JPH08244278A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08244278A
JPH08244278A JP8040988A JP4098896A JPH08244278A JP H08244278 A JPH08244278 A JP H08244278A JP 8040988 A JP8040988 A JP 8040988A JP 4098896 A JP4098896 A JP 4098896A JP H08244278 A JPH08244278 A JP H08244278A
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義則 池田
Hiroshi Itagaki
浩 板垣
Hiromi Yamanaka
祥巳 山中
Jun Koide
小出  純
Sukeaki Tawara
資明 田原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体上の画像の反射光の強度を正確に測
定することである。 【解決手段】 レジストレーション補正パターン発生制
御部27aがレジスト合せパターンを形成する転写ベル
ト上の特定部分の光学的特性を選択的に変化させ、ステ
ーションが前記特定部分とは異なる光学的特性を有する
第1の画像を転写ベルトの特定部分上に形成し、センサ
が前記特定部分上の第1の画像の反射光の強度を測定す
る構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体上に画像を形
成する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のカラー複写装置の普及および開発
には目覚ましいものがあり、インクジェット方式,熱転
写方式,銀塩写真方式,電子写真方式を実現するプリン
タエンジンの種類も多い。中でも、電子写真方式は、そ
の高速性と高画質という利点ゆえに、普及も目覚ましい
ものがある。
【0003】図9は、この種の画像形成装置の一例を示
す断面図であり、特に、カラー原稿を画素毎に色分解
し、電気信号としてディジタル的に読み取り、カラーレ
ーザビームプリンタ部で、電子写真方式によりフルカラ
ープリント画像を得るもので、Aが画像読取り部を示
し、Bが画像プリント部を示す。
【0004】以下、構成および動作について説明する。
【0005】画像読取り部Aでは、原稿露光ランプ(照
明ランプ)2により、カラー原稿1が照射され、カラー
原稿1より反射したカラー反射光像は、カラーイメージ
センサ3上に結像する。カラーイメージセンサ3(CC
Dカラーラインセンサ)で画素毎に、色分解されたカラ
ー画像信号は、カラー信号処理回路4で、信号処理さ
れ、ケーブル25を通じて画像処理回路5に入力され
る。
【0006】画像処理回路5では、入力信号のディジタ
ル化,色信号のディジタル画像処理により、色補正した
後、ディジタル画像信号を、画像プリント部Bへ送出す
る。ケーブル6を介して、画像プリント部Bへ送出され
た画像データに応じて、半導体レーザドライブ部7より
半導体レーザ8を変調して、ポリゴンミラー9より感光
ドラム上に、ミラー10を介してラスタ状に色分解され
た単色潜像を形成する。形成された潜像は、現像装置2
1〜24において、顕像化(現像)され、色分解トナー
像が感光ドラム11上に順次形成される。14は搬送ベ
ルト、20は露光ランプ、19は帯電器である。
【0007】一方、カセット17またはカセット18よ
り、コピー紙は給紙され、転写ドラム12上に巻き付け
られ、前述した色分解トナー像に同期して、コピー紙に
トナーが転写される。この図に示されるように、1回の
画像形成工程では、1色分の画像しか形成されないの
で、原稿の色分解工程を、トナーの色数分、すなわちイ
エロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラッ
ク(K)の4回分繰り返し、また、同様に各々の色分解
に同期して、各色成分に応じた潜像形成→現像→転写の
工程も繰り返すことになる。
【0008】こうして、転写ドラム12に巻き付いたま
ま、4色分の転写を終えるべく、4回転した後分離爪1
3でコピー紙が剥離され、熱圧力定着ローラ15,16
へと導かれ、コピー紙上のトナー画像は、定着されて機
外へ排出され、1枚のフルカラー複写が終了する。すな
わち、この種のカラー複写装置の場合、どうしても、各
色分解画像、Y,M,C,Kの各工程を互いにオーバラ
ップさせて行うことにより、更なる高速化を実現するた
めに図10に示すような4ドラム方式のカラー画像形成
装置も提案されている。
【0009】図10は、4ドラム方式のカラー画像形成
装置の一例を示す断面図であり、以下、構成および動作
について説明する。
【0010】原稿台に載置されたカラー原稿1が、照明
ランプ2により照射され、CCDカラーラインセンサ3
により色分解画像が読み取られて、カラー信号処理回路
4,ケーブル25を経由して、画像処理回路5でディジ
タル画像処理が行われるまでは、図9と同様であるが、
その後、フルカラー画像信号1ページ分をメモリ装置2
6に一旦格納する。
【0011】すなわち、後述するようにこの種の装置で
は、感光ドラム(画像形成部)が複数並置されており、
同一時間に複数色の画像形成を行うため、少なくとも隣
接する画像形成部間の距離分だけの画像を格納する必要
があるからである。
【0012】一方、画像形成部は、各成分、マゼンタ
(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラック
(K)用に独立して、それぞれ感光ドラム29〜32、
一次帯電器41〜44,現像器33〜36,転写帯電器
37〜40,クリーナ装置62〜65を有しており、カ
セットから給紙した紙の進行に伴って、紙の先端が先端
検出器(ITOPセンサ)67で検出されると、紙の先
端信号に同期して図示しないタイミング制御回路によ
り、既にメモリ装置26に格納された、各色成分毎の画
像信号が適正なタイミングで読み出され、第2のディジ
タル画像処理部27で信号処理された後、マゼンタ
(M)画像は、半導体レーザ50,57〜59等より変
調された光ビームがポリゴンミラー28,反射ミラー4
5〜49,51〜53,54〜56により反射されて、
感光ドラム29に照射され、潜像が形成された後、現像
器33でマゼンタ色のトナーが現像され、転写帯電器3
7により、コピー紙の上に第1色目のマゼンタ画像が形
成される。引き続き、第2,第3,第4ステーション
で、同様にシアン(C),イエロー(Y),ブラック
(K)が精度良く現像され、転写された後、定着ローラ
15,16により、定着されて1枚のコピーが完結す
る。61はカセット、66はインタフェース回路であ
る。
【0013】かかる装置においては、前述したように各
色成分画像を形成するためのドラムステーションが4箇
所、潜像を形成するためのレーザビーム発生器が4個、
さらに各々のレーザビームを各々の感光ドラムに精度良
く照射するための光学系装置が、やはり4個必要とな
る。
【0014】一方、高精度なフルカラー複写装置では、
各色成分画像の重ね合せのための位置精度は100〜1
50μm以下である必要があり、画像形成のための各構
成要素を、こうした精度で調整するのは非常に困難であ
る。また、たとえ調整できたとしても、例えば温度変動
による各構成要素の熱膨張に起因する位置ずれ,ジャム
処理後の機械位置精度の再現性に起因する位置ずれ、あ
るいはドラム傷や現像装置の不具合等による部品交換等
で調整された位置はすぐにずれてしまい、一旦ずれてし
まうとこれをユーザが調整するのは事実上不可能であ
る。
【0015】そこで、かかる調整を自動でできるよう
に、例えば図11の如く転写ベルト上に、一定のインタ
ーバル時間をもって、各色成分マゼンタ,シアン,イエ
ロー,ブラックのレジスト合せ用のマークを印字し、こ
れを奥,手前側の2箇所で、例えばCCDで構成される
センサ80,81で読み取ることにより、各プリントス
テーションでの、主走査,副走査方向のずれ量,傾き等
を検出して、次のような補正手段をもって副走査方向の
および主走査方向のずれを自動補正する装置が提案され
ている。
【0016】〔副走査方向の自動補正〕図12は、この
種の画像形成装置におけるレジスト合せ用のマーク形成
タイミングを示すタイミングチャートであり、(a)は
副走査方向のレジスト合せ用のマーク形成タイミングに
対応し、(b)は主走査方向のレジスト合せ用のマーク
形成タイミングに対応する。
【0017】図12の(a)に示すように、副走査方向
は、コピー用紙の先端を検知するITOPセンサ67か
らの出力信号ITOPの立ち上がりから図示しないカウ
ンタ回路において、ライン数をカウントし、例えばマゼ
ンタではtm 時間カウントした後、シアンではtc 時間
カウントした後、イエローではty 時間カウントした
後、ブラックではtk 時間カウントした後に、それぞれ
出力信号MTOP,CTOP,YTOP,KTOP信号
を発生し、各々の信号の立ち上がりから画像信号を送出
することで、前述したレジスト合せ用のマーク(例えば
マーク#)がセンサ80,81で検出されるタイミング
に基づき、カウント値tm 〜tk を決定すれば良い。
【0018】〔主走査方向の自動補正〕図12の(b)
に示すように、各信号MBD,CBD,YBD,KBD
はマゼンタ,シアン,イエロー,ブラックの潜像を形成
するためのレーザビームの検出信号であり、各々の信号
が、各位置の画像の主走査位置を決定するための基準信
号である。各色画像は、レーザビームの検出信号MB
D,CBD,YBD,KBDからそれぞれ画素カウント
m ,xc ,xy ,xk の後に発生されるイネーブル信
号MEN,CEN,YEN,KENで決定されるので、
これも前述したマークがセンサ80,81で検出される
位置に基づいて各々の値を、適切に決定してやれば良
い。
【0019】なお、傾きの自動補正は、例えばマゼンタ
に関しては、反射ミラー45,46,47を図示しない
アクチュエータにより傾けることにより、自動補正が実
現される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】このようにして転写ベ
ルトに転写されたパターンをセンサ80,81が読み取
ることにより、レジストレーションずれを検知可能とな
るが、図13の(a),(b)に示すように、転写ベル
トおよびブラックトナーはどの波長領域においても反射
領域を有しないので、転写ベルト上のブラックトナーで
形成されたパターンを識別することができなくなる。
【0021】すなわち、マゼンタ,シアン,イエローの
各トナーはそれぞれ400〜500nm、500〜60
0nm,600〜700nmの波長の光を吸収するの
で、逆に言えばそれ以外の波長で反射領域を持つが、ブ
ラックのトナーは、どの波長においても、反射領域を持
たない。
【0022】一方、転写ベルトは、赤外領域でのみ反射
するので、センサ80,81の手前に、赤外カットフィ
ルタを配置することにより、前述のマゼンタ,シアン,
イエローのマークを読み取ることができるが、ブラック
のマークはどの領域にも反射する領域を有しないため、
両者を識別することができず、結果としてブラックステ
ーションのレジストレーションずれを検知できないとい
う問題点があった。
【0023】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、記録媒体上の特定部分の光学的特性を
変化させつつ、該特定部分に異なる光学的特性を有する
第1の画像を形成することにより、記録媒体上の画像の
反射光の強度を正確に測定できる画像形成装置を得るこ
とを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、記録媒体上の特定部分の光学的特性を選択的に変
化させる制御手段と、前記特定部分とは異なる光学的特
性を有する第1の画像を前記記録媒体の特定部分上に形
成する形成手段と、前記特定部分上の第1の画像の反射
光の強度を測定する測定手段とを備えるものである。
【0025】
【作用】本発明によれば、記録媒体上の画像の反射光の
強度を正確に測定でき、記録媒体上の画像を正確に検出
可能となる。
【0026】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す画像形成装
置の要部構成を説明する断面図であり、図10と同一の
ものには同じ符号を付してある。
【0027】この図において、27aはレジストレーシ
ョン補正パターン発生制御部で、このレジストレーショ
ン補正パターン発生制御部27aから出力されるビデオ
信号をレーザドライバ27bに出力して、各レーザ走査
光学系を介して各感光ドラム29〜32の所望位置にレ
ジストレーション補正パターンに対応する静電潜像を形
成する。
【0028】このように構成された画像形成装置におい
て、パターン形成手段(各第1〜第4ステーション)に
よる感光体への所定のレジスト合せパターン形成処理が
開始されると、制御手段(この実施例ではレジストレー
ション補正パターン発生制御部27a)がレジスト合せ
パターンを形成する搬送部材(この実施例では転写ベル
ト)の分光反射特性と合致する色現像剤(この実施例で
はブラック)のパターン転写に先行して、分光反射特性
と異なる分光反射特性を有する色現像剤による色敷き転
写と搬送部材の分光反射特性と合致する色現像剤のパタ
ーン転写との多重転写を制御し、搬送部材の分光反射特
性と合致する色現像剤のパターンを異なる分光反射特性
を有する色現像剤(この実施例ではイエロー)による色
敷き転写領域上に多重転写させることを可能とし、この
ようにして搬送部材に転写された各色のレジスト合せパ
ターンが検知手段(センサ80,81)に検知される
と、タイミング制御手段(ディジタル画像処理部27が
兼ねる)が検知手段の出力に基づいて画像形成タイミン
グを個別的に制御して、各色のレジスト合せを行う。
【0029】なお、多重転写制御については、レジスト
レーション補正パターン発生制御部27aがレーザドラ
イバ27bに対して、後述する図4に示すタイミングチ
ャートに従ってイネーブル信号YENBを2回「Hレベ
ル」に設定することにより、感光ドラム32で形成さ
れ、転写ベルトに転写されるブラック用のレジストレー
ション補正パターンの転写領域に、直前のイエローステ
ーション(第3ステーション)にイエロートナーをベタ
に下敷き転写する。
【0030】そして、このイエロートナーで下敷き転写
されたイエローベタ領域(特定部分)に、現像されたブ
ラックトナー(本実施例における第1の画像)により現
像されたレジストレーション補正パターンが重畳転写さ
れ、更に搬送されてセンサ80,81おいて、現像され
たブラック用のレジストレーション補正パターンを識別
性よく検知させることが可能となる。
【0031】図2は、図1に示したレジストレーション
補正パターン発生制御部27aの要部構成を説明する回
路ブロック図であり、以下、構成および動作について図
3等を参照して説明する。
【0032】図3は、図2に示したレジストレーション
補正パターン発生制御部27aの動作を説明する図であ
り、(a)はレジストレーション補正パターン発生タイ
ミングを示し、(b)はレジストレーション補正パター
ンの一例を示す。
【0033】図2において、85はビットカウンタで、
水平同期信号HSYNCが発生してからの画素数をカウ
ントする。90〜93はコンパレータで、図示しないC
PU等によってレジスタ86〜89に設定されるカウン
ト値と、ビットカウンタ85の値とが一致したタイミン
グで、各々の出力が「Hレベル」となるように構成され
ており、例えばレジスタ86〜89に、それぞれ値X
1,Y1,X2,Y2を設定すると、J/Kフリップフ
ロップ94の出力は、値X1画素目で「Hレベル」とな
り、値Y1画素目で「Lレベル」となり、J/Kフリッ
プフロップ95の出力は、値X2画素目で「Hレベル」
になり、Y2画素目で「Lレベル」になる。従って、オ
アゲート96の出力には、図3の(a)に示すタイミン
グチャートに示されるようなイネーブル信号ENB(1
〜N)が得られる。
【0034】なお、1〜Nはライン数を示し、1は1ラ
イン目,2は2ライン目,NはNライン目に発生される
信号に対応する。200は色敷き制御信号で、図1に示
したレジストレーション補正パターン発生制御部27a
より生成出力される。201はイネーブル信号入力で、
イネーブル信号MENB(イネーブル信号CENB,Y
ENB,KENBも同様)がレジストレーション補正パ
ターン発生制御部27aから入力される。
【0035】99はパターンROMで、図3の(b)に
示すパターン(この実施例では例えばパターン「#」)
に対応するパターンデータが格納されており、アドレス
カウンタ97,アドレスカウンタ98によって発生され
るアドレスに応じてパターン「#」が読み出される。V
D1,2,VDK,K+1,VDL,L+1,VDM,
M+1,VDN,N+1は、ライン番号1,2,K,K
+1,L,L+1,M,M+1,N,N+1に対応する
パターン形成のためのビデオ信号である。
【0036】これらのビデオ信号VD1,2,VDK,
K+1,VDL,L+1,VDM,M+1,VDN,N
+1を所定のタイミングでオアゲート100に出力する
ことにより、図3の(b)に示すパターンに対応する静
電潜像が感光ドラム29〜32に形成され、図示しない
現像器に収容される各トナーにより顕像化され、搬送さ
れる転写ベルト上に転写される。101はアンドゲート
である。
【0037】以下、図4に示すタイミングチャートを参
照しながら上記パターンの転写処理について説明する。
【0038】図4は、図3に示したレジストレーション
補正パターン27aの形成タイミングを説明するタイミ
ングチャートである。
【0039】この図に示されるように、図1に示した基
準となるITOPセンサ67からの出力信号ITOPの
立ち上がから、所定時間tm ,tc ,ty ,tk (ただ
し、転写ベルトの搬送速度が一定)のタイミングで各々
のドラムに対して、画像形成のためのレーザ露光を開始
すると、転写ベルト上またはプリント用紙上で4色が丁
度重なるように構成されている。従って、図5の如くマ
ゼンタ,シアン,イエロー,ブラックのパターンを、転
写ベルトに形成するためには、マゼンタ,シアン,イエ
ロー,ブラックそれぞれ所定時間tm ,所定時間tc
(3/2)Δ(ただし、Δはパターン印字に要する時間
を示す),所定時間ty −(5/2)Δ,所定時間tk
−(7/2)Δのタイミングで印字すれば良い。
【0040】図5は、本発明に係る画像形成装置におけ
るパターン転写状態を示す模式図であり、転写ベルトV
Vの搬送方向と直交する幅方向の所定位置に対向するよ
うに一対ずつ転写される。なお、図中の斜線領域は、第
3ステーション(イエロー用)でイエロー転写された色
敷き領域で、この色敷き領域上に第4ステーションで形
成されたパターンが重畳転写された状態に対応する。
【0041】図4に示すように、ITOPセンサ67か
らの出力信号ITOPの立ち上がりから、所定時間t
m ,所定時間tc −(3/2)Δ(ただし、Δはパター
ン印字に要する時間を示す),所定時間ty −(5/
2)Δ,所定時間tk −(7/2)Δ経過のタイミング
で、パターンROM99に記憶されたパターンデータが
読み出されてオアゲート100を介して図1に示したレ
ーザドライバ27bに出力されることにより、各マゼン
タ,シアン,イエローステーションのレジストレーショ
ン補正用のパターンが転写ベルトVVに転写される。
【0042】また、ITOPセンサ67からの出力信号
ITOPの立ち上がりから所定時間ty −(7/2)Δ
で、レジストレーション補正パターン発生制御部27a
が色敷き制御信号200を出力することにより、第4ス
テーションのレジストレーション補正のためのブラック
トナーによるパターン転写領域上(転写ベルトVV上
(図5に示す斜線領域))にイエロートナーが色敷き
(下色として)転写され、同様にITOPセンサ67か
らの出力信号ITOPの立ち上がりから所定時間tk
(7/2)Δ経過のタイミングで、レジストレーション
補正用のブラックパターンが色敷き領域に転写される。
【0043】このようにして、転写された各ステーショ
ンのレジストレーション補正用のパターンが転写ベルト
VVの搬送方向下流に設けられるセンサ80,81によ
り識別検知されることとなる。
【0044】図6は、本発明に係る画像形成装置におけ
るレジストレーション補正パターン形成処理動作の一例
を示すフローチャートである。なお、(1)〜(13)
は各ステップを示す。
【0045】まず、ITOPセンサ67からの出力信号
ITOPを検知したら(1)、タイマ(図示しない)を
起動し(2)、そのタイマ値が所定時間tm に一致した
ら(3)、パターンROM99から出力パターンに基づ
いてマゼンタステーションでのパターン形成露光を行い
(4)、マゼンタトナーで現像してパターンを転写ベル
トVVに転写する。
【0046】次いで、タイマ値が所定時間tc −(3/
2)Δに一致したら(5)、パターンROM99から出
力パターンに基づいてシアンステーションでのパターン
形成露光を行い(6)、シアントナーで現像してパター
ンを転写ベルトVVに転写する。
【0047】次いで、タイマ値が所定時間ty −(5/
2)Δに一致したら(7)、パターンROM99から出
力パターンに基づいてイエローステーションでのパター
ン形成露光を行い(8)、現像してパターンを転写ベル
トVVに転写するとともに、タイマ値が所定時間ty
(7/2)Δに一致したら(9)、レジストレーション
補正パターン発生制御部27aが色敷き制御信号200
をアンドゲート101に出力するとともに、色敷きパタ
ーンに基づいてイエローステーションでのパターン形成
露光を行い(10)、現像して色敷きパターンを転写ベ
ルトVVのブラックパターン転写領域に転写する(1
1)。
【0048】次いで、タイマ値が所定時間tk −(7/
2)Δに一致したら(12)、パターンROM99から
出力パターンに基づいてブラックステーションでのパタ
ーン形成露光を行い(13)、現像してブラックパター
ンを転写ベルトVVのイエロー色敷き領域に転写し、処
理を終了する。
【0049】なお、上記実施例では4ドラム方式のフル
カラーの画像形成装置を例にして説明したが、図7に示
すように現像器112,114,116,118が感光
ドラム110の周囲に配設される画像形成装置にも本発
明を適用できる。
【0050】図7は、本発明の他の実施例を示す画像形
成装置の構成を説明する要部断面であり、110は感光
ドラムで、現像器112,114,116,118がこ
の順に矢印方向に配設されている。111,113,1
15,117は帯電器で、感光ドラム110を一様帯電
する。なお、Pは記録媒体である。
【0051】LM,LC,LY,LKは露光ビームを示
す。
【0052】以下、図8を参照しながら図7の動作につ
いて説明する。
【0053】図8は、図7に示した感光ドラム110に
形成されるイエロー用レジストレーション補正パターン
と分光反射特性との関係を説明する図であり、図8の
(a)は、図7に示した感光ドラム110の分光反射率
を示す特性図であり、横軸は波長を示し、縦軸は反射率
を示し、図8の(b)は、図7に示した感光ドラム11
0に形成される色敷き(ブラックトナーによる)付のイ
エロー用レジストレーションパターン形成状態を示す模
式図である。
【0054】図8の(a)に示すような分光反射特性を
備えた感光ドラム110は、図13の(a)に示したイ
エロートナーの分光反射特性とおおよそ一致するため、
感光ドラム110上のイエローマークは検出できなくな
る。
【0055】そこで、所定のタイミングで感光ドラム1
10上のイエローマーク転写領域に先行してブラックト
ナーを色敷き転写することにより、上述と同様にイエロ
ーによるパターンを確実に識別検知可能となる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録媒体上の特定部分の光学的特性を変化させ、この特
定部分上に画像を形成しているので、記録媒体上の画像
の反射光の強度を正確に測定することができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像形成装置の要部構
成を説明する断面図である。
【図2】図1に示したレジストレーション補正パターン
発生制御部の要部構成説明する回路ブロック図である。
【図3】図2に示したレジストレーション補正パターン
発生制御部の動作を説明する図である。
【図4】図3に示したレジストレーション補正パターン
の形成タイミングを説明するタイミングチャートであ
る。
【図5】本発明に係る画像形成装置におけるパターン転
写状態を示す模式図である。
【図6】本発明に係る画像形成装置におけるレジストレ
ーション補正パターン形成処理動作の一例を示すフロー
チャートである。
【図7】本発明の他の実施例を示す画像形成装置の構成
を説明する要部断面である。
【図8】図7に示した感光に形成されるイエロー用レジ
ストレーション補正パターンと分光反射特性との関係を
説明する図である。
【図9】この種の画像形成装置の一例を示す断面図であ
る。
【図10】4ドラム方式のカラー画像形成装置の一例を
示す断面図である。
【図11】この種の装置におけるレジスト合せ用のマー
ク検出機構を示す斜視図である。
【図12】この種の画像形成装置におけるレジスト合せ
用のマーク形成タイミングを示すタイミングチャートで
ある。
【図13】各色トナーの分光反射特性図である。
【符号の説明】
27 ディジタル画像処理部 27a レジストレーション補正パターン発生制御部 27b レーザドライバ 80 センサ 81 センサ
フロントページの続き (72)発明者 小出 純 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 田原 資明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上の特定部分の光学的特性を選
    択的に変化させる制御手段と、 前記特定部分とは異なる光学的特性を有する第1の画像
    を前記記録媒体の特定部分上に形成する形成手段と、 前記特定部分上の第1の画像の反射光の強度を測定する
    測定手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
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JP2010536625A (ja) * 2007-08-31 2010-12-02 イーストマン コダック カンパニー マルチカラー印刷機を較正する方法

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