JPH08236902A - プリント配線板の製造方法及び製造装置 - Google Patents
プリント配線板の製造方法及び製造装置Info
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- JPH08236902A JPH08236902A JP4186495A JP4186495A JPH08236902A JP H08236902 A JPH08236902 A JP H08236902A JP 4186495 A JP4186495 A JP 4186495A JP 4186495 A JP4186495 A JP 4186495A JP H08236902 A JPH08236902 A JP H08236902A
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Abstract
ーキングの少なくとも2種を形成するためのインクを保
持するインクタンクとこれらのインクを吐出するための
記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置を用いて、
エッチングレジスト、ソルダーレジスト、マーキングパ
ターン印刷の内いずれか2種以上を前記したインクジェ
ット記録装置にて行う。 【効果】 各工程で装置を共有することで、メンテナン
スの時間、そのための教育、習熟が容易となり、インク
ジェット記録方式によるプリント配線板の製造における
利点を損なわずに、プリント配線基板のコスト低減が図
れる。
Description
を用いたプリント配線板の製造方法及びそれに用いられ
るインクジェット記録装置に関する。
は、ガラス布にエポキシやポリイミド等の樹脂を含浸さ
せたものや、セラミック、ベークライト等の基体の上に
金、銀、銅、白金、アルミニウム等の金属を設けた基板
に、導体回路パターンに相当するレジストのパターンを
形成した後、エッチング処理により導体回路パターンを
形成し、更に、表面に保護用のレジストパターンを形成
し、最終的に部品実装のための情報を表面にマーキング
印刷するという方法が採られていた。上記したレジスト
パターンの形成やマーキング印刷には、液状あるいは予
め一定の厚さに成形された、通称ドライフィルム(以下
DFと称す)と呼ばれる感光性樹脂を基板上に設けた
後、所望のパターンに対応するフォトマスクを通して紫
外線露光した後、現像処理を行うか、あるいは所望のパ
ターンに対応したスクリーン版を用いてスクリーン印刷
によりパターン形成を行っていた。
では、CAD等で設計したデータから、フォトマスクあ
るいはスクリーン版を作成しなければならず、そのため
のコストや作成期間を要すという問題を有していた。ま
た、設計の一部を変更する場合でもフォトマスクあるい
はスクリーン版を新たに作成し直さなければならず、容
易ではなかった。また、パターン形成までの工程が長
く、且つ複雑であるという問題も有していた。
で使用する薬品類に費用がかかり、環境問題の観点から
使用した現像液の処理のための設備や工程に対する配慮
が必要であるという問題も有していた。
版を作成せず、基板上に設けたDF等の感光性樹脂にC
ADのデータに対応するレーザー光を直接走査させ、パ
ターン形成を行い、その後現像を行うという方法も採用
されている。
スクあるいはスクリーン版の作成の問題は解決するもの
の、高価な光学系や、タクトを稼ぐためレーザー光を複
数設けるなど、装置コストが高いという問題が新たに発
生する。また、現像時の問題は解決されない。
びによるテンションの劣化により塗布厚や位置精度のバ
ラツキが生じないように、印刷条件を厳しく管理する必
要があった。また、使用した版を洗浄する際に薬品を使
用するため、やはり環境問題に対する配慮が必要であっ
た。スクリーン印刷法でも、版を洗浄する際、薬品を使
用するため、やはり環境問題に対する配慮が必要であっ
た。
て、特に少量多品種の生産においては、マスクやスクリ
ーン版の費用に占める割合が相対的に大きくなり、また
段取り替え作業のために製造ラインを停止するという時
間的ロスも相対的に大きくなり、対応が困難であるとい
う問題も有している。
インクジェットによりレジストパターンを直接描画する
という方法が提案されている。例えば、特開昭56−6
6089号、同56−157089号、同58−507
94号公報においては、導体のエッチングを行う際に使
用されるレジストパターンをインクジェットにより形成
している。また、特公昭59−41320号公報におい
ては、導体層と絶縁層をインクジェットにより形成して
いる。
ADで作成されたデータをインクジェット用に変換する
だけで、マスクやスクリーン印刷版を必要とせず、設計
の一部の変更にも容易に対応でき、治工具の段取り替え
も必要なく、費用や納期が少なくてすむ。特に少量多品
種生産に有利な方法であるといえる。また、レジストパ
ターンを直接描画できるために、レジストの現像が必要
なくなり、環境問題に対しても有効である。特にインク
ジェットとして必要なところだけレジストを吐出するこ
とができるドロップ・オン・デマンド方式のインクジェ
ットを用いればレジストの使用量は非常に少なくてすむ
という利点がある。また装置は、レーザー光線を走査す
る方法のような高価な光学系が不必要であるため、安価
にできるという利点もある。図4に従来のプリント配線
板の製造フローの一例を、図5にはインクジェット方式
を用いた場合の従来のプリント配線板の製造フローの一
例を示す。
ト方式を用いたプリント配線板の製造方法においても、
エッチングレジストのパターン形成工程、ソルダーレジ
ストのパターン形成工程、あるいはマーキング印刷工程
のいずれか一つの工程でインクジェット方式を使用する
か、若しくは複数の工程で使用されるにしても各工程毎
に専用のインクジェットプリンターを配置することしか
考えられていなかった。そのため、必要以上の投資をす
るために上記したインクジェット方式の長所を生かしき
っているとはいい難かった。
リント配線板の製造方法に対する問題点を解決する新規
なプリント配線板の製造方法及びそのための製造装置を
提供する。
ト配線板を製造するに当り、導体回路パターンを形成す
るためのエッチングレジスト、導体回路パターンを保護
するためのソルダーレジスト、及び部品実装のための情
報を示すためのマーキングの少なくとも2種を形成する
ためのインクを保持するインクタンクと該インクを吐出
するためのインクジェット記録ヘッドを備えたインクジ
ェット記録装置を用い、エッチングレジストパターン形
成を行う工程、ソルダーレジストのパターン形成を行う
工程、及びマーキング印刷の工程のうち、少なくとも2
つの工程を前記のインクジェットプリント装置により行
うことを特徴とする。
成を行う工程、及びマーキング印刷の工程を一回のイン
クジェットプリントにより行うことを特徴とする。
インクのうち、少なくとも2種は硬化剤成分を含まず、
前記インクの吐出を行う記録ヘッドとは異なる記録ヘッ
ドに接続されたインクタンクに前記インクに共通の硬化
剤成分を含有するインクを保持したインクジェット記録
装置を用い、硬化剤を含まないインクによるパターン形
成の前若しくは後に共通の硬化剤成分を含有するインク
を前記パターンの形成部位に形成して、前記パターンを
硬化させることを特徴とする。
色で複数形成することを特徴とする。
される第1液体を収容する第1領域と、気泡形成用の第
2液体を収容する第2領域と、前記第1領域と第2領域
とを区分すると共に吐出口側に対して相対的に近い側に
自由端を、相対的に遠い側に支点を有する可動部材を具
備する分離壁を有し、前記第2液体による気泡形成に伴
って前記可動部材の自由端を変形せしめ、前記気泡を前
記第1領域内に侵入させて前記第1液体を吐出口から吐
出させるインクジェット記録ヘッドであって、前記第2
液体を共通とする。
複数の工程を行うことにより、設備投資が少なくてす
み、それによりメンテナンスする装置の台数が減り、ま
たメンテナンス作業時間の短縮に寄与する。また、メン
テナンスのための教育、作業の習熟にかかる時間が少な
くてすむ。これらの利点から安価なプリント配線板を提
供できる。
キング印刷では、エッチングレジストパターンの形成と
は異なり、後工程(乾燥、硬化)が共有できるために一
回のインクジェットプリント走査により同時に形成でき
る。これにより更に工程数を減じることが可能となり、
プリント配線板の更なる低コスト化が図れる。
ンクジェット記録装置では、最も安定性の悪いインクに
よりメンテナンス期間が決まってしまうが、異なるプロ
セスで使用するインクの硬化剤成分を同一の組成とし、
硬化剤成分を除いたインクと硬化剤成分のみを含有する
インクとを分けて保持し、インクジェットプリント時に
混合するようにしておくことで、硬化剤成分を合わせ含
むインクの場合に比べて装置内でのインクの保存安定性
が良くなり、メンテナンス期間が飛躍的に長くなる。ま
た、インク数も硬化剤成分を共通として1種にすること
で、必要以上に多くなることはない。
インクジェット記録ヘッドを用いることにより、インク
ジェット記録方式の中でも熱エネルギーを利用して飛翔
液滴を形成して記録行う場合に、インク成分が直接熱作
用部に接触することがなくなるため、インクの保存安定
性が更に向上し、メンテナンスの容易化を実現する。
するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもの
ではない。
ク101、102、103、104の夫々に、表1〜表
4に示すインクを充填した。
及び副走査方向の解像度600dpi、駆動周波数4K
Hzのバブルジェット方式のインクジェットプリンター
で、インクジェット記録ヘッドはノズル数64本のヘッ
ドを4個まとめたもので、各ヘッドは上記したインクを
夫々吐出するように接続されている。
処理したプリント配線板用銅張り積層板(民生用片面銅
箔厚さ35μm、基板厚さ1.2mm)上に、表1に示
すエッチングレジストを印刷した。印刷データは、入力
装置(パーソナルコンピュータ、不図示)よりプリンタ
ーに転送した。印刷終了後、基板を120℃のオーブン
で15分加熱乾燥して、溶剤分を除去した。
のエッチング処理を行った。処理は40℃、スプレー方
式にて4分間行った。水洗後、2%苛性ソーダ水溶液の
スプレーで2分間処理しエッチングレジストを剥離した
後、乾燥した。得られた配線パターンは断線、ショート
等の欠陥がなく、設計を満足するものであった。
ジェット記録装置を用い、表2のソルダーレジスト1に
接続されたインクジェットヘッドから吐出を行い、ソル
ダーレジストパターンを印刷した。ここでは、後工程で
行う電気部品の接続部がレジストで覆われないように
し、その他の部分はレジストで被覆されるパターンとし
た。印刷は、レジスト厚を厚くする目的で、同じパター
ンを2回印刷した。その後120℃で15分間乾燥し
た。
品のうち、自動挿入される部品に対応する位置にはマー
キングインク1で、また、手挿入する電気部品に対応す
る位置には、マーキングインク2で、マーク印刷を行っ
た。この印刷には、先に使用したインクジェット記録装
置を用い一度に2色のマーキング印刷を行った。その後
120℃で15分間乾燥後、紫外線を3J/cm2で照
射し、前記ソルダーレジスト及びマーキングインクを同
時に硬化処理した。
電気的特性は良好で、また、マーキングは自動挿入と手
挿入で色分けがされているので、作業者の間違いがな
く、また作業も容易であった。更にマーキングの剥がれ
等のトラブルもなかった。
を用い、インクジェット記録ヘッドとして図2に示すも
のを用いた。図2(a)は、本実施例に用いたインクジ
ェット記録ヘッドのノズル断面図であり、(b)は図2
(a)のA−A断面をA方向から見た図、(c)はA−
A断面をB方向から見た図である。
ェット記録ヘッドは、電気熱変換素子(以下、ヒーター
と称す)205が形成されている基板201、気泡発生
用液体を収容する発泡液流路206、吐出用液体を収容
するインク流路204、インク流路204とインク吐出
口203が一体で成形されている溝付き天板202、発
泡液流路206とインク流路204を分離する分離壁2
08から構成されている。
れており、この可動部材207は、インクが吐出するた
めのインク吐出口203に近い側が自由端であり、イン
ク吐出口203に遠い側が支点であり、いわば片もち梁
形状のバネとなっている。209は、各ノズルを分離す
る分離壁である。可動部材207はヒーター205の直
上の位置に形成されている。
09は、ニッケルの電鋳で一体に形成されており、基板
201と接合することによって発泡液流路206を形成
する。溝付き天板202はポリサルフォンの成形品にレ
ーザー加工によりインク吐出口203を形成したもので
ある。
いて説明する。
5がOFFの場合を示す。このとき、分離壁208に形
成されている可動部材207の変形はなく、吐出量はゼ
ロである。発泡液は、発泡液流路206に供給され、少
なくともヒーター205上を覆うように供給される。そ
の供給方法は循環系により加圧、吸引口を設けることに
より供給するが、ヒーター上を覆うように供給されるの
であれば循環系に限らずどのような方法を採用しても良
い。
に供給される。吐出インクは吐出口まで完全に満たされ
るよう、加圧供給、又は、加圧供給後、吐出口からの吸
引によって供給される。
態を示している。発泡液流路206に満たされている発
泡液は、ヒーター205の加熱に伴い気泡を発生させ、
その発泡エネルギーは可動部材207を変位量Hだけ押
し上げる。そして気泡は稼動部材207の変位量Hの隙
間から、吐出インク流路204に進入し、インクをイン
ク量Vだけ吐出させる。
と共通の下記表5の組成のものを用いた。
充填し、インクジェット記録ヘッド200の発泡液流路
206に供給した(供給経路は不図示)。またインクタ
ンク102、103、104には下記表6〜8の組成の
インクを夫々充填した。
回路パターンを有する基板を上記インクを充填したイン
クタンクを装着したインクジェット記録装置300でプ
リントを行った。プリントパターンは、ソルダーレジス
ト2に対しては、ソルダーレジストのパターンを、ま
た、マーキングインク3に対しては、電気部品の自動挿
入に関する情報を、マーキングインク4に対しては、電
気部品の手挿入に関する情報をそれぞれ印刷し、これら
の印刷をインクジェット記録装置の一回の通過により終
了させた。
外線を4J/cm2で照射し、前記ソルダーレジスト及
び2色のマーキングインクを同時に硬化処理した。
2色のマーキング印刷を一回の印刷で行ったが、実施例
1と同様、このようにして得られたプリント配線板の電
気的特性は良好で、また、マーキングは自動挿入と手挿
入で色分けがされているので、作業者の間違いがなく、
また作業も容易であった。更にマーキングの剥がれ等の
トラブルもなかった。
は、実施例2で用いたものを使用した。実施例2と同じ
組成の発泡液をインクタンク101に充填し、インクタ
ンク102、103、104には、下記表9〜11に示
す組成のインクを充填した。
回路パターンを有する基板を上記インクを充填したイン
クタンクを装着したインクジェット記録装置300でプ
リントを行った。プリントパターンは、ソルダーレジス
ト3に対しては、ソルダーレジストのパターンを、ま
た、マーキングインク5に対しては、電気部品の実装に
関する情報を、硬化剤インクに対しては、上記ソルダー
レジストパターン及びマーキングパターンの印刷領域全
面に塗布されるように印刷した。印刷はインクジェット
記録装置の一回の通過により終了させた。印刷後、12
0℃で30分間乾燥及び熱硬化処理を行った。
マーキング印刷を一回の印刷で行ったが、実施例1と同
様、得られたプリント配線板の電気的特性は良好であっ
た。また、後工程でのマーキングインクの剥がれ等のト
ラブルもなかった。さらに、インクの硬化剤成分を樹脂
成分と別のインクタンクに充填しており、かつソルダー
レジストとマーキングインクとを共通の硬化剤で硬化さ
せるため、保存安定性が良好であるばかりでなく、イン
クタンクの数は一つ増えるだけですむため、それに伴う
コスト増を抑えることができる。
ント配線板を製造することができる。また、各工程で共
通の装置を使用するためメンテナンスの時間が節約で
き、メンテナンスの習熟、教育という観点からも好まし
い結果が期待できる。また、インクジェット記録法によ
る利点、即ち、フォトマスクやスクリーン印刷版の費用
や納期が掛からず、設計の一部変更に際しても容易に対
処で、工程が短く簡単で、特に少量多品種生産にも対応
が容易であり、環境に対しても好ましいという利点を十
分に生かすことができる。
置の斜視図である。
ト記録ヘッドの縦断面図、(b)は(a)のA−A線で
のA方向からの横断面図、(c)はB方向からの横断面
図である。
を説明する図であり、(a)は待機状態、(b)は作動
状態を示す。
る。
ント配線板の製造フローの一例である。
Claims (10)
- 【請求項1】 インクジェット記録法によりプリント配
線板を製造するに当り、導体回路パターンを形成するた
めのエッチングレジスト、導体回路パターンを保護する
ためのソルダーレジスト、及び部品実装のための情報を
示すためのマーキングの少なくとも2種を形成するため
のインクを保持するインクタンクと該インクを吐出する
ためのインクジェット記録ヘッドを備えたインクジェッ
ト記録装置を用い、エッチングレジストパターン形成を
行う工程、ソルダーレジストのパターン形成を行う工
程、及びマーキング印刷の工程のうち、少なくとも2つ
の工程を前記のインクジェットプリント装置により行う
ことを特徴とするプリント配線板の製造方法。 - 【請求項2】 前記ソルダーレジストのパターン形成を
行う工程、及びマーキング印刷の工程を一回のインクジ
ェットプリントにより行うことを特徴とする請求項1の
プリント配線板の製造方法。 - 【請求項3】 前記プリント配線板の製造に用いるイン
クのうち、少なくとも2種は硬化剤成分を含まず、前記
インクの吐出を行う記録ヘッドとは異なる記録ヘッドに
接続されたインクタンクに前記インクに共通の硬化剤成
分を含有するインクを保持したインクジェット記録装置
を用い、硬化剤を含まないインクによるパターン形成の
前若しくは後に共通の硬化剤成分を含有するインクを前
記パターンの形成部位に形成して、前記パターンを硬化
させることを特徴とする請求項1又は2に記載のプリン
ト配線板の製造方法。 - 【請求項4】 マーキング印刷を2色以上の異なる色で
複数形成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
に記載のプリント配線板の製造方法。 - 【請求項5】 インクジェット記録ヘッドが、吐出され
る第1液体を収容する第1領域と、気泡形成用の第2液
体を収容する第2領域と、前記第1領域と第2領域とを
区分すると共に吐出口側に対して相対的に近い側に自由
端を、相対的に遠い側に支点を有する可動部材を具備す
る分離壁を有し、前記第2液体による気泡形成に伴って
前記可動部材の自由端を変形せしめ、前記気泡を前記第
1領域内に侵入させて前記第1液体を吐出口から吐出さ
せるインクジェット記録ヘッドであって、前記第2液体
を共通とする請求項1〜4のいずれかに記載のプリント
配線板の製造方法。 - 【請求項6】 インクジェット記録法によりプリント配
線板を製造するに当り、導体回路パターンを形成するた
めのエッチングレジストパターン形成を行う工程、導体
回路パターンを保護するためのソルダーレジストのパタ
ーン形成を行う工程、及び部品実装のための情報を示す
ためのマーキング印刷の工程のうち、少なくとも2つの
工程を一台のインクジェット記録装置により行うため
に、前記エッチングレジスト、ソルダーレジスト、及び
マーキングの少なくとも2種を形成するためのインクを
保持するインクタンクと該インクを吐出するためのイン
クジェット記録ヘッドを備えたインクジェット記録装
置。 - 【請求項7】 前記ソルダーレジストのパターン形成を
行う工程、及びマーキング印刷の工程を一回のインクジ
ェットプリントにより行うことが可能な請求項6のイン
クジェット記録装置。 - 【請求項8】 前記プリント配線板の製造に用いるイン
クのうち、少なくとも2種は硬化剤成分を含まず、前記
インクの吐出を行う記録ヘッドとは異なる記録ヘッドに
接続されたインクタンクに前記インクに共通の硬化剤成
分を含有するインクを保持したインクジェット記録装置
であって、硬化剤を含まないインクによるパターン形成
の前若しくは後に共通の硬化剤成分を含有するインクを
前記パターンの形成部位に形成して、前記パターンを硬
化させることが可能な請求項6又は7に記載のインクジ
ェット記録装置。 - 【請求項9】 2色以上の異なる色で複数のマーキング
印刷を行うためのインクタンク及び記録ヘッドを具備す
る請求項6〜8のいずれかに記載のインクジェット記録
装置。 - 【請求項10】 インクジェット記録ヘッドが、吐出さ
れる第1液体を収容する第1領域と、気泡形成用の第2
液体を収容する第2領域と、前記第1領域と第2領域と
を区分すると共に吐出口側に対して相対的に近い側に自
由端を、相対的に遠い側に支点を有する可動部材を具備
する分離壁を有し、前記第2液体による気泡形成に伴っ
て前記可動部材の自由端を変形せしめ、前記気泡を前記
第1領域内に侵入させて前記第1液体を吐出口から吐出
させるインクジェット記録ヘッドであって、前記第2液
体を共通とする請求項6〜9のいずれかに記載のインク
ジェット記録装置。
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JP4186495A JP3599404B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | プリント配線板の製造方法及び製造装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH08236902A true JPH08236902A (ja) | 1996-09-13 |
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JP4186495A Expired - Fee Related JP3599404B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | プリント配線板の製造方法及び製造装置 |
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