個のキーのいずれかが操作さ
れていると、ロウ方向ラインOut0〜Out3の信号のいずれ
かに「0」が出現する。更に、ここで、ロウ方向ライン
Out0〜Out3の信号のいずれにも「0」がなければ、カラ
ム方向ラインM2のみへ「0」を出力すべくラッチ25に
信号「011」をラッチさせると共に、メモリ23には
「2」をセットし(S11)、ラッチ26にラッチされ
るロウ方向ラインOut0〜Out3の信号のいずれかに「0」
があるかを検出する(S12)。つまり、カラム方向ラ
インM2のみへ「0」を出力したとき、図9のカラム方向
ラインM2に接続されている4個のキーのいずれかが操作
されていると、ロウ方向ラインOut0〜Out3の信号のいず
れかに「0」が出現する。
【0035】以上の処理の結果、いずれの場合にもロウ
方向ラインOut0〜Out3の信号のいずにも「0」が出現し
なければ、ステップS1に戻って動作を継続し、上記ス
テップS8、S10、S12のいずれかの場合にロウ方
向ラインOut0〜Out3の信号のいずかに「0」が出現する
と、ロウ方向ラインOut0〜Out3の信号をラッチ26から
取り込み、メモリ24にセットする(S13)。次に、
制御部20はメモリテーブル22に出力を指示し、この
結果メモリ23、24にセットされた信号に基づきメモ
リテーブル22の検索が行われ(S14)、メモリテー
ブル22から出力されたキーのコードを中央制御部13
へ送出する。次に、カラム方向ラインM0〜M2の全てに
「1」を出力すべくラッチ25に信号をラッチさせ(S
15)、ロウ方向ラインOut0〜Out3の全てが「1」とな
ったか(復旧したか)を検出し(S16)、オール
「1」が得られるれると検出後にタイマ21を参照して
1mSの経過後(S17)、ロウ方向ラインOut0〜Out3の
全てが「1」となったか(復旧したか)を検出し(S1
8)、オール「1」が得られるれると、ステップS1に
戻って動作を続ける。以上のようにして、テンキー10
3のいずれのキーが操作されたのかを示すコードが中央
制御部13へ送出される。
【0036】図13には上記文字入力装置の表示制御部
17の詳細構成が示されている。表示制御部17は、文
字フォント(キャラクタパターン)が記憶された文字フ
ォントメモリ31、この文字フォントメモリ31のフォ
ントを中央制御部13の制御により画像メモリ33に展
開する文字フォント展開部32、(LCD)表示装置1
6に表示する画像データをビットマップにより保持する
画像(ビットマップ)メモリ33、表示中の表示フォン
トデータ(キャラクタコード)を表示位置と共に記憶す
るためのキャラクタ位置メモリ34から構成されてい
る。
【0037】上記表示制御部17には、中央制御部13
から表示フォントデータ、表示位置データ、展開開始指
示信号、キャラクタ位置メモリ34の位置データ(アド
レス)が与えられる。つまり、展開開始指示信号と共
に、表示フォントデータが送られることにより、文字フ
ォント展開部32は文字フォントメモリ31をアクセス
して与えられた表示フォントデータに対応する表示フォ
ントを取り出し、展開位置データ(画像メモリ33の座
標)に基づき画像メモリ33の対応位置に格納する。こ
れにより、LCD表示装置16の画面の画素に1対1で
画像メモリ33のデータ位置が対応付けられているた
め、該当の位置に展開された表示フォントの画素データ
が記憶される。一方、キャラクタ位置メモリ34には、
表示フォントデータと表示位置データとが、中央制御部
13から送られる位置データの位置に記憶されてゆく。
中央制御部13はこれをリード信号を用いて読み出すこ
とができ、表示中のデータ(表示フォントデータ)をそ
の表示位置と共に読み出し、図7の通話制御部6、送受
信部3及びアンテナ5を介して他の端末に送信する等の
処理を行うことができる。
【0038】図14には上記文字入力装置の辞書検索部
15の詳細構成が示されている。辞書検索部15は、こ
の辞書検索部15全体を統括制御する制御部40と、キ
ー入力された文字や文字列のコードを蓄える文字入力バ
ッファ41と、単語辞書14の辞書検索時に用いられる
コードポインタ42と、辞書検索の結果得られた候補文
字または文字列のコードを保持するための検索結果文字
出力バッファ43とから構成されている。
【0039】図15には、単語辞書14に記憶されてい
る内容が示されている。つまり、テンキー103の操作
による数字のコードに対応して、仮名による文字または
文字列、漢字による文字または文字列及び、品詞、場
所、時間等の属性情報、その他の情報からなる辞書情報
が対応付けられて記憶されている。より具体的には、単
語辞書14の構成は図16から図18に示される通りに
構成される。まず、単語辞書14は、図16に示す通
り、文字数単位に区分されたブロックから構成されてい
る。各文字数対応のブロックは、図17に示される通
り、当該文字数の数字列に対応した複数のブランチから
構成される。ここでは、文字数が5文字のブロックに5
文字の数字列に対応する複数のブランチが存在し、その
中の数字列「41281」に対応するブランチが明示さ
れている。更に、図18には、数字列「41281」に
対応するブランチの内部が示されている。ブランチ内に
は、存在する場合の後続数字(0)から(9)に対応し
たテーブル(従って、後続数字が(1)と(8)とだけ
である場合には、2テーブル)と、後続数字が無い場合
の数字列に対応する候補の先頭を示すコードSOS(0
0)に対応するテーブルとが含まれている。後続数字
(0)から(9)に対応したテーブルには、対応の後続
数字と、次テーブルのポインタNTPと、次ブランチの
ポインタNBPとがセットされている。一方、コードS
OS(00)に対応するテーブルには、後続数字が無い
場合の(つまり、数字列「41281」に対応する)候
補の先頭を示すコードSOS(00)、文字または文字
列コードStr1〜Strn、候補文字または候補文字列コード
の終了を示すコードEOS(FF)、ブランチの終了を示
すコードEOB(FF)がセットされている。
【0040】上記のように、1ブランチ内に複数の候補
文字または候補文字列が存在するのは、通常の日本語ワ
ードプロセッサのように、同音異義語が存在することに
よるばかりでなく、1キーに複数の仮名文字を割り当て
たためである。例えば、「1」キー、「2」キーが続け
て操作された場合は、「あ」行と「か」行の文字列の入
力であるから、「赤(あか)」、「秋(あき)」、「池
(いけ)」、「桶(おけ)」等が候補文字列として存在
する。図15に例示の数字列「41281」の場合に
は、「東京(とうきょう)」、「提供(ていきょう)」
等が存在する。上記の例で明らかな様に、拗音の候補、
濁音の候補、半濁音の候補等を清音に置換えて辞書化し
てある。
【0041】図14に示された辞書検索部15の制御部
40は、図19に示されるフローチャートのプログラム
により単語辞書14の検索処理を行うので、このフロー
チャートに従って、制御部40の動作を説明する。制御
部40は文字入力バッファ41をクリアし(S21)、
入力文字または入力文字列のコード(数字キーのコー
ド)が到来するのを待つ(S22)。この例では、操作
者が図20のST1に示すように「とうきょう」を入力
文字とする。そこで、操作者は携帯無線電話機のテンキ
ー103の対応キーを操作することになる。この図20
のテンキー103では、図6のテンキー103とは異な
り、丸い四隅を有するキートップ自体に仮名文字が表記
され、しかも、仮名文字が平仮名ではなくカタカナとな
っている。本文字入力装置は、図6の実施例のテンキー
103であっても、この図20のテンキー103であっ
ても適切な入力が可能であることを示す。テンキー10
3の数字キーは図20のST2に示されるように「41
281」と操作される。操作者はST2の「4128
1」に対応する仮名文字の内、枠により囲った仮名文字
を所望して入力を行ったことを示す。
【0042】すると、図12において説明した入力制御
部12の動作により、操作に係る数字キーに対応するコ
ードが得られ、上記「41281」に対応するコード列
が文字入力バッファ41に格納される。次に操作者は、
図20のST3に示すように、変換を求めて変換/次候
補キーである「*」キーを操作する。この「*」キーに
ついても、図12において説明した入力制御部12の動
作により、コードに変換されて中央制御部13へ送出さ
れる。これを受けた中央制御部13は図14の制御部4
0に検索スタート信号を送出する。そこで、図19に示
されるように、検索スタートかを監視していた(S2
3)制御部40は、コードポインタ42をリセットし
(S24)、データセレクタ信号をセット状態とする
(S25)。次に、制御部40は、文字入力バッファ4
1に格納されているコードを先頭から取り出し、単語辞
書14の文字数1のブロックから検索を始める。検索の
手法は何番目の数字についても同様であるので、ここで
は、文字数3のブロックにおける検索から説明する。
【0043】図21には、文字数3のブロックにおける
検索からの処理が示されている。数字列「412」に応
じて、文字数3のブロックのアドレス「3F0F」のテーブ
ルに行き着く。このテーブルの後続数字は「1」であ
り、文字入力バッファ41に格納されている数字列「4
1281」の第4番目の数字「8」とは異なるので、N
TPに基づき次のテーブルを検索する。ここでは、数字
列「412」に続く数字が「1」である候補と、「8」
である候補とだけが存在しているため、たちまち、後続
数字が「8」のテーブルを検索できている。通常は、後
続数字が「1」のテーブルの次は、後続数字が「2」の
テーブル、その次は後続数字が「3」のテーブル・・・
というようにして、後続数字が「8」のテーブルに到達
する。
【0044】後続数字が一致すると、このテーブルのN
BPに基づき文字数4のブランチ「4128」の第1テ
ーブルに行き着く。ここのテーブルでは、後続数字が
「1」であり、文字入力バッファ41に格納されている
数字列「41281」の第5番目の数字「1」と一致す
る。後続数字が一致すると、このテーブルのNBPに基
づき次のブランチ「41281」のテーブルに行き着
く。ここでは本来、文字入力バッファ41に格納されて
いる後続数字が無いから、後続数字のエリアに「00」
がセットされているテーブルを検索する。この図21の
例では、単語辞書14においても数字列「41281」
に続く数字を持つ候補が無いこと、つまりテーブルがな
いことを前提としており、ブランチ「4128」のテー
ブルから、直ちに後続数字のエリアに「00」がセット
されているアドレス「98AC」のテーブルに行き着いてい
る。
【0045】図21の例では、第1番目の候補文字列に
「東京」がセットされており、コードポインタ42の出
力値「0」に対応して、「東京」のコードが読み出され
る。以上の処理が、図19におけるステップS25の
「検索」からステップS26、S27、S28のループ
の処理に対応している。ステップ27におけるコードポ
インタ42の歩進は、図21におけるテーブルを順次検
索するときに対応すると共に、目的のテーブルにおい
て、各候補文字を指示して読み出す場合にも対応してい
る。従って、実際的には図21において行われている候
補文字の検索は、図10に示した単語辞書14を検索し
ている場合と等価である。なお、この例では、「東京」
が得られたが、もし、入力された数字列に対応する候補
文字が単語辞書14内に記憶されていなければ、コード
ポインタ42にNEXT信号を与えてその値を歩進し
(S27)、ステップS28からステップS26へのル
ープを繰り返し、最終的に候補文字または候補文字列が
検出できないときには、ステップS28においてYES
へ分岐する。つまり、コードポインタ42からEND信
号が返される。そこで、制御部40は検索結果情報によ
り「該当なし」を中央制御部13へ送出する。「該当な
し」を受けた中央制御部13は表示制御部17に「該当
なし」の文字フォントを送出し、該当する候補がない旨
をLCD表示装置16に表示させる(S29)。
【0046】上記のようにして得られた「東京」のコー
ドは検索結果文字出力バッファ43に出力される(S3
0)。検索結果情報により結果出力の通知が中央制御部
13に与えられ、「東京」のコードは検索結果文字出力
バッファ43から中央制御部13に取り込まれ、更に表
示制御部17に送られ、図13により説明した通りにし
て、(LCD)表示装置16における表示に供される。
つまり、(LCD)表示装置16には「東京」が表示さ
れる。辞書検索部15の制御部40は確定キーの操作ま
たは次候補キーの操作を監視している(S31、S3
2)。確定キーの操作または次候補キーの操作は前述の
変換キーの操作の場合と同様にして入力制御部12から
中央制御部13へ送出される。
【0047】図20の例では、「東京」が所望の文字で
あるので、ST4に示すように、確定キーが操作されて
いる。中央制御部13は確定キーのコードを得て、検索
スタート信号をインアクティブに遷移させる。辞書検索
部15の制御部40はこれを受けてステップ31からY
ESへ分岐し、上記候補文字を確定させる。なお、単語
辞書14に「41281」に対応して、「とうきょ
う」、「東京」が順に格納されているときには、図20
のST5に括弧にて示されるように、まず、「とうきょ
う」の表示に対して次候補キーが操作され、これにより
コードポインタ42にNEXT信号を与えてその値を歩
進し(S27)、次候補の「東京」のコードを得てステ
ップS26からS30へと進む。この場合も、「東京」
が所望の文字であるので、ST4に示すように、確定キ
ーが操作される。以降の処理は前述と同様に処理が行わ
れることになる。
【0048】以上の通り、上記の文字入力装置は、各キ
ーに複数の仮名文字キーが割り当てられ、かつ、変換/
次候補キー、確定キーを備えるので、操作されたキーに
割り当てられた仮名文字に対応する候補文字または操作
された複数のキーに割り当てられた仮名文字列の組み合
わせから構成される候補文字列を適切に入力して選択す
ることができる。つまり、少ないキーを持つ情報端末に
は好適である。
【0049】図22には、本発明の実施例に係る座標入
力装置を上記において説明した文字入力装置に適用して
得た文字入力装置の構成図が示されている。この文字入
力装置では、表示装置16の画面上に貼着されるタッチ
パネル50(図1のタッチパネル部401に相当す
る。)が設けられ、このタッチパネル50からの操作入
力座標値を入力制御部12−Aが検出する。つまり、表
示装置16に相当する表示部102の画面には、図3、
図4にて説明した通りのタッチパネル部401からなる
座標入力部が貼着されている。図1、図2において説明
した様に、この座標入力部における座標入力に対し、い
ずれの位置(座標)が操作されたかを入力制御部12−
Aが検出している。つまり、入力制御部12−Aは、本
発明の実施例に係る座標入力装置のタッチパネル部40
1以外の構成を含んでおり、図22のタッチパネル50
における入力操作位置を検出する位置検出手段55を構
成している。
【0050】図23には、上記図22の構成に係る文字
入力装置における辞書検索部15の制御部40が備える
プログラムに対応するフローチャートが示されている。
この実施例では、既に説明した構成に係る文字入力装置
において行われる図19のステップS30〜S32、S
27に対応する処理を図23に示すように行う。つま
り、単語辞書14から候補を取り出すときには存在する
所定個までの候補を取り出し、「次候補」の文字(また
は、「スクロール」)と共に検索結果文字出力(LCD
表示用)バッファ43へ出力する(S30−A)。これ
により、図25の下方に示すように、表示制御部17は
表示部102の表示画面の所定位置に、「東京」、「提
供」、「東急」「次候補」を表示する(S36)。制御
部40はタッチパネル50における操作位置の検出を行
い(S37)、操作位置の座標に基づき対応して表示さ
れている候補文字を検出し(S38)、この候補文字を
確定させる(S40)。
【0051】ここで、制御部40が行う、タッチパネル
50における操作位置の検出及び、操作位置の座標に基
づき対応して表示されている候補文字の検出に係る処理
の詳細を説明する。制御部40には、本発明の実施例に
係る座標入力装置の要部を含む入力制御部12−Aから
タッチパネル50上の入力操作に係る座標値が送られて
くる。制御部40には、図24に示されるように、上記
座標値と候補文字または文字列、そして「次候補」の文
字列の位置番号との対象テーブルを有しており、例え
ば、座標値(xi ,yi )が得られると、位置番号
『2』を検出する。位置番号と候補文字または文字列、
そして「次候補」とが、図25に2重括弧により示され
るように、左から候補番号が『1』、『2』、『3』、
『4』と割り当てられている。制御部40には、候補番
号と表示制御部17に与えた候補のコードとの対応関係
の情報をも保持している。このため、図25のような候
補を表示制御部17に与えているときには、候補番号
『2』が選択されると、「提供」が選択されたことを検
出できる。
【0052】また、上記図23のステップS38におい
て次候補キーの操作を検出した場合には、表示用ポイン
タを変更して(S39)、コードポインタ42を上記所
定候補数分(上記図25の例では、3個分)歩進し(S
27−A)、他の候補の検索へと進む。つまり単語辞書
14の対応するテーブルの候補文字列について候補を表
示するためのポインタと単語辞書14のテーブル内から
候補文字を検索のためのポインタとが共通であるときに
は、これらを共に3個分進めることにより、存在すると
きには次の3候補が取り出され、表示される。このよう
に本発明の実施例に係る座標入力装置を適用した文字入
力装置では、複数の候補が存在する場合には、これらを
同時表示してタッチパネル50により選択可能とするの
で、候補文字の確定を確実に迅速に行うことができる効
果がある。勿論、本実施例に係るタッチパネルを用いて
いる携帯無線電話機における電力消費を低減する効果を
持つことは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本願の請求項1に記
載の発明によれば、第1の導電性シートの一方の電極
と、第2の導電性シートの一方の電極との間に所定電圧
を印加して、電圧の変化を検出する状態、つまりスタン
バイモードとなるので、この状態では、第1の導電性シ
ート、第2の導電性シートのいずれにおいても1対の電
極間に電流が流れることなく、低電力消費の状態で入力
の有無を検出可能であり、携帯端末の様に、電力の供給
が常に保証されている訳ではない端末に用いる場合に好
適である。
【0054】以上説明したように本願の請求項2に記載
の発明によれば、中央制御部は、第1の導電性シートの
一方の電極と前記第2の導電性シートの一方の電極との
間に所定電圧が印加されているときに、論理回路を介し
て所定電位の変化を検出すると、座標値の取り込みを行
うべく、スタンバイ制御部に対し第1の導電性シートの
両電極間または前記第2の導電性シートの両電極間に所
定電圧を印加するように指示を与えるので、これより前
の、論理回路を介して所定電位の変化を検出している状
態では、第1の導電性シート、第2の導電性シートのい
ずれにおいても1対の電極間に電流が流れることなく、
低電力消費の状態で入力の有無を検出可能であり、携帯
端末の様に、電力の供給が常に保証されている訳ではな
い端末に用いる場合に好適である。
【0055】以上説明したように本願の請求項3に記載
の発明によれば、座標値の入力が所定時間なされない場
合に、第1の導電性シートの一方の電極と第2の導電性
シートの一方の電極との間に所定電圧が印加され、第1
の導電性シート、第2の導電性シートのいずれにおいて
も1対の電極間に電流が流れることなく、低電力消費の
状態に移行し、携帯端末の様に、電力の供給が常に保証
されている訳ではない端末に用いる場合に好適である。
【0056】以上説明したように本願の請求項4に記載
の発明によれば、待機状態から第1の導電性シートの両
電極間または第2の導電性シートの両電極間に所定電圧
が印加される状態に、つまり、座標値を検出可能なモー
ドに遷移し、適切な座標入力を可能とする。
【0057】以上説明したように本願の請求項5に記載
の発明によれば、論理回路による所定電圧の変化の検出
を行っている場合には、低電力消費モードにて動作し、
座標値を取り込む場合には、通常動作モードにて動作す
ることにより、無駄な電力消費を抑える効果がある。
【0058】以上説明したように本願の請求項6に記載
の発明によれば、第1の導電性シート、第2の導電性シ
ート及び、スペーサは、それぞれ透明であり、表示装置
の画面に貼着して画面上の位置を指示する装置等として
使用でき、表示画面と一体化した入力部を備える各種の
端末に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る座標入力装置の通常処理
モードを示す構成図。
【図2】本発明の実施例に係る座標入力装置のスタンバ
イモードを示す構成図。
【図3】本発明の実施例に係る座標入力装置の座標入力
部における通常処理モードを示す構成図。
【図4】本発明の実施例に係る座標入力装置の座標入力
部におけるスタンバイモードを示す構成図。
【図5】本発明の実施例に係る座標入力装置における動
作を説明するためのフローチャート。
【図6】本発明の実施例に係る座標入力装置が適用され
る携帯無線電話機の正面図。
【図7】本発明の実施例に係る座標入力装置が適用され
る携帯無線電話機の構成図。
【図8】本発明の実施例に係る座標入力装置が適用され
る文字入力装置の構成図。
【図9】図8に示された文字入力装置の要部であるキー
マトリックス部分の構成図。
【図10】図8に示された文字入力装置の要部である入
力制御部の構成図。
【図11】図8に示された文字入力装置の要部である入
力制御部に備えられるメモリテーブルの構成図。
【図12】図8に示された文字入力装置の要部である入
力制御部の動作を説明するためのフローチャート。
【図13】図8に示された文字入力装置の要部である表
示制御部の構成図。
【図14】図8に示された文字入力装置の要部である辞
書検索部の構成図。
【図15】図8に示された文字入力装置の要部である辞
書の概略構成図。
【図16】図8に示された文字入力装置の要部である辞
書の具体的構成図。
【図17】図8に示された文字入力装置の要部である辞
書の具体的構成図。
【図18】図8に示された文字入力装置の要部である辞
書の具体的構成図。
【図19】図8に示された文字入力装置の要部である辞
書検索部の動作を説明するためのフローチャート。
【図20】図8に示された文字入力装置を用いた入力動
作を説明するための図。
【図21】図8に示された文字入力装置を用いた入力動
作による辞書検索を説明するための図。
【図22】本発明の実施例に係る座標入力装置が適用さ
れて構成された文字入力装置の構成図。
【図23】本発明の実施例に係る座標入力装置が適用さ
れて構成された文字入力装置の要部である辞書検索部の
動作を説明するためのフローチャート。
【図24】図23に示された文字入力装置の要部である
辞書検索部に備えられるメモリテーブルの構成図。
【図25】本発明の実施例に係る座標入力装置が適用さ
れて構成された文字入力装置における表示例を示す図。
【図26】従来例に係る座標入力装置の座標入力部の構
成図。
【図27】従来例に係る座標入力装置の座標入力部にお
けるスタンバイモードを示す構成図。
【図28】従来例に係る座標入力装置の構成図。
【符号の説明】
151 第1の導電性シート 152 第
2の導電性シート 153 スペーサ 401 タ
ッチパネル部 402、406 スイッチ部 403 x
/y制御部 404 A/D変換器 405 C
PU 406 スイッチ部 407 ス
タンバイ制御部 408、409 信号線 410 論
理回路
フロントページの続き (72)発明者 井上 信浩 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 岩城 実 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の端縁に電極が設けられたx座標検
    出用の第1の導電性シートと、一対の端縁に電極が設け
    られたy座標検出用の第2の導電性シートとがスペーサ
    を介してそれぞれの電極が直交するようにして重ねられ
    て構成された座標入力部と、 前記第1の導電性シートの一方の電極と、前記第2の導
    電性シートの一方の電極との間に所定電圧を印加し、前
    記電圧の変化を検出することにより、座標入力を受け付
    けるモードに移行させるモード制御手段を備えることを
    特徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】 一対の端縁に電極が設けられたx座標検
    出用の第1の導電性シートと、一対の端縁に電極が設け
    られたy座標検出用の第2の導電性シートとがスペーサ
    を介してそれぞれの電極が直交するようにして重ねられ
    て構成された座標入力部と、 前記第1の導電性シートと前記第2の導電性シートのい
    ずれか一方からの信号を選択するための選択手段を介し
    て座標値を取り込む中央制御部と、 この中央制御部の指示に基づき前記第1の導電性シート
    の両電極間または前記第2の導電性シートの両電極間に
    所定電圧を印加するか、前記第1の導電性シートの一方
    の電極と前記第2の導電性シートの一方の電極との間に
    所定電圧を印加するかの切り換えを行うスタンバイ制御
    部と、 このスタンバイ制御部により、前記第1の導電性シート
    の一方の電極と前記第2の導電性シートの一方の電極と
    の間に所定電圧が印加されているときに、この所定電圧
    の変化を前記中央制御部に伝える論理回路とを備え、 前記中央制御部は、この論理回路により所定電位の変化
    を検出すると、座標値の取り込みを行うモードへ移行す
    ることを特徴とする座標入力装置。
  3. 【請求項3】 中央制御部は、座標値の入力が所定時間
    なされない場合に、スタンバイ制御部に対し、第1の導
    電性シートの一方の電極と第2の導電性シートの一方の
    電極との間に所定電圧を印加するように指示することを
    特徴とする請求項2記載の座標入力装置。
  4. 【請求項4】 中央制御部は、論理回路による所定電圧
    の変化の検出を行っている場合に、所定電圧が変化した
    ことを検出すると、スタンバイ制御部に対し、第1の導
    電性シートの両電極間または第2の導電性シートの両電
    極間に所定電圧を印加するように指示することを特徴と
    する請求項2または請求項3に記載の座標入力装置。
  5. 【請求項5】 中央制御部は、低電力消費モードと通常
    動作モードとを備え、 論理回路による所定電圧の変化の検出を行っている場合
    には、低電力消費モードにて動作し、 座標値を取り込む場合には、通常動作モードにて動作す
    ることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1
    項に記載の座標入力装置。
  6. 【請求項6】 第1の導電性シート、第2の導電性シー
    ト及び、スペーサは、それぞれ透明であることを特徴と
    する請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の座標
    入力装置。
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