JPH08242982A - 冷凍・冷蔵ショーケース - Google Patents

冷凍・冷蔵ショーケース

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JPH08242982A
JPH08242982A JP7048641A JP4864195A JPH08242982A JP H08242982 A JPH08242982 A JP H08242982A JP 7048641 A JP7048641 A JP 7048641A JP 4864195 A JP4864195 A JP 4864195A JP H08242982 A JPH08242982 A JP H08242982A
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洋一 甘利
Tsutomu Tanaka
努 田中
Yuki Ozeki
友樹 大関
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 冷却されている商品を取り扱う冷凍・冷蔵
ショーケースにおいて、冷却する必要がない商品を冷却
スペース以外の場所に陳列することができる冷凍・冷蔵
ショーケースを提供する。 【構 成】 冷凍・冷蔵ショーケース(1)の内部に
は、冷蔵商品を収納する貯蔵室(17)が設けられてい
る。この貯蔵室の天井部(8)の上面は商品(S)を載
置する天板(33)で構成され、一方、貯蔵室の天井部
の前面は前面パネル(43)で構成されている。そし
て、天板の前端部と前面パネルの後端部には各々孔(3
6,46)が形成されている。この天板および前面パネ
ルの孔に落下防止部材(51)の脚部(52)が着脱自
在に挿入されて、落下防止部材が貯蔵室の天井部の前端
部の上方に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前面に商品収納および
取り出し用開口を具備するとともに、内部に商品を収納
する貯蔵室を備えた冷凍・冷蔵ショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の冷凍・冷蔵ショーケースす
なわち冷凍ショーケース、冷蔵ショーケースまたは冷凍
兼冷蔵ショーケースは、たとえば実公平3−41257
号公報(F25D11/00)などに記載されている。
この様な従来の冷凍・冷蔵ショーケースを図6および図
7を用いて説明する。
【0003】図6は従来の冷凍・冷蔵ショーケースの斜
視図である。図7は図6の横断面図である。
【0004】図6および図7において、冷凍・冷蔵ショ
ーケースとしてのオープン冷蔵ショーケース1の前面に
は商品収納および取り出し用開口2が形成され、また、
その下部には冷凍サイクルを構成する冷媒圧縮機(図示
しない)などが設けられている機械室3が配置されてい
る。そして、ショーケース1の天井部8、後壁9およ
び、機械室3との隔壁である底壁10は、発泡合成樹脂
たとえば硬質の発泡ポリウレタンなどからなる断熱材1
1などで構成されている。
【0005】この断熱材11の内面より適当な間隔を有
して、塗装鋼板やステンレスなどの錆びない金属板から
なる区画天板13、区画壁板14および区画床板15が
配設されている。これら区画天板13、区画壁板14お
よび区画床板15と断熱材11との間の空間が冷気流路
16となる。そして、区画天板13、区画壁板14およ
び区画床板15で囲まれた貯蔵室としての陳列室17に
は、複数枚の商品陳列棚18が上下に多段に設けられ
る。陳列室17の上部および商品陳列棚18の下面に
は、蛍光灯19が取り付けられて陳列室17内を照明し
ている。
【0006】また、冷気流路16には、送風機20およ
び冷却器21が配置されている。そして、冷気流路16
は区画天板13の前側に形成された冷気吐出口23に達
している。
【0007】そして、この送風機20が回転すると、冷
気流路16内の空気は矢印方向に送風されて強制循環す
る。すなわち、送風機20から送風される空気は、冷却
器21に移動し冷却され、上昇して冷気吐出口23から
陳列室17内に吐出する。そして、冷気吐出口23から
吹き出した冷気は、陳列室17の前面すなわち商品収納
および取り出し用開口2においてエアーカーテンを形成
するとともに陳列室17内を冷却する。この陳列室17
内を冷却した空気は区画床板15の前側に形成された吸
い込み口24から吸い込まれて送風機20に戻ってく
る。
【0008】オープン冷蔵ショーケース1においては、
このようにして冷却されている陳列室17の商品陳列棚
18に冷蔵品を陳列している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、オープ
ン冷蔵ショーケース1の取扱商品は冷蔵品であり、陳列
室17以外の冷却されていない場所たとえば天井部8の
上面は商品を陳列する構造とはなっていない。したがっ
て、図7に図示するように、天井部8の上面に商品Sを
載置すると、商品Sが落下することがある。一方、陳列
室17に陳列されている商品に関連する商品Sたとえば
陳列室17に肉類が陳列されている場合には焼肉のタレ
などを陳列したいという要望があり、この関連商品が貯
蔵室である陳列室17に陳列されていることがある。と
ころで、関連商品は冷蔵する必要がない場合がある。そ
こで、貯蔵室である陳列室17の陳列スペースを有効に
利用するために、陳列室17以外の場所にこれら関連商
品Sを載置できる構造とすることが望まれている。
【0010】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、冷却されている商品を取り扱う冷凍・冷蔵
ショーケースにおいて、冷却する必要がない商品を冷却
スペース以外の場所に陳列することができる冷凍・冷蔵
ショーケースを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の冷凍・冷蔵ショーケース(1)では、貯蔵
室(17)の天井部(8)の前端部の上面には孔(3
6,46)が形成されている。そして、この天井部の孔
に落下防止部材(51)の脚部(52)が着脱自在に挿
入されて、落下防止部材が前記貯蔵室の天井部の前端部
の上方に配設されている。
【0012】また、貯蔵室の天井部の上面は商品(S)
を載置する天板(33)で構成され、一方、貯蔵室の天
井部の前面は前面パネル(43)で構成されている。そ
して、天板の前端部と前面パネルの後端部とは上下方向
に間隔を有して重なっている部分が有り、前記天板の前
端部における前記前面パネルが重なっている部分には孔
が形成され、また、前記前面パネルにも、前記天板の孔
に対向する位置に孔が形成されている。この上下一対の
孔に、落下防止部材の脚部が着脱自在に挿入されている
ことが好ましい。
【0013】さらに、天板の前端部には前記前面パネル
の後端部の下方に間隔を有して重なっている部分が有
り、前記天板の前端部における前記前面パネルが重なっ
ている部分の前端は下方に折れ曲がって係合部(56)
が形成されており、また、前記前面パネルには、前記天
板の係合部の上方に孔が形成されている場合がある。そ
して、落下防止部材の脚部が前面パネルの孔に着脱自在
に挿入され、かつ脚部の下端部が前記天板の係合部に係
合している。
【0014】また、落下防止部材の脚部が、落下防止部
材の使用時に前記孔に挿入されている挿入部(52b)
と、この挿入部の上端から前方に突出している転倒防止
部(52a)とを具備していることが好ましい。
【0015】
【作 用】冷凍・冷蔵ショーケースの貯蔵室には冷凍
品または冷蔵品を陳列している。この冷凍・冷蔵品に関
連する商品などを陳列したい場合には、冷凍・冷蔵ショ
ーケースの天井部の孔に、落下防止部材の脚部を挿入し
て、天井部の前端部の上方に落下防止部材を設ける。そ
して、天井部の上面に関連商品などを陳列する。一方、
関連商品などを陳列する必要がない場合には、落下防止
部材を天井部から外しておく。
【0016】また、落下防止部材の脚部は、その上部お
よび下部が天板の前端部の孔および前面パネルの孔に支
持されているので、二点支持となり落下防止部材の脚部
が安定して支持される。
【0017】さらに、天板の前端部に下方に折れ曲がっ
ている係合部が形成されている場合には、落下防止部材
の下部は天板の係合部により支持される。
【0018】また、落下防止部材の脚部が、前記孔に挿
入される挿入部と、この挿入部の上端から前方に突出す
る転倒防止部とを具備している場合には、落下防止部材
が前側に転倒することを落下防止部材の脚部の転倒防止
部が阻止する。
【0019】
【実 施 例】次に、本発明における冷凍・冷蔵ショー
ケースの第1実施例について図1および図2を用いて説
明する。図1は本発明の冷凍・冷蔵ショーケースの第1
実施例における天井部の斜視図である。図2は図1の要
部拡大断面図である。
【0020】なお、この第1実施例の説明において、前
記図6および図7に図示する従来例の構成要素に対応す
る構成要素には同一符号を付して、その詳細な説明は省
略する。
【0021】図1および図2において、冷凍・冷蔵ショ
ーケースとしてのオープン冷蔵ショーケース1の天井部
8には、前述した断熱材11の下方に冷気流路16が形
成され、一方、断熱材11の上方には樹脂やベニヤなど
で構成された荷重受けスペーサー31を介して天板33
が固定されている。スペーサー31は断熱材11の上面
全体には載置されておらず、部分的に配置されている。
そして、スペーサー31間の隙間は、電線などの配線ス
ペースとなっている。
【0022】鉄板などの金属板からなる天板33の前端
部は一旦下方に略垂直に折り曲げられて垂直部34が形
成され、この垂直部34の下端で再度前側に略水平に折
り曲げられて水平部35が形成されている。この水平部
35には丸い孔36が形成されている。
【0023】また、オープン冷蔵ショーケース1の天井
部8の前端部においては、断熱材11に図示しない取り
付けブラケットが前方に突出して設けられている。この
取り付けブラケットの下部には、反射板41が固定され
ており、この反射板41の下方に光源である蛍光灯19
が配設されている。一方、取り付けブラケットの上部
に、天板33の水平部35がビス止めなどにより固定さ
れている。そして、天井部8の前面を覆う前面パネル4
3が取り付けブラケットや反射板41に適宜手段により
着脱自在に取り付けられている。この前面パネル43の
下部は反射板41の前面を覆っている。一方、前面パネ
ル43の上部は、天板33の上面と略面一になる水平部
44が形成されており、この水平部44の後端は略垂直
に折り曲げられて、天板33の垂直部34に当接する垂
直部45が形成されている。そして、前面パネル43の
水平部44には、丸い孔46が形成されている。この孔
46は、天板33の孔36と略同じ形状をしているとと
もに、対向して配置されている。この様にして、天井部
8は断熱材11、天板33、前面パネル43および反射
板41などで構成されている。
【0024】そして、天井部8の前端部の上方に左右に
わたって設けられるワイヤーガード51は、商品を支持
する商品支持部51aと、この商品支持部51aから下
方に突出して設けられている複数本の丸い棒状の脚部5
2とからなっている。この脚部52を対応する前面パネ
ル43の孔46および天板33の孔36に挿入すること
により、ワイヤーガード51は天井部8に着脱自在に取
り付けられている。
【0025】このように構成されたオープン冷蔵ショー
ケース1において、貯蔵室である陳列室17に陳列され
ている冷蔵品に対応した関連商品Sを天井部8の上面に
陳列する場合には、商品Sの落下を防止する落下防止部
材であるワイヤーガード51を天井部8に取り付け、関
連商品Sの落下を防止する。一方、天井部8の上面に物
を載置しない場合には、ワイヤーガード51を天井部8
から外しておくことができる。この場合には、天井部8
の上面に突出するものがなく、ワイヤーガード51を取
り付ける部材が目障りとなることはない。
【0026】また、前面パネル43、反射板41および
断熱材11などで囲まれた空間には、電装品が配置され
ており、この電装品のメンテナンスのために前面パネル
43は前述のように着脱自在に構成されている。したが
って、前面パネル43の後端部が、完全に固定されずに
不安定なことがある。しかしながら、ワイヤーガード5
1の脚部52が前面パネル43の孔46と天板33の孔
36に挿入されており、この脚部52により前面パネル
43の後端部は天板33の前端部と係合することができ
るので、前面パネル43の後端部のガタつきを防止する
ことができる。
【0027】次に、本発明における冷凍・冷蔵ショーケ
ースの第2実施例について図3を用いて説明する。図3
は本発明の冷凍・冷蔵ショーケースの第2実施例の要部
拡大断面図である。なお、この第2実施例の説明におい
て、従来例および第1実施例の構成要素に対応する構成
要素には同一符号を付して、その詳細な説明は省略す
る。
【0028】この第2実施例の天板33の前端部は、第
1実施例の天板33の前端部と構造が相違している。図
3において、天板33の水平部35は、その前端が再度
下方に略垂直に折り曲げられて係合部56が左右方向に
細長く形成されている。この係合部56の前面は前面パ
ネル43の孔46の下方に位置している。なお、第1実
施例の孔36は第2実施例においては形成されていな
い。そして、ワイヤーガード51を使用する際には、ワ
イヤーガード51の脚部52を前面パネル43の孔46
に挿入し、脚部52の下部を天板33の係合部56の前
面に当接して係合させる。
【0029】第2実施例では、天板33の水平部35に
は孔36などの開口が形成されておらず、しかも天板3
3の水平部35および係合部56により角部が形成され
ているので、強度が向上する。また、第1実施例では天
板33の水平部35に対応して前面パネル43の孔46
を形成する必要があるが、第2実施例では天板33の係
合部56が左右方向に細長く配設されることができるの
で、前面パネル43の孔46の左右方向の位置は適宜変
更することができ、製造が容易となる。
【0030】次に、本発明における冷凍・冷蔵ショーケ
ースの第3実施例について図4および図5を用いて説明
する。図4は本発明の冷凍・冷蔵ショーケースの第3実
施例の要部拡大断面図である。図5は図4のワイヤーガ
ードが転倒した状態の要部拡大断面図である。なお、こ
の第3実施例の説明において、従来例、第1実施例およ
び第2実施例の構成要素に対応する構成要素には同一符
号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0031】第3実施例においても、ワイヤーガード5
1は商品支持部51aと、脚部52とからなっている。
しかしながら、この第3実施例においては、脚部52は
L字状に折り曲げられて、商品支持部51aの下端から
奥側に略水平に突出する水平部52aと、この水平部5
2aの奥側端部から略垂直に折り曲げられている挿入部
52bとからなっている。
【0032】そして、ワイヤーガード51を使用する際
には、図4に図示するように、脚部52の挿入部52b
を前面パネル43の孔46に挿入し、脚部52の水平部
52aを前面パネル43の水平部44の上面に当接させ
る。したがって、ワイヤーガード51が前側に転倒する
ことは、脚部52の転倒防止部である水平部52aによ
り阻止される。
【0033】一方、ワイヤーガード51を使用しない場
合には、脚部52を前面パネル43の孔46から引き抜
いて、他の場所にワイヤーガード51を片づけることが
できるとともに、図5に図示するように、ワイヤーガー
ド51を後側に転倒して、脚部52の水平部52aを前
面パネル43の孔46に挿入することもできる。このよ
うにワイヤーガード51を転倒すると、ワイヤーガード
51の商品支持部51aは天板33の上面に載置され、
天板33の上方にはあまり突出しないので目障りとなる
ことがない。また、ワイヤーガード51を他の場所に収
納する手間を省くことができる。
【0034】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変
更を行うことが可能である。本発明の変更実施例を下記
に例示する。 (1)ワイヤーガード51などの落下防止部材は、天井
部8の左右方向の略全長にわたって細長く設けられてい
る。この落下防止部材は、天井部8の左右方向の長さと
略同じ長さを有する一個の落下防止部材で構成すること
も可能であるし、短く分割して構成することも可能であ
る。
【0035】(2)実施例においては、落下防止部材は
ワイヤーガード51で構成されているが、板状の部材で
構成することも可能である。また、実施例においては、
落下防止部材の脚部52の断面形状は円形であるが、他
の形状たとえば角柱などで形成することも可能である。
なお、それに対応して、天板33の孔36および前面パ
ネル43の孔46の形状も変更する必要がある。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、冷凍・冷蔵ショーケー
スの貯蔵室の天井部の前端部には孔が形成されており、
この天井部の孔に落下防止部材の脚部が着脱自在に挿入
されて、落下防止部材が前記貯蔵室の天井部の前端部の
上方に配設されている。したがって、冷凍・冷蔵ショー
ケースの取扱商品である冷凍・冷蔵品は貯蔵室に陳列す
ることができ、この陳列された冷凍・冷蔵品に関連した
商品などを冷凍・冷蔵ショーケースの天井部の上面に、
落下防止部材で落下を防止して安全に陳列することがで
きる。その結果、冷凍・冷蔵ショーケースにおいて、取
扱商品である冷凍・冷蔵品とともに関連商品なども安全
に陳列することができる。
【0037】また、関連商品などを天井部に載置しない
場合には、落下防止部材を取り外すことができる。しか
も、取り外しても天井部には孔が形成されているだけで
あるので、落下防止部材を取り付ける金具などが天井部
の上面から突出するようなことはない。したがって、落
下防止部材を使用しない場合にも、冷凍・冷蔵ショーケ
ースの上面に取り付け金具などが突出して目障りとなる
ことを防止することができる。
【0038】そして、落下防止部材の脚部は、その上部
および下部が天板の前端部の孔および前面パネルの孔に
支持されている場合には、二点支持となり落下防止部材
の脚部が安定して支持される。また、これらの孔は、冷
凍・冷蔵ショーケースに一般的に配設されている天井部
および前面パネルに形成されているので、孔を形成する
ために別途部材を設ける必要がない。その結果、部品点
数および取り付け工数が増大することがなく、コストが
減少する。
【0039】さらに、天板に係合部が形成されている場
合には、天板には孔が形成されず、かつ折れ曲がりによ
り角部が形成されるので、天板の強度が向上する。ま
た、天板に孔を形成する場合には、前面パネルの孔を天
板の孔に合わせて形成する必要があるが、天板に係合部
を形成した場合には、前面パネルの孔は左右方向には適
宜自由に形成することができる。その結果、製造が容易
となる。
【0040】また、落下防止部材の脚部が、前記孔に挿
入される挿入部と、この挿入部の上端から前方に突出す
る転倒防止部とを具備している場合には、落下防止部材
の脚部の転倒防止部によって落下防止部材が前側に転倒
することを防止することができる。したがって、落下防
止部材をより安定して設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の冷凍・冷蔵ショーケースの第1
実施例における天井部の斜視図である。
【図2】図2は図1の要部拡大断面図である。
【図3】図3は本発明の冷凍・冷蔵ショーケースの第2
実施例の要部拡大断面図である。
【図4】図4は本発明の冷凍・冷蔵ショーケースの第3
実施例の要部拡大断面図である。
【図5】図5は図4のワイヤーガードが転倒した状態の
要部拡大断面図である。
【図6】図6は従来の冷凍・冷蔵ショーケースの斜視図
である。
【図7】図7は図6の横断面図である。
【符号の説明】
S 商品 1 冷蔵ショーケース 2 商品収納および取り出し用開口 8 天井部 17 陳列室(貯蔵室) 33 天板 36 孔 43 前面パネル 46 孔 51 ワイヤーガード(落下防止部材) 52 脚部 52a 水平部(転倒防止部) 52b 挿入部 56 係合部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に商品収納および取り出し用開口を
    具備するとともに、内部に商品を収納する貯蔵室を備え
    た冷凍・冷蔵ショーケースにおいて、 前記貯蔵室の天井部の前端部の上面には孔が形成され、 前記天井部の上面に載置された商品の落下を防止する落
    下防止部材が、その脚部を前記孔に着脱自在に挿入する
    ことにより、前記貯蔵室の天井部の前端部の上方に配設
    されていることを特徴とする冷凍・冷蔵ショーケース。
  2. 【請求項2】 前面に商品収納および取り出し用開口を
    具備するとともに、内部に商品を収納する貯蔵室を備え
    た冷凍・冷蔵ショーケースにおいて、 前記貯蔵室の天井部の上面は商品を載置する天板で構成
    され、 また、前記貯蔵室の天井部の前面は前面パネルで構成さ
    れ、 前記天板の前端部と前記前面パネルの後端部とは上下方
    向に間隔を有して重なっている部分が有り、 前記天板の前端部における前記前面パネルが重なってい
    る部分には孔が形成され、 また、前記前面パネルにも、前記天板の孔に対向する位
    置に孔が形成されており、 前記天井部の上面に載置された商品の落下を防止する落
    下防止部材が、その脚部を前記天板の孔および前記前面
    パネルの孔に着脱自在に挿入することにより、前記貯蔵
    室の天井部の前端部の上方に配設されていることを特徴
    とする冷凍・冷蔵ショーケース。
  3. 【請求項3】 前面に商品収納および取り出し用開口を
    具備するとともに、内部に商品を収納する貯蔵室を備え
    た冷凍・冷蔵ショーケースにおいて、 前記貯蔵室の天井部の上面は商品を載置する天板で構成
    され、 また、前記貯蔵室の天井部の前面は前面パネルで構成さ
    れ、 前記天板の前端部には前記前面パネルの後端部の下方に
    間隔を有して重なっている部分が有り、 前記天板の前端部における前記前面パネルが重なってい
    る部分の前端は下方に折れ曲がって係合部が形成されて
    おり、 また、前記前面パネルには、前記天板の係合部の上方に
    孔が形成されており、 前記天井部の上面に載置された商品の落下を防止する落
    下防止部材が、その脚部を前記前面パネルの孔に着脱自
    在に挿入し、かつ前記脚部の下端部を前記天板の係合部
    に係合することにより、前記貯蔵室の天井部の前端部の
    上方に配設されていることを特徴とする冷凍・冷蔵ショ
    ーケース。
  4. 【請求項4】 前記落下防止部材の脚部が、前記落下防
    止部材の使用時に前記孔に挿入されている挿入部と、こ
    の挿入部の上端から前方に突出している転倒防止部とを
    具備していることを特徴とする請求項1または3記載の
    冷凍・冷蔵ショーケース。
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