JPH082481Y2 - 多連切換弁 - Google Patents
多連切換弁Info
- Publication number
- JPH082481Y2 JPH082481Y2 JP1991045161U JP4516191U JPH082481Y2 JP H082481 Y2 JPH082481 Y2 JP H082481Y2 JP 1991045161 U JP1991045161 U JP 1991045161U JP 4516191 U JP4516191 U JP 4516191U JP H082481 Y2 JPH082481 Y2 JP H082481Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil passage
- oil
- passage
- port
- switching valve
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K11/00—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves
- F16K11/02—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit
- F16K11/06—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Valve Housings (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数個のスプールおよ
び流路切換装置を有する多連切換弁に関し、特にその下
流に他の切換弁を接続可能としたものである。
び流路切換装置を有する多連切換弁に関し、特にその下
流に他の切換弁を接続可能としたものである。
【0002】
【従来の技術】この種の多連切換弁の一例を図4に示
す。図において、不図示の油圧ポンプからの吐出油は、
フロントカバ−1のポンプポートPから入力されて各ス
プールS1,S2,S3に順に導かれるようになってい
る。そして、各スプールS1,S2,S3が中立位置に
あるときには、ポンプポートPからの圧油は全量がスプ
ールS1,S2,S3内に形成されたポンプライン(以
下、Pライン)を通った後、不図示のタンクライン(以
下、Tライン)を通ってフロントカバ−1のタンクポー
トTからタンクに導かれる。
す。図において、不図示の油圧ポンプからの吐出油は、
フロントカバ−1のポンプポートPから入力されて各ス
プールS1,S2,S3に順に導かれるようになってい
る。そして、各スプールS1,S2,S3が中立位置に
あるときには、ポンプポートPからの圧油は全量がスプ
ールS1,S2,S3内に形成されたポンプライン(以
下、Pライン)を通った後、不図示のタンクライン(以
下、Tライン)を通ってフロントカバ−1のタンクポー
トTからタンクに導かれる。
【0003】例えばスプールS1を中立位置から左また
は右の位置に切換えると、上記ポンプポートPから流入
された圧油がアクチュエータポートA1(B1)を通っ
て不図示のアクチュエータに導かれ、これによりアクチ
ュエータが駆動される。アクチュエータからの戻り油
は、アクチュエータポートB1(A1)を介してスプー
ルS1に戻された後、上記Tラインを通ってフロントカ
バ−1のタンクポートTからタンクに戻る。また他のス
プールS2,S3を切換えた場合も同様にそれぞれに接
続されたアクチュエータが駆動される。
は右の位置に切換えると、上記ポンプポートPから流入
された圧油がアクチュエータポートA1(B1)を通っ
て不図示のアクチュエータに導かれ、これによりアクチ
ュエータが駆動される。アクチュエータからの戻り油
は、アクチュエータポートB1(A1)を介してスプー
ルS1に戻された後、上記Tラインを通ってフロントカ
バ−1のタンクポートTからタンクに戻る。また他のス
プールS2,S3を切換えた場合も同様にそれぞれに接
続されたアクチュエータが駆動される。
【0004】ここで上記図4では、アクチュエータから
の戻り油を図示左側のフロントカバ−1のタンクポート
Tからのみタンクに戻すようにしているが、圧油を右側
からもタンクに戻せるようにした切換弁も知られてい
る。この切換弁においては、図4の板部材2に代えて、
例えば図5(a)に示すようなリアカバ−10がボルト
3にてスプールS3に取付けられる。このリアカバ−1
0には、上記Pラインに連通する第1の油路11と、こ
の第1の油路11に連通される第2の油路12と、Tラ
インに連通する第3の油路13がそれぞれ形成され、第
1と第3の油路は油路14によって連通されている。ま
た第2の油路12の出口はタンクポート(外部ポート)
とされ、タンクに接続される。例えば各スプールS1,
S2,S3が中立位置にあるときには、Pラインからリ
アカバ−10の第1の油路11に流入された圧油は、一
部が油路14,第3の油路13およびTラインを通って
フロントカバ−1のタンクポートTからタンクに戻り、
他の一部は第2の通路12を通ってタンクに戻る。
の戻り油を図示左側のフロントカバ−1のタンクポート
Tからのみタンクに戻すようにしているが、圧油を右側
からもタンクに戻せるようにした切換弁も知られてい
る。この切換弁においては、図4の板部材2に代えて、
例えば図5(a)に示すようなリアカバ−10がボルト
3にてスプールS3に取付けられる。このリアカバ−1
0には、上記Pラインに連通する第1の油路11と、こ
の第1の油路11に連通される第2の油路12と、Tラ
インに連通する第3の油路13がそれぞれ形成され、第
1と第3の油路は油路14によって連通されている。ま
た第2の油路12の出口はタンクポート(外部ポート)
とされ、タンクに接続される。例えば各スプールS1,
S2,S3が中立位置にあるときには、Pラインからリ
アカバ−10の第1の油路11に流入された圧油は、一
部が油路14,第3の油路13およびTラインを通って
フロントカバ−1のタンクポートTからタンクに戻り、
他の一部は第2の通路12を通ってタンクに戻る。
【0005】ところで、単一の油圧源からの吐出油によ
り更に複数のアクチュエータを駆動可能とするために、
上述したような多連切換弁の下流に他の切換弁を接続し
て使用する場合がある。この場合には、上記リアカバ−
10に代えて図5(b)に示すリアカバ−20を取付け
る。このリアカバ−20では、図示の如く第1の油路1
1と第3の油路とが連通されておらず、また第2の油路
12の出口はキャリオーバポート(外部ポート)とされ
図示しない他の切換弁のポンプポートに接続される。し
たがって、Pラインから流入した圧油は、全て第2の油
路12を通って他の切換弁のポンプポートに導かれ、他
の切換弁の切換えによって他のアクチュエータが駆動可
能となる。
り更に複数のアクチュエータを駆動可能とするために、
上述したような多連切換弁の下流に他の切換弁を接続し
て使用する場合がある。この場合には、上記リアカバ−
10に代えて図5(b)に示すリアカバ−20を取付け
る。このリアカバ−20では、図示の如く第1の油路1
1と第3の油路とが連通されておらず、また第2の油路
12の出口はキャリオーバポート(外部ポート)とされ
図示しない他の切換弁のポンプポートに接続される。し
たがって、Pラインから流入した圧油は、全て第2の油
路12を通って他の切換弁のポンプポートに導かれ、他
の切換弁の切換えによって他のアクチュエータが駆動可
能となる。
【0006】
【考案が解決しようとする問題点】しかしながら、この
種の多連切換弁では、各バルブセクションを連結するボ
ルトの締付力の大小がその性能に重大な影響を与える
が、上述した構成の場合、切換弁の下流に他の切換弁を
接続するか否かによってその都度リアカバ−10,20
を取換える必要があり、この取換え作業はボルトを外し
て行わなければならない。このため、取換え作業時に適
切なボルトの締付力が得られず、切換弁の性能を大きく
低下させてしまうおそれがあった。
種の多連切換弁では、各バルブセクションを連結するボ
ルトの締付力の大小がその性能に重大な影響を与える
が、上述した構成の場合、切換弁の下流に他の切換弁を
接続するか否かによってその都度リアカバ−10,20
を取換える必要があり、この取換え作業はボルトを外し
て行わなければならない。このため、取換え作業時に適
切なボルトの締付力が得られず、切換弁の性能を大きく
低下させてしまうおそれがあった。
【0007】本考案の目的は、その下流に他の切換弁を
接続するか否かによって流量切換装置を取換える必要の
ない多連切換弁を提供することにある。
接続するか否かによって流量切換装置を取換える必要の
ない多連切換弁を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1〜図
3により説明すると、本考案は、油圧源からの圧油が流
入されるポンプポートPと、切換位置に応じてポンプポ
ートPから流入された圧油を複数のアクチュエータにそ
れぞれ導く複数のスプールS1,S2,S3と、タンク
に圧油を戻すタンクポートTと、各スプールS1,S
2,S3が中立位置にあるときにポンプポートPから各
スプールS1,S2,S3を介して流入した圧油が導か
れる第1の油路11(図2)、この第1の油路11から
の圧油を外部ポートOを介して外部に導く第2の油路1
2、およびタンクポートTに連通される第3の油路13
を有する流路切換装置10’とを備えた多連切換弁に適
用される。そして、上記流路切換装置10’を次のよう
に構成することにより上記問題点を解決する。すなわち
流路切換装置10’には、第1の油路11と第3の油路
13とを連通する通路15が外部ポートOと対向して設
けられ、この通路15にはプラグ51を螺合して封止可
能なねじが刻設されている。
3により説明すると、本考案は、油圧源からの圧油が流
入されるポンプポートPと、切換位置に応じてポンプポ
ートPから流入された圧油を複数のアクチュエータにそ
れぞれ導く複数のスプールS1,S2,S3と、タンク
に圧油を戻すタンクポートTと、各スプールS1,S
2,S3が中立位置にあるときにポンプポートPから各
スプールS1,S2,S3を介して流入した圧油が導か
れる第1の油路11(図2)、この第1の油路11から
の圧油を外部ポートOを介して外部に導く第2の油路1
2、およびタンクポートTに連通される第3の油路13
を有する流路切換装置10’とを備えた多連切換弁に適
用される。そして、上記流路切換装置10’を次のよう
に構成することにより上記問題点を解決する。すなわち
流路切換装置10’には、第1の油路11と第3の油路
13とを連通する通路15が外部ポートOと対向して設
けられ、この通路15にはプラグ51を螺合して封止可
能なねじが刻設されている。
【0009】
【作用】他の切換弁を接続しないときには、通路15に
プラグ51を螺合して第1の油路11と第3の油路13
とを連通させるとともに、第2の油路12をタンクに連
通する。これにより、各スプールS1,S2,S3が中
立位置にあるときには、第1の油路11に流入された圧
油は、一部が第3の油路13を通ってタンクポートTか
らタンクに戻り、他の一部は第2の通路12を通ってタ
ンクに戻る。一方、下流に他の切換弁を接続する場合に
は、プラグ51を通路から取外して第1の油路11と第
3の油路13とを遮断するとともに、第2の油路12を
他の切換弁のポンプポートに接続する。これにより第1
の油路11に流入した圧油は、全て第2の油路12を通
って他の切換弁のポンプポートに導かれ、他の切換弁の
切換えによって他のアクチュエータが駆動可能となる。
ここで、上記通路15が外部ポートOと対向しているの
で、この外部ポートOおよび第2の油路12を介してプ
ラグ51の取付け、取外しが容易に行える。
プラグ51を螺合して第1の油路11と第3の油路13
とを連通させるとともに、第2の油路12をタンクに連
通する。これにより、各スプールS1,S2,S3が中
立位置にあるときには、第1の油路11に流入された圧
油は、一部が第3の油路13を通ってタンクポートTか
らタンクに戻り、他の一部は第2の通路12を通ってタ
ンクに戻る。一方、下流に他の切換弁を接続する場合に
は、プラグ51を通路から取外して第1の油路11と第
3の油路13とを遮断するとともに、第2の油路12を
他の切換弁のポンプポートに接続する。これにより第1
の油路11に流入した圧油は、全て第2の油路12を通
って他の切換弁のポンプポートに導かれ、他の切換弁の
切換えによって他のアクチュエータが駆動可能となる。
ここで、上記通路15が外部ポートOと対向しているの
で、この外部ポートOおよび第2の油路12を介してプ
ラグ51の取付け、取外しが容易に行える。
【0010】なお、本考案の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本考案を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本考案
が実施例に限定されるものではない。
解決するための手段と作用の項では、本考案を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本考案
が実施例に限定されるものではない。
【0011】
【実施例】図1〜図3により本考案の一実施例を説明す
る。図1は本考案に係る多連切換弁の構成を示し、図4
と同様な箇所には同一の符号を付してある。図中の1
0’はリアカバ−であり、上述したリアカバ−10ある
いは20と同様に、面16(図2)が多連切換弁のスプ
ールS3に対向するようにボルト3で取付けられる。図
2はこのリアカバ−10’の構成を示し、(b)が正面
図、(a)が左側面図、(c)が右側面断面図である。
リアカバ−10’の内部には、第1,第2,第3の油路
11,12,13が形成され、多連切換弁への取付け時
には、第1の油路11が上記Pラインに接続されるとと
もに、第3の油路13がTラインに接続される。また第
2の油路12の出口は外部に接続される外部ポートOと
される。
る。図1は本考案に係る多連切換弁の構成を示し、図4
と同様な箇所には同一の符号を付してある。図中の1
0’はリアカバ−であり、上述したリアカバ−10ある
いは20と同様に、面16(図2)が多連切換弁のスプ
ールS3に対向するようにボルト3で取付けられる。図
2はこのリアカバ−10’の構成を示し、(b)が正面
図、(a)が左側面図、(c)が右側面断面図である。
リアカバ−10’の内部には、第1,第2,第3の油路
11,12,13が形成され、多連切換弁への取付け時
には、第1の油路11が上記Pラインに接続されるとと
もに、第3の油路13がTラインに接続される。また第
2の油路12の出口は外部に接続される外部ポートOと
される。
【0012】さらに第1の油路11と第3の油路13と
は、上記外部ポートOと対向するねじ孔15によって接
続され、このねじ孔15には、図3に示すようにプラグ
51が螺合可能とされる。すなわち、プラグ51の上端
面には六角孔が形成され、このプラグ51を外部ポート
Oから第2の油路12を通してねじ孔15まで挿入する
とともに、不図示のレンチを挿入してこれを螺合する。
このプラグ51を螺合したときには、第1の油路11と
第3の油路13とは完全に遮断される。なお、図1のL
1,L2,L3は、スプールS1,S2,S3をそれぞ
れ切換操作するためのレバーである。
は、上記外部ポートOと対向するねじ孔15によって接
続され、このねじ孔15には、図3に示すようにプラグ
51が螺合可能とされる。すなわち、プラグ51の上端
面には六角孔が形成され、このプラグ51を外部ポート
Oから第2の油路12を通してねじ孔15まで挿入する
とともに、不図示のレンチを挿入してこれを螺合する。
このプラグ51を螺合したときには、第1の油路11と
第3の油路13とは完全に遮断される。なお、図1のL
1,L2,L3は、スプールS1,S2,S3をそれぞ
れ切換操作するためのレバーである。
【0013】多連切換弁の下流に他の切換弁を接続しな
いときには、プラグ51をねじ孔15から取外して第1
の油路11と第3の油路13とを連通させるとともに、
外部ポートOをタンクに連通する。すなわち、この場合
は外部ポートOがタンクポートとして作用する。これに
より、各スプールS1,S2,S3が全て中立位置にあ
るときには、フロントカバ−1のポンプポートPから入
力された不図示の油圧源からの吐出油は、全量がスプー
ルS1,S2,S3内に形成されたポンプライン(以
下、Pライン)を通った後、リアカバ−10’の第1の
油路11に流入され、その一部はねじ孔15,第3の油
路13およびTラインを通ってフロントカバ−1のタン
クポートTからタンクに戻り、他の一部は第2の通路1
2および外部ポートOを通ってタンクに戻る。
いときには、プラグ51をねじ孔15から取外して第1
の油路11と第3の油路13とを連通させるとともに、
外部ポートOをタンクに連通する。すなわち、この場合
は外部ポートOがタンクポートとして作用する。これに
より、各スプールS1,S2,S3が全て中立位置にあ
るときには、フロントカバ−1のポンプポートPから入
力された不図示の油圧源からの吐出油は、全量がスプー
ルS1,S2,S3内に形成されたポンプライン(以
下、Pライン)を通った後、リアカバ−10’の第1の
油路11に流入され、その一部はねじ孔15,第3の油
路13およびTラインを通ってフロントカバ−1のタン
クポートTからタンクに戻り、他の一部は第2の通路1
2および外部ポートOを通ってタンクに戻る。
【0014】一方、多連切換弁の下流に他の切換弁を接
続する場合には、リアカバ−10’のねじ孔15にプラ
グ51を螺合して第1の油路11と第3の油路13とを
遮断させるとともに、外部ポートOを他の切換弁のポン
プポートに接続する。すなわち、この場合には外部ポー
トOがキャリオーバポートとして作用することになる。
これにより第1の油路11に流入した圧油は、全量が第
2の油路12および外部ポートOを通って他の切換弁の
ポンプポートに導かれる。したがって他の切換弁のスプ
ールを切換え操作することにより他のアクチュエータが
駆動可能となる。なお多連切換弁のスプールの数は3つ
に限定されない。
続する場合には、リアカバ−10’のねじ孔15にプラ
グ51を螺合して第1の油路11と第3の油路13とを
遮断させるとともに、外部ポートOを他の切換弁のポン
プポートに接続する。すなわち、この場合には外部ポー
トOがキャリオーバポートとして作用することになる。
これにより第1の油路11に流入した圧油は、全量が第
2の油路12および外部ポートOを通って他の切換弁の
ポンプポートに導かれる。したがって他の切換弁のスプ
ールを切換え操作することにより他のアクチュエータが
駆動可能となる。なお多連切換弁のスプールの数は3つ
に限定されない。
【0015】
【考案の効果】本考案によれば、ポンプポートから流入
した圧油が導かれる第1の油路と、第1の油路からの圧
油を外部に導く第2の油路と、タンクポートに連通され
る第3の油路とを有する流量切換装置を備えたものにお
いて、外部ポートと対向する通路にプラグを螺合/取外
しすることにより多連切第1の油路と第3の油路とを連
通/遮断可能としたので、切換弁の下流に他の切換弁を
接続する場合もしない場合も単一の流路切換装置で対応
でき、その都度ボルトを外してリアカバ−を取換える必
要がなくなる。したがってボルトの締付力が常に適正に
保持され、切換弁を常に最適な状態で使用することが可
能となる。また上記通路が外部ポートと対向しているの
で、この外部ポートおよび第2の油路を介してプラグの
取付け、取外しが容易に行え、作業性の向上が図れる。
した圧油が導かれる第1の油路と、第1の油路からの圧
油を外部に導く第2の油路と、タンクポートに連通され
る第3の油路とを有する流量切換装置を備えたものにお
いて、外部ポートと対向する通路にプラグを螺合/取外
しすることにより多連切第1の油路と第3の油路とを連
通/遮断可能としたので、切換弁の下流に他の切換弁を
接続する場合もしない場合も単一の流路切換装置で対応
でき、その都度ボルトを外してリアカバ−を取換える必
要がなくなる。したがってボルトの締付力が常に適正に
保持され、切換弁を常に最適な状態で使用することが可
能となる。また上記通路が外部ポートと対向しているの
で、この外部ポートおよび第2の油路を介してプラグの
取付け、取外しが容易に行え、作業性の向上が図れる。
【図1】本考案に係る多連切換弁の一実施例を示す構成
図である。
図である。
【図2】上記多連切換弁を構成するリアカバーを示す図
であり、(a)が左側面図、(b)が正面図、(c)が
右側面断面図である。
であり、(a)が左側面図、(b)が正面図、(c)が
右側面断面図である。
【図3】リアカバーにプラグを取付けた状態を示す右側
面断面図である。
面断面図である。
【図4】従来の多連切換弁の構成を示す図である。
【図5】従来のリアカバーを示す図である。
1 フロントカバ− 10’ リアカバ− 11 第1の油路 12 第2の油路 13 第3の油路 15 ねじ孔 51 プラグ P ポンプポート S1,S2,S3 スプール T タンクポート A1〜A3,B1〜B3 アクチュエータポート
Claims (1)
- 【請求項1】 油圧源からの圧油が流入されるポンプポ
ートと、切換位置に応じて前記ポンプポートから流入さ
れた圧油を複数のアクチュエータにそれぞれ導く複数の
スプールと、タンクに圧油を戻すタンクポートと、前記
各スプールが中立位置にあるときに前記ポンプポートか
ら前記各スプールを介して流入した圧油が導かれる第1
の油路、この第1の油路からの圧油を外部ポートを介し
て外部に導く第2の油路、および前記タンクポートに連
通される第3の油路を有する流路切換装置とを備えた多
連切換弁において、前記流路切換装置には、前記第1の
油路と第3の油路とを連通する通路が前記外部ポートと
対向して設けられ、この通路にはプラグを螺合して封止
可能なねじが刻設されていることを特徴とする多連切換
弁。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991045161U JPH082481Y2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 多連切換弁 |
KR1019920008420A KR970010564B1 (ko) | 1991-05-20 | 1992-05-19 | 다련절환밸브 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991045161U JPH082481Y2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 多連切換弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04128501U JPH04128501U (ja) | 1992-11-24 |
JPH082481Y2 true JPH082481Y2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=12711543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991045161U Expired - Fee Related JPH082481Y2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 多連切換弁 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082481Y2 (ja) |
KR (1) | KR970010564B1 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55122569U (ja) * | 1979-02-24 | 1980-08-30 | ||
JPS6078622U (ja) * | 1983-11-04 | 1985-06-01 | 株式会社神崎高級工機製作所 | 自走式作業車における油圧供給装置 |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP1991045161U patent/JPH082481Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-05-19 KR KR1019920008420A patent/KR970010564B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR970010564B1 (ko) | 1997-06-28 |
JPH04128501U (ja) | 1992-11-24 |
KR920021907A (ko) | 1992-12-19 |
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