JPH08242348A - 画情報ダウンロード方式 - Google Patents

画情報ダウンロード方式

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JPH08242348A
JPH08242348A JP4194595A JP4194595A JPH08242348A JP H08242348 A JPH08242348 A JP H08242348A JP 4194595 A JP4194595 A JP 4194595A JP 4194595 A JP4194595 A JP 4194595A JP H08242348 A JPH08242348 A JP H08242348A
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buffer memory
external host
transmission
host device
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JP4194595A
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Toshio Suzuki
俊雄 鈴木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一定量の受信専用バッファメモリを確保する
ことなくメモリ受信に対処でき、受信時のメモリ不足に
よる回線断を確実に防止する。 【構成】 ファクシミリ装置10で、外部ホスト装置2
0よりダウンロードされた画情報を送信しながら対向フ
ァクシミリ装置からの受信を行う状況下にあって、バッ
ファメモリ104の残量不足を検出したバッファメモリ
残量制御部105では、外部ホスト装置20からダウン
ロード済みで未送信状態にある送信画情報を、最後に受
け取った画情報から順にバッファメモリ104より必要
量削除して受信画情報を蓄積する一方、該削除した画情
報のサイズを外部ホスト装置20に通知する。外部ホス
ト装置20は上記削除されたサイズに相当する画情報を
バッファメモリ104に対して再度ダウンロードする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送受信画情報を蓄積す
るバッファメモリを内蔵し、複数の電話回線に接続して
送受信を行うファクシミリ装置と、このファクシミリ装
置とインタフェース手段を通じて上記画情報を送受する
外部ホスト装置とから成るファクシミリ通信システムに
係り、詳しくは、外部ホスト装置からファクシミリ装置
に対する送信画情報のダウンロード方式の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ通信システムの一形態とし
て、送受信画情報を蓄積するバッファメモリを内蔵し、
複数の電話回線に接続して上記画情報のメモリ送受信を
行うファクシミリ装置と、このファクシミリ装置とイン
タフェース手段を介して接続され、上記画情報を送受す
る外部ホスト装置とから構成されるものがある。
【0003】この種のファクシミリ通信システムでは、
複数の電話回線を収容するという性質上、外部ホスト装
置に用意されている画情報を上記インタフェース手段を
介してファクシミリ装置にダウンロードし、該ファクシ
ミリ装置により電話回線を通じて対向ファクシミリ装置
に送信しようとした場合に、外部ホスト装置から上記送
信画情報をダウンロードされたファクシミリ装置が、当
該画情報を送信すべく対向ファクシミリ装置に対して発
呼若しくはファクシミリ送信を開始する前に、他の電話
回線を通じて着呼があり、ファクシミリ受信が開始され
るような事態も当然起こり得る。
【0004】かかる事態を想定した場合、上記受信開始
時点で、送信画情報により既にバッファメモリの全エリ
アが占有されていると、当然のことながら、受信した画
情報を格納するためのバッファメモリエリアが不足する
ことになる。
【0005】かかる不都合を回避すべく、この種のシス
テムでは、受信した画情報を保証することを最優先と
し、受信専用のバッファメモリを常に一定量確保してお
くような構成をとるのが一般的であった。
【0006】かかる構成によれば、常時使用されるとは
限らないメモリエリアを確保する必要性から、バッファ
メモリの使用効率が低下せざるを得なかった。また、上
記システムでは、送信画情報を一時的に待避させるとい
った対策が講じられていないため、受信専用のバッファ
メモリを越える量の受信画情報については、送信画情報
を蓄積した残りのエリアに格納するしかなかった。この
ため、上記受信専用のバッファメモリを含めた空きバッ
ファメモリの容量を越えての画情報の受信は不可能とな
り、回線断に陥る危険性が極めて高かった。
【0007】ところで、バッファメモリ内の画情報を一
時的に待避させて当該メモリの有効利用を図ろうとする
技術思想を有する従来装置としては、特開平4-8055号公
報に記載のファクシミリ装置が知られている。
【0008】このファクシミリ装置は、バッファメモリ
の有効利用を図ることにより、バッファメモリの容量不
足による回線の切断防止を図ることを目的としたもので
あり、パーソナルコンピュータ等の外部ホスト装置と接
続可能に構成される。そして、自ファクシミリ装置内の
バッファメモリの残量を監視し、その残量が基準値以下
となった場合、上記バッファメモリに保存してある常時
蓄積しておく必要のない画情報(代行受信ファイルやメ
モリ送信ファイル等)を一時的に外部ホスト装置に待避
させ、バッファメモリの残量が基準値以上に回復した場
合、再度、外部ホスト装置からファクシミリ装置に上記
待避中の画情報を転送する処理を行うことによって、メ
モリ容量が少なくなった場合でもメモリ送受信に支障を
与えないようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開平4-8055号
公報記載のファクシミリ装置では、「バッファメモリに
保存してある常駐の必要のない画情報を外部ホスト装置
に待避させる」処理によってバッファメモリの容量不足
にある程度対処し得るものの、この処理を実施するのは
「バッファメモリの残量が基準値以下になった場合」で
あって、「受信専用のバッファメモリをいつも一定量確
保する」点では従来装置と基本的に同様であり、バッフ
ァメモリの真の有効利用は図れなかった。
【0010】しかも、この従来装置では、自装置内のバ
ッファメモリから該メモリに保存されている画情報を外
部ホスト装置に待避させる方式のため、待避の対象とな
る画情報を外部ホスト装置とファクシミリ装置間で何度
もやりとりしなければならず、煩雑な制御が必要となっ
た。
【0011】また、この従来装置では、受信した画情報
のデータ量が、その受信時点での空バッファメモリを越
える場合、メモリに常駐不要な画情報が存在する場合に
限りこれを待避させることで受信を許容できるが、メモ
リに送信画情報が存在する場合にはその待避が行えない
ことから、受信時のメモリ不足による回線断の防止効果
については極めて不十分であった。
【0012】本発明は上記問題点を解決し、一定量の受
信専用バッファメモリを確保することなくメモリ受信に
対処でき、しかも受信時点におけるバッファメモリの空
き容量を越える画情報受信を可能にして受信時のメモリ
不足による回線断をより確実に防止できる画情報ダウン
ロード方式を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、送受信画情報
を蓄積するバッファメモリを有し、複数の回線を通じて
送受信が可能なファクシミリ装置に対し、外部ホスト装
置よりインタフェース手段を介して前記バッファメモリ
に送信用画情報をダウンロードする画情報ダウンロード
方式において、前記バッファメモリの残量を監視し、画
情報の受信時、該バッファメモリの残量が不足した場
合、前記外部ホスト装置からダウンロード済みでかつ未
送信の画情報を、最後にダウンロードされた方から順に
必要量だけ当該バッファメモリから削除し、該削除され
た画情報のサイズを前記外部ホスト装置に通知するバッ
ファメモリ残量制御手段(図1のバッファメモリ残量制
御部105)を具備し、前記通知に基づき前記削除され
たサイズに相当する画情報を前記外部ホスト装置から前
記バッファメモリに再度ダウンロードすることを特徴と
する。
【0014】
【作用】本発明では、外部ホスト装置からダウンロード
された画情報を宛先ファクシミリ装置に送信開始前に、
別のファクシミリ装置から着信があり、受信が開始され
てバッファメモリが満杯の状態になったことがバッファ
メモリ残量制御手段により検出された場合、次いで当該
バッファメモリ残量制御手段は、このバッファメモリに
蓄積中の信送信予定の画情報を、最後に受け取った方か
ら順に、受信した画情報のサイズ分だけ削除し、上記受
信画情報を上記削除により確保された空きエリアに格納
する一方、該削除された画情報のサイズを外部ホスト装
置に通知し、当該削除された画情報の再ダウンロードを
促すようにしたものである。
【0015】本発明では、ダウンロード済みの送信予定
の画情報と受信画情報がバッファメモリ上で衝突した場
合、バッファメモリ残量制御手段により、送信予定の画
情報を必要量削除してバッファメモリを解放することで
メモリ受信に対処でき、受信画情報を保証するために一
定量の受信専用バッファメモリを常時確保する必要がな
く、メモリの有効活用が図れる。
【0016】また、削除した送信予定の画情報はもとも
と外部ホスト装置に蓄積されているものであって、外部
ホスト装置からバッファメモリに再ダウンロードするこ
とで簡単に復旧できることから、制御が簡略で済む。
【0017】また、削除された画情報を外部ホスト装置
より容易に再ダウンロードできることを前提として、バ
ッファメモリ内の送信予定の画情報で占められるエリア
を積極活用しながら受信時点での空きバッファメモリ容
量を越えての画情報受信を推進でき、受信時のバッファ
メモリの容量不足による回線切断の防止効果をより確実
なものとすることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。図1は本発明の画情報ダウンロード方
式を適用して成るファクシミリ通信システムの一実施例
を示すブロック図である。
【0019】このファクシミリ通信システムは、複数の
電話回線を収容するファクシミリ装置10と、このファ
クシミリ装置10に対して送信用画情報をダウンロード
し、あるいは上記電話回線を介して対向ファクシミリ装
置より受信した画情報を上記ファクシミリ装置10より
受け取る処理を行う外部ホスト装置20とにより構成さ
れる。
【0020】このうち、特に、ファクシミリ装置10の
機能ブロックとしては、外部ホスト装置20との画情報
の送受信制御を行うインタフェース制御部101、ファ
クシミリプロトコルの制御を実行するファクシミリ(F
AX)制御部102、ファクシミリ装置10に接続され
た複数の公衆電話回線の状態監視及び回線制御を行う回
線制御部103、外部ホスト装置20から対向ファクシ
ミリ装置(宛先装置)に送るべき送信画情報及び対向フ
ァクシミリ装置(発呼元装置)から受信し外部ホスト装
置20へ転送すべき受信画情報を蓄積しておくバッファ
メモリ104、バッファメモリ104のメモリエリア残
量の監視、外部ホスト装置20へのメモリエリア残量の
報告、当該監視報告に基づく画情報の削除等の制御を行
うバッファメモリ残量制御部105を有する。
【0021】ここで、本ファクシミリ通信システムにお
ける送信動作を考えてみる。このファクシミリ通信シス
テムでは、複数の回線制御部103-1,〜,103-nを
収容する構成であるが故に、送信と受信が同時に発生す
る可能性がある。ここでもし、ある宛先装置への画情報
送信時に、送信画情報によりバッファメモリ104が満
杯の状態において、他の発呼元装置より受信が発生した
場合、受信を優先するために、通常であれば、送信画情
報を廃棄せざるを得ない。
【0022】かかる状況に際して、本発明のファクシミ
リ通信システムでは、以下の如くに対処する。その対処
の仕方を図2に示すバッファメモリの動作概念図を基に
説明する。
【0023】すなわち、本発明においては、上述した画
情報の送受信の併発時、バッファメモリ残量制御部10
5でバッファメモリ104のメモリ残量を監視すること
により、例えば送信画情報1,2,3及び受信画情報
1,2を蓄積後に更に受信画情報3の受信によりバッフ
ァメモリ104が満杯(Full)となり、残量不足に
陥ったことを認識する。この状態では、当然ながら、新
たに受信された受信画情報3をバッファメモリ104に
格納することができない〔図2(a)参照〕。
【0024】このように、バッファメモリ104がFu
llの状態で受信があった場合、バッファメモリ残量制
御部105は、外部ホスト装置20からダウンロード済
みでかつ未送信状態にある送信画情報1,2,3の中
の、最後に受け取った送信画情報3の方から順に受信画
情報3のサイズ分削除し、これにより生じたバッファメ
モリ104の空きエリアに新たに受信した受信画情報3
を格納する。そして、その際に、バッファメモリ残量制
御部105は、上記削除した送信画情報3のサイズを外
部ホスト装置20に通知する〔図2(b)参照〕。
【0025】他方、その通知を受けた外部ホスト装置2
0は、例えば発呼元装置より「切断」の通知を受けた際
に、バッファメモリ104に対する上記削除通知を受け
た送信画情報3からのダウンロードを再開する。
【0026】本発明のダウンロード方式によれば、送受
信併発時に画情報の受信を滞らせないようにするために
一定量の受信専用バッファメモリエリアを確保しておく
必要性が無くなり、バッファメモリの使用効率が向上す
る。また、ダウンロード済みの送信画情報の削除により
画情報受信に不足分の空きエリアを確保する本方式によ
れば、削除された画情報を外部ホスト装置20より簡単
に再ダウンロードできるという前提のもとで、バッファ
メモリ104内の送信画情報で占められるエリアを超過
活用しながら空きバッファメモリ容量を越えての画情報
受信を推進でき、受信時のメモリ容量不足による回線切
断を確実に防止できる。
【0027】以上に述べた本発明方式に基づく送信画情
報ダウンロード処理の具体例を図3及び図4に示すシー
ケンス図を参照して説明する。なお、これら送信画情報
のダウンロードシーケンスのうち、図3は送信用と受信
用の画情報の送受ぶつかり検出までの処理を示し、図4
は上記送受ぶつかり検出後における送信開始動作を示す
ものである。
【0028】この例の送信画情報ダウンロードシーケン
スにおいて、ファクシミリ装置10は、外部ホスト装置
20及び回線/対向ファクシミリ装置(発呼元装置また
は宛先装置)との間で以下に示す(1)〜(17)まで
の処理を順次実行する。なお、これら(1)〜(17)
の各処理は、図3及び図4における同番号で示す処理に
それぞれ符合するものである。
【0029】まず、図3のシーケンスにおいては、 (1)宛先装置に送信を予定している画情報(送信画情
報1)を、外部ホスト装置20よりファクシミリ装置1
0のバッファメモリ104にインタフェース制御部10
1を介してダウンロードする。ファクシミリ装置10
は、バッファメモリ104の空きエリアにその送信画情
報1を格納する。
【0030】(2)宛先装置に送信を予定している画情
報(送信画情報2)を、外部ホスト装置20よりファク
シミリ装置10のバッファメモリ104にインタフェー
ス制御部101を介してダウンロードする。ファクシミ
リ装置10は、バッファメモリ104の空きエリアにそ
の送信画情報2を格納する。
【0031】(3)宛先装置に送信を予定している画情
報(送信画情報3)を、外部ホスト装置20よりファク
シミリ装置10のバッファメモリ104にインタフェー
ス制御部101を介してダウンロードする。ファクシミ
リ装置10は、バッファメモリ104の空きエリアにそ
の送信画情報3を格納する。
【0032】(4)発呼元装置からの着信を検出し、そ
の検出した旨を外部ホスト装置20に通知する。
【0033】(5)発呼元装置より受信した画情報(受
信画情報1)をバッファメモリ104の空きエリアに格
納する。
【0034】(6)発呼元装置より受信した画情報(受
信画情報2)をバッファメモリ104の空きエリアに格
納する。この時点で、バッファメモリ104は満杯(F
ull)状態になる。
【0035】(7)宛先装置に送信を予定している画情
報(送信画情報4)を、外部ホスト装置20よりファク
シミリ装置10のバッファメモリ104にインタフェー
ス制御部101を介してダウンロードする。しかしなが
ら、この時にバッファメモリ104は既にFullの状
態にあるため、ファクシミリ装置10では、上記送信画
情報4をバッファメモリ104に格納せずに廃棄する。
その際、外部ホスト装置20に、送信予定の画情報(送
信画情報4)が送信されずに廃棄されたことをその廃棄
されたサイズとともに通知する。
【0036】(8)発呼元装置より受信した画情報(受
信画情報3)をバッファメモリ104の空きエリアに格
納する処理に移る。しかしながら、この受信画情報3の
受信時点には上述の如く既にバッファメモリ104がF
ull状態にあることから、すぐには格納できない。こ
の場合、ファクシミリ装置10は、まずバッファメモリ
104に蓄積されている送信予定の画情報を、受信した
画情報(受信画情報3)のサイズ分だけ削除し、空きエ
リアを作った後に、上記受信画情報3をその空きエリア
に格納する。この例では、バッファメモリ104のFu
ll状態における受信画情報3の蓄積に際して最後にダ
ウンロードされた送信画情報3を削除し、その際に、外
部ホスト装置20に対して、その送信画情報3が送信さ
れずに廃棄されたことをその廃棄されたサイズとともに
通知する。
【0037】次に、図4のシーケンスへと進み、 (9)発呼元装置より受信した画情報(受信画情報1)
は、外部ホスト装置20に転送され、これによりバッフ
ァメモリ104は解放される(空きエリアが発生す
る)。
【0038】(10)発呼元装置より受信した画情報
(受信画情報2)は、外部ホスト装置20に転送され
る。これにより、バッファメモリ104には更なる空き
エリアが発生する。
【0039】(11)発呼元装置からの「切断」を検出
し、その検出した旨を外部ホスト装置20に通知する。
この切断検出通知を受けて、外部ホスト装置20は、送
信処理の再開を起動する。
【0040】(12)上述した(8)のシーケンス実行
時に削除された画情報(送信画情報3)を、外部ホスト
装置20よりファクシミリ装置10に再ダウンロードす
る。ファクシミリ装置10は、外部ホスト装置20から
ダウンロードされた上記送信画情報3をバッファメモリ
104の空きエリアに格納する。
【0041】(13)バッファメモリ104に格納した
画情報を宛先装置に送出するための制御動作を起動す
る。具体的には、FAX制御部102により、宛先装置
に発呼し、送信条件を決定するためのネゴシエーション
等を実施する。
【0042】(14)バッファメモリ104に蓄積した
画情報(送信画情報1)を宛先装置に送出し、バッファ
メモリ104を解放する。
【0043】(15)上述した(7)のシーケンスによ
りバッファメモリ104に格納されずに廃棄された画情
報(送信画情報4)を、外部ホスト装置20よりファク
シミリ装置10に再度ダウンロードする。ファクシミリ
装置10では、そのダウンロードされた送信画情報4を
バッファメモリ104の空きエリアに格納する。
【0044】(16)発呼元装置から受信した画情報
(受信画情報3)は、外部ホスト装置20に転送され
る。バッファメモリ104は解放され、空きエリアが発
生する。
【0045】(17)バッファメモリ104に蓄積した
画情報(送信画情報2)を、宛先装置に送出し、バッフ
ァメモリ104を更に解放する。
【0046】以後、ファクシミリ装置10は、バッファ
メモリ104に蓄積した送信画情報がなくなるまで、上
述した(17)の送信処理を繰り返し実施する。
【0047】以上の如く、本発明では、バッファメモリ
104がFull状態でダウンロード中の送信画情報と
受信画情報が衝突する場合、上記送信画情報の中の最後
にダウンロードされた画情報から順に削除して空きエリ
アを確保する一方、その削除された画情報のサイズを外
部ホスト装置20に通知し、再度ダウンロードを促すよ
うにしている。
【0048】ここで、上記本発明に係る送信画情報のダ
ウンロード処理を、図5に示すフローチャートに従って
もう一度整理してみる。
【0049】まず、外部ホスト装置20よりFAX送信
開始要求すなわち送信予定の画情報のダウンロード開始
要求があった場合(S501)、ファクシミリ装置10
は、発呼元装置より受信し、未だにバッファメモリ10
4に格納していない画情報があるか否かを判断する(S
502)。
【0050】ここで、未だにバッファメモリ104に格
納していない受信画情報が存在すると判定された場合
(S502YES)、次いでファクシミリ装置10は、
その受信画情報を格納するための空きバッファエリアが
バッファメモリ104内に存在するか否かを判断する
(S503)。
【0051】ここで、該当する空きバッファエリアが存
在しないと判定された場合(S503NO)、引き続
き、ファクシミリ装置10は、送信予定の画情報がバッ
ファメモリ104内に存在するか否かを判断する(S5
04)。ここで、送信予定の画情報が存在しないと判定
された場合(S504NO)、ファクシミリ装置10で
は、FAX受信エラー処理を起動する(S505)。
【0052】これに対して、送信予定の画情報が存在す
ると判定された場合(S504YES)、ファクシミリ
装置10は、バッファメモリ104よりその送信予定の
送信用画情報を削除し、空きエリアを確保する(S50
6)。この処理において、送信予定の画情報が複数存在
するような場合、例えば、そのうちの最後にダウンロー
ドされた方の画情報から順に必要量削除する。
【0053】引き続き、ファクシミリ装置10は、S5
06における送信画情報の削除に伴い、当該送信画情報
が削除された旨をそのサイズと共に外部ホスト装置20
に通知する(S507)。次いで、ファクシミリ装置1
0は、S502において未だ格納せずにいると判定され
た受信画情報を、S506の処理により新たに確保され
た空きエリアに格納する(S508)。
【0054】その後、ファクシミリ装置10は、S50
1において送信開始要求の対象となっている画情報を外
部ホスト装置20より受け取る(S509)。次いで、
ファクシミリ装置10は、この外部ホスト装置20より
ダウンロードされた送信画情報について、当該送信画情
報を格納するための空きエリアがバッファメモリ104
内に存在するか否かを判断する(S510)。そして、
送信画情報を格納するための空きエリアがバッファメモ
リ104内に存在すれば(S510YES)、この空き
エリアに対して上記送信画情報を格納する(S51
1)。
【0055】これに対し、送信画情報を格納するための
空きエリアがバッファメモリ104内に存在しないこと
が判定された場合(S510NO)、外部ホスト装置2
0よりダウンロードされた送信画情報を削除する(S5
12)。
【0056】引き続き、ファクシミリ装置10は、S5
12での送信画情報の削除に伴い、当該送信用画情報が
削除された旨をそのサイズと共に外部ホスト装置20に
通知する(S507)。更に、ファクシミリ装置10
は、外部ホスト装置20より、送信予定の画情報を全て
受けとったか否かを判断する(S514)。ここで、送
信予定の全画情報を受け取っている場合(S514YE
S)は、上記一連の送信画情報ダウンロード処理を終了
する。また、未だに送信予定の全画情報を受け取ってい
ない場合(S514NO)は、S502以降の処理を、
全画情報のダウンロードが完了するまで繰り返し実施す
る。
【0057】この間、発呼元装置より受信し、未だにバ
ッファメモリ104に格納していない画情報がないと判
定された場合(S502NO)、S503〜S508の
処理を飛ばし、送信開始要求の対象となっている画情報
を外部ホスト装置20より直ちに受け取るべく処理(S
509)へと移行する。また、バッファメモリ104に
格納していない画情報があると判定されても(S502
YES)、次いで、その受信画情報を格納するための空
きバッファエリアがバッファメモリ104内に存在する
と判定された場合(S503YES)には、S504〜
S507の処理を飛ばし、未だ格納せずにいる上記受信
画情報をその空きバッファエリアに格納する処理(S5
08)へと移る。
【0058】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、バッファメモリ残量制御手段によりバッファメ
モリの残量を監視し、画情報受信に際してバッファメモ
リの残量不足が検出された場合、当該バッファメモリ残
量制御手段では、外部ホスト装置からダウンロード済み
でかつ未送信の送信画情報をバッファメモリから必要量
削除して空きエリアを確保するとともに、該削除された
送信画情報サイズを外部ホスト装置に通知し、該通知に
基づき前記削除された画情報を外部ホスト装置より再ダ
ウンロードするようにしたため、受信画情報を保証する
ために一定量の受信専用バッファメモリを常時確保して
おく必要がなく、メモリの有効活用が図れる。また、削
除された画情報を外部ホスト装置より簡単に再ダウンロ
ードできることを前提に、バッファメモリ内の送信画情
報蓄積エリアを積極活用しながら空きバッファメモリ容
量を越えての画情報受信を推進でき、受信時のバッファ
メモリの容量不足による回線切断の防止効果をより確実
なものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画情報ダウンロード方式を適用して
成るファクシミリ通信システムの一実施例を示す機能ブ
ロック図。
【図2】 本発明のファクシミリ通信システムにおける
バッファメモリの動作を概念的に示す図。
【図3】 本発明のファクシミリ通信システムにおける
送受信画情報のぶつかり検出に係る画情報ダウンロード
シーケンスを示す図。
【図4】 本発明のファクシミリ通信システムにおける
送受信画情報のぶつかり検出後の画情報ダウンロードシ
ーケンスを示す図。
【図5】 本発明のファクシミリ通信システムにおける
送信画情報ダウンロード処理の一例を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置、101 インタフェース制御
部、102 FAX制御部、103-1,〜,103-n
回線制御部、104 バッファメモリ、105バッファ
メモリ残量制御部、20 外部ホスト装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信画情報を蓄積するバッファメモリ
    を有し、複数の回線を通じて送受信が可能なファクシミ
    リ装置に対し、外部ホスト装置よりインタフェース手段
    を介して前記バッファメモリに送信用画情報をダウンロ
    ードする画情報ダウンロード方式において、 前記バッファメモリの残量を監視し、画情報の受信時、
    該バッファメモリの残量が不足した場合、前記外部ホス
    ト装置からダウンロード済みでかつ未送信の画情報を、
    最後にダウンロードされた方から順に必要量だけ当該バ
    ッファメモリから削除し、該削除された画情報のサイズ
    を前記外部ホスト装置に通知するバッファメモリ残量制
    御手段を具備し、前記通知に基づき前記削除されたサイ
    ズに相当する画情報を前記外部ホスト装置から前記バッ
    ファメモリに再度ダウンロードすることを特徴とする画
    情報ダウンロード方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011254476A (ja) * 2010-06-01 2011-12-15 Toshiba Corp ファイル転送装置およびその制御方法

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JP2011254476A (ja) * 2010-06-01 2011-12-15 Toshiba Corp ファイル転送装置およびその制御方法

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