JPH08240537A - 毛羽検査装置 - Google Patents
毛羽検査装置Info
- Publication number
- JPH08240537A JPH08240537A JP6859595A JP6859595A JPH08240537A JP H08240537 A JPH08240537 A JP H08240537A JP 6859595 A JP6859595 A JP 6859595A JP 6859595 A JP6859595 A JP 6859595A JP H08240537 A JPH08240537 A JP H08240537A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluff
- feather
- detector
- yarn
- cutter
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 毛羽検知器によって毛羽を検知した場合に毛
羽部を目視によって迅速かつ確実に検査することができ
ると共に、他の糸条の毛羽検知操作が中断されない毛羽
検査装置を提供することである。 【構成】 毛羽検知器2と、毛羽検知器2と所定の間隔
をもって設置された該毛羽検知器2の毛羽検出信号に基
づいて作動するカッタ3と、カッタ3の川下側に位置す
るように設置され、糸条を所定の速度で引取る引取り手
段4と、引取り手段4の川下側に設置され、引取り手段
4からの糸条を吸引する吸引手段5と、毛羽検知器2と
カッタ3との間に設置された毛羽目視台6とにより構成
され、毛羽検知器2によって毛羽を検知すると対応する
糸条を切断すると同時に挾持して糸条の走行を瞬時に停
止させる。
羽部を目視によって迅速かつ確実に検査することができ
ると共に、他の糸条の毛羽検知操作が中断されない毛羽
検査装置を提供することである。 【構成】 毛羽検知器2と、毛羽検知器2と所定の間隔
をもって設置された該毛羽検知器2の毛羽検出信号に基
づいて作動するカッタ3と、カッタ3の川下側に位置す
るように設置され、糸条を所定の速度で引取る引取り手
段4と、引取り手段4の川下側に設置され、引取り手段
4からの糸条を吸引する吸引手段5と、毛羽検知器2と
カッタ3との間に設置された毛羽目視台6とにより構成
され、毛羽検知器2によって毛羽を検知すると対応する
糸条を切断すると同時に挾持して糸条の走行を瞬時に停
止させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパッケージとして巻取ら
れた合成繊維糸条の毛羽、ループ等を検査する毛羽検査
装置に関するものである。
れた合成繊維糸条の毛羽、ループ等を検査する毛羽検査
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、紡糸機より紡出され巻取機によ
って巻取られた合成繊維糸条に毛羽、ループ等の欠点が
あると商品価値が低下する。
って巻取られた合成繊維糸条に毛羽、ループ等の欠点が
あると商品価値が低下する。
【0003】そこで、該糸条の品質を維持するため無作
為にパッケージを選び出し、該パッケージから糸条を引
出して毛羽の有無、毛羽の数、毛羽の状態等を詳細に検
査している。
為にパッケージを選び出し、該パッケージから糸条を引
出して毛羽の有無、毛羽の数、毛羽の状態等を詳細に検
査している。
【0004】上述の毛羽を検査する場合には、図4に示
すような毛羽検査装置を使用しており、該毛羽検査装置
は複数個のパッケージ50を載架するクリールスタンド
31と、架台上に所定の間隔をもって並設された複数個
の毛羽検知器32と、該毛羽検知器32の川下側に所定
の間隔をもって設置された巻取装置33と、毛羽検知器
32の毛羽検知信号に基づいて巻取装置33の回転を停
止させる制御器34と、毛羽検知器32の川上側位置に
設けられたテンションコンペンセータ35とにより構成
されている。
すような毛羽検査装置を使用しており、該毛羽検査装置
は複数個のパッケージ50を載架するクリールスタンド
31と、架台上に所定の間隔をもって並設された複数個
の毛羽検知器32と、該毛羽検知器32の川下側に所定
の間隔をもって設置された巻取装置33と、毛羽検知器
32の毛羽検知信号に基づいて巻取装置33の回転を停
止させる制御器34と、毛羽検知器32の川上側位置に
設けられたテンションコンペンセータ35とにより構成
されている。
【0005】上述の巻取装置33はボビン緊締用のスピ
ンドルに電動機等の駆動機構が連結された構成になって
いる。
ンドルに電動機等の駆動機構が連結された構成になって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の毛羽検査装置に
おいてはパッケージ50から引出した糸条51を毛羽検
知器32の投光素子と受光素子間の検知部を通過させ、
該検知部における光量の変化によって毛羽、あるいはル
ープ等を検知すると巻取装置33の回転を停止させるよ
うになっているが、巻取装置33の慣性が大きいため瞬
時に回転を停止させることができず、毛羽部等がボビン
に巻取られてしまう。
おいてはパッケージ50から引出した糸条51を毛羽検
知器32の投光素子と受光素子間の検知部を通過させ、
該検知部における光量の変化によって毛羽、あるいはル
ープ等を検知すると巻取装置33の回転を停止させるよ
うになっているが、巻取装置33の慣性が大きいため瞬
時に回転を停止させることができず、毛羽部等がボビン
に巻取られてしまう。
【0007】そのため、巻取装置33を手動操作可能状
態に切替えてスピンドルを逆回転させてボビン上に巻取
られた糸条を巻戻して毛羽部を捜し出さなければならな
いという問題がある。
態に切替えてスピンドルを逆回転させてボビン上に巻取
られた糸条を巻戻して毛羽部を捜し出さなければならな
いという問題がある。
【0008】また、複数本の糸条を1台の巻取装置33
に巻取っている状態で1本の糸条に毛羽があった場合、
その糸条に対応する毛羽検知器32からの毛羽検知信号
に基づいて巻取機33が停止されるため、該糸条の毛羽
確認動作が完了するまで他の糸条を走行させることがで
きず、他の糸条の毛羽検知操作が中断されるという問題
がある。
に巻取っている状態で1本の糸条に毛羽があった場合、
その糸条に対応する毛羽検知器32からの毛羽検知信号
に基づいて巻取機33が停止されるため、該糸条の毛羽
確認動作が完了するまで他の糸条を走行させることがで
きず、他の糸条の毛羽検知操作が中断されるという問題
がある。
【0009】本発明は上述のような問題点を解決し、毛
羽検知器によって毛羽を検知した場合に毛羽部を目視に
よって迅速かつ確実に検査することができると共に、他
の糸条の毛羽検知操作が中断されない毛羽検査装置を提
供することを目的とするものである。
羽検知器によって毛羽を検知した場合に毛羽部を目視に
よって迅速かつ確実に検査することができると共に、他
の糸条の毛羽検知操作が中断されない毛羽検査装置を提
供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本発明の毛羽検査装置は、糸条の毛羽を検出する毛羽
検知器と、前記毛羽検知器の毛羽検出信号に基づいて作
動するカッタと、糸条を所定の速度で引取る引取り手段
と、前記引取り手段からの糸条を吸引する吸引手段とを
前記順序で所定の間隔を有するように設置せしめた構成
にしてある。
め本発明の毛羽検査装置は、糸条の毛羽を検出する毛羽
検知器と、前記毛羽検知器の毛羽検出信号に基づいて作
動するカッタと、糸条を所定の速度で引取る引取り手段
と、前記引取り手段からの糸条を吸引する吸引手段とを
前記順序で所定の間隔を有するように設置せしめた構成
にしてある。
【0011】また、毛羽目視台を、毛羽検知器とカッタ
の間に配設せしめるのが好ましい。
の間に配設せしめるのが好ましい。
【0012】
【作用】毛羽検知器の毛羽検知信号に基づいてカッタが
作動して糸条を切断すると同時に挾持して糸条の走行を
瞬時に停止させる。
作動して糸条を切断すると同時に挾持して糸条の走行を
瞬時に停止させる。
【0013】
【実施例】図1は毛羽検査装置の1実施例を示す概略正
面図、図2は図1のI−I矢視図であって、毛羽検査装
置は、複数個のパッケージを載架するペグ1aを有する
クリールスタンド1と、該クリールスタンド1と所定の
間隔をもって設置された毛羽検知器2と、該毛羽検知器
2と所定の間隔をもって設置され、毛羽検知器2の毛羽
検知信号に基づいて作動するカッタ3と、該カッタ3の
川下側に位置するように設置された引取り手段4と、該
引取り手段4の川下側に設置された吸引手段5と、上述
の毛羽検知器2とカッタ3の間に設置された毛羽目視台
6とにより構成されている。
面図、図2は図1のI−I矢視図であって、毛羽検査装
置は、複数個のパッケージを載架するペグ1aを有する
クリールスタンド1と、該クリールスタンド1と所定の
間隔をもって設置された毛羽検知器2と、該毛羽検知器
2と所定の間隔をもって設置され、毛羽検知器2の毛羽
検知信号に基づいて作動するカッタ3と、該カッタ3の
川下側に位置するように設置された引取り手段4と、該
引取り手段4の川下側に設置された吸引手段5と、上述
の毛羽検知器2とカッタ3の間に設置された毛羽目視台
6とにより構成されている。
【0014】上述のクリールスタンド1には、各ペグ1
aに対応してパッケージから引出された糸条を案内する
ガイド7が取付けてある。
aに対応してパッケージから引出された糸条を案内する
ガイド7が取付けてある。
【0015】上述のクリールスタンド1を使用せず、パ
ッケージをテーブル上に載置して糸条を上方に引出して
毛羽検知器2に供給するようにもできる。
ッケージをテーブル上に載置して糸条を上方に引出して
毛羽検知器2に供給するようにもできる。
【0016】また、毛羽検知器2は投光素子と受光素子
を絞りを介して対向させて光軸を形成し、糸条を該光軸
と直交するように走行させて毛羽等による光量の変化を
検出するようになっており、該毛羽検知器2が架台8上
に設置されたブラケット9に糸条走行方向と直交する水
平方向に所定の間隔を有するように複数個取付けられて
いる。
を絞りを介して対向させて光軸を形成し、糸条を該光軸
と直交するように走行させて毛羽等による光量の変化を
検出するようになっており、該毛羽検知器2が架台8上
に設置されたブラケット9に糸条走行方向と直交する水
平方向に所定の間隔を有するように複数個取付けられて
いる。
【0017】上述のカッタ3は図3に示すように枠体1
0内に収納されている可動部材11の端部に刃物12と
押圧片13が取付けられた電磁作動機構(図示せず)
と、該刃物と対向するよう所定の間隔をもって枠体10
に取付けられた固定部材14と、該枠体10の上面に取
付けられた糸条切断動作を表示するランプ15とにより
構成されており、毛羽検知器2の毛羽検知信号に基づい
て可動部材11と共に刃物12と押圧片13が固定部材
14に向って瞬間的に移動し、糸条を切断すると同時に
糸条を挾持し、ランプ15を点灯するようになってい
る。
0内に収納されている可動部材11の端部に刃物12と
押圧片13が取付けられた電磁作動機構(図示せず)
と、該刃物と対向するよう所定の間隔をもって枠体10
に取付けられた固定部材14と、該枠体10の上面に取
付けられた糸条切断動作を表示するランプ15とにより
構成されており、毛羽検知器2の毛羽検知信号に基づい
て可動部材11と共に刃物12と押圧片13が固定部材
14に向って瞬間的に移動し、糸条を切断すると同時に
糸条を挾持し、ランプ15を点灯するようになってい
る。
【0018】該カッタ3も毛羽検知器2と同様に複数個
のカッタ3が架台8上に設置されたブラケット16に糸
条走行方向と直交する水平方向に所定の間隔を有するよ
うに取付けられている。
のカッタ3が架台8上に設置されたブラケット16に糸
条走行方向と直交する水平方向に所定の間隔を有するよ
うに取付けられている。
【0019】また、上述の引取り手段4は枠体17に取
付けられた集束用ガイド18と、該枠体17に設置され
た電動機等の駆動装置(図示せず)の出力軸に取付けら
れた駆動用ローラ19と、該枠体17に突設された軸体
20にベアリング(図示せず)によって回転自在に支持
されたローラ21とにより構成されており、複数本の糸
条を集束して1本の糸束にし、該糸束を駆動用ローラ1
9とローラ21に巻付けた状態で該駆動用ローラ19を
回転させることによって各糸条をパッケージから所定の
速度で引出して吸引手段5側に送出する。
付けられた集束用ガイド18と、該枠体17に設置され
た電動機等の駆動装置(図示せず)の出力軸に取付けら
れた駆動用ローラ19と、該枠体17に突設された軸体
20にベアリング(図示せず)によって回転自在に支持
されたローラ21とにより構成されており、複数本の糸
条を集束して1本の糸束にし、該糸束を駆動用ローラ1
9とローラ21に巻付けた状態で該駆動用ローラ19を
回転させることによって各糸条をパッケージから所定の
速度で引出して吸引手段5側に送出する。
【0020】該引取り手段4は電動等の駆動機構によっ
て回転される駆動用ローラと、該駆動用ローラに所定の
接触力で当接されるゴム製のローラとにより構成するニ
ップローラ型のものを使用することもできる。
て回転される駆動用ローラと、該駆動用ローラに所定の
接触力で当接されるゴム製のローラとにより構成するニ
ップローラ型のものを使用することもできる。
【0021】上述の吸引手段5は例えば実公昭61−1
9173号公報、実公平1−26699号公報等に記載
されているような圧縮空気を糸条導通用の孔内に噴射し
て該孔内に吸引力を作用させ、該吸引力によって糸条を
吸引する構成のサクションガン等を使用する。
9173号公報、実公平1−26699号公報等に記載
されているような圧縮空気を糸条導通用の孔内に噴射し
て該孔内に吸引力を作用させ、該吸引力によって糸条を
吸引する構成のサクションガン等を使用する。
【0022】該吸引手段5によって吸引された糸条は該
吸引手段の下方に設置された屑箱22内に排出するか、
該吸引手段5に連結されたゴム管等を介して所定の位置
に設置された屑箱に排出する。
吸引手段の下方に設置された屑箱22内に排出するか、
該吸引手段5に連結されたゴム管等を介して所定の位置
に設置された屑箱に排出する。
【0023】上述の毛羽目視台6は上述の架台8に平板
部材23を取付け、該平板部材23上面を黒色の塗料に
よって塗装するか、平板部材23上に黒色布、黒色ゴム
板、黒色合成樹脂板等を載置あるいは貼着する。
部材23を取付け、該平板部材23上面を黒色の塗料に
よって塗装するか、平板部材23上に黒色布、黒色ゴム
板、黒色合成樹脂板等を載置あるいは貼着する。
【0024】該平板部材23の上方位置には照明器具を
設置すると毛羽の目視検査を容易にかつ確実に行なうこ
とができる。
設置すると毛羽の目視検査を容易にかつ確実に行なうこ
とができる。
【0025】上述の毛羽検知器2からの毛羽検知信号は
入力、記憶、比較演算、動作指令等の機能を有するマイ
クロコンピュータあるいは入力回路、記憶回路、比較演
算回路、動作指令回路等からなる制御盤等の制御器24
に入力され、毛羽数等が計数されると共に対応するカッ
タ3に対して作動信号を出力する。
入力、記憶、比較演算、動作指令等の機能を有するマイ
クロコンピュータあるいは入力回路、記憶回路、比較演
算回路、動作指令回路等からなる制御盤等の制御器24
に入力され、毛羽数等が計数されると共に対応するカッ
タ3に対して作動信号を出力する。
【0026】該制御器24に各糸条に対応する毛羽数等
を表示するためのCRT、データを出力するプリンタ、
作業者に毛羽を検知したことを知らせるブザー等を接続
するのが好ましい。
を表示するためのCRT、データを出力するプリンタ、
作業者に毛羽を検知したことを知らせるブザー等を接続
するのが好ましい。
【0027】上述の実施例においては毛羽検知器2、目
視検査台6、カッタ3等を1台の架台8に設置したが、
これ等を3台の架台に夫々設置することもできる。
視検査台6、カッタ3等を1台の架台8に設置したが、
これ等を3台の架台に夫々設置することもできる。
【0028】上述の毛羽検知器2の川上側位置には、パ
ッケージから引出された糸条が毛羽検知器2の入口側位
置からに引取り手段4の間で弛みを生じないようにする
ため、張力付与用のテンションコンペンセータ25をブ
ラケット26によって架台8に取付けるのが好ましい。
ッケージから引出された糸条が毛羽検知器2の入口側位
置からに引取り手段4の間で弛みを生じないようにする
ため、張力付与用のテンションコンペンセータ25をブ
ラケット26によって架台8に取付けるのが好ましい。
【0029】該テンションコンペンセータ25は固定皿
部材に可動皿部材が載置された皿型コンペンセータ、可
動ガイドがばねによって一定の方向に回動するように付
勢された回転型コンペンセータを使用する。
部材に可動皿部材が載置された皿型コンペンセータ、可
動ガイドがばねによって一定の方向に回動するように付
勢された回転型コンペンセータを使用する。
【0030】上述の毛羽検知器2の出口部、カッタ3の
出入口部には糸条の走行位置を安定させるためのガイド
27、28、29を設けるのが好ましい。
出入口部には糸条の走行位置を安定させるためのガイド
27、28、29を設けるのが好ましい。
【0031】上述の毛羽検査装置における毛羽検知操作
は次のように行なうことができる。
は次のように行なうことができる。
【0032】作業者が被検査パッケージ50をクリール
スタンド1のペグ1aに載架し、各パッケージ50から
糸条51を引出してガイド7、テンションコンペンセー
タ25、毛羽検知器2、カッタ3に夫々通し、該複数本
の糸条51を1本の糸束に集束させた状態で集束ガイド
18に通すと、回転中の引取り手段4の駆動用ローラ1
9とローラ21に2〜5回巻付けて吸引手段5に吸引さ
せる。
スタンド1のペグ1aに載架し、各パッケージ50から
糸条51を引出してガイド7、テンションコンペンセー
タ25、毛羽検知器2、カッタ3に夫々通し、該複数本
の糸条51を1本の糸束に集束させた状態で集束ガイド
18に通すと、回転中の引取り手段4の駆動用ローラ1
9とローラ21に2〜5回巻付けて吸引手段5に吸引さ
せる。
【0033】すると、各糸条51がパッケージ50から
引出されて100〜500m/minの速度で走行して吸
引機構5に吸引され、糸条51が毛羽検知器2を通過す
る時に毛羽の有無が検知され、該糸条51に予め設定さ
れた大きさの毛羽があると、毛羽検知器2から毛羽検知
信号が制御器24に送られる。すると、該制御器24か
らカッタ3に作動信号が送られ、刃物12によって該糸
条51が切断されると同時に押圧片13によって該糸条
51が挾持される。該カッタ3が作動して糸条51を切
断すると、該カッタ3のランプ15が点灯すると共にブ
ザー(図示せず)が鳴って毛羽による糸条切断動作を作
業者に通報する。
引出されて100〜500m/minの速度で走行して吸
引機構5に吸引され、糸条51が毛羽検知器2を通過す
る時に毛羽の有無が検知され、該糸条51に予め設定さ
れた大きさの毛羽があると、毛羽検知器2から毛羽検知
信号が制御器24に送られる。すると、該制御器24か
らカッタ3に作動信号が送られ、刃物12によって該糸
条51が切断されると同時に押圧片13によって該糸条
51が挾持される。該カッタ3が作動して糸条51を切
断すると、該カッタ3のランプ15が点灯すると共にブ
ザー(図示せず)が鳴って毛羽による糸条切断動作を作
業者に通報する。
【0034】上述のブザー音によって作業者がランプ1
5の点灯を確認して切断された糸条51を見出すと、目
視検査台11上において毛羽の有無、毛羽の形状、毛羽
の大きさ等を確認する。
5の点灯を確認して切断された糸条51を見出すと、目
視検査台11上において毛羽の有無、毛羽の形状、毛羽
の大きさ等を確認する。
【0035】上述の毛羽確認動作が済むと、カッタ3を
非作動の状態にして刃物12と共に押圧片13を待機位
置に戻し、糸条51をフリーな状態にしてパッケージ5
0から引出して該カッタ3に通して隣を走行している糸
条51に結付ける。
非作動の状態にして刃物12と共に押圧片13を待機位
置に戻し、糸条51をフリーな状態にしてパッケージ5
0から引出して該カッタ3に通して隣を走行している糸
条51に結付ける。
【0036】すると、該糸条51が他の糸条51と共に
引揃えられた状態で引取り手段4に引取られて吸引手段
5に吸引され、毛羽の検知動作が再開される。
引揃えられた状態で引取り手段4に引取られて吸引手段
5に吸引され、毛羽の検知動作が再開される。
【0037】上述の目視による毛羽確認動作中も他の糸
条は走行して毛羽の検知動作が行われている。
条は走行して毛羽の検知動作が行われている。
【0038】
【発明の効果】本発明の本発明の毛羽検査装置は、糸条
の毛羽を検知する毛羽検知器と、前記毛羽検知器の毛羽
検出信号に基づいて作動するカッタと、糸条を所定の速
度で引取る引取り手段と、前記引取り手段からの糸条を
吸引する吸引手段とを前記順序で所定の間隔を有するよ
うに設置せしめた構成にしているため、毛羽を検知した
糸条のみ切断して該毛羽部を所定の位置に停止させるこ
とができ、毛羽の検査効率を良くすることができる。
の毛羽を検知する毛羽検知器と、前記毛羽検知器の毛羽
検出信号に基づいて作動するカッタと、糸条を所定の速
度で引取る引取り手段と、前記引取り手段からの糸条を
吸引する吸引手段とを前記順序で所定の間隔を有するよ
うに設置せしめた構成にしているため、毛羽を検知した
糸条のみ切断して該毛羽部を所定の位置に停止させるこ
とができ、毛羽の検査効率を良くすることができる。
【0039】また、請求項2のように毛羽目視台を、毛
羽検知器とカッタの間に配設せしめると、毛羽の形状、
大きさ、ループ、風綿の付着等を目視によって確実に分
別することができる。
羽検知器とカッタの間に配設せしめると、毛羽の形状、
大きさ、ループ、風綿の付着等を目視によって確実に分
別することができる。
【図1】本発明の毛羽検査装置の1実施例を示す概略正
面図である。
面図である。
【図2】図1におけるI−I矢視図である。
【図3】本発明の毛羽検査装置に使用するカッタの1実
施例を示す概略斜視図である。
施例を示す概略斜視図である。
【図4】従来の毛羽検査装置の1実施例を示す概略図で
ある。
ある。
1 クリールスタンド 2 毛羽検知器 3 カッタ 4 引取り手段 5 吸引手段 6 毛羽目視台 7,27,28,29 ガイド 8 架台 9,16,26 ブラケット 10,17 枠体 11 可動部材 12 刃物 13 押圧片 14 固定部材 15 ランプ 18 集束用ガイド 19 駆動用ローラ 20 軸体 21 ローラ 22 屑箱 23 平板部材 24 制御器 25 テンションコンペンセータ 1a ペグ
Claims (2)
- 【請求項1】 糸条の毛羽を検知する毛羽検知器と、前
記毛羽検知器の毛羽検出信号に基づいて作動するカッタ
と、糸条を所定の速度で引取る引取り手段と、前記引取
り手段からの糸条を吸引する吸引手段とを前記順序で所
定の間隔を有するように設置せしめたことを特徴とする
毛羽検査装置。 - 【請求項2】 毛羽目視台を、毛羽検知器とカッタの間
に配設せしめたことを特徴とする請求項1の毛羽検査装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6859595A JPH08240537A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 毛羽検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6859595A JPH08240537A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 毛羽検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08240537A true JPH08240537A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=13378312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6859595A Pending JPH08240537A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 毛羽検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08240537A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106944370A (zh) * | 2017-05-17 | 2017-07-14 | 南京狮鹏体育用品有限公司 | 一种多片羽毛片多参数集成自动分等级机 |
CN109013386A (zh) * | 2018-07-17 | 2018-12-18 | 广东工业大学 | 一种基于机器视觉的燕窝羽毛挑拣装置和方法 |
CN112139046A (zh) * | 2020-08-15 | 2020-12-29 | 安徽省羽乐体育用品有限公司 | 一种用于羽毛球生产的筛毛系统 |
-
1995
- 1995-03-01 JP JP6859595A patent/JPH08240537A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN109013386B (zh) * | 2018-07-17 | 2023-05-16 | 广东工业大学 | 一种基于机器视觉的燕窝羽毛挑拣装置和方法 |
CN112139046A (zh) * | 2020-08-15 | 2020-12-29 | 安徽省羽乐体育用品有限公司 | 一种用于羽毛球生产的筛毛系统 |
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