JPH0824727B2 - ゴルフクラブ用ヘッドの製造方法 - Google Patents
ゴルフクラブ用ヘッドの製造方法Info
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- JPH0824727B2 JPH0824727B2 JP1341328A JP34132889A JPH0824727B2 JP H0824727 B2 JPH0824727 B2 JP H0824727B2 JP 1341328 A JP1341328 A JP 1341328A JP 34132889 A JP34132889 A JP 34132889A JP H0824727 B2 JPH0824727 B2 JP H0824727B2
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- hollow metal
- protrusion
- mold
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ゴルフクラブ用ヘッドの製造方法に係わ
り、特に、中空金属コアーの外側に高強度繊維等の補強
材とマトリックス材からなる成形層を形成してなるゴル
フクラブ用ヘッドの製造方法に関する。
り、特に、中空金属コアーの外側に高強度繊維等の補強
材とマトリックス材からなる成形層を形成してなるゴル
フクラブ用ヘッドの製造方法に関する。
近時、例えば、特開昭59−2768号公報に開示されるよ
うに、中空金属コアーの外側に高強度繊維等の補強材と
マトリックス材からなる成形層を形成したゴルフクラブ
用ヘッドが開発されている。
うに、中空金属コアーの外側に高強度繊維等の補強材と
マトリックス材からなる成形層を形成したゴルフクラブ
用ヘッドが開発されている。
そして、この公報に開示されるゴルフクラブ用ヘッド
の製造方法では、第9図に示すように、金型11内に、中
空金属コアー13と、高強度繊維等の補強材とマトリック
ス材からなる成形材料15とを配置し、これを圧熱成形す
ることにより、ゴルフクラブ用ヘッドが製造される。
の製造方法では、第9図に示すように、金型11内に、中
空金属コアー13と、高強度繊維等の補強材とマトリック
ス材からなる成形材料15とを配置し、これを圧熱成形す
ることにより、ゴルフクラブ用ヘッドが製造される。
しかしながら、このような従来のゴルフクラブ用ヘッ
ドの製造方法では、中空金属コアー13の外側全体を成形
材料15で覆った状態で金型11に配置するため、圧熱成形
時に、中空金属コアー13が、棒状治具17を中心にして回
転し、あるいは、上下に移動する虞があるという問題が
あった。
ドの製造方法では、中空金属コアー13の外側全体を成形
材料15で覆った状態で金型11に配置するため、圧熱成形
時に、中空金属コアー13が、棒状治具17を中心にして回
転し、あるいは、上下に移動する虞があるという問題が
あった。
また、中空金属コアー13内への発泡材等の充填剤の注
入を、棒状治具17を介して行なっているため、シャフト
固定部の寸法が変化したり、あるいは、充填剤がシャフ
ト固定部に付着するため、シャフト固定精度あるいは強
度が低下し、さらに、成形後におけるヘッドのウエイト
バランスも狂い易いという問題があった。
入を、棒状治具17を介して行なっているため、シャフト
固定部の寸法が変化したり、あるいは、充填剤がシャフ
ト固定部に付着するため、シャフト固定精度あるいは強
度が低下し、さらに、成形後におけるヘッドのウエイト
バランスも狂い易いという問題があった。
本発明は、かかる従来の問題を解決すべくなされたも
ので、中空金属核体を金型内に確実に位置決め固定する
ことができるとともに、中空金属コアー内に充填剤を容
易に注入することのできるゴルフクラブ用ヘッドの製造
方法を提供することを目的とする。
ので、中空金属核体を金型内に確実に位置決め固定する
ことができるとともに、中空金属コアー内に充填剤を容
易に注入することのできるゴルフクラブ用ヘッドの製造
方法を提供することを目的とする。
請求項1のゴルフクラブ用ヘッドの製造方法は、中空
金属コアーに複数の突起部を一体形成するとともに、前
記少なくとも一の突起部に、前記中空金属コアー内に連
通する充填剤注入孔を形成し、中空金属核体を形成した
後、この中空金属核体に、高強度繊維等の補強材とマト
リックス材からなる貼着部材を貼着し、この後、貼着部
材の貼着された中空金属核体を、前記突起部を介して金
型内に位置決め固定し、さらにこの後、前記金型を用い
て前記貼着部材を前記中空金属核体に圧熱成形し、この
圧熱成形後に、前記突起部の充填剤注入孔から前記中空
金属コアー内に充填剤を注入するものである。
金属コアーに複数の突起部を一体形成するとともに、前
記少なくとも一の突起部に、前記中空金属コアー内に連
通する充填剤注入孔を形成し、中空金属核体を形成した
後、この中空金属核体に、高強度繊維等の補強材とマト
リックス材からなる貼着部材を貼着し、この後、貼着部
材の貼着された中空金属核体を、前記突起部を介して金
型内に位置決め固定し、さらにこの後、前記金型を用い
て前記貼着部材を前記中空金属核体に圧熱成形し、この
圧熱成形後に、前記突起部の充填剤注入孔から前記中空
金属コアー内に充填剤を注入するものである。
また、請求項2のゴルフクラブ用ヘッドの製造方法
は、中空金属コアーに複数の突起部を一体形成するとと
もに、前記少なくとも一の突起部に、前記中空金属コア
ー内に連通する充填剤注入孔を形成し、中空金属核体を
形成した後、この中空金属核体を、前記突起部を介して
金型内に位置決め固定し、この後、中空金属核体と金型
との間に、高強度繊維等の補強材とマトリックス材から
なる成形部材を注入し、成形部材を硬化させ、さらにこ
の後、前記突起部の充填剤注入孔から前記中空金属コア
ー内に充填剤を注入するものである。
は、中空金属コアーに複数の突起部を一体形成するとと
もに、前記少なくとも一の突起部に、前記中空金属コア
ー内に連通する充填剤注入孔を形成し、中空金属核体を
形成した後、この中空金属核体を、前記突起部を介して
金型内に位置決め固定し、この後、中空金属核体と金型
との間に、高強度繊維等の補強材とマトリックス材から
なる成形部材を注入し、成形部材を硬化させ、さらにこ
の後、前記突起部の充填剤注入孔から前記中空金属コア
ー内に充填剤を注入するものである。
請求項1のゴルフクラブ用ヘッドの製造方法では、中
空金属核体に、高強度繊維等の補強材とマトリックス材
からなる貼着部材が貼着され、この後、中空金属核体
が、突起部を介して金型内に位置決め固定され、この状
態で、貼着部材が中空金属核体に圧熱成形され、この圧
熱成形後に、充填剤注入孔から中空金属コアー内に充填
剤が注入される。
空金属核体に、高強度繊維等の補強材とマトリックス材
からなる貼着部材が貼着され、この後、中空金属核体
が、突起部を介して金型内に位置決め固定され、この状
態で、貼着部材が中空金属核体に圧熱成形され、この圧
熱成形後に、充填剤注入孔から中空金属コアー内に充填
剤が注入される。
また、請求項2のゴルフクラブ用ヘッドの製造方法で
は、中空金属核体が、突起部を介して金型内に位置決め
固定され、この後、中空金属核体と金型との間に、高強
度繊維等の補強材とマトリックス材からなる成形部材が
注入され、成形部材の硬化後に、充填剤注入孔から中空
金属コアー内に充填剤が注入される。
は、中空金属核体が、突起部を介して金型内に位置決め
固定され、この後、中空金属核体と金型との間に、高強
度繊維等の補強材とマトリックス材からなる成形部材が
注入され、成形部材の硬化後に、充填剤注入孔から中空
金属コアー内に充填剤が注入される。
以下、本発明の詳細を図面に示す実施例について説明
する。
する。
第1図ないし第3図は、本発明のゴルフクラブ用ヘッ
ドの製造方法の一実施例により製造されたゴルフクラブ
用ヘッドを示している。
ドの製造方法の一実施例により製造されたゴルフクラブ
用ヘッドを示している。
第1図ないし第3図において符号21は、硬質の金属か
らなる中空状の中空金属コアーを示している。
らなる中空状の中空金属コアーを示している。
この中空金属コアー21には、ソール部23側に、2個の
突起部25が一体形成されており、これ等の突起部25の先
端には、ソール部23が一体形成されている。
突起部25が一体形成されており、これ等の突起部25の先
端には、ソール部23が一体形成されている。
そして、ソール部23の前側の突起部25には、中空金属
コアー21内に連通する充填剤注入孔27が形成され、この
充填剤注入孔27は、栓体29により密閉されている。
コアー21内に連通する充填剤注入孔27が形成され、この
充填剤注入孔27は、栓体29により密閉されている。
中空金属コアー21の外側には、高強度繊維等の補強材
とマトリックス材からなる成形層31が形成され、また、
この成形層31により、シャフト嵌入孔33を有するホーゼ
ル部35が一体形成されている。
とマトリックス材からなる成形層31が形成され、また、
この成形層31により、シャフト嵌入孔33を有するホーゼ
ル部35が一体形成されている。
以上のように構成されたゴルフクラブ用ヘッドは、以
下述べるようにして製造される。
下述べるようにして製造される。
すなわち、先ず、第4図および第5図に示すような中
空金属核体37が形成される。
空金属核体37が形成される。
この中空金属核体37は、一体形成されており、中空金
属コアー21のソール部23側に2個の突起部25が形成さ
れ、前側の突起部25には、中空金属コアー21内に連通す
る充填剤注入孔27が形成されている。
属コアー21のソール部23側に2個の突起部25が形成さ
れ、前側の突起部25には、中空金属コアー21内に連通す
る充填剤注入孔27が形成されている。
そして、突起部25の先端から多少上方に位置する部位
に、ソール部23が一体形成され、突起部25のソール部23
より下側を位置決め固定部39とされている。
に、ソール部23が一体形成され、突起部25のソール部23
より下側を位置決め固定部39とされている。
このような中空金属核体37の形成後に、この中空金属
核体37の中空金属コアー21の周りに、高強度繊維等の補
強材とマトリックス材からなる貼着部材41が、例えば、
プリプレグシートの状態で貼着される。
核体37の中空金属コアー21の周りに、高強度繊維等の補
強材とマトリックス材からなる貼着部材41が、例えば、
プリプレグシートの状態で貼着される。
なお、この時に、ホーゼル部35のシャフト嵌入孔33と
なる位置にシャフト孔形成用のピン43が位置され、この
周りにも貼着部材41が貼着される。
なる位置にシャフト孔形成用のピン43が位置され、この
周りにも貼着部材41が貼着される。
この後、貼着部材41の貼着された中空金属核体37が、
上型45と下型47とからなる一対の金型49内に収容され、
下型47に形成される位置決め孔51に、突起部25の位置決
め固定部39を嵌合することにより、中空金属核体37が金
型49内に位置決め固定される。
上型45と下型47とからなる一対の金型49内に収容され、
下型47に形成される位置決め孔51に、突起部25の位置決
め固定部39を嵌合することにより、中空金属核体37が金
型49内に位置決め固定される。
さらに、この後、金型49が圧力状態で閉じられ、金型
49を加熱することにより、貼着部材41が中空金属核体37
に圧熱成形される。
49を加熱することにより、貼着部材41が中空金属核体37
に圧熱成形される。
この圧熱成形後、貼着部材41が硬化した後、金型49が
開かれ、中空金属核体37が取り出され、突起部25の充填
剤注入孔27から中空金属コアー21内に、例えば、発泡材
等の充填剤が注入される。
開かれ、中空金属核体37が取り出され、突起部25の充填
剤注入孔27から中空金属コアー21内に、例えば、発泡材
等の充填剤が注入される。
そして、この後、充填剤注入孔27に栓体29が挿入固着
され、突起部25のソール部23より下側となる部分、すな
わち、位置決め固定部39を研磨等により除去することに
より、第1図に示したゴルフクラブ用ヘッドが製造され
る。
され、突起部25のソール部23より下側となる部分、すな
わち、位置決め固定部39を研磨等により除去することに
より、第1図に示したゴルフクラブ用ヘッドが製造され
る。
しかして、以上述べたゴルフクラブ用ヘッドの製造方
法では、中空金属コアー21に複数の突起部25を一体形成
するとともに、前記少なくとも一の突起部25に、中空金
属コアー21内に連通する充填剤注入孔27を形成し、中空
金属核体37を形成した後、この中空金属核体37に、高強
度繊維等の補強材とマトリックス材からなる貼着部材41
を貼着し、この後、貼着部材41の貼着された中空金属核
体37を、突起部25を介して金型49内に位置決め固定し、
さらにこの後、金型49を用いて貼着部材41を中空金属核
体37に圧熱成形し、この圧熱成形後に、突起部25の充填
剤注入孔27から中空金属コアー21内に充填剤を注入する
ようにしたので、中空金属核体37を金型49内に確実に位
置決め固定することができるとともに、中空金属コアー
21内に充填剤を容易に注入することが可能になる。
法では、中空金属コアー21に複数の突起部25を一体形成
するとともに、前記少なくとも一の突起部25に、中空金
属コアー21内に連通する充填剤注入孔27を形成し、中空
金属核体37を形成した後、この中空金属核体37に、高強
度繊維等の補強材とマトリックス材からなる貼着部材41
を貼着し、この後、貼着部材41の貼着された中空金属核
体37を、突起部25を介して金型49内に位置決め固定し、
さらにこの後、金型49を用いて貼着部材41を中空金属核
体37に圧熱成形し、この圧熱成形後に、突起部25の充填
剤注入孔27から中空金属コアー21内に充填剤を注入する
ようにしたので、中空金属核体37を金型49内に確実に位
置決め固定することができるとともに、中空金属コアー
21内に充填剤を容易に注入することが可能になる。
すなわち、本発明方法では、中空金属核体37の突起部
25の下端の位置決め固定部39を金型49の位置決め孔51に
嵌合するようにしたので、中空金属核体37を金型49の所
定位置に確実に固定することができ、圧熱成形時に、中
空金属核体37が、移動する虞を確実に解消することが可
能になる。
25の下端の位置決め固定部39を金型49の位置決め孔51に
嵌合するようにしたので、中空金属核体37を金型49の所
定位置に確実に固定することができ、圧熱成形時に、中
空金属核体37が、移動する虞を確実に解消することが可
能になる。
従って、中空金属核体37が、金型49内における位置変
化により、性能に大きな影響を与えるような材料で形成
されている場合にも、バラツキの少ない高精度のゴルフ
クラブ用ヘッドを提供することが可能になる。
化により、性能に大きな影響を与えるような材料で形成
されている場合にも、バラツキの少ない高精度のゴルフ
クラブ用ヘッドを提供することが可能になる。
また、突起部25に充填剤注入孔27を形成したので、こ
の充填剤注入孔27を使用することにより、中空金属コア
ー21内への充填剤の注入を容易に行なうことが可能にな
る。
の充填剤注入孔27を使用することにより、中空金属コア
ー21内への充填剤の注入を容易に行なうことが可能にな
る。
そして、従来のように、充填剤の注入を、棒状治具を
介して行なう必要がなくなるため、充分なシャフト固定
精度および強度を得ることが可能になり、また、成形後
におけるヘッドのウエイトバランスも良好なものとな
る。
介して行なう必要がなくなるため、充分なシャフト固定
精度および強度を得ることが可能になり、また、成形後
におけるヘッドのウエイトバランスも良好なものとな
る。
なお、本発明は、上述した方法に限定されるものでは
なく、いわゆる射出成形による方法、すなわち、中空金
属コアー21に複数の突起部25を一体形成するとともに、
少なくとも一の突起部25に、中空金属コアー21内に連通
する充填剤注入孔27を形成し、中空金属核体37を形成し
た後、この中空金属核体37を、突起部25を介して金型49
内に位置決め固定し、この後、中空金属核体37と金型49
との間に、高強度繊維等の補強材とマトリックス材から
なる成形部材を注入し、成形部材を硬化させ、さらにこ
の後、突起部25の充填剤注入孔27から中空金属コアー21
内に充填剤を注入することによっても、第1図に示した
ゴルフクラブ用ヘッドを製造することができ、この場合
にも、前述した実施例とほぼ同様の効果を得ることがで
きる。
なく、いわゆる射出成形による方法、すなわち、中空金
属コアー21に複数の突起部25を一体形成するとともに、
少なくとも一の突起部25に、中空金属コアー21内に連通
する充填剤注入孔27を形成し、中空金属核体37を形成し
た後、この中空金属核体37を、突起部25を介して金型49
内に位置決め固定し、この後、中空金属核体37と金型49
との間に、高強度繊維等の補強材とマトリックス材から
なる成形部材を注入し、成形部材を硬化させ、さらにこ
の後、突起部25の充填剤注入孔27から中空金属コアー21
内に充填剤を注入することによっても、第1図に示した
ゴルフクラブ用ヘッドを製造することができ、この場合
にも、前述した実施例とほぼ同様の効果を得ることがで
きる。
第6図は、本発明のゴルフクラブ用ヘッドの製造方法
の他の実施例により製造されたゴルフクラブ用ヘッドを
示すもので、このゴルフクラブ用ヘッドでは、バックソ
ール部53側にウエイトバランス55が配置されている。
の他の実施例により製造されたゴルフクラブ用ヘッドを
示すもので、このゴルフクラブ用ヘッドでは、バックソ
ール部53側にウエイトバランス55が配置されている。
なお、以上述べた実施例では、ソール部23を突起部25
に一体形成した例について述べたが、本発明は、かかる
実施例に限定されるものではなく、例えば、第7図に示
すように、突起部57の小径部59に、ソール部61を挿入固
定するようにしても良く、また、第8図に示すように、
ソール部61を螺子63により、中空金属コアー65に固定
し、この螺子63の頭部67を位置決め固定部としても良い
ことは勿論であり、特に、第7図の方法は、圧熱成形タ
イプに好適する。
に一体形成した例について述べたが、本発明は、かかる
実施例に限定されるものではなく、例えば、第7図に示
すように、突起部57の小径部59に、ソール部61を挿入固
定するようにしても良く、また、第8図に示すように、
ソール部61を螺子63により、中空金属コアー65に固定
し、この螺子63の頭部67を位置決め固定部としても良い
ことは勿論であり、特に、第7図の方法は、圧熱成形タ
イプに好適する。
以上述べたように、請求項1のゴルフクラブ用ヘッド
の製造方法では、中空金属コアーに複数の突起部を一体
形成するとともに、前記少なくとも一の突起部に、前記
中空金属コアー内に連通する充填剤注入孔を形成し、中
空金属核体を形成した後、この中空金属核体に、高強度
繊維等の補強材とマトリックス材からなる貼着部材を貼
着し、この後、貼着部材の貼着された中空金属核体を、
前記突起部を介して金型内に位置決め固定し、さらにこ
の後、前記金型を用いて前記貼着部材を前記中空金属核
体に圧熱成形し、この圧熱成形後に、前記突起部の充填
剤注入孔から前記中空金属コアー内に充填剤を注入する
ようにしたので、中空金属核体を金型内に確実に位置決
め固定することができるとともに、中空金属コアー内に
充填剤を容易に注入することができる。
の製造方法では、中空金属コアーに複数の突起部を一体
形成するとともに、前記少なくとも一の突起部に、前記
中空金属コアー内に連通する充填剤注入孔を形成し、中
空金属核体を形成した後、この中空金属核体に、高強度
繊維等の補強材とマトリックス材からなる貼着部材を貼
着し、この後、貼着部材の貼着された中空金属核体を、
前記突起部を介して金型内に位置決め固定し、さらにこ
の後、前記金型を用いて前記貼着部材を前記中空金属核
体に圧熱成形し、この圧熱成形後に、前記突起部の充填
剤注入孔から前記中空金属コアー内に充填剤を注入する
ようにしたので、中空金属核体を金型内に確実に位置決
め固定することができるとともに、中空金属コアー内に
充填剤を容易に注入することができる。
また、請求項2のゴルフクラブ用ヘッドの製造方法で
は、中空金属コアーに複数の突起部を一体形成するとと
もに、前記少なくとも一の突起部に、前記中空金属コア
ー内に連通する充填剤注入孔を形成し、中空金属核体を
形成した後、この中空金属核体を、前記突起部を介して
金型内に位置決め固定し、この後、中空金属核体と金型
との間に、高強度繊維等の補強材とマトリックス材から
なる成形部材を注入し、成形部材を硬化させ、さらにこ
の後、前記突起部の充填剤注入孔から前記中空金属コア
ー内に充填剤を注入するようにしたので、請求項1のゴ
ルフクラブ用ヘッドの製造方法と同様に、中空金属核体
を金型内に確実に位置決め固定することができるととも
に、中空金属コアー内に充填剤を容易に注入することが
できるという利点がある。
は、中空金属コアーに複数の突起部を一体形成するとと
もに、前記少なくとも一の突起部に、前記中空金属コア
ー内に連通する充填剤注入孔を形成し、中空金属核体を
形成した後、この中空金属核体を、前記突起部を介して
金型内に位置決め固定し、この後、中空金属核体と金型
との間に、高強度繊維等の補強材とマトリックス材から
なる成形部材を注入し、成形部材を硬化させ、さらにこ
の後、前記突起部の充填剤注入孔から前記中空金属コア
ー内に充填剤を注入するようにしたので、請求項1のゴ
ルフクラブ用ヘッドの製造方法と同様に、中空金属核体
を金型内に確実に位置決め固定することができるととも
に、中空金属コアー内に充填剤を容易に注入することが
できるという利点がある。
第1図は本発明のゴルフクラブ用ヘッドの製造方法によ
り製造されたゴルフクラブ用ヘッドを示す縦断面図であ
る。 第2図は第1図のII−II線に沿う横断面図である。 第3図は第1図のゴルフクラブ用ヘッドを示す斜視図で
ある。 第4図は中空金属核体を示す斜視図である。 第5図は中空金属核体を金型内に収容した状態を示す縦
断面図である。 第6図は本発明の製造方法の他の実施例により製造され
たゴルフクラブ用ヘッドを示す横断面図である。 第7図および第8図は突起部の他の例を示す断面図であ
る。 第9図は従来のゴルフクラブ用ヘッドを示す縦断面図で
ある。 〔主要な部分の符号の説明〕 21……中空金属コアー 25……突起部 27……充填剤注入孔 31……成形層 41……貼着部材 49……金型。
り製造されたゴルフクラブ用ヘッドを示す縦断面図であ
る。 第2図は第1図のII−II線に沿う横断面図である。 第3図は第1図のゴルフクラブ用ヘッドを示す斜視図で
ある。 第4図は中空金属核体を示す斜視図である。 第5図は中空金属核体を金型内に収容した状態を示す縦
断面図である。 第6図は本発明の製造方法の他の実施例により製造され
たゴルフクラブ用ヘッドを示す横断面図である。 第7図および第8図は突起部の他の例を示す断面図であ
る。 第9図は従来のゴルフクラブ用ヘッドを示す縦断面図で
ある。 〔主要な部分の符号の説明〕 21……中空金属コアー 25……突起部 27……充填剤注入孔 31……成形層 41……貼着部材 49……金型。
Claims (2)
- 【請求項1】中空金属コアーに複数の突起部を一体形成
するとともに、前記少なくとも一の突起部に、前記中空
金属コアー内に連通する充填剤注入孔を形成し、中空金
属核体を形成した後、この中空金属核体に、高強度繊維
等の補強材とマトリックス材からなる貼着部材を貼着
し、この後、貼着部材の貼着された中空金属核体を、前
記突起部を介して金型内に位置決め固定し、さらにこの
後、前記金型を用いて前記貼着部材を前記中空金属核体
に圧熱成形し、この圧熱成形後に、前記突起部の充填剤
注入孔から前記中空金属コアー内に充填剤を注入するこ
とを特徴とするゴルフクラブ用ヘッドの製造方法。 - 【請求項2】中空金属コアーに複数の突起部を一体形成
するとともに、前記少なくとも一の突起部に、前記中空
金属コアー内に連通する充填剤注入孔を形成し、中空金
属核体を形成した後、この中空金属核体を、前記突起部
を介して金型内に位置決め固定し、この後、中空金属核
体と金型との間に、高強度繊維等の補強材とマトリック
ス材からなる成形部材を注入し、成形部材を硬化させ、
さらにこの後、前記突起部の充填剤注入孔から前記中空
金属コアー内に充填剤を注入することを特徴とするゴル
フクラブ用ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1341328A JPH0824727B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | ゴルフクラブ用ヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1341328A JPH0824727B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | ゴルフクラブ用ヘッドの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03198877A JPH03198877A (ja) | 1991-08-30 |
JPH0824727B2 true JPH0824727B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=18345208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1341328A Expired - Lifetime JPH0824727B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | ゴルフクラブ用ヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0824727B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-27 JP JP1341328A patent/JPH0824727B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03198877A (ja) | 1991-08-30 |
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