JPH08243358A - 液体の処理方法 - Google Patents

液体の処理方法

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JPH08243358A
JPH08243358A JP8063861A JP6386196A JPH08243358A JP H08243358 A JPH08243358 A JP H08243358A JP 8063861 A JP8063861 A JP 8063861A JP 6386196 A JP6386196 A JP 6386196A JP H08243358 A JPH08243358 A JP H08243358A
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JP
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effluent
membrane
compartment
cation
ion
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JP8063861A
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Johan Landfors
ランドフォルス ヨハン
Christin Persson
ペルソン クリスティン
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Nouryon Pulp and Performance Chemicals AB
Original Assignee
Eka Nobel AB
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Publication date
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    • C02F1/469Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrochemical separation, e.g. by electro-osmosis, electrodialysis, electrophoresis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/42Electrodialysis; Electro-osmosis ; Electro-ultrafiltration; Membrane capacitive deionization
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    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C11/00Regeneration of pulp liquors or effluent waste waters
    • D21C11/0021Introduction of various effluents, e.g. waste waters, into the pulping, recovery and regeneration cycle (closed-cycle)
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クローズドパルプ工場操作を可能にする商業
的に完全に満足な方法を提供すること。 【解決手段】 水性プロセス流出液を金属不純物陽イオ
ンから精製するセルロース原料からのパルプの製造方法
であって、カソード側からアノード側に向かう方向で数
えて、第一陽イオン選択膜、第二イオン透過膜および第
三陰イオン選択膜を含む単位電解槽の、第一膜と第二膜
との間に形成された流出液供給区画に流出液を供給し、
第一膜に通して流出液中の金属不純物陽イオンを除去す
ることで流出液を精製し、代替陽イオンを含む溶液を第
二膜と第三膜との間に形成された代替陽イオン区画に供
給して、この代替陽イオンを金属不純物陽イオンの代替
物として第二膜に通し、代替陽イオンを含む溶液中の陰
イオンが第三膜を通って、第三膜と別の単位電解槽の第
一膜との間に形成された金属塩区画に移されることを特
徴とする前記方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、水性プロセス流出
液が金属不純物陽イオンから精製され、必要によりパル
プ製造プロセスへ再循環されるセルロース原料からのパ
ルプの製造方法に関する。特に、本発明は、以下にまた
流出液流と称される流れ、例えば、漂白操作からの洗浄
流出液流中の、漂白操作の如きパルプ工場操作で得られ
た液体からの金属の除去に関する。本発明は、例えば、
針葉樹パルプ工場操作および広葉樹パルプ工場操作から
の液体を処理するのに使用でき、このような漂白方法お
よび漂白操作の例が以下に記載され、またパルプ漂白技
術の当業者に公知のものを含む。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】パル
プ工場、特にパルプの漂白処理においてプロセス液体お
よび洗浄液中に存在する金属イオンは、しばしば問題を
生じ、除去されることが好ましい。こうして、金属イオ
ンはパルプから種々の漂白工程における希釈および洗浄
に使用される水に溶解され、そしてまた或るプロセス工
程を改善するために計画的に添加されてもよい。金属
は、例えば、溶解性の限度を越える場合に沈殿を形成す
ることにより、また漂白薬品、例えば、過酸化水素およ
びオゾンの分解を増大することにより種々の方法で漂白
プロセスに影響する。
【0003】更に、パルプ工場で形成された流出液流、
例えば漂白流出液を、パルプ工場の種々のプロセス工
程、例えば漂白工程に、可能な最大の程度で再循環させ
ることが次第に重要になりつつある。しかしながら、こ
のような再循環は種々のプロセス流、例えば漂白処理に
使用される水流中の金属塩の蓄積に寄与する傾向があ
り、それ故、パルプ工場プロセス、例えば、漂白工程で
再循環すべきである流れから蓄積された金属塩または金
属イオンを分離することが必要である。
【0004】種々の方法が、WO-A1-9423122 号明細書に
開示されている方法の如きパルプ化方法において、水性
流の広範囲な再循環を得るために試みられており、その
方法は金属イオンを、低溶解性を有する化合物として沈
殿させるために、パルプ漂白プロセスからの金属イオン
を含むプロセス水をアルカリ液で処理することを含み、
その化合物が水から分離される。しかしながら、前記の
従来知られている方法は欠点を有し、また“クローズ
ド”パルプ工場操作を可能にする商業的に完全に満足な
方法をもたらさなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、本明細
書中流出液と称される水性プロセス液が金属不純物陽イ
オンから精製され、必要によりパルプ製造プロセスへ再
循環されるセルロース原料からのパルプの製造方法にお
ける上記の問題およびその他の問題を解決することが可
能である。この方法は、流出液が単位電解槽(その中
で、電流が前記電解槽のアノード側とカソード側の間に
通される)を含む電気化学膜装置、好ましくは電気透析
装置中で電気化学膜処理により精製されることを特徴と
する。前記電解槽は少なくとも二つのイオン透過膜を含
み、それらの間に少なくとも一つの流出液区画を形成
し、この場合、前記電解槽は、電解槽のカソード側から
アノード側に向かう方向で数えて、第一陽イオン選択膜
および第二イオン透過膜を含み、前記第二膜が陽イオン
選択膜または非イオン選択多孔質ポリマー膜であり、流
出液供給区画が前記第一膜と前記第二膜の間に形成さ
れ、前記方法は流出液を前記電解槽中の流出液供給区画
に供給し、前記区画のカソード側の陽イオン選択膜に通
して流出液から金属不純物陽イオンを電流により除去す
ることで流出液を精製し、精製流出液を前記区画から取
り出し、そして陽イオンを含む溶液を流出液供給区画の
アノード側に形成された区画に供給し、陽イオンを流出
液供給区画中で流出液から除去された金属不純物陽イオ
ンの代替物として第二膜中に電流により輸送する工程を
含む。
【0006】精製流出液は、必要により更に別の処理、
例えば、pH調節の後に、パルプ製造プロセスへ必要に
より再循環でき、またはその他の目的に使用でき、或い
は例えば、陰イオン、例えば、パルプもしくはパルプ原
料から誘導された陰イオンの許容し得ない蓄積を防止す
るために廃棄でき、またはその方法において計画的に添
加し得る。また、“金属不純物陽イオン”という表現
は、種々の理由のために、必要により有価材料として回
収するために流出液から除去することが所望されるそれ
自体貴重な金属陽イオンを含む。
【0007】本発明の方法において精製処理を行うのに
適した装置および前記装置の使用が当業者、特に電気透
析の分野および技術の当業者に知られており、例えば、
アール・ダブリュー・ベーカー(R.W.Baker )ら、“膜
分離システム" 、ノイエス・データ・コーポレーション
1991 、およびエイチ・ストラスマン(H.Strathman
n)、“環境に適合した電気化学" 環境科学における研
究、 59 、495-533 頁、エルセビアー(Elsevier)1994
に開示されており、これらの開示が参考として含まれ
る。
【0008】関連して本発明が使用し得るパルプ漂白方
法に関して、例えば、“ケミカルパルプおよびメカニカ
ルパルプに関する漂白技術" 、ミラー・フリーマン社、
1991 が参考にし得る。このような漂白操作の例は、塩
素、二酸化塩素、酸素、オゾン、過酸化物、例えば、過
酸化水素、過酢酸、その他の酸化性の酸、酵素、(金
属)錯生成剤、例えば、EDTA、DTPA、およびそ
の他のそれ自体知られている漂白薬品の如き漂白薬品の
一種以上によるパルプの処理、そしてまた金属陽イオン
が漂白処理および/または洗浄処理の前、その間または
その後にプロセス液に計画的に添加される漂白順序を含
む漂白である。
【0009】電気透析および同様の方法を開示するその
他の刊行物は、例えば、欧州特許第90115300.7号明細書
および“最新の排水処理における電気透析" 、ディサリ
ネーション(Desalination)、 24 (1978)、 129-139で
あり、その開示が参考として本明細書に含まれる。
【0010】しかしながら、このような従来示唆された
方法はパルプ工場液体、特にパルプ漂白方法からの洗浄
液を処理し、またはクローズドパルプ工場操作に組込む
のに適するとは思われなかった。
【0011】本発明の方法を実施するのに使用し得る装
置の例が添付図面の図1および図2に示される。
【0012】本発明の方法に使用し得る電気化学膜装
置、好適には電気透析スタックが図1に図示される。好
ましい電気透析スタックは、前記スタックの両端に配置
されたアノードとカソードの間に、二つの陽イオン選択
膜(また、陽イオン選択膜につきCSMと称される)お
よび一つの陰イオン選択膜(また、陰イオン選択膜につ
きASMと称される)の反復配列を含み、これらが一緒
に単位電解槽を形成する。CSM膜の夫々の対の間に形
成された流出液供給区画1中に、金属不純物陽イオン
(Mez+)を含む不純な流出液インプット2iが流入
し、そして前記区画から精製流出液2wが更なる使用の
ための再循環のために取り出される。金属陽イオン3が
CSM4を通って、CSM4とカソード側の隣接単位電
解槽の隣接ASM6の間に形成された金属塩区画5へ
の、アノードとカソードの間に維持された電流による輸
送により流出液供給区画1から除去される。単位電解槽
のASM6および隣接CSM7はそれらの間に代替陽イ
オン区画と称される区画8を形成し、この中に代替陽イ
オンを含む溶液9i、その図に示された例では酸Hn A
(式中、nは陰イオンAの原子価である)が供給され、
そしてそれから枯渇された酸溶液9wが取り出される。
代替陽イオン、この場合にはプロトンがCSM7を通っ
て流出液供給区画1に流入し、そして金属イオンを置換
し、これらの金属イオンがCSM4を通って金属塩区画
5に流入する。陰イオンA- はASM6を通過し(矢印
12)、そして隣接区画5中で金属イオン3と一緒に金
属塩溶液を生成し、これが区画5から取り出される(矢
印13w)。取り出された金属塩溶液13wは循環して
戻されて同電解槽中で金属塩区画5に添加でき(矢印1
3i)、または必要により水による希釈後に、直列に連
結された電解槽に添加し得る。更に、別法によれば、陽
イオン選択膜7は、例えば、ポリエチレンの如きポリオ
レフィンの非イオン選択多孔質ポリマー膜で置換し得
る。
【0013】図2はパルプ工場からの漂白洗浄流出液を
処理するための本発明の使用を示すフローシートの例で
ある。パルプ201が漂白塔の如き漂白プラント202
に供給され、そこから洗浄フィルター203に供給さ
れ、そこから漂白パルプが取り出される(矢印20
4)。洗浄水流出液が繊維および粒子を除去するための
フィルター205に供給され、次いで、例えば、図1に
示された型の電気透析(ED)スタック装置を含む好ま
しい電気透析プラント206に供給される。陽イオンを
含む液体、例えば、硫酸、塩酸等の如き酸が供給源20
7からプラント206に代替陽イオン源として供給さ
れ、これらが不純な流出液中の陽イオンを置換し、これ
らがED装置中で除去されるべきである。また、アノー
ド液およびカソード液が、図示されていない供給源から
ED装置に供給され、または、特に代替陽イオン源が酸
である場合、それが前記目的のために使用され得る。濃
縮された金属塩溶液208が装置206から取り出さ
れ、そして再使用または廃棄され得る。電気透析による
処理後の流出液が精製洗浄水209として取り出され、
そして漂白プロセスにおいて再循環され(矢印21
0)、パルプ工場のその他の部分における使用またはそ
の他の目的のために取り出され(矢印211)、或いは
陰イオン、特にパルプから生成されたこのような陰イオ
ンのひどい蓄積を防止するために部分的にブリードオフ
される(212)。漂白プロセスで再循環される精製流
出液は、必要により、例えば、精製流出液へのNaOH
の如き塩基、または酸の添加(213)によりpH調節
にかけられてもよい。例えば、漂白処理にかけられるパ
ルプとともに漂白プラント202への流出液の再循環お
よび/または漂白されたパルプの洗浄203への流出液
の再循環を行い得る。また、再循環流出液は、矢印21
4で図に示されるように、添加剤、例えば、漂白プロセ
ス薬品、例えば、上記の薬品、例えば、錯生成剤、およ
び新鮮な水を補充または補給され得る。
【0014】本発明の通常好ましい実施態様(これは図
1に開示された装置で例示し得る)によれば、本発明の
方法は、流出液が少なくとも三つのイオン透過膜を含む
単位電解槽を含む装置中で精製され、これらの膜が、単
位電解槽のカソード側からアノード側に向かう方向で数
えて、第一の陽イオン選択膜、第二のイオン透過膜(こ
れは陽イオン選択膜または、好ましくはポリオレフィ
ン、特にポリエチレンの非イオン選択多孔質ポリマー膜
である)、および第三の陰イオン選択膜を含み、流出液
供給区画が前記膜の第一膜と第二膜の間に形成され、そ
して代替陽イオン区画とも称される更に別の区画が前記
膜の第二膜と第三膜の間に形成されることを特徴とす
る。その代替陽イオン区画に、陽イオンを含む溶液が供
給され、これらの陽イオンが流出液供給区画中で流出液
から除去された金属不純物陽イオンの代替物として第二
膜中に電流により輸送される。前記代替陽イオンは金属
陽イオン、例えば、アルカリ金属陽イオン、例えば、ナ
トリウム陽イオン、および、特にプロトン(水素陽イオ
ン、ヒドロニウムイオン)、例えば、有機または無機の
酸、例えば、塩酸または硫酸から誘導されたプロトンで
あってもよい。電荷の当量のために、相当する量の陰イ
オン(陰イオン均等物)が代替陽イオン区画から前記の
第三の陰イオン選択膜を通って電流により輸送される。
前記陰イオンは、図1に示された実施態様において、前
記陰イオン選択膜と、この陰イオン選択膜に隣接する
(アノード側の)単位電解槽の隣接陽イオン選択膜(第
一膜)の間に形成された区画に輸送され、その区画から
不純物金属イオンおよび前記陰イオンにより生成された
金属塩溶液が取り出される。
【0015】本発明の方法は上記の三つの膜の組のみを
含む単位電解槽を含む装置を使用することに限定されな
い。こうして、更に別の膜がこれらの三つの膜と一緒
に、またはこれらの三つの膜の代替物として含まれても
よいが、通常、流出液から不純物陽イオンを除去するた
めの陽イオン選択膜が流出液供給区画のカソード側にあ
る。上記の膜の代替物として、または上記の膜と一緒に
使用し得るこのような膜は1価の陽イオン選択膜および
多価の陽イオン選択膜を含んでいてもよい。
【0016】また、本発明の方法は、流出液が供給され
る流出液供給区画が陽イオン交換材料、例えば、有機ポ
リマー材料(これは好ましい電気透析方法、例えば、流
出液からの金属不純物陽イオンの除去の程度および/ま
たは速度を改良する)で少なくとも部分的に、例えば、
その容積の少なくとも50%まで、または必要により完
全に充填されている電解槽を使用することにより改良し
得る。イオン交換材料を再生するための電気透析の使用
が、“イオン交換樹脂の流出液を含まない再生”という
標題の文献においてエイチ・ストラスマン(H.Strathma
nn)およびケイ・コック(K.Kock)により説明されてお
り、その開示が参考として本明細書に含まれる。
【0017】また、本発明の電気化学方法の操作は、電
気化学槽の電極の極性を周期的に反転し(即ち、アノー
ドをカソードにし、またその逆)、同時に流出液供給区
画の両端にある隣接する区画中の金属不純物塩溶液の流
路および代替陽イオン溶液の流路をシフト(互換)する
ことにより改良し得る。このようにして、膜の洗浄効果
が得られ、しかも電流の方向が逆にされる時に膜上の有
機材料の付着物を除去し得る。
【0018】また、本発明の方法は、好適な濃縮方法、
例えば、逆浸透そして特に流出液中の水の一部の蒸発に
より、流出液を電気化学処理にかける前に、流出液に対
し濃縮処理を行うことにより改良し得る。容積の減少は
最初の容積のせいぜい約60%、更に好適にはせいぜい
約40%、好ましくはせいぜい約20%、または最も好
ましくは約10%の残存容積まで行われてもよく、それ
に応じて溶解物質、特に金属イオンの濃度が増大する。
流出液中の金属イオンの増大された濃度は、例えば、電
気化学方法において電流密度を増大することを可能にし
得る。
【0019】電気化学方法において流出液から除去され
た金属塩の溶液は、特に廃棄または回収のために金属化
合物を沈殿させるための更なる処理にかけられてもよ
い。このような処理として、水酸化物、炭酸塩および硫
化物からなる群から選ばれた少なくとも一種の材料を含
む材料による処理が挙げられる。好ましくはパルププロ
セスからの生成物、例えば、緑液、白液、固体アルカリ
スラッジ、緑液スラッジ、石灰泥または取り出された塩
溶液中の金属の沈殿を生じ得るその他の固体もしくは液
体の生成物が前記目的を解決するために使用される。
【0020】本発明は、例えば、オゾン漂白の場合のよ
うに、金属を除去するために酸性にされた洗浄水を処理
するのに有利に使用し得る。このような方法がクローズ
ドである場合、酸陰イオン、通常硫酸塩の含量があまり
に高いと、パルプ工場操作で問題が生じるであろう。本
発明の方法により、酸洗浄水流出液が金属イオンから精
製され、そしてパルプからの金属イオンの除去のために
再循環し得る。また、本発明の方法は、錯生成剤、例え
ば、EDTA、DTPAそして基本的にはパルプを処理
するのに使用される全ての種類のこのような錯生成剤に
よる前処理を含む漂白方法とともに使用するのに非常に
適している。こうしてまた、金属イオンの除去が普通使
用される錯生成剤、例えば、DTPAおよびEDTAの
存在下で行うことができ、それから金属イオンが、電気
透析槽から取り出された精製流出液中に残っている錯生
成剤により本発明の方法により有効に分離し得る。
【0021】酸流出液は、例えば、下記の組成:0−
2.5g/lのNa+ 、0−2g/lのCl- 、0−
0.5g/lのClO3 -、並びに、その他の陰イオン、
例えば、SO4 2- を有していてもよい。アルカリ流出液
は、例えば、下記の組成:0−5g/lのNa+ 、0−
2g/lのCl- 、0−0.5g/lのClO3 -、並び
にその他の陰イオン、例えば、OH- 、HCO3 -、CO
3 2- およびSO4 2- を有していてもよい。その他に、1
重量%未満の多数の金属イオン、陽イオン、例えば、C
a、Fe、Mg、P、Si、Mn、Zn、Moが存在し
ていてもよい。
【0022】本発明は上記の実施態様に限定されない。
詳細な説明および特許請求の範囲中に示された%および
部の数値は、特にことわらない限り、全て重量基準であ
る。
【0023】
【実施例】一連の試験実験を、夫々アノード液およびカ
ソード液を受け取るアノード区画およびカソード区画に
より両端で囲まれた、試験流出液を受け取るための中央
区画に二つの膜により分けられたミクロフロー電解槽を
含む試験電解槽配置中で行った。膜配置は、流出液を受
け取るための中央電解槽区画のカソード側の陽イオン選
択膜(ナフィオン324(登録商標))、およびこの区画のア
ノード側の同陽イオン選択膜または多孔質ポリエチレン
セパレーターであった。使用した流出液は、クラフト工
場プロセスからのD(二酸化塩素)、もしくはE(アル
カリ水酸化物)漂白プロセス洗浄水、または容積を洗浄
水流出液の最初の容積の10%まで減少するために蒸発
された3部のこのようなDと1部のこのようなE洗浄水
の混合物、またはQ(錯生成剤)漂白洗浄水を含むパル
プ漂白操作からの流出液であった。0.5Mの硫酸をア
ノード液およびカソード液として使用した。電解槽区画
の夫々中の約600ml/ 分の一様な流れを試験期間中
に維持した。合計仕込み量q(単位:kAs/l)にお
けるNa、Mg、Ca、Mn、ZnおよびBaの金属陽
イオンの含量(単位:mg/l) の開始値および終了
値、夫々の実験における夫々のイオン種のイオン濃度の
減少(単位:%)および使用した電流密度cd(単位:
kA/平方メートル)を下記の表1に記載する。表中、
前記試験で得られた典型的な結果を実施例として示す。
これらの試験において、下記の流出液1〜4を使用し
た。
【0024】1.針葉樹クラフトパルプの漂白からのD
(二酸化塩素)(D0)漂白プロセス洗浄水。
【0025】2.針葉樹クラフトパルプの漂白からのE
(アルカリ水酸化物)(E1)漂白プロセス洗浄水。
【0026】3.10%の残留容積が残るまで蒸発され
た広葉樹クラフトパルプの漂白からのD3部とE1部漂
白プロセス洗浄水の混合物。
【0027】4.金属イオン錯生成剤、特にEDTAお
よびDTPAを使用する広葉樹クラフトパルプの実験漂
白中に生じたQ濾液 流出液1および4につき、二つの陽イオン選択膜(CS
M)を備えた中央電解槽区画実施態様、また流出液2お
よび3につき、陽イオン選択膜(CSM)および多孔質
ポリエチレン膜(POR)を使用する実施態様を、下記
の表1に示されるように使用した。流出液1〜4の電気
透析試験結果を表1に示す。
【0028】
【表1】 表中の試験結果は、非常に満足な結果が得られることを
示し、これらがパルプ製造方法のかなりの改良およびそ
れに関連する水の保存、並びに貴重な成分の有効な使用
および回収および不良材料の廃棄を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法に使用し得る電気化学膜装置で
ある。
【図2】 パルプ工場からの漂白洗浄流出液を処理する
ための本発明の使用を示すフローシートの例である。
【符号の説明】
1:流出液供給区画、2i:不純な流出液インプット、
2w:精製流出液、3:金属陽イオン、4、7:陽イオ
ン選択膜、5:金属塩区画、6:陰イオン選択膜、8:
代替陽イオン区画、9i:代替陽イオンを含む溶液、9
w:枯渇された溶液、11:プロトン移動方向、12:
陰イオン移動方向、13i:戻された金属塩溶液、13
w:取り出された金属塩溶液、201:パルプ、20
2:漂白プラント、203:洗浄フィルター、204:
漂白パルプ、205:フィルター、206:電気透析プ
ラント、207:代替陽イオン供給源、208:濃縮さ
れた金属塩溶液、209:精製洗浄水、210:再循環
される精製洗浄水、211:パルプ工場の他の部分で使
用される精製洗浄水、212:ブリードオフ処理、21
3:塩基または酸、214:添加剤。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性プロセス流出液を金属不純物陽イオ
    ンから精製するセルロース原料からのパルプの製造方法
    であって、流出液を、単位電解槽を含む電気化学膜装置
    中で電気化学膜処理により精製し、電流が前記電解槽の
    アノード側とカソード側の間に通され、前記電解槽が少
    なくとも二つのイオン透過膜を含み、それらの間に少な
    くとも一つの流出液区画を形成し、前記電解槽が、電解
    槽のカソード側からアノード側に向かう方向で数えて、
    第一陽イオン選択膜および第二イオン透過膜を含み、前
    記第二膜が陽イオン選択膜または非イオン選択多孔質ポ
    リマー膜であり、流出液供給区画が前記第一膜と前記第
    二膜の間に形成され、前記方法が、流出液を前記電解槽
    中の流出液供給区画に供給し、この区画のカソード側の
    陽イオン選択膜に通して流出液から金属不純物陽イオン
    を電流により除去することで流出液を精製し、精製流出
    液を前記区画から取り出し、そして陽イオンを含む溶液
    を流出液供給区画のアノード側に形成された区画に供給
    し、陽イオンを流出液供給区画中で流出液から除去され
    た金属不純物陽イオンの代替物として第二膜中に電流に
    より輸送する工程を含むことを特徴とするパルプの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 前記精製流出液をパルプ工場へ再循環さ
    せることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 単位電解槽が少なくとも三つのイオン透
    過膜を含み、これらが、電解槽のカソード側からアノー
    ド側に向かう方向で数えて、第一の陽イオン選択膜、第
    二のイオン透過膜および第三の陰イオン選択膜を含み、
    前記第二のイオン透過膜は陽イオン選択膜または非イオ
    ン選択多孔質ポリマー膜であり、流出液供給区画が前記
    第一膜と前記第二膜の間に形成され、そして代替陽イオ
    ン区画が前記膜の第二膜と第三膜の間に形成され、代替
    陽イオン区画の中に陽イオンを含む溶液が供給され、こ
    れらの陽イオンが流出液供給区画中で流出液から除去さ
    れた金属不純物陽イオンの代替物として第二膜中に電流
    により輸送され、そして相当する量の陰イオンが代替陽
    イオン区画から前記第三の陰イオン選択膜中に電流によ
    り輸送されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 代替陽イオンが、酸溶液から供給された
    プロトンまたは水溶液中のアルカリ金属イオンであり、
    これが流出液供給区画のアノード側に隣接する代替陽イ
    オン区画に供給されることを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 電気化学膜処理が、イオン透過膜の反復
    配列により形成されかつスタックの両端に夫々配置され
    たアノードおよびカソードを備えた電気透析単位電解槽
    のスタックを含む電気透析スタック装置中で行われ、ア
    ノードとカソードの間で電流が単位電解槽中に通され、
    金属不純物塩溶液が一つの単位電解槽中の第三の陰イオ
    ン選択膜と、この陰イオン選択膜に隣接する単位電解槽
    中の第一の陽イオン選択膜の間に形成された金属不純物
    塩区画から取り出されることを特徴とする請求項3に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 流出液が供給される流出液供給区画が、
    陽イオン交換材料で少なくとも部分的に充填されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 電気化学電解槽の電極の極性を周期的に
    反転させるのと同時に、流出液供給区画に隣接し、その
    両側にある区画中の金属不純物塩溶液の流路および代替
    陽イオン溶液の流路をシフトすることを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 流出液が金属イオンを含み、かつ二酸化
    塩素、過酸化水素、オゾン、過酢酸、その他の酸化剤、
    錯生成剤および酵素の少なくとも一種の使用に基くパル
    プ漂白処理および洗浄処理、または金属塩が漂白順序で
    添加される漂白順序から選択されることを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 流出液の容積を濃縮処理により最初の容
    積の約60%に減少させるために、流出液を電気化学膜
    処理にかける前に、流出液を濃縮処理にかけることを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 電気化学装置から取り出された金属不
    純物塩溶液が、電気化学装置中で供給された流出液から
    除去された金属不純物イオンを沈殿させ、分離するため
    に、水酸化物、炭酸塩、硫化物およびパルプ工場プロセ
    スからの固体または液体の生成物からなる群から選ばれ
    た少なくとも一種の材料を含む材料で処理されることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
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