JPH08241180A - Lan用プリンタ接続装置 - Google Patents

Lan用プリンタ接続装置

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JPH08241180A
JPH08241180A JP7047329A JP4732995A JPH08241180A JP H08241180 A JPH08241180 A JP H08241180A JP 7047329 A JP7047329 A JP 7047329A JP 4732995 A JP4732995 A JP 4732995A JP H08241180 A JPH08241180 A JP H08241180A
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lan
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JP7047329A
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Inventor
Tsutomu Fujimori
勉 藤森
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタ装置のエラー回復後に印刷処理の遅
延を防止するとともに、上位装置にプリンタ装置の動作
状態の把握を可能にして当該プリンタ装置の制御を可能
にすることにある。 【構成】 前記複数の端末機A〜Dのうち任意の端末機
AからLAN1を介して送信される印刷データを一時的
に記憶する受信バッファ3と、この受信バッファに記憶
される印刷データを前記プリンタ装置5に送信し、当該
受信バッファのデータ残量の有無を検知するデータ有無
検知手段3と、このデータ有無検知手段3により前記受
信バッファのデータが無の状態になった場合に限り前記
印刷データを送信した任意の端末機に印刷データの受信
完了を示すステータスを送信するステータス送信手段3
とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LANを介して接続さ
れる複数の端末機とプリンタ装置とに接続されているL
AN用プリンタ接続装置のうち、特に、プリンタ装置の
エラー回復後に印刷処理の遅延を防止するとともに、上
位装置にプリンタ装置の動作状態の把握を可能にして当
該プリンタ装置の制御を可能にするLAN用プリンタ接
続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホスト、例えば、上位装置である
端末機からローカルエリアネットワーク(以下、LAN
という。)を介して送信される印刷データをプリンタ装
置に送信するLAN用プリンタ接続装置がある。上記L
AN用プリンタ接続装置は、プリンタ装置を複数の端末
機により共有するプリンタサーバより小型で簡易な構成
である。また、LAN用プリンタ接続装置は、LANと
直接接続する機能を備えていない複数本の制御信号と状
態信号および8ビットの並列情報によって、端末機と自
装置内の入出力装置との間において行うデータ転送方法
のセントロニクスインターフェースを有するプリンタ装
置等をLANに接続させるシステムを構築する。
【0003】上記システムにおいて、端末機から印刷デ
ータがLANを介して送信されるとLAN用プリンタ接
続装置は自装置内の受信バッファに記憶し、端末機にL
ANを介して印刷データを受信した旨を示すステータス
を送信する。そして、LAN用プリンタ接続装置は、受
信した印刷データを受信バッファから取り出してプリン
タ装置に送信する。送信中、LAN用プリンタ接続装置
は、プリンタ装置のエラーを検知しない限り又は受信バ
ッファの空きがある限りLANを介して印刷データを受
信し続ける。
【0004】上記の動作は、一般にプリンタ装置のイン
ターフェースがLANと比べて低速であるため、受信バ
ッファを用いることによりLANを早く解放するためで
ある。
【0005】更に、LAN用プリンタ接続装置は、プリ
ンタ装置とのインターフェースにより示された当該プリ
ンタ装置の状態、例えば、動作可能、エラー等を監視し
ている。
【0006】ここで、プリンタ装置にエラーが発生する
とLAN用プリンタ接続装置は、LANを介して端末機
に当該プリンタ装置にエラーが発生した旨を所定のコー
ドで通知するものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、LAN
用プリンタ接続装置は、端末機から印刷データを受信す
ると当該印刷データの受信した旨を示すステータスを送
信して当該受信バッファに受信した印刷データを記憶す
る。従って、LAN用プリンタ接続装置の受信バッファ
は、仮にプリンタ装置にエラーが発生した場合に未だプ
リンタ装置に出力していない大量のデータを記憶してい
る。このため、LAN用プリンタ接続装置は、エラーの
発生が送信した印刷データ、例えば、帳票の何番目の印
刷データであるかは知ることができない。よって、プリ
ンタ装置5にエラーが発生した場合に端末機は、最初の
印刷データからLANを介して送信するので、印刷デー
タの無駄を生じさせてエラー回復後の印刷処理の遅延を
招来する問題があった。
【0008】また、LAN用プリンタ接続装置は、プリ
ンタ装置にエラーが発生すると端末機にエラーが発生し
た旨を通知するがエラーの内容までを通知しなかった。
このため、端末機は、エラーの内容を知ることができな
いので、プリンタ装置の動作状態に応じた制御をするこ
とが困難であった。
【0009】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、その目的は、プリンタ装置のエラ
ー発生時の印刷データの無駄を防いで、エラー回復後に
印刷処理の遅延を防止するとともに、上位装置にプリン
タ装置の動作状態の把握を可能にして当該プリンタ装置
の制御を可能にし装置の汎用性を向上するLAN用プリ
ンタ接続装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の第1の発明は、LANを介して接続
される複数の端末機とプリンタ装置とに接続されている
LAN用プリンタ接続装置において、前記複数の端末機
のうち任意の端末機からLANを介して送信される印刷
データを一時的に記憶する受信バッファと、この受信バ
ッファに記憶される印刷データを前記プリンタ装置に送
信し、当該受信バッファのデータ残量の有無を検知する
データ有無検知手段と、このデータ有無検知手段により
前記受信バッファのデータが無の状態になった場合に限
り前記印刷データを送信した任意の端末機に印刷データ
の受信完了を示すステータスを送信するステータス送信
手段とを備えたことを要旨とする。
【0011】請求項2記載の第2の発明は、LANを介
して接続される複数の端末機とプリンタ装置とに接続さ
れているLAN用プリンタ接続装置において、前記複数
の端末機のうち任意の端末機からLANを介して送信さ
れる印刷データを一時的に記憶する受信バッファと、こ
の受信バッファに記憶される印刷データを送信する前記
プリンタ装置のエラーを検知するエラー検知手段と、こ
のエラー検知手段により前記プリンタ装置のエラーが検
知されると前記印刷データを送信した任意の端末機に当
該プリンタ装置のエラーの内容を通知するエラー通知手
段とを備えたことを要旨とする。
【0012】請求項3記載の第3の発明は、LANを介
して接続される複数の端末機とプリンタ装置とに接続さ
れているLAN用プリンタ接続装置において、前記複数
の端末機のうち任意の端末機からLANを介して送信さ
れる印刷データを一時的に記憶する受信バッファと、こ
の受信バッファに記憶される印刷データを前記プリンタ
装置に送信し、当該受信バッファのデータ残量の有無を
検知するデータ有無検知手段と、このデータ有無検知手
段により前記受信バッファのデータが無の状態になった
場合に限り前記印刷データを送信した任意の端末機に印
刷データの受信完了を示すステータスを送信する第1の
ステータス送信手段と、前記受信バッファに印刷データ
を記憶すると前記印刷データを送信した任意の端末機に
印刷データの受信完了を示すステータスを送信する第2
のステータス送信手段と、この第2のステータス送信手
段または前記第1のステータス送信手段を選択して前記
印刷データを送信した任意の端末機に印刷データの受信
完了を示すステータスを送信するステータス選択手段と
を備えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】上述の如く構成すれば、第1の発明は、受信バ
ッファに複数の端末機のうち、任意の端末機からLAN
を介して送信される印刷データが一時的に記憶される。
【0014】この受信バッファに記憶される印刷データ
が前記プリンタ装置に送信されてデータ有無検知手段
は、当該受信バッファのデータ残量の有無を検知する。
【0015】検知により前記受信バッファのデータが無
の状態になった場合に限りステータス送信手段は、前記
印刷データを送信した端末機に印刷データの受信完了を
示すステータスを送信するので、プリンタ装置のエラー
発生時の印刷データの無駄を防いで、エラー回復後に印
刷処理の遅延を防止できる。
【0016】第2の発明は、受信バッファに複数の端末
機のうち、任意の端末機からLANを介して送信される
印刷データが一時的に記憶される。一方、エラー検知手
段は、受信バッファに記憶される印刷データを送信する
前記プリンタ装置のエラーの有無を検知する。前記プリ
ンタ装置のエラーが検知されるとエラー通知手段は、前
記印刷データを送信した任意の端末機に対して当該プリ
ンタ装置のエラーの内容を通知するので、上位装置にプ
リンタ装置の動作状態の把握を可能にして当該プリンタ
装置の制御を可能にする。
【0017】第3の発明は、ステータス選択手段によ
り、上位装置にプリンタ装置の動作状態の把握を可能に
し当該プリンタ装置の制御を可能にする場合に第1のス
テータス送信手段を選択して、受信バッファのデータが
無の状態になった場合に限り前記印刷データを送信した
任意の端末機に印刷データの受信完了を示すステータス
を送信する。一方、システムのスループットを向上する
場合に第2のステータス送信手段を選択して、受信バッ
ファに印刷データを記憶すると前記印刷データを送信し
た任意の端末機に印刷データの受信完了を示すステータ
スを送信するので、使用目的により処理が選択できるた
め装置の汎用性を向上できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0019】図1は本発明のLAN用プリンタ接続装置
に係る一実施例の構成を示すブロック図である。
【0020】LAN用プリンタ接続装置は、ローカルエ
リアネットワーク(以下、LANという。)1を介して
上位装置である複数の端末機A〜Dと接続されている。
また、LAN用プリンタ接続装置3は、プリンタ装置5
に、例えば、プリンタケーブルを介して接続されてい
る。
【0021】上記端末機A〜Dは、例えば、パーソナル
コンピュータ、ワードプロセッサまたはワークステーシ
ョン等であり、ワークステーションで標準装備されてい
るTCP/IPプロトコルによりLAN1に印刷データ
を、例えば、パケットにセットしてLAN用プリンタ接
続装置3に送信する。また、端末機A〜Dは、プリンタ
装置5の後述するインターフェース信号状態を監視し、
特定の信号状態に対してプリンタ装置5を制御するコマ
ンド等を発行することができる。即ち、端末機A〜D
は、直接接続されたプリンタ装置5のインターフェース
信号を読み込む代わりにLAN1を介してインターフェ
ース信号を読み込みコマンドを発行する。更に、例え
ば、端末機Aはパケットに印刷データをセットしてコマ
ンド命令のオープンによりLAN1を独占的に使用可能
にする。そして、端末機Aは、当該パケットをLAN用
プリンタ接続装置3に送信してコマンド命令のクローズ
によりLAN1の使用を解放するまで、他の端末機B〜
DからLAN1にパケットを送信しても当該LAN用プ
リンタ接続装置3に送信されない。LAN用プリンタ接
続装置3は、後述するCPU13が実行するコントロー
ルプログラムを解釈し、インターフェース信号状態通知
部21により周辺装置インターフェース9の信号を読み
込みLANインターフェース7を介して後述するステー
タスをLAN1を介して端末機A〜Dに通知する。ま
た、LAN用プリンタ接続装置3は、端末機A〜Dから
送信される印刷データを受信して当該印刷データをプリ
ンタ装置5に送信する。プリンタ装置5は、LAN用プ
リンタ接続装置3により中継された端末機A〜Dから送
信される印刷データ等を印刷する。
【0022】上記LAN用プリンタ接続装置3の制御を
図2のブロック図を用いて説明する。
【0023】LAN用プリンタ接続装置3は、LANイ
ンターフェース7、周辺装置インターフェース9、デー
タバス11、CPU13を有する。
【0024】上記LANインターフェース7は、LAN
1を介して接続されている端末機A〜Dから送信される
パケットにセットされている印刷データ等の受信または
LAN用プリンタ接続装置3からのステータス等の送信
を行う。周辺装置インターフェース9は、例えば、プリ
ンタケーブルを介してプリンタ装置5に接続され当該プ
リンタ装置5に印刷データを送信またはプリンタ装置5
からのステータスの受信を行う。データバス11は、C
PU13、プログラムROM15等のデータの送受信を
行う。CPU13は、後述するプログラムROM15に
記憶されている後述する周辺装置エラー監視部21、L
ANインターフェース制御部23、インターフェース信
号状態通知部25の各機能に基づいてプログラムの制御
または実行を行い、装置全体を制御する。
【0025】また、LAN用プリンタ接続装置3は、プ
ログラムROM15、受信バッファ17およびRAM1
9を有する。
【0026】上記プログラムROM15は、周辺装置エ
ラー監視部21、LANインターフェース制御部23、
インターフェース信号状態通知部25を有してコントロ
ールプログラム、コントロールデータを記憶する。
【0027】上記周辺装置エラー監視部21は、周辺装
置インターフェース9の信号状態を監視してエラーの有
無を判定する。即ち、周辺装置エラー監視部21は、複
数本の制御信号と状態信号および8ビットの並列情報に
よって、端末機と自装置内の入出力装置との間において
行うデータ転送方法のセントロニクスインターフェース
を有するプリンタ装置5から送信されるプリンタ装置の
状態を示す信号、例えば、印刷用紙切れ(PE)、エラ
ー(FAULT)、動作可(SELECT)を受信して
エラーの有無を判定する。LANインターフェース制御
部23は、LANインターフェース7を制御するプログ
ラムである。インターフェース信号状態通知部25は、
周辺装置エラー監視部21により得られる周辺装置イン
ターフェース9の信号状態、即ち、プリンタ装置の状態
を示す信号をLANインターフェース7を介して端末機
A〜Dに通知するプログラムである。
【0028】ここで、プリンタ装置5の状態に示す信号
は図3に示す如く、例えば、3ビットのステータスによ
り示され、印刷用紙切れの場合「010」、エラーの場
合「001」、動作可の場合「000」である。この他
にプリンタ装置5の状態としては、用紙ジャム、電源断
があり、例えば、ステータスにより示せば用紙ジャムの
場合「011」、電源断の場合「100」である。
【0029】受信バッファ17は、LANインターフェ
ース7を介して端末機A〜Dから受信した印刷データ等
を一時的に記憶する。RAM19は、ワーキングデータ
等を記憶する。
【0030】次に、本実施例の作用を図4のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0031】まず、装置に電源投入後、システムが起動
して端末機A〜Dのうち、例えば、端末機Aは、LAN
1の所定のプロトコル、例えば、TCP/IPによりプ
リンタ装置5で印刷させる印刷データをパケットにセッ
トしてLAN用プリンタ接続装置3に送信する。送信
後、端末機Aから送信されるパケットにセットされてい
る印刷データをLAN用プリンタ接続装置3のCPU1
3は、LANインターフェース7を介して受信して当該
印刷データを受信バッファ17に記憶させる(ステップ
100〜120)。
【0032】上記受信バッファ17に記憶後、直ちに受
信完了のステータスを端末機Aに通知する場合にはステ
ップ170に進み、プリンタ装置5に印刷データを送信
後にステータスを通知する場合にはステップ130に進
む。ここで、直ちに受信完了のステータスを端末機Aに
通知する場合と、プリンタ装置5に印刷データを送信後
にステータスを通知する場合とは端末機からのコマンド
によりいずれかの場合に選択される。例えば、端末機A
からのコマンド「SELECT0」ならばLAN用プリ
ンタ接続装置3は直ちに受信完了のステータスを端末機
Aに通知すると判断し、「SELECT1」ならばLA
N用プリンタ接続装置3は印刷データをプリンタ装置5
に送信した後にステータスを通知すると判断する(ステ
ップ125)。
【0033】ステップ130に進むと周辺装置エラー監
視部21は、周辺装置インターフェース9の状態をチェ
ック、即ち、プリンタ装置5の状態を示す信号により当
該プリンタ装置5がエラーか否かをチェックする。プリ
ンタ装置5がエラーでない場合にステップ150に進
み、プリンタ装置5がエラーの場合にステップ190に
進む(ステップ130〜140)。
【0034】ステップ150に進むとLAN用プリンタ
接続装置3のCPU13は、受信バッファ17に記憶さ
れている印刷データをプリンタ装置5に送信する。上記
印刷データの送信中にLAN用プリンタ接続装置3のC
PU13は、受信バッファ17が空の状態、即ち、受信
バッファ17に記憶された印刷データが全て送信された
か否かを検知する。ここで、受信バッファ17の空き状
態の検知をCPU13は、例えば、受信バッファ17の
受信用エリアの最後のアドレスの示すエリアに印刷デー
タが記憶されていると受信バッファ17が空の状態でな
いと判断する。一方、受信用エリアの最後のアドレスの
示すエリアに印刷データが記憶されていなくて、例え
ば、nopがセットされていると受信バッファ17が空
の状態と判断する(ステップ150〜160)。
【0035】印刷データが全て送信された状態、即ち、
受信バッファ17が空の状態の場合にCPU13は、L
ANインターフェース7から受信した印刷データをプリ
ンタ装置5に正常に送信した旨の受信完了のステータ
ス、例えば、1ビット単位で「0」をLAN1を介して
端末機Aに送信する(ステップ170)。一方、印刷デ
ータが全て送信されていない状態、即ち、受信バッファ
17が空の状態でない場合にCPU13は、受信バッフ
ァ17に記憶されている印刷データを取り出す。取り出
した印刷データをCPU13は、周辺装置インターフェ
ース9からプリンタ装置5に、例えば、1バイト単位で
送信してステップ130に戻り、受信バッファ17が空
になるまで送信し続ける(ステップ180)。
【0036】ステップ190に進むとインターフェース
信号状態通知部25は、LAN1を介して端末機A〜D
にプリンタ装置5のエラー、例えば、印刷用紙切れの場
合に「010」のステータスをパケットにセットして通
知する(ステップ190)。
【0037】これにより、LAN用プリンタ接続装置3
から正常に受信完了したステータスを受信すると端末機
Aは前回、LAN1を介して送信した印刷データの送信
が完了していることを確認できる。また、端末機A〜D
は、プリンタ装置5に印刷データを送信したことをパケ
ット単位により判断できる。従って、プリンタ装置5に
エラーが発生すると端末機は、パケットを送信する機能
を有する送信ジョブの中断を可能になる。一方、端末機
は、LAN用プリンタ接続装置3からのステータスによ
りプリンタ装置5のエラーの内容を知ることができるの
で、エラー回復の印刷処理の実行の場合に送信未了の印
刷データの再送信等の処理を行うことができる。
【0038】また、プリンタ装置5にエラーが発生して
おらず、かつ、受信バッファ17が空の状態になった時
に端末機Aは、プリンタ装置5への印刷データの送信を
終了する。この間、他の端末機B〜Dは、LAN1を介
して次の印刷データの送信を行えない。従って、LAN
用プリンタ接続装置3の印刷データの受信処理が正常に
終了した時には全ての印刷データがプリンタ装置5に送
信されたことになる。そして、印刷データのプリンタ装
置5への受信処理が正常に終了した後にLAN用プリン
タ接続装置3は、次の印刷データを端末機A〜Dに促
す。
【0039】一方、プリンタ装置5のエラー発生時のリ
カバリー処理を可能にするが、通常、周辺装置インター
フェース9は、LAN1に比べて低速であり、常に、上
述した処理を行った場合には十分なシステムのスループ
ットを得られない場合がある。
【0040】これに対して、LAN用プリンタ接続装置
3は、例えば、端末機からのコマンドにより受信バッフ
ァ23に記憶した時点で端末機A〜Dに受信完了を示す
ステータスを通知する。これにより、システムのスルー
プットをLAN1のスループットに近づけることができ
る。
【0041】更に、前述したLAN用プリンタ接続装置
3から正常に受信完了したステータスを受信する動作
と、端末機からのコマンドにより受信バッファ23に記
憶した時点で端末機A〜Dに受信完了を示すステータス
を通知する動作のいずれかを選択できる。これにより、
前者を選択するとプリンタ装置のエラー発生時の印刷デ
ータの無駄を防いで、エラー回復後に印刷処理の遅延を
防止する効果を、後者を選択するとシステムのスループ
ットを向上する効果を得ることにより、使用目的により
処理が選択できるため装置の汎用性を向上できる。
【0042】本実施例は、プリンタ装置を想定して説明
したが、通信プロトコルを通信のモデムに繋げるように
してモデムを介して電話回線を繋げることにより、電話
回線を使用した通信制御装置等にも応用できる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明は、受
信バッファに複数の端末機のうち、任意の端末機からL
ANを介して送信される印刷データが一時的に記憶され
る。
【0044】この受信バッファに記憶される印刷データ
が前記プリンタ装置に送信されてデータ有無検知手段
は、当該受信バッファのデータ残量の有無を検知する。
【0045】検知により前記受信バッファのデータが無
の状態になった場合に限りステータス送信手段は、前記
印刷データを送信した端末機に印刷データの受信完了を
示すステータスを送信するので、プリンタ装置のエラー
発生時の印刷データの無駄を防いで、エラー回復後に印
刷処理の遅延を防止できる。
【0046】第2の発明は、受信バッファに複数の端末
機のうち、任意の端末機からLANを介して送信される
印刷データが一時的に記憶される。一方、エラー検知手
段は、受信バッファに記憶される印刷データを送信する
前記プリンタ装置のエラーの有無を検知する。前記プリ
ンタ装置のエラーが検知されるとエラー通知手段は、前
記印刷データを送信した任意の端末機に対して当該プリ
ンタ装置のエラーの内容を通知するので、上位装置にプ
リンタ装置の動作状態の把握を可能にして当該プリンタ
装置の制御を可能にする。
【0047】第3の発明は、ステータス選択手段によ
り、上位装置にプリンタ装置の動作状態の把握を可能に
して当該プリンタ装置の制御を可能にする場合に第1の
ステータス送信手段を選択して、受信バッファのデータ
が無の状態になった場合に限り前記印刷データを送信し
た任意の端末機に印刷データの受信完了を示すステータ
スを送信する。一方、システムのスループットを向上す
る場合に第2のステータス送信手段を選択して、受信バ
ッファに印刷データを記憶すると前記印刷データを送信
した任意の端末機に印刷データの受信した旨を示すステ
ータスを送信するので、使用目的により処理が選択でき
るため装置の汎用性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のLAN用プリンタ接続装置に係る一実
施例を示す構成図である。
【図2】LAN用プリンタ接続装置の制御を示すブロッ
ク図である。
【図3】プリンタ装置の状態を示すステータスである。
【図4】本発明の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 LAN 3 LAN用プリンタ接続装置 5 プリンタ装置 13 CPU 15 プログラムROM 17 受信バッファ 21 周辺装置エラー監視部 23 LANインターフェース制御部 25 インターフェース信号状態通知部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LANを介して接続される複数の端末機
    とプリンタ装置とに接続されているLAN用プリンタ接
    続装置において、 前記複数の端末機のうち任意の端末機からLANを介し
    て送信される印刷データを一時的に記憶する受信バッフ
    ァと、 この受信バッファに記憶される印刷データを前記プリン
    タ装置に送信し、当該受信バッファのデータ残量の有無
    を検知するデータ有無検知手段と、 このデータ有無検知手段により前記受信バッファのデー
    タが無の状態になった場合に限り前記印刷データを送信
    した任意の端末機に印刷データの受信完了を示すステー
    タスを送信するステータス送信手段と、 を備えたことを特徴とするLAN用プリンタ接続装置。
  2. 【請求項2】 LANを介して接続される複数の端末機
    とプリンタ装置とに接続されているLAN用プリンタ接
    続装置において、 前記複数の端末機のうち任意の端末機からLANを介し
    て送信される印刷データを一時的に記憶する受信バッフ
    ァと、 この受信バッファに記憶される印刷データを送信する前
    記プリンタ装置のエラーを検知するエラー検知手段と、 このエラー検知手段により前記プリンタ装置のエラーが
    検知されると前記印刷データを送信した任意の端末機に
    当該プリンタ装置のエラーの内容を通知するエラー通知
    手段と、 を備えたことを特徴とするLAN用プリンタ接続装置。
  3. 【請求項3】 LANを介して接続される複数の端末機
    とプリンタ装置とに接続されているLAN用プリンタ接
    続装置において、 前記複数の端末機のうち任意の端末機からLANを介し
    て送信される印刷データを一時的に記憶する受信バッフ
    ァと、 この受信バッファに記憶される印刷データを前記プリン
    タ装置に送信し、当該受信バッファのデータ残量の有無
    を検知するデータ有無検知手段と、 このデータ有無検知手段により前記受信バッファのデー
    タが無の状態になった場合に限り前記印刷データを送信
    した任意の端末機に印刷データの受信完了を示すステー
    タスを送信する第1のステータス送信手段と、 前記受信バッファに印刷データを記憶すると前記印刷デ
    ータを送信した任意の端末機に印刷データの受信完了を
    示すステータスを送信する第2のステータス送信手段
    と、 この第2のステータス送信手段または前記第1のステー
    タス送信手段を選択して前記印刷データを送信した任意
    の端末機に印刷データの受信完了を示すステータスを送
    信するステータス選択手段と、 を備えたことを特徴とするLAN用プリンタ接続装置。
JP7047329A 1995-03-07 1995-03-07 Lan用プリンタ接続装置 Pending JPH08241180A (ja)

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