JPH08240327A - 空気調和機の羽根ガード固定装置 - Google Patents

空気調和機の羽根ガード固定装置

Info

Publication number
JPH08240327A
JPH08240327A JP4700995A JP4700995A JPH08240327A JP H08240327 A JPH08240327 A JP H08240327A JP 4700995 A JP4700995 A JP 4700995A JP 4700995 A JP4700995 A JP 4700995A JP H08240327 A JPH08240327 A JP H08240327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade guard
wire
tip
air conditioner
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4700995A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Hirose
恒雄 広瀬
Kaori Sugata
香織 菅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP4700995A priority Critical patent/JPH08240327A/ja
Publication of JPH08240327A publication Critical patent/JPH08240327A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 孔部の円周方向の隙間をなくし羽根ガードの
固定が確実で異常音の発生しない羽根ガード固定装置を
提供することを目的としている。 【構成】 空気調和機3の前面4に設けられた空気吹き
出し口と、前記吹き出し口に対向し前記空気調和機3の
内部に設けられた送風機と、複数の線材で形成された羽
根ガード1とを備え、前記羽根ガード1は前記複数の線
材の先端2を前記空気調和機3の前面4に設けた孔部5
に貫通させた後、線材の先端2を相互に反対方向へ屈曲
させ固定するようにした構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の羽根ガー
ド固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、静音化の追求により異常音を抑制
した空気調和機が求められている。
【0003】従来、この種の空気調和機は図6に示すよ
うな構成が一般的であった。以下、その構成について図
6を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、空気調和機3は内部に羽
根101を備えた送風機102が設けられ、前記羽根1
01に対向した前記空気調和機3の前面4には風路を形
成する空気吹き出し口103と、前記空気吹き出し口1
03の周囲には複数の線材にて形成された羽根ガード1
の線材の先端2が貫通する孔部5が備えられていた。
【0005】上記構成において、空気調和機3を組み立
てるときには、まず線材の先端2を孔部5に貫通した
後、線材の先端2を同一方向へ屈曲させ前記空気調和機
3の前面4に固定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
調和機の羽根ガード固定装置の構成では、線材の先端2
と孔部5の円周方向の隙間により羽根ガード1の固定に
ゆるみが生じ、空気調和機3を運転したときに羽根ガー
ド1の振動により異常音が発生してしまうという問題が
あった。
【0007】また、線材の先端2の屈曲が作業ばらつき
などにより不十分な場合も孔部5の軸方向に隙間を生じ
異常音が発生してしまうという問題があった。
【0008】また、線材を屈曲させるため羽根ガード1
が変形し美観を損ねるという問題があった。
【0009】また、経年変化により線材の屈曲による孔
部5の軸方向の嵌合が甘くなり異常音が発生してしまう
という問題があった。
【0010】また、同様に経年変化により孔部5の円周
方向の嵌合が甘くなり異常音が発生してしまうという問
題があった。
【0011】本発明は、上記課題を解決するもので、孔
部の円周方向の隙間をなくし羽根ガードの固定が確実で
異常音の発生しない空気調和機の羽根ガード固定装置を
提供することを第1の目的としている。
【0012】また、第2の目的は孔部の軸方向の隙間を
なくし羽根ガードを確実に固定することにある。
【0013】また、第3の目的は羽根ガードの線材が軸
方向に変形するのを防止することにある。
【0014】また、第4の目的は羽根ガードの前後方向
の振動を抑制することにある。また、第5の目的は孔部
の円周方向の振動を抑制することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機は上
記第1の目的を達成するために、第1の手段は空気調和
機の前面に設けられた空気吹き出し口と、前記吹き出し
口に対向し前記空気調和機の内部に設けられた送風機
と、複数の線材で形成された羽根ガードとを備え、前記
羽根ガードは前記複数の線材の先端を前記空気調和機の
前面に設けた孔部に貫通させた後、線材の先端を相互に
反対方向へ屈曲させ固定する構成とする。
【0016】また、第2の手段は線材の先端を孔部に貫
通させた後、さらに緩衝材を貫通させ、線材の先端を屈
曲させる構成とする。
【0017】また、第3の手段は線材の先端を孔部に貫
通させた後、線材の先端を偏平させる構成とする。
【0018】また、第4の手段は線材の先端を孔部に貫
通させた後、線材の先端を螺旋状に形成してなる構成と
する。
【0019】また、第5の手段は線材の先端を孔部に貫
通させた後、線材の先端を屈曲させた位置に空気調和機
の前面の一部を切り起こす構成とする。
【0020】
【作用】本発明は上記した第1手段の構成により、羽根
ガードの線材の屈曲部の内側の変形が相互に反対方向に
形成され孔部との隙間に嵌合し、孔部の軸方向の隙間を
なくし羽根ガードを固定することができる。
【0021】また、第2手段の構成により、緩衝材の弾
性により羽根ガードと孔部の円周方向の隙間をなくし羽
根ガードを固定することができる。
【0022】また、第3手段の構成により、羽根ガード
の線材の偏平部の変形が孔部との隙間に嵌合し線材の軸
方向に変形することなく羽根ガードを固定することがで
きる。
【0023】また、第4手段の構成により、羽根ガード
の線材の螺旋状部分の弾性により羽根ガードの前後方向
の振動を抑制することができる。
【0024】また、第5手段の構成により、空気調和機
の前面の一部を切り起こした端面が羽根ガードの線材を
固定し、嵌合のゆるみを防止することができる。
【0025】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1実施例について図1を
参照しながら説明する。なお、従来例と同一部分につい
ては同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0026】図に示すように、羽根ガード1は複数の線
材の先端2を空気調和機3の前面4に設けた孔部5に貫
通させた後、線材の先端2を相互に反対方向へ屈曲させ
固定するようになっている。
【0027】上記構成において、羽根ガード1の線材の
屈曲部は内側に変形し孔部5との隙間が小さくなるが、
相互の孔部5は互いに反対方向に隙間が小さくなるため
線材は孔部5の円周方向に嵌合し羽根ガード1を確実に
固定することができる。
【0028】このように本発明の第1実施例の空気調和
機の羽根ガード固定装置によれば、孔部5の円周方向の
隙間をなくし羽根ガード1を確実に固定し異常音を防止
することができる。
【0029】(実施例2)以下、本発明の第2実施例に
ついて図2を参照しながら説明する。なお、第1実施例
と同一部分については同一符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0030】図に示すように、羽根ガード1は線材の先
端2を孔部5に貫通させた後、さらに緩衝材6を貫通さ
せてから、線材の先端2を屈曲させる構成となってい
る。
【0031】上記構成において、緩衝材6の弾性により
羽根ガード1と孔部5の軸方向の隙間をなくし羽根ガー
ド1を確実に固定することができる。
【0032】このように本発明の第2実施例の空気調和
機の羽根ガード固定装置によれば、孔部5の軸方向の隙
間をなくし羽根ガード1を確実に固定することができ
る。
【0033】(実施例3)以下、本発明の第3実施例に
ついて図3を参照しながら説明する。なお、第1実施例
と同一部分については同一符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0034】図に示すように、羽根ガード1は線材の先
端2を孔部5に貫通させた後、線材の先端2を偏平させ
る構成とする。
【0035】上記構成において、羽根ガード1の線材の
偏平部7の変形が孔部5との隙間に嵌合し線材の軸方向
に変形することなく羽根ガード1を固定することができ
る。
【0036】このように本発明の第3実施例の空気調和
機の羽根ガード固定装置によれば、羽根ガード1の線材
が軸方向に変形するのを防止することができる。
【0037】(実施例4)以下、本発明の第4実施例に
ついて図4を参照しながら説明する。なお、第1実施例
と同一部分については同一符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0038】図に示すように、羽根ガード1は線材の先
端2を孔部5に貫通させた後、線材の先端2を螺旋状に
形成した構成とする。
【0039】上記構成において、羽根ガード1の線材の
螺旋状部分8の弾性により羽根ガード1の前後方向の振
動を抑制することができる。
【0040】このように本発明の第4実施例の空気調和
機の羽根ガード固定装置によれば、羽根ガード1の前後
方向の振動を抑制することができる。
【0041】(実施例5)以下、本発明の第5実施例に
ついて図1および図5を参照しながら説明する。なお、
第1実施例と同一部分については同一符号を付して詳細
な説明は省略する。
【0042】図に示すように、空気調和機3の前面4は
羽根ガード1の線材の先端2を孔部5に貫通させた後、
線材の先端2を屈曲させた位置に空気調和機3の前面4
の一部を切り起こす構成となっている。
【0043】上記構成において、空気調和機3の前面4
の一部を切り起こした端面9が羽根ガード1の線材を固
定し、嵌合のゆるみを防止することができる。
【0044】このように本発明の第5実施例の空気調和
機の羽根ガード固定装置によれば、孔部5の円周方向の
振動を抑制することができる。
【0045】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば空気調和機の前面に設けられた空気吹き出し
口と、この吹き出し口に対向し空気調和機の内部に設け
られた送風機と、複数の線材で形成された羽根ガードと
を備え、この羽根ガードは複数の線材の先端を空気調和
機の前面に設けた孔部に貫通させた後、線材の先端を相
互に反対方向へ屈曲させ固定したので、線材の先端と孔
部の円周方向の隙間により羽根ガードの固定にゆるみが
生じ、空気調和機を運転したときに羽根ガードの振動に
より異常音が発生するようなこともなく、孔部の円周方
向の隙間をなくし羽根ガードの固定が確実で異常音の発
生しない空気調和機の羽根ガード固定装置を提供でき
る。
【0046】また、羽根ガードの線材の先端を孔部に貫
通させた後、さらに緩衝材を貫通させてから、線材の先
端を屈曲させたので、緩衝材の弾性により羽根ガードと
孔部の円周方向の隙間をなくし羽根ガードを固定する孔
部の軸方向の隙間をなくし羽根ガードを確実に固定する
ことができる。
【0047】また、羽根ガードの線材の先端を孔部に貫
通させた後、線材の先端を偏平させたので、羽根ガード
の線材の偏平部の変形が孔部との隙間に嵌合し、線材の
軸方向に変形することなく羽根ガードを固定することが
できる。
【0048】また、羽根ガードの線材の先端を孔部に貫
通させた後、線材の先端を螺旋状に形成したので、羽根
ガードの線材の螺旋状部分の弾性により羽根ガードの前
後方向の振動を抑制することができる。
【0049】また、羽根ガードの線材の先端を孔部に貫
通させた後、線材の先端を屈曲させた位置に空気調和機
の前面の一部を切り起こしたので、空気調和機の前面の
一部を切り起こした端面が羽根ガードの線材を固定し、
嵌合のゆるみを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の空気調和機の羽根ガード
固定装置の構成を示す斜視図
【図2】同第2実施例の構成を示す要部断面図
【図3】同第3実施例の構成を示す要部断面図
【図4】同第4実施例の構成を示す要部断面図
【図5】同第5実施例の構成を示す要部断面図
【図6】従来の空気調和機の羽根ガード固定装置の構成
を示す斜視図
【符号の説明】
1 羽根ガード 2 線材の先端 3 空気調和機 4 前面 5 孔部 6 緩衝材 7 偏平部 8 螺旋状部分 9 端面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機の前面に設けられた空気吹き
    出し口と、前記吹き出し口に対向し前記空気調和機の内
    部に設けられた送風機と、複数の線材で形成された羽根
    ガードとを備え、前記羽根ガードは前記複数の線材の先
    端を前記空気調和機の前面に設けた孔部に貫通させた
    後、線材の先端を相互に反対方向へ屈曲させ固定するよ
    う構成した空気調和機の羽根ガード固定装置。
  2. 【請求項2】 線材の先端を孔部に貫通させた後、さら
    に緩衝材を貫通させ、線材の先端を屈曲させた請求項1
    記載の空気調和機の羽根ガード固定装置。
  3. 【請求項3】 線材の先端を孔部に貫通させた後、線材
    の先端を偏平させてなる請求項1記載の空気調和機の羽
    根ガード固定装置。
  4. 【請求項4】 線材の先端を孔部に貫通させた後、線材
    の先端を螺旋状に形成してなる請求項1記載の空気調和
    機の羽根ガード固定装置。
  5. 【請求項5】 線材の先端を孔部に貫通させた後、線材
    の先端を屈曲させた位置に空気調和機の前面の一部を切
    り起こしてなる請求項1記載の空気調和機の羽根ガード
    固定装置。
JP4700995A 1995-03-07 1995-03-07 空気調和機の羽根ガード固定装置 Pending JPH08240327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4700995A JPH08240327A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 空気調和機の羽根ガード固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4700995A JPH08240327A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 空気調和機の羽根ガード固定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08240327A true JPH08240327A (ja) 1996-09-17

Family

ID=12763178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4700995A Pending JPH08240327A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 空気調和機の羽根ガード固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08240327A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018066127A1 (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 三菱電機株式会社 空気調和装置の室外機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018066127A1 (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 三菱電機株式会社 空気調和装置の室外機
CN109804204A (zh) * 2016-10-07 2019-05-24 三菱电机株式会社 空调装置的室外机
US20190219279A1 (en) * 2016-10-07 2019-07-18 Mitsubishi Electric Corporation Outdoor unit for an air-conditioning apparatus
EP3524894A4 (en) * 2016-10-07 2019-09-18 Mitsubishi Electric Corporation EXTERNAL UNIT FOR AIR-CONDITIONING DEVICE
US10935259B2 (en) 2016-10-07 2021-03-02 Mitsubishi Electric Corporation Outdoor unit for an air-conditioning apparatus
CN109804204B (zh) * 2016-10-07 2021-07-16 三菱电机株式会社 空调装置的室外机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10174768B2 (en) Centrifugal blower and method of assembling the same
JP4539855B2 (ja) 空気調和機
JP4191431B2 (ja) 冷却ファン
JPH08240327A (ja) 空気調和機の羽根ガード固定装置
JP6468416B2 (ja) クロスフローファン及びこれを備える空気調和機の室内機
US20180370337A1 (en) Air conditioning device for vehicle
JPH06288392A (ja) 送風機羽根車及びそのバランスウェイト
RU2403507C2 (ru) Опорная перекладина корпуса воздухораспределителя
JPH09215251A (ja) 電動機
WO2018131077A1 (ja) 空気調和機の室外機
WO2020215903A1 (zh) 电机盖、底座及空调器
JP7042588B2 (ja) 送風機、及び空気調和機の室外機
JPH10325302A (ja) 動翼の制振構造
JP2007244563A (ja) 電動送風機およびそれを用いた電気掃除機
JP2783962B2 (ja) 送風フアン
JPH1018993A (ja) シロッコファン
JPH0742699A (ja) 送風機の消音装置
JP6061839B2 (ja) 換気扇
JPH09261914A (ja) 電動機の防音構造
JP2000088277A (ja) 空気調和機
JP6921049B2 (ja) 換気扇および固定部材
JP2003184788A (ja) 遠心送風機及びその製造方法
JP3646337B2 (ja) 電動送風機
JPS6318800Y2 (ja)
JP3791156B2 (ja) プロペラファン