JP2016073330A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】袋入りの洗剤を水に効率よく溶かし、かつ、衣類投入後にも袋入りの洗剤を投入することができる洗濯機を提供する。
【解決手段】実施形態の一つの洗濯機は、洗濯物を収容する洗濯槽と、前記洗濯槽を収容し水をためる水槽と、前記水槽へ給水を行う給水装置と、前記給水装置に設けられ袋入りの洗剤が設置される袋入り洗剤設置部と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】実施形態の一つの洗濯機は、洗濯物を収容する洗濯槽と、前記洗濯槽を収容し水をためる水槽と、前記水槽へ給水を行う給水装置と、前記給水装置に設けられ袋入りの洗剤が設置される袋入り洗剤設置部と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
今日、水溶性の袋に入った液体洗剤であって、袋ごと洗濯機の回転槽内に投入するものが販売されている。
しかしながら、袋入りの液体洗剤を回転槽内へ直接投入する方法では、洗剤を素早く均一に水に溶かすことができず、洗いの効率が悪いという問題や、洗い時間の短いコースでは使用できないという問題があった。
しかしながら、袋入りの液体洗剤を回転槽内へ直接投入する方法では、洗剤を素早く均一に水に溶かすことができず、洗いの効率が悪いという問題や、洗い時間の短いコースでは使用できないという問題があった。
また、袋入りの液体洗剤は、衣類を投入する前に回転槽の底に投入しなければならないため、衣類を洗濯槽内にためておいてまとめて洗濯する場合、洗剤を入れ忘れて衣類を投入した場合、洗濯する衣類の量が袋入りの液体洗剤の洗濯可能容量を超えた場合、衣類投入後に洗剤を変更したくなった場合などに、使い勝手が悪いという問題もあった。
本発明が解決しようとする課題は、袋入りの洗剤を水に効率よく溶かし、かつ、衣類投入後にも袋入りの洗剤を投入することができる洗濯機を提供することである。
実施形態の一つの洗濯機は、洗濯物を収容する洗濯槽と、前記洗濯槽を収容し水をためる水槽と、前記水槽へ給水を行う給水装置と、前記給水装置に設けられ袋入りの洗剤が設置される袋入り洗剤設置部と、を備える。
以下、複数の実施形態の洗濯機について図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第一の実施形態)
まず、第一の実施形態について図1から図8を参照しながら説明する。
(第一の実施形態)
まず、第一の実施形態について図1から図8を参照しながら説明する。
本実施形態の洗濯機は、図1に示すように外箱1、水槽2、回転槽3、給水装置4、循環・排水装置5、モーター6、扉7及び操作パネル8を備える。
外箱1は、前面(図1において左側)に、やや上向きで円形の開口である外箱開口部11を備え、最下部に、水槽2その他の部品を支持する底板13を備える。以下、各部の位置関係を説明する際は、特に断りのない限り、外箱1前面側を「手前」、外箱1背面側を「奥」として、方向を表現する。同様に「左」、「右」も、特に断りのない限り外箱1正面から見た左右を表す。
外箱1は、前面(図1において左側)に、やや上向きで円形の開口である外箱開口部11を備え、最下部に、水槽2その他の部品を支持する底板13を備える。以下、各部の位置関係を説明する際は、特に断りのない限り、外箱1前面側を「手前」、外箱1背面側を「奥」として、方向を表現する。同様に「左」、「右」も、特に断りのない限り外箱1正面から見た左右を表す。
水槽2は、外箱1の内部にサスペンション20を介して弾性的に支持されて収容されている。水槽2は、円筒状に形成されており、一方の端部は水槽端板22が設けられて塞がれており、他方の端部は開口している。この開口を水槽開口部21とする。水槽開口部21は、外箱開口部11と同じ向き(手前やや上向き)を向いている。水槽2の側面のやや上部には、水槽注水口23が設けられており、ここから水槽2内へ給水を行う。
回転槽3は、洗濯槽として機能するもので、水槽2に回転可能に収容されている。回転槽3は、水槽と同様に、円筒状に形成されており、一方の端部は回転槽端板32が設けられて塞がれており、他方の端部は開口している。この開口を回転槽開口部31とする。回転槽開口部31も、外箱開口部11及び水槽開口部21と同様に、手前やや上向きとされている。回転槽3は、複数の孔部33及び複数の連通口34を有する。孔部33は、回転槽3の円筒状側面の全域に形成されている。連通口34は、回転槽端板32に複数形成されている。孔部33及び連通口34は、洗濯工程においては、水が回転槽3と水槽2との間で自由に移動するための通水孔として機能する。
扉7は、図示しないヒンジを介して外箱1の前面に設けられており、前記ヒンジを支点に回動することにより外箱開口部11を開閉する。外箱開口部11は、ベローズ12によって水槽開口部21に接続されており、扉7を開放すると、外箱開口部11、水槽開口部21、及び回転槽開口部31を通じて、回転槽3から洗濯物を出し入れすることができる。
外箱1正面から見て水槽2の上方左側には、給水装置4が設けられている。給水装置4は、給水ホース接続部41、給水弁42、第一の給水路44、第二の給水路45、給水ケース43及び第三の給水路46を備える。
給水ホース接続部41は、図示しない給水ホースで水道などの外部の水源に接続されており、給水弁42の開閉に応じて、水が前記給水ホース及び給水ホース接続部41を通じて洗濯機の内部に引き込まれる。引き込まれた水は、給水弁42、第一の給水路44又は第二の給水路45、給水ケース43、及び、第三の給水路46を通じて水槽2へと送られる。
給水弁42は、図示しないが、独立して開閉する2つの弁からなる。一方の弁は、第一の給水路44に接続しており、他方の弁は第二の給水路45に接続している。
第一の給水路44は、図2に示す洗剤ケース収容部材431に設けられた第一の注水口4314、第二の注水口4315及び第三の注水口4316に接続されており、一方、第二の給水路45は、洗剤ケース収容部材431に設けられた第四の注水口4317に接続されている。
第一の給水路44は、図2に示す洗剤ケース収容部材431に設けられた第一の注水口4314、第二の注水口4315及び第三の注水口4316に接続されており、一方、第二の給水路45は、洗剤ケース収容部材431に設けられた第四の注水口4317に接続されている。
給水ケース43は、洗剤や柔軟仕上げ剤を投入する洗剤ケース432と、洗剤ケース432を収容する洗剤ケース収容部材431を備える。
洗剤ケース432は、図2及び図3に示すように、第一の部屋4321、第二の部屋4322、第三の部屋4323、手掛部4324及び凸部4325を備える。第一の部屋4321は、洗剤ケース432の左側に設けられており、粉末洗剤が使用者により投入される。第二の部屋4322は、洗剤ケース432の右奥に設けられており、液体洗剤が使用者により投入される。第三の部屋4323は、洗剤ケース432の右手前に設けられており、柔軟仕上げ剤が使用者によって投入される。
洗剤ケース432は、図2及び図3に示すように、第一の部屋4321、第二の部屋4322、第三の部屋4323、手掛部4324及び凸部4325を備える。第一の部屋4321は、洗剤ケース432の左側に設けられており、粉末洗剤が使用者により投入される。第二の部屋4322は、洗剤ケース432の右奥に設けられており、液体洗剤が使用者により投入される。第三の部屋4323は、洗剤ケース432の右手前に設けられており、柔軟仕上げ剤が使用者によって投入される。
第一の部屋4321の最奥には出口43211が設けられており、その手前には袋入り洗剤設置部43212が設けられている。出口43211は、第一の部屋4321に注がれた水とその水に溶解した洗剤を洗剤ケース収容部材431の出口4318側へ流す。袋入り洗剤設置部43212については、後に説明する。
第二の部屋4322及び第三の部屋4323には、それぞれ第一のサイフォン機構43221及び第二のサイフォン機構43231が設けられており、それぞれ洗剤ケース収容部材431に設けられた第三の注水口4316及び第四の注水口4317から注水されることにより、投入された液体洗剤及び柔軟仕上げ剤を洗剤ケース収容部材431の出口4318側へ流す。
手掛部4324は、洗剤ケース432の最も手前側に設けられており、使用者は、手掛部4324を持って洗剤ケース432を洗剤ケース収容部材431から出し入れする。凸部4325は、洗剤ケース432が洗剤ケース収容部材431に収容されたときに、収容部4312の奥面に接触して、洗剤ケース432の前後の位置合わせを行う。
洗剤ケース収容部材431は、図2及び図5に示すように、開口部4311、収容部4312、支持部4313、第一の注水口4314、第二の注水口4315、第三の注水口4316、第四の注水口4317及び出口4318を備える。
開口部4311は、洗剤ケース収容部材431に洗剤ケース432が収容されていないとき、外箱1前面に露出する。収容部4312は、開口部4311の奥側に形成された空間である。手掛部4324を持って前後にスライドすることにより、開口部4311を通じて洗剤ケース432を収容部4312から出し入れすることができる。
支持部4313は、図6に示すように、洗剤ケース432が洗剤ケース収容部材431に収容されたとき、洗剤ケース432を支持し、洗剤ケース432の上下の位置合わせを行う。
第一から第四の注水口は洗剤ケース収容部材431の上面に設けられている。第一の注水口4314及び第二の注水口4315は、第一の部屋4321に注水を行う際に水が通過する孔である。第一の注水口4314は、洗剤ケース432が洗剤ケース収容部材431に収容された際に、第一の部屋4321の手前側の上方にくるような位置に設けられており、一方、第二の注水口4315は、第一の部屋4321の奥側の上方にくる位置に設けられている。第三の注水口4316は第二の部屋4322に注水するための孔であり、第四の注水口4317は第三の部屋4323に注水するための孔である。第三の注水口4316は、洗剤ケース432が洗剤ケース収容部材431に収容された際に、第二の部屋4322の上方にくるような位置に設けられており、一方、第四の注水口4317は、第三の部屋4323の上方にくる位置に設けられている。図示されていないが、前述したように、第一の注水口4314、第二の注水口4315及び第三の注水口4316は、第一の給水路44に連結しており、常に同時に注水が行われる。それに対して、前述したように、第四の注水口4317は、第二の給水路45に接続されており、第一の注水口4314、第二の注水口4315及び第三の注水口4316とは独立して注水を行う。
洗剤ケース432を通過した水は、第一の部屋4321、第二の部屋4322及び第三の部屋4323のうち、どの部屋を通過したかによらず出口4318を通って第三の給水路46へと導入される。すなわち、第三の給水路46は、すべての給水経路で共通である。
第三の給水路46は、出口4318と水槽注水口23を繋ぐ給水路であり、給水ケース43から水及び水に溶解した洗剤等を水槽2へと導入する。
水槽2の奥側下部には、排水口24が設けられており、排水口24は、循環・排水装置5に接続されている。循環・排水装置5は、図7に示すように、第一のパイプ51、循環・排水フィルタ装置52、第二のパイプ(図示せず)、循環ポンプ53、及び第三のパイプ54を備える。第一のパイプ51は、排水口24と循環・排水フィルタ装置52とを接続し、水槽2中の水を、外箱1の下部左手前に設けられた循環・排水フィルタ装置52へ導入する。
水槽2の奥側下部には、排水口24が設けられており、排水口24は、循環・排水装置5に接続されている。循環・排水装置5は、図7に示すように、第一のパイプ51、循環・排水フィルタ装置52、第二のパイプ(図示せず)、循環ポンプ53、及び第三のパイプ54を備える。第一のパイプ51は、排水口24と循環・排水フィルタ装置52とを接続し、水槽2中の水を、外箱1の下部左手前に設けられた循環・排水フィルタ装置52へ導入する。
循環・排水フィルタ装置52は、図8に示すように、循環・排水フィルタ収容部材521及び循環・排水フィルタ部材522を備える。循環・排水フィルタ収容部材521は、底板13の左手前に固定されている。循環・排水フィルタ収容部材521は、開口部5211、収容部5212、第一のパイプ接続部5213、第二のパイプ接続部5214及び第三のパイプ接続部5215を備える。開口部5211は、手前を向いており、開口部5211より奥側に収容部5212が形成されている。循環・排水フィルタ部材522は、フィルタ部5225、ツマミ5223及びパッキン5224を備える。フィルタ部5225は、前後方向に長く、上面が開口したケース状をしており、底面及び側面には多数の小さな長方形の孔が設けられている。フィルタ部5225は、循環又は排水される水に含まれるごみを濾し取る。フィルタ部5225の手前には、パッキン5224及びツマミ5223が設けられている。循環・排水フィルタ部材522は、外箱1前面の左下に設けられた、図示しないカバーを開放することにより、フィルタ部5225を奥にして、循環・排水フィルタ収容部材521に収容される。循環・排水フィルタ部材522は、開口部5211を通じて収容部5212から、ツマミ5223を持ってスライドして出し入れすることができる。循環・排水フィルタ部材522が収容部5212に収容されているときは、パッキン5224が開口部5211に密着し、循環・排水装置5内の水が漏れないようになっている。
循環・排水フィルタ装置52には、第一のパイプ51の他に、第二のパイプ及び循環ポンプ53が接続されている。第一のパイプ51を通じて循環・排水フィルタ装置52に引き込まれた水は、循環・排水フィルタ部材522を通った後、第二のパイプ及び循環ポンプ53へと導入される。第二のパイプには、図示しない排水弁が設けられており、前記排水弁が開いているときは、第二のパイプを通じて水が外部に排出され、一方、排水弁が閉じているときは、水は外部に排出されない。循環ポンプ53には第三のパイプ54の一端が接続されており、循環ポンプ53を運転すると、水は第三のパイプ54を通じて上昇する。第三のパイプ54の他端は、水槽2の開口部付近に設けられた吐出口25に接続されており、第三のパイプ54を通じて送られてきた水は、吐出口25から回転槽3内の洗濯物に向かって噴射される。
前記排水弁が閉じているとき、循環・排水装置5は水槽2内の水を循環ポンプ53を通して循環させる循環装置として機能し、循環・排水フィルタ部材522は循環フィルタ部材として機能する。
モーター6は、水槽2の外側にあって、水槽端板22に固定されて設けられており、モーター6の回転軸は、回転槽3に接続されている。これによって、回転槽3を回転駆動する。
外箱1の前面上方には、操作パネル8が設けられており、使用者は、この操作パネル8によって種々の操作を行う。操作パネル8は、表示部と操作部からなる。表示部は液晶ディスプレイやLEDなどにより、運転内容、運転終了予想時刻、必要な洗剤量など、種々の表示を行う。操作部は、押しボタンやタッチパネルなどを備え、使用者は、操作部を通じて運転メニューの選択など種々の操作を行う。
底板13には、図示しない制御装置が設けられている。前記制御装置は、使用者の操作部82への入力や種々の検知手段による検知に応じて、給水弁42、排水弁、モーター6、循環ポンプ53等の制御を行う。
袋入り洗剤設置部43212及びこの袋入り洗剤設置部43212に袋入り洗剤が設置された際の作用について説明する。
袋入り洗剤設置部43212に設置される袋入り洗剤は、水溶性のフィルムを素材とする袋の内部に、液体状の洗剤が封入されているものである。
袋入り洗剤設置部43212に設置される袋入り洗剤は、水溶性のフィルムを素材とする袋の内部に、液体状の洗剤が封入されているものである。
図2及び図3に示すように、袋入り洗剤設置部43212は、前述のとおり、第一の部屋4321中の奥側に設けられており、袋入り洗剤を設置すべき場所である旨の表示(第一の表示43214)と設置するための窪み(図4参照)を備える。また、洗剤ケース432は、手掛部4324のすぐ上に袋入り洗剤設置部43212を備える旨の表示(第二の表示43241)を備える。第二の表示43241は、洗剤ケース432が洗剤ケース収容部材431に収容された際に、使用者からよく見える位置にある。
前述のとおり、第一の注水口4314は、第一の部屋4321の手前側に対応する位置に設けられており、一方、第二の注水口4315は第一の部屋4321の奥側に対応する位置に設けられている。第一の注水口4314より導入された水は、第一の部屋4321に粉末洗剤が投入されている場合には、粉末洗剤を溶解させ、袋入り洗剤が袋入り洗剤設置部43212に設置されている場合には、出口43211側に流れることにより袋入り洗剤に接触して袋を溶解させる。一方、第二の注水口4315は、袋入り洗剤設置部43212の真上にあり、袋入り洗剤設置部43212に設置された袋入り洗剤に真上から水をかけ、効率よく袋入り洗剤の袋を溶解させる。
洗い工程初期において給水を行う際、第一の部屋4321と第二の部屋4322の双方を通じて給水が行われるが、このとき、第一の部屋4321を通じた給水量を、第二の部屋4322を通じた給水量より多くする。これにより、袋入り洗剤は、より多くの水に晒されるので、素早く溶解する。袋入り洗剤設置部43212を洗剤ケース432に設置することで、粉末洗剤、柔軟仕上げ剤、及び、袋入り洗剤の投入部を一ヶ所に集約することができ、使用者にとってわかりやすい。なお、袋入り洗剤設置部43212は、粉末洗剤と別の部屋に設けても構わない。
袋入り洗剤は、洗濯物を回転槽3に投入する前に、回転槽3の底へ投入して使用するのが通常であるが、本実施形態は、このような袋入り洗剤の設置部を給水経路中に設け、水溶性の袋を給水路中で多量の水に晒すことによって溶解させる。
従来の袋入り洗剤を回転槽3の底へ投入する方法だと、洗剤を素早く均一に溶かすことができないため、洗いの効率が悪く、それゆえ、洗い時間の短いコースでは使用できない。というのは、給水を始めて暫くは、循環・排水装置5や水槽2に水が溜まるため水位が回転槽3中の洗剤に達さず、また、水位が回転槽3に達しても、袋入り洗剤の袋が溶解し、中身の液体洗剤が流出し、十分撹拌されるには、さらに時間がかかるためである。
本実施形態を用いれば、給水初期より袋入り洗剤を多量の水に晒すため、従来の袋入り洗剤を回転槽3の底へ投入する方法と比べて、袋入り洗剤の袋が水に溶解するのが早く、また、袋から流出した液体洗剤も給水の過程で十分撹拌されるので、効率よく洗い工程を行うことができる。
また、従来の袋入り洗剤を回転槽3の底へ投入する方法には、衣類投入前に洗剤を投入しなければならないという不便さがあったが、本実施形態においては、袋入り洗剤は洗剤ケースに設置されるため、衣類投入後、さらには、給水開始後であっても洗剤を設置することができる。この点において、本実施形態は使い勝手が良い。
なお、本実施形態を含むすべての実施形態は、液体洗剤が封入された袋入り洗剤だけでなく、粉末状や粒状の洗剤が封入された袋入り洗剤にも使用可能である。
なお、本実施形態を含むすべての実施形態は、液体洗剤が封入された袋入り洗剤だけでなく、粉末状や粒状の洗剤が封入された袋入り洗剤にも使用可能である。
(第二の実施形態)
第二の実施形態について、主に図9から図11を参照しながら第一の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第二の実施形態について、主に図9から図11を参照しながら第一の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
本実施形態においては、第一の実施形態とは異なり、洗剤ケース432に袋入り洗剤設置部43212が設けられていない。かわりに、本実施形態では、循環・排水フィルタ部材522のフィルタ部5225の奥側に袋入り洗剤設置部5221が仕切り板5222を介して設けられている。仕切り板5222には、水が自由に移動できるようにするための通水孔52221が複数設けられている。袋入り洗剤設置部5221の底面には、袋入り洗剤が設置されるべき場所である旨の表示(第一の表示52211)が設けられている。また、図示しないが、外箱1前面の左下に設けられた前記カバーにも、袋入り洗剤が設置されるべき場所である旨の表示(第二の表示)が設けられている。
前述のように、水槽注水口23から給水を始めてから暫くは、最下部に位置する循環・排水装置5に水が溜まる。本実施形態は、循環・排水装置5の循環・排水フィルタ部材522に袋入り洗剤設置部5221を備えるため、本実施形態においても、給水初期から袋入り洗剤が水に晒される。循環・排水フィルタ装置52において袋入り洗剤の袋が水に溶解し、袋に封入されていた液体洗剤が水に流出し、洗剤を含んだ水が循環ポンプ53、第三のパイプ54、吐出口25を通じて回転槽3中の衣類に噴射される。洗い工程初期は、それ以降の工程よりも循環ポンプ53の回転数を高くし、袋入り洗剤を早く溶解させる。
本実施形態によれば、袋入り洗剤は給水初期より水に晒され、また、洗い工程中も循環ポンプ53の運転により袋入り洗剤設置部5221に水が循環するため、袋入り洗剤の袋が水に溶解するのが早く、また、袋から流出した液体洗剤も循環の過程で十分撹拌されるので、効率よく洗い工程を行うことができる。また、衣類投入後にも洗剤を設置することができ、使い勝手が良い。
なお、本実施形態では、循環・排水フィルタ部材522に袋入り洗剤設置部5221を設けているが、袋入り洗剤設置部5221は、循環・排水フィルタ部材522よりも上流側、或いは、下流側に設けても良い。
(第三の実施形態)
第三の実施形態について、主に、図12及び13を参照しながら、第一の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第三の実施形態について、主に、図12及び13を参照しながら、第一の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
本実施形態は、第一の実施形態と同様に洗剤ケース432に袋入り洗剤設置部43212を備え、さらに、洗剤ケース432に袋入り洗剤の袋を破るための突起である破袋突起部433を備える。
破袋突起部433は、袋入り洗剤設置部43212の窪みに突起を上方に向けて複数個設けられている。袋入り洗剤を袋入り洗剤設置部43212に設置すると、袋が破袋突起部433に接触し、袋が破れる。すなわち、本実施形態は、袋入り洗剤設置部43212に破袋突起部433を備えることにより、袋入り洗剤の袋を破る破袋手段を実現している。
或いは、破袋突起部433を袋入り洗剤設置部43212のすぐ奥側に設け、袋が給水時に水の圧力によって破袋突起部433に押しつけられて破れるような構成としても良い。
破袋突起部433を袋入り洗剤設置部43212の窪みに設けたことにともなって、第一の実施形態では窪み内に設けた袋入り洗剤を設置すべき場所である旨の表示(第一の表示43214)を、本実施形態では袋入り洗剤設置部の手前に設けた。
本実施形態は、破袋突起部433を備えることによって、袋を溶解前に破ることができるので、第一の実施形態よりもさらに効率よく洗剤を水に溶解させることができる。
本実施形態は、破袋突起部433を備えることによって、袋を溶解前に破ることができるので、第一の実施形態よりもさらに効率よく洗剤を水に溶解させることができる。
(第四の実施形態)
第四の実施形態について、主に図14及び図15を参照しながら、第二の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第四の実施形態について、主に図14及び図15を参照しながら、第二の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
本実施形態は、第二の実施形態と同様に、循環・排水フィルタ部材522に袋入り洗剤設置部5221を備え、さらに、循環・排水フィルタ部材522の袋入り洗剤設置部5221の底面には、袋入り洗剤の袋を破るための破袋突起部523が突起を上方へ向けて複数個設けられている。袋入り洗剤設置部5221に袋入り洗剤を設置すると、袋が破袋突起部523に接触して破れる。すなわち、本実施形態は、袋入り洗剤設置部5221に破袋突起部523を備えることにより、袋入り洗剤の袋を破る破袋手段を実現している。
第二の実施形態では、袋入り洗剤を設置すべき場所である旨の表示(第一の表示52211)を、袋入り洗剤設置部5221の底面に設けたが、本実施形態では、破袋突起部523を袋入り洗剤設置部5221の窪みに設けたことにともなって、第一の表示52211を、本実施形態では仕切り板5222の手前に設けた。
本実施形態によれば、破袋突起部523によって、袋入り洗剤の袋が破られるため、第二の実施形態よりもさらに素早く洗剤を水に溶かすことができる。
本実施形態によれば、破袋突起部523によって、袋入り洗剤の袋が破られるため、第二の実施形態よりもさらに素早く洗剤を水に溶かすことができる。
(第五の実施形態)
第五の実施形態について、主に図16から図18を参照しながら、第三の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第五の実施形態について、主に図16から図18を参照しながら、第三の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
本実施形態の給水ケース43は、粉末洗剤や柔軟仕上げ剤等を投入する洗剤ケース432及び洗剤ケース432を収容する洗剤ケース収容部材431を備える。これら洗剤ケース432及び洗剤ケース収容部材431は、ともに上面が開口していて、外箱1の天板部1aに形成された開口部に臨むように設置される。洗剤ケース432は、洗剤ケース収容部材431に、これの上面の開口部4311から出し入れ可能に収容されるようになっている(図18参照)。外箱1の天板部1aには、洗剤ケース収容部材431の開口部4311を覆うケースカバー14がヒンジ141を介して設けられている。ケースカバー14はヒンジ141を支点に回動することにより、開口部4311を開閉する。ケースカバー14の、閉状態において開口部4311の周側部に接する部分にはパッキン142が設けられており、洗剤ケース432中の水が漏れないようになっている。また、図示しないが、ケースカバー14の上面には、袋入り洗剤を設置すべき場所である旨の表示(第二の表示)を備える。
本実施形態の洗剤ケース432は、図16及び図17に示すように、第一の部屋4321、第二の部屋4322、第三の部屋4323、第一の孔4326、第二の孔4327及び庇状部4328を備える。
第一の部屋4321は粉末洗剤及び袋入り洗剤を投入する部屋である。第一の部屋4321には、袋入り洗剤設置部43212、出口43211a及び出口43211bが設けられている。袋入り洗剤設置部43212は、第一の部屋4321の底面左手前に設けられており、袋入り洗剤を設置するための窪みと袋入り洗剤を設置すべき場所である旨の表示(第一の表示43214)を備える。出口43211a及び出口4211bは、第一の部屋4321内の水を洗剤ケース収容部材431に流すための孔である。出口43211aは、第一の部屋4321の左手前の下部に設けられており、出口43211bは、第一の部屋4321の左奥の中ほどの高さに設けられている。出口43211aは、代表的な袋入り洗剤(縦40mm、横35mm、高さ20mm)よりも十分小さいので、袋入り洗剤の袋は、溶解し、又は、細かい破片にならないと下流に流れないようになっている。即ち、出口43211aは、袋入り洗剤の袋及びその破片のうち、出口43211aより大きいものが下流へ流れることを阻止する阻止手段としての機能を有する。出口43211bを設けたことにより、出口43211aが袋によって詰まってしまった場合にも、水を洗剤ケース収容部材431へ流すことができる。
第二の部屋4322は、液体洗剤を投入するための部屋である。第二の部屋4322には、第一のサイフォン機構43221が設けられており、注水されることにより、投入された液体洗剤を洗剤ケース収容部材431へ流す。
第三の部屋4323は、柔軟仕上げ剤を投入するための部屋である。第三の部屋4323には、第二のサイフォン機構43231が設けられており、注水されることにより、投入された柔軟仕上げ剤を洗剤ケース収容部材431へ流す。
第一の孔4326は、洗剤ケース432の奥面の、第一の部屋4321と第二の部屋4322の間の仕切り壁の上方に設けられている。洗剤ケース432が洗剤ケース収容部材431に収容されたとき、第一の孔4326は、図示しない第一の注水口と接続する。第一の給水路44及び前記第一の注水口を通過した水は、第一の孔4326を通り、第一の部屋4321と第二の部屋4322の間の仕切り壁によって一定の配分で二分割され、第一の部屋4321及び第二の部屋4322へ導入される。
第二の孔4327は、洗剤ケース432の第三の部屋4323の奥面に設けられている。洗剤ケース432が洗剤ケース収容部材431に収容されたとき、第二の孔4327は、図示しない第二の注水口と接続する。第二の給水路45及び前記第二の注水口を通過した水は、第二の孔4327を通り、第三の部屋4323へ導入される。
庇状部4328は、洗剤ケース432の奥面上端から手前斜め下へのびる庇状の板であり、第一の孔4326及び第二の孔4327から出る水が飛散するのを防ぐ。
本実施形態の洗剤ケース収容部材431は、開口部4311、収容部4312、支持部4313、前記第一の注水口、前記第二の注水口及び出口4318を備える。
本実施形態の洗剤ケース収容部材431は、開口部4311、収容部4312、支持部4313、前記第一の注水口、前記第二の注水口及び出口4318を備える。
開口部4311は、上方向を向いており、外箱1上面に露出している。使用者は、開口部4311を通じて洗剤ケース432を出し入れしたり、洗剤ケース432に洗剤等を投入したりすることができる。
収容部4312は、開口部4311の下方に設けられた空間であり、洗剤ケース432を収容する。
支持部4313は、開口部4311の内周が凹んで設けられた水平な部分であり、収容部4312に洗剤ケース432が収容されたとき、洗剤ケース432を支持する。
支持部4313は、開口部4311の内周が凹んで設けられた水平な部分であり、収容部4312に洗剤ケース432が収容されたとき、洗剤ケース432を支持する。
前記第一の注水口は、図示しないが、洗剤ケース収容部材431の、外箱1正面から見て奥面左寄りに設けられており、洗剤ケース432の第一の孔4326と接続して洗剤ケース432に注水を行う経路を形成する。
前記第二の注水口は、図示しないが、洗剤ケース収容部材431の、外箱1正面から見て奥面右寄りに設けられており、洗剤ケース432の第二の孔4327と接続して洗剤ケース432に注水を行う経路を形成する。
出口4318は、洗剤ケース収容部材431の底面左手前に設けられた孔であり、出口43211a、出口43211b、第一のサイフォン機構43221及び第二のサイフォン機構43231を通じて洗剤ケース収容部材431に流れてきた水や洗剤等を第三の給水路46へ導入する。
ケースカバー14は、外箱1の天板部1aにおいて開口部4311に隣接する位置にヒンジ141を介して設けられており、ヒンジ141を支点に回動して開口部4311を開閉することができる。ケースカバー14の内面において、閉じた際に袋入り洗剤設置部43212の上に位置する部分には、袋入り洗剤の袋を破るための破袋突起部433が複数個下向きに設けられている。袋入り洗剤設置部43212に袋入り洗剤が投入された状態で、ケースカバー14を閉じると、破袋突起部433が袋入り洗剤に接触し、袋が破れる。すなわち、本実施形態は、ケースカバー14の内面の、閉じた際に袋入り洗剤設置部43212の上に位置する部分に破袋突起部433を備えることにより、袋入り洗剤の袋を破る破袋手段を実現している。
本実施形態は、ケースカバー14に破袋突起部433を設けたことにより、使用者が洗剤に触れることなく確実に袋を破ることができる。
なお、本実施形態は循環・排水フィルタ装置52に応用可能である。即ち、実施形態2のように循環・排水フィルタ部材522に袋入り洗剤設置部5221を備え、さらに、循環・排水フィルタ部材522にヒンジを介してケースカバーを回動可能に設け、そのケースカバーに破袋突起部523を設けることで、使用者が袋に封入された洗剤に触れることなく確実に袋を破ることができる。
なお、本実施形態は循環・排水フィルタ装置52に応用可能である。即ち、実施形態2のように循環・排水フィルタ部材522に袋入り洗剤設置部5221を備え、さらに、循環・排水フィルタ部材522にヒンジを介してケースカバーを回動可能に設け、そのケースカバーに破袋突起部523を設けることで、使用者が袋に封入された洗剤に触れることなく確実に袋を破ることができる。
(第六の実施形態)
第六の実施形態について、主に図19から図23を参照しながら、第三の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第六の実施形態について、主に図19から図23を参照しながら、第三の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
本実施形態では、洗剤ケース収容部材431の内側奥面に、破袋突起部433が突起を手前に向けて複数設けられており、第一の部屋4321の袋入り洗剤設置部43212の手前側には、棒状の凸部であるストッパー43213が上向きに複数設けられている。破袋突起部433は、洗剤ケース432が洗剤ケース収容部材431に収容されたとき、洗剤ケース432の後部の出口43211を通して袋入り洗剤設置部43212付近に位置するようになっている(図22及び図23参照)。そのため、袋入り洗剤設置部43212に袋入り洗剤が投入された状態で、洗剤ケース432を洗剤ケース収容部材431に収容すると、破袋突起部433が洗剤ケース432の出口43211を通して袋入り洗剤に接触し、袋を破る。このとき、ストッパー43213があることで袋入り洗剤が手前にずれないようになっており、確実に袋を破ることができる。すなわち、本実施形態は、洗剤ケース収容部材431の内側奥面に破袋突起部433を備えることにより、袋入り洗剤の袋を破る破袋手段を実現している。
本実施形態は、洗剤ケース収容部材431に破袋突起部433を備えるので、使用者が袋に封入された洗剤に触れずに確実に袋を破ることができ、さらに、破袋突起部433に使用者が触れないようにすることができる。
なお、本実施形態は循環・排水フィルタ装置52に応用可能である。即ち、実施形態2のように循環・排水フィルタ部材522の、循環・排水フィルタ収容部材521に収容される際に奥側となる部分に袋入り洗剤設置部5221を備え、さらに、循環・排水フィルタ収容部材521の奥側に袋入り洗剤の袋を破るための破袋突起部523を備えることで、使用者が袋に封入された洗剤に触れずに確実に袋を破ることができ、さらに、破袋突起部433に使用者が触れないようにすることができる。
(第七の実施形態)
第七の実施形態について、主に図24を参照しながら、第三の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第七の実施形態について、主に図24を参照しながら、第三の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
本実施形態は、第一の部屋4321の最奥部に横長の長方形の開口である出口43216を備え、袋入り洗剤設置部43212より下流の給水路(第一の部屋4321の出口43216、第一の部屋4321の出口43216から洗剤ケース収容部材431の出口4318までの水路、洗剤ケース収容部材431の出口4318、第三の給水路46及び水槽注水口23)は、袋入り洗剤の破れた袋が通過できる程度の大きさを有する。そのため、袋入り洗剤設置部43212に袋入り洗剤が投入された状態で給水すると、破袋突起部433によって破られた袋が、水流にのって給水路を下流へ進み、回転槽3へと到達する。
具体的には、本実施形態において第一の部屋4321の出口43216は、幅60mm、高さ10mmの横長の長方形であり、また、出口43216より下流の給水路は、出口43216よりも大きく設けられている。市販されている袋入り洗剤のうち代表的なものは、縦40mm、横35mm、高さ20mm程度の大きさである。従って、給水路が前述の大きさならば、袋が破れていない場合は、袋は袋入り洗剤設置部43212に設置されたままであるが、袋が破れて中身の洗剤がある程度流出した場合は、袋の高さが減少するため、袋が給水路を通過することができる。即ち、出口43216は袋入り洗剤の袋のうち、高さが出口43216の高さ以上ものが下流へ流れることを阻止する阻止手段としての機能を有する。また、出口43216の高さを低く設定しているので、前述の代表的な袋入り洗剤以外の製品であっても、袋が破れて中身が流出するまでは、袋入り洗剤設置部43212に袋を保持し、袋が破れて中身が流出すると袋が給水路に流すことができる。さらに、出口43216の幅に余裕を持たせたことで、出口43216が袋入り洗剤によって詰まることを防ぐことができる。
また、洗剤ケース432の出口43216に、幅や高さを調整する機構を設けることで、あらゆるサイズの袋入り洗剤にも対応できるようにしても良い。
本実施形態は、溶解していない袋を水路の下流に流し回転槽3に導入することで、袋と衣類との間の摩擦によって袋の溶解を促進することができる。
本実施形態は、溶解していない袋を水路の下流に流し回転槽3に導入することで、袋と衣類との間の摩擦によって袋の溶解を促進することができる。
なお、本実施形態は循環・排水フィルタ装置52に応用可能である。即ち、循環・排水フィルタ部材522に袋入り洗剤設置部5221と破袋突起部523を備え、さらに、袋入り洗剤設置部5221より下流の循環水路に、袋入り洗剤の破れた袋が通過できる程度の径を確保することで、第四の実施形態の効果に加えて、袋と衣類との間の摩擦によって袋の溶解を促進することができるという効果を得る。
また、本実施形態は、破袋突起部433を備えない構成としても、効果を奏する。即ち、袋の一部が水に溶解することにより破れ、その袋が水路の下流に流れる構成としても良い。
(第八の実施形態)
第八の実施形態について、主に図25を参照しながら、第三の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第八の実施形態について、主に図25を参照しながら、第三の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
本実施形態では、第一の部屋4321の出口43211に格子状の捕獲体43215が設けられている。破袋突起部433によって破られた袋やその破片は、水の流れに乗って下流へ流れようとするが、捕獲体43215によって袋やその破片を捕獲する。フィルタに捕獲された袋やその破片は、水の流れに晒され続けるため、溶解し、又は、細かい破片となって、出口43211を通過できるようになる。即ち、捕獲体43215は、袋及びその破片のうち、捕獲体の格子の間隔以上ものが下流へ流れることを阻止する阻止手段としての機能を有する。
なお、捕獲体43215の格子の間隔を調整することにより、袋の破片のうち、どの程度以上の大きさの破片を捕獲するかを調整することができる。例えば、給水路の、出口43211より下流部分の最小径よりも小さくすれば、一つの破片が単独で水路を詰まらせることを防げる。また、格子の間隔を非常に細かくすれば、袋及びその破片を、完全に溶解するまで洗剤ケース432内に留めることができる。
本実施形態では格子状のフィルタを用いているが、柵状その他の形状であっても良い。
本実施形態によれば、袋やその破片によって給水路が詰まってしまうことを防ぐことができる。
本実施形態によれば、袋やその破片によって給水路が詰まってしまうことを防ぐことができる。
なお、本実施形態は循環・排水フィルタ装置52に応用可能である。即ち、第四の実施形態のように循環・排水フィルタ部材522に袋入り洗剤設置部5221と破袋突起部523を設け、さらに、袋入り洗剤設置部5221より下流側に格子状の捕獲体を設けることで、袋やその破片によって給水路が詰まってしまうことを防ぐことができる。
また、本実施形態は、破袋突起部433を備えない構成としても、効果を奏する。即ち、破袋突起部が無くても、袋の一部が水に溶解することにより袋が破れて袋の破片が下流へ流れることがあるので、その破片を捕獲体43215で捕獲する構成としても良い。
(第九の実施形態)
第九の実施形態について、第三の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
本実施形態は、第三の実施形態と同様に、洗剤ケース432に袋入り洗剤設置部43212と破袋突起部433を備え、さらに、本実施形態は、洗濯時間を短くするスピードコースを備える。
第九の実施形態について、第三の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
本実施形態は、第三の実施形態と同様に、洗剤ケース432に袋入り洗剤設置部43212と破袋突起部433を備え、さらに、本実施形態は、洗濯時間を短くするスピードコースを備える。
現在、市販されている袋入り洗剤は、通常、洗濯時間の短いスピードコースでは使用できない。というのは、袋入り洗剤を洗濯槽内へ直接投入する通常方法では、洗剤を素早く均一に水に溶かすことができないためである。
しかし、本実施形態は、袋入り洗剤設置部43212を洗剤ケース432に備え、さらに破袋突起部433が袋を破るので、袋入り洗剤の袋と液体洗剤を素早く均一に溶かすことができる。したがって、本実施形態によれば、袋入り洗剤を用いてスピードコースの運転を支障なく行うことができる。
なお、本実施形態は、循環・排水フィルタ部材522に袋入り洗剤設置部5221を設けた場合にも応用可能である。
また、本実施形態は、破袋突起部433を備えない構成でも実現できる。というのは、第一の実施形態および第二の実施形態において述べたように、破袋突起部433を備えない構成であっても、給水路又は循環水路に袋入り洗剤設置部を設けることにより、十分素早く袋入り洗剤の袋と液体洗剤を溶解させることができるからである。
また、本実施形態は、破袋突起部433を備えない構成でも実現できる。というのは、第一の実施形態および第二の実施形態において述べたように、破袋突起部433を備えない構成であっても、給水路又は循環水路に袋入り洗剤設置部を設けることにより、十分素早く袋入り洗剤の袋と液体洗剤を溶解させることができるからである。
以上説明した少なくとも一つの実施形態の洗濯機によれば、給水路又は循環水路に袋入り洗剤の設置部を設けたことにより、袋入りの洗剤を水に効率よく溶かし、かつ、衣類投入後にも袋入りの洗剤を投入することができる。
なお、以上説明した実施形態の洗濯機は所謂ドラム式洗濯機であるが、各実施形態は、水槽及び回転槽の中心軸が上方を向いた所謂縦型洗濯機に応用できることは言うまでもない。
また、縦型洗濯機の場合、第二の実施形態及び第四の実施形態における循環ポンプ53のかわりに、パルセータの裏羽根(パルセータの下部に設けられた羽根状部分)が回転することによって、水が循環水路を循環するという構成でもよい。この構成においては、パルセータ及び循環水路が循環装置として機能する。さらに、このような構成の縦型洗濯機においては、循環水路は回転槽の内側に設けられるため、回転槽内へ向けて開閉する扉を循環水路に設けることにより、循環水路中に設けられた袋入り洗剤設置部に回転槽の内側から投入できるようにすることもできる。
本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、14はケースカバー、2は水槽、3は回転槽(洗濯槽)、4は給水装置、5は循環・排水装置(循環装置)、431は洗剤ケース収容部材、432は洗剤ケース、433及び523は破袋突起部、521は循環・排水フィルタ収容部材、522は循環・排水フィルタ部材(循環フィルタ部材)、4312及び5212は収容部、43211a及び43216は第一の部屋の出口(阻止手段)、43212及び5221は袋入り洗剤設置部、43214及び52211は第一の表示(袋入り洗剤設置部の位置を示す表示)、43213はストッパー、43215は捕獲体(阻止手段)、43241は第二の表示(袋入り洗剤設置部の位置を示す表示)を示す。
Claims (11)
- 洗濯物を収容する洗濯槽と、
前記洗濯槽を収容し水をためる水槽と、
前記水槽へ給水を行う給水装置と、
前記給水装置に設けられ袋入りの洗剤が設置される袋入り洗剤設置部と、
を備えた洗濯機。 - 前記給水装置は、粉末洗剤の投入部が設けられた洗剤ケースを備え、
前記袋入り洗剤設置部は、前記洗剤ケースに設けられた、
請求項1に記載の洗濯機。 - 洗濯物を収容する洗濯槽と、
前記洗濯槽を収容し水をためる水槽と、
前記水槽の水を循環させる循環装置と、
前記循環装置に設けられ袋入りの洗剤が設置される袋入り洗剤設置部と、
を備えた洗濯機。 - 前記循環装置は、循環する水に含まれるごみを濾し取る循環フィルタ部材を備え、
前記袋入り洗剤設置部は、前記循環フィルタ部材に設けられた、
請求項3に記載の洗濯機。 - 前記袋入り洗剤設置部に設置されている袋入り洗剤の袋を破る破袋手段を備えた、請求項2又は請求項4に記載の洗濯機。
- 開閉可能であって閉じたとき前記洗剤ケース又は前記循環フィルタ部材を覆うケースカバーと、
前記ケースカバーに設けられた突起である破袋突起部と、
を備え、
前記破袋手段は、前記ケースカバーが閉じられたとき、前記破袋突起部が前記袋入り洗剤の袋に接触することにより、前記袋入り洗剤の袋を破る、
請求項5に記載の洗濯機。 - 前記洗剤ケース又は前記循環フィルタ部材を着脱可能に収容する収容部と、
前記収容部の内側に設けられた突起である破袋突起部と、
を備え、
前記破袋手段は、前記洗剤ケース又は前記循環フィルタ部材を前記収容部へ収容した場合に、前記破袋突起部が前記袋入り洗剤の袋に接触することにより、前記袋入り洗剤の袋を破る、
請求項5に記載の洗濯機。 - 前記袋入り洗剤設置部に設置された袋入り洗剤の袋及び前記袋の破片のうち、所定の大きさ以上ものが下流へ流れることを阻止する阻止手段を備えた、請求項1から7のいずれか一項に記載の洗濯機。
- 前記阻止手段は、前記給水装置又は前記循環装置において前記袋入り洗剤設置部よりも下流側に設けられた格子状の捕獲体である、請求項8に記載の洗濯機。
- 洗濯時間を通常の洗濯よりも短くするスピードコースを備えた、請求項1から9のいずれか一項に記載の洗濯機。
- 前記袋入り洗剤設置部の位置を示す表示を備えた、請求項1から10のいずれか一項に記載の洗濯機。
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