JPH08247830A - 車両の荷重測定用センシング素子の取り付け構造 - Google Patents

車両の荷重測定用センシング素子の取り付け構造

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JPH08247830A
JPH08247830A JP7050769A JP5076995A JPH08247830A JP H08247830 A JPH08247830 A JP H08247830A JP 7050769 A JP7050769 A JP 7050769A JP 5076995 A JP5076995 A JP 5076995A JP H08247830 A JPH08247830 A JP H08247830A
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直哉 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品数を削減できるとともに、検出感度の良
好な車両の荷重測定用センシング素子の取り付け構造を
提供することを目的とするものである。 【構成】 スライドプレート15の内曲面15aの両端
部に、取り付け面15eに対して約20°の装着角度で
設けられた設置穴15fが設けられ、この設置穴15f
にセンシング素子21が挿入固定され、センシング素子
21のリード線23bをスライドプレート15の凹部1
5dの略中央に設けられた配線板16に接続し、外部導
出線18を引き出して樹脂17で配線板16及びリード
線23bをモールドしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の荷重測定用セン
シング素子の取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、大型車両の荷重測定は、路上に
設置した荷重測定装置によって行われているが、この装
置は装置自体が大きく、かつ設置コストが嵩むため設置
場所や設置台数に制限され、測定を受け得る車両数は全
車両の一部に過ぎず、過積載を検出するには不充分であ
った。そこで、車両自体に荷重測定装置が搭載されるつ
つある。例えば、車両の車軸(アクスルケース)の上面
にひずみゲージ式センサ等のセンシング素子を溶接等に
より固着して、荷台からの荷重がリーフスプリングを介
して車軸にかかり、車軸に生じる曲げ歪みを、該センシ
ング素子によって検出して、積載荷重を各車両毎に測定
する所謂自重計が提案されている。
【0003】ところが、このような形式の自重計は積載
量が一定であるにもかかわらず、車両が置かれた状態、
例えば路面状態が悪くて車軸が傾いている場合、車軸に
かかる荷重のベクトル方向が異なるため、センシング素
子の歪みも異なり、検出値に差異が生じるおそれがあ
る。
【0004】ところで一般に、大型車両では後輪が前後
にわたって取り付けられている場合には、アクスルケー
スが前後に二列になっているため、図5(a)に示すよ
うに、リーフスプリング13はその両端部がそれぞれア
クスルケース12(12a,12b)の上側に位置する
ようになっており、リーフスプリング13の中央部は車
体の荷台フレーム(図示せず)に固定されている。この
場合、車載重量によってリーフスプリング13の湾曲度
が変わりアクスルケース12a,12b間との相対的長
さが変わるため、アクスルケース12a,12bの上面
には断面半球状のスライドプレート5(5a,5b)が
配置されていて、リーフスプリング13の端部がこれら
のスライドプレート5a,5b面上をスライドできるよ
うになっている。
【0005】また、図5(b)は、大型車両の後輪2軸
車のトランオンサスペンションを示しており、リーフス
プリング13はその両端がスライドプレート5及びスペ
ーサ10を介してアクスル11に接している。その詳細
は図8に示されている。上述の構造を考慮して、本出願
人は、特願平6−28037号で次のような車両の荷重
測定装置の取り付け構造を提案している。図6は、その
構造が示されている。同図(a)はセンシング素子を取
り付けるためのスライドプレート5の底面図で基板6が
取り付けられた状態を示し、同図(b)は側面から見た
断面図で片側にはセンシング素子1が取り付けられ、か
つその上から蓋3が被せられた状態を示している。ま
た、同図(c)は正面から見た断面図である。なお、こ
の実施例におけるスライドプレート5は炭素鋼で形成さ
れている。
【0006】同図に示すように、スライドプレート5の
内面両端部には、それぞれセンシング素子1の設置場所
5fが設けられている。該設置場所5fはアクスルケー
スに取り付けるための2個のネジ孔5cの間にあり、長
方形の浅溝5f1 と、スライドプレート5の中心方向か
ら浅溝5f1 の中心部にかけて穿設された幅の狭い深溝
5f2 と、深溝5f2 の両サイドに穿設された中深溝5
3 とで構成されている。浅溝5f1 は後述する蓋が嵌
め合わせられる部分で、中深溝5f3 はセンシング素子
1が嵌合する部分で、深溝5f2 は後述する勾配キーが
嵌め込まれる溝である。
【0007】また、同図に示すように、スライドプレー
ト5の内面の前記センシング素子1の設置場所5fから
中心部に向かって、細長いゴム7が接着されており、ゴ
ム7の中央部に基板6が嵌め込まれている。また、ゴム
7の中心に沿って溝が設けられ、該溝にはセンシング素
子1のリード線2が嵌め込まれ、接着材によって接着・
固定され、そのリード線2の先端は基板6に接続されて
いる。
【0008】また、スライドプレート5の内面の凹部5
dには、凹字状の突起9aが設けられており、その凹み
にはケーブル8が嵌め込まれ、その上から蓋9bがネジ
止めされている。ケーブル8の端部は基板6に接続さ
れ、スライドプレート5の両端部に設置されているセン
シング素子1の検出値を加算して外部に導くようになっ
ている。
【0009】センシング素子1の一例としては、図7
(a)に示すように、底板部1dと該底板部1dの中心
部に立設した縦板部1eとで形成され、縦板部1eに4
個の孔1e1 が設けられ、その孔1e1 を利用してコイ
ル1cをたすき掛けに組み付ける。縦板部1eに設けら
れた突起1e2 はコイル1cのリード線22を固定する
ためのものである。同図(b)はセンシング素子1を固
定する勾配キー4であり、同図(c)はスライドプレー
ト5のセンシング素子設置場所5fの上側に設けられる
金属製の蓋3であり、溝3aが設けられている。
【0010】蓋3の内面の一部には溝3aが設けられ、
溝3aはセンシング素子1の縦板部1eの端部が嵌まり
込むところである。蓋3を、スライドプレート5のセン
シング素子設置場所5fのところに被せるようにして溶
接あるいは接着して、その中にセンシング素子1を嵌め
込むようになされている。そして、その下側に、図7
(b)に示すような、勾配キー4を差し込んでセンシン
グ素子1の底面に当接させて固定する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の構造は、センシ
ング素子設置場所5fがスライドプレート5のネジ孔5
c間に設けられ、図6(b)に示すように、センシング
素子1は蓋3及び勾配キー4によって配置・固定されて
いる。また、これらの部品は加工が複雑であり、高価な
ものである欠点がある。また、センシング素子1の取り
付けが勾配キー4を圧入することによってなされてお
り、この圧入力の管理が難しく、例えば、圧入力が弱い
と十分なセンサ特性が得られない欠点があり、また、圧
入力が強過ぎるとセンシング素子1が塑性変化が生じて
十分なセンサ特性が得られない欠点がある。
【0012】更に、図5(b)に示すトランオンサスペ
ンションの場合の荷重測定装置では、図8に示すよう
に、センシング素子1が装着されたスライドプレート5
がスペーサ10を介してアクスル11に固定されてい
る。従って、センシング素子1と蓋3及び勾配キー4に
加え、スペーサ10の部品が増す欠点がある。即ち、ス
ペーサ10は、スライドプレート5をアクスル11に固
定する場合、スライドプレート5がアクスル11との接
触面の荒れた凹凸面から正確な荷重伝達を行うために、
その凹凸面を解消するスペーサ10が必要となるもので
ある。
【0013】本発明は、上述のような欠点が鑑みなされ
たものであり、部品点数を削減できるとともに、検出感
度の良好な車両の荷重測定用センシング素子の取り付け
構造の提供を目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、第1発明は、センシング素子を装着したスライドプ
レートによる車両の荷重測定用センシング素子の取り付
け構造であって、前記スライドプレートの内曲面側に設
けられるセンシング素子の装着角度が該スライドプレー
トの取り付け面に対し所定の角度を有することを特徴と
するものである。
【0015】また、第2発明は、センシング素子を装着
したスライドプレートによる車両の荷重測定用センシン
グ素子の取り付け構造であって、前記スライドプレート
の内曲面の両端部に所定装着角度で穿設された設置穴
と、前記設置穴に挿入固定されるセンシング素子と、前
記スライドプレートの内曲面の凹部に設けられた前記セ
ンシング素子のリード線を集束して外部に引き出す配線
板とを有することを特徴とするものである。
【0016】また、第3発明は、センシング素子を装着
したスライドプレートによる車両の荷重測定用センシン
グ素子の取り付け構造において、前記スライドプレート
の内曲面の両端部に所定装着角度で設けられた設置穴
と、前記設置穴に挿入固定されるセンシング素子と、前
記センシング素子を固定する勾配キーと、前記スライド
プレートの内曲面の凹部に設けられた前記センシング素
子のリード線を集束して外部に引き出す配線板とを有す
ることを特徴とするものである。
【0017】また、第4発明は、前記第3発明におい
て、前記センシング素子が駆動コイルと検出コイルがた
すき掛け状に形成された正面形状が略長方形の鉄心であ
り、該長方形の一辺に勾配を設けたものであることを特
徴とする車両の荷重測定用センシング素子である。
【0018】また、第5発明は、前記第1乃至第3発明
において、前記センシング素子の装着角度が20°±5
°の範囲であることを特徴とする車両の荷重測定用セン
シング素子の取り付け構造である。
【0019】
【作用】本発明は、上述のように構成されているので、
センシング素子がスライドプレートの内曲面から挿入固
定され、その装着角度が所定の装着角度を有しており、
車両の荷重がリーフスプリングを介してスライドプレー
ト上に加わると、荷重によりスライドプレートが変形
し、内部に設置されているセンシング素子が変形して荷
重に応じた出力を発生する。センシング素子はスライド
プレート内に設けられており、少なくとも従来設けられ
ていた蓋は必要がなく、また、スライドプレートとアク
スルとの間に設けられた圧力の正確な圧力伝達をするた
めのプレートも設ける必要がなく、部品数を削減できる
構造を有する。更に、スライドプレート内にセンシング
素子が設けられるので、スライドプレートにかかる応力
がセンシング素子にむりなく加わり荷重に応じた出力を
高精度に発生する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0021】図1は、本発明に係る車両の荷重測定用セ
ンシング素子の取り付け構造の一実施例が示している。
同図(a)はセンシング素子を取り付けるためのスライ
ドプレート(パッド)15の内曲面15a側から見た底
面図を示し、同図(b)は側面から見た一部切欠断面図
であり、同図(c)は正面から見た断面図である。図2
はこの実施例に用いられるセンシング素子を示してお
り、同図(a)はセンシング素子が挿入されたケースア
ッシーの斜視図であり、同図(b)はセンシング素子の
正面図である。
【0022】先ず、図2を参照して荷重測定用センシン
グ素子の一実施例について説明すると、同図(a)はケ
ースアッシー20であり、磁性材料からなる磁歪式セン
シング素子22が鉄製等による円筒形状のケース21a
に挿入固定されている。センシング素子22は、同図
(b)に示すように、4つの穴22aが設けられ、駆動
用と検出用のコイル23aがたすき掛けに捲回され、そ
のリード線23bが絶縁チューブ24に挿通されて導出
されている。ケース21aには凹陥状係止部21bが形
成されている。
【0023】続いて、図1を参照して、荷重測定用セン
シング素子の取り付け構造について説明する。同図に於
いて、スライドプレート15は、例えば炭素鋼からな
り、スライドプレート15の内曲面15aの両端縁部に
は、それぞれセンシング素子21が設置固定される設置
穴15fが設けられている。設置穴15fはスライドプ
レート15がアクスルケースに取り付けるための2個の
ネジ孔15c間に設けられている。スライドプレート1
5の内曲面15aの両端部に設けられ、この凹部15d
には配線板16が固定されている。センシング素子22
のリード線23bは配線板16に接続されている。配線
板16は凹部15dの略中央に突出するネジ穴を形成し
た突起部15aにネジ19で固定される。配線板16の
略中央から外部導出用の配線18が引き出され、配線板
16及びリード線23b及び絶縁チューブ24は凹部1
5dに充填された樹脂17によってモールドされてい
る。
【0024】なお、スライドプレート15に設けられた
設置穴15fは装着されるセンシング素子21の形状に
応じた形状とすればよいが、図1の実施例では、図2に
示されるセンシング素子22が挿入されたケースアッシ
ー20が装着されているので、その形状は円筒形とし、
その円筒内は図2の形状に応じた係止部が形成され、必
要に応じてケースアッシー20がスライドプレート15
に溶接される。
【0025】また、図1(b)に示すように、設置穴1
5fはスライドプレート15の取り付け面15eに対し
て20°の装着角度で形成されている。これは、スライ
ドプレート15が湾曲しているので、湾曲した部分に加
わる圧力が取り付け面15eに対して垂直方向に力が加
わるのではなく、取り付け面15eに対して斜め方向の
力が加わる。従って、センシング素子21の装着する位
置をその挿入軸Cに対して略直角方向に力が加わるよう
にセンシング素子21を20°の装着角度で配置したも
のである。なお、センシング素子21の装着角度は実施
例では20°と示されているが、装着角度が20°±5
°の範囲であれば荷重測定用として十分機能を達成し得
るものであり、図示した値に限定するものではない。
【0026】次に、本発明の他の実施例について、図3
及び図4を参照して説明する。図3は車両のセンシング
素子の取り付け構造の要部を示し、図4(a),(b)
はセンシング素子である。図3に於いて、スライドプレ
ート15は図1の実施例と略同一であり、センシング素
子31が装着される設置穴F及びそこに装着されるセン
シング素子31の形状が異なっている。スライドプレー
ト15の内曲面15aには、上記実施例と同様に、取り
付け面15eに対して20°の角度に設けられた設置穴
15Fが形成されている。この設置穴15Fにセンシン
グ素子31が挿入され、勾配キー33によって固定され
ている。センシング素子31のリード線は、図1に示す
ように、略中央に配置された配線板に接続されて外部に
導出されている。これらの配線板やリード線は樹脂で固
定されている。
【0027】このセンシング素子31は、図4(a)に
示すように、縦板部はその正面形状が略長方形であり、
正面に4つの穴31aが設けられ、これらの穴31aに
駆動用と検出用のコイル32aが捲回されており、縦板
部には突起31b,31cと底板部31dが設けられて
いる。突起31b,31cは設置穴15Fの内壁面に接
触し、底板部31dは、図4(b)に示す勾配キー33
の面33bに接触し、面33aは設置穴15Fの内壁面
に接触し、その先端部33cを設置穴15Fに挿入して
設置穴15Fにセンシング素子31を固定している。勾
配キー33には貫通穴33dが設けられている。
【0028】この実施例においてもスライドプレート1
5の設置穴Fはセンシング素子の挿入軸Cが取り付け面
15eに対して20°に挿入されるように設けられてい
る。これは、先に説明したように、スライドプレート1
5に加わる力が、スライドプレート15が湾曲してお
り、湾曲した部分に加わる圧力が図3に矢印Bで示すよ
うに、取り付け面15eに対して斜め方向に力が加わ
る。従って、センシング素子31の装着する位置をその
挿入軸Cに対して略直角方向に力が加わるようにセンシ
ング素子21を20°の装着角度で配置したものであ
る。無論、上記実施例と同様に装着角度が20°±5°
の範囲であれば、検出感度を良好に保つことができるこ
とは明らかである。
【0029】また、スライドプレートの内部にセンシン
グ素子が挿入されて溶接等によって固定されており、従
来のように、少なくとも蓋あるいはプレートを設ける必
要はなく、部品点数を削減できる。また、センシング素
子を強固に配置固定することができるとともに、センシ
ング素子の装着角度が湾曲したスライドプレートに加わ
る応力を効率よくセンシング素子に伝達することができ
る。また、センシング素子は、図2に示すように、セン
シング素子をケースに挿入したものであっても、また、
図4に示すように、その正面形状が長方形のセンシング
素子の一辺にテーパーを設けてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
センシング素子がスライドプレートの内曲面から挿入固
定され、その装着角度が所定の装着角度を有しており、
車両の荷重がリーフスプリングを介してスライドプレー
ト上に加わり、その荷重によりスライドプレートに応力
が発生し、内部に設置されているセンシング素子にむり
なく力が伝達され、センシング素子から荷重に応じた出
力を発生させることができる。従って、極めて検出感度
が高く正確な荷重を検出することができる。
【0031】また、本発明によれば、センシング素子は
スライドプレート内に設けられており、少なくとも従来
設けられていた蓋は必要がなく、また、スライドプレー
トとアクスルとの間に設けられた圧力を正確に圧力伝達
するためのプレートも設ける必要がなく、部品数を削減
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(a)はスライドプ
レートの底面図、(b)は一部断面図で示した側面図、
(c)は一部断面図で示した正面図である。
【図2】(a)はセンシング素子が収納されたケースア
ッシーの斜視図、(b)はセンシング素子の正面図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図4】(a)はセンシング素子の一実施例を示す斜視
図、(b)は勾配キーの斜視図である。
【図5】(a)は車両のスライドプレート,アクスル,
リーフスプリング等の関係を示す分解斜視図、(b)は
トラリオンサスプンションの側面図である。
【図6】従来例を示し、(a)はスライドプレートの底
面図、(b)は一部断面図で示した側面図、(c)は一
部断面図で示した正面図である。
【図7】(a)は従来のセンシング素子の斜視図、
(b)は勾配キーの斜視図、(c)は蓋の斜視図であ
る。
【図8】従来のスライドプレートの取付状態を説明する
ための図である。
【符号の説明】
15 スライドプレート 15a 内曲面 15b 突起部 15c ネジ穴 15d 凹部 15e 取り付け面 15f,15F 設置穴 16 配線板 17 樹脂 18 外部導出線 19 ネジ 20 ケースアッシー 21,31 センシング素子 21a ケース 21b 凹陥状係止部 23a,32a コイル 23b,32b リード線 33 勾配キー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センシング素子を装着したスライドプレ
    ートによる車両の荷重測定用センシング素子の取り付け
    構造において、 前記スライドプレートの内曲面側に設けられるセンシン
    グ素子の装着角度が該スライドプレートの取り付け面に
    対し所定の角度を有することを特徴とする車両の荷重測
    定用センシング素子の取り付け構造。
  2. 【請求項2】 センシング素子を装着したスライドプレ
    ートによる車両の荷重測定用センシング素子の取り付け
    構造において、 前記スライドプレートの内曲面の両端部に所定の装着角
    度で穿設された設置穴と、前記設置穴に挿入固定される
    センシング素子と、前記スライドプレートの内曲面の凹
    部に設けられた前記センシング素子のリード線を集束し
    て外部に引き出す配線板とを有することを特徴とする車
    両の荷重測定用センシング素子の取り付け構造。
  3. 【請求項3】 センシング素子を装着したスライドプレ
    ートによる車両の荷重測定用センシング素子の取り付け
    構造において、 前記スライドプレートの内曲面の両端部に所定の装着角
    度で設けられた設置穴と、前記設置穴に挿入固定される
    センシング素子と、前記センシング素子を固定する勾配
    キーと、前記スライドプレートの内曲面の凹部に設けら
    れた前記センシング素子のリード線を集束して外部に引
    き出す配線板とを有することを特徴とする車両の荷重測
    定用センシング素子の取り付け構造。
  4. 【請求項4】 前記センシング素子が駆動コイルと検出
    コイルがたすき掛け状に形成された正面形状が略長方形
    の鉄心であり、該長方形の一辺に勾配を設けたものであ
    ることを特徴とする請求項3記載の車両の荷重測定用セ
    ンシング素子の取り付け構造。
  5. 【請求項5】 前記センシング素子の装着角度が20°
    ±5°の範囲であることを特徴とする請求項1乃至3記
    載の車両の荷重測定用センシング素子の取り付け構造。
JP7-50769A 1979-04-06 1995-03-10 車両の荷重測定用センシング素子の取り付け構造 Expired - Lifetime JP3001153B2 (ja)

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