JPH08238991A - ルーフキャリアの緩衝部材とその取り付け装置 - Google Patents
ルーフキャリアの緩衝部材とその取り付け装置Info
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- JPH08238991A JPH08238991A JP8444095A JP8444095A JPH08238991A JP H08238991 A JPH08238991 A JP H08238991A JP 8444095 A JP8444095 A JP 8444095A JP 8444095 A JP8444095 A JP 8444095A JP H08238991 A JPH08238991 A JP H08238991A
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Abstract
にルーフキャリアの支持体を支持させ固着させる場合で
も、その固着が確実でしかも簡単に行なえるようにした
もの。 【構成】 合成ゴムのような柔軟な材料で造られ裏面の
一側部に突条(2)を形成させたことで段差部(6)を
有する矩形状の緩衝部材本体(1)に於いて、上記突条
(2)の内側即ち段差部(6)の端面より緩衝部材本体
(1)の他側方に複数個の小突起(3)を形成させたこ
と。
Description
れるルーフキャリアと、自動車の屋根との間に介在させ
る緩衝部材に関し、詳しくいえば段差のある自動車の屋
根にあって段差部分に用いられる緩衝部材とその取り付
け装置の改良に関する。
れるようにその両側部に凸状(22)がある形状のもの
がみられる。一方自動車の屋根(21)に搭載されるル
ーフキャリア(A)は、通常自動車の両側部に設置され
る一対の支持体(24)と、それぞれ自動車の巾とほぼ
同じ長さの水平な支持桿(23)と、 支持桿(23)
の両側端部を支持する垂直な支持体(24)とよりな
り、通常この支持体(24)と自動車の屋根(21)間
には合成ゴムのような緩衝部材本体(25)が介在され
る。
固着するには、上端が上記支持体(24)に枢着され、
下端は自動車の適宜位置に係止させた連結部材(26)
が用いられ、この連結部材(26)を支持体(24)方
向に押圧するボルト(27)でルーフキャリア(A)は
自動車に固着されるようになっている。
の両側に凸条(22)がある場合、該凸条(22)によ
って形成される段差部分(28)に支持体(24)の底
面が位置するため、自動車の屋根(21)と支持体(2
4)の底面間に介在される緩衝部材本体(25)の裏面
は、その一側部の下方に突出させた凸条(30)を持た
せることで上記段差部分(28)と合致する段差(2
9)が形成されている。
ャリア(A)を搭載した状態で、ボルト(27)を捻廻
させ連結部材(26)と支持体(24)の間隔を縮める
と、同図(ロ)のように支持体(24)が外方向に少し
移動し、この為緩衝部材本体(25)の一側部が持ち上
がり緩衝部材本体(25)の凸条(30)と自動車の屋
根(21)間に隙間(L)が生じることがあり、これが
ルーフキャリア(A)の脱落など不祥事の発生につなが
る恐れもあった。
車屋根(21)の段差(28)に対してこれと相対する
緩衝部材本体(25)の段差(29)との間を少し、即
ち上記支持体(24)がボルト(27)の締め付けによ
って移動すると予想される距離[3mmないし5mm程
度]を予め空けておく事前の作業が必要となるのである
が、この位置決め作業は幾度もやり直しを余儀なくされ
るなど頗る面倒であり、確実にルーフキャリア(A)を
自動車の屋根(22)に固定するのには数多の困難が伴
っていた。
の屋根に所謂段差があり、該段差部分にルーフキャリア
の支持体を支持させ固着させる場合でも、その固着が確
実でしかも簡単に行なえるようにしたものである。
衝部材の特徴は、合成ゴムのような柔軟な材料で造られ
裏面の一側部に突条(2)を形成させたことで段差部
(6)を有する矩形状の緩衝部材本体(1)に於いて、
上記突条(2)の内側即ち段差部(6)の端面より緩衝
部材本体(1)の他側方に複数個の小突起(3)を形成
させたことである。
支持体(24)の底面に適宜の方法で固着する。また一
対の支持体(24)の上端部に支持桿(23)を架橋さ
せておく。次いで凸条(22)がある自動車の屋根(2
1)の段差部分(28)に、緩衝部材本体(1)の段差
部(6)を沿わせるが、この場合該段差部(6)より突
出させた小突起(3)の先端を、自動車の屋根(21)
の段差部分(28)に当接させるようにする。
連結部材(26)の末端を自動車の適宜位置に係止させ
ボルト(27)を捻廻すると、支持体(24)はそれぞ
れの外方向に少し移動することになる。この時本発明の
緩衝部材本体(1)は、その段差部(6)の小突起
(3)が自動車屋根(21)の段差部(22)側に押圧
されて圧潰され、いわばスプリングワッシャのような役
目をなした状態となり、ルーフキャリア(A)は自動車
の屋根(21)に確実に連結され固着されることになる
のである。
に設けた小突起(3)の巾方向の長さは、上記支持体
(24)が移動する距離(約3mmないし5mm)程度
とすることが好ましく、斯く成すことによって支持体
(24)の移動時上記小突起(3)が自動車の屋根(2
1)の段差部(28)に押圧されて圧潰される一方、こ
の段差部(28)と緩衝部材本体(1)の段差部(6)
とが衛合し、両段差部(22),(6)とが恰も噛み合
った状態となるので、支持体(24)などルーフキャリ
ア(A)全体を自動車の屋根に確実に搭載させることが
できるのである。
や、強い風圧でもルーフキャリア(A)が脱落するよう
な虞を未然に防止することが出来たのである。また上記
のように小突起(3)の巾を支持体(24)の移動する
距離と等しいものとすることによって、従来のもののよ
うに緩衝部材本体(25)の段差(29)と自動車の屋
根(21)の段差部分(28)との間に距離を空けるよ
うな面倒な事前の作業が全く必要ないのである。
と同一部分は同一符号を用いた。而して(1)は合成ゴ
ムのような柔軟な材料で造られた矩形状の緩衝部材本体
で、その裏面一側部に突条(2)を形成させたことによ
り段差部(6)がある。
部(6)の両側面から緩衝部材本体(1)の他側部方向
に突出させて形成させた2個の小突起である。また
(A)はルーフキャリアであって、その構造は従来と同
じであるからその詳細は省略するとして(24)は自動
車の両側部に垂直に設置される一対の支持体であり、
(23)はこの支持体(24)の上部に架橋させて設け
られる水平な支持桿であり、(26)はその上端部を上
記支持体(24)に枢着し下端部を自動車の適宜位置に
係止させた連結部材である。
(22)はその両側部に形成させた凸条で、この結果自
動車の屋根(21)には段差部(28)が設けられるこ
とになる。
体(1)の表面を固着する。この固着手段としては貼着
などの外、緩衝部材本体(1)の底面に窪みを設けて緩
衝部材本体(1)の上方部を嵌合するような固着手段で
もよい。然る後この緩衝部材本体(1)を介して、支持
体(24)を自動車の屋根(21)の凸条(22)上に
搭載する。この場合図4の(イ)に示すように緩衝部材
本体(1)の段差部(6)は、自動車の屋根(21)の
段差部(28)にほぼ沿わせるように成すが、この時緩
衝部材本体(1)の段差部(6)に設けた小突起(3)
の先端を自動車の屋根(21)の段差部(28)に当接
させればよいので、簡単に支持体(24)の搭載位置を
決めることができる。
1)の段差部分(28)と、緩衝部材本体(1)の段差
部(6)との間には小突起(3)の部分の隙間(B)が
形成される。この隙間(B)は後述の支持体(24)が
移動した時に、この移動距離とほぼ同じもので通常3m
m〜5mmである
の適宜位置に係止させ、然る後ボルト(27)を捻廻さ
せると、支持体(24)はそれぞれの外方向に移動す
る。このとき図4の(ロ)に示すように、緩衝部材本体
(1)の小突起(3)はこれが合成ゴムのような柔軟な
材料で造られているから自動車の屋根(21)の段差部
分(28)に当接して圧潰され、この結果自動車屋根
(21)の段差部(28)と緩衝部材本体(1)の段差
部(6)とは面接触することとなり、それだけルーフキ
ャリア(A)を自動車に確実に固着できるのである。
突起(3)は、図3で示した自動車屋根(21)の段差
部(28)と、緩衝部材本体(1)の段差部(6)との
共通面である一点鎖線部分に沿って、この実施例の場合
突条(2)の外方向に少し突出するもので、この結果こ
の小突起(3)がスプリングワッシャーの役目を持ち、
自動車の激しい振動があってもルーフキャリア(A)が
脱落するのを未然に防止することのみならず、上記外方
向に突出した小突起(3)の存在で緩衝部材本体(1)
と自動車屋根(21)との間に雨水が溜まるなどの恐れ
も防止し得たのである。
部(4)は、通常自動車の屋根(21)の為曲面に合わ
せて湾曲させたものとするのがよく、その面には波型の
切込み溝や多数の小凸凹などの滑り止め(5)を形成さ
せることが勘要である。
果は、自動車の屋根の形状がその両側部に凸条が設けら
れているようなものであっても、それに適要させた緩衝
部材本体を予め設置位置の所謂位置決めなど面倒な作業
を必要とせず、またルーフキャリアを自動車屋根に確実
に連結固定し、自動車の激しい振動でもルーフキャリア
が脱落するような恐れを未然に防止し得たのである。
を自動車の屋根に固着させた状態の斜視図。
部分を示す説明図。
して自動車の屋根に取り付けた状態の正面図にして、上
記緩衝部材本体を断面図としたものでありボルトを捻廻
させる以前の状態図。
た正面図で、緩衝部材本体を断面図としたもの。
して自動車の屋根に取り付けた状態の正面図にして、上
記緩衝部材本体を断面図としたものでありボルトを捻廻
させる以前の状態図。
Claims (2)
- 【請求項1】 合成ゴムのような柔軟な材料で造られ裏
面の一側部に突条(2)を形成させたことで段差部
(6)を有する矩形状の緩衝部材本体(1)に於いて、
上記突条(2)の内側即ち段差部(6)の端面より緩衝
部材本体(1)の他側方に複数個の小突起(3)を形成
させたことを特徴とするルーフキャリアの緩衝部材。 - 【請求項2】 両側部に凸条(22)を形成させること
によって段差部(28)が造形された自動車の屋根(2
1)にあって、 上記段差部(28)上に緩衝部材本体(1)を介在させ
て設けた一対の垂直な支持体(24)と、 それぞれの支持体(24)の上端部に架稿させた水平な
支持桿(23)と、 上端部を上記支持体(24)に枢着し、下端部を自動車
の適宜位置に係止させた連結部材(26)と、 該連結部材(26)と支持体(24)に関連させて設け
たボルト(27)で構成され、 該ボルト(27)の捻廻時上記支持体(24)がそれぞ
れ外方向に少し移動するものに於いて、 上記緩衝部材本体(1)は合成ゴムのような柔軟な材料
で造られ裏面の一側部に突条(2)を形成させたことで
段差部(6)を有する矩形状であって、 上記突条(2)の内側即ち段差部(6)の端面より緩衝
部材本体(1)の他側方に複数個の小突起(3)を形成
させ、かつその突出巾が上記ボルト(27)を捻廻させ
たとき支持体(24)の移動する距離とほぼ等しいもの
としたことを特徴とするルーフキャリアの緩衝部材の取
り付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08444095A JP3271044B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | ルーフキャリアにおける緩衝部材の取り付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08444095A JP3271044B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | ルーフキャリアにおける緩衝部材の取り付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08238991A true JPH08238991A (ja) | 1996-09-17 |
JP3271044B2 JP3271044B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=13830659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08444095A Expired - Fee Related JP3271044B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | ルーフキャリアにおける緩衝部材の取り付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3271044B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018097456A1 (ko) * | 2016-11-28 | 2018-05-31 | 윤일식 | 자동차의 루프바 고정장치 |
-
1995
- 1995-03-06 JP JP08444095A patent/JP3271044B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018097456A1 (ko) * | 2016-11-28 | 2018-05-31 | 윤일식 | 자동차의 루프바 고정장치 |
US10882459B2 (en) | 2016-11-28 | 2021-01-05 | Il Shik Yoon | Apparatus for fixing vehicle roof bar |
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JP3271044B2 (ja) | 2002-04-02 |
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