JPH08244064A - リリースフィルムを用いる樹脂モールド装置及び樹脂モールド方法 - Google Patents

リリースフィルムを用いる樹脂モールド装置及び樹脂モールド方法

Info

Publication number
JPH08244064A
JPH08244064A JP4807895A JP4807895A JPH08244064A JP H08244064 A JPH08244064 A JP H08244064A JP 4807895 A JP4807895 A JP 4807895A JP 4807895 A JP4807895 A JP 4807895A JP H08244064 A JPH08244064 A JP H08244064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
molding
resin molding
cavity bottom
cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4807895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3516764B2 (ja
Inventor
Fumio Miyajima
文夫 宮島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Apic Yamada Corp
Original Assignee
Apic Yamada Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Apic Yamada Corp filed Critical Apic Yamada Corp
Priority to JP04807895A priority Critical patent/JP3516764B2/ja
Publication of JPH08244064A publication Critical patent/JPH08244064A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3516764B2 publication Critical patent/JP3516764B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14639Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles for obtaining an insulating effect, e.g. for electrical components
    • B29C45/14655Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles for obtaining an insulating effect, e.g. for electrical components connected to or mounted on a carrier, e.g. lead frame
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14639Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles for obtaining an insulating effect, e.g. for electrical components
    • B29C45/14655Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles for obtaining an insulating effect, e.g. for electrical components connected to or mounted on a carrier, e.g. lead frame
    • B29C2045/14663Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles for obtaining an insulating effect, e.g. for electrical components connected to or mounted on a carrier, e.g. lead frame the mould cavity walls being lined with a film, e.g. release film

Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂パッケージ部の反り等の変形のない樹脂
モールド型半導体装置が確実に得られるようにする。 【構成】 樹脂成形部28a、28bを有するモールド
金型26a、26bにより被成形品20をクランプし、
樹脂モールド時に前記樹脂成形部28a、28bの内面
をリリースフィルム30で被覆して樹脂モールドする樹
脂モールド装置であって、端面が前記モールド金型26
a、26bの樹脂成形部28a、28bの内底面を構成
するキャビティ底部ピース34a、34bを前記モール
ド金型26a、26bのベース部に設けた貫通孔32内
で型開閉方向に可動に支持し、前記キャビティ底部ピー
ス34a、34bを型開閉方向に移動させる移動機構5
0a、50bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリリースフィルムを用い
る樹脂モールド装置に関し、とくに樹脂モールド部の反
り等を防止し精度のよい樹脂モールドを容易に可能にす
るリリースフィルムを用いる樹脂モールド装置および樹
脂モールド方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は先に、樹脂モールド時にキャ
ビティの容積を可変にした樹脂モールド装置について提
案した(特開平6-246770号公報)。図5はこの樹脂モー
ルド装置の主要部の構成を示す。同図で10aおよび1
0bは上型12a、下型12bに設けたスライド孔内に
スライド可能に装着したスライド部材である。スライド
部材10a、10bはモールド金型の型開閉方向にスラ
イド自在であり、駆動手段によってキャビティ14に対
し接離動可能に支持されている。
【0003】図5は被成形品16を樹脂モールドしてい
る中間状態を示すもので、上型12aと下型12bで被
成形品16をクランプし、ゲート18からキャビティ1
4に樹脂を充填している状態である。スライド部材10
aおよび10bは最終的に成形しようとするパッケージ
の外面位置よりも若干離反した位置にあり、キャビティ
14の容積を製品のパッケージの形状よりも大きい状態
で樹脂を充填している。スライド部材10a、10bは
キャビティ14内への樹脂の充填が終了した後、所定の
成形位置まで前進させ所要のパッケージ形状に成形す
る。
【0004】この樹脂モールド方法はキャビティ14内
で樹脂が硬化する際に体積が収縮する分をスライド部材
10a、10bの移動によって樹脂を補給するから、所
定の形状に精度よく樹脂成形できるとともに、樹脂封止
部分での引っ張り応力の発生とそれにともなう反りを防
止するという効果を有する。また、スライド部材の押圧
力によって樹脂中の気泡の膨張を抑えてボイド発生を防
止するという効果がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の樹脂モールド装
置はきわめて成形精度の良い製品を製造することがで
き、とくに薄型の半導体装置製品でキャビティへの樹脂
の充填が困難で、反り等の変形が出現しやすい製品等に
適用して有効であるが、溶融樹脂がスライド部材10
a、10bにじかに接触するため、摺り合わせ部分に溶
融樹脂が入り込んでスライド部材10a、10bの移動
不良が生じやすいという問題があった。また、これを防
止するためスライド部材10a、10bと金型との摺動
部分の加工精度を上げることは製作コストがかさむ結果
となる。また、最終的にスライド部材10a、10bを
前進させた位置が正確に位置決めされないと製品上でパ
ッケージの外面に段差が生じるという問題もあった。
【0006】本発明はこれらのキャビティ容積を可変に
した従来の樹脂モールド装置における問題点を解消すべ
くなされたものであり、その目的とするところは、キャ
ビティの容積を可変とするための可動部の摺り合わせ部
分に溶融樹脂が入って移動不良になったり、製品のパッ
ケージの外面に段差が生じたりする等の問題を効果的に
解消することができるリリースフィルムを用いる樹脂モ
ールド装置及び樹脂モールド方法を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、樹脂成形部を有
するモールド金型により被成形品をクランプし、樹脂モ
ールド時に前記樹脂成形部の内面をリリースフィルムで
被覆して樹脂モールドする樹脂モールド装置であって、
端面が前記モールド金型の樹脂成形部の内底面を構成す
るキャビティ底部ピースを前記モールド金型のベース部
に設けた貫通孔内で型開閉方向に可動に支持し、前記キ
ャビティ底部ピースを型開閉方向に移動させる移動機構
を設けたことを特徴とする。また、前記キャビティ底部
ピースの端面がキャビティの内底面の一部を構成するこ
とを特徴とする。また、前記移動機構として、キャビテ
ィ底部ピースの基部側に駆動用シリンダを設け、該駆動
用シリンダの駆動ロッドに前記キャビティ底部ピースを
連結したことを特徴とする。また、前記キャビティ底部
ピースの後退位置がモールド金型を支持する支持ブロッ
クの端面にキャビティ底部ピースの後端面が当接して規
制され、前記キャビティ底部ピースを常時開き方向に移
動する付勢部材を装着したことを特徴とする。また、前
記移動機構として、被成形品の複数の樹脂成形部の各々
に設置したキャビティ底部ピースを連結して一体的に押
動可能としたことを特徴とする。また、樹脂成形部の内
側面にドラフト角を設けず、前記貫通孔に端面を平坦面
に形成したキャビティ底部ピースを移動可能に装着した
ことを特徴とする。また、モールド金型の前記樹脂成形
部の周囲の金型面上で開口し前記リリースフィルムをエ
ア吸引して吸着支持する吸着孔を設け、前記キャビティ
底部ピースの外面と前記貫通孔との摺動面に樹脂成形部
の内面に連絡しエア吸引により前記リリースフィルムを
樹脂成形部の内面にならって吸着支持するエア流路を設
けたことを特徴とする。また、樹脂モールド時にモール
ド金型の樹脂成形部の内面をリリースフィルムで被覆し
て樹脂モールドする樹脂モールド方法であって、前記リ
リースフィルムを介して被成形品をモールド金型でクラ
ンプした後、端面が前記モールド金型の樹脂成形部の内
底面を構成するとともに、モールド金型のベース部に設
けた貫通孔内で型開閉方向に可動に支持されたキャビテ
ィ底部ピースを、前記端面が成形すべき樹脂パッケージ
部の成形位置よりも後退した位置にセットした状態でキ
ャビティ内に樹脂を充填開始し、前記キャビティ内への
樹脂の充填が終了した時点で樹脂を保圧するとともに、
前記キャビティ底部ピースを成形すべき樹脂パッケージ
の成形位置まで樹脂を加圧しつつ前進させて樹脂モール
ドすることを特徴とする。
【0008】
【作用】リリースフィルムを介してモールド金型で被成
形品をクランプし、ポットからキャビティへ樹脂を充填
開始する際には移動機構によってキャビティ底部ピース
を成形すべき樹脂パッケージ部の成形位置よりも後退し
た位置(開き位置)に移動させた状態で樹脂を注入す
る。キャビティ内への樹脂の充填が終了したらプランジ
ャの移動を停止させキャビティ内の樹脂を保圧しキャビ
ティ底部ピースを所定の成形位置まで樹脂を加圧しつつ
前進させて樹脂モールドする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて説明する。図1は本発明に係るリリースフィルム
を用いる樹脂モールド装置の一実施例を示す。同図で中
心線の左半部はモールド金型に被成形品20をセットし
てキャビティ22に樹脂24を充填する前の状態、右半
部はキャビティ22に樹脂24を充填して樹脂成形して
いる状態を示す。
【0010】実施例の樹脂モールド装置はリリースフィ
ルム30を用いて樹脂モールドする装置で、リリースフ
ィルム30は樹脂モールド時に上型26aおよび下型2
6bに設けた樹脂成形部たるキャビティ凹部28a、2
8bの内面を覆うことにより、樹脂成形部の金型面にじ
かに樹脂が接触しないようにして樹脂モールド可能とす
る。リリースフィルム30の材質としては耐熱性および
キャビティ凹部28a、28bの内面形状にならって被
覆される柔軟性および離型性が要求される。リリースフ
ィルム30としてはFEPシートフィルム、PETシー
トフィルム、フッ素樹脂含浸ガラスクロス、ポリ塩化ビ
ニリジン等が使用できる。
【0011】図1に示すように実施例のモールド金型で
はキャビティ22の内底面を構成する部材として端面形
状をキャビティ22の内底面の形状と一致させて形成し
たキャビティ底部ピース34a、34bを上型26a、
下型26bのベース部と別部材で形成し、ベース部に貫
設した貫通孔32内にキャビティ底部ピース34a、3
4bをスライド自在に装着する。貫通孔32は型開閉方
向に貫設しキャビティ底部ピース34a、34bは型開
閉方向に移動可能である。
【0012】図2に下型26b及び被成形品20、リリ
ースフィルム30の平面配置を示す。実施例のモールド
金型はポット36を挟む両側に被成形品20をセットし
て樹脂モールドする2枚取りの金型で、各々の被成形品
20の樹脂モールド位置に対応した位置にキャビティ底
部ピース34a、34bを配設している。キャビティ底
部ピース34a、34bは貫通孔32内でスライド移動
可能とするため貫通孔32の内面とキャビティ底部ピー
ス34a、34bの外面とが摺接するように加工されて
いる。
【0013】キャビティ底部ピース34a、34bの外
面には周方向に断続的にスリット溝38を設ける。この
スリット溝38はエア吸引によってリリースフィルム3
0をキャビティ凹部28a、28bの内面に吸着支持す
るためのものである。図1に示すようにキャビティ底部
ピース34a、34bはキャビティ20の内底面となる
一端側で貫通孔32に摺接し他端側では貫通孔32の内
面との間にエア流路32aとしての隙間が設けられる。
前記スリット溝38はこの隙間に連通して設け、エア流
路32aは上型26a、下型26bを各々支持する支持
ブロック40a、40b内に設けた流路42a、42b
に連絡する。流路42a、42bはモールド金型の外部
に設けたエア機構に連絡する。なお、キャビティ底部ピ
ース34a、34bの外面にスリット溝38を設けるか
わりに貫通孔32の内壁面あるいは両者にスリット溝等
によりエア流路を設けてもよい。
【0014】図2で44は金型のクランプ面上で開口さ
せた吸着孔である。吸着孔44はキャビティ凹部28
a、28bの周囲に所定間隔で配置する。吸着孔44は
リリースフィルム30を金型面上でエア吸着するための
ものであり、リリースフィルム30をセットする幅内に
設ける。図1に示すように吸着孔44は上型26a、下
型26b内を各々貫通して設け、支持ブロック40a、
40b内に設けた流路46a、46bに連絡し、流路4
6a、46bはモールド金型の外部に設けたエア機構に
連絡する。なお、スリット溝38および吸着孔44とも
にエアによる吸引作用を強めるため吸引側の先端部を細
径、あるいは細幅に形成している。
【0015】図2で48は金型面上に設けたエアベント
溝である。エアベント溝48には各々のキャビティ凹部
28a、28bのコーナー部にエアベント50が通じて
いる。樹脂モールド時においてはこれらエアベント溝4
8およびエアベント50はリリースフィルム30を介し
て作用するが、これらの作用はリリースフィルム30を
使用せずに樹脂モールドする従来の装置と同様に機能す
る。
【0016】キャビティ底部ピース34a、34bを型
開閉方向に移動させる移動機構として、実施例では図1
に示すように各々のキャビティ底部ピースの基部側に駆
動用シリンダ50a、50bを設置する。駆動用シリン
ダ50a、50bからは進退駆動される駆動ロッド52
が延出し、駆動ロッド52の端部に各々キャビティ底部
ピース34a、34bが連結される。これによってキャ
ビティ底部ピース34a、34bは貫通孔32内で移動
可能となる。
【0017】キャビティ底部ピース34a、34bが移
動する際の移動位置は、キャビティ底部ピース34a、
34bの後端面が支持ブロック40a、40bの一端面
に当接することによりその後退位置が規制され、駆動ロ
ッド52を支持するフランジ部54が支持ブロック40
a、40bの他端面に当接することによりその前進位置
が規制される。キャビティ底部ピース34a、34bが
当接する支持ブロック40a、40bの一端部40cに
は駆動ロッド52を挿通する挿通孔を設けるとともに、
一端部の端面をキャビティ底部ピース34a、34bに
よる正規の樹脂成形位置よりも若干後退した位置に設定
する。この後退量は0.01〜0.02mm程度であ
る。
【0018】一方、フランジ部54が支持ブロック40
a、40bの他端面に当接した際のキャビティ底部ピー
ス34a、34bの規制位置はその成形面が正規の樹脂
パッケージの成形位置に一致するよう駆動ロッド52の
寸法等を設定する。56はフランジ部56の端面と前記
一端部40bとの間に装着した付勢部材としてのスプリ
ングである。このスプリング56はキャビティ底部ピー
ス34a、34bの後端面を常時支持ブロック40a、
40bの端面に当接する向きに付勢する弾発スプリング
である。すなわち、通常時においてキャビティ底部ピー
ス34a、34bはスプリング56の付勢力によって正
規の成形位置よりも開いた位置にある。
【0019】樹脂モールドに際してはポット36に樹脂
を供給し、プランジャ70によって溶融樹脂をキャビテ
ィ22内に圧送して樹脂モールドする。実施例ではポッ
ト36に供給する樹脂としてラッピングフィルム62で
樹脂を密封したラッピング樹脂60を使用した。図2に
示すように実施例のポット36は平面形状で細長に形成
しているから、ラッピング樹脂60はこのポット36の
形状に合わせて細長のスティック状に形成したものを使
用する。ラッピングフィルム62は樹脂を上下から2枚
合わせにし、側縁部をシールして樹脂を密封する。
【0020】図2で64はラッピングフィルム62の側
縁から下型26bに設けた各々のゲート66の位置にキ
ャビティ凹部28bのコーナー部位置まで延出した延出
片である。この延出片66はポット36から樹脂を圧送
する際にゲート66部分で被成形品20の表面に樹脂が
付着しないようにするためのものである。なお、図2に
示すようにプランジャ70はポット36の形状に合わせ
てその端面を細長形状にしている。
【0021】次に、上記構成を有する樹脂モールド装置
による樹脂モールド方法について説明する。まず、上型
26aおよび下型26bの樹脂成形部であるキャビティ
凹部28a、28bをリリースフィルム30で覆うた
め、型開き状態で上型26aおよび下型26bの各々の
金型面上にリリースフィルム30を引き出し、エア機構
により吸着孔44を介してエア吸引し金型のクランプ面
にリリースフィルム30を吸着支持する。このとき、キ
ャビティ底部ピース34a、34bはスプリング56の
付勢力により後退位置にある。
【0022】次いで、エア流路32、スリット溝38を
介してキャビティ凹部28a、28bの底部からリリー
スフィルム30をエア吸引し、キャビティ凹部28a、
28bの内面形状にならってリリースフィルム30を吸
着支持する。リリースフィルム30は柔軟性を有してい
るからエア吸引作用によって容易にキャビティ凹部28
a、28bの形状にならって吸着支持される。
【0023】次に、ポット36にラッピング樹脂60を
セットし、次に金型上に被成形品20をセットして上型
26aと下型26bとで被成形品20をクランプする。
図1の左半部は被成形品20をクランプしてポット36
から樹脂を圧送する前の状態で、被成形品20はリリー
スフィルム30を介してクランプされている。なお、8
0は被成形品20を位置決めしてクランプするためのガ
イドピンである。
【0024】本実施例では図1の左半部に示すように、
キャビティ底部ピース34a、34bが開き位置にある
状態でプランジャ70で樹脂24を圧送してポット36
からキャビティ22内に樹脂を充填する。プランジャ7
0による樹脂圧によりゲート66部分でラッピングフィ
ルム62が押し広げられキャビティ22に樹脂が注入さ
れる。そして、キャビティ22の全体に樹脂24が充填
終了したところでプランジャ70の押動操作を停止し保
圧したまま、駆動用シリンダ50a、50bを駆動して
キャビティ底部ピース34a、34bを前進させる。こ
のキャビティ底部ピース34a、34bの移動操作はキ
ャビティ22内の樹脂24に圧力を加えつつ樹脂モール
ド部を正規の形状にまで成形する作用になる。
【0025】キャビティ22内の樹脂24はキャビティ
底部ピース34a、34bによって圧力を加えられつつ
硬化することによって樹脂24が収縮する分を補充し、
これによって精度の良い樹脂成形ができ反り等の変形の
ない樹脂成形が可能になる。また、被成形品20と樹脂
との界面に気泡が存在しているような場合には気泡を圧
縮したままで樹脂成形でき被成形品20と樹脂24との
剥離を好適に防止することができる。このキャビティ底
部ピース34a、34bによる加圧作用はキャビティ2
2内で樹脂24が硬化する前あるいは硬化途中でキャビ
ティ22内の樹脂24の全体に圧力が作用する状態で行
う必要がある。
【0026】図1の右半部はキャビティ底部ピース34
a、34bを前進させ、所定の形状に樹脂成形している
状態である。キャビティ底部ピース34a、34bの前
進位置はフランジ部24が支持ブロック40a、40b
の他端面に当接した位置で規制され正確に位置決めされ
る。樹脂成形後は型開きし樹脂モールド製品を取り出し
する。被成形品20はリリースフィルム30によって両
面を被覆されており金型面にじかに樹脂24が接触しな
いから離型は容易である。したがって、実施例では樹脂
モールド品を離型するためのエジェクタピンを設けてい
ない。なお、離型する際にスリット溝38、吸着孔44
からエアを吐出して離型しやすくすることもできる。
【0027】本実施例の樹脂モールド装置によれば、上
記のようにリリースフィルム30で樹脂成形部を被覆し
て樹脂モールドするから可動部であるキャビティ底部ピ
ース34a、34bと貫通孔32との摺り合わせ部分に
溶融樹脂が入り込むといった不都合を解消でき、可動部
が移動不良となるといった問題を好適に解消することが
可能になる。また、リリースフィルム30を使用するこ
とにより金型にじかに樹脂が接触しないから、キャビテ
ィ底部ピース34a、34bの材質として従来の金型で
は使用できなかった銅あるいはアルミニウムといった熱
伝導性の良好な材料を使用することができる。これによ
り、樹脂と金型との熱交換を促進させ樹脂モールド操作
のサイクルタイムの短縮を図ることができる。また、エ
ジェクタピンを設置する必要がないことから金型構造を
単純化して金型の製作を容易にすることができる。
【0028】図3、4は樹脂モールド装置の他の実施例
を示す。これらの実施例ではキャビティ底部ピース34
a、34bの端面がキャビティの内底面全体を構成する
のではなく、キャビティの内底面の一部を構成すること
を特徴とする。実施例ではキャビティの内底面の中央部
にキャビティ底部ピース34a、34bを配置した。図
3、4はともにキャビティ底部ピース34a、34bを
樹脂成形位置まで前進させ所定形状に成形している状態
であるが、これら実施例の場合も樹脂を充填する際には
キャビティ底部ピース34a、34bが後退位置にあっ
て樹脂充填され、樹脂充填後に前進させて樹脂成形す
る。
【0029】図3に示す実施例はキャビティ底部ピース
34a、34bの外側面に沿ってエア流路32aを設け
た例、図4に示す実施例はエア流路32aを設けずにキ
ャビティ底部ピース34a、34bを単にスライド自在
に設けた例である。なお、キャビティ底部ピース34
a、34bの端面形状としては矩形状に設けたり、円形
に設ける等の適宜形状を選択でき、その寸法サイズも適
宜設定できる。たとえば、リードフレームのダイパッド
部分に合わせてキャビティ底部ピース34a、34bを
配置することもできる。このようにキャビティの内底面
の一部を可動にすることによっても上記実施例と同様に
反り等を防止した樹脂モールドが可能になる。
【0030】なお、上記各実施例でキャビティ底部ピー
ス34a、34bを移動させる移動機構は各々のキャビ
ティ底部ピース34a、34bごと、すなわちキャビテ
ィ凹部ごとに別々に駆動用シリンダ50a、50bを設
けて押動しているが、被成形品20の複数の樹脂モール
ド部に対するキャビティ凹部を一度に押動できるように
フランジ部54を各列ごとに一体のプレート状とし、一
つの駆動用シリンダ50a、50bによって押動するよ
うにすることもできる。ただし、この場合はフランジプ
レートで均等に各キャビティ底部ピース34a、34b
を押動するようにする必要がある。
【0031】キャビティ底部ピース34a、34bを可
動にして樹脂モールドする方法は薄型の樹脂パッケージ
を有する製品にとくに好適に適用できる。薄型の製品の
場合はキャビティ空間が狭いためキャビティ内での樹脂
の流動性が制限され樹脂の充填が困難になるが、本実施
例のようにキャビティ底部ピース34a、34bを開い
た状態で樹脂を充填することでキャビティ内への樹脂の
充填を容易に行うことが可能になる。薄型の製品でモー
ルド樹脂の流動性向上を主目的とする場合には、キャビ
ティ底部ピース34a、34bの移動量を0.1mm程
度と大きく設定しキャビティ内にモールド樹脂が満杯に
なる前にキャビティ底部ピース34a、34bを所定位
置まで移動させるようにすることもできる。
【0032】また、リリースフィルム30を使用するこ
とでキャビティ22内での樹脂の流動性を良好にし充填
性を向上させる効果もある。また、薄型の製品は肉厚の
パッケージを有する製品にくらべて樹脂パッケージ部分
の反り等の変形があらわれやすいから本実施例のように
可動のキャビティ底部ピース34a、34bを用いて樹
脂モールドする方法は反り等の変形のない製品を確実に
得ることができる点で有効である。
【0033】上記実施例ではキャビティ22の内側面を
テーパ面とし内側面にドラフト角を設けているが、キャ
ビティ22の内側面にドラフト角を設けず端面を平坦面
に形成したキャビティ底部ピースを貫通孔32内で摺動
可能とし、樹脂モールド時にキャビティ底部ピース34
a、34bの端面位置を規定することによって樹脂パッ
ケージの厚さを可変にして樹脂モールドすることができ
る。
【0034】なお、上記実施例は被成形品20の両面を
樹脂モールドする製品についての例で、被成形品20を
挟む上型と下型の各々にキャビティ底部ピース34a、
34bを一対設けて上型と下型とで可動に設けたが、一
方の型にのみ設けるようにすることも可能である。ま
た、両面樹脂モールド製品に限らず、BGA等の片面樹
脂モールド製品にも同様に適用することができる。この
ように、本発明に係るリリースフィルムを用いる樹脂モ
ールド装置は被成形品20の種類および成形方法に限定
されるものではない。
【0035】また、実施例ではポット36に供給する樹
脂としてラッピングフィルム62で樹脂を密封したラッ
ピング樹脂を用いたが、一般に使用されている円柱状の
樹脂タブレットを使用することも可能である。その場
合、たとえば下型26bのキャビティ凹部28bととも
にポット36を覆う1枚の広幅のリリースフィルムを用
い、ポット36の位置に合わせて樹脂タブレットを投入
することによりポット36の内面に樹脂を付着させずに
樹脂モールドすることも可能である。なお、実施例では
支持ブロック40a、40bにキャビティ底部ピース3
4a、34bを可動にするための凹みを設けているが支
持ブロック40a、40bに凹みを設けずにキャビティ
底部ピース34a、34bを若干短寸にすることも可能
である。
【0036】
【発明の効果】本発明に係るリリースフィルムを用いる
樹脂モールド装置及び樹脂モールド方法によれば、上述
したように、反り等の変形を抑えて成形精度の良好な樹
脂モールド製品を確実に得ることができ、これによって
不良品の発生を抑えることが可能になる。また、被成形
品と樹脂との剥離等を防止し信頼性の高い樹脂モールド
製品を得ることができる。また、キャビティ底部ピース
の移動位置を精度よく規制することによって樹脂モール
ド製品の外面に段差等を生じさせずに樹脂モールドする
ことができる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】リリースフィルムを用いる樹脂モールド装置の
実施例の構成を示す断面図。
【図2】実施例の樹脂モールド装置の金型の平面図。
【図3】リリースフィルムを用いる樹脂モールド装置の
他の実施例の構成を示す断面図。
【図4】リリースフィルムを用いる樹脂モールド装置の
さらに他の実施例の構成を示す断面図。
【図5】樹脂モールド装置の従来例の構成を示す断面
図。
【符号の説明】
10a、10b スライド部材 20 被成形品 22 キャビティ 24 樹脂 26a 上型 26b 下型 28a、28b キャビティ凹部 30 リリースフィルム 32 貫通孔 32a エア流路 34a、34b キャビティ底部ピース 36 ポット 38 スリット溝 40a、40b 支持ブロック 44 吸着孔 48 エアベント溝 50a、50b 駆動用シリンダ 52 駆動ロッド 54 フランジ部 56 スプリング 60 ラッピング樹脂 62 ラッピングフィルム 70 プランジャ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂成形部を有するモールド金型により
    被成形品をクランプし、樹脂モールド時に前記樹脂成形
    部の内面をリリースフィルムで被覆して樹脂モールドす
    る樹脂モールド装置であって、 端面が前記モールド金型の樹脂成形部の内底面を構成す
    るキャビティ底部ピースを前記モールド金型のベース部
    に設けた貫通孔内で型開閉方向に可動に支持し、 前記キャビティ底部ピースを型開閉方向に移動させる移
    動機構を設けたことを特徴とするリリースフィルムを用
    いる樹脂モールド装置。
  2. 【請求項2】 キャビティ底部ピースの端面がキャビテ
    ィの内底面の一部を構成することを特徴とする請求項1
    記載のリリースフィルムを用いる樹脂モールド装置。
  3. 【請求項3】 移動機構として、キャビティ底部ピース
    の基部側に駆動用シリンダを設け、該駆動用シリンダの
    駆動ロッドに前記キャビティ底部ピースを連結したこと
    を特徴とする請求項1または2記載のリリースフィルム
    を用いる樹脂モールド装置。
  4. 【請求項4】 キャビティ底部ピースの後退位置がモー
    ルド金型を支持する支持ブロックの端面にキャビティ底
    部ピースの後端面が当接して規制され、前記キャビティ
    底部ピースを常時開き方向に移動する付勢部材を装着し
    たことを特徴とする請求項4記載の樹脂モールド装置。
  5. 【請求項5】 移動機構として、被成形品の複数の樹脂
    成形部の各々に設置したキャビティ底部ピースを連結し
    て一体的に押動可能としたことを特徴とする請求項1、
    2、3または4記載のリリースフィルムを用いる樹脂モ
    ールド装置。
  6. 【請求項6】 樹脂成形部の内側面にドラフト角を設け
    ず、前記貫通孔に端面を平坦面に形成したキャビティ底
    部ピースを移動可能に装着したことを特徴とする請求項
    1、2、3、4または5記載のリリースフィルムを用い
    る樹脂モールド装置。
  7. 【請求項7】 モールド金型の前記樹脂成形部の周囲の
    金型面上で開口し前記リリースフィルムをエア吸引して
    吸着支持する吸着孔を設け、 前記キャビティ底部ピースの外面と前記貫通孔との摺動
    面に樹脂成形部の内面に連絡しエア吸引により前記リリ
    ースフィルムを樹脂成形部の内面にならって吸着支持す
    るエア流路を設けたことを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5または6記載のリリースフィルムを用いる樹
    脂モールド装置。
  8. 【請求項8】 樹脂モールド時にモールド金型の樹脂成
    形部の内面をリリースフィルムで被覆して樹脂モールド
    する樹脂モールド方法であって、 前記リリースフィルムを介して被成形品をモールド金型
    でクランプした後、 端面が前記モールド金型の樹脂成形部の内底面を構成す
    るとともに、モールド金型のベース部に設けた貫通孔内
    で型開閉方向に可動に支持されたキャビティ底部ピース
    を、前記端面が成形すべき樹脂パッケージ部の成形位置
    よりも後退した位置にセットした状態でキャビティ内に
    樹脂を充填開始し、 前記キャビティ内への樹脂の充填が終了した時点で樹脂
    を保圧するとともに、前記キャビティ底部ピースを成形
    すべき樹脂パッケージの成形位置まで樹脂を加圧しつつ
    前進させて樹脂モールドすることを特徴とする樹脂モー
    ルド方法。
JP04807895A 1995-03-08 1995-03-08 リリースフィルムを用いる樹脂モールド装置及び樹脂モールド方法 Expired - Lifetime JP3516764B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04807895A JP3516764B2 (ja) 1995-03-08 1995-03-08 リリースフィルムを用いる樹脂モールド装置及び樹脂モールド方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04807895A JP3516764B2 (ja) 1995-03-08 1995-03-08 リリースフィルムを用いる樹脂モールド装置及び樹脂モールド方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08244064A true JPH08244064A (ja) 1996-09-24
JP3516764B2 JP3516764B2 (ja) 2004-04-05

Family

ID=12793310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04807895A Expired - Lifetime JP3516764B2 (ja) 1995-03-08 1995-03-08 リリースフィルムを用いる樹脂モールド装置及び樹脂モールド方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3516764B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6459159B1 (en) * 1998-01-23 2002-10-01 Apic Yamada Corporation Apparatus for sealing a semiconductor device utilizing a release film
WO2005091361A1 (en) 2004-03-19 2005-09-29 Dow Corning Toray Co., Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing thereof
WO2007099823A1 (en) 2006-02-23 2007-09-07 Dow Corning Toray Co., Ltd. Method of manufacturing a semiconductor device and a semiconductor device produced thereby
JP2008260306A (ja) * 2008-07-22 2008-10-30 Apic Yamada Corp トランスファ成形金型及びこれを用いた樹脂封止方法
JP2008277470A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Asahi Engineering Kk 半導体パッケージの製造方法及び製造装置
US7651958B2 (en) 2003-12-22 2010-01-26 Dow Corning Toray Company, Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing thereof
US7651887B2 (en) 2004-09-22 2010-01-26 Dow Corning Toray Company, Ltd. Optical semiconductor device and method of manufacturing thereof
US8273815B2 (en) 2006-09-11 2012-09-25 Dow Corning Toray Company, Ltd. Curable silicone composition and electronic component
US8338527B2 (en) 2005-04-27 2012-12-25 Dow Corning Toray Company, Ltd. Curable silicone composition and electronic components

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6459159B1 (en) * 1998-01-23 2002-10-01 Apic Yamada Corporation Apparatus for sealing a semiconductor device utilizing a release film
US7651958B2 (en) 2003-12-22 2010-01-26 Dow Corning Toray Company, Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing thereof
WO2005091361A1 (en) 2004-03-19 2005-09-29 Dow Corning Toray Co., Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing thereof
US8262970B2 (en) 2004-03-19 2012-09-11 Dow Corning Toray Company, Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing thereof
US7651887B2 (en) 2004-09-22 2010-01-26 Dow Corning Toray Company, Ltd. Optical semiconductor device and method of manufacturing thereof
US8338527B2 (en) 2005-04-27 2012-12-25 Dow Corning Toray Company, Ltd. Curable silicone composition and electronic components
WO2007099823A1 (en) 2006-02-23 2007-09-07 Dow Corning Toray Co., Ltd. Method of manufacturing a semiconductor device and a semiconductor device produced thereby
US8802506B2 (en) 2006-02-23 2014-08-12 Dow Corning Toray Company, Ltd. Method of manufacturing a semiconductor device and a semiconductor device produced thereby
US8273815B2 (en) 2006-09-11 2012-09-25 Dow Corning Toray Company, Ltd. Curable silicone composition and electronic component
JP2008277470A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Asahi Engineering Kk 半導体パッケージの製造方法及び製造装置
JP2008260306A (ja) * 2008-07-22 2008-10-30 Apic Yamada Corp トランスファ成形金型及びこれを用いた樹脂封止方法
JP4637214B2 (ja) * 2008-07-22 2011-02-23 アピックヤマダ株式会社 トランスファ成形金型及びこれを用いた樹脂封止方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3516764B2 (ja) 2004-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI634627B (zh) 樹脂成型裝置、樹脂成型方法以及樹脂成型模具
KR101757782B1 (ko) 몰딩다이세트 및 이를 구비한 수지몰딩장치
KR100546191B1 (ko) 전자 부품의 수지 밀봉 성형 방법 및 상기 방법에이용되는 수지 밀봉 성형 장치
JP3680005B2 (ja) 半導体装置の製造方法及び樹脂封止装置
KR101764525B1 (ko) 수지 밀봉 방법 및 수지 밀봉 장치
JP3516764B2 (ja) リリースフィルムを用いる樹脂モールド装置及び樹脂モールド方法
JP4778751B2 (ja) 樹脂モールド金型
US20210387385A1 (en) Conveying apparatus, resin molding apparatus, conveying method, and resin molded product manufacturing method
JP2002036270A (ja) 樹脂封止方法及び樹脂封止装置
JP6742273B2 (ja) モールド金型及び樹脂モールド方法
TW201832299A (zh) 樹脂密封方法及樹脂密封裝置
TWI737382B (zh) 工件搬入裝置、樹脂塑封裝置
JP2005088395A (ja) 樹脂モールド方法および樹脂モールド装置
TWI657910B (zh) 樹脂成形模具、樹脂成形方法、及成形品的製造方法
JP6397808B2 (ja) 樹脂成形金型および樹脂成形方法
TWI753678B (zh) 樹脂密封裝置
JP2005129783A (ja) 半導体樹脂封止用金型
JP4729367B2 (ja) 樹脂モールド金型
JP4164506B2 (ja) 樹脂モールド装置および樹脂モールド方法
JP5325933B2 (ja) 樹脂モールド金型
JP3590133B2 (ja) 樹脂モールド方法及び樹脂モールド装置
JPH08142105A (ja) リリースフィルムを用いる樹脂モールド装置
JP5953602B2 (ja) 樹脂モールド装置及び樹脂モールド方法
JP2012139821A (ja) 圧縮成形金型および圧縮成形方法
TW202120288A (zh) 樹脂塑封模具

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040121

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100130

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130130

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130130

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130130

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130130

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term