JPH08244954A - ベルトコンベア上のズリ出し量計測装置 - Google Patents
ベルトコンベア上のズリ出し量計測装置Info
- Publication number
- JPH08244954A JPH08244954A JP7048713A JP4871395A JPH08244954A JP H08244954 A JPH08244954 A JP H08244954A JP 7048713 A JP7048713 A JP 7048713A JP 4871395 A JP4871395 A JP 4871395A JP H08244954 A JPH08244954 A JP H08244954A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- sand
- earth
- input board
- ccd camera
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はベルトコンベア上のズリだし量を精
度よく計測する計測装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 ベルトコンベア(6)上にある掘削した土砂
(5)の量を計測するベルトコンベア(6)上のズリ出
し量計測装置において、ベルトコンベア(6)の上方に
コンベア(6)の流れ方向に直角に扇のように広がる平
面的な光を照射する投光器(4)と光が当たる箇所のコ
ンベア上の土砂を撮影するカメラ(2)とを設け、カメ
ラ(2)で撮影された映像を取込む映像入力ボード
(7)に前記カメラ(2)を接続し、その映像入力ボー
ド(7)を画像・計測処理するコンピュータ(8)に接
続している。
度よく計測する計測装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 ベルトコンベア(6)上にある掘削した土砂
(5)の量を計測するベルトコンベア(6)上のズリ出
し量計測装置において、ベルトコンベア(6)の上方に
コンベア(6)の流れ方向に直角に扇のように広がる平
面的な光を照射する投光器(4)と光が当たる箇所のコ
ンベア上の土砂を撮影するカメラ(2)とを設け、カメ
ラ(2)で撮影された映像を取込む映像入力ボード
(7)に前記カメラ(2)を接続し、その映像入力ボー
ド(7)を画像・計測処理するコンピュータ(8)に接
続している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルトコンベア上にあ
る掘削した土砂の量を計測するベルトコンベア上のズリ
出し量計測装置に関する。
る掘削した土砂の量を計測するベルトコンベア上のズリ
出し量計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建設作業において、掘削を行う作業の場
合、掘削した土砂の量を管理する必要がある。
合、掘削した土砂の量を管理する必要がある。
【0003】そこで、土砂の運搬にベルトコンベアを使
用する場合、例えば図7に示す様にベルトコンベア6の
上方に設けられた超音波センサ15によって運搬中の土
砂5との距離hを計測し、ズリの全体量を推定する方法
は知られている。
用する場合、例えば図7に示す様にベルトコンベア6の
上方に設けられた超音波センサ15によって運搬中の土
砂5との距離hを計測し、ズリの全体量を推定する方法
は知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術においては、図のようにベルトコンベアによって流
れてくる土砂の幅方向の一部分だけを計測することで全
体量を推定するため、その精度は±20%〜±25%程
度と極めて悪いのが現状である。
技術においては、図のようにベルトコンベアによって流
れてくる土砂の幅方向の一部分だけを計測することで全
体量を推定するため、その精度は±20%〜±25%程
度と極めて悪いのが現状である。
【0005】したがって、本発明はベルトコンベア上の
ズリだし量を簡単に精度よく計測する計測装置を提供す
ることを目的としている。
ズリだし量を簡単に精度よく計測する計測装置を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ベルト
コンベア上にある掘削した土砂の量を計測するベルトコ
ンベア上のズリ出し量計測装置において、ベルトコンベ
アの上方にコンベアの流れ方向に直角に扇のように広が
る平面的な光を照射する投光器と光が当たる箇所のコン
ベア上の土砂を撮影するカメラとを設け、カメラで撮影
された映像を取込む映像入力ボードに前記カメラを接続
し、その映像入力ボードを画像・計測処理するコンピュ
ータに接続している。
コンベア上にある掘削した土砂の量を計測するベルトコ
ンベア上のズリ出し量計測装置において、ベルトコンベ
アの上方にコンベアの流れ方向に直角に扇のように広が
る平面的な光を照射する投光器と光が当たる箇所のコン
ベア上の土砂を撮影するカメラとを設け、カメラで撮影
された映像を取込む映像入力ボードに前記カメラを接続
し、その映像入力ボードを画像・計測処理するコンピュ
ータに接続している。
【0007】また、本発明によれば、前記投光器は光源
に単波長のレーザ光が用いられている。
に単波長のレーザ光が用いられている。
【0008】また、本発明によれば、前記カメラは干渉
フィルタが装着されたシー・シー・ディー・カメラ(以
降CCDカメラと記載)が用いられている。
フィルタが装着されたシー・シー・ディー・カメラ(以
降CCDカメラと記載)が用いられている。
【0009】
【作用効果の説明】本発明は上記のように構成されてお
り、単波長のレーザ光が光源である投光器から照射され
た扇のように広がる平面的な光がベルトコンベア上の土
砂に当たり、この波長の光だけを透過する干渉フィルタ
を透過した光がCCDカメラで撮影され、その画像が映
像入力ボードに入力され、コンピュータで画像処理さ
れ、計測処理されてレーザ光が当たった断面の形状と高
さが得られる。
り、単波長のレーザ光が光源である投光器から照射され
た扇のように広がる平面的な光がベルトコンベア上の土
砂に当たり、この波長の光だけを透過する干渉フィルタ
を透過した光がCCDカメラで撮影され、その画像が映
像入力ボードに入力され、コンピュータで画像処理さ
れ、計測処理されてレーザ光が当たった断面の形状と高
さが得られる。
【0010】そして、撮影を継続することによりそれら
のデータが連続して得られるので、ズリ全体の形状が計
測され、したがって、精度のよいズリ出し量が計測でき
る。
のデータが連続して得られるので、ズリ全体の形状が計
測され、したがって、精度のよいズリ出し量が計測でき
る。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
明する。
【0012】図1は本発明の構成を示す斜視図で、セン
サ本体部1はCCDカメラ2と単波長のレーザ光を光源
としたレーザ投光器4とを有し、CCDカメラ2には投
光器4の波長の光だけを透過する干渉フィルタ3が装着
されている。
サ本体部1はCCDカメラ2と単波長のレーザ光を光源
としたレーザ投光器4とを有し、CCDカメラ2には投
光器4の波長の光だけを透過する干渉フィルタ3が装着
されている。
【0013】そして、投光器4の扇の様に広がる平面的
なレーザ光Aがベルトコンベア6により運搬されている
土砂5の上方から、ベルトコンベアの進行方向に直角に
なるよう照射する位置に設けられている。
なレーザ光Aがベルトコンベア6により運搬されている
土砂5の上方から、ベルトコンベアの進行方向に直角に
なるよう照射する位置に設けられている。
【0014】また、処理装置10は画像入力ボード7と
画像・計測処理を行うコンピュータ8とで構成され、画
像入力ボード7とCCDカメラ2とは電気回路9で接続
され、画像入力ボード7はコンピュータ8に電気回路1
1で接続されている。
画像・計測処理を行うコンピュータ8とで構成され、画
像入力ボード7とCCDカメラ2とは電気回路9で接続
され、画像入力ボード7はコンピュータ8に電気回路1
1で接続されている。
【0015】次に主として図6を参照して作動を説明す
る。
る。
【0016】図1に示すようにベルトコンベア6上を運
搬される土砂5は時刻T1にレーザ投光器4からレーザ
光Aを照射される(ステップS1)ものとし、レーザ投
光器4からのレーザ光Aは単波長で平面的であり、そし
てCCDカメラ2は図2に示すように、その時刻T1の
土砂5bの進行方向に直角な表面形状Bを撮影し、画像
入力ボード7に入力する(ステップS2)。画像入力ボ
ード7では、図3に示すように画像bをデジタイズする
(ステップS3)。このデジタイズした画像bを平均化
処理(例えば線bの太い所は平均値をとる)して(ステ
ップS4)、図3の横軸をU、縦軸をVとして、画像b
のUV座標を記録する(ステップS5)。かかる作業を
時刻T1、T2、・・・と順次繰返し(ステップS
6)、このようにして各時刻毎の土砂5の表面形状の座
標を求めて積分することにより土砂の量を求めることが
できる(ステップS7)。
搬される土砂5は時刻T1にレーザ投光器4からレーザ
光Aを照射される(ステップS1)ものとし、レーザ投
光器4からのレーザ光Aは単波長で平面的であり、そし
てCCDカメラ2は図2に示すように、その時刻T1の
土砂5bの進行方向に直角な表面形状Bを撮影し、画像
入力ボード7に入力する(ステップS2)。画像入力ボ
ード7では、図3に示すように画像bをデジタイズする
(ステップS3)。このデジタイズした画像bを平均化
処理(例えば線bの太い所は平均値をとる)して(ステ
ップS4)、図3の横軸をU、縦軸をVとして、画像b
のUV座標を記録する(ステップS5)。かかる作業を
時刻T1、T2、・・・と順次繰返し(ステップS
6)、このようにして各時刻毎の土砂5の表面形状の座
標を求めて積分することにより土砂の量を求めることが
できる(ステップS7)。
【0017】また図4と図5とは、図示しない別の断面
5dの表面形状Dを示すもので、この様にコンベア上を
流れてくるズリを連続的に計測することにより、ズリ全
体の形状を計測することが可能となり、ズリ出し量を精
度よく計測することができる。
5dの表面形状Dを示すもので、この様にコンベア上を
流れてくるズリを連続的に計測することにより、ズリ全
体の形状を計測することが可能となり、ズリ出し量を精
度よく計測することができる。
【0018】また、一度セットしておけば人手を要する
こと無く情報の収集ができるので、簡単で便利である。
こと無く情報の収集ができるので、簡単で便利である。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
ので、以下の優れた効果を奏する。 (1) 簡単な装置で、精度よくズリ出し量を計測する
ことができる。 (2) 無人で、連続して計測できるので、費用が安
く、実用的である。
ので、以下の優れた効果を奏する。 (1) 簡単な装置で、精度よくズリ出し量を計測する
ことができる。 (2) 無人で、連続して計測できるので、費用が安
く、実用的である。
【図1】本発明の一実施例である基本構成を示す斜視
図。
図。
【図2】ズリの断面形状の例を示す図。
【図3】図2の断面の表面形状の画像を示す図。
【図4】ズリの別の断面形状の例を示す図。
【図5】図4の断面の表面形状の画像を示す図。
【図6】本発明の作動を示す図。
【図7】従来の技術の例を示す斜視図。
1…センサ本体部 2…CCDカメラ 3…干渉フィルタ 4…レーザ投光器 5…ズリ 6…ベルトコンベア 7…画像入力ボード 8…コンピュータ 9、11…電気回路 10…処理装置 B、D…表面形状 15…超音波センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 ベルトコンベア上にある掘削した土砂の
量を計測するベルトコンベア上のズリ出し量計測装置に
おいて、ベルトコンベアの上方にコンベアの流れ方向に
直角に扇のように広がる平面的な単一波長のレーザ光を
照射する投光器とそのレーザ光が当たる箇所のコンベア
上の土砂を撮影するシー・シー・ディー・カメラとを設
け、そのシー・シー・ディー・カメラは前記波長のレー
ザ光だけを透過する干渉フィルタが装着されており、前
記カメラで撮影された映像を取込む映像入力ボードと、
その映像入力ボードからの出力を画像・計測処理するコ
ンピュータとを設けたことを特徴とするベルトコンベア
上のズリ出し量計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7048713A JPH08244954A (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | ベルトコンベア上のズリ出し量計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7048713A JPH08244954A (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | ベルトコンベア上のズリ出し量計測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08244954A true JPH08244954A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=12810953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7048713A Pending JPH08244954A (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | ベルトコンベア上のズリ出し量計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08244954A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2076458A1 (de) | 2006-09-13 | 2009-07-08 | Phoenix Conveyor Belt Systems GmbH | Einrichtung zur überwachung einer förderanlage |
CN105000353A (zh) * | 2015-07-30 | 2015-10-28 | 钜祥精密模具(苏州)有限公司 | 一种料带式通用型ccd检测机 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62298723A (ja) * | 1986-06-18 | 1987-12-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | シ−ルド掘削機の排土量計測方法 |
JPH02300616A (ja) * | 1989-05-15 | 1990-12-12 | Nissan Motor Co Ltd | 測定装置 |
JPH0440595A (ja) * | 1990-06-06 | 1992-02-10 | Sadao Takahane | レーザ光切断法による交通流計測方法及び交通流計測装置 |
JPH06344144A (ja) * | 1993-06-04 | 1994-12-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 溶接部材開先形状計測方法 |
-
1995
- 1995-03-08 JP JP7048713A patent/JPH08244954A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62298723A (ja) * | 1986-06-18 | 1987-12-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | シ−ルド掘削機の排土量計測方法 |
JPH02300616A (ja) * | 1989-05-15 | 1990-12-12 | Nissan Motor Co Ltd | 測定装置 |
JPH0440595A (ja) * | 1990-06-06 | 1992-02-10 | Sadao Takahane | レーザ光切断法による交通流計測方法及び交通流計測装置 |
JPH06344144A (ja) * | 1993-06-04 | 1994-12-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 溶接部材開先形状計測方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2076458A1 (de) | 2006-09-13 | 2009-07-08 | Phoenix Conveyor Belt Systems GmbH | Einrichtung zur überwachung einer förderanlage |
CN105000353A (zh) * | 2015-07-30 | 2015-10-28 | 钜祥精密模具(苏州)有限公司 | 一种料带式通用型ccd检测机 |
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