JPH08249017A - データ通信システム及びデータ通信方法 - Google Patents

データ通信システム及びデータ通信方法

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JPH08249017A
JPH08249017A JP7049754A JP4975495A JPH08249017A JP H08249017 A JPH08249017 A JP H08249017A JP 7049754 A JP7049754 A JP 7049754A JP 4975495 A JP4975495 A JP 4975495A JP H08249017 A JPH08249017 A JP H08249017A
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station
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data
remote
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Application number
JP7049754A
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English (en)
Inventor
Sadayuki Tsukada
貞幸 塚田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 親局異常時にサブ親局にて完全なるリモ−ト
I/O局の継続制御処理を行うことによりデ−タ通信効
率を向上させること。 【構成】 親局と、この親局に制御されるリモートI/
O局と、親局異常時に親局に代わって各リモ−トI/O
局を制御するサブ親局とから構成されるネットワークに
おいて、親局及びサブ親局双方の電源のONを検出した
時に、シーケンス制御開始指令を親局及びサブ親局のそ
れぞれのシーケンス制御部3に対してに対して同時に出
力することにより、親局及びサブ親局のシーケンス制御
開始の同期をとるデータ通信制御部2を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種制御に用いられ
るプログラマブルコントローラにより構成されるネット
ワークにおけるデータ通信システム及びデータ通信方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、例えばデータ通信制御機構を持
つプログラマブルコントローラのハードウェア構成例を
示す構成図であり、複数あるプログラマブルコントロー
ラのうち、それぞれが、親局、親局に制御されるリモー
トI/O局、親局異常時に異常状態を一時的に解消する
ために親局の代わりとなるサブ親局、となり、ローカル
エリアネットワーク(以下、LANという)を構成す
る。図において、1はデータ通信機能を具備するプログ
ラマブルコントローラ(以下PCという)であり、この
PC1は、データ通信を制御するデータ通信制御部2及
びシーケンスプログラムの実行及びPC1の入出力部を
制御するシーケンス制御部3から構成されている。デー
タ通信制御部2は、データ通信制御部2の各部を制御す
るCPU21、通信を実行するためのバスを制御するシ
リアルコントローラバス22、ROM23、RAM2
4、シーケンス制御部3とのインタフェースのための2
ポートRAM25から構成されている。シーケンス制御
部3は、シーケンス制御部3の各部を制御するCPU3
1、ROM32、RAM33、入出力インタフェース3
4、シーケンスプログラムが格納されるメモリ35、周
辺装置との交信を行うシリアル入出力インタフェース3
6から構成されている。4は各PC(PCa、PCb、
‥‥PCn)間の通信を実行するための通信ケーブル、
5はシーケンスプログラムの作成やLANの各種パラメ
ータの設定をユーザーが行うための周辺装置であり、C
RT51、周辺装置本体52、キーボード53から構成
されている。6は周辺装置5とPC1の交信を実行する
ための通信テーブルである。
【0003】次に、図5のように構成されたLANの動
作について説明する。まず、図6のフローチャートを用
いて、親局(例えば、PCa)におけるデータ通信制御
部2の送受信処理を説明する。親局は、ステップST6
1でシーケンス制御部3にてデータ通信のシーケンス制
御が開始されたか否かを判断し、開始されていない場合
は、親局によるデータ通信の送受信処理が行えないの
で、シーケンス制御が開始されるまで待機する。一方、
シーケンス制御が開始された場合は、サブ親局及び各リ
モ−トI/O局の状態を考慮せずに(シーケンス制御の
開始の同期を取らずに)ステップST62に移行して、
サブ親局と複数あるリモートI/O局全てに送信する送
信データを、2ポートRAM25からシリアルコントロ
ーラバス22内に設けられた送信バッファに転送した
後、ステップST63において、サブ親局と全リモート
I/O局に送信データを送信する。
【0004】その後、ステップST64において、サブ
親局又は各リモートI/O局から親局に対しての受信デ
ータが有るか判断し、無い場合は、受信データが親局に
対して送信されてくるまで待機し、有る場合は、ステッ
プST65へ移行し、サブ親局又は各リモート局からの
受信データを、シリアルコントローラバス22内に設け
られた受信バッファに一旦蓄えた後、2ポートRAM2
5に転送する。そして、ステップST66で、サブ親局
又は全リモートI/O局全てからの受信データを親局が
受信したか否かを判断(サブ親局又は全リモートI/O
局分受信完了か判断)し、サブ親局又は全リモートI/
O局から親局に対しての受信データの送信が未完了の場
合は、ステップST64に戻り、全てのサブ親局又は全
リモートI/O局からの受信データを受信するまで、上
述した動作を繰り返す。これに対し、全てのサブ親局又
は全リモートI/O局からの受信データを受信(受信デ
ータの親局に対しての送信が完了)した場合は、次のス
テップST67に移行し、シーケンス制御部3からリン
クリフレッシュ処理(後述する)を行うためのリフレシ
ュ要求が有るか判断する。
【0005】ステップST67でのリフレッシュ要求の
有無の判断の結果、リフレッシュ要求が無い場合は、リ
フレッシュ要求が来るまで待機し、リフレッシュ要求が
有る場合は、ステップST68に移行して、シ−ケンス
制御部3がリンクリフレッシュ処理を行う。ここで、リ
ンクリフレッシュ処理とは、2ポートRAM25に一旦
蓄えられた全てのサブ親局又は各リモートI/O局から
の受信データを、RAM33に読みだす処理、及び、次
のシーケンス制御のためにRAM33から全てのサブ親
局及び各リモートI/O局へ送信するための送信データ
を、2ポ−トRAM25に書き込む処理である。その
後、ステップST68でのリンクリフレッシュ処理の
後、ステップST61に戻って次のシーケンス制御を行
うという制御を行う。
【0006】次に、図7のフローチャートを用いて、サ
ブ親局におけるデータ通信制御部2の送受信処理を説明
する。サブ親局は、まずステップST71で、親局が正
常にサブ親局及び各リモ−トI/O局と交信をおこなっ
ているかを判断するために、親局からのデ−タを受信す
るまでの時間を監視するためのタイマ−を起動する。ス
テップST72では、親局からの受信データがあるか否
かを判断し、親局から受信データを受信した場合には、
ステップST73において、その受信データをシリアル
コントローラバス22内に設けられた受信バッファから
2ポートRAM25へ転送する。一方、親局から受信デ
ータを受信していない場合には、ステップST82に移
行する。(後述する)
【0007】ステップST73において、シリアルコン
トローラバス22内に設けられた受信バッファに一旦蓄
えられた、親局からの受信データを、2ポートRAM2
5へ転送した後、ステップST74で、親局に対して、
サブ親局のシリアルコントローラバス22内に設けられ
た送信バッファの送信データを送信することができる順
番であるか否かを局番にて判断し、サブ親局の送信順番
なら、ステップST75へ移行して、親局に対して送信
する送信データを2ポートRAM25からシリアルコン
トローラバス22内に設けられた送信バッファに転送
し、ステップST76で親局に対して送信データを送信
する。一方、ステップST74において、送信データの
送信順番がサブ親局の順番で無い場合には、ステップS
T77へ移行する。
【0008】サブ親局から親局に対しての送信データの
送信が終了した後、あるいは送信データの送信順番がサ
ブ親局の順番ではなく、リモートI/O局からの送信順
番である場合では、保有している送信データを送信する
ことができるのは、リモートI/O局だけであり、リモ
ートI/O局から親局に対してデータが送信される。こ
こで、リモートI/O局から親局に対し一斉同報である
ので、サブ親局も各リモ−トI/O局からのデータを受
信することができる。ステップST77において、各リ
モートI/O局からの受信データが存在するか否かを判
断し、サブ親局が必要とする各リモ−トI/O局からの
受信データが存在する場合には、ステップST78で、
各リモートI/O局からの受信データを一旦蓄えている
シリアルコントローラバス22内に設けられた受信バッ
ファから2ポートRAM25に受信データを転送し、ス
テップST79に移行する。また、各リモートI/O局
から親局に対して受信データが存在しない場合では、親
局における各リモートI/O局からの受信処理が必要な
いので、そのままステップST79に移行する。
【0009】ステップST79において、全リモ−トI
/O局(サブ親局も含む)分の親局に対する受信データ
の受信が完了したか否かを判断し、完了していない場合
には、ステップST74に戻り、再度上述したステップ
ST74〜ステップST78の処理を繰り返す。全リモ
−トI/O局分のデータの受信が完了した場合には、ス
テップST80に移行し、シーケンス制御部3からリン
クリフレッシュを行うためのリフレッシュ要求があるか
否かを判断する。ステップST80でのシーケンス制御
部3からリフレッシュ要求の有無の判断の結果、シーケ
ンス制御部3からリフレッシュ要求が来ない場合は、リ
フレッシュ要求が来るまで待機し、シーケンス制御部3
からリフレッシュ要求がある場合には、ステップST8
1に移行して、2ポ−トRAM25経由にて各局から受
信した受信デ−タの読みだしと各局に送信する送信デ−
タを書き込むというリンクリフレッシュ処理を行う。そ
の後、一連のサブ親局の、親局からの受信データがある
場合の送受信処理を終了し、ステップST71に戻る。
【0010】ところで、ステップST72にて、親局か
らの受信データがない場合は、監視タイマーが予め定め
られた時間を経過(タイムアップ)したかをステップS
T82において判断し、タイムアップしていない場合に
は、ステップST72に戻り、親局からの受信データを
予め定められた時間、受信待ちする。しかし、ステップ
ST72において、親局からの受信データがなく、かつ
予め定められた時間を経過してしまった時には、ステッ
プST83に移行し、親局異常と判断し、親局に代わり
一時的にサブ親局が各リモートI/O局を制御するため
に、サブ親局が保有している各リモ−トI/O局に送信
する送信デ−タを2ポ−トRAM25からシリアルコン
トロ−ルバス22内の送信バッファに転送した後、ステ
ップST84で、各リモ−トI/O局に送信デ−タを、
親局の代わりにサブ親局から送信する。
【0011】ここで、親局異常時に各リモ−トI/O局
に送信するサブ親局が保有している送信データは、親局
とサブ親局とが同期が取れていないため、シーケンス制
御がバラバラに実行されており、同一のデータとはいえ
ず、あくまで、サブ親局が親局異常時の異常を解消する
ための処理を行うためのデータである。サブ親局が保有
している各リモ−トI/O局に送信する送信データ、あ
るいは、親局異常時に行うシーケンス制御のプログラム
により、サブ親局が親局の代わりに各リモ−トI/O局
を制御する処理は、警報を鳴らし、親局の異常を作業者
に知らせたり、親局が保有していたエラー情報を保存し
たり、各リモ−トI/O局の初期化を行ったりする内容
である。
【0012】そして、ステップST85において、各リ
モ−トI/O局からの受信データがあるか否かを判断
し、各リモ−トI/O局からの受信データがない場合に
は、受信データが来るまで待ち、各リモ−トI/O局か
らの受信データが存在する場合は、一旦シリアルコント
ローラバス22内に設けられた受信バッファに蓄えられ
ていた受信データを、ステップST86により2ポ−ト
RAM25に転送する。その後、ステップST87によ
り、全リモ−トI/O局からの受信データの受信が完了
したか否か判断し、受信完了していない場合は、ステッ
プST85に戻り、全ての各リモ−トI/O局分の受信
データの受信を完了させる。全ての各リモ−トI/O局
からの受信データの受信が完了した場合は、ステップS
T88に移行し、シ−ケンス制御部3から、リンクリフ
レッシュを行うためのリフレッシュ要求があるか判断す
る。
【0013】ステップST88による、シ−ケンス制御
部3からのリフレッシュ要求の有無の結果、リフレッシ
ュ要求がない場合は、リフレッシュ要求が来るまで待機
し、リフレッシュ要求が来た場合にのみ次のステップS
T89に移行して、2ポ−トRAM25経由にて各局か
ら受信した受信デ−タの読みだしと各局に送信する送信
デ−タを書き込むというリンクリフレッシュ処理を行
う。その後、ステップST90において、親局が正常に
復列したかどうか、親局から受信デ−タを受信したか否
かを確認し、受信した場合は、親局は正常に復列したと
判断し、ステップST71にいき、受信していない場合
は、親局が異常のままと判断し、各リモ−トI/O局の
制御を引き続き行うためにステップST83に移行する
という制御を行う。
【0014】次に、図8のフローチャートを用いて、親
局またはサブ親局におけるシーケンス制御部3のシーケ
ンス制御処理フローを説明する。電源が入ると、ステッ
プST91で、RAM33のイニシャル処理や入出力I
/Fのイニシャルを行い、その後ステップST92に移
行して、メモリ35にユーザーが周辺装置5を用いて書
き込んだシ−ケンスプログラムを実行し、そのシーケン
スプログラムの処理が完了後、デ−タ通信制御部にリフ
レッシュ要求をし、処理できるか確認する(ステップS
T93)。処理できない場合はステップST92に戻っ
てシ−ケンスプログラムを再度実行し、処理できる場合
は、ステップST94に移行して、デ−タ通信制御部2
の2ポ−トRAM25に一旦蓄えられていた、各局から
受信した受信デ−タの読みだしと、各局に送信するデ−
タを書き込むというリンクリフレッシュ処理を行う。そ
の後、ステップST92にもどってシ−ケンスプログラ
ムを実行するという処理を行う。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のプ
ログラマブルコントローラのデータ通信方法では、上述
したように実行されており、親局とサブ親局のシ−ケン
ス制御開始のための同期をとっておらず、親局とサブ親
局のシーケンス制御が別々に実行されていた。そのた
め、親局とサブ親局内の各リモ−トI/O局をシーケン
ス制御するための送信データが異なっており、親局異常
時に、サブ親局は、親局が各リモ−トI/O局に対して
行っていた制御と全く同一の制御を継続して行うことが
できないといった問題があった。仮に、同期をとる必要
がある場合には、同期をとるためのシーケンスプログラ
ムを新たに親局及びサブ親局双方に対して実行しなけれ
ばならず、作業性が悪いといった問題があった。また、
シーケンス制御を繰り返すうちに、同期がずれてくる可
能性があり、その同期のずれには、再度同期をとるため
のシーケンスプログラムにより同期をとり直さなければ
ならないといった問題があった。さらに、従来のサブ親
局の役割は、あくまで親局が行っていたシーケンス制御
の異常を解消するための処理(警報、エラー情報の保
存、各リモ−トI/O局の初期化等)であり、リモート
I/O局を親局に代わって完全に制御するためのプログ
ラム、データ、タイミングを保有していないことから、
異常が発生した際に親局の行っていたシーケンス制御を
そのままサブ親局が継続することができないといった問
題があった。
【0016】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、第1の目的は、親局及びサブ親
局のシーケンス制御開始のための同期を容易にかつ確実
にとることにより、シーケンス制御のためのデータを親
局及びサブ親局双方を同一にし、親局異常時にサブ親局
が親局に代わり、各リモ−トI/O局を継続して制御す
ることができるデータ通信システム及びデータ通信方法
を得るものである。また、第2の目的は、シーケンス制
御を繰り返す上で、親局とサブ親局との同期がずれてき
てしまう場合でも、簡単に同期を取ることにより、親局
異常時にサブ親局が親局に代わり、各リモ−トI/O局
を継続して制御することができるデータ通信システム及
びデータ通信方法を得るものである。さらに、第3の目
的は、親局異常時にサブ親局が親局に代わり、各リモ−
トI/O局をより完全に制御できるデータ通信システム
及びデータ通信方法を得ることである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ通
信システムにおいては、親局に制御されるリモートI/
O局と、このリモートI/O局と同様に上記親局により
制御されると共に、親局異常時には、上記リモートI/
O局を上記親局に代わって制御するべく、上記親局と同
一のリモートI/O局を制御するためのプログラムを有
するサブ親局と、このサブ親局及び上記親局双方の電源
のONを検出した時に、シーケンス制御開始指令を上記
親局及びサブ親局に対して同時に出力することにより、
上記親局及びサブ親局のシーケンス制御開始の同期をと
る通信制御部と、を備えたものである。
【0018】また、シーケンス制御を複数種有し、通信
制御部は、複数のシーケンス制御の各シーケンス制御毎
に、親局及びサブ親局に対してシーケンス制御開始指令
を同時に出力するようにしたものである。
【0019】さらに、通信制御部は、シーケンス制御に
ともなうデータ伝送中に、親局の内部クロックを用いた
動作環境データをサブ親局に対して送信するようにした
ものである。
【0020】また、この発明に係るデータ伝送方法にお
いては、親局に制御されるリモートI/O局と、このリ
モートI/O局と同様に上記親局により制御されると共
に、親局異常時には、上記リモートI/O局を上記親局
に代わって制御するべく、上記親局と同一のリモートI
/O局を制御するためのプログラムを有するサブ親局と
から構成されるネットワークにおいて、親局及びサブ親
局双方の電源のONを検出する第1の工程と、この第1
の工程の後、親局及びサブ親局双方に対して同時にシー
ケンス制御開始の同期をとる第2の工程と、を備えたも
のである。
【0021】
【作用】上記のように構成されたデータ通信システムに
おいては、親局とサブ親局の電源ONを通信制御部にて
監視を行い、両方電源ONした時に、親局及びサブ親局
双方にシーケンス制御開始指令を同時に行うことによ
り、親局とサブ親局の立ち上げ時においてのシ−ケンス
制御開始の同期をとることができる。
【0022】また、通信制御部は、シーケンス制御終了
毎に、親局及びサブ親局双方に対して、シーケンス制御
開始指令を同時に出力することにより、以降のシーケン
ス制御開始毎に親局及びサブ親局双方の同期を取り直す
ことができる。
【0023】さらに、通信制御部は、シーケンス制御に
おける親局からサブ親局に対してのデータ伝送中に、親
局の内部クロックを用いた動作環境データを送信するこ
とにより、親局及びサブ親局の保有しているシーケンス
制御のための動作環境データを同一にすることができ、
サブ親局が親局の完全なバックアップ体制をとることが
できる。
【0024】また、上記のように構成されたデータ通信
方法においては、親局及びサブ親局双方の電源のONを
検出したことを確認する第1の工程後に、第2の工程に
より親局及びサブ親局双方に対して同時にシーケンス制
御開始の同期をとることにより、親局とサブ親局の立ち
上げ時においてのシ−ケンス制御開始の同期をとること
ができる。
【0025】
【実施例】
実施例1.図1は、上述した図5で示されるローカルエ
リアネットワークにおいて、親局のデ−タ通信制御部2
の送受信処理を示すフローチャートである。ステップS
T1において、まず親局に電源が入り立ち上がる(図4
の4a)と、サブ親局も立ち上がっているか否かを確認
するための、サブ親局監視用デ−タをサブ親局に送信
(図4の4b)し、ステップST2に移行する。サブ親
局は、親局からのサブ親局監視用デ−タを入力した際
に、電源が立ち上がっていれば(図4の4e)、電源立
ち上がり応答データを、親局に対して送信する(図4の
4f)が、電源が立ち上がっていなければ、親局に対し
て、何の応答も返さない。そこで、ステップST2にお
いて、親局は、サブ親局からの電源立ち上がり応答デー
タが送信されているか否かを確認し、電源立ち上がり応
答データが送信されていなければ、サブ親局の電源は断
ち上がっていないと判断し、電源立ち上がりを待つため
にステップST1に戻り、再度、サブ親局監視用データ
をサブ親局に対して送信する。また、サブ親局から親局
に対して、電源立ち上がり応答データが送信されてきた
場合、サブ親局は立ち上がり、シーケンス制御開始準備
完了と判断し、ステップST3に移行し、サブ親局のシ
ーケンス制御と同時に親局のシ−ケンス制御を開始する
ために、親局自身のシ−ケンス制御部3に対してシ−ケ
ンス制御の開始指令を出力する(図4の4c)。
【0026】シーケンス制御開始指令後、ステップST
4において、サブ親局と全リモ−トI/O局に送信する
デ−タを2ポ−トRAM25からシリアルコントロ−ル
バス22内の送信バッファに転送し、ステップST5
で、サブ親局と全リモ−トI/O局にデ−タを送信す
る。ここで、サブ親局に対しては、サブ親局自体が各リ
モ−トI/O局に対して、親局と全く同一の動作環境と
なるために、シーケンス制御部3にて親局の内部クロッ
クを使用したタイマ−レジスタ、カウンターレジスタ等
のシーケンス制御におけるタイミングを司どるデータで
ある動作環境データを通常のリンクデ−タとともに送信
することにより、親局とサブ親局にて所有するシーケン
ス制御のためのデータのタイミングが等しくなり、親局
と、サブ親局との関係は、各リモ−トI/O局に対する
シーケンス制御において、同期、制御するためのプログ
ラム及びタイミング(タイマー)が全く同一になる。そ
の後、ステップST6において、次のシ−ケンス制御開
始の同期をとるシ−ケンス制御の開始指令をシ−ケンス
制御部3に対し出力する。
【0027】その後、ステップST7で、サブ親局又は
各リモ−トI/O局からの受信デ−タが有るか判断し、
無い場合は、サブ親局又は各リモ−トI/O局からの受
信デ−タを待つためにステップST7に戻り、有る場合
は、ステップST8に移行して、サブ親局又は各リモ−
トI/O局からの受信デ−タをシリアルコントロ−ルバ
ス22の受信バッファから2ポ−トRAM25に転送す
る。そして、ステップST9で、サブ親局又は各リモ−
トI/O局分受信完了か判断し、未完了の場合は、ステ
ップST7に戻り、完了の場合は、ステップST10に
移行して、シ−ケンス制御部3からのリフレッシュ要求
を待つ処理を行う。
【0028】ステップST10において、シ−ケンス制
御部3から送受信デ−タのリンクリフレッシュためのリ
フレッシュ要求が有るか判断し、リフレッシュ要求がな
い場合には、リフレッシュ要求が来るまで待つためステ
ップST10に戻り、リフレッシュ要求がある場合に
は、ステップST11に移行し、2ポ−トRAM25経
由にて各局から受信したデ−タの読みだしと各局に送信
するデ−タを書き込むと同時にサブ親局に送信するシ−
ケンス制御部3にて処理した上述したタイマ−レジス
タ、カウンターレジスタ等の動作環境データを書き込む
というリンクリフレッシュ処理を行う。
【0029】図2は、ローカルエリアネットワークにお
いて、サブ親局のデ−タ通信制御部2の送受信処理を示
すフローチャートである。ステップST21において、
サブ親局に電源が入り立ち上がる(図4の4e)と、親
局からのサブ親局監視用デ−タを受信したか確認し、受
信していない場合は、受信するまで待機するためにステ
ップST21に戻る。サブ親局監視用デ−タを受信した
場合は、ステップST22において、親局に電源立ち上
がり応答デ−タを送信し(図4の4f)、ステップST
23で、親局のシーケンス制御開始指令と同時(同期)
に、サブ親局のシ−ケンス制御を開始するためにシ−ケ
ンス制御部3に対してシ−ケンス制御の開始指令を出力
する。(図4の4g)。
【0030】つぎに、ステップST24において、親局
が正常にサブ親局及び各リモ−トI/O局と交信をおこ
なっているかを判断するために、親局からのデ−タを受
信するまでの時間を監視するためのタイマ−を起動す
る。ステップST25では、親局からの受信デ−タがあ
るか否かを判断し、親局から受信データを受信した場合
には、ステップST26において、その受信データをシ
リアルコントローラバス22内に設けられた受信バッフ
ァから2ポートRAM25へ転送する。ここで、親局か
ら受信データを受信していない場合には、ステップST
36に移行する。ステップST26により、受信データ
を2ポートRAM25へ転送した後、ステップST27
において、シ−ケンス制御における同期をとるシ−ケン
ス制御開始指令をシ−ケンス制御部3に対して出力す
る。
【0031】その後、ステップST28において、サブ
親局から親局に対して、サブ親局のシリアルコントロー
ラバス22内に設けられた送信バッファの送信データ
を、送信することができる順番であるか否かの判断を局
番にて行い、サブ親局の送信順番なら、ステップST2
9へ移行して、親局に対して送信する送信データを2ポ
ートRAM25からシリアルコントローラバス22内に
設けられた送信バッファに転送し、ステップST30に
おいて、親局に対して送信データを送信する。一方、ス
テップST28において、送信データの送信順番がサブ
親局の順番でない場合には、ステップST31に移行す
る。
【0032】サブ親局から親局に対しての送信データの
送信が終了した後、あるいは、送信データの送信順番が
サブ親局の順番ではなく、リモートI/O局からの送信
順番である場合では、保有している送信データを送信す
ることができるのは、リモートI/O局だけであり、ス
テップST31において、各リモートI/O局から親局
に対して受信データが存在するか否かを判断し、親局に
対しての受信データが存在する場合には、ステップST
32で、各リモートI/O局からの受信データを一旦蓄
えているシリアルコントローラバス22内に設けられた
受信バッファから2ポートRAM25に受信データを転
送し、ステップST33に移行する。また、各リモート
I/O局から親局に対して受信データが存在しない場合
では、親局における各リモートI/O局からの受信処理
が必要ないので、そのままステップST33に移行す
る。
【0033】ステップST33では、全リモ−トI/O
局分(サブ親局も含む)分の親局に対する受信データの
受信が完了したか否かを判断し、完了していない場合に
は、ステップST28に戻り、再度上述したステップS
T28〜ステップST32の処理を繰り返す。全リモー
トI/O局分の親局に対する受信データの受信が完了し
た場合には、ステップST34に移行して、リンクリフ
レッシュ要求の有無を判断する。ステップST34で、
シ−ケンス制御部3からリンクリフレッシュを行うため
のリフレッシュ要求が有るか確認し、ない場合はリフレ
ッシュ要求を待つためにステップST34に戻り、有る
場合は、2ポ−トRAM経由にて各局から受信したデ−
タの読みだしと各局に送信するデ−タを書き込むという
リンクリフレッシュ処理を行うと同時に、ステップST
35において、図1のステップST5にて親局から送ら
れてきた親局のシ−ケンス制御部3にて処理された上述
のタイマ−レジスタ、カウンターレジスタ等の動作環境
データを、サブ親局のシ−ケンス制御部3にて処理する
タイマ−レジスタ、カウンターレジスタ等に取り込む。
ここで、サブ親局のシ−ケンス制御部にて処理するタイ
マ−レジスタ、カウンターレジスタ等に取り込むことに
より、親局とサブ親局にて所有するシーケンス制御のた
めの動作環境デ−タが等しくなる。その後、一連のシー
ケンス制御を終了し、次のシーケンス制御を行うために
ステップST24に戻り、上述した動作を繰り返す。
【0034】ところで、ステップST25において、親
局からの受信デ−タが無い場合は、監視タイマ−が予め
定められた時間を経過(タイムアップ)したかをステッ
プST36において判断し、タイムアップしていない場
合には、ステップST25に戻り、親局からの受信デー
タを予め定められた時間、受信待ちする。しかし、ステ
ップST36において、親局からの受信データがなく、
かつ予め定められた時間を経過(タイムアップ)してし
まった時には、親局異常と判断し、親局の代わりにサブ
親局が各リモ−トI/O局を親局異常前の状態から継続
して制御するために、ステップST37で、各リモ−ト
I/O局に送信する送信デ−タを2ポ−トRAM25か
らシリアルコントロ−ルバス22内の送信バッファに転
送した後、ステップST38により、各リモ−トI/O
局に送信デ−タを親局の代わりにサブ親局から送信す
る。ここで、サブ親局と親局の同期はとられており、か
つ、各リモ−トI/O局を制御するための親局と同一の
プログラムは予め保有されている。さらに親局のシーケ
ンス制御部3にて親局自身の内部クロックを使用したタ
イマ−レジスタ等の動作環境データを受け取っており、
その動作環境データによるシーケンス制御のタイミング
に基づいて、親局の代わりに各リモ−トI/O局を継続
してシーケンス制御する。
【0035】その後、ステップST39において、サブ
親局自身のシーケンス制御部3に対して、シーケンス制
御開始指令を出力した後(シーケンス制御は、シーケン
ス制御開始指令を受け取ってから初めて行われるた
め)、ステップST40に移行して、各リモ−トI/O
局からの受信デ−タが有るか判断し、無い場合はステッ
プST40に戻り受信データが来るまで待ち、各リモ−
トI/O局からの受信データが存在する場合には、一旦
シリアルコントローラバス22内に設けられた受信バッ
ファに蓄えられていた受信データをステップST41に
より2ポートRAM25に転送する。その後、ステップ
ST42により、全リモ−トI/O局からの受信データ
の受信が完了したか否か判断し、受信完了していない場
合は、ステップST40に戻り、全ての各リモ−トI/
O局分の受信データの受信を完了させる。全ての各リモ
−トI/O局からの受信データの受信が完了した場合
は、ステップST43に移行し、シ−ケンス制御部3か
ら、リンクリフレッシュを行うためのリフレッシュ要求
があるか判断する。
【0036】ステップST43による、シ−ケンス制御
部3からのリフレッシュ要求の有無の結果、リフレッシ
ュ要求がない場合は、リフレッシュ要求が来るまで待機
し、リフレッシュ要求が来た場合にのみ次のステップS
T44に移行して、2ポ−トRAM25経由にて各局か
ら受信した受信デ−タの読みだしと各局に送信する送信
デ−タを書き込むというリンクリフレッシュ処理を行
う。その後、ステップST45において、親局が正常に
復列したかどうか、親局から受信デ−タを受信したか否
かを確認し、受信した場合は、親局は正常に復列したと
判断してステップST21に移行し、受信していない場
合は、親局が異常のままと判断し、各リモ−トI/O局
の制御を引き続き行うためにステップST37に移行す
るという制御を行う。
【0037】図3は、ローカルエリアネットワークにお
いて、親局またはサブ親局におけるシ−ケンス制御部3
の処理を示したフロ−チャ−トである。ステップST5
1において、親局またはサブ親局に電源が入ると、それ
ぞれのシーケンス制御部3のRAM33のイニシャル処
理や入出力I/Fのイニシャル処理を行う。そして、ス
テップST52において、図4における4c、4gある
いは4d、4hのタイミングで親局及びサブ親局のシ−
ケンス制御を同時に(同期して)開始するために、それ
ぞれのデ−タ通信制御部2より、シーケンス制御開始指
令が出力されているか否かを、例えば、デ−タ通信制御
部2とのI/F用の信号や2ポ−トRAM25のフラグ
の状態により判断する。ここで、親局におけるシーケン
ス制御開始指令の出力である図1におけるステップST
3と、サブ親局のシーケンス制御開始指令の出力である
図2におけるステップST23とのシーケンス制御開始
指令の出力時が一致(同期)する。同様に、図1におけ
るステップST6と、図2におけるステップST27が
一致する。
【0038】ステップST52により、シーケンス制御
開始指令が出力されていない場合は、それぞれシーケン
ス制御部3はシーケンス制御を行うことができないの
で、ステップST52に戻り、シーケンス制御開始指令
が出力されるまで待機する。一方、ステップST52に
より、シーケンス制御開始指令が出力された場合は、ス
テップST53に移行し、シーケンス制御部3のメモリ
35に周辺装置5によりユーザーが書き込んだシーケン
スプログラム制御を実行し、そのシーケンスプログラム
制御完了後に、データ通信制御部2に対してリフレッシ
ュ要求を行い、リフレッシュ処理可能か否かを確認する
(ステップST54)。ステップST54でのリフレッ
シュ処理可能か否かの確認の結果、処理できない場合は
ステップST52にもどってシ−ケンスプログラムを再
度実行し、処理できる場合は、ステップST55に移行
して、デ−タ通信制御部2の2ポ−トRAM25より各
局から受信したデ−タの読みだしと各局に送信するデ−
タを書き込むというリンクリフレッシュ処理を行う。そ
の後、ステップST52に戻って、次のシ−ケンスプロ
グラムを実行するという処理を行う。
【0039】図4は、親局及びサブ親局におけるシ−ケ
ンス制御スキャンとデ−タ通信制御スキャンを横軸にと
ったものである。図において、4aのタイミング(位
置)にて親局の電源が入った場合、4bで示されるデ−
タ通信制御スキャンにて、サブ親局に対しサブ親局監視
用デ−タを送信(親局の送受信処理であるステップST
1)し、これをサブ親局が立ち上がるまで繰り返す。そ
の後、タイミング4eにてサブ親局の電源が入ることに
より、タイミング4fにて親局からのサブ親局監視用デ
−タに対す電源立ち上がり応答データを親局に対して返
す(サブ親局の送受信処理であるステップST22)。
【0040】親局では、サブ親局から電源立ち上がり応
答デ−タを受信することにより、タイミング4cで、親
局自身のシ−ケンス制御部3に対しシ−ケンス制御開始
指令を出力する(ステップST3)。一方、サブ親局に
おいても電源立ち上がり応答デ−タを親局に対して送信
後、タイミング4gで、サブ親局自身のシ−ケンス制御
部3に対しシ−ケンス制御開始指令を出力する(ステッ
プST23)。ここで、ステップST3とステップST
23は上述したように同じタイミングであるので、親局
とサブ親局においてシ−ケンス制御開始の同期をとるこ
とができる。
【0041】その後、親局は、サブ親局に対してデータ
送信処理(ステップST4〜5)後にタイミング4d
で、シーケンス制御部3に対してシーケンス制御開始指
令を行う(ステップST5)。ここでのデータ送信処理
におけるデータには、上述したように親局のシーケンス
制御部3にて処理したタイマーレジスタ等の動作環境デ
ータが含まれるのはいうまでもない。また、サブ親局に
おいても、親局からのデ−タ受信(ステップST24〜
26)後にタイミング4hで、シ−ケンス制御部3に対
しシ−ケンス制御開始指令を行う(ステップST2
7)。このように、親局とサブ親局にて同一のデ−タを
所有した状態にて親局とサブ親局のシ−ケンス制御開始
の同期を毎スキャンとることができるので、親局に異常
が発生したとしても、サブ親局による完全な継続処理を
行うことができる。
【0042】また、図1及び図2における送受信処理の
フローチャートでは、リンクリフレッシュ処理を一連の
シーケンス制御終了時に行う場合において説明したが、
システムの立ち上がり時点(電源オン時)に、リフレッ
シュ処理行うように変更しても同一であるのはいうまで
もない。そうすることにより、立ち上がり時点におい
て、必要だったリフレッシュ処理を省略することができ
る。
【0043】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。サブ親
局及び親局に対して電源のONを検出した時に、シーケ
ンス制御開始指令を親局及びサブ親局に対して同時に出
力するので、電源立ち上げ時からシ−ケンスプログラム
等で親局及びサブ親局のシーケンス制御のための同期を
シ−ケンスプログラム等を用いることなく簡単にとるこ
とができ、親局異常時にサブ親局が親局に代わり各リモ
−トI/O局を継続して制御することができる。
【0044】また、シーケンス制御の終了毎に、親局及
びサブ親局に対してシーケンス制御開始指令を同時に出
力することにより、常にシーケンス制御毎に親局及びサ
ブ親局双方の同期をとり直すことができ、シーケンス制
御の同期の信頼性が向上し、親局異常時に、より確実に
サブ親局が親局に代わり各リモ−トI/O局を継続して
制御することができる。
【0045】さらに、シーケンス制御におけるデータ伝
送中に、親局の内部クロックを用いた動作環境データを
サブ親局に対して送信することにより、サブ親局は、親
局と全く同じシーケンス制御のタイミングを有すること
になり、親局異常時に、サブ親局が親局に完全になり代
わり、各リモ−トI/O局を継続して制御することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る親局における送受信処理動作
を示すフローチャートである。
【図2】 この発明に係るサブ親局における送受信処理
動作を示すフローチャートである。
【図3】 この発明に係る親局及びサブ親局におけるシ
−ケンス制御処理を示すフローチャートである。
【図4】 この発明に係る同期のとり方を表すタイミン
グチャートである。
【図5】 プログラマブルコントローラのハ−ドウエア
の構成図である。
【図6】 従来の親局における送受信処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】 従来のサブ親局における送受信処理動作を示
すフローチャートである。
【図8】 従来の親局及びサブ親局におけるシ−ケンス
制御処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プログラマブルコントローラ 2 データ通信制
御部 3 シーケンス制御部 4 PC間の通信
ケーブル 5 周辺装置 6 周辺装置とP
C間の通信ケ−ブル
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 301 G05B 19/05 L 9466−5K H04L 11/00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局に制御されるリモートI/O局と、 このリモートI/O局と同様に上記親局により制御され
    ると共に、親局異常時には、上記リモートI/O局を上
    記親局に代わって制御するべく、上記親局と同一のリモ
    ートI/O局を制御するためのプログラムを有するサブ
    親局と、 このサブ親局及び上記親局双方の電源のONを検出した
    時に、シーケンス制御開始指令を上記親局及びサブ親局
    に対して同時に出力することにより、上記親局及びサブ
    親局のシーケンス制御開始の同期をとる通信制御部と、
    を備えたことを特徴とするデータ通信システム。
  2. 【請求項2】 シーケンス制御を複数種有し、通信制御
    部は、上記複数のシーケンス制御の各シーケンス制御毎
    に、親局及びサブ親局に対してシーケンス制御開始指令
    を同時に出力することを特徴とする請求項第1項記載の
    データ通信システム。
  3. 【請求項3】 通信制御部は、シーケンス制御にともな
    うデータ伝送中に、親局の内部クロックを用いた動作環
    境データをサブ親局に対して送信することを特徴とする
    請求項第1項または第2項記載のデータ通信システム。
  4. 【請求項4】 親局に制御されるリモートI/O局と、
    このリモートI/O局と同様に上記親局により制御され
    ると共に、親局異常時には、上記リモートI/O局を上
    記親局に代わって制御するべく、上記親局と同一のリモ
    ートI/O局を制御するためのプログラムを有するサブ
    親局とから構成されるネットワークにおいて、 親局及びサブ親局双方の電源のONを検出する第1の工
    程と、 この第1工程の後、親局及びサブ親局双方に対して同時
    にシーケンス制御開始の同期をとる第2の工程と、を備
    えたことを特徴とするデータ通信方法。
JP7049754A 1995-03-09 1995-03-09 データ通信システム及びデータ通信方法 Pending JPH08249017A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104570773A (zh) * 2013-10-16 2015-04-29 福特环球技术公司 用于机动车辆的插入式通信装置
WO2017119100A1 (ja) * 2016-01-07 2017-07-13 三菱電機株式会社 プログラマブルコントローラ及び同期制御プログラム

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JPWO2017119100A1 (ja) * 2016-01-07 2018-05-10 三菱電機株式会社 プログラマブルコントローラ及び同期制御プログラム

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