JP2021090510A - 洗濯機 - Google Patents

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啓之 川名
Hiroyuki Kawana
啓之 川名
賢 手島
Ken Tejima
賢 手島
啓吾 辻
Keigo Tsuji
啓吾 辻
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Abstract

【課題】本開示は、使用者が液剤を容易にタンク内に注入できる洗濯機を提供する。【解決手段】本開示の洗濯機は、上部に洗剤タンク開口部117bを有し液剤を収容する洗剤タンク117と、洗剤タンク開口部117bを開閉可能に覆う第1のタンク蓋119と、第1のタンク蓋119に形成された第1のタンク蓋開口部119bを開閉可能に覆う第2のタンク蓋120と、洗剤タンク117の液剤を水槽へ供給する液剤自動投入装置109と、を備える。第1のタンク蓋119には、液剤を流下させる液剤流下面120aが形成されている。これにより、第1のタンク蓋119は、液剤を第1のタンク蓋開口部119bに案内し、洗剤タンク117の内部に落下させることができる。そのため、使用者は、液剤流下面120aに液剤を当てることにより容易に液剤をタンク内に注入できる。【選択図】図5

Description

本開示は、洗濯機に関する。
特許文献1は、洗剤又は柔軟剤などの液剤を自動で投入する洗濯機を開示する。
この洗濯機は、筐体と、筐体内に弾性防振支持された水槽と、水槽内に回転可能に支持されたドラムと、液剤を収容した液剤タンクと、液剤タンクを収容し側壁面に排水口を有するタンク収容ケースと、タンク収容ケース上部に設けられた注水水路と、液剤タンク内の液剤をドラム内へ自動投入する液剤自動投入装置と、を備える。液剤タンクの上面には、上方に開口する注入口が設けられている。
特表2005−514133号公報
しかしながら、上記従来の構成では、液剤容器に入った液剤をタンクに注入する際、液剤容器の注ぎ口を注入口近傍に近づけることができず、誤って注入口の周囲に液剤を溢す虞があった。
本開示は、使用者が液剤を容易に液剤タンク内に注入できる洗濯機を提供する。
本開示における洗濯機は、上部に開口を有し液剤を収容する液剤タンクと、前記開口を開閉可能に覆う蓋と、前記液剤タンクの液剤を水槽へ供給する液剤供給装置と、を備える。前記蓋には、液剤を流下させる流下面が形成されている。
本開示における洗濯機は、使用者が、液剤を容易に液剤タンク内に注入することができる。
実施の形態1における洗濯機の外観斜視図 同洗濯機の縦断面図 同洗濯機の要部の分解斜視図 同洗濯機の洗剤タンク、第1のタンク蓋の分解斜視図 (a)同洗剤タンクの第2のタンク蓋を閉めた状態の外観斜視図、(b)同洗剤タンクの第2のタンク蓋を開いた状態の外観斜視図 同洗濯機の洗剤タンクの上限表示を示す外観斜視図 (a)実施の形態2における洗剤タンクの第2のタンク蓋を閉めた状態の外観斜視図、(b)同洗剤タンクの第2のタンク蓋を閉めた状態の外観側面図 (a)同洗剤タンクの第2のタンク蓋を開いた状態の外観斜視図、(b)同洗剤タンクの第2のタンク蓋を開いた状態の外観側面図 (a)実施の形態3における洗剤タンクの第2のタンク蓋を閉めた状態の外観斜視図、(b)同洗剤タンクの第2のタンク蓋を閉めた状態の外観側面図 (a)同洗剤タンクの第2のタンク蓋を開いた状態の外観斜視図、(b)同洗剤タンクの蓋を開いた状態の外観側面図 (a)実施の形態4における洗剤タンクの第2のタンク蓋を閉めた状態の外観斜視図、(b)同洗剤タンクの第2のタンク蓋を閉めた状態の外観側面図 (a)同洗剤タンクの第2のタンク蓋を開いた状態の外観斜視図、(b)同洗剤タンクの第2のタンク蓋を開いた状態の外観側面図
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。なお、添付図面及び以下の説明によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、図1〜図6を用いて、実施の形態1を説明する。
(洗濯機の構成)
図1は、実施の形態1における洗濯機の外観斜視図、図2は、同洗濯機の縦断面図、図3は、同洗濯機の要部の分解斜視図である。
図1〜図3において、洗濯機100の外郭である筐体101の内部には、有底円筒形の水槽105(水槽)が複数のサスペンション(図示せず)及びダンパー163により弾性的に防振支持されている。水槽105内には、有底円筒形のドラム106(洗濯槽)が回転可能に配設される。ドラム106の内壁面には、バッフル106aが複数個設けられている。ドラム106を低速で回転させることにより、バッフル106aが衣類を引っ掛けて上方に持ち上げ、落下させるといった撹拌動作を与えることができる。ドラム106の周面には、貫通された複数の小孔(図示せず)が形成されている。水槽105の底部には、ドラム106を回転駆動させる槽回転モータ(図示せず)が配設される。
筐体101の前面には、衣類を出し入れするため開口された衣類投入取出口103が形成されている。筐体101の前面には、ドア102が設けられている。ドア102は、衣類投入取出口103を開閉自在に覆っている。ドア102を開放することにより、衣類投入取出口103からドラム106内へ衣類を投入できる。
筐体101の水槽105よりも上部には、液剤自動投入装置109が設けられている。液剤自動投入装置109は、給水器110と、ポンプユニット111と、三方弁ユニット113と、洗剤タンク117及び柔軟剤タンク126が装着されるタンク収容ケース114から構成される。
筐体101上部には、開閉可能な蓋体114aが設けられており、蓋体114aを開けて洗剤タンク117及び柔軟剤タンク126を着脱可能に装着できる。
液剤自動投入装置109は、ポンプユニット111を駆動させて洗剤タンク117及び柔軟剤タンク126に貯蔵された液剤を吸引し、水槽105内に吐出する。これにより、液剤自動投入装置109は、洗濯運転において液剤の自動供給を行う。
(液剤タンクの構成)
以下、洗剤タンク117を例に説明するが、柔軟剤タンク126についても同様の構成となっている。
図4は、実施の形態1における洗濯機の洗剤タンク、第1のタンク蓋の分解斜視図である。
洗剤タンク117は、上部に洗剤タンク開口部117bを有する略箱状の容器である。図4に示すように、洗剤タンク117の上部周縁には、パッキン117fが設けられる洗剤タンク117の上部には、洗剤タンク開口部117bを開閉可能に覆う第1のタンク蓋119が取り付けられる。第1のタンク蓋119が洗剤タンク117上部に取り付けられると、パッキンが押し潰され、水密に固定できる。
第1のタンク蓋119の前部には、第1のタンク蓋開口部119bが形成されている。また、第1のタンク蓋119には、第1のタンク蓋開口部119bを開閉可能に覆う第2のタンク蓋120が設けられる。第2のタンク蓋120の詳細については、後述する。
第1残量検知手段は、フロート部130aと、リニアホール素子136から構成されており、洗剤タンク117内の洗剤量を検知する。フロート部130aは、リンク133と、リンク133の上端に設けられた回動軸120bと、リンク133の下端に設けられたマグネットボックス135から構成される。回動軸120bは、第1のタンク蓋119の裏面に対して回動自在に取り付けられる。
洗剤タンク117の後部には、液剤自動投入装置109と連結する筒部(図示せず)が設けられている。筒部は、洗剤タンク117の内外を連通するように形成されており、液剤自動投入装置109と連結した状態で開くように構成されている。フィルタ122は、筒部の上方を覆うように液剤自動投入装置109に固定されており、筒部から吸引される液剤を濾過する役割を有する。
図5(a)は、実施の形態1における洗剤タンクの第2のタンク蓋を閉めた状態の外観斜視図、図5(b)は、(b)同洗剤タンクの第2のタンク蓋を開いた状態の外観斜視図である。
図5(a)及び図5(b)に示すように、第1のタンク蓋119に設けられた第2のタンク蓋120は、回動軸120bを中心に回動し、後方に向かって開くように設けられている。第2のタンク蓋120は、90度以上の所定の角度で回動を停止し、開いた状態で静止するように構成されている。
第2のタンク蓋120の裏面には液剤流下面120aが形成されている。液剤流下面120aは、液剤の流下を遮るような構造又は穴が形成されておらず、付着した液体がスムーズに流下するように形成されている。液剤流下面120aは、第2のタンク蓋120が開いた状態において、筐体101よりも上方に突出している。液剤流下面の側方には、液剤流下面120aの側方を覆うようにリブ120eが上下に形成されている。
図6は、実施の形態1における洗濯機の洗剤タンクの上限表示を示す外観斜視図である。
図6に示すように、本実施の形態における洗剤タンク117の液剤収容量の上限面は、第2のタンク蓋120の第2のタンク蓋下辺120cと略同一面としている。従って、第2のタンク蓋下辺120cは、第2のタンク蓋120が開いた状態において、洗剤タンク開口部117bよりも下方に位置するように構成されている。第2のタンク蓋120の下部には、上限表示120dを設けられている。上限表示120dは、第2のタンク蓋下辺120cが液剤収容量の上限面であることを使用者に示すために設けられており、例えば、「これ以下」のような指示書き及び矢印によって構成される。
以上のように構成された洗濯機について、以下その動作、作用を説明する。
(液剤注入動作)
以下、洗剤タンク117を例に説明するが、柔軟剤タンク126に柔軟剤を注入する際にも同様の動作を行う。
使用者は、液剤を注入する際、蓋体114aが開いた状態で、第2のタンク蓋120の手前側を把持するとともに後方に回動させて第2のタンク蓋120を開く。第2のタンク蓋120は、手前側を把持可能に構成されているため使用者の操作性が良い。
使用者は、洗剤タンク117をタンク収容ケース114に装着した状態で、液剤を洗剤タンク117に注入する。この時、使用者は、洗剤タンク117の洗剤タンク開口部117bに直接注入するだけでなく、液剤流下面120aに当てることによっても液剤を注入できる。従って、液剤流下面120aを設けることにより、液剤を注入可能な範囲を広げることができる。また、液剤流下面120aの上部は、筐体101の上面より上方に位置するため、液剤の入った容器の注ぎ口を近づけることができる。そのため、使用者が液剤を注ぐ際、誤って洗剤タンク開口部117bの周囲に溢すことを抑制できる。
第2のタンク蓋120は、後方に向かって開いた状態で静止している。従って、使用者は、洗剤タンク117の内部を視認しながら、液剤流下面120aに液剤を当てることができる。
使用者は、液剤を洗剤タンク117内に液剤を注入する際、第2のタンク蓋120の第2のタンク蓋下辺120c、及び上限表示120dを見ながら、液剤流下面120aに向かって液剤を注ぐ。図6に、液剤が流れる向きを矢印で示している。上限表示120dは、第2のタンク蓋120の裏面に設けられているので、前方からの視認性が良い。
液剤流下面120aに向かって注がれた液剤は、液剤流下面120aを伝ってリブ120eの間を流下し、洗剤タンク開口部117bから洗剤タンク117の内部に落下する。液剤流下面120aの下端は、第2のタンク蓋120が開いた状態において洗剤タンク開口部117bよりも下方に位置するため、液剤が洗剤タンク開口部117bの外部に漏れることを抑制できる。
また、リブ120eは、液剤流下面120aを流れる液剤が回動軸120bに付着することを抑制し、回動軸120bに液剤が固着して回動を妨げることを抑止する。
(作用等)
以上のように、本実施の形態における洗濯機は、上部に洗剤タンク開口部117bを有し液剤を収容する洗剤タンク117と、洗剤タンク開口部117bを開閉可能に覆う第1のタンク蓋119と、第1のタンク蓋119に形成された第1のタンク蓋開口部119bを開閉可能に覆う第2のタンク蓋120と、洗剤タンク117の液剤を水槽へ供給する液剤自動投入装置109と、を備える。第1のタンク蓋119には、液剤を流下させる液剤流下面120aが形成されている。
これにより、第1のタンク蓋119は、液剤を第1のタンク蓋開口部119bに案内し、洗剤タンク117の内部に落下させることができる。そのため、使用者は、液剤を容易に洗剤タンク117内に注入できる。
本実施の形態のように、第1のタンク蓋119は、第1のタンク蓋開口部119bの後方側に回動軸120bが配設され、後方に向かって所定の角度まで開くように設けられており、液剤流下面120aは、第1のタンク蓋119の裏面側に設けられていてもよい。
これにより、第1のタンク蓋119は、後方に向かって開くので前方からの視認性を妨げない。そのため、使用者は、洗剤タンク117の内部を視認しながら、液剤流下面120aに液剤を当てることができる。
本実施の形態のように、第1のタンク蓋119の裏面下部には、洗剤タンク117の液剤収容量の上限を示す上限表示120dが設けられていてもよい。
これにより、前方から視認できる位置に液剤収容量の上限を示す上限表示120dを設けることができる。そのため、使用者が液剤を注入する際、上限量を超えて溢れさせることなく、容易に液剤を注ぐことができる。
(実施の形態2)
本実施の形態における洗剤タンク217は、手前に向かって開く第2のタンク蓋220を備える点で、実施の形態1と異なる。
以下、図7〜図8を用いて、実施の形態2を説明する。
(液剤タンクの構成)
図7(a)は、実施の形態2における洗剤タンクの第2のタンク蓋を閉めた状態の外観斜視図、図7(b)は、同洗剤タンクの第2のタンク蓋を閉めた状態の外観側面図、図8(a)は、同洗剤タンクの第2のタンク蓋を開いた状態の外観斜視図、図8(b)は、同洗剤タンクの第2のタンク蓋を開いた状態の外観側面図である。
図7及び図8に示すように、第1のタンク蓋219に設けられた第2のタンク蓋220は、前方に向かって開くように設けられ、所定の角度で回動を停止して開いた状態で静止するように構成されている。液剤流下面220aは、所定の角度で傾斜して静止することにより液剤が残存しにくい構成になっている。また、液剤を注入しない場合には、第2のタンク蓋220を閉じておくことで、液剤流下面220aに塵埃が付着することを抑制できる。
第2のタンク蓋220の裏面には液剤流下面220aが形成されている。液剤流下面220aは、液剤の流下を遮るような構造又は穴が形成されておらず、付着した液体がスムーズに流下するように形成されている。液剤流下面の側方には、液剤流下面220aの側方を覆うようにリブ220eが上下に形成されている。リブ220eは、洗剤タンク開口部217bに向かって液剤流下面220aが狭まるように構成されている。
使用者は、液剤を洗剤タンク217内に液剤を注入する際、第2のタンク蓋220を開くことで液剤流下面220aを前方に引き出す。使用者は、液剤が入った市販の液剤容器の口を液剤流下面220aに近づけて、液剤流下面220aに沿わせながら液剤を注入する。使用者は、液剤容器の口を液剤流下面220aに近づけることで、誤って液剤流下面220a以外に液剤を付着させることを防ぐことができる。
図8(a)に、液剤が流れる向きを矢印で示している。液剤流下面220aに向かって注がれた液剤は、液剤流下面220aを伝ってリブ220eの間を流下し、洗剤タンク開口部217bから洗剤タンク217の内部に落下する。
(作用等)
以上のように、本実施の形態における第2のタンク蓋220は、第1のタンク蓋開口部119bの手前側に回動軸120bが配設され、手前に向かって所定の角度まで開くよう
に設けられており、液剤流下面220aは、第2のタンク蓋220の裏面側に設けられている。
これにより、第2のタンク蓋220を開くことにより、液剤流下面120aを手前に近づけることができる。そのため、使用者は、液剤が入った液剤容器を液剤流下面120aに近付けることができるので、洗剤タンク217に液剤を容易に注入できる。
(実施の形態3)
本実施の形態における洗剤タンク317は、前後にスライドする第2のタンク蓋320を備える点で、実施の形態1と異なる。
以下、図9〜図10を用いて、実施の形態3を説明する。
(液剤タンクの構成)
図9(a)は、実施の形態3における洗剤タンクの第2のタンク蓋を閉めた状態の外観斜視図、図9(b)は、同洗剤タンクの第2のタンク蓋を閉めた状態の外観側面図、図10(a)は、同洗剤タンクの第2のタンク蓋を開いた状態の外観斜視図、図9(b)は、同洗剤タンクの蓋を開いた状態の外観側面図である。
図9及び図10に示すように、第1のタンク蓋319に設けられた第2のタンク蓋320は、前後にスライドさせることで開閉可能に設けられており、所定の位置まで引き出した状態で静止するように構成されている。本実施の形態における第2のタンク蓋320は、引き出された状態において、開いた状態と定義される。開いた状態における第2のタンク蓋320は、閉じた状態における第2のタンク蓋320と略同一面に位置し、上方に突出しないように構成されている。
第2のタンク蓋320の上面には、洗剤タンク開口部317bに向かって下方傾斜する液剤流下面120aが形成されている。液剤流下面320aは、第2のタンク蓋320を閉めた状態で後方端部が第1のタンク蓋319に当接しないよう、後方端部を切り欠いて形成されている。
液剤流下面の側方には、液剤流下面320aの側方を覆うようにリブ320eが上下に形成されている。リブ320eは、後方に向かって液剤流下面320aが狭まるように構成されている。
使用者は、液剤を洗剤タンク317内に液剤を注入する際、第2のタンク蓋320を手前に引いて液剤流下面120aを前方に引き出す。
図10(a)に、液剤が流れる向きを矢印で示している。使用者は、液剤が入った市販の液剤容器の口を液剤流下面320aの近傍に近づけて、手前に延伸する液剤流下面320aに向かって液剤を注入する。
(作用等)
以上のように、本実施の形態における第2のタンク蓋320は、水平方向に引き出し可能に設けられており、液剤流下面320aは、第2のタンク蓋320の上面側に設けられている。
これにより、第2のタンク蓋320は、水平方向に引き出されるように構成されているため、開いた状態で上方に突出しない。そのため、第2のタンク蓋320を開いた状態で蓋体114aを閉めた場合に、第2のタンク蓋320が蓋体114aと衝突することを抑
制できる。
(実施の形態4)
本実施の形態における洗剤タンク417は、液剤流下面420aの上方を覆うカバー部を備える点で、実施の形態3と異なる。
以下、図11〜図12を用いて、実施の形態4を説明する。
(液剤タンクの構成)
図11(a)は、実施の形態4における洗剤タンクの第2のタンク蓋を閉めた状態の外観斜視図、図11(b)は、同洗剤タンクの第2のタンク蓋を閉めた状態の外観側面図、図12(a)は、同洗剤タンクの第2のタンク蓋を開いた状態の外観斜視図、図12(b)は、同洗剤タンクの第2のタンク蓋を開いた状態の外観側面図である。
図11及び図12に示すように、第1のタンク蓋419に設けられた第2のタンク蓋420は、前後にスライドさせることで開閉可能に設けられており、所定の位置まで引き出した状態で静止するように構成されている。第2のタンク蓋420は、閉じた状態において、第1のタンク蓋419と一体形成されたカバー部419aにより上方を覆われている。
(作用等)
以上のように、本実施の形態における第2のタンク蓋420は、水平方向に引き出し可能に設けられており、液剤流下面420aは、第2のタンク蓋420の上面側に設けられており、液剤流下面420aの上方はカバー部419aにより覆われている。
これにより、第2のタンク蓋420を閉じた状態においては液剤流下面420aが外部に露出しない。そのため、液剤を注入しない場合に、液剤流下面420aに塵埃が付着することや、洗剤タンク117の内部の液剤が乾燥することを抑制できる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1〜4を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されない。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1〜4では、洗濯機の一例として、ドラム式洗濯機を説明した。洗濯機は、液剤を供給する液剤供給装置を備えていればよいので、ドラム式洗濯機に限定されず、縦型洗濯機や二槽式洗濯機であってもよい。
実施の形態1〜4では、液剤タンクの蓋の一例として、第1のタンク蓋に形成された開口部を開閉可能に覆う第2のタンク蓋120、第2のタンク蓋220、第2のタンク蓋320、及び第2のタンク蓋420を説明した。蓋は、流下面を備えていればよいので、第2のタンク蓋120、第2のタンク蓋220、第2のタンク蓋320、及び第2のタンク蓋420に限定されない。蓋は、例えば、洗剤タンクの開口全体を覆う蓋であってもよい。
実施の形態1では、上限表示の一例として、上限表示120dを説明した。上限表示は、液剤タンクの液剤収容量の上限を示せばよいので、下辺を指し示す上限表示120dに限定されない。上限表示は、例えば、液剤収容量の上限自体を表示してもよい。ただし、タンク蓋の一部が液中に浸かっていると、開閉時に液剤を掻き上げてしまうので、タンク
蓋及び上限表示は液面より上方に設けた方がよい。また、上限表示は、記号や線であってもよい。
実施の形態1〜4では、蓋の一例として、液剤タンクの長手方向に開閉動作する第2のタンク蓋120、第2のタンク蓋220、第2のタンク蓋320、及び第2のタンク蓋420を説明した。蓋は、流下面を備えていればよいので、液剤タンクの長手方向に開閉動作するものに限定されない。蓋は、例えば、液剤タンクの短手方向に開閉動作してもよい。
本開示は、液剤を収容したタンクを備えた洗濯機に適用可能である。具体的には、縦型洗濯機、ドラム式洗濯機、二槽式洗濯機などに、本開示は適用可能である。
101 筐体
102 ドア
105 水槽
106 ドラム(洗濯槽)
109 液剤自動投入装置(液体供給装置)
110 給水器
111 ポンプユニット
113 三方弁ユニット(切り替え手段)
114 タンク収容ケース
114a 蓋体
117 洗剤タンク(液剤タンク)
117b 洗剤タンク開口部
117f パッキン
119 第1のタンク蓋(タンク蓋)
119b 第1のタンク蓋開口部
120 第2のタンク蓋
120a 液剤流下面
120b 回動軸
120c 第2のタンク蓋下辺
120d 上限表示
120e リブ
126 柔軟剤タンク(液剤タンク)
217 洗剤タンク(液剤タンク)
217b 洗剤タンク開口部
219 第1のタンク蓋(タンク蓋)
220 第2のタンク蓋
220a 液剤流下面
220e リブ
317 洗剤タンク(液剤タンク)
317b 洗剤タンク開口部
319 第1のタンク蓋(タンク蓋)
320 第2のタンク蓋
320e リブ
320a 液剤流下面
417 洗剤タンク(液剤タンク)
419 第1のタンク蓋(タンク蓋)
419a カバー部
420 第2のタンク蓋
420a 液剤流下面

Claims (5)

  1. 上部に開口を有し液剤を収容する液剤タンクと、
    前記開口を開閉可能に覆う蓋と、
    前記液剤タンクの液剤を水槽へ供給する液剤供給装置と、を備え、
    前記蓋には、液剤を流下させる流下面が形成されている、洗濯機。
  2. 前記蓋は、前記開口の後方側に回動軸が配設され、後方に向かって所定の角度まで開くように設けられており、前記流下面は、前記蓋の裏面側に設けられている、請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記蓋の裏面下部には、前記液剤タンクの液剤収容量の上限を示す上限表示が設けられている、請求項1又は2に記載の洗濯機。
  4. 前記蓋は、前記開口の手前側に回動軸が配設され、手前に向かって所定の角度まで開くように設けられており、前記流下面は、前記蓋の裏面側に設けられている、請求項1に記載の洗濯機。
  5. 前記蓋は、水平方向に引き出し可能に設けられており、前記流下面は、前記蓋の上面側に設けられている、請求項1に記載の洗濯機。
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