JPH08248300A - ミラー押さえバネおよびその製造方法 - Google Patents

ミラー押さえバネおよびその製造方法

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JPH08248300A
JPH08248300A JP7468195A JP7468195A JPH08248300A JP H08248300 A JPH08248300 A JP H08248300A JP 7468195 A JP7468195 A JP 7468195A JP 7468195 A JP7468195 A JP 7468195A JP H08248300 A JPH08248300 A JP H08248300A
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JP
Japan
Prior art keywords
mirror
main body
pressing spring
mirror pressing
bending
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7468195A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Yoshino
勝弘 吉野
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP7468195A priority Critical patent/JPH08248300A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザプリンタ等の光学系装置の内部に設置
されるミラーを固定する板金部品のミラー押さえバネの
形状を変更し、製造工程を簡略化してコストダウンを達
成する。 【構成】 ミラー押圧部20にミラーの一部と当接する
球状突起20aを備え、装置筐体押圧部30に装置の壁
面の一部と当接する舌状突起部30aを備え、ミラー押
圧部20の上方にストッパ部10を備えたミラー押さえ
バネ。ストッパ部10はミラー押圧部20の縁部と約5
°の角度をなす折れ線で球状突起20aと同じ方向に折
り曲げられており、かつストッパ部10の下辺はミラー
押圧部20の縁部と約85°の角度をなしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ等の光
学系装置の内部に設置されている平面ミラーを押さえる
ための板金部品(ミラー押さえバネ)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザプリンタ等のハウジングに
は、レーザ光源から照射された光学像を感光体に投影す
るためにミラーが設けられており、このミラーをハンウ
ジングに固定するために板金部品である押さえバネが用
いられている。この押さえバネは、素材板から所定形状
の板材を打ち抜いた後、この板材を曲げることにより形
成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の押
さえバネはいくつかの折曲部を備えているため、その製
造にあたって折曲部に応じた金型を必要とし、製造コス
トがかかるという問題があった。
【0004】本発明はこのような問題に鑑み、板材の折
曲工程に必要な金型の数を減少させることにより、ミラ
ー押さえバネの製造コストを低下させることを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るミラー押さ
えバネは、素材板の巻取りロール方向に延び、この巻取
りロール方向に略垂直な第1の折曲線において後方に折
曲された本体と、この本体に連設され、巻取りロール方
向に略平行な第2の折曲線において前方に折曲された一
対のストッパ部とを備えたことを特徴としている。
【0006】本発明に係るミラー押さえバネの製造方法
は、巻き取られた素材板から本体とこの本体から突出す
る一対の張り出し部とを有する板材を打ち抜く工程と、
張り出し部を前記巻取りロール方向に略平行な第2の折
曲線において前方に折曲する工程と、本体を素材の巻取
りロール方向に略垂直な第1の折曲線において後方に折
曲する工程とを備えたことを特徴としている。
【0007】
【実施例】以下、図示実施例により本発明を説明する。
図1〜図4は本発明の第1実施例のミラー押さえバネの
製造工程を示している。
【0008】図1は、打抜き工程において、巻き取られ
た素材板(図示せず)から打ち抜かれた板材1を示して
いる。この図に示すように、板材1は本体2と、この本
体2の上端部において図の左右方向に突出する一対の張
り出し部3とを有する。本体2の下端部には、開口4内
に突出する舌状部5が形成され、また張り出し部3の方
向に延びる一対の脚部6が形成されている。
【0009】板材1の本体2は素材板の巻取りロール方
向Rに延びている。換言すれば、素材板は長い帯状の板
をコイル状に巻き取ったものであり、その巻取り軸は方
向Rに垂直である。後述する折曲工程において、本体2
は、巻取りロール方向Rに略垂直な第1の折曲線B1に
おいて折曲され、また張り出し部3は巻取りロール方向
Rに略平行な第2の折曲線B2において折曲される。
【0010】図1の板材1は、次に第1の折曲工程にお
いて、図2に示すような形状の部材に成形される。すな
わち第1の折曲工程では、張り出し部3(図1)を第2
の折曲線B2において前方(図2の左側)に折曲するこ
とによってストッパ部10が得られる。第2の折曲線B
2は、図1に示すように巻取りロール方向Rに対して所
定の角度A1(例えば約5度)だけ傾斜しており、また
ストッパ部10の下側の辺10aは本体2の縁部に対し
て所定の角度A2(例えば約85度)だけ傾斜してい
る。また第1の折曲工程では、ストッパ部10の成形と
同時に、本体1の背面側(図2の右側)からプレスする
ことによって、ミラー押圧部20の球状突起20aと装
置筐体押圧部30の舌状突起30aとが形成される。ミ
ラー押圧部20の球状突起20aはストッパ部10と同
じ方向に半球状に突出している。舌状突起30aは舌状
部5(図1)を本体2に対して所定角度だけ、球状突起
20aと同じ方向に突出するように折曲することによっ
て形成される。
【0011】なお、ストッパ部10は第1の折曲工程の
途中において部材の破断を防ぐため、第2の折曲線B2
において丸みをつけて折曲される。
【0012】このように第1の折曲工程では、球状突起
20aおよび舌状突起30aの突出方向とストッパ部1
0の折り曲げ方向は全て同一方向である。したがって第
1の折曲工程は1つの金型で同時に行うことができる。
【0013】図3は、第1の折曲工程の後、第2の折曲
工程において得られるミラー押さえバネを示している。
すなわち第2の折曲工程では、本体2を第1の折曲線B
1(図1)において後方(図3の右側)に折曲すること
によって、装置筐体押圧部30が得られる。図4は以上
の工程を経て製造されたミラー押さえバネ50の完成品
の斜視図である。
【0014】図5および図6は、ミラー押さえバネ50
と、他のミラー押さえバネ60とによって、ミラーM
1、M2をレーザプリンタのハウジングHに固定する工
程を示している。ミラー押さえバネ60は、本体が2本
の第1の折曲線B1によって折曲されているため、ミラ
ー押圧部20と装置筐体押圧部30との間に連結部61
が形成されているが、脚部6が設けられていない。
【0015】ミラーM1、M2をハウジングHに固定す
るとき、まずミラーM1、M2がハウジングHの所定の
部位に装着される。次いでミラー押さえバネ50、60
が、球状突起20aがミラーM1、M2の面に当接し、
また装置筐体押圧部30の舌状突起30aがハウジング
Hの壁面Wに係合するようにして取り付けられる。これ
によりミラーM1、M2はハウジングHに強固に固定さ
れる。
【0016】また、衝撃時にミラーM1、M2がストッ
パ部10に衝突しても、ストッパ部10下側の辺10a
がミラー押圧部20の縁部に対して90°より小さい角
度を有しているので、ミラーエッジEがストッパ部10
に接触することはなく、ミラーエッジEが破損するおそ
れはない。
【0017】以上のように本実施例によれば、第1の折
曲工程では、1つの金型により、球状突起20a、舌状
突起30aおよびストッパ部10が成形され、第2の折
曲工程では、1つの金型により装置筐体押圧部30が成
形される。したがって、高々2つの金型だけでミラー押
さえバネを成形することができ、その製造コストを削減
することができる。
【0018】また本実施例では、張り出し部3が巻取り
ロール方向Rに対して所定角度だけ傾斜した第2の折曲
線B2において折曲されることにより、ストッパ部10
が形成されている。これに対し、張り出し部3が巻取り
ロール方向Rに対して完全に平行な折曲線において折曲
されると、その折曲工程において破断するおそれがあ
る。すなわち本実施例によれば、ミラー押さえバネの製
造工程の途中においてストッパ部10が破断することは
なく、したがって製造効率が高められる。
【0019】図7は第2実施例のミラー押さえバネを成
形する途中の工程における板材1を示している。この実
施例では、ストッパ部10を成形するための第2の折曲
線B2が巻取りロール方向Rに完全に平行である。この
場合、上述のようにストッパ部10の成形工程において
ストッパ部10が破断するのを防止するため、第2の折
曲線B2において設けられる丸みを第1実施例よりも大
きくとったり、あるいは破断が生じない材料を選定する
必要がある。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、板材の折
曲工程に必要な金型の数を減少させることができるの
で、ミラー押さえバネの製造コストを低下させるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】打抜き工程において得られる板材を示す平面図
である。
【図2】第1の折曲工程において得られる部材を示す断
面図である。
【図3】第2の折曲工程において得られるミラー押さえ
バネを示す断面図である。
【図4】ミラー押さえバネの斜視図である。
【図5】ミラー押さえバネとによってミラーをレーザプ
リンタのハウジングに固定する工程を示す断面図であ
る。
【図6】ミラー押さえバネとによってミラーをレーザプ
リンタのハウジングに固定した状態を示す断面図であ
る。
【図7】第2実施例のミラー押さえバネを成形する途中
の工程における板材を示す平面図である。
【符号の説明】
10 ストッパ部 20 ミラー押圧部 20a 球状突起部 30 装置筐体押圧部 30a 舌状突起部 50、60 ミラー押さえバネ B1 第1の折曲線 B2 第2の折曲線 M1、M2 ミラー H ハウジング

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻き取られた素材板から打ち抜かれた板
    材を折曲して得られるミラー押さえバネであって、第1
    の折曲線において折曲された本体と、この本体に連設さ
    れ、前記第1の折曲線と略垂直な第2の折曲線におい
    て、前記本体の折曲方向とは反対の方向に折曲された一
    対のストッパ部とを備えたことを特徴とするミラー押さ
    えバネ。
  2. 【請求項2】 前記第2の折曲線が巻取りロール方向に
    対して所定の角度だけ傾斜していることを特徴とする請
    求項1に記載のミラー押さえバネ。
  3. 【請求項3】 前記第2の折曲線が巻取りロール方向に
    対して約5度だけ傾斜していることを特徴とする請求項
    2に記載のミラー押さえバネ。
  4. 【請求項4】 前記ストッパ部が第2の折曲線において
    丸みをつけて折曲されることを特徴とする請求項1に記
    載のミラー押さえバネ。
  5. 【請求項5】 前記ストッパ部が前記本体の縁部側に9
    0°より小さい角度で傾斜していることを特徴とする請
    求項1に記載のミラー押さえバネ。
  6. 【請求項6】 前記ストッパ部が前記本体の縁部側に約
    85°だけ傾斜していることを特徴とする請求項1に記
    載のミラー押さえバネ。
  7. 【請求項7】 前記第1の折曲線が前記素材板の巻取り
    ロール方向に延び、この巻取りロール方向に略垂直であ
    り、かつ前記第2の折曲線がこの巻取りロール方向に略
    平行であることを特徴とする請求項1に記載のミラー押
    さえバネ。
  8. 【請求項8】 巻き取られた素材板から本体とこの本体
    から突出する一対の張り出し部とを有する板材を打ち抜
    く工程と、前記張り出し部を前記巻取りロール方向に略
    平行な第2の折曲線において折曲する工程と、前記本体
    を前記素材の巻取りロール方向に略垂直な第1の折曲線
    において前記本体の折曲方向とは反対の方向に折曲する
    工程とを備えたことを特徴とするミラー押さえバネの製
    造方法。
JP7468195A 1995-03-08 1995-03-08 ミラー押さえバネおよびその製造方法 Withdrawn JPH08248300A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006018083A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Sekinosu Kk 非球面ミラー部材及びそれを用いた背面投写型映像表示装置
JP2016126269A (ja) * 2015-01-08 2016-07-11 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JPWO2015151152A1 (ja) * 2014-03-31 2017-04-13 ギガフォトン株式会社 ミラー装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2015151152A1 (ja) * 2014-03-31 2017-04-13 ギガフォトン株式会社 ミラー装置
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