JPH0824248B2 - 受信用アンテナ - Google Patents

受信用アンテナ

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JPH0824248B2
JPH0824248B2 JP4269894A JP26989492A JPH0824248B2 JP H0824248 B2 JPH0824248 B2 JP H0824248B2 JP 4269894 A JP4269894 A JP 4269894A JP 26989492 A JP26989492 A JP 26989492A JP H0824248 B2 JPH0824248 B2 JP H0824248B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超短波を受信する指向
性アンテナに係わり、より具体的には 八木- 宇田アン
テナといわれるテレビ受信用等の屋外アンテナに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ用屋外アンテナは、屋外に
固定した支柱(マスト)の頂部に支持棒(ブーム)を水
平に固定し、この支持棒に、受信する電波帯域に対して
適正な直径と長さを有する複数のアンテナ素子(ダイポ
ール)を適正間隔で水平つ平行に配列して固定してい
る。これらのアンテナ素子は、励振アンテナである主素
子、反射させる非励振アンテナの反射素子び導波する
非励振アンテナの導波素子からる。テレビ受像用のア
ンテナのダイポールは、水平偏波の電波を捕捉する
水平に設置され、3素子乃至7または8素子から構成す
ることが一般に行なわれている。
【0003】また、このように構成された受信アンテナ
による受信機の受像状態を改善する為に、屋外に固定す
る支柱(マスト)を、その垂直軸を中心に、動力的に回
動し、方向の異なる放送局(発信源)にアンテナを指向
して、望ましい受像状態にする発明が、特許出願公開昭
54−4050号公報などに開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記公開
公報による技術は、受信機の所在に対し、異なる方向に
発信局が存在する場合に、各発信局の発信電波を適切な
受信状態で受信しようとする為に、受信アンテナを夫々
の方位に向けて回そうとすることに発明の基本的構想が
あり、それを実現する為の構成が開示されているが、本
発明では、これとは根本的に異なり、同一または近接発
信地において異なる帯域の周波数をもって発信される各
放送局ごとの発信電波を、夫々の周波数帯域ごとに使い
分けて受信するに当たり、互に干渉や外乱現象を生じな
いようにして、利得、指向性及び定在波比に優れた受信
状態にしようとするものである。
【0005】受信電波の波長に対するアンテナの利得
びインピーダンスは、アンテナ素子の直径と長さびア
ンテナ素子間の間隔に依存する。このため受信帯域の幅
げる目的で主素子の形を変化させたり、導波素子の
中央にトラップを入れたりしたものが種々られてい
る。しながら、4素子以上のダイポールでは、パラメ
ータが多く理論的解決は困難であるばかりか、テレビ
受像には 100MHz 帯び 180MHz 帯の両用が必要であ
り、1種類アンテナのみで両方の帯域について雑音の少
ない良質な画像を得るには無理があった
【0006】本発明の目的は、1本の支柱上に設けた第
1アンテナ素子群と第2アンテナ素子群とを受信する周
波数帯に応じて使い分けることにより、利得、指向性
び定在波比とも優れた特性を得ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の受信用アンテナは、平面上に配列した
第1アンテナ素子群と、前記平面と直交する平面上に配
列した第2アンテナ素子群とを、水平な軸の周り回動
自在とした支持棒に固定し、軸の指向方向を保ったま
ゝ、該軸を軸心として、前記第1アンテナ素子群と前記
第2アンテナ素子群とのれか一方が水平位置を占め
ように前記支持棒を回動するようにした。
【0008】また、より望ましくは、前記支持棒を回動
させるに当たり、遠隔操作による電気的動力で回動さ
せ、更には、受信のチャンネル選択スイッチと連動し
て回動させことで、操作性を向上するようにした。
【0009】
【作用】このように構成された受信用アンテナでは、水
平に位置するアンテナ素子群のみが水平偏波の電波の受
信に寄与するので、第1アンテナ素子群と第2アンテナ
素子群とを夫々別の帯域用として、完全に分離たこと
になり、互いに干渉を受けることなく、無理のない構成
ができ、利得、指向性び定在波比ともに優れた良好な
受信状態を得ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係わる受信用アンテナの概略を
示す斜視図で、下方の支柱支持台は省略してある。10
第1アンテナ素子群、12は第2アンテナ素子群
夫々総合的に示す。第1アンテナ素子群10の配列平
面と第2アンテナ素子群12の配列平面とは互いに
直交する。この2つの平面の交線を軸14として支持
棒16が支柱18の頂部20に水平に設けられる。図で
第2アンテナ素子群12が水平位置に停止して受信
状態にある態様が示されている。従って第1アンテナ素
子群10は、受信に関与しない垂直位置にある。
【0011】第1アンテナ素子群10び第2アンテナ
素子群12の夫々について、22は主素子、24は反射
素子、26は導波素子であり、同じ機能をもつものには
同一の符号が付してある。本実施例にあっては、支持棒
16は軸受け28に枢支されて軸14の周り回動自
となっている。また支持棒16には従動傘歯車30
が固定されており、駆動傘歯車32と噛合させてある。
駆動傘歯車32は、減速機付小型モータ34の駆動軸3
6に固定され、減速機付小型モータ34によって回動さ
れる。
【0012】38,40はリミッタで、駆動傘歯車32
と一体に固定された作動部材42が矢印Aで示たよう
な往復回動する動作の終点を限定している。この回動範
囲は、支持棒16が軸14の回りに90゜の角度範囲で
回動するように調整されており、図中、2点鎖線をもっ
第1アンテナ素子群10が矢印Rで示す方向に水平位
置まで回動し、受信に寄与する態様が示る。矢印
Lは第1アンテナ素子群10が垂直位置に復帰する
ときの回動方向を示す。44は、傘歯車列び減速機付
小型モータを含む駆動部材46を収納して、それらを
水や塵埃から保護するハウジングである。
【0013】本実施例にあっては、駆動部材として傘歯
車列び小型モータを使用しているが、その他の種類の
歯車列も使用可能であり、チェーンまたはベルトによる
伝動方式適合させ得る。また、小型モータの他に
磁ソレノイドにより駆動する動作を支持棒16に回転運
動として伝達する方法もある。またリミッタとしては、
リミットスイッチの他に、リードスイッチや光電式スイ
ッチを適宜選ぶことができる。
【0014】減速機付小型モータ34は図示しない
受信のチャンネル選択スイッチと連動して駆動され
る。このチャンネル選択スイッチを操作すると、選択さ
れたスイッチのチャンネルが例えば 100MHz 帯にあ
り、この波長帯に適合させるべき、例えば第1アンテナ
素子群10が水平位置を占めていなかったとすれば、減
速機付小型モータ34が駆動され、傘歯車列30,32
を介して支持棒16が回動される。第1アンテナ素子群
10が水平位置まで移動すると、作動部材42がリミッ
タ40に作用して減速機付小型モータ34が停止し、
第1アンテナ素子群10は水平位置(図中2点鎖線で示
した)に持ち来たされる。また選択されたスイッチのチ
ャンネルの波長帯に適合するアンテナ素子群が水平位置
にあれば、当然減速機付小型モータ34は停止したまま
で、当該アンテナ素子群はその位置に維持される。
【0015】
【発明の効果】本発明に係わる受信用アンテナによれ
ば、2つの波長帯に対して、夫々適合するアンテナ素子
群を独立に構成し、これらを直交させて組合せ、れか
のアンテナ素子群で所要の水平偏波を受信するようにし
たので、アンテナ素子群夫々の設計要素は完全に分離
して互いに干渉することがく、各アンテナ素子群の構
単純化でき、外乱の影響を受けくく、利得、指向
び定在波比ともに優れた良好な受信状態を得るこ
とが可能である。また構成がコンパクトになるので省ス
ペース化に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる受信用アンテナ全体を示す斜視
図である。
【符号の説明】
10 第1アンテナ素子群 12 第2アンテナ素子群 16 支持棒(ブーム) 18 支柱(マスト) 22 主素子 24 反射素子 26 導波素子 30 従動傘歯車 32 駆動傘歯車 34 減速機付小型モータ 38 リミッタ 40 リミッタ 42 作動部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面上に配列した第1アンテナ素子群1
    0と、前記平面と直交する平面上に配列した第2アンテ
    ナ素子群12とを、水平な軸14の周り回動自在とし
    支持棒16に固定し、軸14の指向方向を保ったま
    ゝ、軸14を軸心として、第1アンテナ素子群10と第
    2アンテナ素子群12とのれか一方が水平位置を占め
    ように支持棒16を回動することを特徴とする受信用
    アンテナ。
  2. 【請求項2】 平面上に配列した第1アンテナ素子群1
    0と、前記平面と直交する平面上に配列した第2アンテ
    ナ素子群12とを、水平な軸14の周りで回動自在とし
    た支持棒16に固定し、軸14の指向方向を保ったま
    ゝ、軸14を軸心として、第1アンテナ素子群10と第
    2アンテナ素子群12との何れか一方が水平位置を占め
    るように、支持棒16を遠隔操作による電気的動力で回
    動させることを特徴とする受信用アンテナ。
  3. 【請求項3】 平面上に配列した第1アンテナ素子群1
    0と、前記平面と直交する平面上に配列した第2アンテ
    ナ素子群12とを、水平な軸14の周りで回動自在とし
    た支持棒16に固定し、軸14の指向方向を保ったま
    ゝ、軸14を軸心として、第1アンテナ素子群10と第
    2アンテナ素子群12との何れか一方が水平位置を占め
    るように、支持棒16を遠隔操作による電気的動力で、
    受信機のチャンネル選択スイッチと連動して回動させる
    ことを特徴とする受信用アンテナ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP3922851B2 (ja) * 1999-11-11 2007-05-30 池上通信機株式会社 アンテナ支持装置
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