JPH08238396A - 洗濯機の洗剤投入装置 - Google Patents

洗濯機の洗剤投入装置

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Publication number
JPH08238396A
JPH08238396A JP7045409A JP4540995A JPH08238396A JP H08238396 A JPH08238396 A JP H08238396A JP 7045409 A JP7045409 A JP 7045409A JP 4540995 A JP4540995 A JP 4540995A JP H08238396 A JPH08238396 A JP H08238396A
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JP
Japan
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water
water injection
port
detergent
guide
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JP7045409A
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Inventor
Kouji Sagou
幸司 佐郷
Kazuo Funaki
一雄 舟木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給水口と接続口との間でのストレスの発生を
極力防止することができ、また、給水口と接続口との間
を接続する接続ホースの取り回しについても苦慮するこ
とがないようにする。 【構成】 注水ケース32の右側に配置された仕上げ剤
貯留容器72へ給水するための第2の水路49は、注水
ケース32の左側面に配置された第2の接続口46か
ら、注水ケース内32において第1の注水部材33を通
過させた形態で設けている。注水ケース32の左側方に
設置されたダブル給水弁83の第1及び第2の給水口8
6,87と注水ケース32側の第1及び第2の接続口3
6,46との間を接続する接続ホース89,90は、ど
ちらも特に長くする必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯槽への給水時に、
その給水動作を利用して洗剤及び仕上げ剤を自動投入す
る機能を備えた洗濯機の洗剤投入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の洗濯機の洗剤投入装置における
従来構成の一例を図20に概略的に示す。この図20に
おいて、注水ケース1内には、図中左側から仕上げ剤貯
留容器2、洗剤貯留容器3、及び漂白剤貯留容器4が収
納されていると共に、図示はしないが、洗剤貯留容器3
及び漂白剤貯留容器4に注水する第1の注水部材と仕上
げ剤貯留容器2へ注水する第2の注水部材とが設けられ
ている。注水ケース1の左側方には、第1及び第2の給
水弁5a,5bを備えたダブル給水弁5が設けられてい
る。ダブル給水弁5の第1の給水口6aと、注水ケース
1の後面に設けられた第1の接続口7aとは接続ホース
8aにより接続され、また、ダブル給水弁5の第2の給
水口6bと、注水ケース1の左側面に設けられた第2の
接続口7bとは接続ホース8bにより接続されている。
【0003】しかして、上記構成のものの場合、洗濯運
転の開始前に、予め、各容器2,3,4に仕上げ剤、洗
剤及び漂白剤を貯留しておく。そして、洗濯運転の開始
時に、洗濯槽へ給水するために第1の給水弁5aが開放
されると、矢印イで示すように、水が第1の給水口6a
から接続ホース8a、第1の接続口7a、及び第1の注
水部材を介して洗剤貯留容器3及び漂白剤貯留容器4に
供給され、その供給された水と共に洗剤及び漂白剤が洗
濯槽へ供給されるようになる。また、最終すすぎの際に
は、第2の給水弁5bが開放され、これ伴い、矢印ロで
示すように、水が第2の給水口6bから接続ホース8
b、第2の接続口7b、及び第2の注水部材を介して仕
上げ剤貯留容器3に供給され、その供給された水と共に
仕上げ剤が洗濯槽へ供給されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成のものにおいて、例えば機種によって、仕上げ剤貯
留容器2を、注水ケース1内の右側(洗剤貯留容器3及
び漂白剤貯留容器4の右側)に配置しようとした場合、
第2の給水口6bからその仕上げ剤貯留容器2に給水す
るためには、第2の接続口7bを注水ケース1の後面の
右側或いは右側面に設け、第2の給水口6bに接続され
た接続ホース8bをその第2の注水口7bまで延ばして
接続する必要がある。このような構成とした場合には、
接続ホース8bが長くなって揺れやすくなるため、脱水
時等の振動の影響でその接続ホース8bと第2の給水口
6b及び第2の接続口7bとの接続部分に負担がかかり
やすくなってしまう。また、接続ホース8bの取り回し
についても苦慮しなければならないことになる。
【0005】そこで、本発明の目的は、注水ケース内に
水路を設けることにより、給水口と接続口との間でのス
トレスの発生を極力防止することができ、また、給水口
と接続口との間を接続する接続ホースの取り回しについ
ても苦慮することがない洗濯機の洗剤投入装置を提供す
るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の洗濯機の洗剤投
入装置は、注水ケースと、この注水ケースの後面側に設
けられ、第1の給水口と接続される第1の接続口と、前
記注水ケースの一方の側面側に設けられ、第2の給水口
と接続される第2の接続口と、前記注水ケース内の前記
第2の接続口側に配置して設けられ、第1の注水口を有
する第1の注水部材と、前記注水ケース内の前記第1の
注水部材が配置された側とは反対側に配置して設けら
れ、第2の注水口を有する第2の注水部材と、前記注水
ケース内において前記第1の接続口から供給される水を
前記第1の注水口へ導くように設けられた第1の水路
と、前記注水ケース内において前記第2の接続口から供
給される水を前記第1の注水部材を通過して前記第2の
注水口へ導くように設けられた第2の水路と、洗剤を貯
留して前記第1の注水口から注水される水を受けるよう
に設けられ、その受けた水と共に洗剤を排出する第1の
排出口を有した洗剤貯留容器と、仕上げ剤を貯留して前
記第2の注水口から注水される水を受けるように設けら
れ、その受けた水と共に仕上げ剤を排出する第2の排出
口を有した仕上げ剤貯留容器と、前記注水ケースの下部
に設けられ、前記第1の排出口から排出される洗剤を含
んだ水及び前記第2の排出口から排出される仕上げ剤を
含んだ水を洗濯槽内へ案内する案内部と、を具備する構
成としたところに特徴を有する(請求項1)。
【0007】この場合、注水ケースの内面と第1及び第
2の注水部材との間にはシール材を設けることが好まし
く(請求項2)、また、第2の注水部材の下部前部の上
面部に、受けた水を案内部へ導く樋を設けると良い(請
求項3)。
【0008】注水ケースには、天井部に係合溝を設ける
と共に、下部内面に前後方向に指向する第1及び第2の
嵌合溝を設け、第1の注水部材には、上部に前記係合溝
に係合する第1の係合突部を設けると共に、下部に前記
第1の嵌合溝に嵌合する第1の嵌合突部を設け、第2の
注水部材には、上部に前記第1の係合突部と共に前記係
合溝に係合する第2の係合突部を設けると共に、下部に
前記第2の嵌合溝に嵌合する第2の嵌合突部を設け、さ
らに下部前縁部に注水ケースの下部前縁部に係合する断
面ほぼL字形のリブを設けると良い(請求項4)。
【0009】また、第1の注水部材と第2の注水部材と
の間に第2の水路の途中部において接続部を設け、この
接続部は案内部の領域内に配置することが好ましい(請
求項5)。第2の接続口を第1の注水部材に一体に形成
し、その第2の接続口を、注水ケースの側壁に設けた開
口部に挿通する構成とすることも好ましい(請求項
6)。
【0010】第1の注水部材及び第2の注水部材の対向
する両側壁の内面には、前部及び後部に第1及び第2の
ガイド突部を設けると共に、これら第1及び第2のガイ
ド突部の上方に位置させて第3のガイド突部を設け、洗
剤貯留容器と仕上げ剤貯留容器とはユニット化し、この
ユニット化したユニット容器の両側壁には、前後方向に
延びて前記第1及び第2のガイド突部と第3のガイド突
部との間にスライド可能に挿入されるガイド用突条部を
設けると共に、このガイド用突条部の後端部に前記第1
及び第2のガイド突部に対して係脱可能に係合する爪部
を設けることが好ましい(請求項7)。
【0011】さらに、第1の注水部材には、第1の注水
口より第2の注水部材側に位置させて遮水壁を設けると
良い(請求項8)。また、第1の注水部材における第2
の水路中でかつ案内部に臨む部位に排水口を設けると共
に、その排水口の出口側の前部に下向きのリブをが設け
ることが好ましい(請求項9)。
【0012】
【作用】請求項1の発明によれば、第1の給水口から供
給される水は、第1の接続口から注水ケース内の第1の
水路を通って第1の注水部材に導かれ、第1の注水口か
ら洗剤貯留容器に注水され、そして洗剤と共に第1の排
出口から排出され案内部を通って洗濯槽へ供給される。
また、第2の給水口から供給される水は、第2の接続口
から注水ケース内の第2の水路を通り第1の注水部材を
通過して第2の注水部材に導かれ、第2の注水口から仕
上げ剤貯留容器に注水され、そして仕上げ剤と共に第2
の排出口から排出され案内部を通って洗濯槽へ供給され
る。
【0013】この場合、仕上げ剤貯留容器へ給水するた
めの第2の水路は、注水ケースの一方の側面に配置され
た第2の接続口から、注水ケース内において第1の注水
部材を通過させた形態で設けられているから、その第2
の接続口を第2の給水口とこれの近くにおいて接続ホー
スにより接続することが可能となる。したがって、第1
の給水口と第1の接続口との間を接続する接続ホース
も、第2の給水口と第2の接続口との間を接続する接続
ホースも、特に長くする必要がなく、よって給水口と接
続口との間でのストレスの発生を極力防止することがで
きるようになり、また、接続ホースの取り回しについて
も苦慮することがない。
【0014】注水ケースの内面と第1及び第2の注水部
材との間にシール材を設けた場合には、注水ケース内で
の水漏れの発生を極力防止することができる。また、第
2の注水部材に樋を設けた場合には、その樋にて受けた
水を案内部へ導くようにしているので、水が案内部以外
から漏れ出るようなことを極力防止できる。
【0015】請求項4の発明によれば、注水ケース内に
配置される第1の注水部材は、上部の第1の係合突部が
注水ケースの係合溝に係合するすると共に、下部の第1
の嵌合突部が注水ケースの第1の嵌合溝に嵌合すること
により、注水ケースに対して良好に取り付けられる。ま
た、注水ケース内に配置される第2の注水部材は、上部
の第2の係合突部が注水ケースの係合溝に係合すると共
に、下部の第2の嵌合突部が注水ケースの第2の嵌合溝
に嵌合し、さらに、下部前縁部のほぼL字形のリブが注
水ケースの下部前縁部に係合することにより、注水ケー
スに対して良好に取り付けられる。
【0016】第1の注水部材と第2の注水部材との間の
接続部を案内部の領域内に配置した場合には、仮に接続
部から水が漏れたとしても、その水は案内部へに流れる
ことになるので、支障はない。第2の接続口を第1の注
水部材に一体に形成した場合には、第2の接続口と第1
の注水部材との間にパッキンなどのシール材を設ける必
要がなくなる。
【0017】請求項7の発明によれば、洗剤貯留容器と
仕上げ剤貯留容器とがユニット化されたユニット容器の
注水ケースに対する出し入れが容易にでき、使い勝手を
良くできる。第1の注水部材に遮水壁を設けた場合に
は、第1の注水口から洗剤貯留容器への注水時に水が跳
ねたとしても、その水が仕上げ剤貯留容器に掛かること
を防止できる。
【0018】また、第1の注水部材における第2の水路
中に排水口を設けた場合には、仕上げ剤貯留容器への注
水時に、第2の水路を流れる水の一部がその排水口から
案内部へ流れるようになるので、案内部に残った洗剤を
排出することができる。そして、その排水口の出口側の
前部に下向きのリブを設けた場合には、排水口から出る
水を極力案内部の後側から流すことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を全自動洗濯機に適用した一実
施例について、図1ないし図19を参照して説明する。
まず、全自動洗濯機の概略的な全体構成を示す図16に
おいて、外箱11内には、外槽12が吊持機構13を介
して弾性支持されて配設されている。この外槽12内に
は、洗濯槽であると共に脱水バスケットである回転槽1
4が回転可能に配設されている。この回転槽14の周壁
部には、その上部にだけ脱水孔15が形成されている。
【0020】回転槽14の上端部にはバランスリング1
6が取り付けられ、また、回転槽14の内周面には内バ
スケット17が取り付けられている。この内バスケット
17は、ステンレス製であり、その周壁部に多数の孔が
形成されている。さらに、回転槽14の内底部には、洗
濯用の撹拌体18が回転可能に配設されている。
【0021】上記外槽12の外底部には、洗濯及び脱水
運転用のモータ19並びに駆動機構部20が配設されて
いる。駆動機構部20は、ベルト伝達機構、クラッチ機
構、歯車減速装置及びブレーキ装置等から構成されてい
る。この駆動機構部20は、洗い及びすすぎ時には、回
転槽14を制動した状態でモータ19の回転力を撹拌体
18に減速して伝えてこれを回転させ、脱水時には、回
転槽14の制動を解除した状態でモータ19の回転力を
回転槽14及び撹拌体18に伝えて両者を高速回転させ
るように構成されている。
【0022】また、外槽12の内底部には、中心部から
後方へ向けて排水通路21が設けられている。この排水
通路21の中心部側の端部は上記回転槽14内と連通さ
れ、後部側の端部は排水口22と連通されている。この
排水口22は、例えばモータ式の排水弁23を介して排
水ホース24に接続されている。排水口22の近傍に
は、該排水口22と連通するようにエアトラップ25が
設けられている。このエアトラップ25内の空気圧を検
知することに基づいて、図示しない水位センサにより回
転槽14内の水位が検知されるようになっている。さら
に、外槽12の底部の前部には第2の排水口26が形成
されており、この第2の排水口26は、排水弁23を介
することなく、排水ホース24と直接連通するように構
成されている。
【0023】この構成の場合、排水弁23を閉鎖した状
態で回転槽14内に水を貯留することができ、また、排
水弁23を開放すると、回転槽14内の水を排水通路2
1、排水口22及び排水ホース24を通して外部へ排出
することができる。そして、回転槽14上部の脱水孔1
5から外槽12内に排出された水は、第2の排水口26
及び排水ホース24を通して外部へ常時排出することが
できるようになっている。
【0024】一方、外箱11の上部には上部カバー27
が装着されており、この上部カバー27には、図17に
示すように、洗濯物を出し入れするための出入れ口28
を開閉する、例えば二つ折り式の蓋29が設けられてい
る。上部カバー27の前部上面には操作パネル30が設
けられており、この操作パネル30には、各種のスイッ
チや表示器が配設されている。
【0025】さて、図17に示すように、上部カバー2
7の出入れ口28の奥壁には、洗剤投入装置31が回転
槽14内に臨むように配設されている。以下、この洗剤
投入装置31について詳細に説明する。まず、図2には
洗剤投入装置31の分解斜視図が示されている。この洗
剤投入装置31は、注水ケース32内に、第1の注水部
材33と、第2の注水部材34と、ユニット容器35と
を装着して構成されている。
【0026】このうち、注水ケース32は、後面が閉鎖
されると共に前面が開放された箱状をなしている。この
注水ケース32には、図1にも示されるように、その後
面の左寄りの部位に第1の接続口36が後方へ突出する
ように一体に形成され、左側面に前後方向に延びる切欠
きからなる開口部37が形成され、下部の左半部に、図
9にも示されているように、下方へ湾曲して膨出し、か
つ前方へ向けて漸次下降傾斜するように案内部38が一
体に形成されている。
【0027】この注水ケース32において、天井部の下
面の中央部寄りの部位には、前後方向に延びるリブ39
が設けられており、このリブ39の前端部に係合溝40
(図10参照)が形成されている。また、下部の内面に
おける案内部38の左右両側には、前後方向に延びる第
1及び第2の嵌合溝41及び42が形成され、後部の内
面の右側には、左右方向に延びる第3の嵌合溝43(図
5及び図6参照)が形成されている。また、後部の内面
には、シール材としてのシート状のパッキン44が装着
されている。このパッキン44には、第1の接続口36
と対応する部位に開口部44aが形成されている。さら
に、後部の内面の3箇所にはボス部45が設けられてい
る。
【0028】第1の注水部材33は、注水ケース32内
の左側に配置されている。この第1の注水部材33にお
いて、これの左側壁33aには第2の接続口46が一体
に形成されており、この第2の接続口46は上記開口部
37に挿通されて左側方へ突出している。第1の注水部
材33の上部には、図3及び図7に示すように、後面が
開口した第1の注水室47が形成されており、この第1
の注水室47の底部に多数個の第1の注水口48が形成
されている。第1の注水室47の後面開口部は上記第1
の接続口36と連通しており、この第1の注水室47
は、第1の接続口36と第1の注水口48とを連通させ
ていて、第1の水路を構成している。
【0029】また、第1の注水部材33の背部には、第
2の水路49の一部を構成する水路形成部50が設けら
れている。この水路形成部50は、一端部が上記第2の
接続口46と連通していて、第1の注水部材33の背部
において第1の注水室47の下方を通って横方向に延び
ており、第2の注水部材34側の端部には嵌合接続部5
1が形成されている。水路形成部50の途中部の下部に
は、複数個の排水口52が形成されていると共に、各排
水口52の近傍に凸部52aが形成されており、さら
に、排水口52の出口側である下部の前部に下向きのリ
ブ53が形成されている(図3及び図9参照)。
【0030】第1の注水部材33の上部には、第1の注
水室47の右側(第1の注水口48より第2の注水部材
34側)に位置させて、下向きの遮水壁54が形成され
ている。さらに、第1の注水部材33において、上部の
右前部には右側方へ突出する第1の係合突部55が設け
られており、この第1の係合突部55が上記係合溝40
に係合している(図11参照)。また、左側壁33a下
端部の第1の嵌合突部56が上記第1の嵌合溝41に嵌
合している。
【0031】第2の注水部材34は、注水ケース32内
の右側に配置されている。この第2の注水部材34の上
部には、図5及び図7に示すように、後面が開口した第
2の注水室57が形成されており、この第2の注水室5
7の底部に1個の第2の注水口58が形成されている。
また、第2の注水部材34の背部には水路形成部59が
設けられており、この水路形成部59は、一端部が第2
の注水室57と連通し、他端部が上記水路形成部50と
連通するようになっている。この水路形成部59の他端
部には、水路形成部50側の嵌合接続部51と共に接続
部を構成する嵌合接続部60が形成されている。
【0032】ここで、第1の注水部材33の水路形成部
50と、第2の注水部材34の水路形成部59及び第2
の注水室57と、これら水路形成部50及び59、並び
に第2の注水室57の後面開口部を閉塞するパッキン4
4とにより、第2の接続口46と第2の注水口58とを
連通させる第2の水路49を構成している。
【0033】第2の注水部材34において、上部の左前
部には左側方へ突出する第2の係合突部61が設けられ
ており、この第2の係合突部61が第1の係合突部55
と共に係合溝40に係合し(図11参照)、また、下部
である底部の左側部に設けられた第2の嵌合突部62が
第2の嵌合溝42に嵌合し、背部に設けられた第3の嵌
合突部63が第3の嵌合溝43に嵌合し、さらに、下部
の前縁部に設けられた断面ほぼL字形をなすリブ64が
注水ケース32の下部前縁部に係合している(図5,
6,9参照)。第2の注水部材34の下部前部の上面部
には、2本のリブ65によって樋66が形成されてお
り、この樋66は、受けた水を案内部38側へ流すよう
に構成されている。
【0034】ここで、第1及び第2の注水部材33,3
4は、注水ケース32に対して次のように組み付けられ
ている。すなわち、まず、第1の注水部材33の第2の
接続口46を開口部37に挿入すると共に、左側壁33
a下端部の第1の嵌合突部56を第1の嵌合溝41に嵌
合させた状態で、第1の注水部材33を注水ケース32
内に押し込む。このとき、第1の注水部材33の第1の
係合突部55を係合溝40に係合させる。
【0035】ついで、第2の注水部材34の第2の嵌合
突部62を第2の嵌合溝42に嵌合させた状態で、第2
の注水部材34を注水ケース32内に押し込む。このと
き、嵌合接続部60を第1の注水部材33の嵌合接続部
51に嵌合させると共に、後部の第3の嵌合突部63を
第3の嵌合溝43に嵌合させ、また、第2の係合突部6
1を係合溝40に係合させると共に、L字形のリブ64
を注水ケース32の下部前縁部に係合させる。この場
合、嵌合接続部51及び60の接続部は、案内部38の
領域内となるように配置されている。
【0036】この後、これら第1及び第2の注水部材3
33,4に形成されたねじ挿通孔67aに挿通したねじ
67を、注水ケース32の各ボス部45のねじ穴に締め
付けることにより、第1及び第2の注水部材33,34
は注水ケース32内に取付固定される。この状態で、こ
れら第1及び第2の注水部材33,34の背面部がパッ
キン44に圧接している。
【0037】第1の注水部材33の左側壁33aの内面
と、これと対向する第2の注水部材34の右側壁34a
の内面には、図12〜図14にも示すように、前部に第
1のガイド突部68、後部に第2のガイド突部69が突
設されていると共に、前部にこれら第1及び第2のガイ
ド突部68,69の上方に位置させて第3のガイド突部
70が後方に向けて傾斜するように突設されている。こ
れらのうち、第2のガイド突部69の外面は円弧面状に
形成されている。
【0038】上記ユニット容器35には、洗剤貯留容器
71と仕上げ剤貯留容器72とが一体に形成されてユニ
ット化されている。このうち、左側に配置された洗剤貯
留容器71の底部の前部には、開口部からなる第1の排
出口73(図3及び図4参照)が形成されている。ま
た、右側に配置された仕上げ剤貯留容器72の底部に
は、上下両面が開口した筒部からなる第2の排出口74
(図5参照)が形成され、上面にはカバー75が装着さ
れている。このカバー75には、後部に開口部からなる
水受口76が上記第2の注水口58の下方に対応して形
成され、前部に開口部からなる投入口77が形成され、
さらに下面側に、第2の排出口74に対して所定の間隙
を存して嵌合する筒部78が突設されている。この場
合、仕上げ剤貯留容器72にカバー75を装着した状態
で、第2の排出口74と筒部78とが所定の間隙を存し
て嵌合することにより、これらの間にサイホン通路が形
成されるようになっている。
【0039】ユニット容器35の前部には、取手部材7
9が装着されている。この取手部材79には、後方に向
けて下降傾斜する傾斜面部80が一体に形成されてお
り、この傾斜面部80が洗剤貯留容器71内に挿入され
ている。ユニット容器35の左右両側の側壁35aの上
部には、図14に示すように、前後方向に延びるガイド
用突条部81が設けられていると共に、このガイド用突
条部81の後端部に爪部82が一体に設けられている。
【0040】しかして、ユニット容器35は、左右両側
の爪部82を第1及び第2の注水部材33,34側の第
1のガイド用突部68と第3のガイド用突部70との間
に挿入することにより、左右両側のガイド用突条部81
がそれら第1及び第3のガイド用突部68,70間で前
後方向にスライド可能に支持されている。そして、ユニ
ット容器35を奥まで押し込んだときには、両側の爪部
82が後部の第2のガイド用突部69に係合し(図14
の二点鎖線参照)、また、手前側に引き出したときに
は、両側の爪部82が第2のガイド用突部69に対する
係合が外れた後、前部の第1のガイド用突部68に係合
するようになっている(図14の実線参照)。さらに、
ユニット容器35は、これを引き出した状態で、手前側
を上方へ回動させることにより、第1及び第2の注水部
材33,34ひいては注水ケース32から取り外すこと
が可能となっている。
【0041】一方、図1及び図18において、洗剤投入
装置31の左側にはダブル給水弁83が設置されてい
る。このダブル給水弁83は、第1及び第2の給水弁8
4,85と、第1及び第2の給水口86,87と、水道
などの給水源に接続される給水受け口88とを備えてい
る。ダブル給水弁83は、第1及び第2の給水弁84,
85が各別に開閉駆動可能に構成されており、給水受け
口88から供給される水を、第1の給水弁84を通して
第1の給水口86側へ吐出させると共に、第2の給水弁
85を通して第2の給水口87側へ吐出させる構成とな
っている。そして、第1の給水口86と洗剤投入装置3
1の第1の接続口36との間は接続ホース89により接
続され、また、第2の給水口87と第2の接続口46と
の間は接続ホース90により接続されている。
【0042】次に、上記構成の作用について説明する。
洗濯運転を開始する前に、まず、使用者は、洗剤投入装
置31のユニット容器35を手前に引き出して、洗剤貯
留容器71内に所望量の粉末洗剤を投入すると共に、仕
上げ剤貯留容器72内に所望量の仕上げ剤(例えばソフ
ター)を投入する。そして、ユニット容器35を押し込
んで元の位置へ戻した後、操作パネル30のスイッチを
操作することにより所望の洗濯コース(例えば、図19
に示すコース)を設定する。続いて、使用者がスタート
スイッチを操作すると、図示しないマイクロコンピュー
タを備えた制御装置により、上記の設定された洗濯コー
スの洗濯運転が開始される。
【0043】まず、回転槽14へ給水するために、ダブ
ル給水弁83の第1の給水弁84が開放される。する
と、水は、図1及び図3に矢印Aで示すように、第1の
給水口86から接続ホース89及び第1の接続口36を
通して、第1の注水部材33の第1の注水室47に供給
される。この第1の注水室47に供給された水は、第1
の注水口48から下方の洗剤貯留容器71内に注がれ、
その洗剤貯留容器71内に貯留された洗剤と共に第1の
排出口73から排出される。第1の排出口73から排出
された水及び洗剤は、案内部38により案内されて回転
槽14内に供給される。このとき、第1の注水口48よ
り第2の注水部材34側に遮水壁54が設けられている
から、第1の注水口48から出る水が飛び跳ねても、そ
の水が仕上げ剤貯留容器72側に行くことが防止され
る。
【0044】そして、回転槽14内の水位が設定水位に
達すると、上記第1の給水弁84が閉鎖される一方、モ
ータ19が所定の運転パターンで駆動されることに基づ
き撹拌体18が正逆回転され、洗い運転が実行される。
洗い運転が終了したら、排水弁23が開放され、回転槽
14内の洗濯水が排出される。そして、回転槽14内の
水位が下限水位よりも低くなると、モータ19により回
転槽14を高速回転させることによって中間脱水運転が
行われる。
【0045】この中間脱水運転が終了したら、脱水すす
ぎ運転が行われる。この脱水すすぎ運転では、第1の給
水弁84を開放して回転槽14内に給水しながら、回転
槽14を回転させることにより、すすぎながら脱水する
運転が行われる。この脱水すすぎ運転が終了すると、最
終のすすぎ運転である、ためすすぎ運転が行われる。こ
の、ためすすぎ運転では、まず、第1及び第2の給水弁
84,85を開放して回転槽14内に設定水位になるま
で給水する。
【0046】このとき、第1の給水弁84が開放される
と、前述したように、水は第1の給水口86、接続ホー
ス89、第1の接続口36、第1の注水室47、洗剤貯
留容器71を通り、案内部38から回転槽14内に給水
される。
【0047】また、第2の給水弁85が開放されると、
水は、図1、図4及び図5などに矢印Bで示すように、
第2の給水口87から接続ホース90及び第2の接続口
46を通して、第2の水路49における水路形成部50
内に供給される。水路形成部50内に供給された水は、
第1の注水部材33の背部を通った後、第2の注水部材
34の水路形成部59を通り、第2の注水室57に供給
される。第2の注水室57に供給された水は、第2の注
水口58から下方の仕上げ剤貯留容器72内に注がれ、
そこに貯留された仕上げ剤と混じり、仕上げ剤を希釈す
る。そして、仕上げ剤貯留容器72内の水位がサイホン
通路を浸漬するまで上昇すると、仕上げ剤が含まれた希
釈水は、サイホン作用によりサイホン通路を通って第2
の排出口74から排出される。この排出された希釈水
は、第2の注水部材34の底面部から案内部38側へ流
れ、この案内部38で洗剤貯留容器71側からの水と合
流してから回転槽14内へ供給される。
【0048】この場合、第1の注水部材33背部の水路
形成部50内を水が通る際に、その水の一部は排水口5
2から案内部38の後部へ流出する。このとき、排出口
52の出口側の前部にはリブ54があるため、排出口5
2から流出する水は、案内部38の後部の壁に沿うよう
に流れるようになる。また、第2の水路49の途中にお
いて、第1の注水部材33側の嵌合接続部51と第2の
注水部材34側の嵌合接続部60との接続部は、案内部
38の領域内に配置されているので、その接続部におい
て万一水漏れが発生したとしても、その水は案内部38
に流れることになり、支障はない。
【0049】さらに、第2の注水部材34の前部にはリ
ブ65が形成されているので、第2の注水部材34の底
面部を流れる水は案内部38へ案内されるようになる。
仮に、水が1本めのリブ65を乗り越えたとしても、リ
ブ65は2本あり、これらにより樋66が形成されてい
るので、水は樋66により確実に案内部38側へ導かれ
るようになる。
【0050】そして、回転槽14内の水位が設定水位に
達すると、第1及び第2の給水弁84,85が共に閉鎖
される一方、モータ19が所定の運転パターンで駆動さ
れることに基づき撹拌体18が正逆回転され、ためすす
ぎ運転が実行される。この、ためすすぎ運転が終了する
と、排水弁23が開放され、回転槽14内の洗濯水が排
出される。そして、回転槽14内の水位が下限水位より
も低くなると、モータ19により回転槽14を高速回転
させることによって最終脱水運転が所定時間行われる。
以上により、洗濯運転が終了する。
【0051】このような本実施例によれば、次のような
効果を得ることができる。すなわち、注水ケース32に
おいて右側に配置された仕上げ剤貯留容器72へ給水す
るための第2の水路49は、注水ケース32左側面に配
置された第2の接続口46から、注水ケース32内にお
いて左側に配置された第1の注水部材33を通過させた
形態で設けられているから、その第2の接続口46を、
注水ケース32の左側に配置されたダブル給水弁83の
第2の給水口87とこれの近くにおいて接続ホース90
により接続することが可能となる。
【0052】したがって、第1の給水口86と注水ケー
ス32の後面側に存する第1の接続口36との間を接続
する接続ホース89も、第2の給水口87と第2の接続
口46との間を接続する接続ホース90も、特に長くす
る必要がなく、よってそれら第1及び第2の給水口8
6,87と第1及び第2の接続口36,46との間での
ストレスの発生を極力防止することができるようにな
り、また、接続ホース89,90の取り回しについても
苦慮することがない。
【0053】また、本実施例によれば、第1の注水部材
33と第2の注水部材34とは2つの部材にて構成して
いるので、これらを製作する場合の型抜き方向として
は、例えば上下方向と左右方向との2方向に設定するこ
とができ、スライド型を少なくできる利点がある。ちな
みに、第1の注水部材33と第2の注水部材34とを一
体に形成しようした場合には、型抜き方向としては前後
方向に限られてしまうため、スライド型を多く用いるこ
とが必要となる。
【0054】しかも、注水ケース32の内面と第1及び
第2の注水部材33,34との間にパッキン44を設
け、これらの間をシールするようにしているので、注水
ケース32内での水漏れの発生を極力防止することがで
きる。
【0055】さらに、注水ケース32内の左側に配置さ
れる第1の注水部材33は、上部の第1の係合突部55
が注水ケース32の係合溝40に係合するすると共に、
下部の第1の嵌合突部56が注水ケース32の第1の嵌
合溝41に嵌合することにより、注水ケース32に対し
て良好に取り付けることができる。また、注水ケース3
2内の右側に配置される第2の注水部材34は、上部の
第2の係合突部61が上記係合溝40に第1の係合突部
55と共に係合すると共に、下部の第2の嵌合突部62
及び後部の第3の嵌合突部63が注水ケース32の第2
及び第3の嵌合溝42,43に嵌合し、さらに、下部前
縁部のほぼL字形のリブ64が注水ケース32の下部前
縁部に係合することにより、注水ケース32に対して良
好に取り付けることができる。
【0056】また、上記した実施例では、左側の第2の
接続口46を第1の注水部材33に一体に形成したの
で、それら第2の接続口46と第1の注水部材33との
間にパッキンなどのシール材を設ける必要がない利点が
ある。
【0057】さらに、第1及び第2の注水部材33,3
4の対向する左右の両側壁33a,34aの内面には、
第1及び第2のガイド突部68,69を設けると共に、
これら第1及び第2のガイド突部68,69の上方に位
置させて第3のガイド突部70を設け、そして、洗剤貯
留容器71と仕上げ剤貯留容器72とをユニット化した
ユニット容器35の両側壁には、前後方向に延びて第1
及び第2のガイド突部68,69と第3のガイド突部7
0との間にスライド可能に挿入されるガイド用突条部8
1を設けると共に、このガイド用突条部81の後端部に
第1及び第2のガイド突部68,69に対して係脱可能
に係合する爪部82を設けた構成としたことにより、ユ
ニット容器35の注水ケース32に対する出し入れが容
易にでき、使い勝手を良くできる。
【0058】本発明は、上記した実施例にの限定される
ものではなく、次のように変形または拡張できる。例え
ば、注水ケース32と第1及び第2の注水部材33,3
4との間のシール材としては、パッキン44に代えて、
接着剤を用いても良い。また、ユニット容器35には、
洗剤貯留容器71側に位置させて漂白剤貯留容器を一体
に設けるようにしても良い。
【0059】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、仕上げ剤貯留
容器へ給水するための第2の水路は、注水ケースの一方
の側面に配置された第2の接続口から、注水ケース内に
おいて第1の注水部材を通過させた形態で設けられてい
るから、その第2の接続口を第2の給水口とこれの近く
において接続ホースにより接続することが可能となる。
したがって、第1の給水口と第1の接続口との間を接続
する接続ホースも、第2の給水口と第2の接続口との間
を接続する接続ホースも、特に長くする必要がなく、よ
って給水口と接続口との間でのストレスの発生を極力防
止することができるようになり、また、接続ホースの取
り回しについても苦慮することがない。
【0060】請求項2の発明によれば、注水ケースの内
面と第1及び第2の注水部材との間にシール材を設けた
ことにより、注水ケース内での水漏れの発生を極力防止
することができる。請求項3の発明によれば、第2の注
水部材に樋を設け、その樋にて受けた水を案内部へ導く
ようにしているので、水が案内部以外から漏れ出るよう
なことを極力防止できる。
【0061】請求項4の発明によれば、注水ケース内に
配置される第1の注水部材は、上部の第1の係合突部が
注水ケースの係合溝に係合するすると共に、下部の第1
の嵌合突部が注水ケースの第1の嵌合溝に嵌合すること
により、注水ケースに対して良好に取り付けられる。ま
た、注水ケース内に配置される第2の注水部材は、上部
の第2の係合突部が注水ケースの係合溝に係合すると共
に、下部の第2の嵌合突部が注水ケースの第2の嵌合溝
に嵌合し、さらに、下部前縁部のほぼL字形のリブが注
水ケースの下部前縁部に係合することにより、注水ケー
スに対して良好に取り付けられる。
【0062】請求項5の発明によれば、第1の注水部材
と第2の注水部材との間の接続部を案内部の領域内に配
置したことにより、仮に接続部から水が漏れたとして
も、その水は案内部へに流れることになるので、支障は
ない。請求項6の発明によれば、第2の接続口を第1の
注水部材に一体に形成したことにより、第2の接続口と
第1の注水部材との間にパッキンなどのシール材を設け
る必要がなくなる。請求項7の発明によれば、洗剤貯留
容器と仕上げ剤貯留容器とがユニット化されたユニット
容器の注水ケースに対する出し入れが容易にでき、使い
勝手を良くできる。請求項8の発明によれば、第1の注
水部材に遮水壁を設けたことにより、第1の注水口から
洗剤貯留容器への注水時に水が跳ねたとしても、その水
が仕上げ剤貯留容器に掛かることを極力防止できる。
【0063】請求項9の発明によれば、第1の注水部材
における第2の水路中に排水口を設けたことにより、仕
上げ剤貯留容器への注水時に、第2の水路を流れる水の
一部がその排水口から案内部へ流れるようになるので、
案内部に残った洗剤を排出することができる。そして、
その排水口の出口側の前部に下向きのリブを設けたこと
により、排水口から出る水を極力案内部の後側から流す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す洗剤投入装置の平面図
【図2】洗剤投入装置の分解斜視図
【図3】図1中X1−X1線に沿う縦断側面図
【図4】図1中X2−X2線に沿う縦断側面図
【図5】図1中X3−X3線に沿う縦断側面図
【図6】図1中X4−X4線に沿う縦断側面図
【図7】第1及び第2の注水部材の背面側からの斜視図
【図8】嵌合接続部部分の背面側からの斜視図
【図9】注水ケースに第1及び第2の注水部材を組み込
んだ状態の正面図
【図10】係合溝部分の斜視図
【図11】第1及び第2の係合突部が係合溝に係合した
部分を注水ケースの上方から見た平面図
【図12】ユニット容器を組み込んだ状態の破断正面図
【図13】ユニット容器を組み込んだ状態の破断平面図
【図14】ユニット容器を出し入れする状態を示すため
の破断側面図
【図15】第2の接続口部分の縦断正面図
【図16】全自動洗濯機の縦断側面図
【図17】全自動洗濯機の斜視図
【図18】全自動洗濯機の破断平面図
【図19】洗濯コースの行程を示す図
【図20】従来構成を示す図1相当図
【符号の説明】
11は外箱、14は回転槽(洗濯槽)、31は洗剤投入
装置、32は注水ケース、33は第1の注水部材、33
aは左側壁、34は第2の注水部材、34aは右側壁、
35はユニット容器、36は第1の接続口、37は開口
部、38は案内部、40は係合溝、41は第1の嵌合
溝、42は第2の嵌合溝、44はパッキン(シール
材)、46は第2の接続口、47は第1の注水室(第1
の水路)、48は第1の注水口、49は第2の水路、5
0は水路形成部、51は嵌合接続部(接続部)、52は
排水口、53はリブ、54は遮水壁、55は第1の係合
突部、56は第1の嵌合突部、57は第2の注水室、5
8は第2の注水口、59は水路形成部、60は嵌合接続
部(接続部)、61は第2の係合突部、62は第2の嵌
合突部、64はリブ、66は樋、68は第1のガイド突
部、69は第2のガイド突部、70は第3のガイド突
部、71は洗剤貯留容器、72は仕上げ剤貯留容器、7
3は第1の排出口、74は第2の排出口、81はガイド
用突条部、82は爪部、83はダブル給水弁、84は第
1の給水弁、85は第2の給水弁、86は第1の給水
口、87は第2の給水口、89,90は接続ホースであ
る。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注水ケースと、 この注水ケースの後面側に設けられ、第1の給水口と接
    続される第1の接続口と、 前記注水ケースの一方の側面側に設けられ、第2の給水
    口と接続される第2の接続口と、 前記注水ケース内の前記第2の接続口側に配置して設け
    られ、第1の注水口を有する第1の注水部材と、 前記注水ケース内の前記第1の注水部材が配置された側
    とは反対側に配置して設けられ、第2の注水口を有する
    第2の注水部材と、 前記注水ケース内において前記第1の接続口から供給さ
    れる水を前記第1の注水口へ導くように設けられた第1
    の水路と、 前記注水ケース内において前記第2の接続口から供給さ
    れる水を前記第1の注水部材を通過して前記第2の注水
    口へ導くように設けられた第2の水路と、 洗剤を貯留して前記第1の注水口から注水される水を受
    けるように設けられ、その受けた水と共に洗剤を排出す
    る第1の排出口を有した洗剤貯留容器と、 仕上げ剤を貯留して前記第2の注水口から注水される水
    を受けるように設けられ、その受けた水と共に仕上げ剤
    を排出する第2の排出口を有した仕上げ剤貯留容器と、 前記注水ケースの下部に設けられ、前記第1の排出口か
    ら排出される洗剤を含んだ水及び前記第2の排出口から
    排出される仕上げ剤を含んだ水を洗濯槽内へ案内する案
    内部と、を具備したことを特徴とする洗濯機の洗剤投入
    装置。
  2. 【請求項2】 注水ケースの内面と第1及び第2の注水
    部材との間にはシール材が設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の洗濯機の洗剤投入装置。
  3. 【請求項3】 第2の注水部材の下部前部の上面部に、
    受けた水を案内部へ導く樋が設けられていることを特徴
    とする請求項1または2に記載の洗濯機の洗剤投入装
    置。
  4. 【請求項4】 注水ケースには天井部に係合溝が設けら
    れていると共に、下部内面に前後方向に指向する第1及
    び第2の嵌合溝が設けられ、 第1の注水部材には上部に前記係合溝に係合する第1の
    係合突部が設けられていると共に、下部に前記第1の嵌
    合溝に嵌合する第1の嵌合突部が設けられ、 第2の注水部材には上部に前記第1の係合突部と共に前
    記係合溝に係合する第2の係合突部が設けられていると
    共に、下部に前記第2の嵌合溝に嵌合する第2の嵌合突
    部が設けられ、さらに下部前縁部に注水ケースの下部前
    縁部に係合する断面ほぼL字形のリブが設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    洗濯機の洗剤投入装置。
  5. 【請求項5】 第1の注水部材と第2の注水部材との間
    には、第2の水路の途中部において接続部が設けられて
    おり、この接続部は、案内部の領域内に配置されている
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
    洗濯機の洗剤投入装置。
  6. 【請求項6】 第2の接続口は第1の注水部材に一体に
    形成され、注水ケースの側壁に、その第2の接続口が挿
    通される開口部が設けられていることを特徴とする請求
    項1ないし5のいずれかに記載の洗濯機の洗剤投入装
    置。
  7. 【請求項7】 第1の注水部材及び第2の注水部材の対
    向する両側壁の内面には、前部及び後部に第1及び第2
    のガイド突部が設けられると共に、これら第1及び第2
    のガイド突部の上方に位置させて第3のガイド突部が設
    けられ、 洗剤貯留容器と仕上げ剤貯留容器とはユニット化され、
    このユニット化されたユニット容器の両側壁には、前後
    方向に延びて前記第1及び第2のガイド突部と第3のガ
    イド突部との間にスライド可能に挿入されるガイド用突
    条部が設けられていると共に、このガイド用突条部の後
    端部に前記第1及び第2のガイド突部に対して係脱可能
    に係合する爪部が設けられていることを特徴とする請求
    項1ないし6のいずれかに記載の洗濯機の洗剤投入装
    置。
  8. 【請求項8】 第1の注水部材には、第1の注水口より
    第2の注水部材側に位置させて遮水壁が設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の
    洗濯機の洗剤投入装置。
  9. 【請求項9】 第1の注水部材における第2の水路中で
    かつ案内部に臨む部位に排水口が設けられていると共
    に、その排水口の出口側の前部に下向きのリブが設けら
    れていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか
    に記載の洗濯機の洗剤投入装置。
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