JPH0823708A - 乗用溝掘機 - Google Patents
乗用溝掘機Info
- Publication number
- JPH0823708A JPH0823708A JP18663794A JP18663794A JPH0823708A JP H0823708 A JPH0823708 A JP H0823708A JP 18663794 A JP18663794 A JP 18663794A JP 18663794 A JP18663794 A JP 18663794A JP H0823708 A JPH0823708 A JP H0823708A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- trenching
- grooving bodies
- rice field
- field
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Abstract
溝切部を設けて、機体の走行に伴って田面に溝を掘るよ
うにした乗用溝掘機において、溝切部に設けた左右一対
の作溝体で、田面に凹凸変化があっても、常に適正な深
さの溝を効率よく掘ることができるようにする。 【構成】 溝切部6に左右一対の作溝体11を設けると
共に、上記作溝体11を支持する支持フレーム9を、昇
降機構5に対し弾性機構16を介して回動可能に装着し
て左右の作溝体11を田面に沿ってローリング自在に構
成し、また作溝体11の左右対向間の中間部に田面を感
知する感知体12を設けて、該感知体12の感知に連繋
して溝切部6を昇降調節できるようにした。
Description
ながら、田面に滞留した地表水の排水溝等を掘る乗用溝
掘機に係るものである。
は、成育後期の根に活力を維持させて苗の成育を旺盛に
するため、田面に掘った排水溝から地表水を排出して田
面を適宜乾燥させる、いわゆる「中干し」を行っている
が、このような排水溝等を掘るために、走行機体の後部
に溝切部を連結した乗用溝掘機が使用されている。とこ
ろが従来の乗用溝掘機は、作溝体を備えた溝切部を、走
行機体に対して一定位置に保持していたので、田面に凹
凸変化があると機体の走行に伴って排水溝の深さが変化
し、また複数の作溝体を設けたものでは、各作溝体ごと
に接地状態が異って溝の深さにムラを生じ、このため適
正な深さの排水溝を円滑かつ効率良く掘ることができな
いという問題点があった。
問題点を解消すべく創作されたものであって、溝切部に
設けた左右一対の作溝体で、田面に凹凸変化があって
も、常に適正な深さの溝を円滑かつ効率よく掘ることが
できる乗用溝掘機を提供することを目的としたものであ
る。
め、本考案が講じた技術的手段は、走行機体の後方に昇
降機構を介して連結した溝切部を設けて、機体の走行に
伴って田面に溝を掘るようにした乗用溝掘機において、
上記溝切部に左右一対の作溝体を設けると共に、上記作
溝体を支持する支持フレームを、昇降機構に対し弾性機
構を介して回動可能に装着して、左右の作溝体を田面に
沿ってローリング自在に構成したことを特徴とし、ま
た、走行機体の後方に昇降機構を介して連結した溝切部
を設けて、機体の走行に伴って田面に溝を掘るようにし
た乗用溝掘機において、上記溝切部に左右一対の作溝体
を設け、該作溝体を支持する支持フレームを、昇降機構
に対し弾性機構を介して回動可能に装着して、左右の作
溝体を田面に沿ってローリング自在に構成すると共に、
上記作溝体の左右対向間の中間部に田面を感知する感知
体を設けて、該感知体の感知に連繋して溝切部を昇降調
節することを特徴とするものである。
条に沿って走行させれば、昇降機構を介して連結された
溝切部が左右一対の作溝体で田面に溝を掘ってゆく。そ
して回動可能な支持フレームで支持された左右の作溝体
が、田面に沿ってローリングするので、左右の作溝体が
同じ状態で田面に接して同一深さの排水溝を効率良く掘
ることができる。また、作溝体の左右対向間の中間部に
田面を感知する感知体を設けたものでは、機体の走行
中、田面に凹凸変化があっても、感知体の田面感知に連
繋して昇降調節された溝切部が、左右一対の作溝体で排
水口を掘るので、常に適正な深さの排水溝を円滑に掘る
ことができる。
て詳細に説明する。図1および図2において、1は6条
植田植機を利用した乗用溝掘機の走行機体であって、該
走行機体1の前部には、ハンドル2を備えた運転操作部
3が設けられ、その後方に運転席4が配設されると共
に、走行機体1の後部には、油圧装置の作動で昇降する
昇降機構5を介して溝切部6が連結されている。1aは
前輪、1bは後輪である。
チ、8は走行機体側ヒッチ7に連結される溝切部側ヒッ
チであって、該溝切部側ヒッチ8の後面には左右方向の
支持フレーム9が前後方向の支軸10を介して上下回動
可能に装着されている。そして上記支持フレーム9の両
端に左右一対の作溝体11,11が支持されており、作
溝体11,11の左右対向間の中間部には、田面感知に
連繋して溝切部6を昇降調節する感知体12が設けられ
ている。
すようにその上面板13からウエイトブラケット14が
立設されており、該ウエイトブラケット14と支持フレ
ーム9との間に左右のローリングスプリング15,15
を張設することにより、常時はローリングスプリング1
5,15の付勢で支持フレーム9を水平姿勢に保持する
と共に、付勢に抗して支持フレーム9が回動する弾性機
構16が構成されていて、上記支持フレーム9に支持さ
れた左右の作溝体11,11が田面に沿ってローリング
自在となっている。17,17は支持フレーム9の上面
に設けた左右のロックプレートであって、該ロックプレ
ート17を回動させて上面板13の下方に進入させれば
作溝体11,11のローリングがロックされる。18は
ロックプレート17の回動支点である。
bおよび傾斜側板11cにより、尖鋭端部を有する舟形
状に形成されていて、支持フレーム9に取付けた支持杆
19、19により、左右の作溝体11,11が6条植の
左右両端側の植付条間に位置するように固定されてい
る。そして植付条間距離が、例えば33cmから30c
mに変った場合でも、これに対応できるように支持杆1
9の取付位置が変更可能となっている。すなわち、図7
に示すように、支持フレーム9の両端に所定間隔を存し
て取付板20,21が固定されており、上記取付板2
0,21と支持杆19に設けたボルト孔に、ボルト22
を挿通して取付板20,21の対向間に支持杆19が支
持されている。そして支持杆19と一方の取付板20と
の間にスペーサ23が介装されており、このスペーサ2
3を支持杆19と他方の取付板21との間に付け変える
ことにより支持杆19の取付位置を33cm条間仕様の
図7(イ)の状態から30cm条間仕様の図7(ロ)の
状態に取付位置変更可能となっている。図8は取付位置
変更状態を示す全体背面図である。24はバネ座金、2
5は締付ナットである。
左右対向間の中間部に設けた田面を滑走する橇体26に
よって次のように構成されている。すなわち、図4、図
5に示すように27は支持フレーム9の支軸10下方に
固定された支持ブラケット、28は支持ブラケット27
の下端に設けた水平ブラケット、29は支持ブラケット
27から後方下方に延出した後部ブラケットであって、
該後部ブラケット29に橇体26の後端部が支点軸30
を介して枢支され、橇体26に設けたブラケット31が
リンク機構32を介して水平ブラケット28に連結され
ていて橇体26が支点軸30を軸心として上下搖動自在
となっている。
ッド33を枢着した搖動アーム34と、回動作用ピン3
5を突設した搖動アーム36とが所定角度を存して同軸
状に枢支されている。一方、前記ブラケット31の先端
には上部長孔37と下部長孔38を設けた感知プレート
39が枢着されており、上部長孔37に前記回動作用ピ
ン35が遊嵌されていて、橇体26が田面を感知して上
下搖動すると、上下動する感知プレート39が同軸状の
搖動アーム34と搖動アーム36とを搖動させ、感知ロ
ッド33が油圧装置を作動させて溝切部6を昇降調節す
るようになっている。40は下部長孔38に停止された
調節用ワイヤ、41は搖動アーム36の復帰スプリング
である。
付条に沿って走行させれば、走行機体1に連結された溝
切部6が、植付条間に位置した左右一対の作溝体11で
田面に排水溝を掘ってゆく。このとき左右の作溝体11
に作用する田面の土圧が異れば、作溝体11を支持した
支持フレーム9が弾性機構16を構成するローリングス
プリング15の付勢に抗して回動するので、左右の作溝
体11,11は常に田面に沿ってローリングして左右同
じ深さの排水溝を掘ることができる。
体26が田面の凹凸変化を感知して上下に搖動すると、
これに連動して感知プレート39が上下動し、上部長孔
37の上端縁あるいは下端縁で回動作用支点ピン35を
移動させて、同軸状の搖動アーム34と搖動アーム36
とを同時に回動させる。そして搖動アーム34に枢着さ
れた感知ロッド33が油圧装置を作動させて昇降機構5
で連結された溝切部6を昇降させるので、左右の作溝体
11,11は田面に沿ってローリングしながら上下動し
て、常に適正な深さの排水溝を植付条間の田面に効率よ
く掘ることができる。
3を付け変えるのみで左右の作溝体11,11の間隔を
変えることができるので、容易に対応することができ
る。なお溝掘作業を行うに当っては、確実に溝を掘るた
めウエイトブラケット14にウエイトを取付け、溝切部
6の重量を大きくして使用するものである。
方に昇降機構を介して連結した溝切部を設けて、機体の
走行に伴って田面に溝を掘るようにした乗用溝掘機にお
いて、上記溝切部に左右一対の作溝体を設けると共に、
上記作溝体を支持する支持フレームを、昇降機構に対し
弾性機構を介して回動可能に装着して、左右の作溝体を
田面に沿ってローリング自在に構成し、また走行機体の
後方に昇降機構を介して連結した溝切部を設けて、機体
の走行に伴って田面に溝を掘るようにした乗用溝掘機に
おいて、上記溝切部に左右一対の作溝体を設け、該作溝
体を支持する支持フレームを、昇降機構に対し弾性機構
を介して回動可能に装着して、左右の作溝体を田面に沿
ってローリング自在に構成すると共に、上記作溝体の左
右対向間の中間部に田面を感知する感知体を設けて、該
感知体の感知に連繋して溝切部を昇降調節することか
ら、走行機体に連結された溝切部で田面に排水溝等を掘
るに当り、弾性機構を介して装着された回動可能な支持
フレームに、左右一対の作溝体が支持されているので、
田面に沿ってローリングする左右の作溝体で、同じ深さ
の溝を掘ることができる。そして機体の走行中、田面に
凹凸変化があっても、作溝体の左右対向間の中間部に設
けた感知体が田面を感知するのに連繋して溝切部が昇降
調節されるので、左右一対の作溝体で、常に適正深さの
溝を円滑かつ効率よく掘ることができるものである。
示す拡大図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 走行機体の後方に昇降機構を介して連結
した溝切部を設けて、機体の走行に伴って田面に溝を掘
るようにした乗用溝掘機において、上記溝切部に左右一
対の作溝体を設けると共に、上記作溝体を支持する支持
フレームを、昇降機構に対し弾性機構を介して回動可能
に装着して、左右の作溝体を田面に沿ってローリング自
在に構成したことを特徴とする乗用溝掘機。 - 【請求項2】 走行機体の後方に昇降機構を介して連結
した溝切部を設けて、機体の走行に伴って田面に溝を掘
るようにした乗用溝掘機において、上記溝切部に左右一
対の作溝体を設け、該作溝体を支持する支持フレーム
を、昇降機構に対し弾性機構を介して回動可能に装着し
て、左右の作溝体を田面に沿ってローリング自在に構成
すると共に、上記作溝体の左右対向間の中間部に田面を
感知する感知体を設けて、該感知体の感知に連繋して溝
切部を昇降調節することを特徴とする乗用溝掘機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06186637A JP3075672B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 乗用溝掘機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06186637A JP3075672B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 乗用溝掘機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0823708A true JPH0823708A (ja) | 1996-01-30 |
JP3075672B2 JP3075672B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=16192075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06186637A Expired - Fee Related JP3075672B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 乗用溝掘機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3075672B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6062216B2 (ja) * | 2012-11-09 | 2017-01-18 | 株式会社東洋工芸 | 椅子の組み立てキット |
JP6082109B2 (ja) * | 2013-06-12 | 2017-02-15 | 株式会社日立製作所 | 組立順序生成装置および組立順序生成方法 |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP06186637A patent/JP3075672B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3075672B2 (ja) | 2000-08-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2019203750A1 (en) | Improvements to openers for seeders | |
US4161987A (en) | Tractor grader | |
JP2012005416A (ja) | 作業車両の除草作業機 | |
JPH0823708A (ja) | 乗用溝掘機 | |
JP3444960B2 (ja) | 牽引型溝切装置 | |
JP3573189B2 (ja) | 水田直播機 | |
JP3652273B2 (ja) | 直播機 | |
US8056645B2 (en) | Soil aeration device | |
JPH0120818Y2 (ja) | ||
JPS5850682B2 (ja) | サクコウキ | |
JPS6317304Y2 (ja) | ||
JPS585735Y2 (ja) | 溝掘機 | |
JP4395011B2 (ja) | 移植機 | |
JPS6360962B2 (ja) | ||
JPH0144014Y2 (ja) | ||
JP3581429B2 (ja) | トラクター牽引式畦塗機の耕深制御装置 | |
JPH0647215Y2 (ja) | 根采掘取機 | |
JPS6011947Y2 (ja) | 作溝装置 | |
JPH051201Y2 (ja) | ||
JPS6138982Y2 (ja) | ||
JP3733681B2 (ja) | ロータリ耕耘装置 | |
JPH041796Y2 (ja) | ||
JP3165774B2 (ja) | 水田移植機 | |
JP2008220230A (ja) | 畦成形機 | |
JPS5810408Y2 (ja) | 田植機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080609 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130609 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |