JP2009008180A - 作業機用油圧駆動装置 - Google Patents

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Junichi Oshita
淳一 大下
Tetsuya Shiroshita
哲也 城下
Shinsuke Abe
真佑 阿部
Takuji Komatsu
卓司 小松
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Abstract

【課題】作業機の油圧駆動装置において、各種機能を持たせた複数のシリンダを同時に作動させることが無いことを利用して、動作させたいシリンダへの圧油供給を集中させることで低出力のエンジン或いは比較的高出力エンジンのアイドリング回転時においても充分に機能させることが出来るようにすることを課題とする。
【解決手段】油圧ポンプ1の出力を比例分配型分流弁12で複数に分配すると共に、各分配先の圧を比較し差圧発生により動作するシャトル弁13を設け、このシャトル弁13の出力をチェック弁14を介して油圧ポンプ1と比例分配型分流弁12との間に戻すように配管した作業機用油圧駆動装置。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、作業機の作業装置の昇降動作と操向制御動作等の複数の動作を単一の油圧ポンプの出力を利用して行うようにした作業機用油圧駆動装置に関するものである。
例えば、作業機の一種であるコンバインの油圧駆動装置が、特許第3731278号公報や特許第3695129号公報に記載されている。
特許第3731278号公報には、単一の油圧ポンプで刈取装置の昇降シリンダと穀粒排出用オーガの昇降シリンダと操縦用の操向プッシュシリンダを駆動するようにしている。
特許第3695129号公報には、単一の油圧ポンプで刈取装置の昇降シリンダと刈取装置の横移動シリンダと操縦用の操向プッシュシリンダを駆動するようにしている。
これらの油圧駆動装置で、各シリンダへの圧油の供給は、単一の油圧ポンプの出力流量を定量型の分流弁で分配するようにしている。
特許第3731278号公報 特許第3695129号公報
前記のコンバインの油圧駆動装置では、油圧ポンプを駆動するエンジンを所定の回転数で駆動した場合の出力で各シリンダを駆動するように設定されているために、エンジンがアイドリング回転では出力不足によって各シリンダの動きが極端に遅かったり動かないことがある。
そこで、本発明では、作業機の油圧駆動装置において、各種機能を持たせた複数のシリンダを同時に作動させることが無いことを利用して、動作させたいシリンダへの圧油供給を集中させることで低出力のエンジン或いは比較的高出力エンジンのアイドリング回転時においても充分に機能させることが出来るようにすることを課題とする。
この発明は、上述の如き課題を解決するために、以下のような技術的手段を講じる。
即ち、請求項1記載の発明は、油圧ポンプ1の出力を比例分配型分流弁12で複数に分配すると共に、各分配先の圧を比較し差圧発生により動作するシャトル弁13を設け、このシャトル弁13の出力をチェック弁14を介して油圧ポンプ1と比例分配型分流弁12との間に戻すように配管した作業機用油圧駆動装置としたものである。
この構成で、油圧ポンプ1からの出力圧油が比例分配型分流弁12で各シリンダへ必要な流量が分配して送られ、分配先の動作弁が閉じられているとその分配圧が他方の分配圧より高くなり、閉じられている側へ供給される圧油がシャトル弁13でチェック弁14を通って分配前に戻され、再度比例分配型分流弁12を通って動作している側のシリンダへ追加供給される。
請求項1記載の発明によると、エンジンの定格出力が低い場合や定格出力が高い場合でアイドリング回転の場合に、比例分配型分流弁12で分配された一方側の圧油の流量が少なく充分な機能を発揮できない場合も他方のシリンダを使用しないことで他方側へ送られる圧油の流れがシャトル弁13とチェック弁14を通って比例分配型分流弁12の前に戻り、流れている分流側に合流することで、その側のシリンダが動作するに充分な流量を確保でき、支障なくシリンダが動作する。従って、従来例の課題を簡潔な構成で解消することができる。
次に、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明を実施した作業機の一種であるコンバインの油圧回路を示している。
油圧回路は、比例分配型分流弁12とシャトル弁13とチェック弁14と電磁切換弁15及びチェック弁16が組み込まれたメイン回路ブロック3に、メインフィルタ9と固定オリフィス10及びメインリリーフ弁11が組み込まれたサブ回路ブロック2が一体的に組み付けられている。サブ回路ブロック2には刈取スライドシリンダ19を制御する電磁切換弁18を組み込んだスライド制御ブロック7が配管25,26で接続されている。
メイン回路ブロック3内のシャトル弁13に繋がる配管27は、サブ回路ブロック2内を通ってパワステ回路ブロック4内の電磁切換弁20へ繋がっている。パワステ回路ブロック4内には操向プッシュシリンダ21が組み込まれ、この操向プッシュシリンダ21からの配管28がパワステリリーフブロック5のパワステリリーフ弁22に繋がる。さらに、パワステリリーフ弁22からの配管30がHST回路ブロック6に繋がっている。前記スライド制御ブロック7の配管25も配管30に繋がっている。
HST回路ブロック30では、油圧ポンプ23でオイルタンク8から吸い上げられフィルタ24で濾過されたオイルと前記配管30からのオイルが一緒になって、途中にフィルタ32を設けた配管31でHST回路ブロック30からメイン油圧ポンプ1の吸引側へ繋がっている。
なお、配管30には、電磁切換弁18と電磁切換弁20の戻り配管28も繋がっている。
この油圧回路において、オイルタンク8から吸い上げられたオイルがメイン油圧ポンプ1で加圧されてフィルタ9を通って、固定オリフィス10へ送られる流れと比例分配型分流弁12へ送られる流れに分岐される。固定オリフィス10を通る流れは、メインリリーフ弁11で圧力を一定以下に調整され、チェック弁14を介してシャトル弁13と連結される。比例分配型分流弁12では配管27を通じてパワステ回路ブロック4への流れと刈取昇降シリンダ17の電磁切換弁15への流れに分岐される。
なお、比例分配型分流弁12での分配比は、パワステ回路ブロック4が2に対して電磁切換弁15が3の関係にしている。
シャトル弁13にはパワステ回路ブロック4と刈取昇降シリンダ17の電磁切換弁15への回路が接続され、どちらかの圧が高くなるとチェック弁14を介してメインリリーフ弁11に圧が加わり、リリーフ圧を越えるとオイルがタンク8へ戻される。リリーフ圧以下の流れは固定絞り10を介して比例分配型分流弁12への流れに追加される。
パワステ回路ブロック4は、操向プッシュシリンダ21への流れが電磁切換弁20で調整され、パワステリリーフ弁22で操向プッシュシリンダ21の油圧を調整される。
配管30を通じてHST回路ブロック6へ供給されるオイルはフィルタ24で細かく濾過されたオイルと一緒になって、配管31とフィルタ32を通じてメイン油圧ポンプ1の吸引側へ戻され、再循環する。
比例分配型分流弁12で分配された刈取昇降シリンダ17への流れは、電磁切換弁15を介して刈取スライドシリンダ19を制御する電磁切換弁18へ配管26を通じて供給される。
刈取昇降シリンダ17は、電磁切換弁15とチェック弁16を通って圧油が供給され、刈取スライドシリンダ19は、電磁切換弁15が中立時に圧油が電磁切換弁18へ供給され作動可能になる。
この回路構成では、比例分配型分流弁12で分流されたパワステ回路ブロック4への流れと刈取昇降シリンダ17の電磁切換弁15への流れのどちらかを使わずに圧が高まるとシャトル弁13の機能によって、使用中の圧が低い方の流れに圧油の流れが加わることになって、出力不足を補助することになる。
この際に、他方のシリンダが使用できないが、通常同時に動作させることが無いコンバインにおいては問題とならない。
図2は、本発明を実施したコンバインの油圧回路の別実施例を示している。
図1の実施例と違う部分は、メイン回路ブロック3と一体的に旋回力制御油圧ブロック33を組みつけている点と新たに車体ローリング制御油圧ブロック38,39を追加している点である。
旋回力制御油圧ブロック33には、前記のメインフィルタ9と固定オリフィス10及びメインリリーフ弁11の他に、一次圧力補償リリーフ弁36と刈取昇降シリンダ17の電磁切換弁15でパイロットされるリリーフ弁35及び電磁比例減圧弁34を組み込み、操向クラッチ37の制御出力を行う。
車体ローリング制御油圧ブロック38,39は、車体の左右傾きを水平に維持するための油圧制御回路で、前記配管31からのオイルをローリングポンプ49で再加圧し、車体ローリング制御油圧ブロック38,39内のフィルタ50と固定オリフィス47とリリーフ弁48と比例分配型分流弁44とシャトル弁45とチェック弁46電磁切換弁42,43及び絞りチェク弁74,75で構成し、左右のローリングシリンダ40,41を制御する。
なお、この車体ローリング制御油圧ブロック38内に設ける比例分配型分流弁44の分流比を1:1にして左右のローリングシリンダ40,41の動く速度を同じにしている。
図3は、メイン回路ブロック3の具体的構造を示し、電磁切換弁15とチェック弁16をメイン回路ブロック3内に収めているが、チェック弁16のシート部51とスリーブ部52を一体加工で構成し、プラグ53とシート部51をネジ部54で連結してプラグ53の取り外しと共にシート部51とスリーブ部52の一体加工部分も取り外しが出来るようにして、シート部51とスリーブ部52を一体加工で製作コストダウンを図り、補修時の分解・交換を容易にした。
また、プラグ53の内部にはスロットルチェック部55を構成し、プラグ53に固定オリフィス56を設けたプラグ57を締め付けて取り付けている。
図4は、メイン回路ブロック3に対する圧油の取出し側面を変えた実施例で、メイン回路ブロック3内のチェク弁16に通じる油路58を他側面に向けて設けてその取出孔にプラグ57を取り付け、プラグ53の取出口には盲プラグ59を取り付ける。
図5は、図4のメイン回路ブロック3の圧油取出し側面に二個のスロットルチェック付プラグ60,62を取り付けて複動シリンダを制御する実施例で、油路58の取出口にスロットルチェック付プラグ60を取り付け、チェック弁16の盲プラグ63取付口にスロットルチェック付プラグ62付の繋ぎプラグ61を取り付けている。
図6の実施例は、油路58を設けることなく、チェック弁16の盲プラグ63取付口に圧油取出プラグ64を取り付けている。この取出プラグ64は、スロットルチェック付にしても良い。
図7は、図1のメイン回路ブロック3の一部を変えたパワステ回路ブロック67を使用した油圧回路である。違いは、比例分配型分流弁65の分配比を1:1にした点とチェック弁16を設けない点で、シャトル弁13とチェック弁14と電磁切換弁20を同じくする。
パワステ回路ブロック67にメインブロック66を一体的に組みつけている。このメインブロック66には、メインフィルタ9と固定オリフィス10とメインリリーフ弁11と電磁切換弁15とチェック弁16を内蔵している。
図8は、メイン油圧ブロック70に電磁切換弁15を内蔵する電磁切換弁ブロック71を着脱可能に組み付けた構成で、電磁切換弁ブロック71を取り外して別の電磁切換弁ブロックと交換したり手動切換弁と交換したり出来るようにしている。
メイン油圧ブロック70内には、メインフィルタ9とメインリリーフ弁11と比例分配型分流弁12とチェック弁16及び低圧リリーフ弁68,69を設けている。
メイン油圧ブロック70の側面には、電磁切換弁ブロック71の他に、刈取スライドシリンダ19を制御する電磁切換弁18を内蔵したスライド制御ブロック7とパワステ回路ブロック4を組みつけている。
図9は、三個の電磁切換弁ブロック71をメイン油圧ブロック70と車体ローリング制御油圧ブロック38と車体ローリング制御油圧ブロック73に組み付けた実施例で、車体ローリング制御油圧ブロック73にはチェク弁16と絞りチェク弁74を内蔵し、他の各油圧ブロック38,70,33の内部構造は既に説明したとおりである。
図10は、電磁切換弁のスプール76でソレノイドを付けない側のブロック77の開口部のカバー構造を示している。スプール76の軸端にばね82で反発させて二枚の受皿79,80をピン81で止めて取り付け、その外側を盲蓋78でカバーしている。
この構造で、スプール76がスライドすることによる圧縮空気を出入させる従来のブリザード孔を設ける必要が無くなり、ブリザード孔からのオイル漏れの虞が無くなる。
本実施例のコンバインの油圧回路図 別実施例のコンバインの油圧回路図 油圧ブロックの一部拡大側断面図 油圧ブロックの一部拡大側断面図 油圧ブロックの一部拡大側断面図 油圧ブロックの一部拡大側断面図 別実施例のコンバイン部分油圧回路図 別実施例のコンバイン部分油圧回路図 別実施例のコンバイン部分油圧回路図 油圧ブロックの一部拡大平面図
符号の説明
1 油圧ポンプ
12 比例分配型分流弁
13 シャトル弁
14 チェック弁

Claims (1)

  1. 油圧ポンプ(1)の出力を比例分配型分流弁(12)で複数に分配すると共に、各分配先の圧を比較し差圧発生により動作するシャトル弁(13)を設け、このシャトル弁(13)の出力をチェック弁(14)を介して油圧ポンプ(1)と比例分配型分流弁(12)との間に戻すように配管したことを特徴とする作業機用油圧駆動装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102261056A (zh) * 2011-05-06 2011-11-30 衢州市河川翻板闸门有限公司 翻板闸门液控系统
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