JPH08237067A - 迅速加熱可能で消費電力の少ない調温制御発信器用共振器 - Google Patents

迅速加熱可能で消費電力の少ない調温制御発信器用共振器

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JPH08237067A
JPH08237067A JP5057467A JP5746793A JPH08237067A JP H08237067 A JPH08237067 A JP H08237067A JP 5057467 A JP5057467 A JP 5057467A JP 5746793 A JP5746793 A JP 5746793A JP H08237067 A JPH08237067 A JP H08237067A
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JP
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outer peripheral
peripheral portion
resonator
crystal
piezoelectric
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Application number
JP5057467A
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English (en)
Inventor
Raymond G Besson
ジー・ベッソン レイモン
Serge J Galliou
ジー・ガイウ セルジュ
Marc H Mourey
アッシュ・ムーレイ マルク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ecole National Superieure dArts et Metiers ENSAM
Ecole Nationale Superieure de Mecanique et des Microtechniques
Original Assignee
Ecole National Superieure dArts et Metiers ENSAM
Ecole Nationale Superieure de Mecanique et des Microtechniques
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/05Holders; Supports
    • H03H9/08Holders with means for regulating temperature
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/05Holders; Supports
    • H03H9/0595Holders; Supports the holder support and resonator being formed in one body

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い周波数の精度を持つとともに、その精度
の範囲に短時間で達することができ、しかも消費電力が
少ない共振器を提供する。 【構成】 この発明は、結晶に直接取り付けられ又は直
接取り付けられていない電極(19,20)を有する圧
電共振器に関するもので、圧電結晶は、中央部(1)
と、この中央部(1)の外周から離間して取り囲むよう
に設けられ、溝穴を有する中間部(4)によって中央部
(1)に連結されたリング状の外周部(2)とを備え、
外周部(2)は、中間部(4)のうち溝穴が設けられて
いない部分で構成された一つの連結橋部(3)によって
中央部(1)に連結されている。中央部(1)は結晶の
うち活性化される振動部分を構成し、外周部(2)は、
連結橋部(3)から熱的に可能な限り離間して配置され
た固定部材(5)により箱内に取り付けられている。固
定部材(5)と連結橋部(3)とにより結晶の支持手段
を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フランス国ベサンコ
ンのフランチェ・コムテ大学に所在する「エコール ナ
ショナル スーペリウール ドウ メカニーク エ デ
ミクロテクニーク」のクロノメトリック エレクトロ
ニク アンド ピアゾエレクトリックラボラトリーの、
メッサー アール ベッソン(Messrs. R. Besson)、
エスガイウ(S. Galliu)、エム ムーレイ(M. Moure
y)により開発されたものであり、圧電共振器に関する
ものである。より詳細には、本発明は、迅速加熱可能で
消費電力の少ない調温制御発信器用共振器であって、特
に航空工学における電気通信やレーダー技術のような激
しい動きを伴う広い分野において使用できるものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】圧電共振器としては多くの種類のものが
知られている。たとえば、共振器の結晶の表裏面が両面
平坦面、平坦面ー凸曲面、あるいは両凸曲面の円形石英
板で構成され、表裏面に金属製電極が直接取り付けられ
たもの(以下、このような電極のタイプを「付着型」と
いう)が知られている。
【0003】また、他の従来例としては、付着型電極を
有する石英板が石英リングによって外側から規制される
ことにより共振器の結晶を支持する構成としたものがあ
る。
【0004】さらに他の従来例として、共振器の結晶が
石英の小片で形成されたブリッジを介して石英リングに
連結されたものがある。この場合において、電極は付着
型でも付着型でないものであってもよい。付着型でない
電極の場合には、電極は結晶と同じかまたは類似の輪郭
を有する石英板に取り付けられる。また、電極を保持す
る石英板に設けられたリングにより結晶を保持するリン
グが保持される。
【0005】上記従来技術では、結晶をこれと結合され
るべき固定手段ないしは金属製熱放散手段等を必要とせ
ずに支持することができるので、極めて安定した周波数
を得るとともに耐衝撃性に優れたものとする可能性があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな安定した周波数を得るためには、極めてわずかな温
度の変動も結晶の振動周波数に影響を及ぼすため、正確
な温度制御が要求される。従来の共振器が温度変動を抑
制するために極めて高い精度を有する調温装置内に共振
器を配置しているのはそのような理由に基づく。
【0007】現時点では、10-9以内の周波数の精度を
持つとともに、そのような精度の範囲に4分以内で達す
ることができ、しかも消費電力が100mW以下の調温
制御発信器は提供されていない。それにもかかわらず、
そのような共振器は前記技術分野において極めて高く要
望されているのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、結晶に直接
取り付けられ又は直接取り付けられていない電極を有す
る圧電共振器であって、共振器は、密閉可能な箱と、こ
の箱内に配置され、箱の外部に延長させられた第1導線
及び第2導線にそれぞれ接続された第1電極及び第2電
極の間に介在させられた少なくとも1つの圧電結晶と、
この圧電結晶を箱内に取り付ける取付手段とを具備し、
圧電結晶は、中央部と、この中央部の外周から離間して
取り囲むように設けられ、溝穴が設けられるとともに半
径方向の幅が狭い中間部によって中央部に連結されたリ
ング状の外周部とを備え、外周部は、中間部のうち溝穴
が設けられていない部分により構成され、半径方向外方
へ小範囲で延在する1つの連結橋部によって中央部に連
結され、中央部は、結晶のうち活性化されて振動する部
分を構成し、外周部は、連結橋部から熱的に可能な限り
離間して配置された固定部材により箱内に取り付けら
れ、これにより、連結橋部と固定部材とにより結晶の取
付手段を構成している圧電共振器を提供する。
【0009】1つの連結橋部を有する第1の例において
は、熱伝導が良好なために、共振器の温度制御をきわめ
て高い精度で行なうことができる。
【0010】共振器は、1つの連結橋部から延在する周
縁部分のうち振動可能な中央部に可能な限り近接した部
分に配置された加熱部材と、加熱部材に近接して配置さ
れた温度センサーとをさらに具備し、これら加熱部材と
温度センサーは、温度センサーによる測定温度に基づい
て加熱部材に供給する電力量を調節することにより圧電
結晶の温度を一定にするように設けられている。
【0011】最初の例においては、リング状をなす外周
部は、切欠き部を構成するように分断され、切欠き部を
画成する壁面の一つは連結橋部の側面の一つであり、壁
面の他の一つは、固定部材が設けられた外周部の自由端
の端面であり、固定部材は、加熱部材と温度センサーが
設けられた連結橋部から熱的に可能な限り離間して配置
されている。
【0012】特徴的な例によれば、リング状をなす外周
部の幅は、連結橋部において最小とされるとともに連続
的に徐々に増加し、固定部材が設けられた外周部の自由
端で最大とされ、かつ、中間部の幅は一定とされてい
る。
【0013】第2の例によれば、結晶を箱に取り付ける
固定部材は、外周部のうち活性化される中央部に関して
一の連結橋部と反対側の部分に設けられ、外周部には、
中央部の両側に位置する複数の熱的くびれ部が対称的に
配置されることにより、固定部材と加熱部材及び温度セ
ンサーとが熱的に可能な限り離間して配置されている。
【0014】熱的くびれ部は、連結橋部の対称軸方向で
ある半径方向と直交する方向に設けられることが望まし
い。
【0015】特徴的な例によれば、リング状をなす外周
部は、外周部のうち連結橋部から熱的くびれ部まで延在
する第1の部分の第1の幅と、外周部のうち固定部材か
ら熱的くびれ部まで延在する第2の部分の第2の幅との
少なくとも2つの幅を有しており、中間部の溝穴の幅は
一定とされている。
【0016】
【実施例】本発明の他の特徴及び利点は図面を参照した
以下の説明によりさらに明確にされている。図1及び図
2はこの発明の共振器の2つの実施例を示す平面図及び
断面図である。共振器は、一般には石英板あるいは略円
形をなす圧電物質類似の形状を有している。この発明に
よれば、この板状体には、一部を除いてリング状に延在
する貫通孔が外周部分に沿って形成されている。このよ
うに板状体は、中央部1と、中間部4をまたぐように半
径方向へ突出したブリッジ3を介して中央部1に接続さ
れたリング状の外周部2から構成されている。上記貫通
孔は、たとえば超音波加工法を用いた一般的かつ単純な
方法で形成されている。また、ブリッジ3は、中央部1
と外周部2との間において厚さの不連続部分が生じない
ように形成されている。ブリッジ3は、その幅方向にお
いて中間部4の一部を占め、円周方向の長さは中間部4
の平均円周の5/100を上回らないように設定されて
いる。ブリッジ3を配置する位置は任意に設定されては
ならない。また、共振器の性能は結晶のヤング係数が絶
対的ないしは相対的に最大または最小となる円周方向の
位置に1つだけ配置された場合に特に良好となる。
【0017】結晶の中央部1は振動部分であり、その主
たる表面にはそれぞれ電極が取り付けられる。あるい
は、それら表面は、それらに対向配置されたディスクま
たは受け皿に独立して配置された電極と協働するように
構成される。
【0018】外周部2は共振器の支持部の役割を果たす
ものであり、クランプ機構を有する固定手段5によって
共振器を箱に固定するようになっている。好適には、外
周部2は例えば発信器あるいは安定器のような電気回路
を形成するための基板として使用される。
【0019】周知のように、参照周波数用に使用される
共振器の圧電結晶では、その逆転温度が引き上げられる
とともに、その温度が正確に維持されなければならな
い。この温度は、システムの安定性を長期にわたって可
能な限り良好に保つためには環境温度よりも高くなけれ
ばならない。
【0020】本発明によれば、結晶の中央部(振動部)
1を内部加熱することにより、この温度に達するととも
に維持することが可能となる。そのために、共振器の中
央部(振動部)1に近接した場所に、ブリッジ3から半
径方向外方へ延在する加熱部材6が配置されている。ま
た、この加熱部材6と近接した場所には温度センサー7
が配置され、温度センサー7もまた、結晶が達する温度
を正確に測定できるように振動部1の近傍すなわちブリ
ッジ3に位置させられている。
【0021】さらに、オンオフ回路のようなレギュレー
ションループ(図示していないが当業者であればごく普
通の技術である)を構成することにより、センサー(あ
るいは測定子)7の測定結果に基づいて加熱部材6に供
給する電力量を調整することにより、結晶が一定温度に
維持ざれる。
【0022】第1の実施例では、図1に示すように、リ
ング状の外周部2にはブリッジ3と幅がほぼ等しい切欠
き8が形成されている。切欠き8は、ブリッジ3の1つ
の側面と外周部2の自由端とにより画成され、これによ
り外周部2の一端を他から切り離している。外周部2の
内部には、高い耐熱性性を有する熱伝導体Loが加熱部
材6から外周部2の自由端側に配置された固定部材5ま
で外周部の平均長もって延在させられている。この構成
により、熱伝導体Loから中央部(振動部)へ熱の流れ
が導かれる。加熱部材6と固定部材5との間が外周部2
の長さ分最も離間しているので、共振器の温度制御およ
び共振器と外部との熱の絶縁を良好にすることができ
る。
【0023】熱の絶縁のために例えば図1(a)に示す
ような反射スクリーン10を取り付けた構造としてもよ
い。反射スクリーン10は、たとえば、共振器が電極を
直接取り付ける構造のものでない場合には、電極を取り
付けるためのディスクや受け皿の外周縁と一致させて取
り付けられる。また、共振器が電極を直接取り付ける構
造のものである場合には、外周部2に取り付けられる。
反射スクリーン10を取り付けることにより、内部が真
空とされる箱と共振器との間における熱の輻射による冷
却を減少させあるいは無くすことができる。後者のよう
な構造では、反射スクリーン(又は鏡)10は、外周部
2の中心部側を向く内周面に取り付けられる。
【0024】周波数の安定化のために必要とされる時間
は、主として共振器の熱抵抗値の影響を受け、その時間
は共振器特有の値であるとともに計算及び測定により得
ることができる。
【0025】特に、熱抵抗RRは角度(結晶の振動部
1の直径を、ブリッジ3の幅をLとしたときに、1/2
d・sin=Lの関係がある)により決定され、以下
の関係式により算出される。 RR=(1/2λe)[πー1/2](K/W) ここで、λは石英のブリッジへの方向における熱伝導
度、は石英の厚さである。上記関係式を適用すること
により、3分割でSCカットされた10MHzの共振器
では、630K/W〜140K/Wとなり、安定化のた
めの一定時間は12s〜60sとなる。外周部2におけ
るブリッジ3と固定部材5との間においては、それらの
間の熱抵抗値は約5000K/Wとなり良好な熱絶縁を
達成することができるので、加熱のための電力を小さく
することができる。実験によれば、電力を約30mWと
して加熱後3分で周波数を安定させることができた。
【0026】図2は本発明の第2実施例を示すものであ
る。この実施例では、外周部2を前記実施例のように切
欠き8で分断しないことにより、共振器の対称性を確保
するとともに共振器に負荷される加速度に対する感受性
を低くしている。また、外周部2の固定部材5は、加熱
部材6及び温度センサー(又は測定子)7に対して反対
側に配置されている。また、加熱部材6と固定部材5間
の熱抵抗を可能な限り高くするために、外周部2の両側
の中間部、つまり中央部1の両側にはくびれ部9が対称
に形成されている。好ましくは、くびれ部9はブリッジ
3の対称軸に沿う半径方向と直交する方向に配置され
る。
【0027】さらに、図3及び図4に示すように、外周
部2の厚さは均一である必要はない。図3に示す実施例
は外周部がつながっている場合の例であり、外周部は2
種類の互いに異なった厚さを有している。外周部2の一
方の部分の厚さは、ブリッジ3から対称配置されたくび
れ部9まで延在する部分により定義され、他方の部分の
厚さは固定部材5からくびれ部9まで延在する部分によ
おり定義される。なお、中間部4の厚さは一定とされて
いる。
【0028】図4に示す実施例は、外周部2が分断され
た構造の例である。この実施例では、外周部2の厚さ
は、加熱部材6及び温度センサー(又は測定子)7が配
置されたブリッジ3の部分で最小とされ、その部分から
徐々に増加して加熱部材5が固定された自由端で最大と
なっている。なお、中央部1の直径は一定とされてい
る。また、中間部4の半径方向の幅も小さな一定の値と
されている。
【0029】図5ないし図8は共振器が箱15の中に取
り付けられた状態を示し、電極が共振器に直接取り付け
られた例とそれでない例とをそれぞれ示すものである。
【0030】図5及び図6に示すように、箱15は基板
16とこの基板16に取り付けられた例えば円筒状の縦
壁17とを具備し、縦壁17にはクランパー18が支持
されている。クランパー18は、共振器の外周部2を把
持している。結晶1の振動部分には、電極19,20が
例えば添着により取り付けられている。電極19,20
には導線21,22が接続され、これにより信号を発す
る図示しない電気回路に接続されている。なお、電気回
路は通常は箱15の外側に設けられる。しかしながら、
共振器の外周部2は、前述のように共振器の回路を構成
するための基板とされることもある。
【0031】図7及び図8は、電極を共振器に取り付け
ない場合の例を示すものである。この実施例において、
共振器の外周部2は、共振器全体を覆う上部支持体23
及び下部支持体24によって把持されている。上部支持
体23及び下部支持体24の内面には、電極19,20
が結晶1の振動部分に対向して取り付けられている。ま
た、前記実施例と同様に、電極19,20には導線2
1,22が接続され、これにより電気回路に接続されて
いる。なお、この例でも電気回路は通常は箱15の外側
に設けられる。図7及び図8に示すように、クランパー
18は、共振器の外周部ではなくて上部支持体23及び
下部支持体24の外面を把持している。また、クランパ
ー18は、面接触により把持する場合(図5及び図7)
と、点接触により把持する場合(図6及び図8)があ
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
高い周波数の精度を持つとともに、その精度の範囲に短
時間で達することができ、しかも消費電力が少ない共振
器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】共振器の外周部が分断されている本発明の実施
例を示す平面図である。また、(a)は、上記平面図の
1a−1a線断面図である。
【図2】共振器の外周部が分断されていない本発明の他
の実施例を示す平面図である。
【図3】図2に示す例と類似の形状を有する実施例であ
って、共振器の外周部の厚さが円周方向において互いに
異なる例を示す平面図である。
【図4】図1に示す例と類似の形状を有する実施例であ
って、共振器の外周部の厚さが円周方向に向かって徐々
に変化する例を示す平面図である。
【図5】共振器が箱の中に配置された状態を示す図1に
おけるVーV線断面図であって、共振器に電極が直接取
り付けられた例を示す図である。
【図6】共振器が箱の中に配置された状態を示す図1に
おけるVIーVI線断面図であって、共振器に電極が直接取
り付けられた例を示す図である。
【図7】共振器が箱の中に配置された状態を示す図1に
おけるVIIーVII線断面図であって、共振器に電極が直接
取り付けられていない例を示す図である。
【図8】共振器が箱の中に配置された状態を示す図1に
おけるVIIIーVIII線断面図であって、共振器に電極が直
接取り付けられていない例を示す図である。
【符号の説明】
1 中央部 2 外周部 3 ブリッジ(連結橋部) 4 中間部 5 固定部材 6 加熱部材 7 温度センサー 8 切欠き部 9 くびれ部(熱的くびれ部) 19,20 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 セルジュ ジー・ガイウ フランス・25170・オードゥ・シュマン・ デ・ラ・フォンテーヌ・(番地なし) (72)発明者 マルク アッシュ・ムーレイ フランス・25000・ブザンソン・アヴェニ ュ・ドゥ・コマンダン・マルソー・21

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶に直接取り付けられ又は直接取り付
    けられていない電極を有する圧電共振器であって、上記
    共振器は、密閉可能な箱と、この箱内に配置され、上記
    箱の外部に延長させられた第1導線及び第2導線にそれ
    ぞれ接続された第1電極及び第2電極の間に介在させら
    れた少なくとも1つの圧電結晶と、この圧電結晶を上記
    箱内に取り付ける取付手段とを具備し、上記圧電結晶
    は、中央部と、この中央部の外周から離間して取り囲む
    ように設けられ、溝穴が設けられた半径方向の幅が狭い
    中間部によって上記中央部に連結されたリング状の外周
    部とを備えた共振器において、上記外周部は、上記中間
    部のうち上記溝穴が設けられていない部分により構成さ
    れ、半径方向外方へ小範囲で延在する1つの連結橋部に
    よって上記中央部に連結され、上記中央部は、上記結晶
    のうち活性化されて振動する部分を構成し、上記外周部
    は、上記連結橋部から熱的に可能な限り離間して配置さ
    れた固定部材により上記箱内に取り付けられ、これによ
    り、上記連結橋部と上記固定部材とにより上記結晶の上
    記取付手段を構成している圧電共振器。
  2. 【請求項2】 前記1つの連結橋部から延在する周縁部
    分のうち振動可能な上記中央部に可能な限り近接した部
    分に配置された加熱部材と、上記加熱部材に近接して配
    置された温度センサーとをさらに具備し、これら加熱部
    材と温度センサーは、温度センサーによる測定温度に基
    づいて加熱部材に供給する電力量を調節することにより
    前記圧電結晶の温度を一定にするように設けられている
    請求項1に記載の圧電共振器。
  3. 【請求項3】 リング状をなす前記外周部は、切欠き部
    を構成するように分断され、上記切欠き部を画成する壁
    面の一つは前記連結橋部の側面の一つであり、上記壁面
    の他の一つは、前記固定部材が設けられた上記外周部の
    自由端の端面であり、上記固定部材は、加熱部材と温度
    センサーが設けられた上記連結橋部から熱的に可能な限
    り離間して配置されている請求項1に記載の圧電共振
    器。
  4. 【請求項4】 リング状をなす前記外周部の幅は、前記
    連結橋部において最小とされるとともに連続的に徐々に
    増加し、固定部材が設けられた外周部の自由端で最大と
    され、かつ、前記中間部の幅は一定とされている請求項
    3に記載の圧電共振器。
  5. 【請求項5】 前記結晶を前記箱に取り付ける前記固定
    部材は、前記外周部のうち活性化される前記中央部に関
    して前記一の連結橋部と反対側の部分に設けられ、上記
    外周部には、上記中央部の両側に位置する複数の熱的く
    びれ部が対称的に配置されることにより、上記固定部材
    と上記加熱部材及び上記温度センサーとが熱的に可能な
    限り離間して配置されている請求項1に記載の圧電共振
    器。
  6. 【請求項6】 前記熱的くびれ部は、前記連結橋部の対
    称軸方向である半径方向と直交する方向に設けられてい
    る請求項5に記載の圧電共振器。
  7. 【請求項7】 リング状をなす前記外周部は、上記外周
    部のうち前記連結橋部から前記熱的くびれ部まで延在す
    る第1の部分の第1の幅と、上記外周部のうち上記固定
    部材から上記熱的くびれ部まで延在する第2の部分の第
    2の幅との少なくとも2つの幅を有しており、前記中間
    部の溝穴の幅は一定とされている請求項6に記載の圧電
    共振器。
  8. 【請求項8】 前記一の連結橋部は、前記結晶のヤング
    係数が絶対的ないしは相対的に最小または最大となる方
    向に位置させられている請求項1に記載の圧電共振器。
  9. 【請求項9】 前記外周部は、前記中央部に対向する内
    面側に配置された反射スクリーンによって覆われること
    により、上記結晶からの熱輻射が減少させられている請
    求項1に記載の圧電共振器。
  10. 【請求項10】 前記共振器は、前記圧電結晶の逆転温
    度よりも大幅に低い雰囲気に置かれている請求項1に記
    載の圧電共振器。
  11. 【請求項11】 前記外周部は、前記共振器と協働する
    発信器用回路または安定化用増幅回路のための電気回路
    を構成する基板として使用される請求項1に記載の圧電
    共振器。
  12. 【請求項12】 前記外周部は、前記共振器と協働する
    発信器用回路または安定化用増幅回路のための電気回路
    を構成する基板として使用される請求項1に記載の圧電
    共振器。
  13. 【請求項13】 請求項1に従った共振器の迅速加熱可
    能で消費電力の少ない調温制御発信器用共振器としての
    使用。
JP5057467A 1992-03-17 1993-03-17 迅速加熱可能で消費電力の少ない調温制御発信器用共振器 Pending JPH08237067A (ja)

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