JPH08248756A - 現像剤補給装置 - Google Patents

現像剤補給装置

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JPH08248756A
JPH08248756A JP7078330A JP7833095A JPH08248756A JP H08248756 A JPH08248756 A JP H08248756A JP 7078330 A JP7078330 A JP 7078330A JP 7833095 A JP7833095 A JP 7833095A JP H08248756 A JPH08248756 A JP H08248756A
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JP
Japan
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stopper
opening
magnet
toner
bottle
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JP7078330A
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Inventor
Noriyuki Koinuma
宣之 鯉沼
Junichi Murano
順一 村野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナーボトルの栓の開閉をマグネットキャッ
チによって行なうことによって、栓の開閉不良を低減す
る。 【構成】 マグネットを配設した栓開閉部材44の先端
面に対して、磁性体を配設したトナーボトル2の栓11
の外面を対向させて相対回転することにより、磁性体を
マグネットに当接する位置まで移動したり、磁性体とマ
グネットとを離間したりする。そして、上記相対回転に
同期して、栓と栓開閉部材とを進退移動することにより
栓を開閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置の現像装置に現像剤を
補給する現像剤補給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光導電性感光体に静電潜像を形成し、こ
の潜像を帯電している着色粒子によって現像し、得られ
た現像剤からなる像を転写紙へ転写する電子写真法を利
用する複写機、ファクシミリ、プリンターなどは広く使
用されている。この電子写真法を利用した画像形成装置
においては、現像剤槽から現像剤が消費されてなくなる
と、これに現像剤を補給して継続使用される。従来、現
像剤を補給するための機構として、特開昭59−188
678号公報及び同60−146265号公報におい
て、現像剤粉体を収納し、一端側全面を開放して排出口
とした円筒状容器を回転させ、回転にともなって該排出
口から現像剤粉体を画像形成装置の現像剤槽へ供給する
装置が提案されている。この現像剤補給装置において
は、現像剤補給動作時には画像形成装置本体に水平に設
けられた容器載置ホルダーを、垂直状態となるように一
端部を軸として下方に揺動させ、その状態で現像剤が充
填されている新しい容器と交換した後に容器載置ホルダ
ーを運転位置である水平位置に戻す。この垂直状態での
容器交換は、その開口部を取り付けられているキャップ
を外し、内容物である現像剤粉体がこぼれないように開
口部を上方にしたまま新しい容器を前記載置ホルダーに
取り付けるためである。
【0003】ところが、この現像剤補給装置において
は、開口部に取り付けられているキャップを外した後
に、新しい容器を前記載置ホルダーに取り付けるので、
一般のユーザーがキャップを外した後に新しい容器を該
載置ホルダーに取り付けるまでの間に開口部からトナー
をこぼしてしまう恐れがあった。
【0004】そこで、このような問題点を解決すべく、
容器載置ホルダーに現像剤収納容器を載置した状態で該
収納容器の開口部を封止している栓を取り外せる現像剤
補給装置を提案した(例えば特願平4−361012
号)。この現像剤補給装置は、現像部への現像剤導入部
と連通し、かつ現像剤収納容器を、その開口部が取り外
し可能な栓によって封止された状態で該開口部を該現像
剤導入部に向けて保持する容器保持手段と、該栓を該開
口部から取り外したり取り付けたりする栓開閉手段と、
該収納容器を回転駆動する駆動手段とを有している。ま
た、現像剤収納容器としては、その開口部を収納容器の
一端壁に、該一端壁における肩部内面の最大径よりも小
さな径になるように形成し、かつ該肩部内面の一部を、
該開口部の径よりも大きい径の該肩部内面部分から該開
口部の縁まで迫り出した迫り出し形状にしたものを用い
る。
【0005】この現像剤補給装置には次のような利点が
ある。 現像剤収納容器交換者が現像剤収納容器の開口部の開
栓を行った後に現像剤補給装置の容器保持手段上に現像
剤収納容器を載置する場合と異なり、開口部開栓後であ
って容器保持手段への載置完了までの間に開口部から現
像剤が漏れる恐れがない。 前述の特開昭60−146265号公報の現像剤容器
のように一端壁の肩部内面の最大径とほぼ同径の開口部
を形成する場合に比して開口部への付着現像剤量が少な
く、また開口部を介しての不測の現像剤の飛散や落下が
少ない。 開口部が比較的小さいので、封止用の栓も小さなもの
を使用でき、小型の栓開閉手段を採用できる。 現像剤収納容器の肩部内面の一部を所定の迫り出し形
状にしたので、小径の開口部を収納容器の一端壁に形成
しているにも拘らず、現像剤収納容器内の現像剤を最後
まで使い切ることができる。
【0006】ここで、現像剤収納容器の上記栓開閉手段
としては、該収納容器の栓に形成された突起部をコレッ
トチャックの挾持部が挾持し、かつ該栓を引くことで開
栓させたり、該栓を収容器の開口部に押し付け、かつコ
レットチャックの該挾持部が栓の突起部を解放すること
により栓を閉めたりする方法が提案されている。以上の
構成によれば、現像剤収納容器の栓の開閉を確実に行う
ために、開栓を行うときには、コレットチャックの狭持
部が栓の突起部を確実にくわえて栓を引き、閉栓を行う
ときには、コレットチャックが栓を押し込んでからコレ
ットチャックの狭持部が突起部を確実に解放してなけれ
ばならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、コレットチ
ャックは、栓の突起部をくわえたり解放したりするため
に栓の突起部とコレットチャックの狭持部との間に前後
の移動スペースを設けなければならない。このため、コ
レットチャックと栓との前後の相対移動量を、栓を開い
たり閉じたりするためのコレットチャックと栓との相対
移動量以上に大きく取らなければならない。また、コレ
ットチャックの挾持部の開閉を行うために、コレットチ
ャックに形成された切り割れの外周に設けた狭持部の開
閉量を規制するための部材を、前後にスライドさせる構
成をとっているため、栓の開閉不良の防止には、このス
ライド機構を大きくする必要があった。以上のことか
ら、コレットチャックを用いた場合には、装置が大型化
してしまうという不具合があった。
【0008】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、現像剤収納容器の栓
の開閉不良をなくし、かつ装置の小型化を図ることがで
きる現像剤供給装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の現像剤補給装置は、現像剤収納容器と、
現像部への現像剤導入部と連通し、かつ該収納容器をそ
の開口部を該現像剤導入部に向けて保持するための容器
保持手段と、該開口部が取り出し可能な栓によって封止
された状態で該容器保持手段に保持された該容器の該栓
を、該開口部から取り外したり取り付けたりする栓開閉
手段とを備える現像剤補給装置において、該栓開閉手段
を、容器に取り付けられた状態の栓に対向する先端部を
有する栓開閉部材と、該栓開閉部材と該収容器との少な
くとも一方を他方に対して進退させる進退移動手段と、
該栓開閉部材と該栓との少なくとも一方を他方に対して
相対回転させる相対回転手段とで構成し、上記相対回転
により対向する相対位置と離間する相対位置とを選択的
に取り得るように、該栓開閉部材の上記先端部と栓の該
先端部に対向する部分との一方に磁性体を、他方にマグ
ネットを配設したことを特徴とするものである。
【0010】ここで、上記磁性体45としては、鉄板、
ソフトフェライト等の軟磁性体を用いることが好まし
い。
【0011】請求項2の現像剤補給装置は、請求項1の
現像剤補給装置において、上記栓開閉部材の先端部と上
記栓の該先端部に対向する部分のうち、磁性体配設側に
マグネット清掃部材を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0012】請求項3の現像剤補給装置は、請求項1の
現像剤補給装置において、上記マグネットを、栓又は栓
開閉部材との非接触時に、上記栓開閉部材の先端部又は
栓の該先端部に対向する部分から突出するよう弾性的に
取り付けたことを特徴とするものである。
【0013】請求項4の現像剤補給装置は、請求項1の
現像剤補給装置において、上記磁性体と上記マグネット
との一方を突出又はへこんだ状態、他方を突出した状態
で取り付けている場合、少なくとも他方の突出部の上記
相対回転における上流側の角に傾斜部を形成したことを
特徴とするものである。
【0014】ここで、傾斜部とは、角を斜めに削り取っ
て平面的な傾斜部を形成しても良いし、丸みを帯びた傾
斜部を形成しても良い。
【0015】
【作用】本発明に係る現像剤補給装置においては、栓開
閉部材の先端部と栓の該先端部に対向する部分とを近づ
けた状態で相対回転させることにより、それぞれの対向
する部分に配設されたマグネットと磁性体とが相対移動
する。そして、マグネットと磁性体とが対向する位置に
来た時、マグネットが磁性体を吸着することで栓開閉部
材が栓をキャッチする。この状態で、栓開閉部材が現像
剤収容器から後退し、栓を開ける。一方、栓を閉める時
には、栓をキャッチした栓開閉部材が現像剤収容器に近
づき、栓を現像剤収容器の口に挿入する。更にこの状態
で、マグネットと磁性体とを相対移動させ、離間させる
ことで栓開閉部材が栓を解放する。以上の構成にり、栓
と栓開閉部材との相対回転によって、栓開閉部材が栓を
確実にキャッチしたり、解放したりできる。このため、
コレットチャックの挾持部の開閉量の誤差によって生じ
るような栓の開閉不良は生じない。また、栓開閉部材と
栓との前後の相対移動量は、該栓を開いたり閉じたりす
るための移動量以上に大きく取る必要がない。
【0016】請求項2の現像剤補給装置においては、栓
開閉部材の先端部と栓の該先端部に対向する部分とを対
向させ近づけた状態で相対回転させる。この状態では、
栓開閉部材の先端部と栓の該先端部に対向する部分とに
それぞれ配設されたマグネットとマグネット清掃部材と
が進退方向で接触する位置にあるため、マグネット清掃
部材がマグネット上を摺擦しながら移動し、マグネット
表面の付着物を除去する。
【0017】請求項3の現像剤補給装置においては、マ
グネットを、栓開閉部材の先端部と栓の該先端部に対向
する部分との一方に、前後に移動許容範囲をもち、かつ
磁性体側に突出して取り付けることにより、該対向面と
の間に隙間が生じた場合でも、マグネットを磁性体に密
着しやすくするため、該マグネットが磁性体を吸着しや
すくなる。
【0018】請求項4の現像剤補給装置においては、突
出した状態で取り付けられているマグネットや磁性体の
角に傾斜部を設け、凹凸がある対向部との上記相対回転
によって、該突出部が対向部の凸部に衝突する場合、及
び該突出部が対向部の凹部にはまりこんだ状態から出よ
うとして凹部の側壁に衝突する場合に、該傾斜部が最初
に衝突するようにし、角張った角が凹凸部分に衝突する
のに比して衝撃を軽くし、相対回転に及ぼす抵抗を低減
する。
【0019】
【実施例】図2は実施例に係る現像剤補給装置としての
トナー補給装置を用いた電子写真複写機の平面図であ
る。本実施例に係るトナー補給装置1は、複写機の前面
側の上部に設けられ、現像剤収納容器としてのトナーボ
トル2をほぼ水平な状態に保持するための容器保持手段
としてのボトルホルダー3を有している。このボトルホ
ルダー3は、トナー補給装置右端部の回転軸部4の回転
中心Zの回りで、ほぼ水平面内でほぼ90度の範囲で回
動自在に構成され、図中Aで示すようにトナー補給装置
左端部側が複写機の手前に引き出されたトナーボトル2
を載置するためのボトル載置用位置Aと、図中Bで示す
ようにトナー補給装置全体が複写機前面に並行になった
トナー補給用位置Bとを取り得るようになっている。少
なくともこのトナー補給用位置Bでは、ボトルホルダー
3下壁に形成されたトナー落下用の開口が、複写機内の
現像器内に設定されたホッパー部に連通し複写機手前側
板よりも手前側まで延在するトナー受け部5上に位置す
るようになっている。なお、このトナー補給装置1は複
写機前面を覆う図示しない前カバーよりも内側に設けら
れ、この前カバーを開いた状態で、トナー補給装置1を
ボトル載置用位置Aに引き出せるようになっている。
【0020】図1はトナー補給用位置Bにあるときのト
ナー補給装置1の概略構成を示す正面図、図3はトナー
補給装置の斜視図である。
【0021】この例のトナー補給装置1は、トナーボト
ル2を保持しこれを回動させてその内部に収納されたト
ナーを順次そのトナー吐出口6から上記トナー受け部5
へ供給するように構成されている。このトナー受け部5
は、上部が開口し樋形状をしており、ここに上記ホッパ
ー部内からトナー搬送スクリュー7が延在して、トナー
ボトル2のトナー吐出口6から落下したトナーを、複写
機前側板より奥側のホッパー部内に移送するようになっ
ている。
【0022】そして、この例のトナー補給装置1は、上
記ボトルホルダー3、該ボトルホルダー3上でトナーボ
トル2を軸方向に位置決めするためのボトル係止部材
8、該ボトルホルダー3に保持されたトナーボトル2を
回転駆動するためのボトル回転駆動用モータ9、このボ
トル回転駆動用モータ9からの駆動をトナーボトル2に
伝達するための筒状回転伝達部材10、該ボトルホルダ
ー3上のトナーボトル2の栓11を保持するための栓開
閉部材44と、該栓開閉部材44を進退移動するための
カム装置14などを有している。ここで、栓開閉部材4
4及びカム装置14については後に詳述する。
【0023】上記ボトルホルダー3は、可動ブラケット
15上に取り付けられ、この可動ブラケット15が、複
写機の前側板に固定された固定ブラケット16の下ピン
17部で回動自在に支持され、かつ、ボトルホルダー3
上部が固定ブラケット16の上ピン18で回動自在に係
止され、これにより、上下ピン17、18を結ぶほぼ鉛
直な直線(Z−Z)回りで回動自在にされている。
【0024】また、上記ボトルホルダー3は、トナーボ
トル2のトナー吐出口6側である頭部を覆う蓋状のカバ
ー部19を備えておき、このカバー部19内には、トナ
ーボトル2の頭部を気密に覆う筒状の筒状ストッパ20
が収容されている。この筒状ストッパ20には、上記筒
状回転伝達部材10を回動自在に収容する伝達部材収容
部とトナー落下用開口21が形成されている。
【0025】上記ボトル係止部材8は、基端部が上記筒
状ストッパ20に回動自在に軸支され、かつ、先端がト
ナーボトル2外周面に形成された突出リンク状の係合部
分24に係合するように付勢されている。
【0026】上記筒状回転伝達部材10は、外周面にボ
トル回転駆動用モータ9側の歯車25と噛み合うギヤ歯
26が形成され、また、トナーボトル2の吐出口カラー
27が貫通し得る孔部が形成された端壁の内面には、ト
ナーボトル2の端壁に形成された突出部(以下、ボトル
リブという)28と係合する突出部(以下、伝達部材リ
ブという)29が形成されている。なお、図示の例で
は、上記可動ブラケット15上に取り付けられているボ
トル回転駆動用モータ9側の歯車25が上記筒状回転伝
達部材10外周のギヤ歯26に係合できるように、該回
転伝達部材10を収容している筒状ストッパ20の周壁
下部にギヤ噛み合い用の開口が形成されている。
【0027】以上の構成により、図示しないトナー濃度
センサーの出力信号により現像器内のトナー補給ローラ
が回転を始めるのに連動して上記ボトル用モータ9が回
転を始め、その駆動が歯車25及び筒状回転伝達部材1
0を介してトナーボトル2に伝えられ、トナーボトル2
が回転する。このトナーボトル2の内面には螺旋状に突
条40(図3参照)が設けられているため、内部に収納
されているトナーは徐々にトナー吐出口6に送り出され
て該トナー吐出口6から落下し、筒状ストッパ20のト
ナー落下用開口21を経てホッパー16のトナー受け部
5に受けられ、トナー搬送スクリュー7により、複写機
前側板より奥側のホッパー部へ搬送される。この動作
は、例えば現像器内のトナー濃度が所定の値になって上
記トナー補給ローラが再び停止するまで続けられる。
【0028】次に、トナーボトル2について説明する。
本実施例のトナーボトル2は、例えば図3に示すように
円筒状の本体部の径よりも小さな径のトナー吐出口6が
一端壁に形成されている。またボトル本体部の周壁内面
にはトナー送りのための螺旋状の突条40が形成されて
いる。そして、上記トナー補給装置17のボトルホルダ
ー3上に上記トナー吐出口6が横を向くようにほぼ水平
に保持された状態で、円筒状本体部の周壁内面よりも高
い位置になるトナー吐出口6を介して収納トナーを良好
に排出させるために、トナーボトルの回転により円筒状
本体下部の周壁内面上に存在するトナーをトナー吐出口
6まで持ち上げて排出できるようにされている。このト
ナーボトル2は、例えば、図4(b)に外面側にハッチ
ングを付して示すように、トナー吐出口6が形成されて
いる頭部側端壁近傍の周壁部分である肩部内面の一部
を、ボトル内部空間の上記トナー補給装置1における回
転方向Kにおける上流側の位置で該方向Kにほぼ垂直な
内壁面、すなわちほぼ半径方向に立った周壁内面を形成
するように、該周壁内面部分から該吐出口カラー27内
面の縁まで迫り出させて、トナー持ち上げ用の迫り出し
面部(以下、持ち上げ迫り出し面という)42を形成し
ている
【0029】更に、本実施例においては、図4(b)に
外面側に角度が異なるハッチングを付して示す上記持ち
上げ迫り出し面42に、周方向で連なる容器周壁内面部
分を、図4(a)のように、上記トナー吐出口6の縁よ
りも容器回転の中心線L方向へ迫り出させて、吐出口内
迫り出し部分43を形成している。この吐出口内迫り出
し部分43は、栓11を取り出した状態で、上記中心線
L方向外側から見たときに、吐出口6内周面に迫り出し
て見える。
【0030】上記持ち上げ迫り出し面42及び吐出口内
迫り出し部分43は、上記中心線L方向において上記吐
出口6から遠いほど、該中心線L方向に大きく迫り出し
た斜面形状にすることが望ましい。更に、図4(d)に
示すように、上記中心線Lを含む断面に、少なくとも一
部が該中心L側に曲率中心C1がある曲線として現れる
凹形状にすることが望ましい。この図4(d)は上記持
ち上げ迫り出し面42に相当する。これに対して、図4
(a)の部分拡大図である図4(c)に示すように、上
記吐出口内迫り出し部分43の終端部分では、吐出口カ
ラー27上にトナーを良好に押し出せるように、上記中
心線Lを含む断面に、該中心Lとは反対側に、曲率中心
C2がある曲線として現れる凸形状にすることが望まし
い。また、更に、上記迫り出し部分は、トナーボトル内
の螺旋状の案内溝に連続させて形成し、これにより、所
定幅の案内溝内で吐出口6近傍まで案内されてきたトナ
ーをそのまま吐出口6の縁まで持ち上げて、上記吐出口
内迫り出し部分43まで案内できるようにすることが望
ましい。(以下、余白)
【0031】次に、本発明に係る栓開閉部材44につい
て説明する。図5(a)は、栓11を栓開閉部材44の
先端部に対向する側から見た正面図を示すものであり、
図5(b)は栓開閉部材44の先端部側から見た正面図
を示すものである。本実施例の栓開閉部材44は、図1
に示すように大径に形成された先端部を有する棒状をし
ており、先端部の先端面の周縁部近傍に複数の(図中で
は3個)マグネット47が一定間隔で固定的に配設さ
れ、後端部にコロ37が設けられている。そして、この
栓開閉部材44は該軸線の周方向に回転不能に装置本体
側に取り付けられている。一方、栓11の上記先端面に
対向する部分としての外面には、上記マグネット47の
配置に対応するように磁性体45が配設されている。本
実施例の栓開閉機構は、栓開閉部材44(以下、マグネ
ットキャッチ44という)による栓11のキャッチをマ
グネット47の磁力によって行っている。具体的には、
マグネットキャッチ44の先端面に設けたマグネット4
7を栓11の外面に設けられた磁性体45に当接させマ
グネット47に磁性体45を吸着させることによって、
マグネット47が該栓11を保持(以下、キャッチON
状態という)したり、上記マグネット47と磁性体45
とを離間させることによってマグネット47が該栓11
を解放(以下、キャッチOFF状態という)したりする
のである。
【0032】上記キャッチON及びOFFの切り替え
は、栓11の外面と、マグネットキャッチ44の先端面
との相対回転によって行っている。その相対回転のため
の機構を構成するために、栓11の周縁部の一カ所には
トナーボトル2の吐出口内に設けられたレール52に嵌
合する溝46が設けられ、栓11を取り付けたときのト
ナーボトル2との相対回転防止機構を構成している。ト
ナーボトル2の吐出口内の上記レールは52は、図6に
示すように、吐出口先端部から更に外部に突出した形状
をしている。そして、マグネットキャッチ44の先端面
の外縁には栓11との相対回転によって栓11の外面に
設けた磁性体45とマグネット47とが当接する位置と
離間する位置との間を往復するのに対応した回転角分
の、上記レール52が進入しスライドするガイド溝48
が形成されている。
【0033】以上の構成により、マグネットキャッチ4
4を栓11に対してキャッチON状態にするときには、
栓11の外面とマグネットキャッチ44の先端面とを当
接させ、栓11が相対回転不能に取り付けられたトナー
ボトル2をトナーボトル2の交換者が右回りに回す。こ
れにより、装置側に固定的に設けられたマグネットキャ
ッチ44の先端面と栓11の外面とが相対回転し、マグ
ネット47が栓11に設けた磁性体45に当接する位置
まで回転し、磁性体45を吸着する。逆に、キャッチを
OFF状態にするときには、交換者がトナーボトル2を
逆回転させ、マグネット47と磁性体45とを離間させ
る。
【0034】図7(a),(b)はトナー補給装置1が
トナー補給位置Bにあるときのトナー吐出口6近傍の説
明図、図8(a),(b)はトナー補給装置1がボトル
載置用位置Aにあるときのトナー吐出口6近傍の説明図
である。
【0035】上記カム装置14は、ボトルホルダー3
が、トナー補給用位置Bからボトル載置用位置Aに移動
されるのに連動して上記マグネットキャッチ44をトナ
ーボトル2から離れるように退避させる一方、ボトルホ
ルダー3が、ボトル載置用位置Aからトナー補給用位置
Bに移動されるのに連動して上記マグネットキャッチ4
4をトナーボトル2に近づくように進行させるためのも
のである。本実施例においては、例えば上記固定ブラケ
ット16を介して複写機の前側板に取り付けられた図7
(a)に示すような板カム部材35と、上記マグネット
キャッチ44の後端に固定されるシャフト36に回動自
在に取り付けられたコロ37とで構成されている。この
板カム部材35は、図7(a),(b)に示すように、
ボトルホルダー3の回転中心Z側から上記コロ37をガ
イドする第1カム面部38と、回転中心Zとは反対側か
ら上記コロ37をガイドする第2カム面部39とを有し
ている。
【0036】以上の構成において、トナー補給装置1の
ボトルホルダー3は、通常の複写動作中にはトナー補給
用位置Bに位置させる。このトナー補給用位置Bでは、
図1に示すように、ボトルホルダー3上のトナーボトル
2は、上記ボトル係止部材8で位置決めされ、そのトナ
ー吐出口6側端壁のボトルリブ28が上記筒状回転伝達
部材10の伝達部材リブ29に係合し得るようになって
いる。また、図7(a),(b)に示すようにマグネッ
トキャッチ44は、該栓11をキャッチON状態で、ト
ナーボトル2から最も退避した位置にあり、トナーボト
ル2のトナー吐出口6は開口している。そして、筒状ス
トッパ20のトナー落下用開口21の下方に、複写機本
体側のホッパー16のトナー受け部5が位置している。
【0037】トナーボトル2の交換などのために、ボト
ル載置用位置Aにボトルホルダー3がある状態でトナー
ボトル2の交換者が、上記ボトル係止部材8を上方に引
き上げ、使用済みのトナーボトル2を筒状ストッパ20
内から引き出して、ボトルホルダー3からトナーボトル
2を取り出す。そして、ボトルホルダー3の筒状ストッ
パ20内に、トナーで満たされかつトナー吐出口6が栓
11で封止された新たなトナーボトル2の頭部を差し込
む。この時、トナーボトル2の奥側では、次の2つの内
どちらかの場合が生じる。 トナー吐出口から突出したレール52がマグネットキ
ャッチ44のガイド溝48内に進入している。 トナー吐出口から突出したレール52がマグネットキ
ャッチ44のガイド溝48内に進入しておらず、レール
52の先端部がマグネットキャッチ44の先端面に突き
当たっている。 上記どちらの状態であるかに関わらず、トナーボトル2
の交換者が、トナーボトル2を軽く押し込みながら周方
向で右回りにゆっくり回転させることによりトナーボト
ル2の吐出口内に設けられたレール52を回転させる。
既にレール52がマグネットキャッチ44のガイド溝4
8内に進入している場合には、レール52がガイド溝4
8内の端部に当たるまで回転し、それ以上は交換者がト
ナーボトル2を回転させようとしても、回転しなくな
る。一方、レール52の先端部がマグネットキャッチ4
4の先端面に突き当たっている場合には、回転するレー
ル52がガイド溝48に進入する時に、トナーボトル2
が奥側に入り込み、更にレール52がガイド溝48内
を、端部に当たるまで回転する。このようにして、上記
どちらの場合にも、トナーボトルのレール52がマグネ
ットキャッチ44のガイド溝48の一端に当たることに
よってトナーボトル2の周方向での位置(以下、キャッ
チON位置という)決めが行なわれ、栓11の外面に配
設された磁性体45が、マグネットキャッチ44の先端
面に配設されたマグネット47に対向する位置にくるた
め、マグネット47が磁性体45を吸着し、マグネット
キャッチ44が栓11に対してキャッチON状態にな
る。ここで、このトナーボトル2が回転駆動された後に
回転駆動を停止させた時の周方向での位置は、上記位置
決めされたトナーボトル2のキャッチON位置と一致す
るよう、トナーボトル2の回転を一回転を単位として行
なわれるように設計している。また、レール52のガイ
ド溝48への進入の途中で、ボトル係止部材8による位
置決めもされる。
【0038】次に、ボトルホルダー3をボトル載置用位
置Aからトナー補給用位置Bへ移動させる。このボトル
ホルダー3の移動中に、カム装置14の第1カム面でコ
ロ37をガイドしながら、栓11をキャッチしているマ
グネットキャッチ44をトナーボトル2のトナー吐出口
6から離れるように移動させる。そして、該トナー吐出
口6から栓11を取り外して該トナー吐出口6を開放さ
せ、図2及び図7(a),(b)に示すように、ボトル
ホルダー3のトナー補給用位置Bへの移動を完了する。
これにより前述のようにトナーボトル2の回転によるト
ナー吐出口6からのトナーの排出が可能になる。
【0039】トナーボトル2の交換などのために、上記
ボトルホルダー3上からトナーボトル2を取り出すとき
には、まず、ボトルホルダー3を、トナー補給用位置B
からボトル載置用位置Aへ移動させる。このボトルホル
ダー3の移動中に、カム装置14の第1カム面でコロ3
7をガイドしながら、栓11を保持しているマグネット
キャッチ44をトナーボトル2トナー吐出口6に向けて
移動させ、トナーボトル2の吐出口カラー27内に栓1
1を挿入してトナー吐出口6を封止する。この時、トナ
ーボトル2は前述のようにキャッチON位置で停止して
いるので、トナーボトル2側のレール52が、マグネッ
トキャッチ44のガイド溝48内に進入し、かつガイド
溝内の一端に当たった状態になる。次に、ボトル載置用
位置Aでトナーボトル2の交換者がトナーボトル2をボ
トル設置時とは逆回転の左回りに回すと、レール52
が、マグネットキャッチ44のガイド溝48内を移動
し、ガイド溝内の他端に当たった時トナーボトル2の回
転が停止する。このトナーボトル2とマグネットキャッ
チ44との相対回転に同期して、相対回転直前までマグ
ネット47に対向する位置にあり該マグネット47に吸
着されてた磁性体45が、マグネット47から徐々にず
れていき、トナーボトル2の回転が停止した時、マグネ
ット47と磁性体45は離間し、マグネットキャッチ4
4が栓11に対してキャッチOFF状態になる。そし
て、トナーボトル2の交換者は、トナーボトル2の逆回
転が停止したことを確認して、上記ボトル係止部材8を
上方に引き上げ、トナーボトル2を筒状ストッパ20内
から抜き出してボトルホルダー3からトナーボトル2を
取り出す。
【0040】以上のように本実施例のトナー補給装置1
によれば、ボトルホルダー3の移動操作及びボトルホル
ダー3上のトナーボトル2の取替えのみで、トナーボト
ル2のトナー吐出口6からのトナー漏れを生じさせるこ
となくトナーボトル2の交換を行うことができる。
【0041】図9は、マグネット清掃部材を設けた実施
例である。ここで、栓開閉機構基本的な構成及び動作に
ついては、前記と同様である。そして、本実施例におけ
る栓11には、その外面に配設している複数の磁性体4
5と磁性体45との間に、マグネット清掃部材49とし
ての薄い板あるいはゴム等のブレードによって構成され
る突起を設けている。トナーボトル2をマグネットキャ
ッチ44に対して相対回転させる時、清掃部材49がマ
グネット47に圧接された状態でマグネット47上を移
動し、マグネット47表面に付着した付着物を取り去
る。マグネットキャッチ44をより正確に行うために
は、マグネット47の清掃をマグネット47と磁性体4
5とが対向する直前に行うことが望ましい。そのため、
キャッチOFF状態からキャッチON状態にするとき
に、マグネットキャッチ44と栓11との相対回転によ
ってマグネット47に接触し始める側の磁性体45の端
部近傍に上記マグネット清掃部材49を配置している。
以上の構成により、マグネット47の表面にトナー等の
付着物が付着することによるマグネット47と磁性体4
5との吸引力の低下を防止できる。
【0042】図10(a),(b)はそれぞれ、マグネ
ット47をマグネットキャッチ44の先端面から垂直方
向に突出し、かつ弾性に富むように保持した実施例の、
マグネットキャッチ44の先端部とトナーボトル2の吐
出口近傍の横断面図である。図10(a)の例は、マグ
ネットキャッチ44の先端面のマグネット47配設位置
に溝を形成し、概溝にスポンジ状の弾性体50を挿入
し、その上にマグネット47を設けている。また、図1
0(b)の例は、上記弾性体として板バネ51を使用し
た変形例である。マグネットキャッチ44の軸に対して
大径の先端部の先端面及び側面は、連続した板状の部材
で形成し、内部を中空にしている。また、先端面のマグ
ネット47配設位置には貫通孔を設け、上記板状の部材
が該側面から中空内部に曲がり込み、該貫通孔内部から
外部に迫り出すような形状にして板バネ51を形成して
いる。そして、上記貫通孔の外部からマグネット47を
挿入し、貫通孔内の板バネ51に固設している。以上の
構成によれば、トナーボトル2のセット時、奥側への押
さえ不足によって栓11の外面とマグネットキャッチ4
4の先端面との間に隙間が生じた場合においても、マグ
ネット47が磁性体45を吸着することができ、マグネ
ットキャッチ44の動作不良を防止できる。
【0043】次に、取り付け面に対して突出した状態で
取り付けられた該マグネット47又は該磁性体45の、
マグネットキャッチ44と栓11との相対回転における
上流側端部の角に傾斜部を形成した実施例について説明
する。図11は、マグネットキャッチ44及び栓11の
斜視図である。本実施例においては、マグネット47及
び磁性体45の両者をそれぞれの取り付け面から突出し
た状態で取り付け、両者共にその相対回転における上流
側端部の角に傾斜部47a,45aを形成している。図
では、栓11はキャッチOFF状態からキャッチON状
態にするときに矢印M方向に回転するよう設計されてい
るため、マグネットキャッチ44の先端面上を磁性体4
5は、矢印M方向に移動する。従って、マグネット47
に設ける傾斜部は、図中にハッチングを付して示すよう
に、マグネット47が磁性体45と接触し始める側の角
を例えば斜めに平面的に削って傾斜部47aを形成して
いる。また、磁性体45は、図中にハッチングを付して
示すように、上記回転方向Mの上流側の角に同じく傾斜
部45aを形成している。マグネット47又は、磁性体
45のどちらか一方の部材が対向面側に対して取り付け
面よりへこんだ状態で取り付けられており、他方が取り
付け面より突出した状態で取り付けられている場合には
上記傾斜部は該突出部材側に形成し、両方の部材が取り
付け面より突出した状態で取り付けられている場合には
上記傾斜部は両方に形成しても良いしどちらか一方のみ
に形成しても良い。以上のように傾斜部を設けることに
よって、マグネットキャッチ44と栓11との対向面側
に突出した状態で取り付けられたマグネット47及び磁
性体45の突出量が大きい場合にも、相対回転がスムー
スに行える。
【0044】
【発明の効果】請求項1乃至4の発明によれば、栓開閉
部材による栓の保持と解放との切り替えを、栓と栓開閉
部材との相対回転によって行っているので、コレットチ
ャックを用いる場合に比して、確実に切り替えを行うこ
とができる。また、栓開閉部材と栓との前後の相対移動
量は、該栓を開いたり閉じたりするための移動量以上に
大きく取る必要がない。以上のことから、栓の開閉不良
を低減でき、かつ装置の小型化を図ることができる。
【0045】特に、請求項2の発明においては、栓開閉
部材による栓の保持と解放との切り替えを行うたびに、
マグネット清掃部材がマグネット表面の付着物を除去す
るので、栓開閉部材を長期間使用してもマグネットの吸
引力が低下せず、マグネット清掃部材を設けない場合に
比して、栓の開閉不良を低減できる。
【0046】特に、請求項3の発明においては、マグネ
ットを突出した状態で前後の移動可能に弾性的に取り付
けているので、対向して相対回転する部分との間に隙間
が生じた場合でも、マグネットが磁性体に密着し磁性体
を吸着できるため、栓の開閉不良を低減できる。
【0047】請求項4の発明によれば、マグネットや磁
性体が突出した状態で取り付けられている部分が凹凸の
ある部分と対向した状態で相対回転しても、突出した部
分が凹凸部分に衝突する時の衝撃が軽くなり、栓と栓開
閉部材とが互いにスムーズに相対回転できるため、傾斜
部を設けない場合に比して栓の開閉不良の発生を低減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るトナー補給装置の概略構成を示す
正面図。
【図2】同トナー補給装置を用いた複写機の平面図。
【図3】同トナー補給装置の斜視図。
【図4】(a)はトナーボトルの長手方向断面図。
(b)は同ボトルの斜視図。(c)は(a)中の部分拡
大図。(d)は(a)と別角度の同ボトルのトナー吐出
口近傍の拡大図。
【図5】(a)は実施例に係る栓の外面の正面図。
(b)は同栓開閉部材の先端面の正面図。
【図6】実施例に係るトナーボトルのトナー吐出口にレ
ールを設けた斜視図。
【図7】(a)及び(b)はトナー補給用位置Bにおけ
るトナー吐出口近傍及び栓開閉部材の説明図。
【図8】(a)及び(b)はボトル載地置用位置Aにお
けるトナー吐出口近傍及び栓開閉部材の説明図。
【図9】本発明の他の実施例に係る栓の外面におけるマ
グネット清掃部材の配設図。
【図10】(a)は本発明の他の実施例の変形例に係る
マグネットを先端面から突出した状態で弾性的に取り付
けた栓開閉部材の説明図。(b)は同その他の変形例に
係るマグネットを先端面から突出した状態で弾性的に取
り付けた栓開閉部材の説明図。
【図11】本発明の他の実施例に係る、角に傾斜部を形
成したマグネットと磁性体の説明図。
【符号の説明】
1 トナー補給装置 2 トナーボトル 3 ボトルホルダー 6 トナー吐出口 8 ボトル係止部材 9 ボトル用モータ 10 筒状回転伝達部材 11 栓 14 カム装置 19 カバー部 20 筒状ストッパ 21 トナー落下用開口 27 吐出口カラー 42 持ち上げ迫り出し面 44 栓開閉部材 45 磁性体 45a 傾斜部 46 溝 47 マグネット 47a 傾斜部 48 ガイド溝 49 マグネット清掃部材 50 弾性体 51 板バネ 52 レール A ボトル載置用位置 B トナー補給用位置 Z 回転中心

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像剤収納容器と、現像部への現像剤導入
    部と連通し、かつ該収納容器をその開口部を該現像剤導
    入部に向けて保持するための容器保持手段と、該開口部
    が取り出し可能な栓によって封止された状態で該容器保
    持手段に保持された該容器の該栓を、該開口部から取り
    外したり取り付けたりする栓開閉手段とを備える現像剤
    補給装置において、 該栓開閉手段を、容器に取り付けられた状態の栓に対向
    する先端部を有する栓開閉部材と、該栓開閉部材と該収
    容器との少なくとも一方を他方に対して進退させる進退
    移動手段と、該栓開閉部材と該栓との少なくとも一方を
    他方に対して相対回転させる相対回転手段とで構成し、 上記相対回転により対向する相対位置と離間する相対位
    置とを選択的に取り得るように、該栓開閉部材の上記先
    端部と栓の該先端部に対向する部分との一方に磁性体
    を、他方にマグネットを配設したことを特徴とする現像
    剤補給装置。
  2. 【請求項2】上記栓開閉部材の先端部と上記栓の該先端
    部に対向する部分のうち、磁性体配設側にマグネット清
    掃部材を設けたことを特徴とする請求項1の現像剤補給
    装置。
  3. 【請求項3】上記マグネットを、栓又は栓開閉部材との
    非接触時に、上記栓開閉部材の先端部又は栓の該先端部
    に対向する部分から突出するよう弾性的に取り付けたこ
    とを特徴とする請求項1の現像剤補給装置。
  4. 【請求項4】上記磁性体と上記マグネットとの一方を突
    出又はへこんだ状態、他方を突出した状態で取り付けて
    いる場合、少なくとも他方の突出部の上記相対回転にお
    ける上流側の角に傾斜部を形成したことを特徴とする請
    求項1の現像剤補給装置。
JP7078330A 1995-03-09 1995-03-09 現像剤補給装置 Withdrawn JPH08248756A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007183448A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Ricoh Co Ltd 粉体収納容器、トナー容器、画像形成装置
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