JPH08246761A - ド ア - Google Patents

ド ア

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Publication number
JPH08246761A
JPH08246761A JP5410095A JP5410095A JPH08246761A JP H08246761 A JPH08246761 A JP H08246761A JP 5410095 A JP5410095 A JP 5410095A JP 5410095 A JP5410095 A JP 5410095A JP H08246761 A JPH08246761 A JP H08246761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
image
image pickup
pickup device
display device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5410095A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Kanda
光男 神田
Kunitaka Arimura
國孝 有村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ARIMURA KK
KANTO J C M SERVICE KK
Original Assignee
ARIMURA KK
KANTO J C M SERVICE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ARIMURA KK, KANTO J C M SERVICE KK filed Critical ARIMURA KK
Priority to JP5410095A priority Critical patent/JPH08246761A/ja
Publication of JPH08246761A publication Critical patent/JPH08246761A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアを開ける直前に、ドアの前でドアの向こ
う側にいる人物をきちんと確認することが可能な防犯上
優れたドアを提供する。 【構成】 11はCCDであり、玄関の外に現れた来訪
者の像を撮影する。このCCD11のレンズの直径は、
従来より使われてきたドアスコープの直径とほぼ同じで
あり、外から見た場合はドアスコープと同じように見え
るようになっている。12は液晶パネルを用いた表示装
置であり、CCD11で撮影された来訪者の像を表示し
て、玄関の内側から来訪者を確認できるようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防犯装置として家屋の
玄関ドアに使用するのに好適なドアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、防犯装置として、玄関のドア
を開ける前に来訪者を確認できるように、魚眼レンズを
用いたドアスコープを備えた玄関ドア、防犯カメラ、イ
ンターホンなどが用いられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例には、それぞれ次のような問題点があった。
【0004】まず、ドアスコープを備えた玄関ドアで
は、ドアスコープを見るのは面倒なため、多くの人は来
訪者を確認せずにドアを開けてしまっていた。また、仮
にドアスコープを見たとしても魚眼レンズの特性上歪ん
で見えるため、来訪者を正確に確認することができなか
った。しかも、通常、ドアスコープは大人の身長に合わ
せて取り付けられているため、子供では全く来訪者を確
認することができなかった。
【0005】次に、防犯カメラでは、単にカメラを取り
付ければ済むという訳ではなく、防犯カメラの映像を映
し出すモニター装置が必要で、この間の配線工事も行わ
なければならないため、非常にコストがかかっていた。
また、防犯カメラは心理的にものものしく感じられるた
め、来訪者に対して無用の威圧感を与えてしまうことが
あった。しかも、玄関ドアの真ん前を写し出す訳ではな
く、死角となる部分が非常に多いという問題もあった。
【0006】次に、インターホンでは、来訪者の確認は
専ら音声のみでなされるので、来訪者を正確に把握する
ことが困難であった。これに対して映像を写し出せるイ
ンターホンもあるが、これには、前記防犯カメラと同様
な問題があった。さらに、インターホンが設置された場
所から玄関までの距離があると、その間に予め確認を取
った来訪者と別の人物が玄関前にいるということも十分
想定できる。
【0007】従って、上記従来例にはいずれも来訪者の
確認が完全にできないという欠点があり、防犯装置とし
ては不十分なものであった。
【0008】本発明は、上記従来例の欠点を解消するた
めになされたのであり、ドアを開ける直前に、ドアの前
でドアの向こう側にいる人物をきちんと確認することが
可能な防犯上優れたドアを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のドアは次のように構成した。
【0010】(1)ドアの片面に配されたその面の側の
映像を撮影する撮像装置と、この撮像装置と反対面に配
された、この撮像装置で撮影された映像を表示する表示
装置とを備えた回路部を有するドア。
【0011】(2)ドアの片面に配されたその面の側の
映像を撮影する撮像装置と、この撮像装置と反対面に配
された、この撮像装置で撮影された映像を表示する表示
装置と、前記撮像装置と同じ面に配されたその面の側に
いる人を検知する第一の検知手段と、この第一の検知手
段で人体を検知した時に前記表示装置の電源をオンする
スイッチ手段とを備えた回路部を有するドア。
【0012】(3)ドアの片面に配されたその面の側の
映像を撮影する撮像装置と、この撮像装置と反対面に配
された、この撮像装置で撮影された映像を表示する表示
装置と、前記撮像装置で撮影された映像の動きベクトル
を検出する検出手段と、この検出手段で動きベクトルを
検出した時に前記表示装置の電源をオンするスイッチ手
段とを備えた回路部を有するドア。
【0013】(4)ドアの片面に配されたその面の側の
映像を撮影する撮像装置と、この撮像装置と反対面に配
された、この撮像装置で撮影された映像を表示する表示
装置と、前記撮像装置と同じ面に配されたその面の側に
いる人を検知する第一の検知手段と、前記表示装置と同
じ面に配されたその面の側にいる人を検知する第二の検
知手段と、前記第一、第二の検知手段の両方で人体を検
知した時に前記表示装置の電源をオンするスイッチ手段
とを備えた回路部を有するドア。
【0014】(5)ドアの片面に配されたその面の側の
映像を撮影する撮像装置と、この撮像装置と反対面に配
された、この撮像装置で撮影された映像を表示する表示
装置と、前記撮像装置で撮影された映像の動きベクトル
を検出する検出手段と、前記表示装置と同じ面に配され
たその面の側にいる人を検知する第二の検知手段と、前
記検出手段で動きベクトルを検出し、かつ前記第二の検
知手段で人体を検知した時に前記表示装置の電源をオン
するスイッチ手段とを備えた回路部を有するドア。
【0015】(6)回路部は、音声を発する表音手段を
備え、この表音手段は第一の検知手段で人体を検知した
時もしくは検出手段で動きベクトルを検出した時に音声
を発するものである上記1ないし5のいずれかに記載の
ドア。
【0016】(7)回路部は、スイッチ手段がオンする
と同時に計時を開始し、所定の時間が経過するとスイッ
チ手段をオフする計時手段を備えたものである上記1な
いし6のいずれかに記載のドア。
【0017】(8)回路部は、スイッチ手段がオンされ
た時に、撮像装置で撮影する面の側を照らす照明装置の
電源をオンする第二のスイッチ手段を備えたものである
上記1ないし7のいずれかに記載のドア。
【0018】(9)ドアを開けた時に回路部に供給する
電源をオフするスイッチを備えた上記1ないし8のいず
れかに記載のドア。
【0019】(10)回路部の電源はドアの外部より供
給されるものである上記1ないし9のいずれかに記載の
ドア。
【0020】(11)太陽電池と、この太陽電池で発電
された電気を蓄電する蓄電池を備え、回路部の電源はこ
の蓄電池より供給されるものである上記1ないし9のい
ずれかに記載のドア。
【0021】
【作用】本発明は、上記(1)のように構成したことに
より、常に撮像装置で撮影された映像が表示装置に表示
される。
【0022】また、上記(2)または(3)のように構
成したことにより、撮像装置の配された面の側に人がい
る時のみ撮像装置で撮影された映像が表示装置に表示さ
れる。
【0023】また、上記(4)または(5)のように構
成したことにより、撮像装置の配された面の側に人がい
る時で、かつ表示装置の配された面の側に人がいる時の
み撮像装置で撮影された映像が表示装置に表示される。
【0024】また、上記(6)のように構成したことに
より、撮像装置の配された面の側に人がいることが容易
に認識できる。
【0025】また、上記(7)のように構成したことに
より、所定の時間で表示装置に映像が表示されなくな
る。
【0026】また、上記(8)のように構成したことに
より、撮像装置の配された面の側に人がいる時には照明
装置が灯される。
【0027】また、上記(9)のように構成したことに
より、ドアを開けた時には回路部へ供給する電源が遮断
される。
【0028】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0029】(実施例1)図1は、実施例1の玄関ドア
を示す図である。ここで、(A)は家屋の内側から見た
図、(B)は外側から見た図である。図2は、実施例1
の回路部分のブロック図である。
【0030】これらの図において、10は玄関ドアであ
る。10A、10Bはドアノブである。11はCCDカ
メラ(以下、「CCD」という)であり、玄関の外に現
れた来訪者の像を撮影する。このCCD11のレンズの
直径は、従来より使われてきたドアスコープの直径とほ
ぼ同じであり、外から見た場合はドアスコープと同じよ
うに見えるようになっている。12は液晶パネルを用い
た表示装置(以下、「LCD」という)であり、CCD
11で撮影された来訪者の像を表示して、玄関の内側か
ら来訪者を確認できるようになっている。ここで、CC
D11およびLCD12を駆動する電源は引き込み線に
より引き込まれた外部電源(家庭用AC電源など)を用
いている。
【0031】本実施例では、スイッチ類などは特に設け
られてなく、CCD11およびLCD12には常に電源
が供給されている。すなわち、CCD11は玄関の外側
の像を常に撮影し、この映像は常にLCD12に表示さ
れている。
【0032】このようにしたことで、人が訪問してきた
時、玄関まで応対に出た人は自分のすぐ目の前にあるL
CD12にその来訪者が写し出されているので、確実に
来訪者の確認ができ、そして、確認後に玄関を開ければ
良いので、非常に防犯効果が高いものとなる。しかも、
その像が歪んでいることもない。
【0033】(実施例2)図3は、実施例2の玄関ドア
を示す図である。ここで、(A)は家屋の内側から見た
図、(B)は外側から見た図である。図4は、実施例2
の回路部分のブロック図である。
【0034】これらの図において、20は玄関ドアであ
る。20A、20Bはドアノブである。21はCCDで
あり、玄関の外に現れた来訪者の像を撮影する。このC
CD21のレンズの直径は、従来より使われてきたドア
スコープの直径とほぼ同じであり、外から見た場合はド
アスコープと同じように見えるようになっている。22
はLCDであり、CCD21で撮影された来訪者の像を
表示して、玄関の内側から来訪者を確認できるようにな
っている。23は熱関知センサで、玄関の外にいる人を
熱により検知する。24はチャイムで、来訪者があるこ
とを家の内部の人に伝えるものである。25はリレー
で、熱関知センサ23が熱を検知した時の信号によって
オンされるようになっている。ここで、CCD21、L
CD22、熱関知センサ23、およびチャイム24を駆
動する電源は引き込み線により引き込まれた外部電源
(家庭用AC電源など)を用いている。
【0035】本実施例において、初期状態ではリレー2
5はオフされていて、CCD21、LCD22、および
チャイム24には電力が供給されておらず、熱関知セン
サ23にのみ電力が供給されている。
【0036】玄関の外に人が現れると、熱感知センサ2
3がこの熱を検知し、この検知信号によりリレー25が
オンされる。すると、チャイム24が鳴り、これによっ
て家の中にいる人は来訪者があることを知ることができ
る。また、CCD21およびLCD22にも電力が供給
されて、CCD21は玄関の外を撮影し、この映像がL
CD22に表示される。
【0037】このようにしたことで、来訪者のない時
(すなわち、玄関の外の映像を表示する必要のないと
き)は、CCD21およびLCD22の電源はオフされ
ているので、実施例1の場合のように無駄な電力を消費
することがなく、また、LCD22の寿命を延ばすこと
ができる。
【0038】(実施例3)図5は、実施例3の玄関ドア
を示す図である。ここで、(A)は家屋の内側から見た
図、(B)は外側から見た図である。図6は、実施例3
の回路部分のブロック図である。
【0039】これらの図において、30は玄関ドアであ
る。30A、30Bはドアノブである。31はCCDで
あり、玄関の外に現れた来訪者の像を撮影する。このC
CD31のレンズの直径は、従来より使われてきたドア
スコープの直径とほぼ同じであり、外から見た場合はド
アスコープと同じように見えるようになっている。32
はLCDであり、CCD31で撮影された来訪者の像を
表示して、玄関の内側から来訪者を確認できるようにな
っている。33は信号処理回路で、CCD31で撮影さ
れた映像の動きベクトルを検出して、玄関の外に人がい
ることを検知する。34はチャイムで、来訪者があるこ
とを家の内部の人に伝えるものである。35はリレー
で、信号処理回路33が動きベクトルを検知した時の信
号によってオンされるようになっている。ここで、CC
D31、LCD32、信号処理回路33、およびチャイ
ム34を駆動する電源は引き込み線により引き込まれた
外部電源(家庭用AC電源など)を用いている。
【0040】本実施例において、初期状態ではリレー3
5はオフされていて、LCD32、およびチャイム34
には電力が供給されておらず、CCD31、信号処理回
路33にのみ電力が供給されている。
【0041】玄関の外に人が現れると、信号処理回路3
3が動きベクトルを検知し、この検知信号によりリレー
35がオンされる。すると、チャイム34が鳴り、これ
によって家の中にいる人は来訪者があることを知ること
ができる。また、LCD32にも電力が供給されて、C
CD31で撮影した映像がLCD32に表示される。
【0042】このようにしたことで、来訪者のない時
(すなわち、玄関の外の映像を表示する必要のないと
き)は、LCD32の電源はオフされているので、実施
例1の場合のように無駄な電力を消費することがなく、
また、LCD32の寿命を延ばすことができる。
【0043】(実施例4)図7は、実施例4の玄関ドア
を示す図である。ここで、(A)は家屋の内側から見た
図、(B)は外側から見た図である。図8は、実施例4
の回路部分のブロック図である。
【0044】これらの図において、40は玄関ドアであ
る。40A、40Bはドアノブである。41はCCDで
あり、玄関の外に現れた来訪者の像を撮影する。このC
CD41のレンズの直径は、従来より使われてきたドア
スコープの直径とほぼ同じであり、外から見た場合はド
アスコープと同じように見えるようになっている。42
はLCDであり、CCD41で撮影された来訪者の像を
表示して、玄関の内側から来訪者を確認できるようにな
っている。43は熱関知センサで、玄関の外にいる人を
熱により検知する。44はチャイムで、来訪者があるこ
とを家の内部の人に伝えるものである。45はリレー
で、熱関知センサ43が熱を検知した時の信号によって
オンされるようになっている。47は熱関知センサで、
玄関の中にいる人を熱により検知する。48はリレー
で、熱関知センサ47が熱を検知した時の信号によって
オンされるようになっている。ここで、CCD41、L
CD42、熱関知センサ43、47、およびチャイム4
4を駆動する電源は引き込み線により引き込まれた外部
電源(家庭用AC電源など)を用いている。
【0045】本実施例において、初期状態ではリレー4
5、48はオフされていて、CCD41、LCD42、
チャイム44、熱関知センサ47には電力が供給されて
おらず、熱関知センサ43にのみ電力が供給されてい
る。
【0046】玄関の外に人が現れると、熱感知センサ4
3がこの熱を検知し、この検知信号によりリレー45が
オンされる。すると、チャイム44および熱関知センサ
47に電力が供給されて、チャイム44が鳴り、これに
よって家の中にいる人は来訪者があることを知ることが
できる。そして、このチャイム音を聞いて家の中の人が
玄関の前まで行くと、熱感知センサ47がこの熱を検知
し、この検知信号によりリレー48がオンされる。これ
により、CCD41およびLCD42にも電力が供給さ
れて、CCD41は玄関の外を撮影し、この映像がLC
D42に表示される。
【0047】このようにしたことで、来訪者があっても
留守である時(すなわち、玄関の外の映像を表示する必
要のないとき)は、CCD41およびLCD42の電源
はオフされているので、実施例2、3の場合のように無
駄な電力を消費することがなく、また、LCD42の寿
命を延ばすことができる。
【0048】(実施例5)図9は、実施例5の回路部分
のブロック図である。なお、ここで、ドアの外形は実施
例2の場合(図3)と同じである。
【0049】この図において、51はCCDであり、玄
関の外に現れた来訪者の像を撮影する。このCCD51
のレンズの直径は、従来より使われてきたドアスコープ
の直径とほぼ同じであり、外から見た場合はドアスコー
プと同じように見えるようになっている。52はLCD
であり、CCD51で撮影された来訪者の像を表示し
て、玄関の内側から来訪者を確認できるようになってい
る。53は熱関知センサで、玄関の外にいる人を熱によ
り検知する。54はチャイムで、来訪者があることを家
の内部の人に伝えるものである。55はリレーで、熱関
知センサ53が熱を検知した時の信号によってオンされ
るようになっている。57はタイマで、ここに電力が供
給されることにより計時がスタートし、所定の時間が経
過するとリレー55をオフするようになっている。58
はマニュアルスイッチで、このスイッチを押すことで、
リレー55をオフできるようになっている。ここで、C
CD51、LCD52、熱関知センサ53、チャイム5
4、およびタイマ57を駆動する引き込み線により引き
込まれた電源は外部電源(家庭用AC電源など)を用い
ている。
【0050】本実施例において、初期状態ではリレー5
5はオフされていて、CCD51、LCD52、および
チャイム54には電力が供給されておらず、熱関知セン
サ53にのみ電力が供給されている。
【0051】玄関の外に人が現れると、熱感知センサ5
3がこの熱を検知し、この検知信号によりリレー55が
オンされる。すると、チャイム54が鳴り、これによっ
て家の中にいる人は来訪者があることを知ることができ
る。また、CCD51およびLCD52にも電力が供給
されて、CCD51は玄関の外を撮影し、この映像がL
CD52に表示される。ここで、家の中よりタイマ57
にセットされた所定の時間を経過しても人が応対せず、
玄関の前に現れない時は、リレー55がオフされ、CC
D51、LCD52、チャイム53への電力の供給も遮
断される。また、家の中の人が応対して、マニュアルス
イッチ58を押した時も、リレー55がオフされ、CC
D51、LCD52、チャイム53への電力の供給も遮
断される。
【0052】このようにしたことで、来訪者があっても
留守の時(すなわち、玄関の外の映像を表示する必要の
ないとき)は、CCD51およびLCD52の電源はオ
フされているので、実施例2、3の場合のように無駄な
電力を消費することがなく、また、LCD52の寿命を
延ばすことができる。
【0053】(実施例6)図10は、実施例6の回路部
分のブロック図である。なお、ここで、ドアの外形は実
施例2の場合(図3)と同じである。
【0054】この図において、61はCCDであり、玄
関の外に現れた来訪者の像を撮影する。このCCD61
のレンズの直径は、従来より使われてきたドアスコープ
の直径とほぼ同じであり、外から見た場合はドアスコー
プと同じように見えるようになっている。62はLCD
であり、CCD61で撮影された来訪者の像を表示し
て、玄関の内側から来訪者を確認できるようになってい
る。63は熱関知センサで、玄関の外にいる人を熱によ
り検知する。64はチャイムで、来訪者があることを家
の内部の人に伝えるものである。65はリレーで、熱関
知センサ63が熱を検知した時の信号によってオンされ
るようになっている。67は照明装置で、玄関の外側を
照らすものである。68はリレーで、熱関知センサ63
が熱を検知した時の信号によってオンされるようになっ
ている。ここで、CCD61、LCD62、熱関知セン
サ63、およびチャイム64を駆動する電源は引き込み
線により引き込まれた外部電源(家庭用AC電源など)
を用いている。また、照明装置67の電源は外部電源を
用いているが、他の電源とは別系統のものである。
【0055】本実施例において、初期状態ではリレー6
5はオフされていて、CCD61、LCD62、および
チャイム64には電力が供給されておらず、熱関知セン
サ63にのみ電力が供給されている。
【0056】玄関の外に人が現れると、熱感知センサ6
3がこの熱を検知し、この検知信号によりリレー65が
オンされる。すると、照明装置67がオンし、玄関の外
側を照らす。また、チャイム64が鳴り、これによって
家の中にいる人は来訪者があることを知ることができ
る。また、CCD61およびLCD62にも電力が供給
されて、CCD61は玄関の外を撮影し、この映像がL
CD62に表示される。
【0057】このようにしたことで、来訪者があった時
は玄関前が常に明るくなっているので、CCD61の感
度は、実施例1〜5の場合よりも低くても構わないの
で、安価なCCDを用いることができ、コストを低く抑
えることができる。
【0058】(実施例7)図11は、実施例7の玄関ド
アを示す図である。ここで、(A)は家屋の内側から見
た図、(B)は外側から見た図である。図12は、実施
例7の回路部分のブロック図である。
【0059】これらの図において、70は玄関ドアであ
る。70A、70Bはドアノブである。71はCCDで
あり、玄関の外に現れた来訪者の像を撮影する。このC
CD71のレンズの直径は、従来より使われてきたドア
スコープの直径とほぼ同じであり、外から見た場合はド
アスコープと同じように見えるようになっている。72
はLCDであり、CCD71で撮影された来訪者の像を
表示して、玄関の内側から来訪者を確認できるようにな
っている。73は熱関知センサで、玄関の外にいる人を
熱により検知する。74はチャイムで、来訪者があるこ
とを家の内部の人に伝えるものである。75はリレー
で、熱関知センサ73が熱を検知した時の信号によって
オンされるようになっている。ここで、CCD71、L
CD72、熱関知センサ73、およびチャイム74を駆
動する電源は引き込み線により引き込まれた外部電源
(家庭用AC電源など)を用いている。また、77はド
アスイッチで、ドアを開くと電源が遮断され、初期化さ
れるようになっている。
【0060】本実施例において、ドア70が閉じている
時、初期状態ではリレー75はオフされていて、CCD
71、LCD72、およびチャイム74には電力が供給
されておらず、熱関知センサ73にのみ電力が供給され
ている。
【0061】玄関の外に人が現れると、熱感知センサ7
3がこの熱を検知し、この検知信号によりリレー75が
オンされる。すると、チャイム74が鳴り、これによっ
て家の中にいる人は来訪者があることを知ることができ
る。また、CCD71およびLCD72にも電力が供給
されて、CCD71は玄関の外を撮影し、この映像がL
CD72に表示される。ここで、来訪者に応対してドア
70を開けた時、CCD71およびLCD72への電力
の供給が遮断される。
【0062】このようにしたことで、ドアを開けた時
(すなわち、すでに玄関の外の映像を表示する必要のな
くなっているとき)は、CCD71およびLCD72の
電源はオフされているので、実施例1〜6の場合のよう
に無駄な電力を消費することがなく、また、LCD72
の寿命を延ばすことができる。
【0063】(実施例8)図13は、実施例8の玄関ド
アを示す図である。ここで、(A)は家屋の内側から見
た図、(B)は外側から見た図である。図14は、実施
例8の回路部分のブロック図である。
【0064】これらの図において、80は玄関ドアであ
る。80A、80Bはドアノブである。81はCCDで
あり、玄関の外に現れた来訪者の像を撮影する。このC
CD81のレンズの直径は、従来より使われてきたドア
スコープの直径とほぼ同じであり、外から見た場合はド
アスコープと同じように見えるようになっている。82
はLCDであり、CCD81で撮影された来訪者の像を
表示して、玄関の内側から来訪者を確認できるようにな
っている。83は熱関知センサで、玄関の外にいる人を
熱により検知する。84はチャイムで、来訪者があるこ
とを家の内部の人に伝えるものである。85はリレー
で、熱関知センサ83が熱を検知した時の信号によって
オンされるようになっている。87は太陽電池である。
88は蓄電池で、太陽電池87で発電した電力を蓄電
し、ここよりCCD81、LCD82、熱関知センサ8
3およびチャイム84に電力を供給する。
【0065】本実施例において、初期状態ではリレー8
5はオフされていて、CCD81、LCD82、および
チャイム84には電力が供給されておらず、熱関知セン
サ83にのみ電力が供給されている。
【0066】玄関の外に人が現れると、熱感知センサ8
3がこの熱を検知し、この検知信号によりリレー85が
オンされる。すると、チャイム84が鳴り、これによっ
て家の中にいる人は来訪者があることを知ることができ
る。また、CCD81およびLCD82にも電力が供給
されて、CCD81は玄関の外を撮影し、この映像がL
CD82に表示される。
【0067】このようにしたことで、実施例1〜7のよ
うに電力を供給するための電線を引き込む必要がなく、
ドアの取り付け工事のコストを低くできる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のドアを家
屋の玄関ドアとして使用した場合には、人が訪問してき
た時、玄関まで応対に出た人は自分のすぐ目の前にある
表示装置にその来訪者が写し出されているので、確実に
来訪者の確認ができ、そして、確認後に玄関を開ければ
良いので、非常に防犯効果が高いものとなる。しかも、
その像が歪んでいることもない。
【0069】また、請求項2〜5、7、9の発明によれ
ば、電力を無駄がなくなり、表示装置の寿命も長くでき
る。
【0070】さらに、請求項8の発明によれば、撮像装
置の感度が低くても良くなるので、コストが下げられ
る。
【0071】さらに、請求項11の発明によれば、電源
の引き込線が不要となるので、取り付け工事にかかるコ
ストを節約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のドアを示す図
【図2】 実施例1の回路部のブロック図
【図3】 実施例2のドアを示す図
【図4】 実施例2の回路部のブロック図
【図5】 実施例3のドアを示す図
【図6】 実施例3の回路部のブロック図
【図7】 実施例4のドアを示す図
【図8】 実施例4の回路部のブロック図
【図9】 実施例5の回路部のブロック図
【図10】 実施例6の回路部のブロック図
【図11】 実施例7のドアを示す図
【図12】 実施例7の回路部のブロック図
【図13】 実施例8のドアを示す図
【図14】 実施例8の回路部のブロック図
【符号の説明】
10、20、30、40、70、80 玄関ドア 11、21、31、41、51、61、71、81 C
CDカメラ 12、22、32、42、52、62、72、82 表
示装置 23、43、53、63、73、83 熱関知センサ 24、34、44、54、64、74、84 チャイム 25、35、45、55、65、75、85 リレー 33 信号処理回路 47 熱関知センサ 48 リレー 57 タイマ 58 マニュアルスイッチ 67 照明装置 68 リレー 77 ドアスイッチ 87 太陽電池 88 蓄電池

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの片面に配されたその面の側の映像
    を撮影する撮像装置と、この撮像装置と反対面に配され
    た、この撮像装置で撮影された映像を表示する表示装置
    とを備えた回路部を有するドア。
  2. 【請求項2】 ドアの片面に配されたその面の側の映像
    を撮影する撮像装置と、この撮像装置と反対面に配され
    た、この撮像装置で撮影された映像を表示する表示装置
    と、前記撮像装置と同じ面に配されたその面の側にいる
    人を検知する第一の検知手段と、この第一の検知手段で
    人体を検知した時に前記表示装置の電源をオンするスイ
    ッチ手段とを備えた回路部を有するドア。
  3. 【請求項3】 ドアの片面に配されたその面の側の映像
    を撮影する撮像装置と、この撮像装置と反対面に配され
    た、この撮像装置で撮影された映像を表示する表示装置
    と、前記撮像装置で撮影された映像の動きベクトルを検
    出する検出手段と、この検出手段で動きベクトルを検出
    した時に前記表示装置の電源をオンするスイッチ手段と
    を備えた回路部を有するドア。
  4. 【請求項4】 ドアの片面に配されたその面の側の映像
    を撮影する撮像装置と、この撮像装置と反対面に配され
    た、この撮像装置で撮影された映像を表示する表示装置
    と、前記撮像装置と同じ面に配されたその面の側にいる
    人を検知する第一の検知手段と、前記表示装置と同じ面
    に配されたその面の側にいる人を検知する第二の検知手
    段と、前記第一、第二の検知手段の両方で人体を検知し
    た時に前記表示装置の電源をオンするスイッチ手段とを
    備えた回路部を有するドア。
  5. 【請求項5】 ドアの片面に配されたその面の側の映像
    を撮影する撮像装置と、この撮像装置と反対面に配され
    た、この撮像装置で撮影された映像を表示する表示装置
    と、前記撮像装置で撮影された映像の動きベクトルを検
    出する検出手段と、前記表示装置と同じ面に配されたそ
    の面の側にいる人を検知する第二の検知手段と、前記検
    出手段で動きベクトルを検出し、かつ前記第二の検知手
    段で人体を検知した時に前記表示装置の電源をオンする
    スイッチ手段とを備えた回路部を有するドア。
  6. 【請求項6】 回路部は、音声を発する表音手段を備
    え、この表音手段は第一の検知手段で人体を検知した時
    もしくは検出手段で動きベクトルを検出した時に音声を
    発するものである請求項1ないし5のいずれかに記載の
    ドア。
  7. 【請求項7】 回路部は、スイッチ手段がオンすると同
    時に計時を開始し、所定の時間が経過するとスイッチ手
    段をオフする計時手段を備えたものである請求項1ない
    し6のいずれかに記載のドア。
  8. 【請求項8】 回路部は、スイッチ手段がオンされた時
    に、撮像装置で撮影する面の側を照らす照明装置の電源
    をオンする第二のスイッチ手段を備えたものである請求
    項1ないし7のいずれかに記載のドア。
  9. 【請求項9】 ドアを開けた時に回路部に供給する電源
    をオフするスイッチを備えた請求項1ないし8のいずれ
    かに記載のドア。
  10. 【請求項10】 回路部の電源はドアの外部より供給さ
    れるものである請求項1ないし9のいずれかに記載のド
    ア。
  11. 【請求項11】 太陽電池と、この太陽電池で発電され
    た電気を蓄電する蓄電池を備え、回路部の電源はこの蓄
    電池より供給されるものである請求項1ないし9のいず
    れかに記載のドア。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003085661A (ja) * 2001-06-14 2003-03-20 Yamauchi Jimusho:Kk セキュリティシステム
JP2015146477A (ja) * 2014-01-31 2015-08-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 画像処理システム及び画像処理方法

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