JPH08244841A - 化粧箱 - Google Patents

化粧箱

Info

Publication number
JPH08244841A
JPH08244841A JP5416795A JP5416795A JPH08244841A JP H08244841 A JPH08244841 A JP H08244841A JP 5416795 A JP5416795 A JP 5416795A JP 5416795 A JP5416795 A JP 5416795A JP H08244841 A JPH08244841 A JP H08244841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transparent cover
box
covering
main
upper plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5416795A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Yamane
純 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
Priority to JP5416795A priority Critical patent/JPH08244841A/ja
Publication of JPH08244841A publication Critical patent/JPH08244841A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】内部の物品を見えるようにし、環境的にも有利
にする。 【構成】段ボール紙で成形された箱体11の上面側に、
樹脂製の透明カバー12の本体被覆部31が露出されて
いる。本体被覆部31は直方体のドーム状で、内部には
例えばヘッドホンステレオなどの物品が収納されてい
る。透明カバー12の横方向の位置規制は、開口13と
整合する上板17の抜き孔に本体被覆部31の上部側を
係止させることにより行なわれる。また、透明カバー1
2の上下方向の位置規制は、本体被覆部31の両側に設
けられた付属品被覆部を上板17で押さえることによっ
て行なわれる。この化粧箱1では、物品が見えるのでP
R効果を上げることができる。透明カバー12は糊付け
不要なので組立工数を低減できる。透明カバー12は化
粧箱1のうちの一部なので、全体が透明カバーの化粧箱
に比べて環境的にも有利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドホンステレオの
ような電気製品などを保管又は搬送するときに使用され
る化粧箱に関する。詳しくは、化粧箱の本体を段ボール
紙などで形成し、その一部に内部の物品を見ることがで
きるように透明カバーを設けることによって、PR効果
を上げると共に環境保護の面でも有利にしようとした化
粧箱に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、図9に示すように、例えばヘッ
ドホンステレオ5などの電気製品は、製造後に発泡スチ
ロールのパッケージ6に入れ、これを更に化粧箱7など
に入れて保管又は搬送するのが普通である。パッケージ
6は、パッケージ蓋61とパッケージ本体62とで構成
されており、衝撃が加わっても内部のヘッドホンステレ
オ5やヘッドホンなどの付属品50が損傷しないように
かなり厚く成形されている。これによって、パッケージ
6を搬送中に衝撃が加わっても、内部の物品が保護され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は電
気製品などを保管又は搬送する場合には、電気製品など
を発泡スチロールのパッケージ6に入れているので、材
料費が嵩むと共に作業工数が多くなり、原価が増大する
という問題があった。また、発泡スチロールは廃棄処理
が面倒で、場合によっては環境に悪影響を及ぼすおそれ
があった。
【0004】更に、電気製品をパッケージ6及び化粧箱
7の中に2重に入れているので、外部からは内部の電気
製品が全く見えず、化粧箱7の表面に写真を貼ったり、
イラストなどを記入したりしたとしても実物の質感が表
現できず、PR効果が低いという面があった。そのた
め、全体的に透明な樹脂で成形した化粧箱もあるが、こ
の場合には発泡スチロールと同様に廃棄処理が困難で、
環境保護の面で問題があった。
【0005】そこで、本発明は上述したような課題を解
決したものであって、原価低減が可能であり、更に、内
部の物品を見ることができてPR効果を上げることが可
能であると共に、環境保護の面でも有利な化粧箱を提案
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の化粧箱においては、物品を収納するための
化粧箱であって、物品を収納する箱体と、物品の少なく
とも一部を被覆する透明カバーと、透明カバーの位置規
制をするため箱体に設けられた位置規制手段と、を具備
したことことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の化粧箱においては、物品が箱体に収納
され、箱体の一部に透明カバーが設けられており、ここ
から内部の物品を見ることができる。透明カバーは、箱
体の位置規制手段によって位置ずれしないようになって
いるので、糊付けなどの作業が不要である。箱体は紙で
形成することができる。
【0008】
【実施例】続いて、本発明に係る化粧箱の一実施例につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明による化粧箱1を示す斜視
図である。この化粧箱1は、一枚の段ボールを折り曲げ
て形成した箱体11と、樹脂で成形された透明カバー1
2とで構成されている。箱体11は直方体状であり、中
央に設けられた開口13から透明カバー12の上端面が
露出している。透明カバー12の内部には、例えばヘッ
ドホンステレオ5(図7)などの物品と、その付属品が
収納されている。
【0010】箱体11は、ヘッドホンステレオ5を載置
する底板14の長手方向に沿った両側に、ヘッドホンス
テレオ5の厚さより少し高い左側板15と右側板16が
立設されている。左側板15の上端には、上板17が設
けられている。上板17の中央部には、図2に示すよう
に開口13と整合する抜き孔18が設けられ、上板17
の先端には右側板16に当接する内側板19が設けられ
ている。また、上板17の抜き孔18の前後には、図3
に示すように左側板15に近い位置に、細長い差し込み
孔20が設けられている。
【0011】図1に示すように、右側板16の上端に
は、上板17より少し幅が狭い上蓋21が設けられてい
る。上蓋21の中央には、上述の開口13が設けられて
いる。開口13は、一端が開放されている。開口13の
前後には、図3に示すように左側板15と略同一高さの
差し込み片22が設けられ、これが上板17の差し込み
孔20に挿入されている。これによって、上蓋21が不
用意に開蓋されないようになっている。
【0012】透明カバー12は、図4に示すようにヘッ
ドホンステレオ5の上部側を被覆する本体被覆部31
と、その前後に設けられた第1付属品被覆部32及び第
2付属品被覆部33とで構成されている。各被覆部31
〜33は直方体のドーム状に形成されており、適宜な間
隔で配置されている。これらの被覆部31〜33の下端
部には、透明カバー12を安定よく保持するため全周に
亘って保持部34が設けられている。各付属品被覆部3
2,33の高さは、本体被覆部31より少し低くなって
いる。
【0013】透明カバー12の各被覆部31〜33は、
図5に示すように箱体11の底板14上に置かれたヘッ
ドホンステレオ5と、その付属品であるイヤホン51及
び電池ボックス52の上部側を被覆するようになってい
る。本体被覆部31の上面側は、上述のように上板17
の抜き孔18及び上蓋21の開口13に嵌め込まれ、そ
の上面側が露出されている。これによって、内部のヘッ
ドホンステレオ5の上表面が外部から見えるようになっ
ている。ここでは、上板17の抜き孔18に透明カバー
12の本体被覆部31の上部側を係止することにより、
透明カバー12が横方向に位置ずれするのを防止してい
る。すなわち、上板17が透明カバー12の横方向の位
置規制手段となっている。
【0014】また、各付属品被覆部32,33は上板1
7の下側に配置されており、これによって、各付属品被
覆部32,33、したがって、透明カバー12の上下方
向の位置規制が行なわれる。このように、上板17は、
透明カバー12の上下方向の位置規制手段としても作用
する。
【0015】本体被覆部31と各付属品被覆部32,3
3との間の空間は、ヘッドホンステレオ5の緩衝用空間
35,36となっている。また、図2に示すように本体
被覆部31と、箱体11の左側板15及び右側板16と
の間にも、ヘッドホンステレオ5の緩衝用空間37,3
8が形成されている。
【0016】箱体11は、図6に示すように例えば段ボ
ール紙などで形成された一枚の型紙40を折り曲げるこ
とによって組立ることができる。なお、図中の実線の折
れ線は、谷折りを示す。型紙40は中央に底板14が配
置され、その右側に右側板16及び上蓋21が順に設け
られている。上蓋21の中央には、開口13が設けられ
ている。上蓋21の右端部には、差し込み片22が設け
られている。底板14の左側には、左側板15、上板1
7、内側板19が順に設けられている。上板17の中央
には、組立時に上蓋21の開口13と整合する抜き孔1
8が設けられている。上板17の右端部には、抜き孔1
8の上下に位置する差し込み孔20が設けられている。
【0017】型紙40及び透明カバー12を用いて化粧
箱1を組立る場合は、図7に示すようにまず型紙40の
底板14上にヘッドホンステレオ5と、付属品のヘッド
ホン51及び電池ボックス52を載置する。ヘッドホン
ステレオ5の下には、取り扱い説明書53などを敷くこ
とができる。次に、透明カバー12をヘッドホンステレ
オ5、ヘッドホン51及び電池ボックス52の上に被せ
る。これで、ヘッドホンステレオ5の上部側が本体被覆
部31で被覆され、ヘッドホン51と電池ボックス52
の上部側が、それぞれ第1付属品被覆部31と第2付属
品被覆部32で被覆される。
【0018】次に、図8に示すように、左側板15を立
ち上げて上板17を内側に折り曲げ、上板17の先端に
ある内側板19を下側に折り曲げる。そうすると、上板
17の抜き孔18が透明カバー12の本体被覆部31の
上部側に嵌め込まれる。これで、本体被覆部31、した
がって、透明カバー12の横方向の位置規制が行なわれ
る。また、各付属品被覆部32,33の上下方向の位置
規制が、上板17によって行なわれる。これによって、
透明カバー12全体が上下方向に位置ずれするのを防止
できる。次に、右側板16を立ち上げて、上蓋21を上
板17の上に重ね合わせ、上蓋21の先端にある差し込
み片22を上板17の差し込み孔20に挿入する。これ
で、図1に示したように化粧箱1の組立が完了する。
【0019】この化粧箱1においては、段ボール紙で形
成された箱体11と、箱体11に収納される例えばヘッ
ドホンステレオ5などの物品の一部、本例ではヘッドホ
ンステレオ5の上部側を被覆する透明カバー12とで構
成されており、従来のような発泡スチロールを使用して
いないので、部品点数及び原価を低減することが可能に
なる。また、透明カバー12の横方向及び上下方向の位
置規制が箱体11の上板17によって行なわれているの
で、糊付け作業などが不要になり、組立工数を低減する
ことができる。
【0020】更に、透明カバー12の本体被覆部31に
よってヘッドホンステレオ5の上面側が被覆され、本体
被覆部31の上面が箱体11の外側に露出されているの
で、化粧箱1の外側からヘッドホンステレオ5の上面側
を見ることができ、実物の質感を十分に表出することが
できる。ここで、透明カバー12が化粧箱1全体に占め
る割合は小さいので、従来の透明カバーだけで成形され
た化粧箱に比べて、環境的に有利になる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の化粧箱
は、物品を収納する箱体と、物品の少なくとも一部を被
覆する透明カバーと、透明カバーの位置規制をするため
箱体に設けられた位置規制手段と、を具備したものであ
る。
【0022】したがって、本発明によれば、化粧箱の外
部から透明カバーを通して物体の一部が見えるので、実
物の質感を十分に表出でき、PR効果を上げることがで
きる。透明カバーは箱体によって位置規制されるので、
糊付け作業など不要になり、組立工数を低減することが
できる。透明カバーは化粧箱全体の一部分に使用される
だけなので、従来の透明カバーだけで成形された化粧箱
に比べて、環境的に有利になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る化粧箱1の斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】透明カバー12の斜視図である。
【図5】図1のC−C断面図である。
【図6】箱体11の平面展開図である。
【図7】化粧箱1の組立手順(1/2)を示す図であ
る。
【図8】化粧箱1の組立手順(2/2)を示す図であ
る。
【図9】従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 化粧箱 5 ヘッドホンステレオ 11 箱体 12 透明カバー 13 開口 14 底板 17 上板 18 抜き孔 21 上蓋 31 本体被覆部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を収納するための化粧箱であって、 上記物品を収納する箱体と、 上記物品の少なくとも一部を被覆する透明カバーと、 上記透明カバーの位置規制をするため上記箱体に設けら
    れた位置規制手段と、 を具備したことを特徴とする化粧箱。
JP5416795A 1995-03-14 1995-03-14 化粧箱 Pending JPH08244841A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5416795A JPH08244841A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 化粧箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5416795A JPH08244841A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 化粧箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08244841A true JPH08244841A (ja) 1996-09-24

Family

ID=12962996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5416795A Pending JPH08244841A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 化粧箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08244841A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08244841A (ja) 化粧箱
JPH07237630A (ja) 化粧箱
JP2595233Y2 (ja) 電気製品などの個装箱
JP2587558Y2 (ja) 電気製品などの化粧箱
US7614501B2 (en) Utility and protective packaging system
JPH0671417U (ja) 電気製品などの化粧箱
JP3105406U (ja) 果実包装用紙箱
JPS6211812Y2 (ja)
JP2003175976A (ja) 部品の包装箱、及び梱包箱
JP2995452B2 (ja) 箱 体
JP3144239B2 (ja) 電池収納箱
JPH07242232A (ja) 化粧箱
JPH0454153Y2 (ja)
JP3055592B2 (ja) 組み立て包装箱
KR200171773Y1 (ko) 계란재치판과 골판지를 이용한 계란포장상자
JPH0715525U (ja) 電気製品などの化粧箱
JPH07251865A (ja) 化粧箱の緩衝用具
JPS6315135Y2 (ja)
JPH0885535A (ja) 化粧箱
EP1652779A2 (en) A box folded from a blank as well as such a blank
JP3023757B2 (ja) ビデオカセット送付用パッケージ
JP3094997U (ja) リモートコントローラの梱包用発泡体
JPH08276929A (ja) 包装箱
JP2555813Y2 (ja) 包装構造
JP3070253U (ja) 紙製収納箱