JPH0647215Y2 - 根采掘取機 - Google Patents
根采掘取機Info
- Publication number
- JPH0647215Y2 JPH0647215Y2 JP1988129381U JP12938188U JPH0647215Y2 JP H0647215 Y2 JPH0647215 Y2 JP H0647215Y2 JP 1988129381 U JP1988129381 U JP 1988129381U JP 12938188 U JP12938188 U JP 12938188U JP H0647215 Y2 JPH0647215 Y2 JP H0647215Y2
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- Japan
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- digging
- blade
- traveling
- root
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 12
- 241000234314 Zingiber Species 0.000 description 5
- 235000006886 Zingiber officinale Nutrition 0.000 description 5
- 235000008397 ginger Nutrition 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000005065 mining Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は例えばしょうがなど根采作物の根部を浮き上が
らせる掘取り刃を走行機体に備えた根采掘取機に関す
る。
らせる掘取り刃を走行機体に備えた根采掘取機に関す
る。
「従来の技術」 従来、実公昭54-12531号公報に示す如く、作物の根部を
浮き上がらせる掘取り刃を走行機体に備えると共に、機
体を走行させる左右走行クローラの接地長左右幅内に前
記掘取り刃を配設する技術があった。
浮き上がらせる掘取り刃を走行機体に備えると共に、機
体を走行させる左右走行クローラの接地長左右幅内に前
記掘取り刃を配設する技術があった。
「考案が解決しようとする課題」 前記従来技術は、走行クローラの前後幅より前方または
後方に掘取り刃を取付けるから、畦または作業者が掘取
り刃の左右側部に接触し易く、安全に取扱える歩行型な
どの機体構造を容易に構成し得ないと共に、左右走行ク
ローラを畝上面と畝間の溝とに走行させる機体傾斜姿勢
で作業を行うとき、掘取り刃の左右の掘取り深さが異な
り、適正な掘取り作用を容易に得られない等の問題があ
った。
後方に掘取り刃を取付けるから、畦または作業者が掘取
り刃の左右側部に接触し易く、安全に取扱える歩行型な
どの機体構造を容易に構成し得ないと共に、左右走行ク
ローラを畝上面と畝間の溝とに走行させる機体傾斜姿勢
で作業を行うとき、掘取り刃の左右の掘取り深さが異な
り、適正な掘取り作用を容易に得られない等の問題があ
った。
「課題を解決するための手段」 然るに、本考案は、根采作物の根部を浮き上がらせる掘
取り刃を走行機体に備えると共に、機体を走行させる左
右走行クローラの接地長左右幅内に前記掘取り刃を配設
する根采掘取機において、走行クローラの前後幅内に前
記掘取り刃を取付けると共に、前記掘取り刃を左右幅方
向に分割形成して各別に上下方向長さ調節自在な上下調
節フレームに取付けたことを特徴とする。
取り刃を走行機体に備えると共に、機体を走行させる左
右走行クローラの接地長左右幅内に前記掘取り刃を配設
する根采掘取機において、走行クローラの前後幅内に前
記掘取り刃を取付けると共に、前記掘取り刃を左右幅方
向に分割形成して各別に上下方向長さ調節自在な上下調
節フレームに取付けたことを特徴とする。
「作用」 従って、左右の走行クローラによって掘取り刃を囲むか
ら、方向転換場所(枕地)の畦(土手)または作業者が
掘取り刃の左右側部に接触するのを防止し得、安全に取
扱える歩行型などの機体構造を容易に構成し得ると共
に、左右走行クローラの一方を畝上面に、もう一方を畝
間の溝に移動させる機体傾斜姿勢での作業において、左
右の上下調節フレームの長さを異ならせることにより、
左右に分割形成する各掘取り刃の掘取り深さを略一定に
保ち得、左右の掘取り刃掘取り深さを略均等にして適正
な掘取り作用を容易に得られるものである。
ら、方向転換場所(枕地)の畦(土手)または作業者が
掘取り刃の左右側部に接触するのを防止し得、安全に取
扱える歩行型などの機体構造を容易に構成し得ると共
に、左右走行クローラの一方を畝上面に、もう一方を畝
間の溝に移動させる機体傾斜姿勢での作業において、左
右の上下調節フレームの長さを異ならせることにより、
左右に分割形成する各掘取り刃の掘取り深さを略一定に
保ち得、左右の掘取り刃掘取り深さを略均等にして適正
な掘取り作用を容易に得られるものである。
「実施例」 以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。第1
図は掘取装置の側面説明図、第2図は全体の側面図、第
3図は同正面図、第4図は同平面図であり、図中(1)
は走行機体である管理機を示し、エンジン(2)を搭載
するエンジンベースフレーム(3)後部にミッションケ
ース(4)を一体連設し、エンジン(2)出力を伝動ケ
ース(5)内の伝動機構を介して前記ミッションケース
(4)に入力接続させると共に、前記ミッションケース
(4)の上部後方にハンドルベース(6)を介して操向
ハンドル(7)を水平回動自在に延設し、該ハンドル
(7)に左右サイドクラッチレバー(8).アクセルレ
バー(9).主クラッチレバー(10).指クラッチレバ
ー(11)などを備える。また、前記ミッションケース
(4)の上部には走行変速レバー(12)を備えると共
に、該ミッションケース(4)の上部後側にポンプ台
(13)を介してタンク一体型の油圧ポンプ(14)を一体
連設する。
図は掘取装置の側面説明図、第2図は全体の側面図、第
3図は同正面図、第4図は同平面図であり、図中(1)
は走行機体である管理機を示し、エンジン(2)を搭載
するエンジンベースフレーム(3)後部にミッションケ
ース(4)を一体連設し、エンジン(2)出力を伝動ケ
ース(5)内の伝動機構を介して前記ミッションケース
(4)に入力接続させると共に、前記ミッションケース
(4)の上部後方にハンドルベース(6)を介して操向
ハンドル(7)を水平回動自在に延設し、該ハンドル
(7)に左右サイドクラッチレバー(8).アクセルレ
バー(9).主クラッチレバー(10).指クラッチレバ
ー(11)などを備える。また、前記ミッションケース
(4)の上部には走行変速レバー(12)を備えると共
に、該ミッションケース(4)の上部後側にポンプ台
(13)を介してタンク一体型の油圧ポンプ(14)を一体
連設する。
さらに第5図にも示す如く、前記ミッションケース
(4)下端左右両側に突出させる出力軸(15)にブレー
キケース(16)及びクローラ受ケース(17)を介して走
行クローラ(18)を駆動する駆動スプロケット(19)の
スプロケット軸(20)を連動連結させるもので、トラッ
クローラ(21)及び遊動輪(22)を支持するトラックフ
レーム(23)に固定金具(24)を介してクローラフレー
ム(25)を一体連結させ、該フレーム(25)に固定板
(26)を介して前記各ケース(16)(17)を一体支持さ
せる。
(4)下端左右両側に突出させる出力軸(15)にブレー
キケース(16)及びクローラ受ケース(17)を介して走
行クローラ(18)を駆動する駆動スプロケット(19)の
スプロケット軸(20)を連動連結させるもので、トラッ
クローラ(21)及び遊動輪(22)を支持するトラックフ
レーム(23)に固定金具(24)を介してクローラフレー
ム(25)を一体連結させ、該フレーム(25)に固定板
(26)を介して前記各ケース(16)(17)を一体支持さ
せる。
またさらに、左右の前記駆動スプロケット(19)(19)
はその間隔幅を調節可能に設けるもので、前記スプロケ
ット軸(20)に駆動スプロケット(19)とともに取付け
てその位置調節を行う調節カラー(27)を、駆動スプロ
ケット(19)の外側に配設するとき間隔幅を小に、また
駆動スプロケット(19)の内側に配設するとき間隔幅を
大に調節するように構成している。そしてこの調節間隔
幅に応じ左右クローラ(18)(18)下側を支持する各ロ
ーラ(21)及び遊動輪(22)の左右間隔幅を調節するも
ので、本機(1)側の前記受ケース(17)下部に固設す
る枢着板(28)の取付ネジ孔(29)に対し前記固定板
(26)上端の枢着板(30)を固定ネジ(31)を介し左右
位置調節可能に設けて、前記駆動スプロケット(19)と
ともに枢着板(30)を外側及び内側に位置調節するとき
左右クローラ(18)(18)のトレッド幅を大幅(L)及
び小幅(l)に可変調節するように構成している。
はその間隔幅を調節可能に設けるもので、前記スプロケ
ット軸(20)に駆動スプロケット(19)とともに取付け
てその位置調節を行う調節カラー(27)を、駆動スプロ
ケット(19)の外側に配設するとき間隔幅を小に、また
駆動スプロケット(19)の内側に配設するとき間隔幅を
大に調節するように構成している。そしてこの調節間隔
幅に応じ左右クローラ(18)(18)下側を支持する各ロ
ーラ(21)及び遊動輪(22)の左右間隔幅を調節するも
ので、本機(1)側の前記受ケース(17)下部に固設す
る枢着板(28)の取付ネジ孔(29)に対し前記固定板
(26)上端の枢着板(30)を固定ネジ(31)を介し左右
位置調節可能に設けて、前記駆動スプロケット(19)と
ともに枢着板(30)を外側及び内側に位置調節するとき
左右クローラ(18)(18)のトレッド幅を大幅(L)及
び小幅(l)に可変調節するように構成している。
また、前記ブレーキケース(16)に内設するブレーキ機
構はブレーキレバー(32)及び連結板(33)及びロッド
(34)を介してそれぞれ左右サイドクラッチレバー
(8)に連動連結していて、サイドクラッチの切操作時
これに連動してブレーキケース(16)内のブレーキ機構
を作動させて走行クローラ(18)の駆動停止を図るよう
に構成している。
構はブレーキレバー(32)及び連結板(33)及びロッド
(34)を介してそれぞれ左右サイドクラッチレバー
(8)に連動連結していて、サイドクラッチの切操作時
これに連動してブレーキケース(16)内のブレーキ機構
を作動させて走行クローラ(18)の駆動停止を図るよう
に構成している。
一方、前記左右受ケース(17)の後側面にボルト(35)
を介しヒンジブラケット(36)をそれぞれ固設してい
て、該ブラケット(36)に平行リンク(37)(38)を介
してディガーつまり掘取装置(39)を昇降自在に連結支
持させている。前記掘取装置(39)は平行リンク(37)
(38)後端に取付ける左右掘取フレーム(40)に横軸
(41)及び上下調節フレーム(42)(43)を介し掘取り
刃(44)を支持するもので、左右掘取フレーム(40)に
回動自在に横軸(41)を支持すると共に、該横軸(41)
左右両端の六角軸部(41a)に前記上調節フレーム(4
2)基端の六角筒部(42a)をボルト(45)を介し左右位
置調節自在に固定させている。そして前記掘取り刃(4
4)を下端に固設する下調節フレーム(43)の上端側
を、調節ネジ孔(46)及び調節ボルト(47)を介して前
記上調節フレーム(42)の下端側に上下位置調節自在に
連結させ、中央部で2分割される左右の掘取り刃(44)
(44)をそれぞれ上下及び左右位置調節自在に設けて、
該掘取り刃(44)(44)の深さ(t)調節と左右幅
(D)調節を可能とさせるように構成している。
を介しヒンジブラケット(36)をそれぞれ固設してい
て、該ブラケット(36)に平行リンク(37)(38)を介
してディガーつまり掘取装置(39)を昇降自在に連結支
持させている。前記掘取装置(39)は平行リンク(37)
(38)後端に取付ける左右掘取フレーム(40)に横軸
(41)及び上下調節フレーム(42)(43)を介し掘取り
刃(44)を支持するもので、左右掘取フレーム(40)に
回動自在に横軸(41)を支持すると共に、該横軸(41)
左右両端の六角軸部(41a)に前記上調節フレーム(4
2)基端の六角筒部(42a)をボルト(45)を介し左右位
置調節自在に固定させている。そして前記掘取り刃(4
4)を下端に固設する下調節フレーム(43)の上端側
を、調節ネジ孔(46)及び調節ボルト(47)を介して前
記上調節フレーム(42)の下端側に上下位置調節自在に
連結させ、中央部で2分割される左右の掘取り刃(44)
(44)をそれぞれ上下及び左右位置調節自在に設けて、
該掘取り刃(44)(44)の深さ(t)調節と左右幅
(D)調節を可能とさせるように構成している。
上記から明らかなように、根采作物の根部を浮き上がら
せる掘取り刃(44)を走行機体(1)に備えると共に、
機体(1)を走行させる左右走行クローラ(18)(18)
の接地長左右幅内に前記掘取り刃(44)を配設する根采
掘取機において、走行クローラ(18)の前後幅内に前記
掘取り刃(44)を取付けると共に、前記掘取り刃(44)
を左右幅方向に分割形成して各別に上下方向長さ調節自
在な上下調節フレーム(42)(43)に取付けるもので、
左右走行クローラ(18)(18)によって掘取り刃(44)
左右外側を囲むと共に、機体が左右に傾斜した状態で作
業を行うとき、上下調節フレーム(42)(43)を伸縮さ
せ、左右掘取り刃(44)(44)を昇降させて左右掘取り
深さを略等しくするように構成している。
せる掘取り刃(44)を走行機体(1)に備えると共に、
機体(1)を走行させる左右走行クローラ(18)(18)
の接地長左右幅内に前記掘取り刃(44)を配設する根采
掘取機において、走行クローラ(18)の前後幅内に前記
掘取り刃(44)を取付けると共に、前記掘取り刃(44)
を左右幅方向に分割形成して各別に上下方向長さ調節自
在な上下調節フレーム(42)(43)に取付けるもので、
左右走行クローラ(18)(18)によって掘取り刃(44)
左右外側を囲むと共に、機体が左右に傾斜した状態で作
業を行うとき、上下調節フレーム(42)(43)を伸縮さ
せ、左右掘取り刃(44)(44)を昇降させて左右掘取り
深さを略等しくするように構成している。
また前記掘取フレーム(40)上端に支持する横フレーム
軸(48)にエンジン(2)からの出力をスプロケット
(49)を介し入力するクランク部(50)を備え、該クラ
ンク部(50)をクランクアーム(51)を介し前記横軸
(41)に連動連結させて、前記クランク部(50)の駆動
でもって前記掘取り刃(44)を前後及び上下に振動させ
るように構成している。
軸(48)にエンジン(2)からの出力をスプロケット
(49)を介し入力するクランク部(50)を備え、該クラ
ンク部(50)をクランクアーム(51)を介し前記横軸
(41)に連動連結させて、前記クランク部(50)の駆動
でもって前記掘取り刃(44)を前後及び上下に振動させ
るように構成している。
一方、前記左右リンク(37)(37)の略中央間に横架す
る横パイプ(52)と左右のヒンジブラケット(36)(3
6)間に横架する横パイプ(53)間に油圧昇降シリンダ
(54)を介設させ、前記油圧ポンプ(14)からの油圧で
もって該昇降シリンダ(54)を適宜伸縮動作させ掘取装
置(39)の昇降を行うように構成している。
る横パイプ(52)と左右のヒンジブラケット(36)(3
6)間に横架する横パイプ(53)間に油圧昇降シリンダ
(54)を介設させ、前記油圧ポンプ(14)からの油圧で
もって該昇降シリンダ(54)を適宜伸縮動作させ掘取装
置(39)の昇降を行うように構成している。
なお、(55)は前記掘取り刃(44)の下部に固設して後
端を後方に延設する篩い線、(56)は前記ベースフレー
ム(3)の前端と受ケース(17)の前端とを連結する機
体フレームである。
端を後方に延設する篩い線、(56)は前記ベースフレー
ム(3)の前端と受ケース(17)の前端とを連結する機
体フレームである。
本実施例は上記の如く構成するものにして、前記掘取装
置(39)を管理機(1)に搭載し、走行部に走行クロー
ラ(18)を用いたものであって、栽培畝に生育されるし
ょうがの掘取り作業においては、栽培畝に対し直交方向
に形成されるしょうがの栽培条に沿って機体を走行させ
るもので、この作業中例え畝間を移動する場合でも前記
走行クローラ(18)の接地長でもって走行部が畝間に落
ち込むこともなく畝上面に沿った状態で安定走行する。
そして前記走行クローラ(18)の前後接地長間で左右ク
ローラ(18)(18)の左右接地長内に前記掘取り刃(4
4)が配設されることによって、該掘取り刃(44)は安
全保護されると共に、走行クローラ(18)の接地長を大
とすることによって作業中掘取り刃の土中へのくい込み
力で本機(1)側に沈み込むような下方向の掘取り抵抗
が作用しても沈み込むことなく掘取り深さ(t)を一定
に保ち、しかもけん引力も大とさせての確実にして効率
の良い掘取り作業が行えるものである。
置(39)を管理機(1)に搭載し、走行部に走行クロー
ラ(18)を用いたものであって、栽培畝に生育されるし
ょうがの掘取り作業においては、栽培畝に対し直交方向
に形成されるしょうがの栽培条に沿って機体を走行させ
るもので、この作業中例え畝間を移動する場合でも前記
走行クローラ(18)の接地長でもって走行部が畝間に落
ち込むこともなく畝上面に沿った状態で安定走行する。
そして前記走行クローラ(18)の前後接地長間で左右ク
ローラ(18)(18)の左右接地長内に前記掘取り刃(4
4)が配設されることによって、該掘取り刃(44)は安
全保護されると共に、走行クローラ(18)の接地長を大
とすることによって作業中掘取り刃の土中へのくい込み
力で本機(1)側に沈み込むような下方向の掘取り抵抗
が作用しても沈み込むことなく掘取り深さ(t)を一定
に保ち、しかもけん引力も大とさせての確実にして効率
の良い掘取り作業が行えるものである。
また前記ボルト(45)操作による掘取り刃(44)の左右
幅(D)の拡大調節でもってしょうが栽培条の1条から
2条の掘取り作業の変更が可能となって作業能率を向上
させることができる。
幅(D)の拡大調節でもってしょうが栽培条の1条から
2条の掘取り作業の変更が可能となって作業能率を向上
させることができる。
第6図は作業での他の態様例を示すもので、該実施例の
場合栽培畝に沿って機体を走行させるもので、左右走行
クローラ(18)の一方が畝間に嵌り込んで機体が傾いた
状態で作業が行われる場合でも中央で2分割される左右
掘取り刃(44)の支持高さを下調節フレーム(43)の上
下位置調節でもって異ならせることにより畝面に対し左
右掘取り刃(44)の掘取り深さを一定に保った状態とな
って支障なく作業が行われるものである。なお、前記掘
取り刃(44)の支持高さは畝高さ或いはしょうがの掘取
り深さなどに応じて任意に変更可能なものである。
場合栽培畝に沿って機体を走行させるもので、左右走行
クローラ(18)の一方が畝間に嵌り込んで機体が傾いた
状態で作業が行われる場合でも中央で2分割される左右
掘取り刃(44)の支持高さを下調節フレーム(43)の上
下位置調節でもって異ならせることにより畝面に対し左
右掘取り刃(44)の掘取り深さを一定に保った状態とな
って支障なく作業が行われるものである。なお、前記掘
取り刃(44)の支持高さは畝高さ或いはしょうがの掘取
り深さなどに応じて任意に変更可能なものである。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、根采作物の根
部を浮き上がらせる掘取り刃(44)を走行機体(1)に
備えると共に、機体(1)を走行させる左右走行クロー
ラ(18)(18)の接地長左右幅内に前記掘取り刃(44)
を配設する根采掘取機において、走行クローラ(18)の
前後幅内に前記掘取り刃(44)を取付けると共に、前記
掘取り刃(44)を左右幅方向に分割形成して各別に上下
方向長さ調節自在な上下調節フレーム(42)(43)に取
付けたもので、左右の走行クローラ(18)(18)によっ
て掘取り刃(44)を囲むから、方向転換場所(枕地)の
畦(土手)または作業者が掘取り刃(44)の左右側部に
接触するのを防止でき、安全に取扱える歩行型などの機
体構造を容易に構成できると共に、左右走行クローラ
(18)(18)の一方を畝上面に、もう一方を畝間の溝に
移動させる機体傾斜姿勢での作業において、左右の上下
調節フレーム(42)(43)の長さを異ならせることによ
り、左右に分割形成する各掘取り刃(44)(44)の掘取
り深さを略一定に保つことができ、左右の掘取り刃(4
4)掘取り深さを略均等にして適正な掘取り作用を容易
に得ることができるものである。
部を浮き上がらせる掘取り刃(44)を走行機体(1)に
備えると共に、機体(1)を走行させる左右走行クロー
ラ(18)(18)の接地長左右幅内に前記掘取り刃(44)
を配設する根采掘取機において、走行クローラ(18)の
前後幅内に前記掘取り刃(44)を取付けると共に、前記
掘取り刃(44)を左右幅方向に分割形成して各別に上下
方向長さ調節自在な上下調節フレーム(42)(43)に取
付けたもので、左右の走行クローラ(18)(18)によっ
て掘取り刃(44)を囲むから、方向転換場所(枕地)の
畦(土手)または作業者が掘取り刃(44)の左右側部に
接触するのを防止でき、安全に取扱える歩行型などの機
体構造を容易に構成できると共に、左右走行クローラ
(18)(18)の一方を畝上面に、もう一方を畝間の溝に
移動させる機体傾斜姿勢での作業において、左右の上下
調節フレーム(42)(43)の長さを異ならせることによ
り、左右に分割形成する各掘取り刃(44)(44)の掘取
り深さを略一定に保つことができ、左右の掘取り刃(4
4)掘取り深さを略均等にして適正な掘取り作用を容易
に得ることができるものである。
第1図は掘取装置の側面説明図、第2図は全体の側面
図、第3図は同正面図、第4図は同平面図、第5図は掘
取装置の背面説明図、第6図は作業での他の態様例を示
すものである。 (1)……管理機(走行機体) (18)……走行クローラ (44)……掘取り刃
図、第3図は同正面図、第4図は同平面図、第5図は掘
取装置の背面説明図、第6図は作業での他の態様例を示
すものである。 (1)……管理機(走行機体) (18)……走行クローラ (44)……掘取り刃
Claims (1)
- 【請求項1】根采作物の根部を浮き上がらせる掘取り刃
(44)を走行機体(1)に備えると共に、機体(1)を
走行させる左右走行クローラ(18)(18)の接地長左右
幅内に前記掘取り刃(44)を配設する根采掘取機におい
て、走行クローラ(18)の前後幅内に前記掘取り刃(4
4)を取付けると共に、前記掘取り刃(44)を左右幅方
向に分割形成して各別に上下方向長さ調節自在な上下調
節フレーム(42)(43)に取付けたことを特徴とする根
采掘取機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988129381U JPH0647215Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 根采掘取機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988129381U JPH0647215Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 根采掘取機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0249819U JPH0249819U (ja) | 1990-04-06 |
JPH0647215Y2 true JPH0647215Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=31383606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988129381U Expired - Lifetime JPH0647215Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 根采掘取機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0647215Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5338207A (en) * | 1976-09-21 | 1978-04-08 | Nec Corp | Timing regenerative system |
JPS5412531U (ja) * | 1977-06-28 | 1979-01-26 |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP1988129381U patent/JPH0647215Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0249819U (ja) | 1990-04-06 |
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