JP2001314692A - 洗濯機の洗剤溶解装置 - Google Patents

洗濯機の洗剤溶解装置

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JP2001314692A
JP2001314692A JP2000137042A JP2000137042A JP2001314692A JP 2001314692 A JP2001314692 A JP 2001314692A JP 2000137042 A JP2000137042 A JP 2000137042A JP 2000137042 A JP2000137042 A JP 2000137042A JP 2001314692 A JP2001314692 A JP 2001314692A
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detergent
washing machine
water
water supply
container
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Tadaaki Koketsu
忠明 纐纈
Tetsuyuki Kono
哲之 河野
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コスト安であり、且つ静かに使用できるもの
で、洗剤の溶解が早く充分にできるようにする。 【解決手段】 洗剤投入容器18の内部に、撹拌体30
を、給水管15から給水連結部31を通じて洗剤投入容
器18内に供給される水の圧力によって回転されるよう
に設け、この水圧による撹拌体30の回転により、洗剤
投入容器18の内部に収容された洗剤を水と撹拌して溶
解させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯槽の内部に投
入する粉末状の洗剤を水と撹拌して溶解させる洗濯機の
洗剤溶解装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、洗濯機の洗剤溶解装置におい
ては、洗濯槽の内部に投入する粉末状の洗剤を充分に、
そして、より早く溶解させるべく種々のものが考えられ
ている。その一つとして、特開平11−319380号
公報に記載された洗濯機の洗剤溶解装置は、洗剤投入容
器に撹拌体を内設し、洗剤をその洗剤投入容器の内部に
収容した状態で、該洗剤投入容器の内部に給水しつつ、
上記撹拌体をモータによりベルト伝動機構を介して回転
させることにより、洗剤を水と撹拌して溶解させるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のものによると、撹拌体を回転させるのに、モータ及
びベルト伝動機構が必要であり、更に、そのモータに水
がかかることを防止する防水構造も必要で、それらによ
り、コスト高となる問題点を有していた。又、撹拌体回
転時、モータからは騒音が発せられ、耳障りであるとい
う問題点をも有していた。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、コスト安であり、且つ静か
に使用できるもので、洗剤の溶解が早く充分にできる洗
濯機の洗剤溶解装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の洗濯機の洗剤溶解装置は、洗濯槽を有する
洗濯機本体に引き出し可能に設けられると共に、内部に
収容した洗剤を溶解状態で前記洗濯槽の内部に投入する
ように設けられた洗剤投入容器と、この洗剤投入容器に
設けられた給水連結部と、この給水連結部を介して前記
洗剤投入容器の内部に給水する給水手段と、前記洗剤投
入容器の内部に、前記給水手段により供給された水の圧
力によって回転されるように設けられ、その回転によっ
て、前記洗剤投入容器の内部に収容された洗剤を水と撹
拌して溶解させる撹拌体とを具備して成ることを特徴と
する(請求項1の発明)。
【0006】このものによれば、撹拌体を、給水手段に
より供給された水の圧力により回転させることによって
洗剤の溶解ができるもので、従来のもののようなモータ
及びベルト伝動機構等を必要とせず、又、モータに対す
る防水構造等も必要としない上、モータから発せられる
騒音の問題もなくし得る。
【0007】この場合、撹拌体は、給水手段により供給
された水の圧力を受ける羽根を外周部に有し、中心部に
軸を有して、この軸と羽根とを連結するアーム部を、洗
剤投入容器の該撹拌体が位置した部分の底面に平行に近
接させると良い(請求項2の発明)。このものでは、洗
剤投入容器の撹拌体が位置した部分の底面に残りがちな
洗剤を、撹拌体のアーム部により擦るようにして撹拌で
き、もって、洗剤を残すことがない。
【0008】一方、給水連結部は、洗剤投入容器の後方
に延設され、洗剤投入容器を洗濯機本体に収納すること
に伴い給水手段に連結されると良い(請求項3の発
明)。このものでは、給水手段に対する洗剤投入容器の
連結が、洗濯機本体に対する洗剤投入容器の収納によっ
てでき、その連結のための別の操作を必要とすることが
ない。
【0009】又、給水連結部は、給水手段により供給さ
れる水を撹拌体の外周部の接線方向に注水すると良い
(請求項4の発明)。このものでは、撹拌体に水圧によ
る回転力をより強く与えることができ、もって、洗剤の
溶解がより確実にできる。
【0010】洗剤投入容器は、洗剤を収容保持する洗剤
保持部を平面形で円形に有し、この洗剤保持部の底部の
中心部に撹拌体の軸の一端部を支承する軸受部を有し、
この軸受部の周囲部分に洗剤溶液ろ過用のストレーナを
有すると良い(請求項5の発明)。このものでは、撹拌
体の軸の一端部を洗剤投入容器の洗剤保持部で支持でき
て、撹拌体の回転をスムーズにできる。又、ストレーナ
により未溶解の洗剤の流出を防止することができる。
【0011】又、洗剤投入容器は、洗剤保持部の下流側
に液溜め部を有し、この液溜め部の底部に洗剤溶液ろ過
用のストレーナを有すると良い(請求項6の発明)。こ
のものでは、洗剤保持部から未溶解のまま流出した洗剤
があっても、それを液溜め部に留めて溶解させることが
できる。
【0012】更に、洗剤投入容器は、開閉可能な蓋を有
し、この蓋に撹拌体の軸の蓋側端部を支承する軸受部を
有すると良い(請求項7の発明)。このものでは、撹拌
体の軸の蓋側端部を洗剤投入容器の蓋で支持できて、撹
拌体の回転をスムーズにできる。
【0013】加えて、洗剤投入容器は、開閉可能な蓋を
有し、この蓋が、洗剤投入容器を洗濯機本体に収納する
ことに伴い閉鎖されると良い(請求項8の発明)。この
ものでは、洗剤投入容器の蓋の閉鎖が、洗濯機本体に対
する洗剤投入容器の収納によってでき、閉蓋のための別
の操作を必要とすることがない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき、
図面を参照して説明する。まず、図2には、洗濯機本体
1を示しており、その外殻は、外箱2と、これの最下部
に結合した底板3、及び最上部に結合したトップカバー
4であり、そのうちの外箱2の内部に、外槽5を、複数
本(1本のみ図示)の吊り棒6aを主体とする吊持機構
6により弾性支持して配設している。外槽5の内部に
は、洗濯槽であり脱水槽でもある内槽7を回転可能に配
設しており、更に、内槽7の内下部には、洗濯用の撹拌
体8を同じく回転可能に配設している。
【0015】そして、外槽5の外下方部には、モータ9
を配設しており、このモータ9はクラッチ機構(図示せ
ず)を内蔵していて、そのクラッチ機構と協働し、洗濯
時に撹拌体8を回転させ、脱水時に内槽7を撹拌体8と
共に回転させるようになっている。このほか、外槽5の
外下方部には、内槽7内から排水路10を通じて排水す
るための排水弁11、排水ホース12等をも配設してい
る。
【0016】さて、以上の洗濯機本体1の内槽7及び外
槽5の上方部であるトップカバー4の内部には、図3に
示すように、前部(図中下側)に制御装置13を配設
し、この制御装置13によって、洗剤溶解装置を含む洗
濯機の作動全般を制御するようにしている。又、トップ
カバー4内の後部(図中上側)には、注水ケース14を
中央部に配設すると共に、この注水ケース14に給水管
15を通じて給水する給水弁16を左側に配設してい
る。又、この場合、給水管15は、注水ケース14の左
側に寄せて後方より該注水ケース14内に導入してい
る。
【0017】注水ケース14は、図4に示すように、内
槽7側である前面部(図中左側)が開放した矩形ボック
ス状を成しており、その底面部14aは前方(内槽7
側)に向かって漸次下降傾斜している。又、この注水ケ
ース14の左右の両内側面部の下部には、レール部とし
ての段部17を形成している。
【0018】これに対して、注水ケース14に収納され
るように設けた洗剤投入容器18は、注水ケース14よ
り小さな枠19に、連結部20を介して溶解ケース21
を一体に形成したものであり、そのうちの枠19は、図
5に示すように矩形状を成し、上下の両面部が開放して
いる。又、溶解ケース21は、円筒状を成しており、同
じく上下の両面部が開放している。
【0019】そして、溶解ケース21の内部には、図4
に示すように、上下2段に仕切壁22,23を設けて、
その上段の仕切壁22より上方のスペースを洗剤保持部
24として機能させ、該仕切壁22より下方であって下
段の仕切壁23より上方のスペースを液溜め部25とし
て機能させるようにしている。この場合、洗剤保持部2
4及び液溜め部25は、溶解ケース21の円筒形状によ
り、平面形状がともに円形を成している(図5参照)。
【0020】しかして、洗剤保持部24の底部である上
段仕切壁22は、中心部が最も低いすり鉢状に形成して
おり、その中心部に軸受部としての凹部26を形成し、
該凹部26の周囲部にストレーナ27を設けている。こ
のストレーナ27は、洗剤溶液ろ過用で、例えば格子状
のものであり、その目の大きさは、粉末状の洗剤の普通
大の粒を通さない大きさとしている。
【0021】又、液溜め部25の底部である下段仕切壁
23も、上段仕切壁22と同様のすり鉢状に形成してお
り、その中心部にはストレーナ28を設けている。この
ストレーナ28も、洗剤溶液ろ過用で、例えば格子状の
ものであり、その目の大きさは、上段のストレーナ27
より細かく液状のものだけを通す大きさとしている。な
お、これらのストレーナ27,28を設けた部分には、
図5に代表して示す放射状のリブ29が存し、このリブ
29以外の開口部分にストレーナ27,28を設けてい
る。
【0022】洗剤保持部24の内部には、洗剤溶解用の
撹拌体30を設けている。この撹拌体30は、中心部に
1本の軸30aを有し、外周部に複数例えば4枚の羽根
30bを有して、これらを羽根30bと同数の放射状ア
ーム部30cで連結して成るものである。しかして、こ
の撹拌体30を洗剤保持部24内に収容し、図4に示す
ように、軸30aの一端部を前記上段仕切壁22の凹部
26に収めて回転可能に支承している。又、この状態
で、アーム部30cは、撹拌体30が位置した洗剤保持
部24の底面である上段仕切壁22の上面に平行に近接
している。
【0023】一方、溶解ケース21及び枠19の後部に
は給水連結部31を設けている。この給水連結部31
は、前記給水管15より径小な円筒状のもので、溶解ケ
ース21及び枠19の後部から更に後方に延設してお
り、その先端部にはOリング32を装着している。又、
この給水連結部31の基端部は、図5に示すように、洗
剤保持部24内に、撹拌体30の外周部の接線方向で臨
んでいる。
【0024】そして、枠19には又、蓋33を設けてい
る。この蓋33は、洗剤保持部24の上面の開口部より
やゝ大きな円形を成しており、後部にヒンジ部33aを
突設していて、このヒンジ部33aを、枠19の後上縁
部の左右両側に形成したヒンジ支え部34にヒンジ軸3
5によって上下回動可能に枢支し、その回動により洗剤
保持部24の上面の開口部を開閉するようになってい
る。
【0025】加えて、この蓋33の下面の周縁部には、
図4に示すように、環状のパッキン36を取着してお
り、これが、該蓋33を閉鎖したときに洗剤保持部24
の上縁部に圧接して、該洗剤保持部24と蓋33との間
を水密に封じるようになっている。
【0026】更に、蓋33の下面の中央部には、軸受部
としての筒部37を形成しており、この筒部37によっ
て前記撹拌体30の軸30aの蓋側端部である上端部
(前記一端部に対する他端部)を収容して回転可能に支
承するようにしている。なお、この場合、筒部37の開
口端部は先広がり状に形成しており、これによって、軸
30aの上端部に対する筒部37の嵌合が円滑にできる
ようにしている。このほか、枠19の前面部には手掛け
部38を形成している。
【0027】そして、以上の構成で、洗剤投入容器18
は、枠19の左右の両側部を段部17に載せて注水ケー
ス14内の奥部に向かってスライドさせることにより、
図1に示すように注水ケース14内に、ひいては洗濯機
本体1内に収納できるようになっており、このときに、
給水連結部31がOリング32を介して給水管15の先
端部に圧挿されて連結されるようになっている。
【0028】しかして、その状態から、手掛け部38に
手を掛けて前方へ引けば、洗剤投入容器18は、段部1
7上を上述とは反対に前方へスライドして図4に示すよ
うに引き出されるものであり、かくして、洗剤投入容器
18を洗濯機本体1に引き出し可能に設けている。又、
その引き出した状態で、蓋33を開ければ、この蓋33
の上面部が注水ケース14の前上縁部と接するようにな
っている。
【0029】更に、この場合、トップカバー4には、内
槽7に対して洗濯物を出し入れするための出入口39を
形成すると共に、この出入口39を開閉する蓋40を設
けており、洗剤投入容器18の引き出しの操作、及び蓋
33の開放の操作は、この蓋40を開放させた状態で行
うことが必要となっている。なお、蓋40は例えば二つ
折りにて開放されるようになっており、その後端部はヒ
ンジ軸41によって上下回動可能に枢支している。
【0030】次に、上記構成のものの作用を述べる。ま
ず、洗濯に先立ち、洗濯機本体1の蓋40を開けて、洗
剤投入容器18を引き出し、この洗剤投入容器18の蓋
33を開ける。この状態で、洗剤保持部24内に必要量
の洗剤(粉末)42を図4に二点鎖線で示すように収容
し、その後、洗剤投入容器18を注水ケース14内に押
し込んで収納する。
【0031】すると、その洗剤投入容器18の収納に伴
い、注水ケース14の前上縁部に上面部を当接させた蓋
33が、その注水ケース14の前上縁部に圧せられて閉
鎖される。又、それによって、蓋33の筒部37が、撹
拌体30の軸30aの上端部に嵌合してこれを支承する
ようになる。更に、給水連結部31が、給水管15の先
端部に圧挿されて連結されるものであり、この給水連結
部31が注水ケース14の奥端面に当接したところで、
洗剤投入容器18の収納は止められ完了する(図1参
照)。
【0032】この状態で、次に、洗濯機本体1の運転を
開始させる。すると、洗濯機本体1は、内槽7内に収容
された洗濯物の量の測定をし、その測定量に合った水位
となるように、給水弁16を開放させて該給水弁16が
接続された水道の蛇口から供給される水道水を導入し始
める。この給水弁16により導入された水は、給水管1
5から給水連結部31を通じて洗剤投入容器18内、特
には洗剤保持部24内に供給されるものであり、従っ
て、それら給水弁16及び給水管15は、給水連結部3
1を介して洗剤投入容器18の内部に給水する給水手段
として機能する。
【0033】洗剤投入容器18内、特には洗剤保持部2
4内に供給された水は、その洗剤保持部24内に位置す
る撹拌体30に当たってその圧力により該撹拌体30を
回転させるものであり、特に上記構成のものの場合、撹
拌体30の外周部に存する羽根30bに当たって撹拌体
30を回転させ、更には、その撹拌体30の羽根30b
にこれの接線方向から当たって撹拌体30を回転させ
る。
【0034】これにより、洗剤保持部24内に収容され
た洗剤42は、回転する撹拌体30により、洗剤保持部
24内に供給された水と撹拌され、早く充分に溶解され
る。そして、その溶解したものがストレーナ27の目を
通って下流側の液溜め部25に落ち、この液溜め部25
で、未溶解のままストレーナ27の目を通って洗剤保持
部24から流出した極微細な洗剤と更に混じり合ってこ
れを溶解させ、より完全な洗剤溶液としてストレーナ2
8の目を通し下方に落とす。液溜め部25から落とされ
た洗剤溶液は、その後、注水ケース14の底面14aを
流下してその先端部から内槽7内に投入される。
【0035】このように本構成のものでは、洗剤投入容
器18の内部に設けた撹拌体30を、給水弁16及び給
水管15から成る給水手段により給水連結部31を通じ
て供給された水の圧力により回転させることによって、
洗剤42の溶解が早く充分にできるもので、従来のもの
とは異なり、モータ及びベルト伝動機構等を必要とせ
ず、又、モータに対する防水構造等も必要としない。よ
って、コスト安にできるものであり、その上、モータか
ら発せられる騒音もなくし得るので、静かに使用するこ
とができる。
【0036】しかも、本構成のものの場合、撹拌体30
は、上記給水手段により供給された水の圧力を受ける羽
根30bを外周部に有し、中心部に軸30aを有して、
この軸30aと羽根30bとを連結するアーム部30c
を、洗剤投入容器18の、該撹拌体30が位置する部分
てある洗剤保持部24の底面(上段仕切壁22の上面)
に平行に近接させている。これにより、洗剤投入容器1
8の撹拌体が位置する部分(洗剤保持部24)の底面に
残りがちな洗剤42を、撹拌体30のアーム部30cに
より擦るようにして撹拌でき、もって、洗剤42を残す
ことがない。
【0037】一方、給水連結部31は、洗剤投入容器1
8の後方に延設していて、洗剤投入容器18を洗濯機本
体1(注水ケース14)に収納することに伴い、給水管
15の先端部に圧挿されて上記給水手段に連結されるよ
うにしている。これにより、給水手段に対する洗剤投入
容器18の連結が、洗濯機本体1に対する洗剤投入容器
18の収納によってでき、その連結のための別の操作を
必要とすることがないので、使い勝手を良くすることが
できる。
【0038】又、給水連結部31は、給水手段により供
給される水を撹拌体30の外周部の接線方向に注水する
ようにしており、これによって、撹拌体30に水圧によ
る回転力をより強く与えることができ、もって、洗剤4
2の溶解をより確実に行うことができる。
【0039】そして、洗剤投入容器18は、洗剤保持部
24を平面形で円形に有し、この洗剤保持部24の底部
の中心部に撹拌体30の軸30aの一端部を支承する軸
受部たる凹部26を有し、この凹部26の周囲部分に洗
剤溶液ろ過用のストレーナ27を有している。これによ
り、撹拌体30の軸30aの一端部を洗剤投入容器18
の洗剤保持部24で支持できて、撹拌体30の回転をス
ムーズになすことができる。又、ストレーナ27による
ろ過作用によって、洗剤42を極力未溶解のまま流出さ
せてしまうことのないようにできる。
【0040】又、洗剤投入容器18は、洗剤保持部24
の下流側に液溜め部25を有し、この液溜め部25の底
部にも洗剤溶液ろ過用のストレーナ28を有している。
これにより、洗剤保持部24から未溶解のまま流出した
洗剤42があっても、それを液溜め部25に留めて溶解
させることができる。
【0041】更に、洗剤投入容器18は、開閉可能な蓋
33を有し、この蓋33に撹拌体30の軸30aの蓋側
端部を支承する軸受部としての筒部37を有している。
これにより、撹拌体30の軸30aの蓋側端部を洗剤投
入容器18の蓋33で支持できて、撹拌体30の回転を
一層スムーズになすことができる。
【0042】加えて、洗剤投入容器18は、蓋33が、
洗剤投入容器18を洗濯機本体1に収納することに伴い
閉鎖されるようにしている。これにより、洗剤投入容器
18の蓋33の閉鎖が、洗濯機本体1に対する洗剤投入
容器18の収納によってでき、閉蓋のための別の操作を
必要とすることがないので、これによっても使い勝手を
良くすることができる。なお、本発明は上記し且つ図面
に示した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を
逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の洗濯機の洗剤溶解装置
によれば、洗剤投入容器内で洗剤を溶解させる撹拌体の
回転駆動が、洗剤投入容器内に供給される水の圧力によ
りできるので、コスト安で、且つ静かに使用できる構造
で、洗剤の溶解が早く充分にできる。
【0044】請求項2の洗濯機の洗剤溶解装置によれ
ば、洗剤投入容器の撹拌体が位置した部分の底面に残り
がちな洗剤を、撹拌体のアーム部により擦るようにして
撹拌できるので、その洗剤の残りを生じないようにでき
る。請求項3の洗濯機の洗剤溶解装置によれば、給水手
段に対する洗剤投入容器1の連結が、洗濯機本体に対す
る洗剤投入容器の収納によりできて、使い勝手を良くす
ることができる。
【0045】請求項4の洗濯機の洗剤溶解装置によれ
ば、撹拌体に水圧による回転力をより強く与えることが
できて、洗剤の溶解をより確実に行うことができる。請
求項5の洗濯機の洗剤溶解装置によれば、撹拌体の軸の
一端部を洗剤投入容器の洗剤保持部で支持できて、撹拌
体の回転をスムーズになすことができると共に、ストレ
ーナによるろ過作用によって、洗剤を未溶解のまま流出
させてしまうことのないようにできる。
【0046】請求項6の洗濯機の洗剤溶解装置によれ
ば、洗剤保持部から未溶解のまま流出した洗剤があって
も、それを液溜め部に留めて溶解させることができる。
請求項7の洗濯機の洗剤溶解装置によれば、撹拌体の軸
の蓋側端部を洗剤投入容器の蓋で支持できて、撹拌体の
回転をスムーズになすことができる。請求項8の洗濯機
の洗剤溶解装置によれば、洗剤投入容器の蓋の閉鎖が、
洗濯機本体に対する洗剤投入容器の収納によりできて、
使い勝手を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す主要部分の縦断側面図
【図2】洗濯機全体の破断側面図
【図3】洗濯機全体の平面図
【図4】主要部分の、洗剤投入容器引き出し状態での縦
断側面図
【図5】洗剤投入容器単体の拡大平面図
【符号の説明】
1は洗濯機本体、7は内槽(洗濯槽)、14は注水ケー
ス、15は給水管(給水手段)、16は給水弁(給水手
段)、18は洗剤投入容器、22は上段仕切壁(洗剤保
持部の底部)、23は下段仕切壁(液溜め部の底部)、
24は洗剤保持部、25は液溜め部、26は凹部(軸受
部)、27,28はストレーナ、30は撹拌体、30a
は軸、30bは羽根、30cはアーム部、31は給水連
結部、33は蓋、37は筒部(軸受部)、42は洗剤を
示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽を有する洗濯機本体に引き出し可
    能に設けられると共に、内部に収容した洗剤を溶解状態
    で前記洗濯槽の内部に投入するように設けられた洗剤投
    入容器と、 この洗剤投入容器に設けられた給水連結部と、 この給水連結部を介して前記洗剤投入容器の内部に給水
    する給水手段と、 前記洗剤投入容器の内部に、前記給水手段により供給さ
    れた水の圧力によって回転されるように設けられ、その
    回転によって、前記洗剤投入容器の内部に収容された洗
    剤を水と撹拌して溶解させる撹拌体とを具備して成るこ
    とを特徴とする洗濯機の洗剤溶解装置。
  2. 【請求項2】 撹拌体が、給水手段により供給された水
    の圧力を受ける羽根を外周部に有し、中心部に軸を有し
    て、この軸と羽根とを連結するアーム部を、洗剤投入容
    器の該撹拌体が位置した部分の底面に平行に近接させた
    ことを特徴とする請求項1記載の洗濯機の洗剤溶解装
    置。
  3. 【請求項3】 給水連結部が、洗剤投入容器の後方に延
    設され、洗剤投入容器を洗濯機本体に収納することに伴
    い給水手段に連結されることを特徴とする請求項1記載
    の洗濯機の洗剤溶解装置。
  4. 【請求項4】 給水連結部が、給水手段により供給され
    る水を撹拌体の外周部の接線方向に注水することを特徴
    とする請求項1又は3記載の洗濯機の洗剤溶解装置。
  5. 【請求項5】 洗剤投入容器が、洗剤を収容保持する洗
    剤保持部を平面形で円形に有し、この洗剤保持部の底部
    の中心部に撹拌体の軸の一端部を支承する軸受部を有
    し、この軸受部の周囲部分に洗剤溶液ろ過用のストレー
    ナを有することを特徴とする請求項1記載の洗濯機の洗
    剤溶解装置。
  6. 【請求項6】 洗剤投入容器が、洗剤保持部の下流側に
    液溜め部を有し、この液溜め部の底部に洗剤溶液ろ過用
    のストレーナを有することを特徴とする請求項5記載の
    洗濯機の洗剤溶解装置。
  7. 【請求項7】 洗剤投入容器が、開閉可能な蓋を有し、
    この蓋に撹拌体の軸の蓋側端部を支承する軸受部を有す
    ることを特徴とする請求項1又は5記載の洗濯機の洗剤
    溶解装置。
  8. 【請求項8】 洗剤投入容器が、開閉可能な蓋を有し、
    この蓋が、洗剤投入容器を洗濯機本体に収納することに
    伴い閉鎖されることを特徴とする請求項1又は7記載の
    洗濯機の洗剤溶解装置。
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