JPH08237087A - チャタリング除去回路 - Google Patents
チャタリング除去回路Info
- Publication number
- JPH08237087A JPH08237087A JP7041621A JP4162195A JPH08237087A JP H08237087 A JPH08237087 A JP H08237087A JP 7041621 A JP7041621 A JP 7041621A JP 4162195 A JP4162195 A JP 4162195A JP H08237087 A JPH08237087 A JP H08237087A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- buffer
- resistor
- integration filter
- capacitor
- providing
- Prior art date
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- Pending
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- Manipulation Of Pulses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 デューティー比が原波形から変化しないチャ
タリング除去回路を提供する。 【構成】 機械的接点の断続によってパルスを発生する
パルスジェネレータにおいて、一方の接点に所定の電位
を与えるプルアップ回路の後段にバッファを設け、前記
バッファの後段に抵抗とコンデンサによる積分フィルタ
を設け、前記積分フィルタの後段にバッファを設ける。
タリング除去回路を提供する。 【構成】 機械的接点の断続によってパルスを発生する
パルスジェネレータにおいて、一方の接点に所定の電位
を与えるプルアップ回路の後段にバッファを設け、前記
バッファの後段に抵抗とコンデンサによる積分フィルタ
を設け、前記積分フィルタの後段にバッファを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの回転などを検
出するための機械的接点の断続を利用してパルスを発生
させるパルスジェネレータのチャタリング除去回路に関
するものである。
出するための機械的接点の断続を利用してパルスを発生
させるパルスジェネレータのチャタリング除去回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電動機は従来産業界で広く利用されてい
ることはいうまでもないが、その中でも直流電動機は、
その制御の容易さやコストの安さから現在でも主流を占
めている。特に自動車分野では、パワーウインドモータ
やワイパーモータなど多用されている。
ることはいうまでもないが、その中でも直流電動機は、
その制御の容易さやコストの安さから現在でも主流を占
めている。特に自動車分野では、パワーウインドモータ
やワイパーモータなど多用されている。
【0003】従来の電動機は主としてパワーを取り出す
ために使用されていたが、近年パワー制御のみならず位
置・速度制御も必要とされるようになってきた。そのた
めには、電動機にパルスジェネレータのような回転セン
サを取り付ける必要がある。
ために使用されていたが、近年パワー制御のみならず位
置・速度制御も必要とされるようになってきた。そのた
めには、電動機にパルスジェネレータのような回転セン
サを取り付ける必要がある。
【0004】パルスジェネレータには、スリップリング
・リードスイッチのような機械的接点の断続によってパ
ルスを発生させる機械式と、ホール素子・ホールICの
ような電子式がある。電子式は組立上プリント配線板を
必要とするため、機械式と比べてコストが高くなる。
・リードスイッチのような機械的接点の断続によってパ
ルスを発生させる機械式と、ホール素子・ホールICの
ような電子式がある。電子式は組立上プリント配線板を
必要とするため、機械式と比べてコストが高くなる。
【0005】一方、機械式はコストは安いものの機械的
接点の振動などによりチャタリングが発生する。機械式
パルスジェネレータから取り出したパルスを制御に使用
するためには、フィルタを通してチャタリングによるノ
イズを除去しなければならない。
接点の振動などによりチャタリングが発生する。機械式
パルスジェネレータから取り出したパルスを制御に使用
するためには、フィルタを通してチャタリングによるノ
イズを除去しなければならない。
【0006】以下に従来のチャタリング除去回路につい
て説明する。図3は従来のチャタリング除去回路を示す
ものである。図3において、1は機械的接点によるパル
スジェネレータ、2はプルアップ抵抗、3は積分フィル
タを構成する抵抗、4は積分フィルタを構成するコンデ
ンサ、5はバッファである。
て説明する。図3は従来のチャタリング除去回路を示す
ものである。図3において、1は機械的接点によるパル
スジェネレータ、2はプルアップ抵抗、3は積分フィル
タを構成する抵抗、4は積分フィルタを構成するコンデ
ンサ、5はバッファである。
【0007】以上のように構成されるチャタリング除去
回路について、以下その動作について説明する。
回路について、以下その動作について説明する。
【0008】一方の接点はグランドに接続されており、
もう一方の接点はプルアップ抵抗2により、制御用電源
にプルアップされている。接点が接触するとA点の電位
はLOWになり、接点が離れるとA点の電位はHIGH
になる。このとき、接点の振動などにより図4(e)の
ようにチャタリングが発生する。このチャタリングを除
去するために、抵抗3とコンデンサ4により積分フィル
タを構成する。すると図4(f)のような波形となり、
バッファ(この図では、シュミットトリガ)を通して図
4(g)のような波形に整形する。
もう一方の接点はプルアップ抵抗2により、制御用電源
にプルアップされている。接点が接触するとA点の電位
はLOWになり、接点が離れるとA点の電位はHIGH
になる。このとき、接点の振動などにより図4(e)の
ようにチャタリングが発生する。このチャタリングを除
去するために、抵抗3とコンデンサ4により積分フィル
タを構成する。すると図4(f)のような波形となり、
バッファ(この図では、シュミットトリガ)を通して図
4(g)のような波形に整形する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、コンデンサにチャージするときは抵抗2と
抵抗3を介するが、コンデンサからディスチャージする
ときは抵抗3を介して行う。よって、パルスの立ち上が
りと立ち下がりで時定数が異なり、整形波形のデューテ
ィー比が変化するという問題があった。
の構成では、コンデンサにチャージするときは抵抗2と
抵抗3を介するが、コンデンサからディスチャージする
ときは抵抗3を介して行う。よって、パルスの立ち上が
りと立ち下がりで時定数が異なり、整形波形のデューテ
ィー比が変化するという問題があった。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、デュ
ーティー比が原波形から大きく変化しないチャタリング
除去回路を提供するものである。
ーティー比が原波形から大きく変化しないチャタリング
除去回路を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、一方の接点に所定の電位を与えるプルアッ
プ回路の後段にバッファを設け、前記バッファの後段に
抵抗とコンデンサによる積分フィルタを設け、前記積分
フィルタの後段にバッファを設けるように構成する。
するために、一方の接点に所定の電位を与えるプルアッ
プ回路の後段にバッファを設け、前記バッファの後段に
抵抗とコンデンサによる積分フィルタを設け、前記積分
フィルタの後段にバッファを設けるように構成する。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成により、積分フィルタの
充放電が同じ抵抗とコンデンサを介して行われるため、
整形波形のデューティーが変化しない。
充放電が同じ抵抗とコンデンサを介して行われるため、
整形波形のデューティーが変化しない。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図1および
図2を参照しながら説明する。
図2を参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例におけるチャタリ
ング除去回路である。図2は出力波形図であり、図の
(a),(b),(c),(d)はそれぞれ図1に示す
A点,B点,C点,D点での出力波形を示した図であ
る。
ング除去回路である。図2は出力波形図であり、図の
(a),(b),(c),(d)はそれぞれ図1に示す
A点,B点,C点,D点での出力波形を示した図であ
る。
【0015】図1において、バッファ6は図3に示す従
来のチャタリング除去回路に新たに追加したもので、抵
抗3とコンデンサ4による積分フィルタの動作がプルア
ップ抵抗2の影響を受けないようになっている。
来のチャタリング除去回路に新たに追加したもので、抵
抗3とコンデンサ4による積分フィルタの動作がプルア
ップ抵抗2の影響を受けないようになっている。
【0016】このため、充放電の時定数は同じとなり、
デューティー比は原波形と同じとなる。
デューティー比は原波形と同じとなる。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、一方の接点に所定の電位を与えるプルアップ
回路の後段にバッファを設け、前記バッファの後段に抵
抗とコンデンサによる積分フィルタを設け、前記積分フ
ィルタの後段にバッファを設けるように構成しているの
で、積分フィルタの時定数が同じになりデューティー比
は原波形とほぼ同じになる。
によれば、一方の接点に所定の電位を与えるプルアップ
回路の後段にバッファを設け、前記バッファの後段に抵
抗とコンデンサによる積分フィルタを設け、前記積分フ
ィルタの後段にバッファを設けるように構成しているの
で、積分フィルタの時定数が同じになりデューティー比
は原波形とほぼ同じになる。
【0018】よって、パルス周期から速度などを測定す
る場合に安定した出力を得ることが可能となる。
る場合に安定した出力を得ることが可能となる。
【図1】本発明の一実施例のチャタリング除去回路図
【図2】(a)図1に示す本発明のチャタリング除去回
路のA点での出力波形図 (b)同チャタリング除去回路のB点での出力波形図 (c)同チャタリング除去回路のC点での出力波形図 (d)同チャタリング除去回路のD点での出力波形図
路のA点での出力波形図 (b)同チャタリング除去回路のB点での出力波形図 (c)同チャタリング除去回路のC点での出力波形図 (d)同チャタリング除去回路のD点での出力波形図
【図3】従来のチャタリング除去回路図
【図4】(e)図3に示す従来のチャタリング除去回路
のA点での出力波形図 (f)同チャタリング除去回路のB点での出力波形図 (g)同チャタリング除去回路のC点での出力波形図
のA点での出力波形図 (f)同チャタリング除去回路のB点での出力波形図 (g)同チャタリング除去回路のC点での出力波形図
1 機械的接点を有するパルスジェネレータ 2 プルアップ用抵抗 3 積分フィルタ用抵抗 4 積分フィルタ用コンデンサ 5,6 バッファ
Claims (1)
- 【請求項1】機械的接点の断続によってパルスを発生す
るパルスジェネレータにおいて、一方の接点に所定の電
位を与えるプルアップ回路の後段にバッファを設け、前
記バッファの後段に抵抗とコンデンサによる積分フィル
タを設け、前記積分フィルタの後段にバッファを設けた
ことを特徴とする機械的接点を有するパルスジェネレー
タのチャタリング除去回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7041621A JPH08237087A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | チャタリング除去回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7041621A JPH08237087A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | チャタリング除去回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08237087A true JPH08237087A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12613414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7041621A Pending JPH08237087A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | チャタリング除去回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08237087A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007074294A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Freescale Semiconductor Inc | デグリッチ回路 |
-
1995
- 1995-03-01 JP JP7041621A patent/JPH08237087A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007074294A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Freescale Semiconductor Inc | デグリッチ回路 |
US7339404B2 (en) | 2005-09-06 | 2008-03-04 | Freescale Semiconductor, Inc. | Deglitch circuit |
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