JP7109282B2 - ショーケース - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 販売日 平成30年5月7日 販売先 ローソン洛西口駅北店 京都府向日市寺戸町石田1-1
本発明は、棚板に着脱自在に装着される商品仕切り棒等の棚付属品を保管するための収納室を備えたショーケースに関する。
この種のショーケースは、例えば特許文献1に公知である。特許文献1の冷温蔵用ショーケースでは、最下段の商品陳列棚の前端部下方で、冷気吸込口の後部のデッキ部(陳列室の底部)に、棚フェンスや商品仕切り用ワイヤーなどの棚付属品を収納可能な収納部(収納室)が設けられている。棚付属品は収納部の上部開口からその内部へと収納でき、該上部開口は着脱可能なカバーで閉鎖できる。
特開2007-295992号公報
特許文献1に係るショーケースによれば、棚付属品をデッキ部に設けた収納部に収納できるので、不使用時における棚付属品を店舗のバックヤード等に保管する必要がない。そのため、棚付属品の紛失を防止でき、さらに棚付属品を使用するときには、収納部から取り出せばよいので、棚付属品をバックヤード等に取りに行く手間を省いて、陳列商品の変更に要する時間を短縮できる。しかし、特許文献1のショーケースの収納部は、身長の低い幼小児の手が届きやすいデッキ部の手前寄りに配置されている。そのため、幼小児のいたずらによりカバーが開放されるおそれがあり、さらに収納された棚付属品が取り出されるおそれもある。また、店舗によっては手前側のデッキ部上に商品が陳列されるため、収納部のカバー上にも商品が載置された場合には、棚付属品を収納あるいは取り出すためには、カバー上の商品をその都度移動させる必要がある。
本発明は、棚付属品を収納するための収納室を備えるショーケースにおいて、幼小児による収納室へのいたずらを排除でき、さらに簡便に棚付属品を収納、あるいは取り出すことができるようにすることを目的とする。
本発明は、正面に開口を有する断熱箱体からなる本体ケース1と、本体ケース1で囲まれる庫内を、陳列室3と循環通路4とに区画する内ケース2と、陳列室3に上下多段状に設置される複数の棚板25とを備え、各棚板25が、着脱自在に装着される仕切体51Aにより複数個の領域に区分可能に構成されているショーケースを対象とする。内ケース2は、循環通路4の縦ダクト16を区画する背面板11と、背面板11の下端に連続して循環通路4の下ダクト18を区画する底板13とを備えている。背面板11と底板13とにより規定される内ケース2の入隅部Cに、仕切体51Aを含む棚付属品51を保管するための収納室52が設けられている。背面板11に、複数のダンパー開口46を多段状に設けて、該ダンパー開口46のいずれかひとつに差込み装着される中間ダクト41で、陳列室3の内部が中間ダクト41よりも下側の低温エリアA1と、上側の高温エリアA2とに区分できるように構成する。各棚板25は、本体ケース1の左右に装着される左右一対の棚ブラケット26で支持する。最下段の棚板25を支持する一対の棚ブラケット26のそれぞれに、中間ダクト41の左右端部が載置された状態で中間ダクト41を収納するためのダクト収納レール66を内向きに突設する
入隅部Cに臨む背面板11に、陳列室3と縦ダクト16とを連通する一群の冷気供給孔33が形成されている。入隅部Cに、一群の冷気供給孔33を介して縦ダクト16から陳列室3へ供給された冷気を、最下段の棚板25Bへ向かって案内する冷気ガイド34が設けられている。冷気ガイド34に収納室52を区画形成することができる。
冷気ガイド34は、冷気を最下段の棚板25Bへ向かって案内するガイド壁35を備える。ガイド壁35に、収納室52を区画する収納凹部53を下向きに凹み形成し、該収納凹部53の上面開口に、平板状の蓋体54を開閉自在に設けることができる。
ガイド壁35は、前側に向かって下り傾斜する平板状に形成されて、該ガイド壁35の後端が背面板11に連結される。ガイド壁35の前端の高さ位置は、最下段の棚板25Bの後端上面の高さ位置と同じか、これより高い位置に設けることが好ましい。
陳列室3に設置される各棚板25は、それぞれ前後寸法が共通する同一構造の棚板25で構成する。最下段の棚板25B(25)の前端を、残る他の棚板25A(25)の前端よりも前側にせり出すように各棚板25を設置する形態を採ることができる。
本発明に係るショーケースにおいては、棚付属品51を保管するための収納室52を、背面板11と底板13とにより規定される内ケース2の入隅部Cに設けた。この入隅部Cは陳列室3の下側奥部に位置しており、正面から最も離れた箇所であり幼小児の手は届きにくく、従って当該入隅部Cに収納室52を設けることで、幼小児によるいたずらを効果的に排除することができる。また、入隅部Cは購買者の目に留まりにくく、本来的に商品陳列箇所ではないため、当該入隅部Cに収納室52を設けることで、商品を移動させる必要なく簡便に収納室52へ棚付属品51を収納し、あるいは収納室52から棚付属品51を取り出すことができる。
入隅部Cに、冷気を最下段の棚板25Bへ向かって案内する冷気ガイド34を設けると、入隅部Cに供給された冷気を最下段の棚板25Bの商品周囲へと供給して、同棚板25Bに陳列された商品を適正に冷却することができる。加えて、入隅部Cに設けられる冷気ガイド34に収納室52を区画形成すると、入隅部Cに冷気ガイド34を設置するだけで、入隅部Cに収納室52を設けることができる。これにより、冷気ガイド34と収納室52とを入隅部Cにそれぞれ設置する場合に比べて、ショーケースの構造を簡素化して、製造コストを削減できる。
冷気ガイド34は、冷気を最下段の棚板25Bへ向かって案内するガイド壁35を備え、該ガイド壁35に、収納室52を区画する収納凹部53を下向きに凹み形成した。これによれば、ガイド壁35に収納室52を構成する収納凹部53を一体に形成するので、入隅部Cにおけるショーケースの構造をより簡素化して、製造コストを削減できる。また、収納凹部53の上面開口に、平板状の蓋体54を開閉自在に設けると、収納室52内に保管された棚付属品51等が購買者に目視されることを防ぐことができ、加えて収納室52を目立たなくすることができる。従って収納室52を設けたことに伴って、ショーケースの外観体裁が損なわれることを防ぐことができる。なお、平板状の蓋体54によれば、ガイド壁35の上面で案内される冷気の流れは、蓋体54でほとんど乱されることはなく、最下段の棚板25Bへと冷気をスムーズに案内できる。
冷気供給孔33から陳列室3へ供給された冷気の温度は、陳列室3内の空気の温度よりも低くその分比重が大きいので、冷気は下側に流動しようとする。そこで、本発明では、冷気ガイド34のガイド壁35は、前側に向かって下り傾斜する平板状に形成して、その後端を背面板11に連結した。これによれば、冷気供給孔33から陳列室3に供給された冷気は、前側に向かって下り傾斜するガイド壁35の上面で受止められたのち前側へと案内され、最下段の棚板25Bに陳列された商品へスムーズかつ均一に供給される。また、ガイド壁35の前端の高さ位置を、最下段の棚板25の上面後端の高さ位置と同じか、これより高い位置に設けたので、ガイド壁35で案内した冷気を確実に商品周囲へと供給して、陳列された商品を適正に冷却することができる。加えて、前側に向かって下り傾斜するガイド壁35に収容凹部53が凹み形成されるので、ショーケースの正面側からの収納室52へのアクセスが容易となり、棚付属品51の収納あるいは取り出しを簡便に行うことができる。
陳列室3に設置される各棚板25は、それぞれ前後寸法が共通する同一構造の棚板25で構成し、最下段の棚板25Bの前端が、残る他の棚板25Aの前端よりも前側にせり出すように各棚板25を設置した。これによれば、最下段の棚板25Bを、他の棚板25Aよりも購買者寄りに近づけて、購買者の目に留まりにくい最下段の棚板25Bに陳列された商品を目立たせることができる。また、陳列室3内に設置される棚板25を複数種用意する必要がない分、ショーケースの製造に要するコストを低減できる。
陳列室3の内部は、中間ダクト41で同ダクト41よりも下側の低温エリアA1と、上側の高温エリアA2とに区分できるように構成した。また、各棚板25は、本体ケース1に装着される左右一対の棚ブラケット26で支持し、最下段の棚板25を支持する一対の棚ブラケット26のそれぞれに、中間ダクト41の左右端部が載置された状態で中間ダクト41を収納するためのダクト収納レール66を内向きに突設した。これによれば、陳列室3の内部を低温エリアA1と高温エリアA2とに区分しない状態でショーケースを使用するときに、中間ダクト41をダクト収納レール66に載置して収納しておくことができる。これにより、不使用時の中間ダクト41をバックヤード等に保管する必要がなく、中間ダクト41を使用するときには、手間を要することなくダンパー開口46に中間ダクト41を差込み装着して、陳列室3の内部を低温エリアA1と高温エリアA2とに区分して2温度式のショーケースとして使用することができる。
本発明が適用されたオープンショーケースの要部を示す縦断側面図である。 オープンショーケースの縦断側面図である。 オープンショーケースの下半部の正面図である。 オープンショーケースの下半部の縦断側面図である。 冷気ガイドおよび蓋体を分解した状態を示す縦断側面図である。 固定具を示す縦断正面図であり、図1におけるA-A線断面図である。
(実施例) 図1から図6に、本発明を2温度式のオープンショーケースに適用した実施例を示す。この実施例における前後、左右、上下とは、図1から図3に示す交差矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。図2においてオープンショーケースは、本体ケース1と、本体ケース1の内側に配置される内ケース2とを備えており、本体ケース1で囲まれる庫内が内ケース2で陳列室3と循環通路4に区画されている。本体ケース1は、天壁7、底壁8、後壁9、および左右の側壁10・10を備える、正面が開口する断熱箱体で形成されている。
内ケース2は、本体ケース1の後壁9と正対する背面板11と、背面板11の上端から前向きに伸びて天壁7と正対する天板12と、背面板11の下端から前向きに伸びて底壁8と正対する底板13とを備え、背面板11が僅かに後傾する側面視略コ字状に形成されている。背面板11と底板13とにより規定される内ケース2の入隅部Cには、後述する冷気ガイド34および収納室52が設けられている。
循環通路4は、後壁9と背面板11との間に形成されて上下に伸びる縦ダクト16と、天壁7と天板12との間に形成されて前後に伸びる上ダクト17と、底壁8と底板13との間に形成されて前後に伸びる下ダクト18とで構成されている。上ダクト17の前端は陳列室3の上部前端に設けた下向きの吹出口19に接続され、下ダクト18の前端は陳列室3の下部前端に設けた上向きの吸込口20に接続されている。縦ダクト16の下端には蒸発器21が設置され、下ダクト18の後端には冷気循環用の送風ファン22が設置されている。吹出口19から吹き出され吸込口20へと吸い込まれる循環冷気は、陳列室3内を冷却しつつ、陳列室3の前面にエアカーテンを形成している。蒸発器21は、図示していない外部ユニット内に設置された圧縮機、凝縮器、凝縮ファンなどと冷凍装置を構成しており、外部ユニット内の圧縮機および凝縮器と、蒸発器21とは冷媒管路を介して接続されている。
陳列室3には、飲料などの商品(陳列物)を載置するための棚板25が上下多段状に設置されており、上側4段の棚板25Aと最下段の棚板25Bとで構成されている。図3および図4に示すように各棚板25は、左右一対の棚ブラケット26で支持されており、上側4段の棚板25Aを支持する一対の棚ブラケット26Aは、本体ケース1の左右に設けた棚柱27に装着されている。図示していないが、棚ブラケット26Aの後端には複数の掛止爪が一体に形成されており、棚柱27に形成された一群の掛止孔に掛止爪を掛止装着することにより、棚ブラケット26Aは棚柱27で片持ち状に支持される。掛止爪を掛止装着する掛止孔を変更することで、陳列室3の任意の高さ位置に棚板25Aを設置することができる。また、最下段の棚板25Bを支持する棚ブラケット26Bは、先の棚ブラケット26Aとは形状が異なり、内ケース2の左右に固定された図示しない一対のブラケット固定具にそれぞれ支持固定されている。
各棚板25の後端左右には、姿勢変更アーム29が設けられており、棚ブラケット26に対する姿勢変更アーム29の固定位置を変更することにより、棚板25の上面が水平となる水平姿勢(図2における下側3段の棚板25)と、棚板25の上面が前下がりに傾斜する傾斜姿勢(図2における上側2段の棚板25)とに、棚板25の姿勢を切換えることができる。棚板25の内部には、棚板25上に載置された商品を加熱するためのヒータープレート30が内蔵されている。なお、常時商品を冷却陳列する棚板25においては、ヒータープレート30を省略することができる。
本実施例における各棚板25(25A・25B)は、それぞれ前後寸法および左右寸法が共通する同一構造の棚板25であり、このように、陳列室3に設置される各棚板25を同一構造の棚板25で構成すると、棚板25を複数種用意する必要がない分、ショーケースの製造に要するコストを低減できる。図2に示すように上側4段の棚板25Aは、その後端が背面板11に近接する状態で設置されている。また、最下段の棚板25Bは、その後端が背面板11から所定距離だけ離れた位置に設置されており、最下段の棚板25Bの前端が、残る他の棚板25Aの前端よりも前側にせり出すように設置されている。このように、最下段の棚板25Bの前端が前側にせり出すように各棚板25を設置すると、最下段の棚板25Bを、他の棚板25よりも購買者寄りに近づけて、購買者の目に留まりにくい最下段の棚板25Bに陳列された商品を目立たせることができる。
図3および図5に示すように、入隅部Cに臨む背面板11には、陳列室3と縦ダクト16とを連通する一群の冷気供給孔33が設けられており、縦ダクト16の冷気を陳列室3へ供給できるようになっている。
入隅部Cには、冷気供給孔33から陳列室3へ供給された冷気を、最下段の棚板25へ向かって案内する冷気ガイド34が設けられている。冷気ガイド34は、平板状に形成された上側のガイド壁35と、ガイド壁35の前端から下向きに連設される前カバー壁36と、ガイド壁35および前カバー壁36の左右端に連設される一対の側カバー壁37・37とを備えている。ガイド壁35は前側に向かって下り傾斜するように形成され、前カバー壁36は背面板11と略平行に形成されている。冷気ガイド34は、ガイド壁35の後端がビスで背面板11に連結固定され、前カバー壁36の下端がビスで底板13に連結固定されることにより、背面板11と底板13とで規定される入隅部Cに固定されている。ガイド壁35の前端の高さ位置は、最下段の棚板25Bの後端上面の高さ位置と同じか、これより高い位置に設けられていることが好ましく、本実施例では、ガイド壁35の前端の高さ位置は、最下段の棚板25Bの後端上面の高さ位置より高い位置に設けるようにした。
一群の冷気供給孔33は、ガイド壁35の連結位置よりも上側、および下側の背面板11に設けられており、各冷気供給孔33からは、蒸発器21を通過した熱交換後の冷気が陳列室3へと供給されるようになっている。そのため、陳列室3へ供給された冷気の温度は、陳列室3内の温度よりも低くその分比重が大きいので、当該冷気は下側に流動しようとする。従って、ガイド壁35よりも上側の冷気供給孔33から陳列室3に供給された冷気は、ガイド壁35の上面で受止められ、同壁35の上面に沿って棚板25B側へと案内される。また、ガイド壁35よりも下側の冷気供給孔33から陳列室3に供給された冷気は、内ケース2の背面板11および底板13と、冷気ガイド34の各壁35・36・37とで囲まれる空間内に供給され、当該空間内の冷気は、前カバー壁36の上部に設けられた開口群38から棚板25B側へと向かって吹出される。
上記のように、入隅部Cに、冷気を最下段の棚板25Bへ向かって案内する冷気ガイド34を設けると、入隅部Cに供給された冷気を循環冷気が届きにくい最下段の棚板25Bの商品周囲へと供給して、同棚板25Bに陳列された商品を適正に冷却することができる。冷気ガイド34のガイド壁35は、前側に向かって下り傾斜する平板状に形成して、その後端を背面板11に連結したので、ガイド壁35より上側の冷気供給孔33から陳列室3に供給された冷気は、最下段の棚板25Bに陳列された商品へスムーズかつ均一に供給される。また、ガイド壁35の前端の高さ位置を、最下段の棚板25Bの上面後端の高さ位置より高い位置に設けたので、ガイド壁35で案内した冷気を確実に商品周囲へと供給して、陳列された商品を適正に冷却することができる。
陳列室3の内部は、陳列室3の上下中途部に設けられた棚板25Aの下面に装着される中間ダクト41で、該中間ダクト41よりも下側の低温エリアA1と、同ダクト41より上側の高温エリアA2とに区分されている。中間ダクト41は、上下に扁平な中空箱状に形成されるダクト本体42と、該ダクト本体42の後端に一体に形成されるダンパー部43とを備えている。ダンパー部43は、前面および下面が開口する四角箱状に形成されており、前面の開口はダクト本体42の内部に連通し、下面の開口は縦ダクト16の冷気をダクト本体42の内部へと導入する冷気導入口44となっている。ダクト本体42の前端部には、左右端にわたってダクト吹出口45が設けられている。
図2に示すように、背面板11の上下中途部には、先の中間ダクト41のダンパー部43が差込み装着される複数のダンパー開口46が多段状に設けられている。各ダンパー開口46は、背面板11で揺動自在に支持されるフラップ状のシャッター47で閉鎖されており、常態におけるシャッター47は、自重によりダンパー開口46を閉鎖する閉じ姿勢に保持されており、ダンパー部43が差込み装着によりシャッター47が開放操作される。中間ダクト41は、ダクト本体42を棚板25Aに設けた装着構造(図示していない)に装着しつつ、そのダンパー部43を対応するダンパー開口46に差込み装着することにより、棚板25Aの下面に装着固定される。
棚板25Aに中間ダクト41を装着している状態では、ダンパー部43は縦ダクト16を上下に分断しており、蒸発器21を通過した冷気は、冷気導入口44からダクト本体42に導入され、その全量がダクト吹出口45から吸込口20に向かって吹き出される。これにより、中間ダクト41よりも上側の陳列室3には冷気が供給されず、従って、陳列室3の内部が、中間ダクト41よりも下側の低温エリアA1と、中間ダクト41より上側の高温エリアA2とに区分される。また、ダクト吹出口45から吹出される冷気で低温エリアA1の前面にエアカーテンが形成される。なお、高温エリアA2の棚板25Aに載置された商品は、室内温度のまま陳列してもよいし、ヒータープレート30に通電して商品を加熱した状態で陳列してもよい。
各棚板25は、着脱自在に装着される仕切り棒(仕切体)51Aで、その上面が複数個の領域に区分可能に構成されている。仕切り棒51Aは、前後方向に沿って並列状に装着することができ、例えば飲料に代表される容器入りの商品を整列配置するために利用される。仕切り棒51Aは、両端が同一方向に折曲げられたステンレス鋼製の細丸棒である。仕切り棒51Aはその折り曲げ部分が、棚板25の上面の前後縁部に形成された装着穴51Bに差込まれることにより棚板25に装着される(図1参照)。複数の仕切り棒51Aを左右方向に並列状に装着し、隣り合う仕切り棒51A・51A間に商品を陳列することにより、棚板25上に商品を整列配置できる。仕切り棒51A以外の棚付属品51としては、商品値札、商品広告用ポップなどを挙げることができる。例えば仕切り棒51Aは、陳列する商品によって棚板25に装着する使用本数が異なるので、使用しない仕切り棒51Aは保管しておく必要がある。余剰の仕切り棒51Aを店舗のバックヤード等に保管していると、紛失のおそれがあり、また商品変更時にバックヤードまで仕切り棒51Aを取りに行く必要がある。そのため、本実施例のショーケースにおいては、ショーケースに棚付属品51(仕切り棒51A)を保管するための収納室52が設けられている。
棚付属品51の収納室52は、冷気ガイド34に区画形成されて入隅部Cに設けられている。詳しくは、図1に示すように、ガイド壁35に上面が開口する左右に長い四角箱状の収納凹部53が凹み形成されており、該収納凹部53の上面開口には、平板状の蓋体54が開閉自在に設けられている。これら収納凹部53と蓋体54とで囲まれた空間が収納室52とされており、これにより、本実施例の収納室52は陳列室3の下側奥部に配置される。収納室52への棚付属品51の収納、あるいは収納室52からの棚付属品51の取り出しは、最下段の棚板25Bの上面側から行う。
蓋体54の前後縁部には、前後一対の補強リブ55が下向きに折曲げ形成されており、該補強リブ55で平板状の蓋体54が波打つように変形するのを防止している。補強リブ55の左右寸法は、収納凹部53の左右寸法より僅かに小さく形成され、一対の補強リブ55の前後方向における外法寸法は、収納凹部53の前後寸法より僅かに小さく形成されている。蓋体54の左右寸法は、収納凹部53の左右寸法より後述する固定具58を設ける分だけ大きく形成されており、上面開口を閉鎖した状態における蓋体54は、その左右端がガイド壁35の上面に載置され、一対の補強リブ55は収納凹部53内に収容されている。本実施例の収納凹部53の左右寸法は、冷気ガイド34の左右寸法の略半分に設定されている。
上記のように、入隅部Cに設けられる冷気ガイド34に収納室52を区画形成すると、入隅部Cに冷気ガイド34を設置するだけで、入隅部Cに収納室52を設けることができる。これにより、冷気ガイド34と収納室52とを陳列室3内にそれぞれ設置する場合に比べて、入隅部Cにおけるショーケースの構造を簡素化して、その製造に要するコストを低減できる。また、ガイド壁35に、収納室52を区画する収納凹部53を下向きに凹み形成すると、ガイド壁35に収納室52を構成する収納凹部53を一体に形成するので、入隅部Cにおけるショーケースの構造をより簡素化して、その製造に要するコストをさらに低減できる。加えて、収容凹部53は、前側に向かって下り傾斜するガイド壁35に凹み形成されるので、ショーケースの正面側からの収容凹部53へのアクセスが容易となり、棚付属品51の収納あるいは取り出しを簡便に行うことができる。
蓋体54は、左右一対の固定具58でガイド壁35に固定されている。図6に示すように固定具58は、グロメット59と、該グロメット59を上下に貫通する貫通孔に挿入されるプランジャー60とからなるラッチ式固定具である。グロメット59は、先端軸部59A、細軸部59B、およびフランジ部59Cからなり、先端軸部59Aが径方向に拡縮変形可能に構成されている。蓋体54の左右端には、固定具58が装着される固定孔61がそれぞれ開口されており、該固定孔61は縮径状態における先端軸部59Aの直径よりも僅かに小さい直径とされている。これにより、グロメット59を固定孔61に圧嵌させると、先端軸部59Aとフランジ部59Cとの間の細軸部59B部分が固定孔61に遊嵌して、グロメット59は蓋体54に分離不能に装着される。
固定具58に対応するガイド壁35には、グロメット59の先端軸部59Aの直径よりも僅かに大きな装着孔62がそれぞれ開口されており、該装着孔62に先端軸部59Aを挿入したのちプランジャー60を押し込むことでグロメット59の先端軸部59Aが拡径される。これにより、固定具58は装着孔62に係合し、蓋体54はガイド壁35に一体的に固定される。蓋体54を取外すときには、グロメット59を保持してプランジャー60のみを上方に引き上げることで先端軸部59Aが縮径するので、グロメット59を装着孔62から抜き外して蓋体54をガイド壁35から分離することができる。このようにラッチ式固定具からなる固定具58によれば、蓋体54の着脱を容易化できる分、棚付属品51の収納あるいは取出しを簡便に行うことができる。固定具58としては、例えば株式会社ニフコからニフラッチ(登録商標)の商品名で市販されているラッチ式固定具を利用することができる。
上記のように、収納凹部53の上面開口に、平板状の蓋体54を開閉自在に設けると、収納室52内に保管された棚付属品51等が購買者に目視されるのを回避して商品を見栄えよく陳列できる。なお、平板状の蓋体54によれば、ガイド壁35の上面で案内される冷気の流れは、蓋体54でほとんど乱されることはなく、最下段の棚板25Bへと冷気をスムーズに案内できる。
中間ダクト41を手前側に引き抜き、同ダクト41を上下中途部の棚板25から取外すことにより、陳列室3を低温エリアA1と高温エリアA2とに区分せず、陳列室3の全体を同一温度で冷却できる。この場合には、取外した中間ダクト41を保管する必要がある。使用しない中間ダクト41を店舗のバックヤード等に保管していると、紛失のおそれがあり、また商品変更時にバックヤードまで中間ダクト41を取りに行く必要がある。そのため、本実施例のショーケースにおいては、ショーケースに中間ダクト41を保管するためのダクト収納部65が最下段の棚板25Bの下方に設けられている。
最下段の棚板25Bを支持する一対の棚ブラケット26B(26)のそれぞれには、中間ダクト41のダクト本体42の左右端部が載置されるダクト収納レール66が内向きに突設されている。不使用時における中間ダクト41は、陳列室3の前側から同ダクト41を、棚板25Bの下面と一対のダクト収納レール66の上面との間に差込むことにより、ダクト本体42の左右端部が一対のダクト収納レール66で支持される状態で、ダクト収納部65に収納することができる。本実施例では、ダクト収納部65に収納された中間ダクト41の取出しを容易化するために、収納状態にある中間ダクト41の前端は棚板25の前端よりも僅かに前側に位置するように収納されている。このとき、ダンパー部43は、冷気ガイド34の前カバー壁36と干渉するため、該前カバー壁36に前面が開口する左右に長い四角箱状の逃げ凹部67が形成されている。中間ダクト41は、逃げ凹部67の内奥側の壁面に、ダンパー部43の後端が接当する状態でダクト収納部65に収納される。
上記のように、最下段の棚板25Bを支持する一対の棚ブラケット26Bのそれぞれに、ダクト収納レール66を内向きに突設してダクト収納部65を設けると、陳列室3の内部を低温エリアA1と高温エリアA2とに区分しない状態でショーケースを使用するときに、中間ダクト41をダクト収納レール66に載置して収納しておくことができる。これにより、不使用時の中間ダクト41をバックヤード等に保管する必要がなく、中間ダクト41を使用するときには、手間を要することなくダンパー開口46に中間ダクト41を差込み装着して、陳列室3の内部を低温エリアA1と高温エリアA2とに区分して2温度式のショーケースとして使用することができる。
以上のように、本実施例に係るショーケースでは、棚付属品51を保管するための収納室52を、背面板11と底板13とにより規定される内ケース2の入隅部Cに設けた。こうしたショーケースによれば、収納室52は、幼小児の手が届きにくい陳列室3の下側奥部に配置されるので、幼小児による収納室52へのいたずらを効果的に排除することができる。また、入隅部Cは購買者の目に留まりにくく、本来的に商品陳列箇所ではないため、当該入隅部Cに収納室52を設けることで、商品を移動させる必要なく簡便に収納室52へ棚付属品51を収納し、あるいは収納室52から棚付属品51を取り出すことができる。
上記の実施例では、冷気ガイド34は、少なくともガイド壁35を備えていればよく、前カバー壁36および側カバー壁37は省略できる。最下段の棚板25Bは他の棚板25Aよりも前後寸法を小さく形成して、各棚板25の前端位置が揃うように構成することができる。固定具58は、ラッチ式固定具以外に、スナップ錠やボルトとナットによる締結固定具などであってもよい。また本発明は、上記実施例で示した2温度式のオープンショーケースの他に、冷蔵または冷凍オープンショーケース、冷蔵または冷凍クローズドショーケースに適用することができる。
1 本体ケース
2 内ケース
3 陳列室
4 循環通路
11 背面板
13 底板
16 縦ダクト
18 下ダクト
25 棚板
25A 他の棚板
25B 最下段の棚板
26 棚ブラケット
33 冷気供給孔
34 冷気ガイド
35 ガイド壁
41 中間ダクト
46 ダンパー開口
51 棚付属品
51A 仕切体(仕切り棒)
52 収納室
53 収納凹部
54 蓋体
66 ダクト収納レール
A1 低温エリア
A2 高温エリア
C 入隅部

Claims (5)

  1. 正面に開口を有する断熱箱体からなる本体ケース(1)と、
    本体ケース(1)で囲まれる庫内を、陳列室(3)と循環通路(4)とに区画する内ケース(2)と、
    陳列室(3)に上下多段状に設置される複数の棚板(25)とを備え、
    各棚板(25)が、着脱自在に装着される仕切体(51A)により複数個の領域に区分可能に構成されているショーケースにおいて、
    内ケース(2)は、循環通路(4)の縦ダクト(16)を区画する背面板(11)と、背面板(11)の下端に連続して循環通路(4)の下ダクト(18)を区画する底板(13)とを備えており、
    背面板(11)と底板(13)とにより規定される内ケース(2)の入隅部(C)に、仕切体(51A)を含む棚付属品(51)を保管するための収納室(52)が設けられており、
    背面板(11)に、複数のダンパー開口(46)が多段状に設けられて、該ダンパー開口(46)のいずれかひとつに差込み装着される中間ダクト(41)で、陳列室(3)の内部が中間ダクト(41)よりも下側の低温エリア(A1)と、上側の高温エリア(A2)とに区分できるように構成されており、
    各棚板(25)は、本体ケース(1)の左右に装着される左右一対の棚ブラケット(26)で支持されており、
    最下段の棚板(25)を支持する一対の棚ブラケット(26)のそれぞれに、前記中間ダクト(41)の左右端部が載置された状態で中間ダクト(41)を収納するためのダクト収納レール(66)が内向きに突設されていることを特徴とするショーケース。
  2. 入隅部(C)に臨む背面板(11)に、陳列室(3)と縦ダクト(16)とを連通する一群の冷気供給孔(33)が形成されており、
    入隅部(C)に、一群の冷気供給孔(33)を介して縦ダクト(16)から陳列室(3)へ供給された冷気を、最下段の棚板(25B)へ向かって案内する冷気ガイド(34)が設けられており、
    冷気ガイド(34)に収納室(52)が区画形成されている請求項1に記載のショーケース。
  3. 冷気ガイド(34)は、冷気を最下段の棚板(25B)へ向かって案内するガイド壁(35)を備えており、
    ガイド壁(35)に、収納室(52)を区画する収納凹部(53)が下向きに凹み形成されて、該収納凹部(53)の上面開口に、平板状の蓋体(54)が開閉自在に設けられている請求項2に記載のショーケース。
  4. ガイド壁(35)は、前側に向かって下り傾斜する平板状に形成されて、該ガイド壁(35)の後端が背面板(11)に連結されており、
    ガイド壁(35)の前端の高さ位置が、最下段の棚板(25B)の後端上面の高さ位置と同じか、これより高い位置に設けられている請求項3に記載のショーケース。
  5. 陳列室(3)に設置される各棚板(25)は、それぞれ前後寸法が共通する同一構造の棚板(25)で構成されており、
    最下段の棚板(25B(25))の前端が、残る他の棚板(25A(25))の前端よりも前側にせり出すように各棚板(25)が設置されている請求項1から4のいずれかひとつに記載のショーケース
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